JP2561872Y2 - 油圧の増圧回路 - Google Patents

油圧の増圧回路

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JP2561872Y2 JP1992003812U JP381292U JP2561872Y2 JP 2561872 Y2 JP2561872 Y2 JP 2561872Y2 JP 1992003812 U JP1992003812 U JP 1992003812U JP 381292 U JP381292 U JP 381292U JP 2561872 Y2 JP2561872 Y2 JP 2561872Y2
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文彦 石瀬
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、破砕機の油圧回路に適
用される増圧回路に関する。本考案は、その他の油圧シ
リンダ、油圧モータの駆動回路のプレス、成形機、試験
装置等の増圧回路にも利用することができる。
【0002】
【従来の技術】図3に示すように、従来の破砕機の油圧
回路においては増圧回路はなく、操作弁12の出力油路
は開閉シリンダの伸側油路40、縮側油路41に各々直
接接続され、操作弁12の切換により高圧油が交互に開
閉シリンダに供給され開閉動作を行なっていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】破砕機の閉動作時に
は、鉄筋、コンクリート等を破砕・切断するための強力
な力を必要とする。しかし、破砕力は油圧力で決まるた
め従来の油圧回路では破砕機を装着した母機(例えば油
圧ショベル)の定格圧力による破砕力しか発揮できな
い。そして、母機の定格圧力は母機の油圧システムの最
適な圧力に設定されているため破砕機などの強力な油圧
力を必要とする場合には、圧力が不足し破砕機の能力を
最大限に活用できないという問題がある。
【0004】その解決策としては、定格圧力を破砕機の
使用時の高い圧力に設定しなおすことも考えられるが、
母機の油圧システム全体に重大な影響を及ぼし母機の損
傷や寿命を短くするという問題も生じやすい。本考案は
これらの問題を解決する増圧回路を提供することを目的
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案に係る油圧の増圧
回路は、開閉シリンダ4と、操作弁12と、油圧ポンプ
13と、タンク36からなる油圧回路において、 (A)複動型増圧シリンダ5と、分配弁6と、シーケン
ス弁7と、パイロット式チェック弁8と、パイロット油
路9と、連結部材35と、切換弁10を具備し、 (B)前記操作弁12は、3位置4ポートの構造を有
し、手動又はパイロット圧により制御され、ポンプ13
からの圧油を伸側油路(271、272)を介して開閉
シリンダ4の伸側油室20に出力し、縮側油路28を介
して開閉シリンダ4の縮側油室21に出力するととも
に、開閉シリンダ4からのリターン油をタンク36に戻
し、 (C)前記パイロット式チェック弁8は、伸縮油路の自
由流れ方向が伸側油室20方向になるように伸縮油路
(271と272)の間に挿入されてパイロット油路9
を介して縮側油路28の油圧により制御され、 (D)前記シーケンス弁7は、伸側油路271からの分
岐油路26に接続されて分岐油路26の圧力が設定圧以
上になったときに作動し、操作弁12からの油圧を第1
供給油路29を介して分配弁6に出力し、 (E)前記分配弁6は、2位置4ポートの構造を有し、
切換弁10からのパイロット圧で制御され、前記シーケ
ンス弁7からの圧油を出力油路(241又は242)を
介して複動型増圧シリンダ5の駆動油室(221又は2
22)及び増圧油室(231又は232)に出力し、該
分配弁6からのリターン油をチェック弁11を介して縮
側油路(28)に導き、 (F)前記複動型増圧シリンダ5は、2つの駆動油室
(221、222)と2つの増圧油室(231、23
2)を有し、第1駆動油室221には分配弁6からの第
1出力油路241が、第2駆動油室222には分配弁6
からの第2出力油路242が導かれ、第1増圧油室23
1への油の流入用に第1出力油路241からチェック弁
161を介して油を導くとともに、第1増圧油室231
からの油の流出用としてチェック弁151と増圧油路3
3を介して伸側油路272に油を導き、第2増圧油室2
32への油の流入用に第2出力油路242からチェック
弁162を介して油を導き、第2増圧油室232からの
油の流出用として、チェック弁152と増圧油路33を
介して伸側油路272に油を導き、 (G)前記連結部材35は、増圧ピストン50のストロ
ークを切換弁10に伝えることにより切換弁10を切換
え、 (H)前記切換弁(10)は、複動型増圧シリンダ5の
増圧ピストン50の動きにより制御され、シーケンス弁
7から分岐した第2供給油路30の圧油をパイロット油
として分配弁6の操作油室(251又は252)に出力
することを特徴とする。
【0006】
【作用】本考案の増圧回路においては、 (a)通常の開閉動作の場合には、操作圧力が低いため
シーケンス弁7は開かない。 (b)伸び操作では、圧油は伸側油路のパイロット式チ
ェック弁8を開いて開閉シリンダの伸側油室20に流入
し、縮側油室21の油は縮側油路28を経てタンク36
に戻る。 (c)また縮操作では、圧油は縮側油路28から縮側油
室21に流入するとともに、パイロット油路9を経てパ
イロット式チェック弁8を開くため、伸側油室20の油
は伸側油路のパイロット式チェック弁8を経てタンク3
6に戻る。 (d)他方破砕機3からコンクリート塊等を挟むときに
は、伸側油路271の圧力が高くなるためシーケンス弁
7が開き、高圧油が分岐油路26に流入する。
【0007】流入した高圧油は分配弁6を経て複動型増
圧シリンダ5の一方の駆動油室(受圧面積A)に流入
し、さらにチェック弁161を介して増圧油室231
(受圧面積a)に流入する。
【0008】すると増圧ピストン50が駆動され、反対
側の増圧油室232(受圧面積b)の油を圧縮し受圧面
積比(A+a)/b倍だけ高圧にする。その増圧室の高
圧油は、チェック弁152を介して開閉シリンダの伸側
油室20に流入し開閉シリンダ4の推力を増加するた
め、破砕力が増加される。
【0009】また、この高圧油は伸側油路のパイロット
式チェック弁8と油が流入中の増圧室に継がるチェック
弁151により逆流することはない。 (e)増圧ピストン50がストロークエンドを近くまで
ストロークすると、切換弁10かが切換わり、高圧油を
分配弁6の反対側の操作油室252に流入し、シーケン
ス弁7からの高圧油が増圧ピストン50の反対側の駆動
油室222(受圧面積B)と増圧油室232(受圧面積
b)に流入し、増圧ピストン50が逆方向にストローク
し、ストローク方向の増圧油室の油を受圧面積比(B+
b)/a倍だけ高圧にして送り出す。
【0010】そしてストロークエンド近くになると切換
弁が切換わり、上記と同様の動きを繰り返す。以上の動
きにより、伸側の操作圧力は増圧ピストンの受圧面積比
(A+a)/b又は(B+b)/a倍だけ高圧になり、
開閉シリンダ4の推力(破砕力)も増大する。
【0011】
【実施例】本考案の実施例を油圧ショベルの破砕機を例
として図1〜図2により説明する。図において、1は油
圧ショベル、2はフロントで、フロントの先端にはアタ
ッチメントとして破砕機3が取り付けられている。
【0012】4は破砕機の爪を開閉させる開閉シリンダ
であり、該シリンダ4の伸操作時には爪が閉じ対象物を
破砕するので、伸操作時に強力な推力が必要となる。1
3は油圧ポンプで、操作弁12を右側に切換えることに
より、高圧油は伸側油路271及び272を経て伸側油
室20に、また左側に切換える縮側油路28を経て縮側
油室21に流入する。
【0013】8はパイロット式チェック弁で、伸側油路
271と272の自由流れ方向が伸側油室20方向にな
るように挿入され、パイロット油路9は縮側油路28に
導かれている。
【0014】7はシーケンス弁で、伸側油路271から
の分岐油路26に接続されその出力油路を第1供給油路
29及び第2供給油路30とし、分配弁6と切換弁10
に油圧を導いている。
【0015】6は分配弁で、シーケンス弁7からの第1
供給油路29を第1出力油路241あるいは第2出力油
路242に切換える。5は複動型増圧シリンダで、大き
なピストンの両端に小さな受圧面積のピストンと2つの
駆動油室(221、222)及び2つの増圧油室(23
1、232)を有し、第1駆動油室221には分配弁6
からの第1出力油路241が、第2駆動油室222には
分配弁6からの第2出力油路242が、各々導かれてい
る。
【0016】第1増圧油室231には、油の流入用に第
1出力油路241からチェック弁161を介して油を導
き、かつ油の流出用としてチェック弁151と増圧油路
33を介して伸側油路272に油を導いている。
【0017】第2増圧油室232には、同様に油の流入
用として第2出力油路242からチェック弁162を介
して油を導き、油の流出用としてチェック弁152と増
圧油路33を介して伸側油路272に油を導いている。
【0018】31はタンク油路で、分配弁6の戻り油を
縮側油路28にチェック弁11を介して導いている。1
0は切換弁で、シーケンス弁7からの第2供給油路30
の高圧油を分配弁6の第1操作油室251あるいは第2
操作油室252に導いている。
【0019】32は切換弁10のタンク油路である。3
5は連結部材で、増圧ピストン50のストロークを切換
弁10に伝え、切換弁10を切換える。
【0020】以上のように構成された破砕機用の増圧回
