JP2561375Y2 - 建築物用扉の鍵孔照光装置 - Google Patents

建築物用扉の鍵孔照光装置

Info

Publication number
JP2561375Y2
JP2561375Y2 JP1991032245U JP3224591U JP2561375Y2 JP 2561375 Y2 JP2561375 Y2 JP 2561375Y2 JP 1991032245 U JP1991032245 U JP 1991032245U JP 3224591 U JP3224591 U JP 3224591U JP 2561375 Y2 JP2561375 Y2 JP 2561375Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door
keyhole
switch device
emitting element
light emitting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP1991032245U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04119595U (ja
Inventor
義規 高梨
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujita Corp
Original Assignee
Fujita Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujita Corp filed Critical Fujita Corp
Priority to JP1991032245U priority Critical patent/JP2561375Y2/ja
Publication of JPH04119595U publication Critical patent/JPH04119595U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2561375Y2 publication Critical patent/JP2561375Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、建築物に設置される扉
の鍵孔を照光する装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、家屋やビル等の建築物には出
入口用や非常口用等の複数の扉が設置されており、それ
らの扉には必要に応じて例えばシリンダ錠等の施錠装置
が設けられることがある。そして、これら施錠装置が設
けられた扉には、該施錠装置を施錠或は解錠するための
キーを挿入する鍵孔が、例えばドアノブや該ドアノブの
近傍に形成される。ところで、前記扉の設置箇所は一般
に何らかの通路や部屋に面している場合が多く、そのよ
うな場所には通常照明灯が設けられている。一般の家屋
に設けられる照明灯としては室内灯、廊下灯、玄関灯、
或は外灯があり、一方、マンション等の集合住宅や商業
ビル等の共用通路には残置灯や通路灯等が設置される。
そして、施錠された状態の前記扉を夜間等の暗い状況で
開ける場合には、前記種々の照明灯の明りを頼りにキー
を鍵孔に挿入するのが一般である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、前記種
々の照明灯が消灯している場合には、扉を開ける人が手
探り動作で鍵孔を見つけ出さなければならないので手間
取る場合があり、また、例えば前記残置灯等において
も、必要な照度が確保されていない場合にはやはり扉を
開ける人が手探り動作で鍵孔を見つけ出す必要があると
いう問題があった。特に商業ビル等に見られる機械室や
電気室等比較的目立たぬ場所にある部屋の近傍には照明
灯が十分に配されていない場合が多く、この場合には上
述したように鍵孔を手探りで探し当てる必要があるとい
う問題があった。また火事等の災害時における緊急避難
口に関しては、いつ、いかなる状況にあっても施錠装置
の解錠を迅速に行えるようにすることが望まれていた。
【0004】本考案は前記事情に鑑みてなされたもの
で、暗所においても鍵孔の位置を瞬時に且つ容易に認識
することができる建築物用扉の鍵孔照光装置を提供する
ことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本考案は、建築物用の扉に形成された鍵孔を照光する
鍵孔照光装置であって、前記扉を開閉可能に支持する扉
枠に設けられ、前記扉から所定の範囲内に人体が接近し
たときに閉状態となる近接スイッチ装置と、前記扉が閉
まった状態の前記鍵孔に近接する前記扉枠箇所に設けら
れた発光素子と偏向プリズムを備え、前記発光素子は前
記近接スイッチ装置を介して電源に接続されるとともに
該近接スイッチ装置が閉状態になった時に発光するよう
に構成され、前記偏向プリズムは前記発光素子から発す
る光を前記鍵孔に向けて照射し照明するように構成され
ていることを特徴とする。また上記目的を達成するため
に本考案は、前記扉の周辺の照度が所定の照度を下回っ
たときに閉状態となる光電スイッチ装置が前記扉枠に設
けられ、前記発光素子は前記近接スイッチ装置及び光電
スイッチ装置を介して電源に接続されることを特徴とす
る。
【0006】
【実施例】図1は本考案の一実施例による建築物用扉の
鍵孔照光装置の概略構成を示すブロック図、図2は図1
の鍵孔照光装置が設けられた建築用扉を示す立面図、図
3は図2のA−A線断面図、図4は図2の扉における鍵
孔形成部分の要部拡大図である。図1において1は近接
スイッチ装置であり、所定の範囲内に人体が接近したと
きにこれを検出する、例えば近接センサ等の人体感知セ
ンサ11と、該人体感知センサ11に接近する人体の静
電気により人体感知センサの静電容量が変化するのに伴
って導通、非導通の状態が遷移するスイッチングトラン
ジスタ12とからなるものである。2は光電スイッチ装
置であり、周辺の照度を検出する光電素子21と、該光
電素子21の受光量の変化により光電素子の抵抗値が変
化するのに伴って導通、非導通の状態が遷移するスイッ
チングトランジスタ22とからなるものである。3は発
光素子であり、前記近接スイッチ装置1及び光電スイッ
チ装置2を介して例えば商用電源等の電源Vに接続され
ている。4は偏向プリズムであり、前記発光素子3から
出力される光の光軸を後述する扉50の鍵孔52の方向
に折曲するためのものである。
【0007】このように構成される本実施例の鍵孔照光
装置を備える建築物の扉50には図2に示すようにドア
ノブ51が配設されており、該ドアノブ51の近傍には
図示しない施錠装置を施錠或は解錠するためのキー(図
示せず)が挿し込まれる鍵孔52が形成されている。そ
して、前記扉50はヒンジ53を介して扉枠54に組み
付けられている。該扉枠54の、前記扉50が閉まった
状態において前記ドアノブ51や鍵孔52に近接する部
分には、前記人体感知センサ11、光電素子12、及び
偏向プリズム4が外部に露出するように配設されてお
り、図2中には示さないが前記スイッチングトランジス
タ12,22や発光素子3は前記扉枠54の枠内に収容
されている。
【0008】次に、上述のように構成される本実施例の
鍵孔照光装置の動作について説明する。前記扉50が閉
まった状態において、人体が図3に示す前記人体感知セ
ンサ11の感知範囲内Lに接近するとこれに伴って前記
スイッチングトランジスタ12が閉状態となる。このと
き、前記光電素子21が検出する扉50周辺の照度が所
定の照度を下回っているときには前記スイッチングトラ
ンジスタ22が閉状態となっているため、電源Vと前記
発光素子3とが電気的に接続されて該発光素子3が発光
し、その光の光軸が前記偏向プリズム4によって偏向さ
れて図4に示すように前記鍵孔52及びドアノブ51と
その近傍を照光する。一方、前記人体感知センサ11の
感知範囲内に人体が近接していないときには前記スイッ
チングトランジスタ12が開状態となるので、電源Vと
前記発光素子3との電気的接続が断たれて該発光素子3
は発光しない。また、前記人体感知センサ11がその感
知範囲内への人体の近接を検出してスイッチングトラン
ジスタ12が閉状態となっている場合にも、前記光電素
子21が検出する扉50周辺の照度が所定の照度を上回
っているときには前記スイッチングトランジスタ22が
開状態にあるので、電源Vと前記発光素子3との電気的
接続が断たれて該発光素子3は発光しない。
【0009】このように本実施例の建築物用扉の鍵孔照
光装置によれば、前記発光素子3と電源Vとの間に介在
する前記近接スイッチ装置1が、所定の範囲内に人体が
接近したときにこれを検出して前記発光素子3と電源V
とを電気的に接続し、また前記発光素子3と電源Vとの
間に介在する前記光電スイッチ装置2が、扉50の周辺
の照度が所定の照度を下回ったときにこれを検出して前
記発光素子3と電源Vとを電気的に接続するので、扉5
0の周辺が暗いとき、即ち鍵孔52が肉眼で視認しにく
いときにその扉50に人体が接近すると、発光素子3が
発光しその光を偏向プリズム4が偏向して前記鍵孔52
とその近傍を照光させることができ、暗所においても鍵
孔の位置を瞬時に且つ容易に認識することができる。
【0010】尚、本実施例では光電スイッチ装置2を備
える構成について説明したが、この光電スイッチ装置2
を省略した構成としてもよい。
【0011】
【考案の効果】上述したように本考案の建築物用扉の鍵
孔照光装置によれば、扉を開閉可能に支持する扉枠に設
けられ、前記扉から所定の範囲内に人体が接近したとき
に閉状態となる近接スイッチ装置と、前記扉が閉まった
状態の前記鍵孔に近接する前記扉枠箇所に設けられた発
光素子と偏向プリズムを備え、前記発光素子は前記近接
スイッチ装置を介して電源に接続されるとともに該近接
スイッチ装置が閉状態になった時に発光するように構成
され、前記偏向プリズムは前記発光素子から発する光を
前記鍵孔に向けて照射し照明するように構成したもので
あるから、暗所においても鍵孔の位置を瞬時に且つ容易
に認識することができるとともに、近接スイッチ装置及
び発光素子を扉枠に配設する構成になっているため、こ
れら近接スイッチ装置及び発光素子と電源間の配線を扉
枠等の建築物側で容易に行うことができるほか、扉への
配線が不要になるため、配線が扉の開閉によって切断さ
れる虞がない。また本考案の建築物用扉の鍵孔照光装置
によれば、前記扉の周辺の照度が所定の照度を下回った
ときに閉状態となる光電スイッチ装置が前記扉枠に設け
られ、前記発光素子は前記近接スイッチ装置及び光電ス
イッチ装置を介して電源に接続される構成にしたから、
扉の周辺が暗いときにのみ、扉から所定の範囲内への人
体の接近に応じて前記発光素子を発光させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例による建築物用扉の鍵孔照光
装置の概略構成を示すブロック図である。
【図2】図1の鍵孔照光装置が設けられた建築用扉を示
す立面図である。
【図3】図2のA−A線断面図である。
【図4】図2の扉における鍵孔形成部分の要部拡大図で
ある。
【符号の説明】
1 近接スイッチ装置 2 光電スイッチ装置 3 発光素子 50 扉 52 鍵孔

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建築物用の扉に形成された鍵孔を照光す
    鍵孔照光装置であって、 前記扉を開閉可能に支持する扉枠に設けられ、前記扉か
    ら所定の範囲内に人体が接近したときに閉状態となる近
    接スイッチ装置と、前記扉が閉まった状態の前記鍵孔に近接する前記扉枠箇
    所に設けられた発光素子と偏向プリズムを備え、 前記発光素子は前記近接スイッチ装置を介して電源に接
    続されるとともに該近接スイッチ装置が閉状態になった
    時に発光するように構成され、 前記偏向プリズムは前記発光素子から発する光を前記鍵
    孔に向けて照射し照明するように構成されている、 ことを特徴とする建築物用扉の照光装置。
  2. 【請求項2】 前記扉の周辺の照度が所定の照度を下回
    ったときに閉状態となる光電スイッチ装置が前記扉枠に
    設けられ、前記発光素子は前記近接スイッチ装置及び光
    電スイッチ装置を介して電源に接続されることを特徴と
    する請求項1記載の建築物用扉の照光装置。
JP1991032245U 1991-04-10 1991-04-10 建築物用扉の鍵孔照光装置 Expired - Fee Related JP2561375Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991032245U JP2561375Y2 (ja) 1991-04-10 1991-04-10 建築物用扉の鍵孔照光装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991032245U JP2561375Y2 (ja) 1991-04-10 1991-04-10 建築物用扉の鍵孔照光装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04119595U JPH04119595U (ja) 1992-10-26
JP2561375Y2 true JP2561375Y2 (ja) 1998-01-28

Family

ID=31915257

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1991032245U Expired - Fee Related JP2561375Y2 (ja) 1991-04-10 1991-04-10 建築物用扉の鍵孔照光装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2561375Y2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013072217A (ja) * 2011-09-28 2013-04-22 Teraoka Facilities Inc 自動ドアシステム
JP6676685B2 (ja) * 2018-03-27 2020-04-08 大建工業株式会社 開き戸及びレバーハンドル
JP6680821B2 (ja) * 2018-03-27 2020-04-15 大建工業株式会社 扉装置

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5060399A (ja) * 1973-10-02 1975-05-24
JPS56164623A (en) * 1980-05-22 1981-12-17 Seiko Epson Corp Chattering preventing circuit

Also Published As

Publication number Publication date
JPH04119595U (ja) 1992-10-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11168491B2 (en) Emergency door lock illumination apparatus
JP2561375Y2 (ja) 建築物用扉の鍵孔照光装置
KR20070111437A (ko) 다기능 재실관리 시스템
JP2912485B2 (ja) 照明制御システム
JP2004240471A (ja) 建造物における防犯装置
KR100993605B1 (ko) 방범용 경고장치
CN211448377U (zh) 安防系统智能门
JP2008310825A (ja) 防犯システム
JPH1131286A (ja) 防犯・防災システム
JP3879505B2 (ja) 防犯照明装置
US4178587A (en) Security lock system
JPH05266375A (ja) 表示装置
JPH0610557A (ja) ドアの警告装置
JP2007241375A (ja) 建物の警備装置
JP3080673U (ja) ドアー、窓、引き戸とう総合防犯装置
JPH0713085U (ja) 防犯装置
JP3115626U (ja) 防犯システム
KR200208372Y1 (ko) 자동경보장치
KR960001945Y1 (ko) 장농속에 부착된 조명 및 경보음장치
JP2002230655A (ja) 防犯用柱、警報システムおよび警報方法
JP2003223825A (ja) 光感知センサースイッチパネルカバー
JPH0249323Y2 (ja)
KR100805205B1 (ko) 방범 센서를 이용한 전등 및 보일러 제어장치
CZ111296A3 (cs) Zařízení pro bezdrátové spínání osvětlovacích těles
ES2956852A1 (es) Dispositivo de videocámara de timbre

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees