JP2560935Y2 - 車輌用空調装置 - Google Patents
車輌用空調装置Info
- Publication number
- JP2560935Y2 JP2560935Y2 JP1991013655U JP1365591U JP2560935Y2 JP 2560935 Y2 JP2560935 Y2 JP 2560935Y2 JP 1991013655 U JP1991013655 U JP 1991013655U JP 1365591 U JP1365591 U JP 1365591U JP 2560935 Y2 JP2560935 Y2 JP 2560935Y2
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- JP
- Japan
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- spacer
- fitted
- horizontal
- conditioning case
- case body
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- Air-Flow Control Members (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、ノブ操作により複数の
水平羽根を連動回動し風向を変更するようにした車輌用
空調装置に関する。
水平羽根を連動回動し風向を変更するようにした車輌用
空調装置に関する。
【0002】
【従来の技術】実開昭61−137013にはノブ操作
により連動回動する複数の水平羽根軸を空調ケ−ス体側
面の軸穴に軸嵌めする技術が開示されている。
により連動回動する複数の水平羽根軸を空調ケ−ス体側
面の軸穴に軸嵌めする技術が開示されている。
【0003】又、図6乃至図8の如く、予め中央羽根2
0を小スペ−サ21に嵌め中央羽根の側方よりピン23
を突出させ空調ケ−ス体24前部両側に設けた円弧穴2
5にピンを、スペ−サ穴26にスペ−サ21をそれぞれ
嵌合させ、前面よりフイニッシャ27を装着するものも
知られている。
0を小スペ−サ21に嵌め中央羽根の側方よりピン23
を突出させ空調ケ−ス体24前部両側に設けた円弧穴2
5にピンを、スペ−サ穴26にスペ−サ21をそれぞれ
嵌合させ、前面よりフイニッシャ27を装着するものも
知られている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】上記従来技術に於い
て、前者、後者とも複数の羽根を空調ケ−ス体の側面に
嵌めるのに熟練を要し作業性が悪い。
て、前者、後者とも複数の羽根を空調ケ−ス体の側面に
嵌めるのに熟練を要し作業性が悪い。
【0005】又、後者のものは側方に隙間があるためエ
アもれが生じ、図9の如くメ−タ前面のガラスに曇りが
生じるという問題点があった。
アもれが生じ、図9の如くメ−タ前面のガラスに曇りが
生じるという問題点があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案の車輌用空調装置
は前記課題を解決することを目的とし、ノブ操作により
リンクを介して連動回動する複数の水平羽根の軸を一対
のスペーサに軸嵌めし、一つの水平羽根の側方より突出
するピンを上記スペーサの円弧状ストッパ孔に嵌合さ
せ、水平羽根と一体のこれらのスペーサを、空調ケース
体前部両内側に設けた嵌合凹所に前方よりスライドさせ
ながら嵌め、同時に上記スペーサの外側面に設けた一方
の係止部を上記嵌合凹所の内側面に設けた他方の係止部
に嵌着することにより、上記スペーサを固定し、上記空
調ケース体の前面よりフイニッシャを装着したことを特
徴とする。
は前記課題を解決することを目的とし、ノブ操作により
リンクを介して連動回動する複数の水平羽根の軸を一対
のスペーサに軸嵌めし、一つの水平羽根の側方より突出
するピンを上記スペーサの円弧状ストッパ孔に嵌合さ
せ、水平羽根と一体のこれらのスペーサを、空調ケース
体前部両内側に設けた嵌合凹所に前方よりスライドさせ
ながら嵌め、同時に上記スペーサの外側面に設けた一方
の係止部を上記嵌合凹所の内側面に設けた他方の係止部
に嵌着することにより、上記スペーサを固定し、上記空
調ケース体の前面よりフイニッシャを装着したことを特
徴とする。
【0007】
【作用】一対のスペ−サに軸嵌めすることにより、適当
なトルクを設定し、一つの水平羽根の側方より突出する
ピンをスペ−サの円弧状ストッパ孔に嵌合させることに
より、水平羽根の回動角を規制する。
なトルクを設定し、一つの水平羽根の側方より突出する
ピンをスペ−サの円弧状ストッパ孔に嵌合させることに
より、水平羽根の回動角を規制する。
【0008】
【実施例】次に図1乃至図4に基づいて本考案の一実施
例を説明する。1はノブ2の上下回動により上下に連動
回動する複数の水平羽根で、両側端の軸3を矩形板状の
一対のスペーサ4に軸嵌めし、中央の水平羽根1の一側
端偏心位置よりピン5を突設し、該ピン5を前記スペー
サ4に形成した円弧状ストッパ孔6に嵌挿させ、水平羽
根と一体のスペーサ4,4を、空調ケース体7の前部両
内側に設けた嵌合凹所としての矩形状凹所8に前方より
スライドさせながら嵌め、同時に上記スペーサの外側面
に設けた一方の係止部としての係止凸部9を上記嵌合凹
所(矩形状凹所)8の内側面に設けた他方の係止部とし
ての嵌合凹部10に嵌着することにより、上記スペーサ
4,4を固定し、上記空調ケース体7の前面よりフイニ
ッシャ11を装着する。
例を説明する。1はノブ2の上下回動により上下に連動
回動する複数の水平羽根で、両側端の軸3を矩形板状の
一対のスペーサ4に軸嵌めし、中央の水平羽根1の一側
端偏心位置よりピン5を突設し、該ピン5を前記スペー
サ4に形成した円弧状ストッパ孔6に嵌挿させ、水平羽
根と一体のスペーサ4,4を、空調ケース体7の前部両
内側に設けた嵌合凹所としての矩形状凹所8に前方より
スライドさせながら嵌め、同時に上記スペーサの外側面
に設けた一方の係止部としての係止凸部9を上記嵌合凹
所(矩形状凹所)8の内側面に設けた他方の係止部とし
ての嵌合凹部10に嵌着することにより、上記スペーサ
4,4を固定し、上記空調ケース体7の前面よりフイニ
ッシャ11を装着する。
【0009】
【考案の効果】本考案の車輌用空調装置は、ノブ操作に
よりリンクを介して連動回動する複数の水平羽根の軸を
一対のスペーサに軸嵌めし、一つの水平羽根の側方より
突出するピンを上記スペーサの円弧状ストッパ孔に嵌合
させ、水平羽根と一体のこれらのスペーサを、空調ケー
ス体前部両内側に設けた嵌合凹所に前方よりスライドさ
せながら嵌め、同時に上記スペーサの外側面に設けた一
方の係止部を上記嵌合凹所の内側面に設けた他方の係止
部に嵌着することにより、上記スペーサを固定し、上記
空調ケース体の前面よりフイニッシャを装着してあるの
で、下記の効果を有する。
よりリンクを介して連動回動する複数の水平羽根の軸を
一対のスペーサに軸嵌めし、一つの水平羽根の側方より
突出するピンを上記スペーサの円弧状ストッパ孔に嵌合
させ、水平羽根と一体のこれらのスペーサを、空調ケー
ス体前部両内側に設けた嵌合凹所に前方よりスライドさ
せながら嵌め、同時に上記スペーサの外側面に設けた一
方の係止部を上記嵌合凹所の内側面に設けた他方の係止
部に嵌着することにより、上記スペーサを固定し、上記
空調ケース体の前面よりフイニッシャを装着してあるの
で、下記の効果を有する。
【0010】スペーサによるトルク出しと、円弧状スト
ッパ孔に嵌合するストッパによる水平羽根の角度規制が
容易であり、かつ、円弧状ストッパ孔を使用しながら、
エア漏れが側面より生じることがなく、その上、水平羽
根とスペーサをサブアッシィしたものを空調ケース体の
前面より押し込むだけで、フイニッシャを装着する工程
以前に、上記スペーサを空調ケース体に固定することが
できるから組み立て作業性が良く、組み立て作業を安全
に行うことができる。
ッパ孔に嵌合するストッパによる水平羽根の角度規制が
容易であり、かつ、円弧状ストッパ孔を使用しながら、
エア漏れが側面より生じることがなく、その上、水平羽
根とスペーサをサブアッシィしたものを空調ケース体の
前面より押し込むだけで、フイニッシャを装着する工程
以前に、上記スペーサを空調ケース体に固定することが
できるから組み立て作業性が良く、組み立て作業を安全
に行うことができる。
【図1】本考案の一実施例外観斜視図である。
【図2】図1の分解斜視図である。
【図3】図1のA−A平断面図である。
【図4】図3の左側面図である。
【図5】従来装置の外観斜視図である。
【図6】図5の分解斜視図である。
【図7】図5のB−B平断面図である。
【図8】図7の左側面図である。
【図9】従来装置を取り付けたメ−タ部にエアもれを生
じている正面図である。
じている正面図である。
1 水平羽根 3 水平羽根の両側端の軸 4 スペーサ 5 ピン 6 円弧状ストッパ孔 7 空調ケース体 8 嵌合凹所としての矩形状凹所 9 一方の係止部としての係止凸部 10 他方の係止部としての嵌合凹部 11 フイニッシャ
Claims (1)
- 【請求項1】 ノブ操作によりリンクを介して連動回動
する複数の水平羽根の軸を一対のスペーサに軸嵌めし、
一つの水平羽根の側方より突出するピンを上記スペーサ
の円弧状ストッパ孔に嵌合させ、水平羽根と一体のこれ
らのスペーサを、空調ケース体前部両内側に設けた嵌合
凹所に前方よりスライドさせながら嵌め、同時に上記ス
ペーサの外側面に設けた一方の係止部を上記嵌合凹所の
内側面に設けた他方の係止部に嵌着することにより、上
記スペーサを固定し、上記空調ケース体の前面よりフイ
ニッシャを装着したことを特徴とする車輌用空調装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991013655U JP2560935Y2 (ja) | 1991-02-18 | 1991-02-18 | 車輌用空調装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991013655U JP2560935Y2 (ja) | 1991-02-18 | 1991-02-18 | 車輌用空調装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04103556U JPH04103556U (ja) | 1992-09-07 |
JP2560935Y2 true JP2560935Y2 (ja) | 1998-01-26 |
Family
ID=31748160
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991013655U Expired - Fee Related JP2560935Y2 (ja) | 1991-02-18 | 1991-02-18 | 車輌用空調装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2560935Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008265578A (ja) * | 2007-04-20 | 2008-11-06 | Nippon Plast Co Ltd | 風向調整装置 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5221872B2 (ja) * | 1971-12-02 | 1977-06-14 | ||
JPS5348056B2 (ja) * | 1973-12-07 | 1978-12-26 | ||
JPH07113480B2 (ja) * | 1987-03-06 | 1995-12-06 | 株式会社イノアックコ−ポレ−ション | 風向調節装置 |
-
1991
- 1991-02-18 JP JP1991013655U patent/JP2560935Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008265578A (ja) * | 2007-04-20 | 2008-11-06 | Nippon Plast Co Ltd | 風向調整装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04103556U (ja) | 1992-09-07 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |