JP2561500Y2 - 締付調節具 - Google Patents

締付調節具

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JP2561500Y2
JP2561500Y2 JP7525692U JP7525692U JP2561500Y2 JP 2561500 Y2 JP2561500 Y2 JP 2561500Y2 JP 7525692 U JP7525692 U JP 7525692U JP 7525692 U JP7525692 U JP 7525692U JP 2561500 Y2 JP2561500 Y2 JP 2561500Y2
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belt
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shaft
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英一 藤本
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フルヤ工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はハンディタイプのビデオ
カメラを片手で保持するために取着され、カメラ本体と
ベルトの間に手を挿入して、ベルトを締付調節するため
の締付調節具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の締付調節具は、実開平2−345
59号公報に示されているように、中央部裏面の左右に
L字形で突出した張出杆を有するバックル本体と、先端
部に係止端を形成してバツクル本体の先端部へ押圧する
ようバネ付勢させてバックル本体に支持させた操作体
と、バックル本体の他端部を回転自在に支持する軸杆を
架設した取付体と、長手方向に等間隔で係止部を形成し
たベルト体とからなり、該ベルト体を、前記バックル本
体の張出杆部から挿入してバックル本体の他端部を迂回
させ、バックル本体と操作体の間を通して先端部から引
き出し、このベルト体を操作体の先端部の係止端でバッ
クル本体の先端部上へ押圧するようにした構成のものが
公知である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところが上記構成の締
付調節具は、ベルト体の引き出し口はバックル本体の先
端部となるが、ベルト体の挿入位置がバックル本体の中
間位置であることから、ベルト体を手の甲に掛け回した
場合、締付調節具の手の甲への接する角度が大きくなる
ため、バックル本体の先端部から引き出したベルト体の
先端部が、手の甲に掛け回されたベルト体の表面より大
きく離間して、ベルト装着体裁を悪いものとする点、及
び、操作体が常にバネ付勢されている構成であることか
ら、ベルト体の締付調節操作をする場合、片手はカメラ
本体とベルト体の間に挿入した状態であって締付操作に
は使用できないにも関わらず、他方の片手で操作体を押
圧した状態を維持しなければならず、従ってベルト体の
緊緩操作が非常にやりにくい点に解決すべき課題があっ
た。
【0004】本考案は手の甲にかけ回したベルト体表面
からベルト体の自由端の離間を少なくできる構成として
ベルト装着体裁を良好とするとともに、片手でベルトの
緊緩調節操作ができるところの締付調節具を提供するこ
とを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案は上記課題を解決
するためになされたものであって、中間位置に軸孔を穿
設した左右の側板の先端部底部を受杆で連結するととも
に、該側板の後端部の前記軸孔よりも下方を、軸受孔を
有する水平受板で連結して、前記受杆と水平受板間にベ
ルト重合用窓を貫設したバックル本体と、後端部下縁に
ベルト押圧縁を形成し、先端部の中央部に起立操作用膨
出部を形成したベルト通し口の両側にベルト押付脚を形
成し、後端部両側には前記バックル本体の軸孔に係合支
持される支軸を水平に突設形成した操作体と、台座の両
側に立設した支持腕の相互を前記バックル本体の軸受孔
に支持される水平軸で連結して台座との間にベルト通し
空間を形成した取付体と、一端に取付部を有する幅広部
の他端に、表面に防滑用凹凸を形成した帯部の延設され
た軟質樹脂材又はゴム材製のベルト体とから成り、該ベ
ルト体の他端部を、バックル本体の先端部内側からベル
ト重合窓、取付体のベルト通し空間に順次挿通した後、
バックル本体の軸受孔の周壁から水平受板に沿わせて、
前記ベルト通し口から引き出すようにして、ベルト体を
前記操作体のベルト押圧縁で水平受板上へ押圧するよう
にしたことを特徴とする締付調節具を要旨とするもので
ある。
【0006】
【作用】上記のように構成した本考案の締付調節具は、
ベルト体の挿入位置が、ベルト体を迂回して引き出す位
置とが同一となって、締付調節具の手の甲への接する角
度が小さくなり、従って、バックル本体の先端部から引
き出したベルト体の先端部が、手の甲に掛け回されたベ
ルト体の表面からの離間が小さくなる。また、操作体
は、後端部下縁にベルト押圧縁を形成し、先端部の中央
部に起立操作用膨出部を形成したベルト通し口の両側に
ベルト押付脚を形成し、後端部両側には前記バックル本
体の軸孔に係合支持される支軸を水平に突設形成した構
成であることから、手で保持していなくても起立状態が
維持されるようになって、片手による緊緩調節操作が可
能となる。
【0007】
【実施例】本考案に係る締付調節具の実施例を図におい
て説明すると、図1は一部を破断して示した分解斜視
図、図2は締付調節具の断面図であって、全体が硬質合
成樹脂で形成されており、バックル本体Aと、これに支
持された操作体Bと、前記バックル本体Aの他端部を回
動自在に支持する取付体Cと、バックル本体Aの先端部
内側から挿入して他端部を迂回し先端部へ引き出される
ベルト体Dとから構成されている。
【0008】前記バックル本体Aは、中間位置に軸孔1
を穿設した左右の側板2の先端部底部を受杆3で連結す
るとともに、該側板2の後端部の前記軸孔1よりも下方
を、軸受孔4を有する水平受板5で連結して、前記受杆
3と水平受板5間にベルト重合用窓6を貫設した構成と
なっている。
【0009】また前記操作体Bは、後端部下縁にベルト
押圧縁7を形成し、先端部の中央部に起立操作用膨出部
8を形成したベルト通し口9の両側にベルト押付脚10
を形成し、後端部両側には前記バックル本体Aの軸孔1
に係合支持される支軸11を水平に突設形成した構成で
ある。
【0010】さらに前記取付体Cは、台座12の両側に
立設した支持腕13の相互を前記バックル本体Aの軸受
孔4に支持される水平軸14で連結して台座12との間
にベルト通し空間15を形成した構成である。
【0011】また前記ベルト体Dは、軟質合成樹脂製で
あって、一端に取付部16を有する幅広部17の他端
に、表面に防滑用凹凸18を形成した帯部19の延設さ
れた構成となっている。
【0012】上記実施例の締付調節具は、図に示すよう
に、バックル本体Aの側板2の軸孔1へ操作体Bの支軸
11を支持させて結合するとともに、軸受孔4を取付体
Cの水平軸に支持させて結合し、ベルト体Dの他端部
を、バックル本体Aの先端部内側からベルト重合窓6、
取付体Cのベルト通し空間15に順次挿通した後、バッ
クル本体Aの軸受孔4の周壁から水平受板5に沿わせ
て、前記ベルト通し口9から引き出すように組立て、ベ
ルト体Dをベルト押圧縁7とベルト押付脚10で押圧固
定するようにし、ベルト体Dの一端の取付部16と取付
体Cをビデオカメラに固定することにより使用される。
【0013】ベルト体Cの緊緩調節をする場合は、ビデ
オカメラとベルト体Dの間へ片手を通した状態におい
て、操作体Bの先端部の中央部に形成した起立操作用膨
出部8に他方の片手の指を掛けて引き起こすことによ
り、ベルト押圧を解除し、その状態でベルト体Dをスラ
イドさせ、起立させていた操作体Bを調節設定位置で倒
して押圧縁7とベルト押付脚10でベルト体Dを押圧固
定するのである。
【0014】
【考案の効果】以上説明したように本考案の締付調節具
は、ベルト体の挿入位置が、ベルト体を迂回して引き出
す位置とが同一となって、締付調節具の手の甲への接す
る角度が小さくなり、従って、バックル本体の先端部か
ら引き出したベルト体の先端部が、手の甲に掛け回され
たベルト体の表面からの離間が小さくなり、装着体裁の
良好なものとすることができる。
【0015】また操作体は、後端部下縁にベルト押圧縁
を形成するとともに、先端部の中央部に起立操作用膨出
部を形成したベルト通し口の両側にベルト押付脚を形成
し、後端部両側には前記バックル本体の軸孔に係合支持
される支軸を水平に突設形成した構成であることから、
ビデオカメラとベルト体の間へ片手を通した状態におい
て、操作体の先端部の起立操作用膨出部に他方の片手の
指を掛けて引き起こすことにより、ベルト押圧を解除さ
せた後、その状態でベルト体をスライドさせ、起立させ
ていた操作体を調節設定位置で倒して押圧縁とベルト押
付脚でベルト体を押圧固定することができるので、片手
による緊緩調節操作が可能となり操作性が良好となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る締付調節具を一部破断して示した
分解斜視図である。
【図2】本考案に係る締付調節具の組立状態における断
面図である。
【符号の説明】
A バックル本体 B 操作体 C 取付体 D ベルト体 1 軸孔 2 側板 3 受杆 4 軸受孔 5 水平受板 6 ベルト重合
用窓 7 ベルト押圧縁 8 起立操作用
膨出部 9 ベルト通し口 10 ベルト押付
脚 11 支軸 12 台座 13 支持腕 14 水平軸 15 ベルト通し空間 16 取付部 17 幅広部 18 防滑用凹
凸 19 帯部

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中間位置に軸孔1を穿設した左右の側板
    2の先端部底部を受杆3で連結するとともに、該側板2
    の後端部の前記軸孔1よりも下方を、軸受孔4を有する
    水平受板5で連結して、前記受杆3と水平受板5間にベ
    ルト重合用窓6を貫設したバックル本体Aと、後端部下
    縁にベルト押圧縁7を形成し、先端部の中央部に起立操
    作用膨出部8を形成したベルト通し口9の両側にベルト
    押付脚10を形成し、後端部両側には前記バックル本体
    Aの軸孔1に係合支持される支軸11を水平に突設形成
    した操作体Bと、台座12の両側に立設した支持腕13
    の相互を前記バックル本体Aの軸受孔4に支持される水
    平軸14で連結して台座12との間にベルト通し空間1
    5を形成した取付体Cと、一端に取付部16を有する幅
    広部17の他端に、表面に防滑用凹凸18を形成した帯
    部19の延設された軟質樹脂材又はゴム材製のベルト体
    Dとから成り、該ベルト体Dの他端部を、バックル本体
    Aの先端部内側からベルト重合窓6、取付体Cのベルト
    通し空間15に順次挿通した後、バックル本体Aの軸受
    孔4の周壁から水平受板5に沿わせて、前記ベルト通し
    口9から引き出すようにして、ベルト体Dを前記操作体
    Bのベルト押圧縁7で水平受板5上へ押圧するようにし
    たことを特徴とする締付調節具。
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