JP2560474Y2 - ポリマー連続造粒装置 - Google Patents
ポリマー連続造粒装置Info
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- JP2560474Y2 JP2560474Y2 JP4833792U JP4833792U JP2560474Y2 JP 2560474 Y2 JP2560474 Y2 JP 2560474Y2 JP 4833792 U JP4833792 U JP 4833792U JP 4833792 U JP4833792 U JP 4833792U JP 2560474 Y2 JP2560474 Y2 JP 2560474Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- polymer
- cutter
- pipe
- molten polymer
- nozzle
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- Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、溶融ポリマーをノズル
から押し出し、冷却固化後、カッターでペレット状に切
断するポリマー連続造粒装置に関するものである。
から押し出し、冷却固化後、カッターでペレット状に切
断するポリマー連続造粒装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】溶融ポリマーをペレット化する場合、溶
融ポリマーをノズルからストランド状に押し出し、冷却
固化後、カッターで切断するポリマー造粒装置が広く使
用されている。
融ポリマーをノズルからストランド状に押し出し、冷却
固化後、カッターで切断するポリマー造粒装置が広く使
用されている。
【0003】このような造粒装置において、一般に、1
系列に対して1台のカッターが設置されており、カッタ
ーが故障した場合、ポリマーの流れを中断して修理する
必要があった。この間にポリマーが配管中で劣化するの
で、劣化ポリマーを配管中から排出するための置換洗浄
が必要であり、多量のポリマーを放流しなければならな
いという問題があった。
系列に対して1台のカッターが設置されており、カッタ
ーが故障した場合、ポリマーの流れを中断して修理する
必要があった。この間にポリマーが配管中で劣化するの
で、劣化ポリマーを配管中から排出するための置換洗浄
が必要であり、多量のポリマーを放流しなければならな
いという問題があった。
【0004】予備カッターを並設すれば、この問題を解
決することができるが、予備カッターの立ち上げ準備が
必要であり、予備カッターへの切り替え作業に人手を要
したり、切り替え時のペレットの形状調整が容易でない
という問題があった。
決することができるが、予備カッターの立ち上げ準備が
必要であり、予備カッターへの切り替え作業に人手を要
したり、切り替え時のペレットの形状調整が容易でない
という問題があった。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】本考案は、1台のカッ
ターが故障しても、ポリマーの流れを中断することなく
連続して造粒することができ、かつ均一な形状のペレッ
トを得ることのできるポリマー連続造粒装置を提供しよ
うとするものである。
ターが故障しても、ポリマーの流れを中断することなく
連続して造粒することができ、かつ均一な形状のペレッ
トを得ることのできるポリマー連続造粒装置を提供しよ
うとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案は、上記の課題を
解決するもので、その要旨は、溶融ポリマーをノズルか
ら押し出し、冷却固化後、カッターで切断するポリマー
造粒装置において、溶融ポリマー移送配管を分岐させ、
分岐した各配管にバルブ及びノズルを設け、それぞれに
ポリマーの流量によって切断速度を自動的に制御可能に
したカッターを設置したことを特徴とするポリマー連続
造粒装置にある。
解決するもので、その要旨は、溶融ポリマーをノズルか
ら押し出し、冷却固化後、カッターで切断するポリマー
造粒装置において、溶融ポリマー移送配管を分岐させ、
分岐した各配管にバルブ及びノズルを設け、それぞれに
ポリマーの流量によって切断速度を自動的に制御可能に
したカッターを設置したことを特徴とするポリマー連続
造粒装置にある。
【0007】次に、本考案の装置について、図面により
具体的に説明する。図1は、本考案の装置の一例を示す
概略説明図であり、1は溶融ポリマー移送配管、11及び
21は分岐した配管、12及び22はバルブ、13及び23はノズ
ル、14及び24はカッター、15及び25はペレット、16及び
26は圧力検出端、17及び27は切断速度調節計である。
具体的に説明する。図1は、本考案の装置の一例を示す
概略説明図であり、1は溶融ポリマー移送配管、11及び
21は分岐した配管、12及び22はバルブ、13及び23はノズ
ル、14及び24はカッター、15及び25はペレット、16及び
26は圧力検出端、17及び27は切断速度調節計である。
【0008】本考案においては、定常状態では2台のカ
ッター14及び24で造粒を行い、一方のカッターが故障し
たときは、一時的に他方のカッターのみで造粒を行うよ
うになっている。したがって、各カッターは一時的には
定常状態での2台分の能力で運転可能な能力を有するも
のであることが必要である。
ッター14及び24で造粒を行い、一方のカッターが故障し
たときは、一時的に他方のカッターのみで造粒を行うよ
うになっている。したがって、各カッターは一時的には
定常状態での2台分の能力で運転可能な能力を有するも
