JP2562739Y2 - ケーブルクレーン - Google Patents

ケーブルクレーン

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JP2562739Y2
JP2562739Y2 JP1990040125U JP4012590U JP2562739Y2 JP 2562739 Y2 JP2562739 Y2 JP 2562739Y2 JP 1990040125 U JP1990040125 U JP 1990040125U JP 4012590 U JP4012590 U JP 4012590U JP 2562739 Y2 JP2562739 Y2 JP 2562739Y2
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悦男 尾作
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悦兵 斉藤
修 寺下
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建設省東北地方建設局長
石川島播磨重工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案はダム建設等に使用するケーブルクレーンに関
するものである。
[従来の技術] 従来より広い作業範囲を網羅する有効な荷役手段とし
てケーブルクレーンが知られている。一般にケーブルク
レーンは2基の対峙した塔間に主索を張り渡し、その上
にトロリを横行させて荷役を行うもので、ダム建設工事
のコンクリート打設作業等によく用いられている。
ダム建設工事用としては、広大なダム建設現場全てに
荷役を行い得るよう、谷の両岸に張り渡した主索の片
側、或いは両側を、川の流れ方向に移動可能とする方式
が用いられることが多い。
第8図は上記した主索の片側を移動可能としたケーブ
ルクレーンの一例を示すもので、片側走行式ケーブルク
レーンと呼ばれるものである。
図示するように、谷1の左岸1aに固定塔2を、右岸1b
には移動塔3を夫々対峙せしめて設け、両者の間に主索
4を張り渡して、これに横行トロリ5を移動自在に懸吊
し、前記固定塔2の近傍に設けた機械室6にある横行装
置7ウインチ操作により横行索8を循環駆動させて前記
横行トロリ5を横行させ得るようにしてある。又、前記
横行トロリ5には、フック9、バケットハンガ10を介し
てコンクリートバケット11が吊下げ支持されており、前
記機械室6の巻上装置12のウインチ操作により巻上索13
の巻き取り、送り出しを行って前記コンクリートバケッ
ト11を昇降させ得るようにしてある。
又、前記固定塔2は基礎上に固定されており、バック
ステー14によって主索4の張力による水平力を支えるよ
うにしてある。
前記移動塔3は、図示しない川の流れ方向(図面に対
し垂直な方向)にレール15,16,17を敷設してなる走行路
Rに沿って図示しない走行装置の駆動により走行し得る
ようになっており、水平力は前記レール17で支えるよう
にしてある。
尚、図中18は移動塔3の転倒を防止する為に前記移動
塔3に積載された釣合重錘、19は運転室である。
上述したケーブルクレーンでは片側(右岸1b側)を移
動塔3として移動し得るようにしてあるが、両側とも
(左岸1a・右岸1bとも)移動塔としたものが両側走行式
ケーブルクレーンと呼ばれるものである。
又、主索の片側を移動可能としたケーブルクレーンの
別の例としては、第9図に示す如き軌索式ケーブルクレ
ーンがある。
この軌索式ケーブルクレーンは前述した第8図の片側
走行式ケーブルクレーンにおける移動塔3及び走行路R
に換えて、川20の流れ方向に所要間隔を置いて立設され
た固定塔21,22間に軌索23を張り渡し、該軌索23を走行
し得る走行トロリ24の主索4の一端を固縛することによ
って主索4の片側を移動可能としたものである。尚、図
中25はダム、26は前記走行トロリ24を走行せしめる機械
室を示す。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら、前述した片側又は両側走行式ケーブル
クレーンでは、移動塔3が走行する為の走行路Rを敷設
する際、山肌を広範囲に渡って掘削し且つコンクリート
を打設しなければならない為、多額な土木工事費がかか
ると共に、多大な自然破壊を招いてしまう欠点があっ
た。
又、移動塔3に積載される釣合重錘18の重量が大きい
為、前記移動塔3の走行用電動機が大型化してしまう問
題もあった。
更に、軌索式ケーブルクレーンでは大荷重の荷役を行
うことが困難で、比較的小さな荷重の荷役しか行えない
為、作業能率が悪く、しかも主索4の片側を張り渡した
軌索23で支持することになる為、荷の着床時(コンクリ
ートバケット11の着床時)や荷離し時(コンクリート放
出時)に発生する横行トロリ5の上下方向の揺動が大き
く安定性が悪いという欠点があった。
本考案は上述の実情に鑑みてなしたもので、前述した
片側又は両側走行式ケーブルクレーンと軌索式ケーブル
クレーンの夫々の持つ欠点を同時に解消し得る新規なケ
ーブルクレーンを提供することを目的としている。
[課題を解決するための手段] 本考案は作業現場の上方位置に主索を張り渡し、該主
索に横行トロリを移動可能に懸吊して、該横行トロリに
より荷役を行うようにしたケーブルクレーンにおいて、
前記主索の少なくとも片側に、主索と交差する方向に延
びるランウェイガーダを架設し、該ランウェイガーダ
に、前記主索の端部を支持し且つ前記ランウェイガーダ
の長手方向に移動し得る側面形状を中空矩形型としたボ
ックス構造の走行トロリを外嵌させて配設し、前記主索
の一方の端部に、該主索をテークアップし得るよう主索
テークアップ機構を設けたことを特徴とするものであ
る。
[作用] 従って本考案では、主索を支持する走行トロリが架設
されたランウェイガーダの長手方向に沿って移動し、斯
かる移動によって横行トロリが主索に交差する方向に移
動され、広範囲の荷役が可能となる。
[実施例] 以下、図面に基づいて本考案の実施例を説明する。
第1図〜第7図は本考案の一実施例であり、図中第8
・9図と同一の符号を付した部分は同一物を表わしてい
る。
第1図〜第3図に示すように谷1の左岸1aと右岸1bの
所要位置に、川の流れ方向A(第1図において図面に対
し垂直な方向)に沿って所要長さ延びるランウェイガー
ダ27a,27bを、夫々略同一高さで対峙し且つ平行となる
よう架設し、これら各ランウェイガーダ27a,27bに、側
面形状を中空矩形型としたボックス構造の走行トロリ28
a,28bを前記各ランウェイガーダ27a,27b長手方向に移動
可能に外嵌させて夫々設置し、これら各走行トロリ28a,
28b間に主索4を張り渡し、該主索4に横行トロリ5を
横行し得るよう懸吊する。
左岸1aのランウェイガーダ27aは、川の流れ方向A上
流側端部を支柱29によって、又、下流側端部を、谷渡横
行索タワー30a及び第2機械室31を備えた基礎32によっ
て夫々支持され、且つバックステー33を介して主索4の
張力による水平力を山側の基礎34に伝え得るようにして
ある。又、前記走行トロリ28aは上記ランウェイガーダ2
7aに走行輪35,36,37を介して係合し、且つ自らに備えた
走行駆動装置38で前記走行輪35,36,37を駆動することに
よりランウェイガーダ27a長手方向に走行し得るように
なっていて、前記走行駆動装置38は前記ランウェイガー
ダ27a上方に架設された給電装置39から受電装置40を介
して駆動電力を供給されるようになっている。
又、右岸1bのランウェイガーダ27bは、川の流れ方向
A上流側端部を、サイドステー41を備えた支柱42によっ
て、又下流側端部を、谷渡横行索タワー30bを備えた支
柱43によって夫々支持され、且つ左岸1aのランウェイガ
ーダ27aと同様にバックステー33を介して主索4の張力
による水平力を山側の基礎34に伝え得るようにしてあ
る。更に前記支柱43の近傍には第3機械室44を備えた基
礎45が隣接されている。又、走行トロリ28bは、上記ラ
ンウェイガーダ27bに走行輪35,36,37を介して係合さ
れ、前記第3機械室44に配設した走行駆動装置46のウイ
ンチ操作により走行索47を介してランウェイガーダ27b
長手方向に走行し得るようになっている。即ち、第4図
に示すように、一端を下流側の支柱43に固縛した走行索
47を、前記走行トロリ28bの下流側側部に設けたシーブ4
7a,47bを介して前記走行駆動装置46のドラム47cに導い
て巻き回した後、上流側の支柱42上部に設けたシーブ47
dに渡して掛け、前記走行トロリ28bの上流側側部に設け
たシーブ47e,47fを介して前記上流側の支柱42に固縛し
てある。
更に、左岸1aにおけるランウェイガーダ27a架設位置
より低い位置には、横行トロリ5を横行索8を介して横
行せしめる横行装置48と、前記横行トロリ5がフック
9、バケットハンガ10を介して吊下げ支持するコンクリ
ートバケット11を、巻上索13を介して昇降せしめる巻上
装置49とを備えた第1機械室50を設け、該第1機械室50
近傍には運転室51が隣接してある。
次に、横行トロリ5を横行させる為の横行索8の掛け
方について第5図を参照して以下に説明する。
先ず、横行索8の一端8′を横行トロリ5の左岸1a側
端部5aに固縛し、該固縛した横行索8を、左岸1aの走行
トロリ28a下部に備えたシーブ8a,8bを介して、上流側の
支柱29に備えたシーブ8c,8cに導き、該シーブ8c,8c間に
横行索テークアップ用ウエイトWを懸吊し得るように前
記シーブ8c,8c及びウエイト用シーブW′に横行索8を
掛け渡し、これらに掛け渡した横行索8を下流側の基礎
32に備えたシーブ8d,8eを介して、下方にある第1機械
室50に導いて横行装置48のドラム8fに巻き回した後、前
記基礎32に備えたシーブ8gに掛け渡し、該シーブ8gから
の横行索8に横行索テークアップ用ウエイトWをウエイ
ト用シーブW′を介して懸吊せしめてから前記基礎32上
に立設された谷渡横行索タワー30aに備えたシーブ8hに
掛け、該シーブ8hから右岸bへと渡す。この右岸1bへ渡
した横行索8を右岸1bの谷渡横行索タワー30bに備えた
シーブ8iに掛け、下流側の支柱42に備えたシーブ8jを介
して右岸1この走行トロリ28b下部に備えたシーブ8k,8l
に導き、該シーブ8k,8lから横行トロリ5の右岸1b側端
部5bに導いて、これに横行索8″の他端を固縛する。
次に、横行トロリ5が吊下げ支持するコンクリートバ
ケット11を昇降する為の巻上索13の掛け方について第6
図を参照して以下に説明する。
左岸1aにある第1機械室50の巻上装置49のドラム13a
に、巻き取り・送り出し可能に巻きつけられた巻上索13
を、上方にある下流側の基礎32に備えたシーブ13b,13c
に掛け、該シーブ13b,13cから左岸1aの走行トロリ28a下
部に備えたシーブ13d,13eを介して横行トロリ5の左岸1
a側に備えたシーブ13fの上部に渡してこれに掛け、該シ
ーブ13fに掛けた巻上索13を、コンクリートバケット11
をフック9、バケットハンガ10を介して枢支するシーブ
13gの下部に渡して該シーブ13gを懸吊せしめた後、横行
トロリ5の右岸1b側に備えたシーブ13hの上部に渡して
これに掛け、該シーブ13hから右岸1bの走行トロリ28b下
部に備えたシーブ13i,13jを介して上流側の支柱42に導
き、該支柱42に巻上索13を固縛する。
尚、前述した各走行トロリ28a,28b間に張り渡される
主索4は、前記各走行トロリ28a,28bの枢支部52a,52b
に、夫々主索エンド金物53a,53bを介して枢着されてお
り、斯かる主索4の左岸1a側末端部には主索テークアッ
プ機構54が設けられている。
上記主索テークアップ機構54は第7図に示すように、
左岸1a側の主索エンド金物53aと主索4の末端を固着し
た連結金物55とを、多数のシーブ56を介して複数条に掛
け渡したテークアップロープ57によって連結したもの
で、一端を主索エンド金物53a側に固縛しておき、他端
を連結金物55側から左岸1aの走行トロリ28a上部に備え
たシーブ57aに導き、該シーブ57aを介して第2機械室31
に設けられた主索テークアップ装置58のドラム57bに巻
き付けて巻き取り・送り出し得るようにしてあり、前記
主索テークアップロープ57を巻きとることにより主索4
がテークアップされるようになっている。
尚、図中、59はハンガー、60はハンガー索、61はロー
プ受けタワーを示す。
上記した構成によれば、左岸1aと右岸1bの各走行トロ
