JP2562769B2 - 会計経理上の有意情報の表示方法 - Google Patents

会計経理上の有意情報の表示方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、会計経理上の有意情
報の表示方法に関する。
【0002】
【従来の技術】最近では、人工知能(AI)を利用する
ことによって、専門家の仕事を、一般的な職員が専門知
識をそれほど知らなくとも、出来るような分野が多くな
ってきた。このようなエキスパートシステムは、ある分
野の専門知識とコンピュータのシステムの知識とを合体
したもので、会計経理上の特定の分野のジョブについて
は、ほぼ完成された一定のエキスパートプログラムが作
成できる。一方、専門分野の有意な知的結果情報が得ら
れても、結果情報は表現形式の編集処理がなされてない
ものが多く、一般の使用者の目には理解しにくい場合が
少なくなかった。このような場合はもう一度、経理の専
門家に見せて解読してもらったり、社内のシステム開発
者に見易い形式に編集処理させているのが実状である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来では、せっかく得
られた会計経理分野の有意な知的結果情報であっても、
その解読や編集にはさらにソフト専門家の能力と責任に
負担をかけていた。他社のソフト専門家や社内のソフト
開発部門では、コンピュータソフトについては専門知識
が豊富であっても、経理業務知識については経験が浅い
場合が、多いので時間と労力がかかるという問題があっ
た。この発明は上記問題点を解決するためになされたも
ので、計算機やシステム開発に関して特別な能力や資質
を要することなく、情報処理装置から得られた知的結果
である会計経理情報を、一般の使用者が一見して理解で
きるような形式に自動的に、編集して表示する会計経理
上の有意情報の表示方法を提供することを目的としてい
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、論理処理をす
る情報処理装置の物理的構成体について規格特性を登録
し、会計経理上の複数の知的規則を前記物理的構成体に
登録し、会計経理上の対象となる各種データについて前
記論理処理を行う上で有効な属性を抽出して登録し、表
示装置の表示面をヘッダー部とデータ部に区分し、デー
タをその属性を伴ったデータカード形式に登録し、会計
経理上の項目を登録し、項目についてその特性を示す項
目辞書を登録し、項目に付属されるデータについてその
特性を示すデータ項目辞書を登録し、データについてヘ
ッダー部とデータ部のいずれに表示するか指定する表示
辞書を登録し、データカードからのデータを表示辞書と
表示装置の規格特性に合わせて編集し、この編集結果を
表示装置に表示させる会計経理上の有意情報の表示方法
とした。
【0005】
【作用】本発明は、情報処理装置の物理的構成体の規格
特性と、会計経理上の知的規則とを登録し、各種データ
について有効な属性を抽出して、有意な知的結果情報を
要求すると、データカードからのデータを表示辞書と表
示装置の規格特性に合わせて編集し、使用者が一見して
理解できるような表現形式的で、表示装置に自動的に編
集結果を表示する。
【0006】
【実施例】以下この発明を図面に従って説明する。図1
はこの発明が実施されるデータ処理装置のハードェアの
全体ブロック構成を示し、中央演算装置のCPU1には
表示装置のCRT2、プリンターのPRT3、キーボー
ド4、駆動装置5、光電入力装置OCR7が接続されて
いる。駆動装置5は磁気記録装置のハ−ドディスク8や
フロッピ−ディスク9を駆動し、このハ−ドディスク8
には会計上の各種の実データがデータベースとして登録
される。データ処理装置の計算機にはファームウェアの
会計アプリケ−ションプログラム、ワープロソフト、会
計処理、統計処理等の各種の基本プログラム6がフロッ
ピ−ディスク9等を介してロードされる。基本プログラ
ム6やハードウェアを含む計算機の各構成要素は情報処
理装置の有償資源を構成し、これらを以下単に資源と呼
ぶことにする。
【0007】実施例では、経理上のデータ処理を中心
に、まず、図2のフロ−チャートに従って説明する。ス
テップS1では、使用するデータ処理装置がどのような
ハードウェアから構成されるか調べ、ハ−ドディスク8
等に登録する。ここでいうハードウェアとは独立して存
在し得る交換可能な個別装置のことで、例えばCPU1
やCRT2やキーボード4等が相当し、これらの資源の
有無をデータ処理装置のハ−ドディスク8等に登録す
る。以下各種定義の後に行う登録や記録は、同様にハ−
ドディスク8等に登録するものとする。
【0008】ステップS2では各個別のハードウェアの
仕様詳細を調べ、例えばキーボード4が和文入力用か、
英文入力用等の性能の一覧表を作成する。特にデータを
表示するCRT2については、図3において表示画面G
のサイズは何インチかを調べ、さらにより詳細な以下の
一覧表を作成する。ステップS3ではCRT2の最大解
像度を、表示画面で水平方向のドット並び数をH、縦方
向のドット並び数をVとして、積HVと登録する。例え
ば1032x1032ドット数や760x460ドット
数を決める。表示画面の全ドット数はハ−ド的に予め決
まっているので仕様書に従って単に入力するだけで良
い。水平方向の単位ドット並び1本が1走査線となる。
【0009】ステップS4では、前述の最大解像度HV
に基づいて、縁どりをした小面積の有効画面Eを、水平
方向のドット並び数をh(<H)、縦方向のドット並び
数をv(<V)として、積hvと定義し、文字等の表示
に実質的に使用する有効画面hvを指定する。ステップ
S5では、図4において有効画面上で表示される1個の
英数カナ文字を現すのに必要とされる縦のドット数b、
横のドット数aとして、1キャラクタサイズaxbを定
義する。例えばドット数12x7=84を決める。単位
の1キャラクタサイズは使用するプログラムやハ−ドに
より予め決まっているので単に入力するだけで良い。英
数カナ文字は経験上情報処理装置でデータの基本的な大
きさを示し、1キャラクタサイズaxbは、ドット数を
あまり必要としない「1」とか「、」であっても,ドッ
ト数を多く必要とする「m]や「ア」であっても同一サ
イズである。漢字系はアルファベット系に対して表現の
ために2倍のドット数が必要となるので、1漢字サイズ
を2キャラクタサイズのドット数、2ab=2x84=
168と指定する。各キャラクタまたは各漢字を表示す
る場合に、隣接する文字を1キャラクタサイズaxb毎
に接触させてもいい。
【0010】しかしながら、ステップS6では、文字を
読み易くするためそれぞれのカナ文字とカナ文字との
間、または漢字とカナ文字と、または漢字と漢字との間
には上下左右に空白部分を入れる。横方向の空白部分
は、横のドット数wと文字の縦のドット数bとの積、w
xb例えば、2x12=24と、縦方向の空白部分は、
縦のドット数hと文字の横のドット数aとの積、hxa
例えば、7x3=21と指定する。縦横の空白部分と角
の部分を含めた1キャラクタ占有域を、ab+(wb+
ha+wh)=(a+w)(b+h)=84+24+2
1+2x3=9x15=135となる。すると1漢字占
有域は2キャラクタサイズabに縦横の空白部分を足し
た、2ab+2ah+wb+wh=(b+h)(2a+
w)=15x16=240となる。ステップS7は、決
定した1キャラクタ占有域や1漢字占有域を基準にし
て、倍角文字や斜方文字等の各種変形文字の文字占有域
が算出されて、設定される。以後、独立した1キャラク
タ占有域や、1漢字占有域を基本の文字単位と設定す
る。
【0011】ステップS8では、図3において有効画面
E上で同時に表示可能なキャラクタ文字の最大数を、表
示画面Gの水平方向でキャラクタ占有域の並び数をM
H、縦方向でキャラクタ占有域の並び数をMVとして、
MHxMVと定義する。これはMHが英字等の最大桁数
を、MVがその最大行数を示し、例えば85桁x60行
=5,100文字のキャラクタ占有域を現すものとす
る。また以後表示画面の水平方向でキャラクタ占有域が
並んだ1行分を行(ライン)r、縦方向でキャラクタ占
有域が並んだ1列分を列(カラム)cと定義する。行r
がMV本集合しても、列cがMH本集合しても1画面E
となる。ステップS9では縦横の罫線の幅を1ドットは
細線、2ドットは太線等を定義する。細線と太線につい
て点線や2点破線等を定義する。ここまでの定義で素子
的な基本的事項の登録が終了する。
【0012】次に、図5のステップS10では、これま
での基本定義を基にして文字列の形式定義を行なう、キ
ャラクタ占有域、単位の文字が複数並んだ一塊の文字を
文字列とし、この文字が左右に複数並んだ有意文字群を
横形とし、図6では横型の文字列を示し、文字が上下に
複数並んだ有意文字群を縦形に定義する。文字間のスペ
ースと同じように、ステップS11では、文字列aaa
と文字列bbb,または文字列ccdとの間、上下左右
に空白部分を入れるが、横方向の空白部分は横の空ドッ
ト数をp、縦方向の空白部分は縦の文字の空ドット数を
qと、図6において定義する。
【0013】ステップS9の罫線情報と、ステップS8
の行r、列c集団情報と、ステップS11の上下左右の
空白情報に基づいて、ステップS12では、画面Eの一
面に広がる1個の空表を作成し、さらにこの最大の空表
を縦横の複数罫線により分割し、ステップS13では文
字列が1文字である場合の1文字列当りの単位空表(矩
形枠)にまで細分割する。単位空表を含む全体表につい
て、ステップS14では、単位空表を幾つか結合して不
要な縦横の罫線を消去し、2、3倍面積の各種倍空表
(矩形枠)を定義する。ステップS15では、各種倍空
表に記入する数値データについては、下位から3桁目毎
にカンマ「,」を挿入して読み易くし、カンマ「,」に
はステップS6定義した1文字のスペースを付与するこ
とを設定する。ステップS16では、空表の外周4隅は
丸みを持たせる処理を定義し、またステップS17で
は、文字列の間に罫線のない表では1行おきに文字列を
反転して表示すること定義する。
【0014】これまでのステップS1〜ステップS17
で定義した事項は、経理専門分野の知的応用プログラム
を作成する以前の基礎的な定義であり、そのためこれら
の定義事項は、定義台帳とし初期の設計段階に決定する
と以後は変更できないようにする。次に、具体的に経理
事務分野の応用プログラムを作成する手順について、図
7のフローチャートに従って説明する。ステップS18
では、必要とされる経理事上の各種プログラムを可能な
限りリストアップする。このような各種プログラムに
は、納税申告書や標準財務等が該当する。また各プログ
ラムについて、そこで必要が予想される必要帳表を可能
な限りリストアップする。このような必要帳表には管理
帳表や画面問合表が該当し、各帳表は各種の項目を備え
ている。ステップS19では、データ保存形式の定義を
行う、そのために、前記各帳表中の文字列を漏れなく項
目毎に分解し、機能や呼称で共通する共通項目を整理す
る。次に、共通項目や単独項目について項目辞書を登録
し、項目の組み合わせにより形成されるレコードの定義
を行う。
【0015】また、特定の財務会計では、必要とされる
標準的な項目については一括して事前登録も可能であ
る。ステップS20では、仕様を作成する、ここでは出
力レイアウトを、自動編集表示方式とワープロ形式の自
由作成方式で作成できるように設定する。また、納税申
告や標準財務処理に必要な手続き及びデータのつながり
関係を整理し、納税申告書や標準財務帳表の表示処理用
のプログラムの流れを設定する。ステップS21では、
前ステップS20で設定した仕様や方式に基づきCRT
2の画面対話形式で表示プログラムの作成をする。一旦
作成した表示プログラムを再度CRT2上にリストアッ
プし、必要なら修正し表示プログラムを完成する。ステ
ップS22では、表示処理が実行される。即ち前記ステ
ップS19でのレコード定義等に従ってデータカードに
実際のデータを保存し、データカードを介して前ステッ
プS21の表示プログラムに転送し、編集処理を行って
CRT2に表示し、またはPRT3に印字する。
【0016】こでまでのステップS18からステップS
22までを、まず表1に示す納税申告書について行う場
合を説明する。さて納税申告書は収支見出しの収入金額
と売上原価と経費等から構成される。これらの中で更
に、その部分である経費を例に説明するが、まず図8の
ステップS22では表1について分析する。 さて、表
1によれば、基本経費は、給料賃金、外注工賃、原価償
却費、貸し倒れ金、地代家賃、利子割引料の複数の科目
から構成される。科目の給料賃金は複数枚の賃金伝票の
から合算して構成され、個々の賃金伝票は、例えば、従
業員名、月日、給料金額、賞与月名、賞与金額等の項目
から構成される。
【0017】 表1 ・収入金額・・ ・ ・ ・売上原価・・ ・ 税申告書・・・・・ (大ファイル) ・経費・・・・給料賃金・・・・賃金伝票・・従業員名 ・外注工賃 ・月日 (中ファイル)・原価償却費 ・給料金額 ・貸し倒れ金 ・賞与月名 ・地代家賃 ・賞与金額 ・利子割引料 (レコード) ・その他の経費 (小ファイル)
【0018】さて、上記表の構成を知的情報として情報
処理装置に、登録する方法を図8のフローチャートに従
って説明する。「給料賃金」や「外注工賃」等の各科目
の文字列(用語)に合わせて、ステップS6やステップ
S10で定義した1キャラクタ占有域や1漢字占有域等
を基準に用いて、必要な項目、用語等をこのフローチャ
ート段階で全て登録する。まづ、ステップS23では、
各科目等の用語について有意な実質文字列の定義を宣言
する。例えば賃金伝票中に存在する経理上の用語を基本
単位のレコードとして、まずレコードを構成する用語の
「従業員名」について文字列を形成する。続いて「月
日」から「賞与金額」へと文字列の形成を進め、レコー
ドとなりうる全用語についてステップS24でもれなく
文字列を形成する。次にレコードが多数結合して構成さ
れる小ファイルとして、ステップS25で小ファイルを
構成する用語「給料賃金」等についての有意な文字列の
形成を始める。このステップS25では、まず小ファイ
ルを構成する用語の「給料賃金」について文字列を形成
し、「外注工賃」から「原価焼却費」へ文字列を形成を
進め、小ファイルとなりうる全用語について文字列を形
成する。次に小ファイルが多数結合して構成される中小
ファイルとして、ステップS26では中ファイルを構成
する用語「経費」等についての有意な文字列の形成を始
める。
【0019】このステップS26では、一の中ファイル
を構成する用語の「経費」について文字列を形成し、更
に「売上原価」から「収入金額」へ文字列の形成を進
め、中ファイルとなりうる全用語について文字列を形成
する。次に中ファイルが多数結合して構成される大ファ
イルとして、ステップS27では大ファイルを構成する
全用語「税申告書」についての有意な文字列の形成す
る。最後に税申告書に差し当たって必要な用語が全て形
成されたことを確認し、ステップS28これらを記憶装
置に登録する。
【0020】さて、税理書式は一般に文字列の横形を扱
うので、ここでは所謂横書きの横形について説明する。
次に図9のフローチャートでは、先のステップS24〜
ステップS27で登録した大、中、小ファイル内やレコ
ード内の文字列(用語)について、ステップS29で文
字列そのものの外形上の物理的長短等の特性を調べ、外
形辞書として登録する。外形辞書は項目辞書とも称し、
その作成は全部の文字列について洩れなく行うものと
し、登録した文字列の特性の部分例を表2に示す。 表2(外形辞書) 番号 文字列 文字種 サイズ 縦横形 1 従業員名 漢字 4桁 横 2 月日 漢字 2桁 横 3 給与金額 漢字 4桁 横 4 給料賃金 漢字 4桁 横 5 外注工賃 漢字 4桁 横 6 原価償却費 漢字 4桁 横 7 貸倒金 漢字 4桁 横 8 地代家賃 漢字 4桁 横 9 利子割引料 漢字 4桁 横 ・ ・ n 経費 漢字 2桁 横 n+1 税申告書 漢字 4桁 横 表2の意味は例えば、文字列「従業員名」は4桁の漢字
で構成され、横並びの横形であることを示している。
【0021】次に、科目や項目の全ての登録文字列、例
えば「従業員名」、「月日」、「経費」等の用語に対応
して実データが当て嵌められるが、ステップS30では
各登録用語に対応するデータについて、データが情報処
理装置上の固有論理で扱われる際に示す属性を調べ、登
録する。ここでは賃金伝票上に登録したデータの特性の
部分例を表3に示すが、この表3をデータ項目辞書また
はデータレイアウトと定義する。 表3(データ項目辞書) 番号 文字列 タイプ サイズ 文字種 字数 1 従業員名 jisコード 4 漢字 16 2 月日 バイナリー 4 数字 8 3 給料金額 ヘキサ 8 数字 10 4 賞与月日 バイナリー 4 数字 8 5 賞与金額 ヘキサ 8 数字 10 6 給料賃金 ヘキサ 8 数字 10 7 外注工賃 ヘキサ 8 数字 10 8 原価償却費 ヘキサ 8 数字 10 9 貸倒金 ヘキサ 8 数字 10 10 地代家賃 ヘキサ 8 数字 10 11 利子割引料 ヘキサ 8 数字 10 ・ ・ n 経費 ヘキサ 8 数字 20 表3の意味は例えば、文字列「従業員名」に対応するデ
−タは、4桁のjisコード”5416”等で現される
漢字で構成され、コード字数が4x4=16である。さ
らにこの表3を解釈すると、例えば「月日」は数値デー
タだが1〜12までの数字で、減算可能ではあるがその
他の演算の対象ではない。また、「給料金額」と「賞与
金額」は9,000,000以下の数値データで4則演
算の対象である。文字列「経費」に対応するデータはヘ
キサコードで、20桁以下の数字で、演算の対象とな
る。
【0022】次に、各デ−タは情報処理装置のハードウ
ェアの資源間を転送されて、各ソフトウェアの資源に応
じた処理がその都度なされるので、データの塊をデータ
単位のデータカードとして扱うことが望ましい。ステッ
プS31では、そのために項目や科目とそのデータにつ
いてデータカードを定義する。定義項目には、データの
長さ、特性、位置、名称が基本的に指定される。データ
カードの定義の仕方を登録用語の「月日」等について図
10において説明する。データカード20は区分欄21
と長さ欄22と特性欄23と位置欄24と名称欄25と
データ欄26と摘要欄27から構成されている。区分欄
21はデータ単位の順番区分を示し、長さ欄22はデー
タ単位の長さが記入される。データ単位は各ファイルに
ついてデータの処理が便利となるビット長に予め定め
る。特性欄23はデータの特性となるデータの種類を、
位置欄24のデータ位置はデータ単位のビット内で当該
データのビット位置を、名称欄25のデータ名称は当該
データが代表する科目や項目等の文字列名がそれぞれ記
入される。データ欄26には実のデータが、適用欄27
には名称欄25の名称に対応する備考の項目や科目がそ
れぞれ記入される。
【0023】図10、11において、納税申告ファイル
のデータカード20を例に示しており、区分欄21が1
番目のデータ単位の長さは、例えば32ビット長であ
る。データの種別にはバイナリー、ヘキサ(16進)、
パック、EBCDICがあり、ここでは16進が特性欄
に記入されている。ビット位置の0〜4は名称が月日
に、ビット位置の5〜8は名称が伝票番号に、ビット位
置の9〜15は名称が金額にそれぞれ定義されている。
データ欄26には060211130321680・・
・Xが記載され、摘要欄27には給料賃金(と略号キ)
が記入されている。この実データの意味は日付けが6月
2日の伝票は番号が1113で、金額が321、680
円の給料賃金であることを示している。以下同様にして
経費ファイルを構成する他の項目の文字列についてのデ
ータカード20の内容を定義する。次に、このデータカ
ード20は磁気ディスク上のメモリ空間ではデータ単位
21を幾つか集合してレコードが定義され、更にレコー
ドが幾つか集合してファイルになる。従って、データカ
ード20とレコードとファイルが、磁気ディスク上の物
理空間の記憶領域に整然と蓄積される。ここで、データ
カード20内の各欄の定義と、税申告書ファイルの定義
は、プログラム作成段階で変更可能であるが、実データ
の処理段階では変更不可能である。しかし、実データの
記入は変数であるので実データの処理段階で変更可能で
ある。
【0024】次にステップS32では、登録文字列(科
目、項目)について、「給料賃金」にキ、「外注工賃」
にガ、「原価償却費」にゲ、「貸倒金」にカ、「地代家
賃」にヤ、「利子割引料」にリの略号等を割り当て略語
表4を定義し、それらを登録する。同様にして全ての登
録文字列(科目、項目)について略語を定義する。 表4(略語表) 科目番号 科目名 略号 文字数 タイプ 1 給料賃金 キ 固定長4 漢字 2 外注工賃 ガ 固定長4 漢字 3 原価償却費 ゲ 固定長5 漢字 4 貸倒金 カ 固定長3 漢字 5 地代家賃 ヤ 固定長4 漢字 6 利子割引料 リ 固定長5 漢字 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ n 経費 ケ 漢字
【0025】さて、ステップS33では、情報処理装置
のディスク8、9内の記憶上の物理空間に合わせて、表
1に対して取り扱った事項を、階層構造のファイルやレ
コードの関係情報として定義する。まずステップS34
では、情報源の最小単位である賃金伝票中の文字列「従
業員名」や「月日」等にレコードをそれぞれ当てはめ
る。この時文字列「従業員名」や「月日」等は「山田太
郎」や「4年3月10日」等の実データと結合した情報
単位として前記データカード20内ではレコードを形成
する。実データと結合した情報単位が集合して上位の
「給料賃金」が形成されるが、ステップS35では、こ
れらのレコードを幾つか組み合わせた「給料賃金」や
「外注工費」等の各科目を小ファイルとする。さらにス
テップS36では、多数の小ファイルが結合して「収入
金額」等が形成され、同様に「売上原価」や「経費」等
の収支見出しを中ファイルとする。最後にステップS3
7では、多数の中ファイルが結合して「税申告書」が形
成され、このように、「税申告書」を大ファイルとす
る。さて、こでまでに定義した事項はハードディスク8
へ登録される。
【0026】次に、税申告書中の経費一覧表の形式上
で、基本経費の各科目をCRT2の平面上(2次元)で
どのように配置するかを図13のフローチャートで設計
する。経験則に従って、ステップS40では、経費の各
科目「給料賃金」、「外注工賃」、「原価償却費」、
「貸倒金」、「地代家賃」、「利子割引料」を上下の順
に並べて表示すること、縦形表が可能なことを定義す
る。ステップS41では、経費の各科目文字列「利子割
引料」等を左右にに並べて、横形表が可能なことを定義
する。ステップS42では、縦形表の場合はデータの金
額を各科目の文字列の右側に配置し、横形表の場合はス
テップS43で、データの金額を各科目の文字列の下に
配置するように定義する。以上により税申告書について
表示仕様のアウトラインが形成されたことになり、この
アウトラインを基に編集を行い、所望のデータ表示を決
定する。
【0027】ステップS44では、CRT2の有効画面
Eを図14において文字列の科目や項目が見出しとなっ
て表示されるヘッダー部31と科目や項目対応の実デー
タが数表示されるデータ部32とに、仮に例えば2分割
して区分を定義する。この区分は後に必要に応じて分割
比率を変更可能とする。ステップS45では、各科目の
文字列及び対応実データを、有効画面Eのどの表示領域
に表示するか表5の表示辞書に従って指定する。ステッ
プS46では、ヘッダー部31とデータ部32との分割
領域をステップS8で定めた行(ライン)rの数で指定
する。ここでは、画面E上の2行分をヘッダー部31に
その他の行をデータ部32に割り当てる。さらに、デー
タ部32の一部を合計部33に割り当てる。
【0028】フローチャートのステップS1〜ステップ
S17でなされた資源に関する登録や定義は情報処理装
置の固有の特性的事実であり、物理的構成体についての
規格特性である。それに対してフローチャートのステッ
プS18〜ステップS46でなさでなされた文字列等の
実質登録や定義は納税申告書や財務書表等を作成するた
めの規則であり、会計経理上の知的規則や編集上の取り
決めである。固有の特性的事実は同一規格の情報処理装
置を使用する限り、同一内容となり、変更の必要はな
い。ステップS18〜ステップS46で作成した各種大
中小ファイルの定義や文字列等の知的規則は、経理プロ
グラム毎に予め多くの種類を作成しておいて、その都度
使用するものを選択できるようにする。これまでのステ
ップS1〜ステップS46の定義と登録で税申告書とい
う一の大ファイルが完成したが、一般的な会社運営に必
要な支店別売上表や支店別経費表等各種の大ファイルを
前述と同様に作成し登録できる。
【0029】次に、ステップS45の行き先指定を詳し
く説明する。表5に示すように、中ァイルや小ファイル
を構成する科目や項目とその対応実データが、表示画面
E上でヘッダー部31に行くのかデータ部32に行くの
かを示す表示辞書を作成する。
【0030】表示先はその項目や科目の文字列がヘッダ
に指定されていれば、表示画面E上でヘッダー部31に
表示され、またその文字列がデータに指定されていれ
ば、表示画面E上でデータ部32に表示されることを意
味する。「不要」は表示しないことを指示し、またここ
ではヘッダー部31には2行分が割り当てられている
が、分割指定の方法についての説明は省略する。表示先
の指定は今回の納税申告書については、中ファイルの定
義上「経費」が上位文字列で見出しのヘッダとなり、
「給料賃金」等が下位文字列のデータになる。月日と伝
票番号は表示されない。有意であれば、いずれの文字列
例えば、「給料賃金」もヘッダに指定できる。
【0031】次に、表5の表示辞書を参照して、表6の
問合せ画面を要求し、問合せ画面上で必要な科目を選択
し、表示位置を設定し、科目の入れ替えを行う。また画
面の枠取り、罫線を太線、実線、破線等に決定し、バッ
クカラーや色情報、修飾情報を設定する。
【0032】実データが表示されるに先立って、情報処
理装置内では以下の処理がなされている。例えば、「給
料賃金」について、対象となる個々の賃金伝票を集め
る、次に各賃金伝票について、レコードの「従業員名」
毎に「月日」、「給料金額」、「賞与月名」、「賞与金
額」等のデータ項目を読み取る。従業員マスタに社員に
ついての詳しいデータが保存されており、従業員氏名や
給料データはそこから引き出し可能である。データ金額
の集計をして「給料賃金」が生成される。他の科目の
「外注工賃」、「原価償却費」等についても、同様にデ
ータ金額の集計される。次に、ステップS1〜ステップ
S46の経理プログラムで作成した所定一覧表にデータ
を対応させてCRT2上に表示し、PRT3上に印字す
る動作について説明する。まず、階層構造の各種大中小
ファイルから表示目標のファイルを選択する。今「税申
告書」(大ファイル)の内から「経費」(中ファイル)
の表示を指定したとする。するとCPU1は記憶装置か
ら「経費」(中ファイル)を引き出してくる。所定年度
の所定期間の所定部門(ある条件下)の経費一覧表を要
求する入力を与えると、CPU1は「経費」(中ファイ
ル)を構成する「給料賃金」、「外注工賃」、「原価償
却費」、「貸し倒れ金」、「地代家賃」、「利子割引
料」の小ファイルを引き出してくる。
【0033】CPU1はデータカード20の中身である
レコードとファイルを順次読み出し、表示辞書に従って
各データを行き先別に分類する。すなわち、摘要欄27
の各項目を表示中心にして、指示に従いヘッダー部とデ
ーター部に分別して、対応データが表示される。また読
み込まれたデータが表3のデータ項目辞書の定義に従い
加算プログラムの処理に移され、合計データが得られ
る。かくして、CPU1は表5に従って文字列「経費」
をヘッダー部31に、文字列「給料賃金」と集計した対
応データ等をデータ部32にレイアウト表示の後に、表
6のように縦形表に表示する。また、横形表であれば
「給料賃金」等を横方向に並べ、各科目対応の集計金額
を、各科目、給料賃金等の下に配置する。
【0034】 データカード20の内容を、受け取った演算処理部(c
pu)は予め定めた表示辞書に従って、実データを処理
して、表示が自動的に行なわれる。
【0035】次に、他の実施例について説明する。この
実施例では「標準財務」ファイルが既に表7に示す階層
構造に定義登録されていると仮定し、有効画面E上に
「貸方科目」の「旅費交通費」を表示させる場合につい
て説明する。 表8 標準財務 ・ ・・・・・・・・・・・・・ ・ ・ 仕分データファイル・月 ・日 ・伝票番号 ・シーケンス番号 ・営業1部 ・部門コード ・営業2部 ・借方科目(PJIS)・・旅費交通費・・・営業3部 ・借方枝番 ・仮払消費税 ・営業4部 ・貸方科目(PJIS) ・(科目名) ・総務部 (項目名称) (枝番)
【0036】表7は「標準財務」ファイルの階層構造に
ついて、下位項目、文字列の「仕分データファイル」の
一部構成を示したものである。まず、図1の情報処理装
置のCRT2に、表示したい科目名ここでは「旅費交通
費」を入力し、次に、表8の表示形式の指定を行う。表
示したい項目の選択を行う画面の内容が表8である。こ
れら項目は「標準財務」ファイルの中で知的に関連付け
られた文字列であって、単なるタイプ文字ではない。こ
こでズ7のステップ19のデータレイアウトの定義を詳
細に説明する。このデータレイアウトは表3のデータ項
目辞書に対応した標準財務ソフトの抽出ファイルを表9
に示す。
【0037】 表9(データレイアウト画面) ファイル名:抽出ファイル レコード長:80 <レコード レイアウト> No. 項目名称 文字種 桁 配列 サイズ イメージ 識別項目 1 科目コード 16進 4 1 2 未対応 未処理 2 日付 パック 4 1 2 未対応 未処理 3 伝票番号 整数+− 5 1 2 未対応 未処理 4 SEQ 整数+− 5 1 2 未対応 未処理 5 貸借区分 整数+− 5 1 2 未対応 未処理 6 摘要 漢字 19 1 39 対応 未処理 7 枝番0001 整数+− 11 1 5 未対応 未処理 8 枝番0002 整数+− 11 1 5 未対応 未処理
【0038】次に、別の仕分データファイルのデータ項
目辞書対応のデータレイアウトを表10に示す。仕訳デ
ータファイルの平均的構成は表8の項目名称に示すよう
になっているので、各項目に対して属性の文字種と桁数
を定義して、その構成を図1の情報処理装置に登録す
る。
【0039】
【0040】更にNo. 14以上の項目が必要の場合は、
財務用の項目辞書より、50音呼び出で選択し、追加し
てデータレイアウトの設定を行う。財務用の項目辞書に
も項目が不足の場合は、財務用の項目辞書作成のレベル
まで戻って項目の登録を行う。項目は磁気記録装置内
で、項目をいくつか集合してレコードを形成するが、デ
ータ処理を行う上で最適な項目の集合体を設定して、情
報の単位を定義する。これにより、AGLファイル上で
の保存単位が、この定義済の集合体単位となる。データ
項目辞書対応のファイルには他に、定期預金ファイル、
科目残マスター、科目枝番マスター、自由摘要ファイ
ル、合計名称ファイル、資金繰実績ファイル等がある。
【0041】次に出力レイアウトの設計について説明す
る。この表示プログラムでは説明を省略したが、仕分デ
ータファイルに保存されている明細データの中から、借
方科目が「旅費交通費」のデータを検索し、問い合せを
行うプログラムが先立って実行されている。この問い合
わせプログラムは、図1のハードディスク8内に保存さ
れている各種アプリケーションの中から今回参照する
「標準財務」ファイルを指定し、借方科目が「旅費交通
費」のデータを検索させる。
【0042】次に、表示辞書表10が受け取る借方科目
のデータカードについて説明する。図11において、借
方科目ファイルのデータカード20を例に示しており、
区分欄21が1番目のデータ単位の長さは、例えば16
ビット長である。データの特性にはパックが指定されて
いる。ビット位置の0〜4は名称の月日に、ビット位置
の5〜8は名称の伝票番号に、ビット位置の9〜14は
名称の金額にそれぞれ定義されている。データ欄26に
は01061186502980・・Xが記載され、摘
要欄27には”営業交通費 1部 大木”が記入されて
いる。この実データの意味は、日付け1月6日の伝票は
番号が11865で、金額が2、980円の営業交通費
であることを示している。以下同様にして貸方科目ファ
イルを構成する他の項目の文字列についてのデータカー
ド20が定義されている。表9のデータ項目辞書に従っ
て、表10の表示辞書を作成する。
【0043】
【0044】表11の表示辞書において、各欄を例示的
に説明すれば、各項目についての「長さ」はステップS
13の単位空表の数を示し、文字列「月」には「12
月」しかないので2個の、「摘要」には長い説明的用語
が入るので19個の単位空表をそれぞれ割り当ている。
何個の単位空表を割り当てるかは経理上の知的法則や経
験則から定める。項目についての「タイプ」の「パッ
ク」は文字「月」が数値データだが1〜12までの所定
規則に制限された数字であることを示し、減算可能では
あるが演算の対象ではないことを指定している。「整
+」は「伝表番号」が正の整数であることを示し、「整
+−」は「金額」が黒字(利益)や赤字(損失)である
ことを示している。「16進」は「借方科目」がPJI
Sの16進数で表示されていること、「摘要」の「漢
字」はかなを含む漢字であることを示している。
【0045】項目についての「表示先」は前述したよう
に、表示画面E上での表示先を示し、この例では「借方
科目」が「ヘッダ」に指定されているが、複数の項目
「月」と「日」が、知的(経理上)に有意である限り、
ヘッダー部31に行くことも可能である。当然データ部
32には複数の項目「月日」と「伝票番号」と「金額」
及び「適用」等が指定されている。項目についての「不
要」は今回表示は行わないことを示している。CPU1
は、データカード20の中身であるレコードとファイル
をデータ部32の収容可能な分ハードディスクから読み
出し、表示辞書に従って各データを行き先別に分類す
る。すなわち、摘要欄27の各項目を表示中心にして、
指示に従いヘッダー部とデーター部に分別して、対応デ
ータが表示される。データカード20の内容を、受け取
った演算処理部(cpu)は予め定めた表示辞書8に従
って、実データを処理している間、表11の表示辞書に
従って、表12のような画面問合せの図面レイアウトが
自動的に表示される。
【0046】 表12(問合画面)借方科目 KKKKKKK 月 日 伝票番号 金額 摘要 9999 ssss9 sssss9 KKKKKKKKKKK 9999 ssss9 sssss9 KKKKKKKKKKK ・ ・ 9999 ssss9 sssss9 KKKKKKKKKKK 9999 ssss9 sssss9 KKKKKKKKKKK 9999 ssss9 sssss9 KKKKKKKKKKK 9999 ssss9 sssss9 KKKKKKKKKKK
【0047】この画面で表示したい項目を取捨選択し、
帳表の全項目を確認し、見易い帳表の形式に編集する。
このレイアウトを編集している期間にデータカードへの
アクセスが実行され、読み込まれたデータが表示プログ
ラムで処理され表13の実行結果が画面Eに表示され
る。
【0048】 表13(結果)借方科目 旅 費 交通費 月 日 伝票番号 金額 摘要 01 06 11865 321、980 営業交通費 1部 大木 01 06 11865 12000 首都高速回数券 安田 ・ ・ 01 09 11872 2130 電車・バス代 総務小川 01 09 11893 37900 出張費 福島工業 山村 01 10 11893 2640 営業交通費 1部下田 01 10 11893 1860 タクシー代 経理岡田
【0049】実施例では申告書の経費や一般財務の旅費
交通費の場合について説明したが、営業所の営業実績表
や営業コスト一覧表その各種経理表にも適用できる。ま
たCRT2上の表示について説明したが、PRT3への
印字の場合も、CRT2の特性とPRT3の特性を交換
し、出力先をプリンタと指定するだけで、出力形式に煩
わされることなく、同様に自動編集された印字物を得る
ことができる。
【0050】
【発明の効果】以上説明してきたようにこの発明によれ
ば、データをデータカード形式に記録し、項目辞書やデ
ータ項目辞書に従って処理を行ない知的結果情報を得、
この結果情報をデータレイアウト、データ項目辞書や表
示辞書に従って、表示装置の特性に合わせて編集処理を
行なう。この編集結果を表示させるので、専門家が特に
編集作業を行なわなくても、全ての知的結果情報が、情
報を必要とする者に容易に理解できる形式で、表示され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明が適用されるデータ処理装置のブロッ
ク図である。
【図2】この発明の規格特性を登録する動作を示すフロ
ーチャートである。
【図3】この発明の規格特性の画面構成示す図である。
【図4】この発明の規格特性の占有域を示す図である。
【図5】この発明の規格特性を登録する他の動作を示す
フローチャートである。
【図6】この発明の規格特性の文字列間の空白を示す図
である。
【図7】この発明の表示プログラムの基本動作を示すフ
ローチャートである。
【図8】この発明の知的規則を登録する動作を示すフロ
ーチャートである。
【図9】この発明の知的規則を登録する他の動作を示す
フローチャートである。
【図10】この発明の一のデータカードの構成を示す図
である。
【図11】この発明のデータカードの細部構成を示す図
である。
【図12】この発明の他のデータカードの構成を示す図
である。
【図13】この発明の規格特性を登録する動作を示すフ
ローチャートである。
【図14】この発明の表示画面の分割例を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 CPU 2 CRT 3 プリンター 4 キーボード 5 駆動装置 6 基本プログラム 7 OCR 8 ハードデスク 9 フロッピーデスク

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録装置と表示装置を備え、論理処理を
    する情報処理装置の物理的構成体について規格特性を前
    記記録装置に登録する段階と、 会計経理上定められる報告書や諸表を作成するために金
    銭の収入と支出に関し、複数の科目や項目の収入理由名
    称と支出理由名称とを会計法則に従って、概念の上下関
    係による階層構造に組み合わせて登録する段階と、 前記収入理由名称と支出理由名称には、文字列としての
    日付と金額と識別番号と数量と該当者名と地名とを付随
    して登録する段階と、 これら文字列には、入力により独立で変化可能な変数の
    文字または数字の実データが割り当てられることを定義
    し登録する段階と、 前記変数の日付と金額と識別番号と数量と該当者名と地
    名には、文字または数字の実データ上の属性を抽出して
    登録する段階と、 前記日付と金額と識別番号と数量と該当者名と地名に実
    データを割り当てた前記収入理由名称や支出理由名称を
    一定の数列として表現する データカード形式に登録する
    段階と、 前記表示装置の表示面をヘッダー部とデータ部に区分す
    る段階と、データカード中の実データとなった前記日付と金額と識
    別番号と数量と該当者名と地名および前記収入理由名称
    や支出理由名称について、前記階層構造の上下関係に従
    って、 前記ヘッダー部とデータ部のいずれに表示するか
    指定する表示辞書を登録する段階と、 前記データカードからのデータを前記報告書や諸表を作
    成するために前表記示辞書及び表示装置の規格特性に合
    わせて編集する段階と、 この編集結果を前記表示装置に表示させる段階とからな
    る会計経理上の有意情報の表示方法。
  2. 【請求項2】 前記物理的構成体の規格特性が前記表示
    装置についての解像度や表示可能文字数等の表示特性で
    あることを特徴とする請求項1の会計経理上の有意情報
    の表示方法。
  3. 【請求項3】 前記データの属性が前記情報処理装置の
    固有論理で扱われる際の当該データの名称やデータタイ
    プやデータサイズやデータ位置であることを特徴とする
    請求項1の会計経理上の有意情報の表示方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH02268366A (ja) * 1989-04-10 1990-11-02 Mitsubishi Electric Corp 帳表作成システム
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