路の作動を以下に説明する。通常の開閉操作では、操作
圧力は低いためシーケンス弁は開かない。すなわち伸び
操作(操作弁12の右側位置)ではポンプ13からの吐
出油は伸側油路272のチェック弁8を開き、開閉シリ
ンダ4の伸側油室20に流入し、開閉シリンダ4を伸ば
し爪を閉じてゆく。
【0021】そのとき、縮側油室21の油は、縮側油路
28、操作弁12を経てタンク36に戻る。他方縮み操
作(操作弁12の左側位置)の場合は、ポンプ13から
の吐出油は縮側油路28を経て縮側油室21に流入し開
閉シリンダ4を縮め爪は開く。
【0022】そのとき、伸側油室20の油は、パイロッ
ト油路9により開いたチェック弁8と、伸側油路271
及び272と、操作弁12を経てタンク36に戻る。他
方、爪が破砕物を把み破砕するときは、伸側油室20と
伸側油路271及び272が高圧になる。
【0023】伸側油路272の油圧がシーケンス弁7の
設定圧より高くなると、シーケンス弁7が開き増圧回路
が働くようになる。第2供給油路30の油は、切換弁1
0を経て分配弁6の左側操作油室251に流入し分配弁
6を左位置に切換え保持する。
【0024】第1供給油路29の高圧油は、分配弁6、
第1出力油路241を経て第1駆動油室221(受圧面
積Aとする)に流入し、さらにチェック弁161を押し
開き第1増圧油室231(受圧面積aとする)に流入す
る。
【0025】すると増圧ピストン50は、図1の右方向
に動き第2駆動油室222(受圧面積Bとする)の油を
第2出力油路242と分配弁6とチェック弁11を経て
縮側油路28に流出させ、さらに第2増圧油室232
(受圧面積bとする)の油を圧縮して受圧面積比すなわ
ち(A+a)/b倍に増圧し、チェック弁152を開き
増圧油路33を経て伸側油路272に押出し、開閉シリ
ンダ4の伸側油室20の圧力を増圧し、シリンダ推力
(爪の破砕力)を増大させる。
【0026】伸側油路272の圧力は伸側油路271の
圧力より高いが、チェック弁8の働きにより逆流するこ
とはない。またチェック弁151の働きにより反対側の
第1増圧油室231への回り込みもない。
【0027】増圧ピストン50が右方向に動き、ストロ
ークエンド近くになると、連結部材35を介して切換弁
10が切換わり、第2供給油路30の圧力は分配弁6の
右側の第2操作油室252に流入し、分配弁6の右側位
置に切換え保持する。
【0028】そのとき第1供給油路29の圧力は、第2
駆動油室222、第2増圧油室232に流入し、増圧ピ
ストン50を左方向に動かし、第1駆動油室221の油
を第1出力油路241と分配弁6を経てタンク油路31
に排出し、さらに第1増圧油室231の油を圧縮し受圧
面積比、すなわち(B+b)/a倍に増圧し、チェック
弁151を開き増圧油路33を経て伸側油路272に押
出し伸側油室20の圧力を増圧し、シリンダ推力、すな
わち爪の破砕力を増大させる。
【0029】増圧ピストン50が左方向のストロークエ
ンドになると、連結部材35を介して切換弁10を切換
えて元の位置に戻す。そのとき分配弁6の位置も元に戻
る。
【0030】なお、縮み操作の場合は、チェック弁11
の働きにより、油は逆流せず増圧回路が働くことはな
い。このような動作により、伸側油路272がシーケン
ス弁7の設定圧力より高くなると増圧回路が働き、連続
して増圧動作を繰返して、シリンダの推力、ひいては破
砕力を増大させることができる。
【0031】実施例では、油圧ショベルにおける破砕機
の場合について述べたが、このような増圧回路は、プレ
ス、射出成形機、試験装置等の油圧シリンダ、油圧モー
タ等のアクチュエータ部で部分的に高圧が必要な場合に
おいても利用できる。
【0032】
【考案の効果】本考案は前述のように構成されているの
で、以下に記載するような効果を奏する。 (1)本考案の増圧回路によれば、破砕力が必要なとき
に母機の定格圧力よりも高い圧力を連続して吐出できる
ので、破砕力を大幅に増大させることができ、破砕機の
能力を最大に利用できる。 (2)増圧するのは、伸側油路271のパイロットチェ
ック弁8以後の配管、開閉シリンダ、及び増圧ピストン
の出力配管の部分だけであるので、母機の他の油圧シス
テムに影響を及ぼすことがなく高圧化への改造が、容易
にかつ安価にできる。 (3)増圧ピストン50の移動方向への切替は、連結部
材35により、増圧ピストン50のストロークを切換弁
10に伝え、切換弁10を機械的に切換える。
【0033】そのため、構造が簡単になり、部品点数も
少なくなるので、製作コストも低減することが出来る。 (4)それとともに、連結部材35による機械的切替で
あるため、確実な切替動作を得ることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例に係る油圧回路を示す図。
【図2】油圧ショベルに破砕機を装着した図。
【図3】従来の破砕機の油圧回路を示す図。
【符号の説明】
1 …油圧ショベル、2 …フロント、3 …破砕機、
4 …開閉シリンダ、5 …複動型増圧シリンダ、6
…分配弁、7 …シーケンス弁、8 …パイロット式チ
ェック弁、9 …パイロット油路、10…切換弁、11
…チェック弁、12…操作弁、13…油圧ポンプ、14
…絞り、20…伸側油室、21…縮側油室、26…分岐
油路、28…縮側油路、29…第1供給油路、30…第
2供給油路、31、32…タンク油路、33…増圧油
路、35…連結部材(増圧ピストン50の変位と切換弁
10のの変位を連結する部材)、36…タンク、40…
伸側油路、41…縮側油路、50…増圧ピストン、15
1、152…チェック弁、161、162…チェック
弁、221…第1駆動油室、222…第2駆動油室、2
31…第1増圧油室、232…第2増圧油室、241…
第1出力油路、242…第2出力油路、251…第1操
作油室、252…第2操作油室、271、272…伸側
油路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 野坂 寛 兵庫県高砂市荒井町新浜二丁目1番1号 三菱重工業株式会社高砂研究所内 (56)参考文献 特開 昭62−297508(JP,A) 特開 昭61−99704(JP,A) 特開 昭63−72904(JP,A)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】開閉シリンダ(4)と操作弁(12)と油
    圧ポンプ(13)とタンク(36)からなる油圧回路に
    おいて、 (A)複動型増圧シリンダ(5)と、分配弁(6)と、
    シーケンス弁(7)と、パイロット式チェック弁(8)
    と、パイロット油路(9)と、連結部材(35)と、切
    換弁(10)を具備し、 (B)前記操作弁(12)は、3位置4ポートの構造を
    有し、手動又はパイロット圧により制御され、ポンプ
    (13)からの圧油を伸側油路(271、272)を介
    して開閉シリンダ(4)の伸側油室(20)に出力し、
    縮側油路(28)を介して開閉シリンダ(4)の縮側油
    室(21)に出力するとともに、開閉シリンダ(4)か
    らのリターン油をタンク(36)に戻し、 (C)前記パイロット式チェック弁(8)は、伸縮油路
    の自由流れ方向が伸側油室(20)方向になるように伸
    縮油路(271と272)の間に挿入されてパイロット
    油路(9)を介して縮側油路(28)の油圧により制御
    され、 (D)前記シーケンス弁(7)は、伸側油路(271)
    からの分岐油路(26)に接続されて分岐油路(26)
    の圧力が設定圧以上になったときに作動し、操作弁(1
    2)からの油圧を第1供給油路(29)を介して分配弁
    (6)に出力し、 (E)前記分配弁(6)は、2位置4ポートの構造を有
    し、切換弁(10)からのパイロット圧で制御され、前
    記シーケンス弁(7)からの圧油を出力油路(241又
    は242)を介して複動型増圧シリンダ(5)の駆動油
    室(221又は222)及び増圧油室(231又は23
    2)に出力し、該分配弁(6)からのリターン油をチェ
    ック弁(11)を介して縮側油路(28)に導き、 (F)前記複動型増圧シリンダ(5)は、2つの駆動油
    室(221、222)と2つの増圧油室(231、23
    2)を有し、第1駆動油室(221)には分配弁(6)
    からの第1出力油路(241)が、第2駆動油室(22
    2)には分配弁(6)からの第2出力油路(242)が
    導かれ、第1増圧油室(231)への油の流入用に第1
    出力油路(241)からチェック弁(161)を介して
    油を導くとともに、第1増圧油室(231)からの油の
    流出用としてチェック弁(151)と増圧油路(33)
    を介して伸側油路(272)に油を導き、第2増圧油室
    (232)への油の流入用に第2出力油路(242)か
    らチェック弁(162)を介して油を導き、第2増圧油
    室(232)からの油の流出用として、チェック弁(1
    52)と増圧油路(33)を介して伸側油路(272)
    に油を導き、 (G)前記連結部材(35)は、増圧ピストン(50)
    のストロークを切換弁(10)に伝えることにより切換
    弁(10)を切換え、 (H)前記切換弁(10)は、複動型増圧シリンダ
    (5)の増圧ピストン(50)の動きにより制御され、
    シーケンス弁(7)から分岐した第2供給油路(30)
    の圧油をパイロット油として分配弁(6)の操作油室
    (251又は252)に出力することを特徴とする油圧
    の増圧回路。
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