JPH05113879A - プログラムの作成及びデータの処理方法 - Google Patents

プログラムの作成及びデータの処理方法

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JPH05113879A
JPH05113879A JP3302752A JP30275291A JPH05113879A JP H05113879 A JPH05113879 A JP H05113879A JP 3302752 A JP3302752 A JP 3302752A JP 30275291 A JP30275291 A JP 30275291A JP H05113879 A JPH05113879 A JP H05113879A
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program
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Mamoru Nakayama
守 中山
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T A S TSUSHO KK
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F8/00Arrangements for software engineering
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    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q40/00Finance; Insurance; Tax strategies; Processing of corporate or income taxes
    • G06Q40/12Accounting
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S706/00Data processing: artificial intelligence
    • Y10S706/902Application using ai with detail of the ai system
    • Y10S706/919Designing, planning, programming, CAD, CASE
    • Y10S706/922Computer program preparation

Abstract

(57)【要約】 【目的】 コンピュータプログラムの専門家ではない
が、会計専門家である経理担当者が、プログラムを必要
に応じて簡単に作成し、かつ作成したプログラムを容易
に実行ができるようにする。 【構成】 必要が予想される会計上の各種のファイルマ
スタや伝票をリストアップし、これら伝票等について必
要な項目を設定し、これらの項目についてその特性を表
わす項目辞書を作成する。データ処理装置のハードウェ
アの資源および会計アプリケーションプログラム等のフ
ァームウェアの資源の数や規模、機能、仕様等の一覧表
を作成し、前記項目辞書と各一覧表とを登録してデータ
ベースを構築する。前記ファイルマスタや伝票に実デー
タを記入し、実データを含むファイルマスタや伝票を当
該データベースに入力し、これら実データを含むファイ
ルマスタや伝票と前記会計アプリケーションプログラム
とを会計処理上の規則に従って結合して処理する。この
処理により有意なデータ集団が得られる。これらのデー
タ集団を表示装置に表示し、印字装置に印字し、磁気記
録装置に格納するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、会計プログラムの作
成及びデータの処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】最近では、人工知能(AI)を利用する
ことによって、専門家の仕事を、一般的な職員が専門知
識をそれほど知らなくとも、出来るような分野が多くな
ってきた。このようなエキスパートシステムは、ある分
野の専門知識とコンピュータのシステムの知識とを合体
したもので、特定の分野のジョブについては、ほぼ完成
された一定のエキスパートプログラムが作成できる。一
方、ある分野の専門家が新たなジョブをなそうとした
時、当該分野の専門知識は豊富に持っていても、コンピ
ュータのプログラミングについての知識がない場合があ
る。このような場合は、経理の専門家は、新たな会計処
理のプログラムを作成するには、コンピュータ専門の業
者に任すか、社内のシステム開発者に頼っているのが実
状である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来では、プログラム
の作成は限られた専門の開発者が、その能力と責任にお
いて行っていた。例えば、財務分野の専門家ではあって
も、コンピュータには不慣れな計算機の最終使用者が、
独自に新たな会計処理のプログラムを作成しようとする
と、長い時間と多くの労力と費用がかかるし、または不
可能であるという問題があった。また、高級プログラム
言語のCOBOLやC言語よりも使い易い簡易言語で
は、入力画面を作りその形式でデータを保存し、出力
し、処理するもので、簡便性はあってもデータを一意的
に扱うものであり、それでもコンピュータのプログラミ
ングの知識を必要とするという問題があった。
【0004】それにもかかわらず、実際の業務遂行現場
では新たに必要なプログラムが次々に発生してくる。そ
れらに一々対応して新たなプログラムを作成していく
と、従来の方法では膨大な時間と費用がかかり、業務の
潤滑化が図れないという問題があった。この発明は上記
問題点を解決するためになされたもので、計算機やシス
テム開発に関して特別な能力や資質を要することなく、
かつ簡便性を保持し、例えば経理担当者が、ジョブ遂行
のために次々に必要となってくる処理プログラムを容易
に作成できるプログラミングの方法を提供することを目
的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、まず経理会計理論系を基礎にしてプログ
ラミング用の経理言語を位置付け、経理処理に対する機
能別の分類化や専門化を図り、経理知識の基本コンポー
ネントを創出する。次に処理プログラムを作成する場合
に、プログラミングについての知識を必要とする個々の
プログラム用語を、経理知識の基本コンポーネントによ
り代替えさせる。更に、プログラム用語や基本単位のプ
ログラムを選択し、実のデータと結合して処理プログラ
ムを構成するが、これらプログラム用語やデータを情報
と定義する。また、実のデータについての属性定義とデ
ータそのものとを結合した集合体のデータカードを作成
する。プログラムの作成では、使用者の得たい情報の作
成部分をコマンドモジュールに、使用者への情報提供部
分を表示(CRT)モジュール、印字(PRT)モジュ
ールに、使用者が情報を作成又は参照するために保存す
る部分をデータベースモジュールに夫々分離して、各プ
ログラムモジュールを定義する。更に、この発明は予想
される会計上の各種のファイルマスタや帳票をリストア
ップし、これらファイルマスタや帳票についてその内容
を示す項目を設定し、次にこれら項目についてその特性
を表わす項目辞書を作成し、次にデータ処理装置のハー
ドウェアの資源とファームウェアの資源を構成する会計
アプリケーションプログラム等の数や規模、機能、仕様
等を把握して一覧表を作成し、前記各一覧表を前記磁気
記録装置に登録して、ファイルマスタと帳票および各資
源についてのデータベースを構築し、前記ファイルマス
タや帳票に実データを記入し、これら実データを含むフ
ァイルマスタや帳票と前記会計アプリケーションプログ
ラムとを会計処理上の規則に従って結合して処理し、経
理上有意なデータ集団を求め、これら有意なデータ集団
を前記表示装置に表示し、前記印字装置に印字し、前記
磁気記録装置に格納して、計算機やシステム開発に関し
て特別な能力や資質がなくても、財務については専門家
である経理担当者が、ジョブ遂行のために次々に必要と
なってくるプログラムを容易に自作できるようにした。
【0006】
【作用】コンピュータ処理の記述をするかわりに、経理
処理記述を行なってプログラムの作成が出来るようにな
り、かつプログラム用語やデータの独立性を高めること
が出来る。又各モジュールはプログラムを作成する場合
は、使用者が持っている情報であり、夫々は独立した形
となっており、プログラム言語(COBOL、C、et
c)と同様な機能を持つことが出来る。夫々の各モジュ
ールを作成するには、使用者が持っている各情報を、使
用者が夫々のモジュールに設定するだけで、各々のプロ
グラムが作成出来る。又独立した形でプログラムの作成
を行なうことにより、そのモジュールの作成は、データ
とプログラムとの関係を一意的に保つことが出来、作成
の簡便性が保たれる。次に、プログラムを、独立して分
離したモジュールから作成することにより、上記のよう
に簡便性は保たれるが、使用者が実際に必要となってく
るプログラムは、上記モジュールの組み合わせ処理、保
存データを計算して出力する処理となる。夫々のプログ
ラムモジュールは、他のプログラムモジュールでの処理
内容を意識せず、受け渡されたデータのみを処理すれば
よい。
【0007】
【実施例】以下、この発明を図面に従って説明する。図
1はこの発明が実施されるデータ処理装置のハードウェ
アの全体ブロック構成を示し、中央演算装置のCPU1
には表示装置のCRT2、プリンター3、キーボード
4、駆動装置のDRIVE5、光電変換を用いた入力装
置のOCR7が接続されている。DRIVE5は磁気記
録装置となるハードディスクのHD8やフロッピーディ
スクのFD9を駆動し、このHD8には会計上の各種の
実データがデータベースとして構築される。データ処理
装置の計算機にはファームウェアの会計上の基本プログ
ラム、ワープロソフト、会計処理、統計処理等の各種の
APソフトアェア6がFD9等を介してロードされる。
APソフトアェア6を含む計算機の各構成要素は情報処
理装置の有償資源を構成し、これらを以下単に資源と呼
ぶことにする。
【0008】実施例では、経理上のデータ処理を中心に
説明する。図2は本発明の主フローチャートを示し、ま
ず主フローチャートに従って全体的な動作の説明をし、
次に具体的に詳細な動作を従フロ−チャートに従って説
明する。まず、ステップS1では、ある業務、例えば販
売会社で従来使用されている帳票を入手し、かつ取り扱
いが予想される図3の帳票や、図4に示すような各種の
ファイルマスタを可能な限りリストアップする。
【0009】次に、ステップS1のリストアップの動作
を更に詳しく説明する。例えば、図5ではファイルマス
タ12の集団、伝票10や帳票11の集団を集計する方
法を示している。必要なファイルマスタや帳票の種類は
職種や業種により様々であるので、過去の経験データや
職務分析調査表や集団発想法等から収集する。図4にフ
ァイルマスタの具体的な一覧表を示す。ファイルマスタ
には、販売業上で必要な、例えば給与マスタ、財務月次
マスタ、顧客マスタ、商品マスタ、支店マスタ、従業員
マスタ・・・がある。
【0010】ステップS2では、帳票内に存在する管理
項目を分解し、当該業務に必要な項目を選び出す。ステ
ップS3では、分解された項目について、共通項目につ
いては1つにまとめ、項目ごとに桁数や保存属性を決定
する。ステップS4では、管理項目について後述するA
GLデータ処理に共通な項目として宣言し、項目辞書部
に管理項目の登録を行なう。ステップS5では、データ
処理を行なうに際して、情報の単位となるレコードを定
義する。ステップS4で宣言した項目の集合を、単体項
目や幾つか組にしてレコードとして扱い、業務の遂行上
で最適な大きさの集合体を宣言することによりディスク
上に保存される単位及び集合体単位となる。。ステップ
S6では、当該業務の処理を行なう上で必要な各種の基
本的処理をリストアップし、またこれら各種の基本的処
理が互いにどのように関連するか検討し、基本的処理の
遂行上必要とされる過程において、レコードや単体項目
が互いにどのように関連するか検討し整理する。
【0011】ステップS7では、当該業務の処理を行な
う上で必要な各種の手順、前記レコード同士や基本的処
理同士の組合わせ、またはレコードと基本的処理との組
み合わせ等を論理立てて検討し、各種の具体的な処理の
流れを示す典型的なプログラムの規格体を予め作成して
おく。ステップS1からステップS7の処理によりAG
L文法が完成される。ステップS8ではAGL文法に基
づいてプログラミングを行ない、ステップS9では完成
プログラムの実行処理を行なう。
【0012】次に、ステップS10ではデータ処理装置
を構成するハードウェアのCPU1、CRT2、プリン
ター3、DRIVE5、HD8やFD9およびファーム
ウェアの各種アプリケーションプログラム等の各種資源
の数や規模、機能、仕様等の現況を把握して一覧表を作
成する。各種アプリケーションプログラムの一覧表を図
6に示す。
【0013】ステップS11では前記ステップS10で
リストアップした事項、作成した事項、ファイルマスタ
の一覧表やアプリケーションプログラム一覧表その他各
種資源の一覧表について、必要に応じて編集した後、H
D8内にデータベースとして登録する。次に、ステップ
S6〜ステップS8で生成する自動言語生成(以下単に
AGLと称す)コマンドの作成手順を詳しく説明する。
まず、経理会計理論系を分析し、経理知識の基本コンポ
ーネントを抽出し、必要なら創出する。また経理会計理
論系を分析し、前記基本コンポーネントを基礎にしてプ
ログラミング用の経理言語を位置付け、経理処理に対す
る機能別の分類化や専門化を図る。機能化したコマンド
群の特徴を抽出し、前記基本コンポーネントを対応する
コマンドに割り振りする。
【0014】コマンドの種類には例えば、ファイルの作
成の読み書きと消去などアクセス全般を行なうデータベ
ースコマンド、加減乗除の計算コマンド、少数計算コマ
ンド、ビット演算コマンド、勘定科目セットや変換や入
力や表示を行なう科目関係コマンド、データ移動コマン
ド、罫線やメッセージ表示やキー入力を行なうデータ入
力表示コマンド、ラベルや分岐を行なう制御コマンド、
サブルーチンを呼び出すカード呼出しコマンド等があ
る。次に、データベースコマンドを詳述すると、アプリ
ケーションを選択するデータセット、ファイル作成、フ
ァイルを読み書き可能とするアクセス開始、読み書きに
使用する領域を指定するバッファ指定、データをファイ
ルから読む読み込み、データをファイルに書く書き込
み、レコード削除、データの修正、ファイルを読み書き
を終了するアクセス終了、ファイル消去、読み込みの範
囲指定、読み込みの条件指定等がある。
【0015】また、ビット演算コマンドには、AND、
OR、EOR、NOT、左右のシフト等の演算がある。
財務関係コマンドには、データセットのNo.を指定す
る財務科目セットと、科目内部コードや入力コードや名
称間の変換やデータの指定をする科目変換及び、画面上
の指定場所に科目を入力コードや50音選択により入力
する科目入力などがある。データ移動コマンドには、デ
ータ項目を同じタイプに限り移動する同型項目間移動と
レコードバッファからレコードバッファにコピーを行な
うレコード間移動とがある。
【0016】AGLコマンド構造を図7に示す。まずコ
マンドスケジュール60とデータ管理テーブル61とデ
ータカード56とが入力修正エディタ62と互いに作用
する。各種コマンドは業務単位にコマンド管理テーブル
63により大まかに分類し、更に明細なコマンドに分類
されコマンド群となってハードディスク等に登録され管
理される。データ管理テーブル61はコマンドで扱うデ
ータをタイプ別に分類しデータカード56も管理する。
コマンドには細かな制御をすることができる四則演算や
ビット演算等の演算関係命令から、財務処理に関するマ
クロ命令及び表操作等までの広い範囲の命令が含まれ
る。起動コマンド65のラインデコード制御66はFD
9あるいはHD8からプログラムをロードし、データベ
ース部67はデータレイアウトを参照し、ファイル群6
9をアクセスする。また起動コマンド65は各ジェネレ
ータにジェネレータマスタ70をもとにデータカード5
6を作用させて自動編集表示等を行なう。
【0017】ステップS12では実データを記入した帳
票や、実データを記入した各種のファイルマスタを入力
装置のキーボード4または、OCR7から入力し、ステ
ップS13では実データを含む帳票にまた各種のファイ
ルマスタに、会計事務処理の規則や知識やノウハウに従
って、前記各種アプリケーションプログラムを作用させ
て、CPU1が直接処理したり、自動プログラミング
し、該当する資源上にそれぞれ表示し、印字し、格納す
る。
【0018】データベースは磁気記録装置内に記録され
て保存された実データ及びその特長を示す属性からな
り、これら保存データに対して所定の処理がなされる。
実データのタイプ(型)には金額等の数値型と事実記述
型の社員名等の文字型とがある。これらは初期段階で設
定がされ、実データ保存後の変更は容易ではない。さ
て、図8のデータカード56は、メモリ上に作成され、
プログラムモジュール間でデータを受渡しする媒体とな
る。後述するようにデータカード56は実データとその
特徴を示す属性から構成されるが、格納方法を制限する
ような情報は持たない。従ってデータカード56はプロ
グラム作成後でも変更が容易であり、同一保存データを
利用するプログラムを作成毎に、後から追加作成するこ
とが可能である。
【0019】データカード56は図8に示すように、シ
ステム領域にあるシステムコマンド50、その内容の属
性を表わすヘッダ情報51、レコード情報52、項目情
報53、実データ54の各ブロックをメモリマップ上に
配置したデータカード56として構成されている。ヘッ
ダ情報51内には、データカードの名称と渡し先のモジ
ュール名が保存されている。レコード情報52内には、
データカード内に何種類の項目の集合体(レコード)が
存在するのかや、各レコードが何個の項目で構成されて
いるかが示されている。項目情報53内には、集合体を
構成する各項目のサイズ、データの属性が、レコード情
報内に保存されているレコード構成数分宣言されてい
る。また、後に続く実データの保存位置情報が格納され
ている。このため同項目と実データの繋りは管理するこ
とが可能である。
【0020】最後に付加される実データ54については
項目情報に基づいたデータの仕様で各々保存され、同項
目の保存の単位はレコード情報で定義されている構成数
及び集合体の個数分繰り返される。次に、図8のデータ
カード56の各ブロックに関する詳細を図9〜11で説
明する。
【0021】まず、図9において、ヘッダ情報51のヘ
ッダファイル構成では、ファイルIDをAAA、ブロッ
クサイズを1、レコード長を64バイト、最大件数を
1、ユーザー情報長を128バイトに定義する。例えば
1番目の項目名称はモジュール名称で、その項目の位置
は0から始まり、バイトサイズが16で、その桁数は1
6で、文字種は英数カナで、型は文字で論理演算の対象
となることを示している。また2番目以降の項目名称と
その属性は図9に示す通りである。
【0022】次に図10において、レコード情報52の
レコードファイル構成では、ファイルIDをXXX、ブ
ロックサイズを1、レコード長を32バイト、最大件数
を32、ユーザー情報長を128バイトに定義する。例
えば2番目の項目名称はレコード数で、その項目の位置
は4から始まり、バイトサイズが2で、その桁数は4
で、文字種は整数+で、型は数字で四則演算の対象とな
り、最大1024となることを示している。2番目以外
の項目名称および属性は図10の通りである。
【0023】最後に図11において、項目情報53の項
目ファイル構成では、ファイルIDをZZZ、ブロック
サイズを1、レコード長を80バイト、最大件数を40
96、ユーザー情報長を128バイトに定義する。例え
ば4番目の項目名称は項目サイズで、その項目の位置は
40から始まり、バイトサイズが4で、その桁数は5
で、文字種は整数+で、型は数字で四則演算の対象とな
ることを示している。4番目以外の項目名称および属性
は図11の通りである。図9、図10、図11中の項目
名称についての表示項目名称マスタの登録について説明
する。この登録とは、項目データごとのタイトルとして
の名称を登録するものである。この登録に際し項目名称
は漢字と英数カナ字の2種類の入力が可能であり、どち
らか一方での入力も可能である。
【0024】さて、前記データカード56中のバイト長
や位置割り当ては、予想される数値の桁数に応じて本デ
ータ処理装置のハードウェアが処理しやすい構造に予め
定める。かくして、ここまでに定義された各種の属性、
例えば入金帳票等の項目辞書や各ファイルマスタのデー
タカード56と各属性等とが、後述するデータ特性とな
る。
【0025】次に、ステップS4の項目登録が簡単な場
合について、帳票を入金伝票や出金伝票等にした場合を
例に図12、図13で具体的に説明する。各入金伝票に
Aij、出金伝票にBij 、売上伝票にCij、仕入
伝票にDij・・・雑伝票にKij等のように名付け、
ここでは同時に各帳票を特定する0001、0010、
0011、0100・・・1011等のコードを割り付
ける。ここの各添え字”ij”のjは1、2、3・・・の
自然数であって、入金伝票ならAi1は年月日、Ai2
は科目を識別するコード、Ai3は金額・・・Aijは
雑属性等のように属性(項目)を必要な限り定義するも
のであり、また添え字”ij”のiは1、2、3・・・の
自然数であって、同一伝票間の月日等の実データの異な
る取引の都度発生する別の伝票であることに定義する。
【0026】伝票については更に、ステップS4の項目
登録の作成では図13に示すように、個々の伝票につい
ても詳細な属性の定義も行なう。即ち、例えば一の入金
伝票A1jのj=1なら、A11は年月日を表わし、そ
のバイト長は4、バイト位置が0〜3、信号種別がhe
xで示す16進数、四則演算の対象となる数字であり、
数/文判定では1とする。ここでは、実データも示し、
実データは変数であり1991年5月11日となってい
る。
【0027】また、j=2のA12はコードを表わし、
そのバイト長は4、バイト位置が4〜7、信号種別がh
exで示す16進数、四則演算の対象ではないことを表
わす0、実データは識別を示す常数である。更に、j=
3のA13は金額を表わし、そのバイト長は7、バイト
位置が8〜14、信号種別がhexで示す16進数、四
則演算の対象となる数字であることを示す1、実データ
は変数であり3,500円である。j=1のA11の年
月日について、更に各種属性を矢印Xの方向に必要に応
じて追加して定義できる。またA1jのjを4、5、6
・・・nと変化させた各種項目も矢印Yの方向に必要に
応じて追加して定義できる。また、図13においては、
入金伝票Aijの取引別を示すiを1、2、3・・・と
変化させた実データのみが互いに異なる帳票A1j、A
2j、A3j・・・について重ねた様子で示している。
【0028】一方各種ファイルマスタについては、例え
ば財務月次マスタのデータセットなら常に図8のメモリ
マップ構成の形式にまとまるように予め設定する。計算
機のハードウェア内では各属性の識別は前述した添え
字”ij”方式を取るが、ここでは説明は省略する。デー
タカード56のシステム領域にあるシステムコマンド5
0は、各種のファイルマスタについて、実データ54に
ヘッダ情報51等を付加して図8のメモリマップ構成の
形式に仕上げるプログラムでる。
【0029】次に、ステップS10のハードウェア資源
やファームウェア資源に関する一覧表作成については、
図14とともに図15以降のフローチャートを用いて詳
しく説明する。まず、入力ハードウェアについて、図1
5のフローチャートのステップS14において、キーボ
ード4について、和文入力用か、英文入力用または両入
力用か、入力可能記号にはどのようなものがあるのか等
の性能の一覧表を作成する。出力ハードウェアについ
て、データを表示するものには多種のものがあるので各
ハードウェアについて必要な項目の設定を行なう。ステ
ップS15ではCRT2の表示画面サイズは何インチ
か、ステップS16ではCRT2の解像度が1032×
1032のドット数か、760×460ドット数か等の
特定する。
【0030】ステップS17では、CRT2の表示画面
で横方向のドット並びをカラム、縦方向のドット並びを
ラインと定義したうえで、表示に実質的に使用する1カ
ラムのサイズを縦と横方向のドット並び数で指定する。
ステップS18では、画面上に表示される英数カナ文字
の基本の大きさを示す1キャラクタサイズを縦横のドッ
ト数で指定する。ステップS19では、画面上に表示さ
れる漢字の基本の大きさを示す1漢字サイズを縦横のド
ット数で指定する。ステップS20では、キャラクタま
たは漢字を表示する場合に、それぞれの文字と文字との
間に入れる空白部分の基本の大きさを示す1文字間スペ
ースを縦横のドット数で指定する。これにより表示画面
での単位文字の桁数と漢字等の基本の大きさを基準にし
て倍角や斜方等の文字形種の特定がされる。
【0031】ステップS21では、1カラムを縦方向に
何ラインか集めて矩形面を形成し、この矩形面を表示有
効枠とする画面出力最大ライン・カラムを、カラム数と
ライン数でサイズを指定する。これにより表示画面での
単位文字の最大行数や最大桁数が特定される。またこの
画面出力最大ライン・カラムはCRT2に一度に表示で
きる全ドットからなる画面であり、例えば1032×1
032のドット数や、760×460ドット数が解像度
を示すことになる。ステップS22では、更に表示装置
であるCRT2がカラーか白黒か選択により特定し、ス
テップS23では表示形式がマルチウインドーかどうか
の特定を行う。ステップS24では表示可能な文字には
カナ、漢字、英字、独字等があるかどうかの特定をし、
ステップS25では上記一覧表や特定した各種属性の登
録を行う。かくして図14の表示装置の特性を示すCR
T規格23とその他の特性30が構築される。
【0032】図16のフローチャートおいて、プリンタ
ーであるPRT3の属性について現況登録をする。まず
ステップS26では熱転写型かドット型かレーザープリ
ンター型のいずれかの種別特定を、ステップS27では
カラー型かカラーは何色か、単色型の白黒か等の特定を
行い、次にステップS28では行数や一行当たりの桁数
の特定を行う。ステップS29ではグラフィックのGC
型か文字専用の文字型かの特定を、ステップS30では
カナ、英字、漢字等の印字可能な文字種の特定を行い、
ステップS31では使用する用紙のサイズ、用紙の供給
方式やタイプの特定を行い。ステップS32では上記仕
様や特定した各種属性の登録を行う。かくして図14の
PRT規格24が構築される。
【0033】次に図17のフローチャートおいて、ステ
ップS33では磁気記録装置に使用できる磁気媒体はF
D9かHD8かそのほかシリンダーディスクか、または
両方使用可能かの特定を行う。ステップS34では各磁
気媒体のメモリ容量の特定、ステップS35では例えば
HD8なら、シリンダやトラックやセクターの構成につ
いて特定を行う。そしてステップS36ではHD8がフ
ォーマット済みかどうかの特定を行い、ステップS37
では上記特定事項や規格を登録する。かくして図14で
はHD8、FD9の詳細情報を含む磁気媒体のDISK
規格25が構築される。
【0034】更に図18のフローチャートおいて、ステ
ップS41ではCPU1が16ビットマシンか、32ビ
ットマシンか、ステップS42では要求RAMサイズは
何Kバイトか等の規格の特定を行う。ステップS43で
は浮動小数点か固定小数点か最大桁数は何桁か等の演算
特性を特定し、ステップS44では上記特定事項や規格
を登録する。かくして図14のCPU規格26と演算特
性27が構築される。
【0035】次に、ファームウェアについて、図6の一
覧表と図19のフローチャートおいて、備えているアプ
リケーションプログラムのAPソフトアェア6について
現況登録をする。ステップS45では所有するAPソフ
トアェア6をリストアップする。アプリケーションプロ
グラムには貸借対照表(B/S)、損益計算書(P/
L)、予算実績対比表、科目残高試算表・・・がある。
更に、このステップS45では、図6に示すように各A
Pソフトアェア6について、経理上のどういう仕事をす
るのかの機能と、目的は何かの用途と、どういうデータ
とファイルマスタが作用対象なのかの注釈付けを行な
う。この機能と用途と作用対象は財務の専門家には不要
だが、経理に初歩の利用者には注釈があると便利であ
る。
【0036】さて、ステップS46では、例えば貸借対
照表(B/S)にはa、損益計算書(P/L)にはb、
科目残高試算表にはd等を名付ける。更にステップS4
7ではそれら各APソフトアェア6の貸借対照表(B/
S)に1001、損益計算書(P/L)に1010等の
コード付けをし、これらは何ビットマシンを必要とする
のか特定する。更にステップS48では、各APソフト
アェア6のサイズについて例えば、磁気媒体に記録のた
め占有する総ビット量、オペレーションのために使用要
求する最大メモリ量、演算に要する桁数等の各種属性を
特定する。ステップS49では上記特定事項や規格を登
録し、図14のPRG規格28が構築される。
【0037】同様にして、その他の資源についても現況
を調べ、必要に応じて図14のその他規格特性30(キ
ーボード特性を含む)の中に構築される。BLK特性2
9については後述する。
【0038】さて、図20のフローチャートでは、自動
編集表示ジェネレータのセットアップ、即ちCRT2等
についてデータの出力設計に必要な項目を設定する。ス
テップS50では、画面レイアウト形式の第1のパター
ン、第2のパターン、第3のパターン・・・を設計し、
図14のCRTフォーマット32が構築される。ステッ
プS51では、項目辞書やメモリマップ構成のデータカ
ード56のデータ特性22とCRT規格23とから、C
RT2へ表示する最大登録件数の指定をする。この最大
登録件数にはそれぞれ指定されたシステムにおいて自動
的に作成できる画面レイアウトの画面数と表示項目名称
の項目数とがある。
【0039】ステップS52では、自動的に画面レイア
ウトを作成する時に、どのレベルまでを自動的に行なう
かを示す画面マスタ作成レベルを指定する。ステップS
53では、画面レイアウトを作成中に、表示項目名称マ
