JP2562386Y2 - 厨芥処理装置 - Google Patents

厨芥処理装置

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JP2562386Y2
JP2562386Y2 JP1991032213U JP3221391U JP2562386Y2 JP 2562386 Y2 JP2562386 Y2 JP 2562386Y2 JP 1991032213 U JP1991032213 U JP 1991032213U JP 3221391 U JP3221391 U JP 3221391U JP 2562386 Y2 JP2562386 Y2 JP 2562386Y2
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strainer
garbage
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rotation
kitchen waste
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JP1991032213U
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泰晴 丹羽
昌弘 長屋
正一 加藤
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Ricoh Elemex Corp
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Ricoh Elemex Corp
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、たとえば厨房の流し
の下に設けてその流しで生じた厨芥を排出口から送り込
んで脱水処理する厨芥処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の厨芥処理装置の中には、
流しの排出口を通して厨芥を多数の水抜き穴を有するか
ご状のストレーナ内に送り込み、そのストレーナ内に備
えるスクリューを回転してこの厨芥をストレーナの内面
に押し当て、その水分を水抜き穴を通して外部に流出す
るとともに、そのように脱水した厨芥自体をスクリュー
で送って外部へと排出する構成のものがある。
【0003】
【考案が解決しょうとする課題】ところが、この従来の
厨芥処理装置では、使用を継続しているうちにやがてス
トレーナが目詰りを起して脱水機能が低下してしまう問
題があった。
【0004】そこで、この考案の目的は、上述したよう
な厨芥処理装置におけるストレーナの目詰りを防止する
ことにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】そのため、請求項1に記
載のこの考案による厨芥処理装置は、たとえば以下の図
示実施例に示すとおり、かご状で周面に複数の水抜き穴
あ20aを有し、中心軸まわりに回転自在に支持し、厨
芥処理時に厨芥を送り込むストレーナ20と、 そのスト
レーナ20内にその内周面に外周を接触して収納する、
スクリュー22のような回転体と、 厨芥処理時は前記ス
トレーナ20の回転を規制し、前記回転体の回転によ
り、前記ストレーナ20内に送り込んだ厨芥を遠心力で
前記水抜き穴20aを通して脱水しながら排出する一
方、ストレーナ清掃時は前記ストレーナ20の回転規制
を解除し、前記回転体の回転により、摩擦係合で前記ス
トレーナ20も同一中心軸まわりに回転するストッパ2
5と、 前記ストレーナ20の外周面に向けて噴射口30
bを設ける給水管30と、 その給水管30の管路途中に
設け、ストレーナ清掃時に開いて前記噴射口30bから
吐出した水を前記ストレーナ20の外周面にかける開閉
弁33と、を設けてなることを特徴とする。
【0006】請求項2に記載のこの考案は、たとえば以
下の図示実施例に示すとおり、請求項1に記載の厨芥処
理装置において、前記ストレーナ20の外周面に先端を
押し当ててブラシ32を固定的に設けてなることを特徴
とする。
【0007】
【0008】
【0009】
【作用】そうして、請求項1に記載のこの考案では、
芥処理時は、厨芥をストレーナ20内に送り込むととも
にストレーナ20の回転をストッパ25で規制した状態
で回転体を回転し、厨芥を遠心力で水抜き穴20aを通
して説水しながら排出する。
【0010】また、ストレーナ清掃時は、開閉弁33を
開くとともにストッパ25による規制を解除し、回転体
を回転して摩擦係合でストレーナ20も同一中心軸まわ
りに回転し、噴射口30bから吐出した水をストレーナ
20の外周面にかける。
【0011】請求項2に記載のこの考案では、ストレー
ナ清掃時にブラシ32の先端を押し当てた状態でストレ
ーナ20を回転し、ストレーナ20の外周面を水をかけ
ながらブラシ32で擦る。
【0012】
【0013】
【実施例】以下、図面を参照しつつ、この考案の実施例
を説明する。図3は、この考案の厨芥処理装置の全体構
成を示す。厨芥処理装置は、基台10と、その上に載置
する厨芥の脱水圧縮器11と、図中上方の流し12から
送り込まれる厨芥を粉砕するディスポーザ13とを有す
る。そのうち脱水圧縮器11は、その上部に厨芥排出管
14を接続する。その厨芥排出管14の先端排出口14
aには、厨芥受15を着脱自在に取り付けている。そし
て、脱水圧縮器11は、図中左下側に一端をディスポー
ザ13に接続した連結管16の他端を接続するととも
に、右下側に排水管17を接続してなる。
【0014】ところで、上述した厨芥処理装置における
脱水圧縮器11は、詳しくは図1および図2に示すごと
く、箱状の外側ケース18内に円筒状の内側ケース19
を備え、その内側ケース19内にストレーナ20を設け
る。そして、図2で下側に示すとおり、前記連結管16
の他端を、外側ケース18と内側ケース19とを貫通
し、ストレーナ20外周に開ける孔(図示省略)を介し
てそのストレーナ20内と連通する。また、図2で上側
に示すとおり、前記排水管17を、外側ケース18を貫
通して内側ケース19内と連通してなる。ストレーナ2
0は、その上部側を開放するとともに、図1に示すとお
り、外周に多数の水抜き穴20aを開けて全体にかご状
に形成してなる。また、底部側で回転可能に支持する一
方、上部側開放端に前記厨芥排出管14の基端開口を挿
入し、押え金具21により止めて鍔状の蓋部14bで押
え保持する。このストレーナ20内には、スクリュー
(回転体)22を配置してなる。スクリュー22は、図
示しない支持軸をストレーナ20の底部を貫通し、その
支持軸を中心として回転自在に支持する。そして、この
スクリュー22は、複数のスクリュー羽根22aを有
し、そのスクリュー羽根22aの外縁をストレーナ20
の内面に近接させて配置している。しかして、このスク
リュー22を回転駆動すると、そのスクリュー羽根22
aがストレーナ20の内面に接触してそのストレーナが
従動回転可能とする。他方、このストレーナ20には、
その外周の図2中右側に突起20bを突出し、その突起
20bに内側ケース19を貫通して突出するストッパ2
5が係合してなる。そして、そのストッパ25により、
前記連結管16とストレーナ20の前記孔との連通位置
でそのストレーナ20の回転を規制している。ストッパ
25は、外部操作可能なレバー26に取り付け、そのレ
バー26を介して外側ケース18で支持する。レバー2
6は、把手26aの反対側先端を支点として矢示方向に
回動可能に外側ケース18に取り付けてなる。そして、
このレバー26を把手26aを持って図中時計方向に回
動し、このレバー26を倒してストッパ25を突起20
bに対し係合可能とする。
【0015】さらに、上述した厨芥処理装置は、図1お
よび図2に示すごとく、ストッパ25の反対側で給水管
30を外側ケース18と内側ケース19を貫通する。そ
の給水管30は、その一端(図中右端)にストレーナ2
0の高さ方向に沿って長手の噴射部30aを設ける。そ
の噴射部30aには、ストレーナ20の外周に向け開口
する噴射口30bを設ける。その噴射口30bには、ブ
ラシ取付部30cを設け、そのブラシ取付部30cにブ
ラシ32を設ける。そして、そのブラシ32をストレー
ナ20の外周に接触している。給水管30の他端は、水
道管31に接続している。そして、給水管30には、噴
射口30bに通ずる管路途中に開閉弁33を設けてな
る。
【0016】さて、流し12で生じた厨芥を上述した厨
芥処理装置で処理する場合、まず、流し12の排出口か
らこの厨芥をディスポーザ13内に排出し、そのディス
ポーザ13を駆動して粉砕し、連結管16を通してスト
レーナ20の前記孔からその内部に送り込む。そして、
スクリュー22を回転駆動し、厨芥をストレーナ20の
内面に押し当てながら上方へ押し上げて脱水圧縮する。
すると、厨芥の水分を水抜き穴20aを通して排水管1
7から外部の下水へと排出するとともに、そのように脱
水処理した厨芥をスクリュー22で送って厨芥排出管1
4を通して厨芥受15へと排出する。なお、この厨芥の
脱水処理時に、回転するスクリュー羽根22aの外周縁