のであることが必要である。
【0009】定常状態では、バルブ12及び22が開かれて
おり、溶融ポリマーは、移送配管1から分岐した各配管
11及び21に分流し、それぞれノズル13及び23から押し出
され、カッター14及び24で切断される。
おり、溶融ポリマーは、移送配管1から分岐した各配管
11及び21に分流し、それぞれノズル13及び23から押し出
され、カッター14及び24で切断される。
【0010】配管11及び21には、バルブとノズルとの間
にそれぞれ圧力検出端16及び26が設けられており、検出
した圧力値の信号が調節計17及び27に送られ、カッター
14及び24の速度が調節されるようになっている。
にそれぞれ圧力検出端16及び26が設けられており、検出
した圧力値の信号が調節計17及び27に送られ、カッター
14及び24の速度が調節されるようになっている。
【0011】カッター14が故障した場合には、バルブ12
を閉じ、溶融ポリマー移送配管1からのポリマーを全量
配管21に送り、カッター24のみで造粒する。この場合、
配管21を流れるポリマーの量が増大し、圧力検出端26で
の圧力が大きくなるので、この検出圧力値の信号を調節
計27に送り、調節計27からカッター24に信号を送り、カ
ッター24を増速させる。一方、配管11を流れるポリマー
の量はゼロになり、圧力検出端16での圧力は低下する
(殆どゼロになる)ので、同様にしてカッター14の速度
をゼロにし、カッター14を停止させる。
を閉じ、溶融ポリマー移送配管1からのポリマーを全量
配管21に送り、カッター24のみで造粒する。この場合、
配管21を流れるポリマーの量が増大し、圧力検出端26で
の圧力が大きくなるので、この検出圧力値の信号を調節
計27に送り、調節計27からカッター24に信号を送り、カ
ッター24を増速させる。一方、配管11を流れるポリマー
の量はゼロになり、圧力検出端16での圧力は低下する
(殆どゼロになる)ので、同様にしてカッター14の速度
をゼロにし、カッター14を停止させる。
【0012】カッター14が復旧し、カッター14の運転を
再開するときは、バルブ12を開けば、配管11にもポリマ
ーが流れるようになり、配管21に流れるポリマーの量が
減少するので、それぞれの検出圧力値によって、カッタ
ー14が起動され、カッター24が減速され、それぞれ所定
の速度で造粒が行われる。
再開するときは、バルブ12を開けば、配管11にもポリマ
ーが流れるようになり、配管21に流れるポリマーの量が
減少するので、それぞれの検出圧力値によって、カッタ
ー14が起動され、カッター24が減速され、それぞれ所定
の速度で造粒が行われる。
【0013】
【考案の効果】本考案によれば、1台のカッターが故障
しても、ポリマーの流れを中断することなく連続して造
粒することができ、また、予備カッターを設置する方法
のように、それを立ち上げるための作業を必要としな
い。さらに、ポリマー流量に応じて切断速度が自動的に
調節されるため、形状の均一なペレットを得ることがで
きる。
しても、ポリマーの流れを中断することなく連続して造
粒することができ、また、予備カッターを設置する方法
のように、それを立ち上げるための作業を必要としな
い。さらに、ポリマー流量に応じて切断速度が自動的に
調節されるため、形状の均一なペレットを得ることがで
きる。
【図1】本考案の装置の一例を示す概略説明図である。
1 溶融ポリマー移送配管 11、21 分岐配管 12、22 バルブ 13、23 ノズル 14、24 カッター 16、26 圧力検出端 17、27 切断速度調節計
Claims (1)
- 【請求項1】 溶融ポリマーをノズルから押し出し、冷
却固化後、カッターで切断するポリマー造粒装置におい
て、溶融ポリマー移送配管を分岐させ、分岐した各配管
にバルブ及びノズルを設け、それぞれにポリマーの流量
によって切断速度を自動的に制御可能にしたカッターを
設置したことを特徴とするポリマー連続造粒装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4833792U JP2560474Y2 (ja) | 1992-06-17 | 1992-06-17 | ポリマー連続造粒装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4833792U JP2560474Y2 (ja) | 1992-06-17 | 1992-06-17 | ポリマー連続造粒装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06715U JPH06715U (ja) | 1994-01-11 |
JP2560474Y2 true JP2560474Y2 (ja) | 1998-01-21 |
Family
ID=12800599
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4833792U Expired - Fee Related JP2560474Y2 (ja) | 1992-06-17 | 1992-06-17 | ポリマー連続造粒装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2560474Y2 (ja) |
-
1992
- 1992-06-17 JP JP4833792U patent/JP2560474Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06715U (ja) | 1994-01-11 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |