JPH0249323Y2 - - Google Patents

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JPH0249323Y2
JPH0249323Y2 JP6764384U JP6764384U JPH0249323Y2 JP H0249323 Y2 JPH0249323 Y2 JP H0249323Y2 JP 6764384 U JP6764384 U JP 6764384U JP 6764384 U JP6764384 U JP 6764384U JP H0249323 Y2 JPH0249323 Y2 JP H0249323Y2
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JP
Japan
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alarm
crescent lock
door frame
cam
switch
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JP6764384U
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JPS60179764U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、建物などの引違い戸の施錠装置、特
にそのうちのクレセント錠装置に防犯装置を付設
した分野に利用される。
(従来技術) この種防犯装置付クレセント錠装置の提案され
ている最新の従来例として、実開昭59−54663号
乃至同54668号公報に開示されたものである。
この従来例は、クレセント錠の回転軸にクラン
ク機構を取付け、このクランク機構を召合わせ戸
枠の中空部に収容した作動片に連結し、上記回転
軸の回転によりクランク機構を介して作動片を昇
降させ、この作動片により外枠に設置したスイツ
チをオン・オフさせると共にこの信号を建物適所
に設置した防犯用表示具に伝達するようにしたも
のである。
この従来例によれば次のような難点がある。ま
ず構造及び組立が極めて複雑である。即ち戸枠の
狭い中空部において、複雑な構造のクランク機構
と作動片とを面倒な組立作業によつて組込まなけ
ればならない。
さらにまたスイツチとこれにより作動する表示
具とを互に離れた位置に設けてあるため、その配
線が面倒で、また外枠の上枠には、これに埋設し
て配線する余裕がないため、配線が外部に露出し
ており、このため切断が容易となつて防犯上およ
び外観上好ましくないという欠点がある。
(考案が解決しようとする問題点) したがつて本考案は、クレセント錠の回転軸と
スイツチとの間に、できるだけ複雑な構造の伝動
機構を介装させず、なおかつスイツチと警報器と
の配置を戸枠の特徴を利用して、互に近距離内に
もつてくるようにしたものである。
(問題点を解決するための手段と作用) 上記の問題点を解決するために本考案は、クレ
セント錠の回転軸にカムを取付けると共に、この
カムに直接にオン・オフされるマイクロスイツチ
すを介して作動する警報器を召合わせ戸枠の中空
部に設置してなるもので、召合わせ戸枠は一般に
取手を兼ねるため室内側に突出量の多い径大な中
空型材が用いられており、引違い戸を構成する上
下枠や他の縦枠に比べて広断面積の中空部を有
し、この中空部を利用して、これに警報器を設置
するのであるから無理なく収容することができ
る。またクレセント錠の回転軸に取付けたカムに
マイクロスイツチが直接に接触し、該カムによつ
てマイクロスイツチがオン・オフするようになつ
ているため、両者間に複雑な伝動機構を必要とせ
ず、したがつてマイクロスイツチをクレセント錠
の附近に設置することができ、このためクレセン
ト錠の取付けられる召合わせ戸枠の中空部に設置
された前記警報器とマイクロスイツチとを互に近
距離内に設けることが可能となる。
(実施例) 第1図において、室内外側の引違い戸1,2の
召合わせ戸枠3,4のうち室内側の召合わせ戸枠
3は、取手を兼ねるため室内側への突出量が多
く、これがため図示のように室外側の召合わせ戸
枠4よりもかなり径大に形成されており、この召
合わせ戸枠4の側面にクレセント錠5が後述の取
付ケーシング6によつて取付けられている。7は
錠受で、当然に室外側の召合わせ戸枠4に突設さ
れている。室内側召合わせ戸枠3の正面には、そ
の長手方向に所要幅の開口部8が設けられ、この
開口部9から戸枠中空部9にブザーなどの警報器
10や電池11などが収容され、取付台12によ
つて中空部側壁に固定され、しかる後カバー13
によつて開口部8が閉塞される。該カバー13に
は警報器10からの警報が外部に良く伝播される
よう多数の小孔14が穿設されており、さらにパ
イロツトランプ15や防犯キー差込口16が配設
されている。
クレセント錠5とその取付ケーシング6は、第
2図a及び第2図bに示すように、クレセント錠
5に突設された回転軸17が略扁平箱状の取付ケ
ーシング6に支承されるようになつており、該ケ
ーシング6内において回転軸17にカム18が止
着されており、このカム18に対応してケーシン
グ6内にマイクロスイツチ19がビス20によつ
て固定され、そのアクチユエータ21がカム18
に接触するようになつている。このようにこの実
施例にあつては取付ケーシング6にクレセント錠
5を軸支すると共に、その回転軸に止着されるカ
ム18及びこれに対応するマイクロスイツチ19
を内蔵し、これを一つのユニツトとして、取付ケ
ーシング6に設けたビスホール22からビス23
(第1図)を召合わせ戸枠3の側面に固定すれば
よいから、各部品の組込作業が非常に容易であ
る。
第3図は、前述の警報器10とクレセント錠5
との間の配線回路を示すもので、電源(電池)1
1に隣接して設けた電源スイツチを防犯キースイ
ツチ24として使用する。そして防犯キースイツ
チ24のプラス側端子25と電源11のマイナス
側端子26との間に、第1のサイリスタ27と第
2のサイリスタ28とが並列につながれ、これに
よつて第1と第2の保持回路29,30がそれぞ
れ形成され、第2の保持回路30に警報器10が
介在される。また上記プラス側端子25から分岐
して前述のマイクロスイツチ19がつながれ、該
マイクロスイツチ19は第1のサイリスタ27の
ゲートGにつながれて第1のゲート回路31を形
成し、さらに第1のサイリスタ27のカソードK
と第2のサイリスタ28のゲートGとがつながれ
て第2のゲート回路32を形成する。なお33は
上記両端子25,26間につながれる発光ダイオ
ードからなるパイロツトランプ、Rはそれぞれ抵
抗を示す。
作業状態を説明すると、第1図、特に第2図
a,bに示すように、クレセント錠5の施錠時に
はカム18にアクチユエータ21が押接されてマ
イクロスイツチ19がオフの状態にある(第3図
参照)。外出時には防犯キーを第1図のキー差込
口16に差込み回動させて、第3図一点鎖線で示
すように防犯キースイツチ24をオンの状態にし
ておき、これによりパイロツトランプ33が点燈
される。この状態のときには第1及び第2の保持
回路29,30の各サイリスタ27,28はオフ
の状態にあり、通電されないため警報器10は作
動しない。
これに対し、たとえば不法侵入者が引違い戸の
ガラスを破壊し、クレセント錠5を解錠状態にし
たときには、マイクロスイツチ19はカム18に
よつてオンに切換えられ、これによつて第1のゲ
ート回路13に通電されて第1のサイリスタ27
のゲートGを開き、第1の保持回路29が通電状
態になり、これに伴つて第2のゲート回路32に
通電されて第2のサイリスタ28のゲートGを開
き、第2の保持回路30が通電状態となり、警報
器10が作動することになる。そして一旦警報器
10が作動すると、たとえクレセント錠5を施錠
し、マイクロスイツチ19をオフの状態にしても
第1及び第2の保持回路29,30には通常状態
が維持されることになり、防犯キースイツチ24
をオフの状態にしない限り、警報器10は作動し
つづけることになり、これによつて防犯の目的が
達成される。
第4図は本考案の他の実施例を示すもので、前
記警報器10の作動に伴つて、この信号をセンサ
ー34によつて検知し、遠隔地に設けた他のブザ
ーや警報燈などの警報器を作動させるようにして
もよい。
(考案の特有の効果) 本考案によれば、通常の戸枠にほとんど加工を
ほどこすことなく、容易にかつコンパクトにマイ
クロスイツチや警報器を取付けることができ、か
つ外部に配線する必要がないから防犯上および外
観上良好に設置することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の一実施例を示す斜視図、第
2図aは同要部の縦断正面図、第2図bは同側面
図、第3図は同配線回路図、第4図は同他の実施
例を示す概略説明図である。 1,2……引違い戸、3,4……召合わせ戸
枠、5……クレセント錠、6……取付ケーシン
グ、9……召合わせ戸枠3の中空部、10……警
報器、17……回転軸、18……カム、19……
マイクロスイツチ、29,30……保持回路。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 引違い戸の召合わせ戸枠にクレセント錠を取
    付けてなる施錠装置において、クレセント錠の
    回転軸にカムを取付けると共に、このカムに直
    接にオン・オフされるマイクロスイツチを設
    け、このマイクロスイツチを介して作動される
    警報器を召合わせ戸枠の中空部に設置してなる
    防犯施錠装置。 2 前記マイクロスイツチをクレセント錠の取付
    ケーシング内に設置してなる実用新案登録請求
    の範囲第1項記載の防犯施錠装置。 3 前記警報器はクレセント錠の施錠・解錠状態
    とは関係なく警報状態を維持する保持回路につ
    ながれてなる実用新案登録請求の範囲第1項ま
    たは第2項記載の防犯施錠装置。
JP6764384U 1984-05-08 1984-05-08 防犯施錠装置 Granted JPS60179764U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6764384U JPS60179764U (ja) 1984-05-08 1984-05-08 防犯施錠装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6764384U JPS60179764U (ja) 1984-05-08 1984-05-08 防犯施錠装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60179764U JPS60179764U (ja) 1985-11-29
JPH0249323Y2 true JPH0249323Y2 (ja) 1990-12-26

Family

ID=30601652

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6764384U Granted JPS60179764U (ja) 1984-05-08 1984-05-08 防犯施錠装置

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Publication number Publication date
JPS60179764U (ja) 1985-11-29

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