がストレーナ20の内面に接触し、その内面への厨芥の
付着を防止する。
【0017】ストレーナ20外周が汚れた場合は、ま
ず、レバー26を起してストッパ25を突起20bから
外すとともに、押え金具21を外してストレーナ20の
回転規制を解除する。そして、改めてスクリュー22を
回転駆動する。すると、ストレーナ20を厨芥排出管1
4の前記基端開口の案内で従動回転し、その外周をブラ
シ32で擦って清掃する。それとともに、開閉弁33を
開いて水道水を給水管30を通して噴射口30bからス
トレーナ20の外周に向け噴射し、この外周を水洗いす
る。この洗浄終了後、スクリュー22の回転を止め、レ
バー26を倒してストッパ25で再びストレーナ20の
回転を止める。そして、開閉弁33を閉じ、押え金具2
1でストレーナ20を固定して再び厨芥の処理が可能な
状態とする。
【0018】ところで、上述した図示実施例では、水道
水の噴射口30bにブラシ32を設けるが、それを設け
ずにストレーナ20を水洗いする構成としてもよい。ま
た、このブラシ32を交換可能に設けることも可能だ
し、さらに、前記噴射口30b以外の箇所に設ける構成
としてもよい。なお、開閉弁33は、たとえば前記脱水
圧縮装置11内部に設け、前記ストッパ25のレバー2
6の外部操作に連動させて開閉自在とする構成にするこ
とも可能である。
【0019】
【考案の効果】したがって、請求項1に記載のこの考案
によれば、ストレーナ清掃時は、開閉弁を開くとともに
ストッパによる規制を解除し、回転体を回転して摩擦係
合でストレーナも同一中心軸まわりに回転し、噴射口か
ら吐出した水をストレーナの外周面にかけるから、スト
レーナの目詰りをなくして厨芥処理装置の脱水機能の低
下を防止することができる。
【0020】また、厨芥処理時は、開閉弁を閉じること
で、噴射口からの水の吐出を停止し、脱水効率を高める
ことができる。
【0021】請求項に記載のこの考案によれば、さら
に、ストレーナの外周を水洗いするとともにブラシで清
掃する構成とすることにより、より一層効果的にストレ
ーナを洗浄することができる。
【0022】また、請求項2に記載の考案によれば、ス
トレーナ洗浄時にストレーナを回転するから、ブラシを
回転する必要がなく、装置全体の構成を簡単とすること
ができる。併せて、ストレーナ洗浄時にストレーナを回
転することで、そのストレーナの外周面に、噴射口から
の水をムラなくかけることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例である厨芥処理装置におけ
る脱水圧縮器の内部機構を示す概略縦断面図である。
【図2】その脱水圧縮器の図1中線A−Aに沿って得た
横断面図である。
【図3】この厨芥処理装置の全体概略構成図である。
【符号の説明】
20 ストレーナ 22 スクリュー(回転体) 25 ストッパ 30b 噴射口 31 水道管 32 ブラシ 33 開閉弁

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 かご状で周面に複数の水抜き穴を有し、
    中心軸まわりに回転自在に支持し、厨芥処理時に厨芥を
    送り込むストレーナと、 そのストレーナ内にその内周面に外周を接触して収納す
    る回転体と、 厨芥処理時は前記ストレーナの回転を規制し、前記回転
    体の回転により、前記ストレーナ内に送り込んだ厨芥を
    遠心力で前記水抜き穴を通して説水しながら排出する一
    方、ストレーナ清掃時は前記ストレーナの回転規制を解
    除し、前記回転体の回転により、摩擦係合で前記ストレ
    ーナも同一中心軸まわりに回転するストッパと、 前記ストレーナの外周面に向けて噴射口を設ける給水管
    と、 その給水管の管路途中に設け、ストレーナ清掃時に開い
    て前記噴射口から吐出した水を前記ストレーナの外周面
    にかける開閉弁と、 を設けてなる、厨芥処理装置。
  2. 【請求項2】 前記ストレーナの外周面に先端を押し当
    ててブラシを固定的に設けてなる、請求項1に記載の厨
    芥処理装置。
JP1991032213U 1991-04-10 1991-04-10 厨芥処理装置 Expired - Lifetime JP2562386Y2 (ja)

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JPH04122656U JPH04122656U (ja) 1992-11-04
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