JP2562438Y2 - 陸上競技場等のトラックまたはコートの構造 - Google Patents
陸上競技場等のトラックまたはコートの構造Info
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- JP2562438Y2 JP2562438Y2 JP7112791U JP7112791U JP2562438Y2 JP 2562438 Y2 JP2562438 Y2 JP 2562438Y2 JP 7112791 U JP7112791 U JP 7112791U JP 7112791 U JP7112791 U JP 7112791U JP 2562438 Y2 JP2562438 Y2 JP 2562438Y2
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- Road Paving Structures (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、陸上競技場等のトラッ
クまたはコートの構造の分野に関するものである。
クまたはコートの構造の分野に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の陸上競技場等のトラックまたはコ
ートは、路床上に開粒または密粒アスコン層等を形成
し、その上方に所定の厚さのゴム層を一面にして形成
し、形成されたゴム層にトラックコースの規程寸法に合
せて区切り用の白線を付着せしめるものであった。
ートは、路床上に開粒または密粒アスコン層等を形成
し、その上方に所定の厚さのゴム層を一面にして形成
し、形成されたゴム層にトラックコースの規程寸法に合
せて区切り用の白線を付着せしめるものであった。
【0003】
【本考案が解決しようとする課題】従来の陸上競技場等
におけるトラック等は、下地層の上方に開粒または密粒
アスコン層等を形成し、さらにこの層の上方に所定の厚
さのゴム層を形成せしめていた。
におけるトラック等は、下地層の上方に開粒または密粒
アスコン層等を形成し、さらにこの層の上方に所定の厚
さのゴム層を形成せしめていた。
【0004】その際、下地層である路床、砕石層及び開
粒または密粒アスコン層の中に、水分等が残されたまゝ
ゴム層によって密閉された状態で工事が施工されてい
た。
粒または密粒アスコン層の中に、水分等が残されたまゝ
ゴム層によって密閉された状態で工事が施工されてい
た。
【0005】以上のように、下地層の中に残されている
水分が、太陽熱によって水蒸気と化し、この水蒸気が発
散しようとしてもゴム層によって外部への放出が阻止さ
れているので、ゴム層を下方から突き上げ、突き上げら
れるとゴム層は部分的ではあるが、接着個所が剥離して
若干膨れ上り、ぱかぱか現象を起し、競技者にとってふ
んばりがきかなくなり、記録が出ない等多大の障害をも
たらしていた。
水分が、太陽熱によって水蒸気と化し、この水蒸気が発
散しようとしてもゴム層によって外部への放出が阻止さ
れているので、ゴム層を下方から突き上げ、突き上げら
れるとゴム層は部分的ではあるが、接着個所が剥離して
若干膨れ上り、ぱかぱか現象を起し、競技者にとってふ
んばりがきかなくなり、記録が出ない等多大の障害をも
たらしていた。
【0006】さらに下地層とゴム層との間の各層間に閉
じ込められている空気が温度上昇によって膨張し圧力と
なってゴム層を押し上げることがあった。
じ込められている空気が温度上昇によって膨張し圧力と
なってゴム層を押し上げることがあった。
【0007】しかるに本考案は、施工時にトラックまた
はコートの区切り線である白線部分を始め、白線部分以
外のトラックまたはコートの周辺に、底面が下地層に達
する所定の固さのゴムチップ材またはゴムチップ材と同
じ機能を有する資材をもって脱気層を形成し、且貫通孔
を形成しこれら孔内にゴムチップ材等を充填せしめて、
下地層に発生した水蒸気や温度上昇による膨張した空気
を外部へ脱気せしめ、トラックの生命といわれているト
ラックのふくれ現象等を未然に防止せしめたものであ
る。
はコートの区切り線である白線部分を始め、白線部分以
外のトラックまたはコートの周辺に、底面が下地層に達
する所定の固さのゴムチップ材またはゴムチップ材と同
じ機能を有する資材をもって脱気層を形成し、且貫通孔
を形成しこれら孔内にゴムチップ材等を充填せしめて、
下地層に発生した水蒸気や温度上昇による膨張した空気
を外部へ脱気せしめ、トラックの生命といわれているト
ラックのふくれ現象等を未然に防止せしめたものであ
る。
【0008】また、トラックやコート上に降った雨水
を、ゴムチップ層を介して地下に侵透させ戻すようにし
た。
を、ゴムチップ層を介して地下に侵透させ戻すようにし
た。
【0009】
【課題を解決するための手段】本考案は、路床上に砕石
層、透水性を有するアスファルト層及びゴム層の各層を
順次形成せしめると共に、所定間隔おきにコースを区切
る白線部分を設けた陸上競技場等トラックまたはコート
において、
層、透水性を有するアスファルト層及びゴム層の各層を
順次形成せしめると共に、所定間隔おきにコースを区切
る白線部分を設けた陸上競技場等トラックまたはコート
において、
【0010】前記白線部分に、所定間隔おきに底面部が
砕石層に達する貫通孔を形成し、各貫通孔内にゴムチッ
プ材を充填してゴムチップ層を形成した陸上競技場等の
トラックまたはコートの構造である。
砕石層に達する貫通孔を形成し、各貫通孔内にゴムチッ
プ材を充填してゴムチップ層を形成した陸上競技場等の
トラックまたはコートの構造である。
【0011】さらに本考案は、路床上に砕石層、透水性
を有するアスファルト層及びゴム層の各層を順次形成せ
しめると共に、所定間隔おきにコースを区切る白線部分
を設けた陸上競技場等トラックまたはコートにおいて、
を有するアスファルト層及びゴム層の各層を順次形成せ
しめると共に、所定間隔おきにコースを区切る白線部分
を設けた陸上競技場等トラックまたはコートにおいて、
【0012】前記各白線部分に、所定間隔おきに底面部
が透水性を有するアスファルト層に達する貫通孔を形成
し、各貫通孔内にゴムチップ材を充填してゴムチップ層
を形成した陸上競技場等のトラックまたはコートの構造
である。
が透水性を有するアスファルト層に達する貫通孔を形成
し、各貫通孔内にゴムチップ材を充填してゴムチップ層
を形成した陸上競技場等のトラックまたはコートの構造
である。
【0013】また本考案は、路床上に砕石層、透水性を
有するアスファルト層及びゴム層の各層を順次形成せし
めると共に、所定間隔おきにコースを区切る白線部分を
設けた陸上競技場等トラックまたはコートにおいて、
有するアスファルト層及びゴム層の各層を順次形成せし
めると共に、所定間隔おきにコースを区切る白線部分を
設けた陸上競技場等トラックまたはコートにおいて、
【0014】前記各白線部分が、前記各白線部分を構成
する底面部が砕石層に達するか、あるいは透水性を有す
るアスファルト層に達する前記各白線を形成する凹部内
に、上部にゴムチップ材、その下方にプラスチックのチ
ップ材を充填して各白線部分を形成せしめた陸上競技場
等のトラックまたはコートの構造である。
する底面部が砕石層に達するか、あるいは透水性を有す
るアスファルト層に達する前記各白線を形成する凹部内
に、上部にゴムチップ材、その下方にプラスチックのチ
ップ材を充填して各白線部分を形成せしめた陸上競技場
等のトラックまたはコートの構造である。
【0015】さらに本考案は、路床上に砕石層、透水性
を有するアスファルト層及びゴム層の各層を順次形成せ
しめると共に、所定間隔おきにコースを区切る白線部分
を設けた陸上競技場等トラックまたはコートにおいて、
を有するアスファルト層及びゴム層の各層を順次形成せ
しめると共に、所定間隔おきにコースを区切る白線部分
を設けた陸上競技場等トラックまたはコートにおいて、
【0016】前記トラックまたはコートの外側周辺部分
に、砕石層に達する貫通孔を所定間隔おきに複数形成
し、前記貫通孔にゴムチップ材を充填した陸上競技場等
のトラックまたはコートの構造である。
に、砕石層に達する貫通孔を所定間隔おきに複数形成
し、前記貫通孔にゴムチップ材を充填した陸上競技場等
のトラックまたはコートの構造である。
【0017】
【作用】本考案の作用を説明すると以下のとおりであ
る。
る。
【0018】施工されたトラックは、太陽熱を吸収して
ゴム層から下地層の透水性を有するアスファルト層及び
砕石層等へと熱伝導がなされる。このように太陽熱が下
地層に及ぶと、下地層内の水分が蒸気と化する。
ゴム層から下地層の透水性を有するアスファルト層及び
砕石層等へと熱伝導がなされる。このように太陽熱が下
地層に及ぶと、下地層内の水分が蒸気と化する。
【0019】以上のようにして発生した水蒸気は、白線
部分を始め、他の個所に形成されているゴムチップ層等
のきわめて小さい孔部より外部へ脱気せしめることがで
きる。
部分を始め、他の個所に形成されているゴムチップ層等
のきわめて小さい孔部より外部へ脱気せしめることがで
きる。
【0020】上述のように、下地層内に発生した水蒸気
は、従来のトラック等のように、上面のゴム層を押し上
げることがないし、さらにゴム層を押し上げゴム層とア
スファルト層との接着面が離脱しゴム層のぱかぱか現象
が解除されるに至った。
は、従来のトラック等のように、上面のゴム層を押し上
げることがないし、さらにゴム層を押し上げゴム層とア
スファルト層との接着面が離脱しゴム層のぱかぱか現象
が解除されるに至った。
【0021】さらに本考案においては、白線部分またト
ラック等の外側周辺部分には、貫通孔を形成し、これら
の孔内にゴムチップ材を充填して固めた場合、ゴムチッ
プ材が、砕石層にまで達しているので、水蒸気をきわめ
て容易に脱気せしめることができる。従って水蒸気の逃
げ場が十分確保されているので、ゴム層が膨れあがるこ
とが全くない。
ラック等の外側周辺部分には、貫通孔を形成し、これら
の孔内にゴムチップ材を充填して固めた場合、ゴムチッ
プ材が、砕石層にまで達しているので、水蒸気をきわめ
て容易に脱気せしめることができる。従って水蒸気の逃
げ場が十分確保されているので、ゴム層が膨れあがるこ
とが全くない。
【0022】またトラックやコートに降った雨水を、ゴ
ムチップ層等を介して地下に戻すこともできる。
ムチップ層等を介して地下に戻すこともできる。
【0023】
【実施例】本考案の実施例を説明すると以下のとおりで
ある。
ある。
【0024】aは本考案のトラックを示すものであり、
以下の構成からなっている。1は下地層を形成する路床
であり、この層の上方に砕石層2を形成し、その上方に
所定の厚さの透水性の開粒または密粒アスファルト層3
とゴム層4とを形成せしめる。
以下の構成からなっている。1は下地層を形成する路床
であり、この層の上方に砕石層2を形成し、その上方に
所定の厚さの透水性の開粒または密粒アスファルト層3
とゴム層4とを形成せしめる。
【0025】しかるに本考案の特長は、図面々示のよう
に従来のトラックとは全く異って、規程によって所定個
所に付される白線5のゴム層4の部分を、砕石層2に達
する帯状のゴムチップ層6を形成させる。このゴムチッ
プ層6はトラックaに付される白線5の全部に形成して
もよいし、白線5が付される部分の、所定の間隔おきに
貫通孔7を形成し、これら貫通孔7内にゴムチップ材を
充填してゴムチップ層8を形成する。
に従来のトラックとは全く異って、規程によって所定個
所に付される白線5のゴム層4の部分を、砕石層2に達
する帯状のゴムチップ層6を形成させる。このゴムチッ
プ層6はトラックaに付される白線5の全部に形成して
もよいし、白線5が付される部分の、所定の間隔おきに
貫通孔7を形成し、これら貫通孔7内にゴムチップ材を
充填してゴムチップ層8を形成する。
【0026】さらに本考案においては、トラックaの構
成として、透水性を有する開粒または密粒アスファルト
層3とゴム層4との間にゴムチップ材を敷詰め形成せし
めたゴムチップ層8を形成する。この場合の白線5部分
に形成するゴムチップ層6の底部は、前記ゴムチップ層
8と接続させるか、あるいは前記の場合と同じように砕
石層2と接続する。
成として、透水性を有する開粒または密粒アスファルト
層3とゴム層4との間にゴムチップ材を敷詰め形成せし
めたゴムチップ層8を形成する。この場合の白線5部分
に形成するゴムチップ層6の底部は、前記ゴムチップ層
8と接続させるか、あるいは前記の場合と同じように砕
石層2と接続する。
【0027】以上のように白線5部分に形成されるゴム
チップ層6は、スパイクシューズの靴底に取着している
スパイクが突刺しても、ゴム層4を走行しているときと
同じ程度の固度を保持できるように形成する。従って白
線5部分を走行しても何ら不安ではない。
チップ層6は、スパイクシューズの靴底に取着している
スパイクが突刺しても、ゴム層4を走行しているときと
同じ程度の固度を保持できるように形成する。従って白
線5部分を走行しても何ら不安ではない。
【0028】さらにゴムチップ層6に白線5を付して
も、従来ゴム層4に付していたときの白線と何ら変るこ
とがない。
も、従来ゴム層4に付していたときの白線と何ら変るこ
とがない。
【0029】また白線5部分に施工するゴムチップ層6
の施工法は、特に限定するものでない。
の施工法は、特に限定するものでない。
【0030】なお、本考案においては、前記各白線5部
分を構成する底面部が砕石層2に達するか、あるいは透
水性を有するアスファルト層3に達する前記各白線5を