スタを参照する時に登録されている漢字名称で参照する
のか、英数カナ字名称で参照するのかを示す表示項目名
称マスタ表示データ形式を選択により指定する。ステッ
プS54では、表示項目名称マスタを登録する時に、漢
字名称のみの登録とするのか、漢字名称と英数カナ字名
称の両方を登録するのかを示す表示項目名称メンテナン
ス形式を選択により指定する。ステップS55では、自
動的に画面レイアウトを作成する時に、前の項目と後の
項目とのスペースをどのくらいにするかをカラム数によ
って示す項目間スペースを指定する。
【0040】ステップS56では、自動的に画面レイア
ウトを作成する時に、項目名称と項目データの位置関係
を指定し、ヘッダ部とデータ部と合計部の各エリアにつ
いて、それぞれデータの位置を中心として上下左右に名
称の位置を指定する。ステップS57では、自動的に画
面レイアウトを作成する時に、画面に変化を加えるため
の破線のパターンを16個の点により構成する罫線パタ
ーンを指定する。ここで罫線パターンは、16種の登録
が可能である。
【0041】次に、表示項目名称マスタの登録につて説
明する。表示項目名称とは、表示項目データごとのタイ
トルとしての名称を登録するものである。表示項目名称
は、漢字名称と英数カナ名称の2種類の入力が可能であ
り、漢字のみ、漢字と英数カナ両方の入力が可能であ
る。登録する項目は、表示項目名称コード、表示項目名
称(漢字)、50音呼出しサイン、表示項目名称(英数
カナ)、英数カナ呼び出しサイン、対象項目コードであ
る。但し、入力方法の指定が漢字のみのときには、表示
項目名称(英数カナ)、英数カナ呼び出しサインの入力
は不可である。登録された内容は、表示項目名称コー
ド、50音呼出しサイン、英数カナ呼び出しサイン、対
象項目コードによりし、修正することも可能である。
【0042】次に、自動編集ジェネレータの細目の一つ
である画面マスタ登録について説明する。まず、AGL
のデータカード、データベースのデータレイアウトのど
ちらかを参照して画面に表示する項目(表示項目)を選
択し、表示位置を指定する。次に、自動編集表示の設定
では、AGLのデータカード、またはデータベースによ
りレイアウトの作成されているファイルから実際に表示
するデータを取り込み、画面マスタを参照して、CRT
上に表示を行なう。前記ステップS56の位置指定に対
応する表示項目のエリア指定を行なう。エリア指定は表
示項目をヘッダ部、データ部、合計部、不要部の4つの
エリアに分ける。ヘッダ部は画面の上段に表示されデー
タの固定情報として扱われる。
【0043】データ部は画面の中段に表示され、データ
の明細項目として扱われる。合計部は画面の下段に表示
され、データの合計の表示になる。不要部はその画面を
作成するために不要な項目となり、実際レイアウトを作
成するときには、表示位置の指定はできなくなる。AG
Lのデータカードからの表示の場合、画面マスタ登録に
おける自動レイアウト編集機能を使用して、画面レイア
ウトの作成されていないデータを表示することも可能で
ある。
【0044】次に1画面に表示するデータ部のライン数
を指定する。ここで自動レイアウト編集を行なう場合に
は、項目データと項目名称の表示位置の確認を行ない、
自動的に作成された画面がCRT上に表示される。その
後項目ごとの入れ替えがおこなわれる。自動レイアウト
編集を行なわない場合には、画面との対話形式で表示対
象項目や表示項目名称を画面に呼出し、任意の位置に設
定する。表示する項目は、それぞれに編集情報、修飾情
報、色情報が設定出来、編集情報は、文字の表示方法と
して、拡大や縮小、反転の指定ができる。修飾情報は、
表示するデータに対して、前に0を付けたり、0を取っ
たり、カンマやスラッシュを間に入れたり、年月日の文
字を追加したりするときに指定する。
【0045】また、色情報は、CRTがカラーの場合に
有効になり、指定した色で、項目データや項目名称に色
を付けることができる。罫線は太線、通常の実線、破線
の3種類があり、任意に設定できる。破線の場合には、
システムのセットアップにおいて、ユーザーの設定した
罫線パターンも呼び出して使用することが可能である。
次に、具体的な登録を説明すると、図21のフローチャ
ートにおいて、ステップS58ではデータ特性22とP
RT規格24とからPRT3へ印字する形式の第1のパ
ターン、第2のパターン、第3のパターン・・・を設計
し、図14のPRTフォーマット33が構築される。
【0046】ステップS59では、データ特性22と磁
気媒体のDISK規格25とから、帳票データをHD等
の磁気記録装置へ格納する形式の第1のパターン、第2
のパターン、第3のパターン・・・を設計し、図14の
DISKフォーマット34が構築される。ステップS6
0では、データ特性22とBLK特性29とから、ブロ
ックデータをHD等の磁気記録装置へ格納する形式の第
1のパターン、第2のパターン、第3のパターン・・・
を設計し、図14のDISKフォーマット34が構築さ
れる。同様にしてステップS61では、その他のフォー
マットも必要に応じて設計され、その他フォーマット3
6が構築される。
【0047】次に、独立した処理モジュール(一種のプ
ログラムである)としてのデータベースについて説明す
る。保存データの設定を行なって、データベースへのア
クセスするプログラムモジュールの作成環境を作る。上
記により、CRTコマンド、PRTコマンド、データベ
ースへアクセスするプログラムモジュールの作成を行な
うことが出来る。この際には、ファイル、順序、範囲、
条件などの使用者の必要事項を直接設定するだけで、プ
ログラム言語にする必要はない。
【0048】さて、実際のプログラムはAGLコマンド
文法に基づき対話型のエディタを用いて作成する。この
際に、データベース入出力、画面表示、プリンター出力
等独立して存在する。各種処理モジュール間のデータの
受渡しにはデータカード56を介して行なう。データカ
ード56には各モジュールに必要なデータとその属性が
含まれ、上述したように、属性はヘッダ情報、レコード
情報、項目情報で管理され、処理の種類に対応して夫々
組み合わせるプログラムも異なり、これに従ってデータ
カード56内のデータは異なる。同データを参照する場
合は属性がヘッダ情報、レコード情報、項目情報として
格納されているので、データカード56を受け取ること
によって、データカード56内に保存されている実デー
タは項目単位に展開処理することができる。データカー
ド56を介して受け取った実データはデータベースコマ
ンド、出力側のジェネレータで定義された情報と関連付
けられるので、処理に必要なデータの保存、画面表示、
プリント出力ができる。
【0049】次に、実データを含むファイルマスタや帳
票を当該データ処理装置に入力し、または前記データベ
ースにある実データを含むファイルマスタや帳票等を読
み出して、ユーザーが会計事務処理の規則や知識やノウ
ハウに基づいて、各種アプリケーションプログラムをこ
れらに作用させて、経理上有意なデータ集団を求め、該
当する資源上に表示し、印字し、格納する動作について
説明する。まず、経理演算によって図22の予算実績対
比表を作成するプログラミングについて説明し、次に、
データカード56を用いた出力処理について説明する。
【0050】収集し整理した図29の項目辞書を構成す
る図23の集合体(レコード)単位で保存されているデ
ータベースdBより、出力された原始データを入手し、
コマンドモジュールCOMのプログラムにより、必要な
加工を行ない、データカード56仕様に基づき受渡(出
力データ)データをセットする。出力処理側(表示やプ
リント)では統一仕様にて生成されたデータカード56
