JPH05266375A - 表示装置 - Google Patents

表示装置

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JPH05266375A
JPH05266375A JP9481792A JP9481792A JPH05266375A JP H05266375 A JPH05266375 A JP H05266375A JP 9481792 A JP9481792 A JP 9481792A JP 9481792 A JP9481792 A JP 9481792A JP H05266375 A JPH05266375 A JP H05266375A
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Fumio Kanetani
文夫 金谷
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 火災等の異常が発生したときに、避難の方向
をも知らせることが可能である。 【構成】 1つのフロア内の各中継器T1乃至Tnのアド
レスは、避難口Hに向かうに従って順次に小さく設定さ
れている。また、受信機は各中継器T1乃至Tnをアドレ
スの大きい順にサイクリックにポ−リングする。この場
合、例えば1つの中継器T2で火災やガス漏れ等の異常
状態が検出され、この中継器T2がその旨を受信機に通
知すると、受信機は、各中継器T1乃至Tnのポ−リング
時に、各中継器T1乃至Tnに対し、それに対応して設け
られている各室外表示灯L1乃至Lnを順次にサイクリッ
クに点滅させるよう制御する。これにより、各室外表示
灯L1乃至Lnは避難口Hに向かってL1,L2,…,Ln
の順に点滅する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、火災警報設備等に用い
られる表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば実開平3−127993号
に開示されているように、ホテルや病院等の各部屋ごと
に設けられている出火室表示灯に一体化された中継器が
知られている。なお、ここで、各出火室表示灯,並びに
各中継器は、受信機に所定の電線路を介して接続されて
おり、また火災感知器に接続されている。このような構
成では、例えば、ホテルのある部屋で出火があり、この
部屋の火災感知器が作動すると、この火災感知器に対応
した出火室表示灯が点灯するとともにこの火災感知器の
接続されている回線に電流が流れる。受信機がこの電流
を感知すると、この回線に接続されている各中継器に対
し信号を送出し、各中継器をアクセスするが、各中継器
のうちで、現在点灯状態にある出火室表示灯と一体の中
継器のみが受信機にその旨を返信する。受信機では、こ
の中継器からの返信に基づき、ホテルのどの部屋で火災
が発生したかを判断することができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
表示装置では、火災が発生したときに、上記のように、
火災発生を知らせ、また火災がどの部屋で発生したかを
知らせることができるものの、どのようにして避難した
ら良いかを知らせることができないという問題があっ
た。
【0004】本発明は、火災等の異常が発生したとき
に、避難の方向をも知らせることの可能な表示装置を提
供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段および作用】上記目的を達
成するために、請求項1記載の表示装置では、所定の通
路に複数の室外表示灯とこれに対した中継器とがそれぞ
れ設けられている場合に、各中継器が、避難方向に向か
う順に受信機から順次にポ−リングされるようになって
おり、いずれかの中継器から受信機に異常が通知された
ときに、各室外表示灯は、これに対応する中継器のポ−
リングと同期させて点滅制御されるようになっている。
【0006】また、請求項2記載の表示装置では、上記
各中継器のアドレスが、避難方向に向かうに従って、順
次に小さく(また大きく)設定され、受信機は、アドレ
スの大きい順に(または小さい順に)、各中継器をポ−
リングするようになっている。
【0007】また、請求項3記載の表示装置では、上記
各室外表示灯には、対応した中継器から電源が供給され
るか、または、受信機から対応した専用電源線を介して
電源が供給されるようになっている。
【0008】また、請求項4記載の表示装置では、ある
1つの中継器から受信機に異常が通知されたときには、
該中継器から避難口に最も近い中継器までが避難方向に
向かう順に順次にポ−リングされるようになっており、
この場合、各室外表示灯は、受信機に異常を通知した中
継器に対応する室外表示灯から避難口に最も近い中継器
に対応した室外表示灯までがこれに対応した中継器のポ
−リングと同期させて点滅制御されるようになってい
る。
【0009】また、請求項5記載の表示装置では、受信
機に異常を通知した中継器に対応した室外表示灯につい
ては、他の室外表示灯と異なり、常時点灯制御されるよ
うになっている。
【0010】また、請求項6記載の表示装置では、各室
外表示灯が、発光手段と、該発光手段を覆うプレ−トと
を有し、プレ−トが白色の樹脂材料で形成され、前記発
光手段は、駆動時に有彩色の光を放出するようになって
いる。
【0011】また、請求項7記載の表示装置では、室外
表示灯の一部が、一の通路に設けられ、また室外表示灯
の他の一部が、他の通路に設けられているときに、前記
一の通路に設けられた各室外表示灯並びにこれにそれぞ
れ対応している中継器と前記他の通路に設けられた各室
外表示灯並びにこれにそれぞれ対応している中継器と
は、それぞれ別個のポ−リングシ−ケンスで受信機から
ポ−リングされるようになっている。
【0012】また、請求項8記載の表示装置では、上記
一の通路と上記他の通路とで室外表示灯並びにこれに対
応した中継器が共用される場合に、該共用中継器には、
1つのアドレスだけが設定され、受信機からの別個のポ
−リングシ−ケンスにおいても1つのアドレスでポ−リ
ングされ、この際、共用中継器は、受信機にアドレスを
返送しないようになっている。
【0013】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図1はマンションあるいはホテル等の各部屋の
前の通路の一例を示す図であり、図2はマンションある
いはホテル等の1フロアの一例を示す平面図である。図
1,図2を参照すると、各部屋R1乃至Rnには(より具
体的には、各部屋R1乃至Rnの天井面の中央には)、火
災等の異常を感知する感知器S1乃至Snが設置されてい
る。また、通路Aには、各部屋R1乃至RnへのドアE1
乃至Enがそれぞれ設けられ、また通路Aの天井面2に
は、照明灯F1乃至Fnとともに室外表示灯L1乃至Ln
設けられている。
【0014】天井面2に設けられている各室外表示灯L
1乃至Lnは、互いに同じ構成のものであって、各室外表
示灯L1乃至Lnにそれぞれ対応させて互いに同じ構成の
中継器T1乃至Tnが設けられている(図2参照)。図3
は1つの中継器Tのブロック図であり、図3を参照する
と、中継器Tは、受信機Xより伝送信号線Yを介して送
られてくる伝送信号(±SIG,定格24V)を受け、
その信号を約12Vの定電圧電源に変換し、各回路に供
給する定電圧回路12と、受信機Xからの伝送信号に基
づき、所定の処理を行なう信号処理回路13と、受信機
Xからの伝送信号を定電圧回路12を介して受信し信号
処理回路13に与えるとともに、信号処理回路13から
の返送信号を定電流信号に変換して受信機Xに返送する
ための伝送回路14と、感知器S,室外表示灯Lのイン
タフェ−スとして機能し、感知器Sの作動等を検出した
り、室外表示灯Lを駆動したりする信号検出回路15
と、信号処理回路13からの出力により火災試験や感知
器Sの強制復旧等を制御する試験制御出力回路16とを
有している。この例では、中継器Tがこれに対応した室
外表示灯Lを点灯させるよう構成されており、この場
合、上記信号検出回路15は、定電圧回路12からの電
圧(例えば12V)を電線路Z1を介して室外表示灯L
に加えることで、これを点灯させるようになっている。
なお、室外表示灯Lは、実際には例えば発光ダイオ−ド
22により構成され、これに電圧が印加され電流が流れ
ることによって点灯するようになっている。
【0015】また、図4は中継器Tの信号処理回路13
の構成例を示す図である。図4を参照すると、信号処理
回路13には、中継器Tの固有アドレスを設定するアド
レス設定部31と、受信機Xからの伝送信号に含まれて
いるアドレスとアドレス設定部31に設定されている固
有アドレスとを比較するアドレス比較部32と、伝送信
号中のコマンドを識別するコマンド識別部33とが設け
られ、この他にも、図示しないが、アナログ値をデジタ
ル値に変換するA/D変換部や返送信号を生成するシリ
アルデ−タアウトプット回路などが設けられている。
【0016】なお、このような構成の中継器Tでは、受
信機Xに対する伝送処理は例えば次のようにして行なわ
れる。すなわち、受信機Xからの伝送信号,すなわちシ
リアル信号が定電圧回路12,伝送回路14を介して送
られると、信号処理回路13では、このシリアル信号に
含まれているアドレスと中継器Tの固有アドレスとを比
較し、これが一致していると、シリアル信号のアドレス
の次に続くコマンドデ−タをコマンド識別部でチェック
し、そのコマンド内容によって、アナログデ−タ収集モ
−ド,デジタルデ−タ収集モ−ド,制御モ−ドの3種類
の処理を行なう。アナログデ−タ収集モ−ドでは、感知
器Sからのアナログデ−タをA/D変換部によりデジタ
ルデ−タに変換しこれをシリアルデ−タアウトプット回
路を介し出力する。また、デジタル収集モ−ドでは、信
号処理回路13に入力されているデジタル信号をシリア
ルデ−タアウトプット回路を介し出力する。また、制御
モ−ドでは、コマンドデ−タに含まれている制御デ−タ
を抽出し、これらのデ−タがすでに蓄えられているデ−
タと一致していれば、これらの制御デ−タを試験制御出
力回路16に出力する。これに対し、一致していなけれ
ば、新たな制御デ−タを一時蓄え、次回の制御モ−ド時
にこの内容を参照する。いずれの場合にも、現時点での
制御出力状態をシリアルデ−タアウトプット回路を介し
返送デ−タとして出力する。
【0017】図5(a),(b)は1つの室外表示灯の
一例を示す断面図,平面図である。図5(a),(b)
を参照すると、室外表示灯Lは、発光ダイオ−ド(LE
D)22と、これの外蓋として機能するプレ−ト23と
を有し、また、この例では、室外表示灯Lに中継器Tが
組み込まれている。発光ダイオ−ド22および中継器T
は、ボックス20内の所定位置にネジ止めあるいは後述
するのと同様に嵌合端子により取り付けられて配置さ
れ、また、プレ−ト23は発光ダイオ−ド22および中
継器Tを覆うようにボックス20の内側壁に嵌め合わさ
れて、ボックス20に例えばネジによって取り付けられ
ている。すなわち、中継器T並びに発光ダイオ−ド22
が、1つのボックス20内に取り付けられ、これらをプ
レ−ト23が覆って保護するように構成されている。ま
た、ボックス20は、本体部20aとフランジ部20b
とを有し、通路の天井面2に穿設された所定形状の開口
40に本体部20aが挿入されるようになっている。ま
た本体部20aの上端にはア−ム21がピン26の周り
に枢支されており、本体部20aが天井面2に取り付け
られるとき、このア−ム21が回動して開き、天井面2
の裏側2aに当接することによってボックス20を通路
の天井面2に確実に保持し、また、これと反対に、ボッ
クス20を下方に引っ張ると、このア−ム21が回動し
て閉じ、これにより、ボックス20を天井面2から容易
に取り外すことができるようになっている。換言すれ
ば、中継器Tは、室外表示灯Lと一体にボックス20に
取り付けられるようになっており、ボックス20が天井
面2に着脱自在に嵌着されることにより、中継器Tの組
み込まれた室外表示灯Lを天井面2から容易に取り外す
ことができ、また天井面2に容易に取り付けることが可
能となっている。
【0018】また、図5(a)において、発光ダイオ−
ド22には、有彩色,特に赤色の光を放出するものが用
いられている。また、プレ−ト23には、白色の樹脂材
料,例えばABS樹脂が用いられている。この場合、室
外表示灯L,すなわち発光ダイオ−ド22が駆動されて
発光ダイオ−ド22に電流が流れ発光ダイオ−ド22か
ら赤色の光が放出されると、この赤色の光はプレ−ト2
3で乱反射される。従って、通路Aにいる者には、室外
表示灯が赤色にみえる。これに対し、火災等が発生して
おらず、発光ダイオ−ド22が消灯状態にあるときに
は、発光ダイオ−ド22からは赤色の光が放出されない
ので、通路Aにいる者には、室外表示灯Lは、プレ−ト
23自体の色,すなわち白色に見える。
【0019】ところで、本実施例において、1つのフロ
ア内の各中継器T1乃至Tnのアドレスは、避難口H(図
2参照)に向かうに従って、順次に小さく設定されるよ
うになっている。すなわち、図1,2において、避難口
Hから最も離れた中継器T1の信号処理回路13内のア
ドレス設定部31には、最も大きな固有アドレスが設定
され、避難口Hに最も近い中継器Tnのアドレス設定部
31には、最も小さな固有アドレスが設定されるように
なっている。
【0020】また、これに対応させて、受信機Xには、
各中継器T1乃至Tnに対するポ−リングをアドレスの大
きい順にサイクリックに行なうようなシ−ケンスが組ま
れている。この場合、中継器T1乃至Tnのいずれか1つ
の中継器,例えばT2で火災やガス漏れ等の異常状態が
検出され、受信機Xからのポ−リングによりこの中継器
2が、その旨を受信機Xに伝送信号線Yを介して通知
すると、受信機Xは、各中継器T1乃至Tnのポ−リング
時に、各中継器T1乃至Tnに対し、それに対応して設け
られている各室外表示灯L1乃至Lnを順次にサイクリッ
クに点滅させるよう制御するようになっている。上記例
では、受信機Xは、各中継器T1乃至Tnに対するポ−リ
ングをアドレスの大きい順にサイクリックに行なうの
で、各室外表示灯L1乃至Lnを避難口Hに向かって順次
に、すなわち、L1,L2,…,Lnの順に点滅させるこ
とが可能となる。
【0021】なお、各室外表示灯L1乃至Ln,具体的に
は各室外表示灯L1乃至Lnの発光ダイオ−ド22への電
源供給は、上述の例のように、これに対応した中継器が
受信機Xからポ−リングされたときに、この中継器の信
号処理回路13,信号検出回路15の制御により、定電
圧回路12からの電圧を電線路Z1を介し加えることに
よってなされても良いし、あるいは、室外表示灯L1
至Lnに消火栓等の表示に用いている大型のLED表示
灯を用いる場合などには、受信機Xからの専用電源線
(図3に破線EXで示す)を各室外表示灯L1乃至Ln
接続することによっても行なうことができる。この場合
にも、受信機Xは、火災やガス漏れ等の信号をある中継
器から受信すると、各室外表示灯L1乃至Lnに接続され
ている各専用電源線に電源を順次にサイクリックに供給
し、各室外表示灯L1乃至Lnを避難口に向かって順次に
サイクリックに点滅させることができる。
【0022】次に、このような構成の表示装置の動作に
ついて図6のフロ−チャ−トを用いて説明する。動作を
開始させるに先立って、本実施例では、前述したよう
に、中継器T1乃至Tnのアドレスを、避難口Hに向かう
に従って、順次に小さく設定しておく。すなわち、中継
器T1には最も大きな固有アドレスを設定し、中継器Tn
には最も小さい固有アドレスを設定しておく。動作開始
時に、受信機Xは、先づ、平常時/異常時を示すフラグ
jを“0”(すなわち平常時)に初期設定し(ステップ
S1)、また、中継器T1乃至Tnのいずれかを示すため
のフラグiを“1”に初期設定する(ステップS2)。
しかる後、受信機Xは、中継器Tiをポ−リングする
(ステップS3)。すなわち、受信機Xは、中継器Ti
をそのアドレスを指定することで呼び出し、またこの中
継器Tiに所定の制御指令並びにフラグjを与える。但
し、この際、本実施例では、受信機Xは、固有アドレス
の大きい順に(すなわち、iが増加する方向に)中継器
iをアドレス呼び出しする。従って、最初、T1に対し
てアドレス呼び出しがなされ、最後にTnに対するアド
レス呼び出しがなされる。
【0023】このようにして、受信機Xからアドレスが
送出され、1つの中継器Tiにおいて受信機Xからのア
ドレスと自己の固有アドレスとが一致し、自己がポ−リ
ングされたことを識別すると、その中継器Tiは、先
づ、フラグjが“0”か否かを判断する(ステップS
4)。フラグjが“0”で平常時である場合には、中継
器Tiは、自己がポ−リングされたことを自己の固有ア
ドレスを受信機Xに返送することで知らせ、また、対応
した感知器Siから部屋Ri内の状態信号を得て、これを
も受信機Xに返送する(ステップS5)。
【0024】受信機Xでは、中継器Tiから信号が返送
されたときに、先づ、フラグjが“0”か否かを調べ
(ステップS6)、フラグjが“0”で平常時である場
合は、中継器Tiからの状態信号に基づいて正常/異常
の判断を行なう(ステップS7)。この結果、正常であ
る場合には、次の中継器をポ−リングするためフラグi
を“1”歩進し(ステップS8)、再びステップS3に
戻る。
【0025】このように、平常時,すなわちフラグjが
“0”のときには、受信機Xは、中継器TiからTnまで
を順次にポ−リングし、各中継器T1乃至Tnから所定の
信号を得て、各部屋R1乃至Rnが正常であるか否かを順
次に調べ、最後の中継器Tnのポ−リングを終了し、ス
テップS9においてフラグiがnよりも大きくなったと
きに再びステップS2に戻って、再度中継器T1からTn
までを順次にポ−リングし、上記と同じ処理をサイクリ
ックに繰り返す。
【0026】このようなサイクリックな繰り返し処理に
おいて、ステップS7である中継器からの信号が異常を
示すものであることを検知すると、受信機Xは、フラグ
jを“1”に設定し(ステップS10)、ステップS2
に戻る。このときにも、受信機Xは、各中継器T1乃至
nを平常時と同様にサイクリックに順次ポ−リングす
るが、中継器Tiでは、ステップS4において、フラグ
jが“1”であることを判別し、対応した室外表示灯L
iを駆動する。また、受信機Xには自己の固有アドレス
のみを返送する(ステップS11)。また、受信機Xで
は、ステップS6において、フラグjが“1”であるこ
とを判別し、次の中継器に対応した室外表示灯を駆動す
るために、ステップS8に直接進み、フラグiを“1”
歩進する。
【0027】このように、異常時,すなわちフラグjが
“1”のときには、受信機Xは、中継器T1からTnまで
を順次にポ−リングし、各中継器T1乃至Tnに対応した
表示灯L1乃至Lnを順次に点滅させ、最後の中継器Tn
のポ−リングを終了し、ステップS9において、フラグ
iがnよりも大きくなったときに、再びステップS2に
戻って、再度中継器T1からTnまでを順次にポ−リング
し、これにより、表示灯L1乃至Lnを順次にサイクリッ
クに点滅させる。
【0028】この結果、表示灯L1乃至Lnは、図2にお
いて、点滅の順番が矢印Gで示すように、避難口Hへの
方向を常に示すことになり、これを避難誘導表示として
機能させることが可能となる。また、表示灯L1乃至Ln
に、前述のように、駆動時に赤色の光を放出する発光ダ
イオ−ドが用いられ、また、発光ダイオ−ドを覆うプレ
−トに白色の樹脂材料が用いられている場合には、平常
時では、各表示灯L1乃至Lnは外部から全て白色の状態
に見えるので、通路Aにいる者は、これを見て異常がな
いことを知ることができる。これに対し、異常時には、
各表示灯L1乃至Lnは、赤色に順次に点滅し、この点滅
が避難口方向を示すので、通路Aにいる者は、赤色表示
を見て、異常が発生したことを明確に知ることができる
とともに、その点滅の移動方向Gに沿って、避難口Hに
誘導され、避難口Hから迅速に避難することができる。
【0029】なお、上述の例では、避難口Hから最も離
れた中継器T1に最も大きな固有アドレスを設定し、避
難口Hに最も近い中継器Tnに最も小さな固有アドレス
を設定するようにしているが、これとは逆に、中継器T
1に最も小さな固有アドレスを設定し、中継器Tnに最も
大きな固有アドレスを設定しても良い。すなわち、中継
器T1乃至Tnのアドレスを避難口Hに向かうに従って、
順次に大きく設定しても良い。この場合には、受信機X
に、各中継器T1乃至Tnに対するポ−リングをアドレス
の小さい順にサイクリックに行なうようなシ−ケンスが
組み込まれていれば、上述したと同様の処理動作を行な
わせることができ、異常時に各室外表示灯L1乃至Ln
避難口Hに向かって順次にサイクリックに点滅させるこ
とができる。
【0030】また、図6のフロ−チャ−トにおいて、ス
テップS7で異常が検知されたときにはステップS2に
戻り、中継器T1に対応する表示灯L1から順次に点滅を
行なわせているが、ステップS7で異常が検知されたと
きに、ステップS2ではなく、ステップS8に進ませ、
異常が検知された中継器Tiの次の中継器に対応した表
示灯から順次に点滅を行なわせることも可能である。
【0031】また、この際、最後の中継器Tnに対応し
た表示灯Lnを点灯した後、最初の中継器T1に戻り、そ
れに対応した表示灯L1から最後の中継器Tnに対応した
表示灯Lnまでを順次に繰り返し点滅しても良いが、最
後の中継器Tnに対応した表示灯Lnを点灯した後、異常
を検出した中継器Tiに戻り、それに対応した表示灯Li
から最後の中継器Tnに対応した表示灯Lnまでを順次に
繰り返し点滅させるよう制御することもできる。このと
きには、通路Aにいる者は、表示灯LiからLnまでが順
次に点滅し、表示灯L1からLi-1までは点滅しないの
で、異常の発生した部屋が表示灯Liに対応した部屋Ri
であることをも知ることができる。あるいは、異常の発
生した部屋Riに対応する表示灯Liについてはこれを常
時点灯させる一方で、これ以外の表示灯L1乃至Lnにつ
いては前述のようにサイクリックに順次に点滅させるよ
うにしても良い。この場合にも、避難口の方向を知らせ
ると同時に、異常の発生した部屋Riをも知らせること
ができる。
【0032】また、図6のフロ−チャ−トに基づく上述
した説明では、異常時に、中継器Tiは、受信機Xから
のポ−リングを受けることにより、自己の定電圧回路1
2からの電源を電線路X1を介して表示灯Liに与え、こ
れを駆動するとしたが、受信機Xから各表示灯L1乃至
nに専用電源線が接続されているときには、受信機X
は、中継器Tiを介さずに専用電線路EXを用いて表示
灯Liを直線駆動することもできる。すなわち、受信機
Xは、ある中継器から異常の信号を受けたときに、各表
示灯L1乃至Lnのそれぞれに対応した専用電源線を介し
て、各表示灯L1乃至Lnに順次に電源を供給し、これら
を順次に点滅させることができる。
【0033】ところで、一般に避難口Hでは、図7に示
すように複数の通路A,Bが交差することがある。この
場合にも、通路A側には、室外表示灯L1乃至Lnと、こ
れに対応させて中継器T1乃至Tnとを設け、また通路B
側には、室外表示灯M1乃至Mmと、これに対応させて中
継器U1乃至Um(図示せず)とを設けることで、異常発
生時に通路Aに設けられた室外表示灯L1乃至Lnを前述
のようにL1からLnの方向に矢印Gで示すように順次に
サイクリックに点滅させ通路Aにいる者に異常を知らせ
避難口Hへの方向を示すことができるとともに、通路B
に設けられた室外表示灯M1乃至Mmをも受信機Xからの
制御により、同様の手順でM1からMmの方向に矢印Kで
示すように順次にサイクリックに点滅させて通路Bにい
る者にも異常を知らせ避難口Hへの方向を示すことがで
きる
【0034】この際、避難口Hに設けられる表示灯Ln
については、これを通路Aにおける避難誘導灯として用
いるのみならず、通路Bにおける避難誘導灯として用い
ることもできる。この場合にはこれに対応した中継器T
nをも通路A側のポ−リングシ−ケンスと通路B側のポ
−リングシ−ケンスとで共用させる必要がある。すなわ
ち、通路B側のポ−リングシ−ケンスでは、受信機X
は、中継器U1,U2,…,Um,Tnを順次に繰り返しポ
−リングし、表示灯M1,M2,…,Mm,Lnを順次に繰
り返し点滅させるよう制御する必要がある。
【0035】しかしながら、このように避難口Hに設け
られる表示灯Ln,中継器Tnを通路Aと通路Bとで共用
させる場合、この中継器Tnには、受信機Xに対するア
ドレス重複を避けるため、通路A側でのポ−リングシ−
ケンスと、通路B側でのポ−リングシ−ケンスとのそれ
ぞれに対応させて複数の固有アドレスを設定する必要が
生じる。すなわち、この中継器Tnに関しては、他の中
継器と異なり、受信機Xからの複数のアドレスに対して
応答可能なように全体の回路が構成されていなければな
らないという問題が生じてしまう。
【0036】本願の発明者は、表示灯,中継器を共用さ
せる場合における上記問題を解決するため、この中継器
nについては、受信機Xからポ−リングが行なわれた
ときにも、自己のアドレスを受信機Xに返送せず、受信
機Xからのポ−リングにより単に表示灯を点滅させる機
能だけをもたせるよう構成すれば良いことを見出した。
この場合には、この中継器Tnに1つのアドレスだけを
設定することができ、通路A側でのポ−リングシ−ケン
スと通路B側でのポ−リングシ−ケンスとのいずれにお
いても受信機Xからこの1つのアドレスで呼び出され、
表示灯Lnを点滅させることができる。また、この共用
中継器Tnを1つのアドレスだけを設定したときにも、
この中継器Tnからはアドレスが返送されないので、受
信機Xに対しアドレスの重複は生じない。すなわち、受
信機Xは、この中継器Tnをポ−リングし、この中継器
nからアドレスの返送がないときにもこれが正常にポ
−リングされたとみなし、ポ−リングシ−ケンスを正常
に行なうことができる。このような構成により、表示
灯,中継器を共用させる場合にも、中継器の回路構成を
複雑にさせずに済み、また1つのアドレスで済ますこと
ができてアドレスを節約することができる。
【0037】 また、前述のように、中継器Tが室外
表示灯Lと一体化されて通路の天井面2に取り付けられ
るようになっている場合には、従来のように部屋のドア
の近傍に設置される場合に比べ、部屋の壁の中を通る電
線路の本数を減らすことが可能となる。すなわち、中継
器Tと室外表示灯Lとが部屋のドアの近傍に設置される
ときには、感知器との信号線のみならず、受信機との信
号線をも壁の中を通す必要があるが、中継器Tと室外表
示灯Lとを通路の天井面2に取り付けるようにすれば、
少なくとも受信機との信号線についてはこれを壁の中を
通さずに済む。これにより、施工を容易にするととも
に、後述のように保守,点検等を容易に行なわせること
が可能となる。
【0037】また、中継器Tと室外表示灯Lとは,さら
にはこれらを接続する電線路Z1等も、ボックス20内
に収容されているので、これらを通路の天井面2に取り
付ける場合であっても、ボックス20により確実に保護
され、中継器,室内表示灯,およびこれらを接続する電
線路Z1が悪環境にさらされることもなくこれらの信頼
性を維持することができる。
【0038】さらに、上記ボックス20は、通路の天井
面2に着脱自在に取り付けられるようになっているの
で、保守,点検時等において、作業者は、ボックス20
を引き抜くことにより、これを天井面2から取り外し、
また、プレ−ト23をネジ等を外すことによってボック
ス20から取り外し、ボックス20内に収容されている
中継器T,室内表示灯L(より具体的には発光ダイオ−
ド22),これらを接続する電線路Z1等を保守,点検
等することができる。また、保守,点検等が終了したと
きには、プレ−ト23をネジ等によってボックス20に
取り付けた後、このボックス20を天井面2に取り付け
て元の取付状態に戻すことができる。ボックス20が天
井面2に取り付けられるときには、ボックス20の上端
部に連結されているア−ム21は、図5(a)に符号2
1aで示すように例えばバネの付勢力により開いた状態
にあり、天井面2の裏側2aにしっかりと当接してい
る。ボックス20の取り外し時において、作業者がボッ
クス20を下方に引っ張ると、ア−ム21は、バネの付
勢力に抗して図5(a)に符号21b,21cで示すよ
うに回動し、閉じて、これによりボックス20を天井面
2から容易に取り外すことができる。一方、ボックス2
0の取り付け時には、作業者は、ボックス20のア−ム
21を図5(a)に符号21cで示すように閉じた状態
に保持しながら、ボックス20を天井面2の開口40に
嵌め込む。これにより、ボックス20が天井面2の開口
40に嵌め込まれると、ア−ム21はバネの付勢力によ
って図5(a)に符号21b,21aに示すように開
き、天井面2の裏側2aに衝合する。これによって、ボ
ックス20を極めて簡単な操作で天井面2にしっかりと
取り付けることができる。
【0039】なお、上述の例では、中継器Tと室外表示
灯Lとを図5(a),(b)に示したようなボックス2
0に取り付けたが、ボックスとして、図5(a),
(b)に示したボックス20のかわりに、例えば実開平
1−72691号に示されているような、感知器Sを取
り付けるのに使用される感知器埋込ベ−スを用いること
もできる。図8(a),(b)は中継器並びに室外表示
灯が取り付けられる感知器埋込ベ−スの断面図,下面図
である。また、図9(a),(b)は感知器埋込ベ−ス
に用いられる押え金具,保持部材をそれぞれ示す図であ
る。図8(a),(b),図9(a),(b)を参照す
ると、この感知器埋込ベ−スは、上端中央部に通線孔4
2を有し、下端周縁に外方へ突出したフランジ41が設
けられた筒状のベ−ス本体40からなっている。上記通
線孔42には保持部材43が橋渡しして設けられてい
る。また、該保持部材43の係合孔51には、略くの字
状に形成された一対の押え金具52の突起61が回動自
在に取り付けられており、これにより、押え金具52
は、一端が保持部材43に回動自在に支持されている。
さらに、押え金具52の支持側には挿通孔62が穿設さ
れ、該挿通孔62には遊動片44が挿通されている。
【0040】この感知器埋込ベ−スでは、押え金具52
の挿通孔62に挿通された遊動片44と保持部材43の
中央部を単一のネジ45によってネジ締めすることによ
って、天井面2への取り付けがなされる。すなわち、ネ
ジ45を締めると、遊動片44が下方に移動し、これに
より、押え金具52が回動してその他端が天井面2の裏
側2aにしっかりと当接し、感知器埋込ベ−スを天井面
2にしっかりと取り付けることができる。
【0041】また、この感知器埋込ベ−スには、感知器
を取り付けるのに用いられると同様の嵌合端子63がベ
−ス本体40に設けられている。一方、中継器Tには、
感知器と同様に、ベ−ス本体40に設けられた嵌合端子
63に嵌め合わされる端子TMが設けられており、この
端子を嵌合端子63に嵌め合わせることにより(例えば
中継器の端子を嵌合端子63に挿入し所定量回すことに
より)、中継器T並びにこれと一体化されている発光ダ
イオ−ド22を感知器埋込ベ−スに取り付けることがで
きる。また、中継器T並びにこれと一体化されている発
光ダイオ−ド22を感知器埋込ベ−スから取り外すに
は、上記とは逆の方向に中継器Tを回し、端子TMを嵌
合端子63から外せば良い。また、プレ−ト23は、既
知の手段によって(例えばベ−ス本体40の内壁との螺
合によって)、ベ−ス本体40に着脱自在に取り付けら
れている。なお、このとき、中継器T並びに室外表示灯
Lは、感知器と同様の大きさのものに構成する必要があ
る。
【0042】このように、中継器T並びに室外表示灯L
を感知器と同様の大きさのものにし、感知器埋込ベ−ス
からなるボックスに着脱自在に取り付けるよう構成する
こともでき、この場合には、さらに、従来からある感知
器埋込ベ−スを活用することができ、また、中継器,室
外表示灯の保守点検が容易となる。
【0043】なお、図5(a),(b),図8(a),
(b)の例では、中継器Tのボックス20または感知器
埋込ベ−スとは反対の例に発光ダイオ−ド22を設けて
いるが、中継器Tと発光ダイオ−ド22との配置は、こ
の例に示されたものに限らず、任意に設定することがで
きる。
【0044】このように、中継器を室外表示灯と一体化
し、これらをボックス20内に収容した状態で通路の天
井面2に着脱自在に取り付けたり、あるいは、感知器埋
込ベ−スに着脱自在に取り付けるようにすれば、部屋の
壁の中を通る電線路の本数を減らすことが可能となっ
て、施工が容易でなおかつ保守,点検等を極めて容易に
行なうことができ、さらには天井面2に取り付ける場合
にも、中継器,室外表示灯,およびこれらを接続する電
線路の信頼性を維持することが可能となる。
【0045】また、この場合、室外表示灯は、ドアの近
傍ではなく、天井面2に取り付けられているので、通路
にいるものは、室外表示灯L1乃至Lnを良く見ることが
できて、異常の発生並びに避難方向を迅速に知ることが
できる。
【0046】なお、上述の実施例では、室外表示灯L1
乃至Lnの発光ダイオ−ドを用いたが、駆動時に有彩色
の光を放出するもので、これに他の光源を用いることも
できる。
【0047】
【発明の効果】以上に説明したように、請求項1乃至8
記載の表示装置によれば、所定の通路に複数の室外表示
灯とこれに対した中継器とがそれぞれ設けられており、
各中継器は、避難方向に向かう順に受信機から順次にポ
−リングされるようになっており、いずれかの中継器か
ら受信機に異常が通知されたときに、各室外表示灯は、
これに対応する中継器のポ−リングと同期させて点滅制
御されるので、各室外表示灯を避難誘導灯として機能さ
せることができ、火災等の異常が発生したときに、異常
の発生を知らせ、かつ避難方向を知らせることができ
る。
【0048】特に、請求項4または5記載の表示装置に
よれば、ある1つの中継器から受信機に異常が通知され
たときには、該中継器から避難口に最も近い中継器まで
が避難方向に向かう順に順次にポ−リングされるように
なっており、この場合、各室外表示灯は、受信機に異常
を通知した中継器に対応する室外表示灯から避難口に最
も近い中継器に対応した室外表示灯までがこれに対応し
た中継器のポ−リングと同期させて点滅制御されるよう
になっているか、あるいは、受信機に異常を通知した中
継器に対応した室外表示灯については、他の室外表示灯
と異なり、常時点灯制御されるので、火災等の異常が発
生したときに、異常を知らせ、かつ避難方向を知らせる
ことができると同時に、どの部屋で異常が発生したかを
も知らせることができる。
【0049】また、請求項6記載の表示装置によれば、
各室外表示灯は、発光手段と、該発光手段を覆うプレ−
トとを有し、上記プレ−トは白色の樹脂材料で形成さ
れ、上記発光手段は、駆動時に有彩色の光を放出するの
で、異常時と平常時との相違を明確に知らせることがで
き、異常時に避難方向をより明確に表示することができ
る。
【0050】また、請求項7記載の表示装置によれば、
室外表示灯の一部が、一の通路に設けられ、また室外表
示灯の他の一部が、他の通路に設けられているときに、
上記一の通路に設けられた各室外表示灯並びにこれにそ
れぞれ対応している中継器と上記他の通路に設けられた
各室外表示灯並びにこれにそれぞれ対応している中継器
とは、それぞれ別個のポ−リングシ−ケンスで受信機か
らポ−リングされるので、火災等の異常が発生したと
き、通路が複数存在する場合でも、各通路ごとに避難方
向を知らせることができる。
【0051】また、請求項8記載の表示装置によれば、
上記一の通路と上記他の通路とで室外表示灯並びにこれ
に対応した中継器が共用される場合に、該共用中継器に
は、1つのアドレスだけが設定され、受信機からの別個
のポ−リングシ−ケンスにおいても1つのアドレスでポ
−リングされ、この際、共用中継器は、受信機にアドレ
スを返送しないので、中継器の構造を複雑化させずに済
み、また、アドレスを節約できると同時に、受信機に対
しアドレスの重複を生じさせずに済む。
【図面の簡単な説明】
【図1】マンションあるいはホテル等の通路の一例を示
す図である。
【図2】マンションあるいはホテル等の1フロアの一例
を示す平面図である。
【図3】中継器のブロック図である。
【図4】中継器の信号処理回路の構成例を示す図であ
る。
【図5】(a),(b)は中継器を組み込んだ室外表示
灯の断面図,平面図である。
【図6】本発明に係る表示装置の処理動作を説明するた
めのフロ−チャ−トである。
【図7】マンションあるいはホテル等の1フロアの他の
一例を示す図である。
【図8】(a),(b)は中継器並びに室外表示灯が取
り付けられる感知器埋込ベ−スの断面図,下面図であ
る。
【図9】(a),(b)は感知器埋込ベ−スに用いられ
る押え金具,保持部材をそれぞれ示す図である。
【符号の説明】
A 廊下 L1乃至Ln 室外表示灯 R1乃至Rn 部屋 S1乃至Sn 感知器 T1乃至Tn 中継器 X 受信機 Y 伝送信号線 Z1 電線路 2 天井面 12 定電圧回路 13 信号処理回路 14 伝送回路 15 信号検出回路 16 試験制御出力回路 20 ボックス 21 ア−ム 22 発光ダイオ−ド 23 プレ−ト

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の通路に複数の室外表示灯とこれに
    対した中継器とがそれぞれ設けられており、各中継器
    は、避難方向に向かう順に受信機から順次にポ−リング
    されるようになっており、いずれかの中継器から受信機
    に異常が通知されたときに、各室外表示灯は、それぞれ
    に対応する中継器のポ−リングと同期させて点滅制御さ
    れるようになっていることを特徴とする表示装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の表示装置において、前記
    各中継器のアドレスは、避難方向に向かうに従って、順
    次に小さく(また大きく)設定され、前記受信機は、ア
    ドレスの大きい順に(または小さい順に)、各中継器を
    ポ−リングするようになっていることを特徴とする表示
    装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の表示装置において、前記
    各室外表示灯には、対応した中継器から電源が供給され
    るか、または、受信機から対応した専用電源線を介して
    電源が供給されるようになっていることを特徴とする表
    示装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の表示装置において、ある
    1つの中継器から受信機に異常が通知されたときには、
    該中継器から避難口に最も近い中継器までが避難方向に
    向かう順に順次にポ−リングされるようになっており、
    この場合、各室外表示灯は、受信機に異常を通知した中
    継器に対応する室外表示灯から避難口に最も近い中継器
    に対応した室外表示灯までがこれに対応した中継器のポ
    −リングと同期させて点滅制御されるようになっている
    ことを特徴とする表示装置。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の表示装置において、受信
    機に異常を通知した中継器に対応した室外表示灯につい
    ては、他の室外表示灯と異なり、常時点灯制御されるよ
    うになっていることを特徴とする表示装置。
  6. 【請求項6】 請求項1記載の表示装置において、前記
    各室外表示灯は、発光手段と、該発光手段を覆うプレ−
    トとを有し、前記プレ−トは白色の樹脂材料で形成さ
    れ、前記発光手段は、駆動時に有彩色の光を放出するよ
    うになっていることを特徴とする表示装置。
  7. 【請求項7】 請求項1記載の表示装置において、前記
    室外表示灯の一部が、一の通路に設けられ、また前記室
    外表示灯の他の一部が、他の通路に設けられているとき
    に、前記一の通路に設けられた各室外表示灯並びにこれ
    にそれぞれ対応している中継器と前記他の通路に設けら
    れた各室外表示灯並びにこれにそれぞれ対応している中
    継器とは、それぞれ別個のポ−リングシ−ケンスで受信
    機からポ−リングされるようになっていることを特徴と
    する表示装置。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の表示装置において、前記
    一の通路におけるポ−リングシ−ケンスと前記他の通路
    におけるポ−リングシ−ケンスとで室外表示灯並びにこ
    れに対応した中継器が共用される場合に、該共用中継器
    には、1つのアドレスだけが設定され、受信機からの別
    個のポ−リングシ−ケンスにおいても1つのアドレスで
    ポ−リングされ、この際、共用中継器は、受信機にアド
    レスを返送しないことを特徴とする表示装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008310586A (ja) * 2007-06-14 2008-12-25 Funayama Kk 警報処理装置及び警報処理システム
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