リ28a,28bを走行駆動装置38又は46により、夫々各ラン
ウェイガーダ27a,27bに沿わせて同方向に同速度で走行
させることにより、横行トロリ5を懸吊する横行索8
を、川の流れる方向Aに沿って移動せしめ、前記横行索
8を所定位置に移動せしめた後、第1機械室50の横行装
置48により前記横行索8を循環駆動して横行トロリ5を
横行させ、コンクリート打設場所の上方にて停止せし
め、前記第1機械室50の巻上装置49により巻上索13を送
り出してシーブ13gを降下せしめることによりコンクリ
ートバケット11を降ろし、コンクリートの放出を行わせ
た後、前記巻上索13を巻き取ってコンクリートバケット
11を引き上げ、再び前記各走行トロリ28a,28bを同時走
行させ、横行装置48を操作することにより、横行トロリ
5を図示しないバッチャプラント上方位置に導き、巻上
装置49でコンクリートバケット11を降ろして新たなコン
クリートの積み込みを行い、然る後コンクリートバケッ
ト11を吊上げて上述した操作を繰り返すことによりコン
クリート打設作業を行う。
ここで、前記各走行トロリ28a,28bの同時走行に伴
い、これら各走行トロリ28a,28bの走行距離に相当する
長さ分だけ横行索8が循環してしまうことになる為、前
記各走行トロリ28a,28bの走行操作と同時に、横行索8
を横行装置48で巻き取り又は送り出しすることによって
連動操作を行い、横行トロリ5を位置補正するようにす
る横行トロリ5の位置ずれ防止方式を採用すれば、横行
トロリ5の位置を留めた状態で各走行トロリ28a,28bを
走行させることが可能である。尚、この時の横行トロリ
5の横行速度は、各走行トロリ28a,28bの走行速度と同
等として操作する。
又、上述した横行トロリ5の位置ずれ防止方式以外
に、横行索8の所要箇所に設けた横行索テークアップ用
のウエイトW高さを、各走行トロリ28a,28bの走行に先
だち、シリンダ等によって引き上げ又は引き下げて固定
することによって横行索8をあらかじめ調節しておく方
式を採用しても良い。
又、主索テークアップ装置58は、走行トロリ28aの走
行に追従して走行距離に応じた長さ分だけテークアップ
ロープ57の巻取り送り出しを行うように操作される。
尚、本考案のケーブルクレーンは、上述の実施例にの
み限定されるものではなく、両側の走行トロリの走行駆
動方式は同じ方式で行えば良く、その走行駆動方式には
種々の方式を採用し得ること、又、片側を固定して他方
の側のみランウェイガーダ及び走行トロリを設けて片側
走行式ケーブルクレーンとしても良く、その場合にはラ
ンウェイガーダを固定側を支点とする円弧形状とすれば
良いこと、更には、主索の張力が常に一定となるよう主
索テークアップ機構を調整して対応することによって、
両側走行式とした場合における各ランウェイガーダを平
行でない配置としたり、片側走行式とした場合における
ランウェイガーダを直線形状としたりすることも可能で
あること、又、走行トロリの走行路を延長する場合に
は、ランウェイガーダを連設し、地形に応じてバックス
テー及び支持構造を増設すれば良いこと、その他本考案
の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得る
ことは勿論である。
[考案の効果] 以上説明したように本考案のケーブルクレーンによれ
ば、下記の如き種々の優れた効果を奏し得る。
(I) 従来の片側走行式ケーブルクレーン及び両側走
行式ケーブルクレーンの如く走行路の敷設の為に広範囲
に渡る掘削やコンクリート打設を行う必要が無く、ラン
ウェイガーダを架設するだけで良いので、ケーブルクレ
ーンの設置に要する土木工事費を大幅に削減することが
でき、且つ自然破壊を著しく軽減することができる。
(II) 従来の片側走行式ケーブルクレーン及び両側走
行式ケーブルクレーンの移動塔の重量の大きい釣合重錘
を必要としない走行トロリを採用しているので走行トロ
リの走行駆動装置を従来の移動塔の走行用電動機と比較
して小さな容量のものとすることができ、電力消費量も
著しく軽減できる。
(III) 走行トロリは架設されたランウェイガーダに
支持されているので、走行駆動装置の保守点検を極めて
容易に行うことができる。
(IV) 従来の軌索式ケーブルクレーンより大きな荷重
の荷役を行うことができるので、作業能率を大幅に向上
することができ、ランニングコストを著しく軽減するこ
とができる。
(V) 従来の軌索式ケーブルクレーンに比べ荷の着床
時や荷離し時に発生する横行トロリの揺動が減少でき、
操作性及び安定性が大幅に向上できる。
(VI) ランウェイガーダの保守点検や補修作業を極め
て容易に行うことができる。
(VII) 走行トロリを、ランウェイガーダに外嵌され
た側面形状が中空矩形型のボックス構造としてあるの
で、主索の張力に対し高い強度を保持させることがで
き、しかも、走行トロリがランウェイガーダから外れて
しまうような事故の発生を確実に防止して安全性を大幅
に向上することができる。
(VIII) 主索の一方の端部に主索テークアップ機構を
設けてあるので、両側走行式とした際に地形上の制約等
により各ランウェイガーダを平行に配置できない場合
や、片側走行式とした際にランウェイガーダを固定側を
支点とする円弧形状に配置できない場合であっても、主
索の張力が常に一定となるよう前記主索テークアップ機
構を調整して対応することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の正面図、第2図は第1図の
II-II方向の矢視図、第3図は第1図のIII-III方向の矢
視図、第4図は走行索の掛け方を示す概略図、第5図は
横行索の掛け方を示す概略図、第6図は巻上索の掛け方
を示す概略図、第7図は第1図の主索テークアップ機構
を示す斜視図、第8図は従来の片側走行式ケーブルクレ
ーンの一例を示す正面図、第9図は従来の軌索式ケーブ
ルクレーンの一例を示す平面図である。 図中、4は主索、5は横行トロリ、8は横行索、13は巻
上索、27a,27bはランウェイガーダ、28a,28bは走行トロ
リ、38,46は走行駆動装置、48は横行装置、49は巻上装
置、54は主索テークアップ機構を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 小松 晴夫 東京都江東区毛利1丁目19番10号 石川 島播磨重工業株式会社江東事務所内 (72)考案者 斉藤 悦兵 東京都江東区毛利1丁目19番10号 石川 島播磨重工業株式会社江東事務所内 (72)考案者 寺下 修 東京都江東区毛利1丁目19番10号 石川 島播磨重工業株式会社江東事務所内 審査官 村山 禎恒 (56)参考文献 特公 昭26−7831(JP,B1) 特公 昭40−3735(JP,B1) 特公 昭63−32713(JP,B2) 実公 昭30−14718(JP,Y1)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】作業現場の上方位置に主索を張り渡し、該
    主索に横行トロリを移動可能に懸吊して、該横行トロリ
    により荷役を行うようにしたケーブルクレーンにおい
    て、前記主索の少なくとも片側に、主索と交差する方向
    に延びるランウェイガーダを架設し、該ランウェイガー
    ダに、前記主索の端部を支持し且つ前記ランウェイガー
    ダの長手方向に移動し得る側面形状を中空矩形型とした
    ボックス構造の走行トロリを外嵌させて配設し、前記主
    索の一方の端部に、該主索をテークアップし得るよう主
    索テークアップ機構を設けたことを特徴とするケーブル
    クレーン。
JP1990040125U 1990-04-13 1990-04-13 ケーブルクレーン Expired - Lifetime JP2562739Y2 (ja)

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JP2005206355A (ja) * 2004-01-26 2005-08-04 Kajima Corp ケーブルクレーン
KR101105283B1 (ko) 2010-09-30 2012-01-17 권대오 크레인 이동 장치

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