を仕様に基づき受け取る。出力処理側で必要な情報(表
示ライン、カラム表示属性、罫線)を自動編集機能を用
いて、生成保存されているファイルより入手し、データ
カード56内の実データをCRT2上へ表示する。
【0051】プリント処理の場合も表示処理と同様、表
示ライン、カラム表示属性、罫線情報を生成保存されて
いるファイルより入り手し、実データをPRT3へ印字
する。次に、CRT2、PRT3に出力するに先立って
行なう自動編集機能について説明する。データの項目に
あっては、ヘッダ項目、データ項目、合計項目に分類さ
れるので、同エリア情報を指示することにより、システ
ム側で持つ標準配置特徴を元に、各データのタイトルデ
ータの表示位置の決定をする。同機能を用いることによ
り煩雑なデータ表示位置の設定は排除でき、バランスの
よいレイアウトが、簡単にな操作にて作成することがで
きる。
【0052】データカード56の特徴は各々独立する各
種モジュール(データベースdB、コマンドモジュール
COM、自動編集表示ジェネレータ、プリントジェネレ
ータ)間のデータの受渡しにおいて、他モジュールを意
識することなく、統一仕様で作成することが可能で、同
仕様に対応可能なシステムであれば、他機能であっても
データの入出力ができる。項目を取り扱う各種情報は上
述の説明にもあるようにヘッダ情報51、レコード情報
52、項目情報53により入手可能であるため同情報に
より実データの参照ができる。実データを含むデータカ
ード56はPRT3に到着すると、他のモジュールに拘
束されることなくPRT規格24の印字特性にのみ制御
されて各種データがプリントされる。更に、実データを
含むデータカード56はコマンドモジュールCOMに到
着すると、他のモジュールに拘束されることなくコマン
ドモジュールCOMの指定コマンドにのみ制御されて各
種演算がなされる。
【0053】次に、上述した図2のステップS13の処
理の詳細な具体例を図7と図24のフローチャートに従
って説明する。まず、ステップS70では、前処理とし
て抽出ファイルを作成し、ファイル群69にアクセスす
る。ステップS71では、科目を入力し、名称の変換を
行なう。ステップS72では、例えば集計件数14につ
いて科目毎の金額を集計する。ステップS73では、集
計するレコードをセットし、ステップS74では科目検
索のために入力科目にテーブルの科目を設定する。ステ
ップS75では、2分探索法により絞り込みを行なう。
ステップS76では、科目比較のためにレコードのセッ
トを行ない、ステップS77で条件が揃ったので始めて
科目検索を行なう。
【0054】ステップS78では、当該レコードより予
算額と実績額の各総和を計算し、ステップS79では、
抽出ファイルへ書き出す。ステップS80では、以上に
より入力科目の集計が完了する。ステップS81では、
予算額と実績額の各総和をCRT2に表示し、ステップ
S82で表示結果をプリントしたりして処理を終了す
る。上記ステップS72からステップS80までが科目
集計、予算額と実績額の算出過程を示し、ステップS7
4からステップS77までがテーブルサーチによる科目
検索過程を示している。
【0055】さて、次に経理演算によって図22の予算
実績対比表を作成するプログラミングについて図25の
フローチャートにしたがって説明する。まず、財務上の
ジョブメニューがCRT2上に表示される。これから実
行したいジョブを経理担当者が、CRT2上でメニュー
の中から選択する。いま例えば予算実績対比表の作成が
選択されると(ステップS84)、これを受けてマスタ
プログラム20は次に、複数のアプリケーションプログ
ラムのうち、どのAPソフトウェア6を使用するのか問
い合わせてくる(ステップS85)。
【0056】問い合わせはマスタプログラム20が図6
の複数のAPソフトウェア6をCRT2画面にメニュー
形式で表示する。経理担当者は予算実績対比表を作成の
ためにはどれどれのAPソフトウェア6が必要なのか、
業務経験上知っているので経理の規則に従って、メニュ
ーから例えば、作業業務を選択、データセットを用いて
標準財務[1]を選択する。ここでジョブ遂行のため
に、当該業務に複数のAPソフトウェア6を組み合わせ
なければならない場合は、経理担当者は必要なだけのA
Pソフトウェア6を選択して取り込む(ステップS8
6)。
【0057】次に、使用するAPソフトウェア6の指定
が済むと、マスタプログラム20は選択した各APソフ
トウェア6を実行するために、どれどれのファイルマス
タを使用するのか問い合わせてくる(ステップS8
7)。問い合わせはマスタプログラム20が図4の複数
のファイルマスタをCRT2画面にメニュー形式で表示
する。 ここでも、経理担当者は指定したAPソフトウ
ェア6の実行のために、どれどれのファイルマスタが必
要か業務経験上知っているので、経理の規則に従ってメ
ニューから、例えば財務月次マスタ等を選択指示する。
さて、ここで標準財務[1]を実行のために財務月次マ
スタに複数のファイルマスタを組み合わせなければなら
ない場合は、必要なだけのファイルマスタを選択して取
り込む(ステップS88)。
【0058】更に、標準財務[1]を実行のために、経
理担当者は財務月次マスタデータと複数のファイルマス
タデータとの算術和や差や積が必要と認めた場合は、前
述した伝票Aij、Bijのデータの総和ΣAij、Σ
Bijや,比ΣAij/ΣBijのデータ等の演算と同
様な演算も行なうことができる。財務月次マスタに複数
のファイルマスタを組み合わせる四則演算や論理演算で
は、マスタプログラム20は前述した比ΣAij/ΣB
ijのデータ等の演算と同様に、図14のデータ特性2
2にCPU特性26と演算特性27とを結合し、最も経
済的で高速な演算方法で中間結果を出力する。
【0059】次に、上述した各フローチャートと各種モ
ジュールの具体的な動作を入金伝票と出金伝票とを用い
て説明する。さて、実データが記入された図12、図1
3の入金伝票Aijと出金伝票Bijを図1のOCR7
を介してデータ処理装置に入力する。メニューに従っ
て、オペレータが各総和ΣAijとΣBijとを求める
計算を指示し、その後メニューに従って、比ΣAij/
ΣBij、図22の予算実績対比表を求める計算を指示
し、これらの結果を表示し印字させる場合について説明
する。OCR7で読み取られた取引毎の入金伝票Aij
と出金伝票Bij上のデータは、図14のマスタプログ
ラム20によりメモリ空間21に移される。マスタプロ
グラム20は入金伝票Aijと出金伝票Bij上のデー
タにデータ特性22のデータカードを結合し、データベ
ース31に格納する。
【0060】データベース31に格納する方法を詳述す
ると,マスタプログラム20はデータ特性22を含む入
金伝票Aijのデータと磁気媒体のDISK規格25と
を比較対照して、DISKフォーマット34に従って格
納する。一般の伝票データが例えばHD8に格納される
時には、CPU1上のマスタプログラム20は、DIS
K規格25内のハードディスクの現況特性を参照して、
ハードディスク容量や規格に合わせて伝票データを自動
編集し格納する。格納パターンには優先順に1、2、3
・・・があり、キーボードからの指示がなければ予め優
先づけられた第1のパターンに従って、最も経済的なメ
モリ分配の形で格納する。オペレータがキーボード4を
介して第2のパターンのを指示すると、別の形式である
第2のパターンで伝票データを格納させることも出来
る。
【0061】さて、OCR7で読み取られた各ファイル
マスタ上の実データは、図14のマスタプログラム20
によりメモリ空間21に移される。マスタプログラム2
0は各ファイルマスタ、例えば財務月次マスタ上の実デ
ータに、ヘッダ情報51、レコード情報52、項目情報
53を結合してデータカード56化する。マスタプログ
ラム20はデータカード56化された財務月次マスタの
データと、磁気媒体のDISK規格25とを比較対照し
て、データカード56をDISKフォーマット34に従
って、ハードディスク内に格納する。
【0062】次に、オペレータが総和の演算を指示する
と、マスタプログラム20はデータベース31から取引
毎の入金伝票A1j、A2j、A3j・・・Aijのデ
ータを引き出し、入金伝票A1jデータ等のデータ特性
22にCPU特性26と演算特性27とを結合し、最も
経済的で高速な演算方法で各入金伝票Aijのデータ総
和ΣAijを求める。同様にして、マスタプログラム2
0は出金伝票Bijの各データについても、総和ΣBi
jを求め、総和ΣAijと総和ΣBijとはワーキング
メモリのメモリ空間21に一時格納される。ここでマス
タプログラム20は総和ΣAijのブロックデータと総
和ΣBijブロックデータについて、前述の単一データ
特性22と同様にBLK特性29を構築する。
【0063】ここでもブロックデータのΣAijとΣB
ijとをハードディスク等のデータベース31に格納す
る場合は、マスタプログラム20はブロックデータのΣ
AijとΣBijのBLK特性29に、磁気媒体のDI
SK規格25とを比較対照して、DISKフォーマット
34に従って格納する。ここでもマスタプログラム20
は、DISK規格25内のHD8の現況特性を参照し
て、HD8容量や規格に合わせてブロックデータを自動
編集し、優先順第1のパターンで格納する。オペレータ
がキーボード4を介して第2のパターンを指示すると、
第2のパターンで格納させることも出来る。
【0064】次に、オペレータが総和の比演算を指示す
ると、マスタプログラム20はメモリ空間21からΣA
ijのデータとΣBijのデータとを引き出し、BLK
特性29とCPU規格26と演算特性27とを結合し、
最も経済的で高速な演算方法で、これらの比、ΣAij
/ΣBijを求める。ここでも、マスタプログラム20
は比ΣAij/ΣBijのブロックデータについて、新
たなブロックデータ特性のBLK特性29を構築でき
る。ここで更に、ブロックデータのΣAij/ΣBij
を,データベース31に格納する場合は,ブロックデー
タΣAij/ΣBijの新たなBLK特性29に、磁気
媒体のDISK規格25と比較対照して、別の新たなD
ISKフォーマット36に従ってHDに格納することが
できる。
【0065】次に、データベース31やメモリ空間21
から読み出された入金伝票Aijデータや出金伝票Bi
jデータ、総和ΣAijやΣBijのブロックデータ,
または比ΣAij/ΣBijのブロックデータをCRT
2上へ表示する動作を説明する。マスタプログラム20
は入金伝票Aijのデータと,そのデータ特性22とC
RT規格23とを比較対照して、データ内容を自動編集
し、CRT規格フォーマット32に従って表示する。
【0066】一般の伝票データが、CRT2に表示され
る時には、CPU1上のマスタプログラム20は、CR
T規格23内の現況特性を参照して、表示桁数やサイ
ズ、解像度に合わせて表示データを自動編集し表示す
る。表示パターンには優先順に1、2、3・・・があ
り、キーボードからの指示がなければ予め優先づけられ
た第1のパターンに従って、平均的な画面分配の形で表
示する。オペレータがキーボード4を介して第2のパタ
ーンのを指示すると、配置の異なる第2のパターンで伝
票データを表示させることも出来る。
【0067】例えば、図26において、項目の年月日、
科目名、金額の順に上から下に、1991年5月11
日、入金伝票、3、500円と表示する。オペレータが
順位2の表示形式を入力すると、例えば図27のように
右下りの形式でこれら項目を表示する。また出金伝票B
ijデータ、総和ΣAijやΣBijデータ,比ΣAi
j/ΣBijのブロックデータについても、ブロックデ
ータ特性やCRT特性を参照して、前述の入金伝票Ai
jデータと同様に所定の表示形式でCRT2上へ表示で
きる。
【0068】次に、データベース31(図中ではdBと
略記)やメモリ空間21から読み出された入金伝票Ai
jデータや出金伝票Bijデータ、総和ΣAijやΣB
ijのブロックデータ,または比ΣAij/ΣBijの
ブロックデータをPRT3上へ印字する動作を入金伝票
Aijについて説明する。マスタプログラム20は,入
金伝票Aijのデータに関するデータ特性22と、PR
T規格特性24内の現況とを比較対照して、データ内容
を自動編集し、PRTフォーマット33に従って印字す
る。
【0069】一般の伝票データが、例えばPRT3に印
字される時には、CPU1上のマスタプログラム20
は、PRT規格24内の現況特性を参照して、表示桁数
や用紙サイズ、文字種等に合わせて印字データを自動編
集し、印字する。印字パターンには優先順に1、2、3
・・・があり、キーボードからの指示がなければ予め優
先づけられた第1のパターンに従って、平均的な紙面分
配の形で印字する。オペレータがキーボード4を介して
第2のパターンのを指示すると、配置の異なる第2のパ
ターンで伝票データを印字させることも出来る。例え
ば、CRT2の場合と同様に、項目の年月日、科目名、
金額の順に上から下に図26のように1991年5月1
1日、入金伝票、3、500円と印字する。オペレータ
が順位2の表示形式を入力すると、図27のように右下
りの形式でこれら項目を印字する。
【0070】また出金伝票Bijのデータ、総和ΣAi
jやΣBijのデータ,比ΣAij/ΣBijのブロッ
クデータについても、前述の入金伝票Aijデータと同
様にPRT3上へ好みのパターンで印字できる。また、
総和ΣAijとΣBijの和データΣAij+ΣBi
j、差データΣAij−ΣBij、積データΣAij×
ΣBijデータであっても同様に処理し動作する。
【0071】さて、予算実績対比表を得るために、これ
まで各段階で入力した選択と結合と処理の手順は、新た
なプログラムとして認識され、HD8に格納される。こ
れ以降では、新たな資源となった予算実績対比表を得る
このプログラムを使用すれば、経理知識やコンピュータ
システムに不慣れな一般職員であっても、予算実績対比
表を簡単に作成することができる。
【0072】実行結果の予算実績対比表は、メモリ空間
21上ではCRT2の表示範囲を越えるスプレッドシー
ト(ワークシート)状の集計表となっている。マスタプ
ログラム20は前述した比ΣAij/ΣBijの表示の
場合と同様に、集計表のデータ特性22とCRT規格2
3とを比較対照して、使用者が要求したデータ範囲を自
動編集し、CRTフォーマット32に従って表示する。
また、予算実績対比表をプリンター3に印字させる時に
は、マスタプログラム20は、集計表のデータ特性22
とPRT規格24を参照して、使用者が要求したデータ
範囲を表示桁数や用紙サイズ、文字種等に合わせて自動
編集し、前述した比ΣAij/ΣBijの場合と同様に
印字する。特に指定がなければ予め優先づけられた第1
のパターンに従って、平均的な紙面分配の形で印字す
る。オペレータがキーボード4を介して第2のパターン
のを指示すると、配置の異なる第2のパターンで伝票デ
ータを印字させることも出来る。
【0073】かくして、会計や経理の担当者は、コンピ
ュータのプログラミングの知識はなくとも、自己の専門
分野の知識を持ち合わせているので、メニューに従って
会計処理に必要なファイルマスタや基本プログラム等を
指定するだけで、会計事務処理上で発生する新たなジョ
ブを実行し、新たなプログラムを簡単に作成することが
出きる。
【0074】次に図28において、前述のCRT2、プ