形成する凹部内に、上部にゴムチップ材、その下方に透
水性を有し、しかもゴムチップ材と同じ程度の固さを有
するプラスチックのチップ材を充填したものでもよい。
従って本考案においては、ゴムチップ材に限定しない。
分を構成する底面部が砕石層2に達するか、あるいは透
水性を有するアスファルト層3に達する前記各白線5を
形成する凹部内に、上部にゴムチップ材、その下方に透
水性を有し、しかもゴムチップ材と同じ程度の固さを有
するプラスチックのチップ材を充填したものでもよい。
従って本考案においては、ゴムチップ材に限定しない。
【0031】また本考案のゴムチップ層6は、白線部分
以外のトラックまたはコートの外側周辺部に砕石層に達
する貫通孔を所定間隔おきに複数形成せしめ、これらの
貫通孔にゴムチップ材を充填し、前記白線部分に施工し
たものと同じ機能をもたせてる。
以外のトラックまたはコートの外側周辺部に砕石層に達
する貫通孔を所定間隔おきに複数形成せしめ、これらの
貫通孔にゴムチップ材を充填し、前記白線部分に施工し
たものと同じ機能をもたせてる。
【0032】そして、本考案のゴムチップ層6は、成型
品にしておき白線が形成されるトラックまたはコートの
一部を開けておき、その中に嵌め込みながら施工しても
よい。
品にしておき白線が形成されるトラックまたはコートの
一部を開けておき、その中に嵌め込みながら施工しても
よい。
【0033】以上のように、ゴムチップ層6の施工に
は、種々の方法があるので限定しない。
は、種々の方法があるので限定しない。
【0034】
【効果】本考案は以下に示す効果を奏する。
【0035】本考案は、トラックまたはコ−トの上面部
のゴム層に付される白線部分を、ゴムチップ材等をもっ
て砕石層または中間層のアスファルト層に達するゴムチ
ップ層を形成し、白線部分の所定個所に、砕石層等に達
する貫通孔を形成し、これらの貫通孔内にゴムチップ材
を充填し、さらにトラックやコートの外側周辺部分に所
定間隔おきに、且砕石層に達する貫通孔を形成し、これ
らの貫通孔内にチップ材を充填せしめ、下地層である土
床や砕石層等に溜っていた水分が蒸気となって発生し、
あるいは温度上昇によって各層内の空気が膨張すると、
蒸気及び空気は白線部分に形成されているゴムチップ層
内にある無数の微小の孔部より外部へと発散するように
したので、発生した蒸気等が逃げ場を失って、上方のゴ
ム層を押し上げ、ふくれ現象を惹起せしめることを解消
するに至った。
のゴム層に付される白線部分を、ゴムチップ材等をもっ
て砕石層または中間層のアスファルト層に達するゴムチ
ップ層を形成し、白線部分の所定個所に、砕石層等に達
する貫通孔を形成し、これらの貫通孔内にゴムチップ材
を充填し、さらにトラックやコートの外側周辺部分に所
定間隔おきに、且砕石層に達する貫通孔を形成し、これ
らの貫通孔内にチップ材を充填せしめ、下地層である土
床や砕石層等に溜っていた水分が蒸気となって発生し、
あるいは温度上昇によって各層内の空気が膨張すると、
蒸気及び空気は白線部分に形成されているゴムチップ層
内にある無数の微小の孔部より外部へと発散するように
したので、発生した蒸気等が逃げ場を失って、上方のゴ
ム層を押し上げ、ふくれ現象を惹起せしめることを解消
するに至った。
【0036】さらに本考案は、トラックのふくれを未然
に防止することによって、走路としての機能を長期間持
続せしめることができると共に、トラックのふくれを除
去するための補修工事が不要となって、結果的には従来
のトラックの施工々事費よりも著しく安価に施工するこ
とができる等、多数のすぐれた利点を有している。
に防止することによって、走路としての機能を長期間持
続せしめることができると共に、トラックのふくれを除
去するための補修工事が不要となって、結果的には従来
のトラックの施工々事費よりも著しく安価に施工するこ
とができる等、多数のすぐれた利点を有している。
【0037】また本考案のゴムチップ層がきわめて小さ
い孔部を無数に有しているので、降った雨水は地下にき
わめて容易に戻すことができる利点を有している。
い孔部を無数に有しているので、降った雨水は地下にき
わめて容易に戻すことができる利点を有している。
【図1】本考案陸上競技場等のトラックまたはコートの
構造の第1実施例の一部切欠拡大縦断面図である。
構造の第1実施例の一部切欠拡大縦断面図である。
【図2】同第2実施例のトラックの一部切欠拡大縦断面
図である。
図である。
【図3】同第3実施例のトラックの一部切欠拡大縦断面
図である。