リンター3、データベース31(dB)および命令式コ
マンド(COM)をファームウェアのモジュールと見な
した場合、データカード56はこれらのモジュール間を
平等な転送順位で自由に移動する。実データを含むデー
タカード56はCRT2に到着すると、他のモジュール
に拘束されることなくCRT規格23の表示特性にのみ
制御されて各種データが画面に表示される。
【0075】
【発明の効果】以上、説明してきたように、この発明に
よれば、コマンドと自動編集表示ジェネレータとプリン
タジェネレータおよびデータベースに対しては、データ
カードによりデータの受け入れや送出ができる。プログ
ラムの記述は少数の文字(外国語も含む)、例えばカナ
漢字変換入力で必要なコマンドを選択するだけで、アル
ファベットや記号による長文の記述はしなくてもよい。
また、実データを含むデータカードはデータベースdB
に到着すると、他のモジュールに拘束されることなくデ
ータベースdBのデータ特性にのみ制御されてファイル
の格納や編集がなされる。データレイアウトが定義され
ている磁気ディスク上のファイル群には、一連のデータ
ベースコマンドを使用して、コンピュータシステムの専
門家でない者であっても、簡単にアクセスできる。なお
更に、実データを含むデータカードはこれらのモジュー
ルで、それぞれ独立に並行して上記処理を受けることも
出来る。この発明によれば、コンピュータシステムの専
門家でない者であっても、次々に必要となるプログラム
を容易に簡単に作成し、かつ作成したプログラムの実行
が容易にできる。各コマンドは配列に対応するので、ル
ープ制御の煩雑さを軽減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明が適用されるデータ処理装置のブロッ
ク図である。
【図2】この発明の主動作を示すフローチャートであ
る。
【図3】帳票の一例を示す図である。
【図4】この発明のファイルマスタの一覧表を示す図で
ある。
【図5】この発明のファイルマスタや伝票のリストアッ
プの様子を示す図である。
【図6】この発明のアプリケーションプログラム一覧表
である。
【図7】この発明のコマンド構造を示す図である。
【図8】この発明のデータカードの全体構造を示す図で
ある。
【図9】この発明のヘッダファイル構成を示す図であ
る。
【図10】この発明のレコードファイル構成を示す図で
ある。
【図11】この発明の項目ファイル構成を示す図であ
る。
【図12】この発明の項目辞書の一部を示す図である。
【図13】この発明の項目辞書の要部を示す図である。
【図14】この発明のファームウェアの全体ブロック図
である。
【図15】この発明のCRT特性を登録するフローチャ
ートである。
【図16】この発明のPRT特性を登録するフローチャ
ートである。
【図17】この発明の磁気媒体の特性を登録するフロー
チャートである。
【図18】この発明のCPUの特性を登録するフローチ
ャートである。
【図19】この発明の基本プログラムの特性を登録する
フローチャートである。
【図20】この発明のデータ処理の手順を構築するフロ
ーチャートである。
【図21】この発明の出力のフォーマットを構築するフ
ローチャートである。
【図22】この発明により実行しようとする処理の一例
を示す図である。
【図23】この発明によるデータ保存やレコード形式の
一例を示す図である。
【図24】この発明の具体的な処理を示すフローチャー
トである。
【図25】この発明によるプログラム作成の例を示すフ
ローチャートの図である。
【図26】この発明の処理による表示または印字の様子
を示す図である。
【図27】この発明の処理による表示または印字の他の
様子を示す図である。
【図28】この発明のモジュール間を移動するデータカ
ードの様子を示す図である。
【図29】この発明の項目辞書の他の例を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 CPU 2 CRT 3 プリンター 4 キ−ボード 5 DRIVE 6 APソフトウェア 7 OCR 8 HD 9 FD 10 伝票 11 帳票 12 ファイルマスタ 20 マスタプログラム 21 メモリ空間 22 データ特性 23 CRT規格 24 PRT規格 25 DISK規格 26 CPU特性 27 演算特性 28 PRG特性 29 BLK特性 30 その他特性 31 データベース 32 CRTフォーマット 33 PRTフォーマット 34 DISKフォーマット 35 BLKフォーマット 36 その他フォーマット 50 システムコマンド 51 ヘッダ情報 52 レコード情報 53 項目情報 54 実データ 56 データカード 60 コマンドスケジュール 61 データ管理テーブル 62 入力修正エディタ 63 コマンド管理テーブル 65 起動コマンド 66 ラインデコード制御 67 データベース部 69 ファイル群 70 ジェネレータマスタ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 経理会計理論系を基礎にしてプログラミ
    ング用の経理言語を位置付け、経理処理に対する機能別
    の分類化や専門化を図り、経理知識の基本コンポーネン
    トを創出し、次に処理プログラムを作成する段階では、
    プログラミングについての知識を必要とする個々のプロ
    グラム用語を、経理知識の基本コンポーネントにより代
    替えさせ、プログラム用語や基本単位のプログラムを選
    択し、実のデータと結合して処理プログラムを構成し、
    これらプログラム用語やデータを情報と定義し、実のデ
    ータについての属性説明とデータそのものとを結合した
    集合体のデータカードを作成し、使用者の得たい情報の
    作成部分をコマンドモジュールに、使用者への情報提供
    部分を表示モジュールや印字モジュールに、使用者が情
    報を作成又は参照するために保存する部分をデータベー
    スモジュールに夫々分離して、各プログラムモジュール
    を定義するプログラムの作成及びデータの処理方法。
  2. 【請求項2】 取り扱いが予想される会計上の各種のフ
    ァイルマスタや帳票を可能な限りリストアップし、これ
    らファイルマスタや帳票についてその内容を分析して必
    要な項目を設定し、次にこれら項目についてその特性を
    表わす項目辞書を作成し、データ処理装置のハードウェ
    アの資源を構成する中央演算装置、表示装置、印字装
    置、磁気記録装置とファームウェアの資源を構成する会
    計アプリケーションプログラム等の数や規模、機能、仕
    様等の現況を把握して一覧表を作成し、前記リストアッ
    プしたファイルマスタや帳票と項目辞書および前記各一
    覧表を前記磁気記録装置に登録して、ファイルマスタと
    帳票および資源についてデータベースを構築し、前記フ
    ァイルマスタや帳票に実データを記入し、実データを含
    むファイルマスタや帳票を当該データベースに入力し、
    これら実データを含むファイルマスタや帳票と前記会計
    アプリケーションプログラムとを会計処理上の規則に従
    って結合して処理し、経理上有意なデータ集団を求め、
    この結合と処理の手順を新たなプログラムとして認識
    し、前記有意なデータ集団や前記プログラムを前記表示
    装置に表示し、前記印字装置に印字し、前記磁気記録装
    置に格納するようにしたプログラムの作成及びデータの
    処理方法。
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