図である。
【図4】同トラックの一部切欠斜面図である。
a・・・トラック 1・・・路床 2・・・砕石層 3・・・アスファルト層 4・・・ゴム層 5・・
・白線 6、8・・・ゴムチップ層 7・・・貫通孔
・白線 6、8・・・ゴムチップ層 7・・・貫通孔
Claims (4)
- 【請求項1】路床上に砕石層、透水性を有するアスファ
ルト層及びゴム層の各層を順次形成せしめると共に、所
定間隔おきにコースを区切る白線部分を設けた陸上競技
場等トラックまたはコートにおいて、 前記白線部分に、所定間隔おきに底面部が砕石層に達す
る貫通孔を形成し、各貫通孔内にゴムチップ材を充填し
てゴムチップ層を形成したことを特徴とする陸上競技場
等のトラックまたはコ−トの構造。 - 【請求項2】路床上に砕石層、透水性を有するアスファ
ルト層及びゴム層の各層を順次形成せしめると共に、所
定間隔おきにコースを区切る白線部分を設けた陸上競技
場等トラックまたはコートにおいて、 前記白線部分に、所定間隔おきに 底面部が透水性を有す
るアスファルト層に達する貫通孔を形成し、各貫通孔内
にゴムチップ材を充填してゴムチップ層を形成したこと
を特徴とする陸上競技場等のトラックまたはコートの構
造。 - 【請求項3】路床上に砕石層、透水性を有するアスファ
ルト層及びゴム層の各層を順次形成せしめると共に、所
定間隔おきにコースを区切る白線部分を設けた陸上競技
場等トラックまたはコートにおいて、 前記各白線部分が、前記各白線部分を構成する底面部が
砕石層に達するか、あるいは透水性を有するアスファル
ト層に達する前記各白線を形成する凹部内に、上部にゴ
ムチップ材、その下方にプラスチックのチップ材を充填
して各白線部分を形成せしめたことを特徴とする陸上競
技場等のトラックまたはコートの構造。 - 【請求項4】路床上に砕石層、透水性を有するアスファ
ルト層及びゴム層の各層を順次形成せしめると共に、所
定間隔おきにコースを区切る白線部分を設けた陸上競技
場等トラックまたはコートにおいて、 前記トラックまたはコートの外側周辺部分に、砕石層に
達する貫通孔を所定間隔おきに複数形成し、前記貫通孔
にゴムチップ材を充填したことを特徴とする陸上競技場
等のトラックまたはコートの構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7112791U JP2562438Y2 (ja) | 1991-08-09 | 1991-08-09 | 陸上競技場等のトラックまたはコートの構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7112791U JP2562438Y2 (ja) | 1991-08-09 | 1991-08-09 | 陸上競技場等のトラックまたはコートの構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0516809U JPH0516809U (ja) | 1993-03-02 |
JP2562438Y2 true JP2562438Y2 (ja) | 1998-02-10 |
Family
ID=13451599
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7112791U Expired - Lifetime JP2562438Y2 (ja) | 1991-08-09 | 1991-08-09 | 陸上競技場等のトラックまたはコートの構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2562438Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4519611B2 (ja) * | 2004-11-16 | 2010-08-04 | 日本体育施設株式会社 | 弾性舗装表面の膨れ修復方法 |
JP7090965B1 (ja) * | 2022-04-18 | 2022-06-27 | 日本建設技術株式会社 | 透保水性舗装構造およびその工法 |
-
1991
- 1991-08-09 JP JP7112791U patent/JP2562438Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0516809U (ja) | 1993-03-02 |
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