JP2560202B2 - 開袋機 - Google Patents

開袋機

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JP2560202B2
JP2560202B2 JP6047318A JP4731894A JP2560202B2 JP 2560202 B2 JP2560202 B2 JP 2560202B2 JP 6047318 A JP6047318 A JP 6047318A JP 4731894 A JP4731894 A JP 4731894A JP 2560202 B2 JP2560202 B2 JP 2560202B2
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bag
cutter
conveyor
pusher
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矢野政行
越後幸益
山崎純夫
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Mitsui Mining Co Ltd
Original Assignee
Mitsui Mining Co Ltd
Dainippon Ink and Chemicals Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は開袋機に関し、特に、
粉粒状の原料等が詰められた袋を切り開いて、内容物を
袋から排出する開袋機に関するものである。
【0002】
【従来の技術およびその問題点】一般に、開袋して内容
物を取り出すような開袋機にあっては、袋を切り開く際
に切り口がシャープで切り屑がでないこと、また、袋に
詰められた内容物を全量排出できること、さらに、掃除
が容易であること等の要求を満たすことが重要である。
【0003】しかしながら、これらの種々の条件を全て
満たすのは困難であり、また、実現させようとしても構
造が複雑になってしまうのが現状である。
【0004】この発明は上記のような問題点を解消し、
簡単な構成によって、袋の切り口をシャープにして切り
屑の発生を防止するとともに、内容物の全量排出を可能
とする開袋機を提供することを目的とする。また、この
発明の他の目的は、簡単な構成によって、袋の切り口を
シャープにして切り屑の発生を防止するとともに、内容
物の全量排出を可能とし、かつ、空袋の回収に特別な装
置を必要としない開袋機を提供することである。
【0005】
【問題点を解決するための手段】この発明は上記の目的
を達成するために、第1の発明として、下向きの排出口
を有する排出室、袋の搬入口、上向きの排袋口を有する
本体フレームに、前記袋を分断する分断装置と、前記排
出口の上方で前記分断装置を挟んで隣接した状態で設け
られ、各々が水平状態と起立状態との間を切換可能な一
対の搬送部材を有する搬送装置と、前記排出室内に設け
られ、一対の吹上部を有するエアブロー装置とを設け、
内容物が封入され、かつ、前記搬入口から搬入される前
記袋を、前記搬送装置で一対の搬送部材間に位置して停
止したのち、前記分断装置で分断し、分断された袋の各
半部が、前記搬送部材の起立状態への切り換えにより落
下して前記エアブロー装置の吹上部にそれぞれ掛止し、
内容物が落下して排出されたのち、空となった袋を、前
記エアブロー装置のエアによって前記本体フレームの排
袋口から排出して回収するという手段を採用したもので
ある。
【0006】また、第1の発明を含む第2の発明とし
て、前記分断装置は、カッタと、前記袋を横切るように
前記カッタを走行させる走行部材と、前記走行部材に対
向して設けられ、押上げ部材により前記袋を押し上げる
プッシャとを有し、前記プッシャで前記袋を前記走行部
材に押し付け、その状態で前記カッタが前記袋を切断す
るという手段を採用したものである。
【0007】
【作用】この発明は上記の手段を採用したことにより、
内容物を排出して空となった袋は、エアブロー装置のエ
アの力で吹き飛ばされて排袋口から系外へ排出されるよ
うになっているので、空袋を回収する構造を簡単にする
ことができるようになっている。したがって、空袋を回
収するための特別な装置は不要である。
【0008】
【実施例】以下、図面に示すこの発明の実施例を説明す
る。図1はこの発明による開袋機の一実施例を示す概略
図であり、図2は開袋機の全体を示す正面図、図3は図
2における平面図である。すなわち、図1、図2および
図3に示す開袋機は、排出室9および上向きの排袋口1
2を有する本体フレーム1に、分断装置2と、水平状態
と起立状態との間を切り換え可能な搬送部材23、24
を有する搬送装置3と、吹上部71、71を有するエア
ブロー装置4とを設けて形成してある。
【0009】図1乃至図3において、本体フレーム1
は、4本の脚8、8、……で水平状態に支持された基台
7と、その上部を覆うように取り付けられるカバー11
とで形成される。基台7には、その内部に上方へ開口す
る排出室9を有していて、さらに、この排出室9は、基
台7の中央底部に設けられた下向きの排出口10により
外方と連通している。そして、排出口10には、これを
開閉する開閉部材が配設される。
【0010】カバー11は、基台7の前後面の中央上部
にそれぞれ取り付けられて上方へ延出する一対のサイド
カバー部15、15と、このサイドカバー部15、15
の上端部の間に架設される天井カバー部15aと、この
天井カバー部15aとの間が蝶番82、82で連結され
て回動自在となっている左右の開閉カバー部14、14
とで形成される。そして、このカバー11は、サイドカ
バー部15、15と天井カバー部15aと開閉カバー部
14、14とによって、全体として下方に開口した形状
に形成される。このカバー11は、基台7の排出室9の
上方開口部を覆うように配設され、これによって排出室
9を密閉するようにしてある。
【0011】カバー11には、一方の開閉カバー部14
に形成されて右側方に開口する袋の搬入口13と、上方
に開口する排袋口12とが形成される。排袋口12に
は、排袋ダクト78を介して、図示しない集塵部材を有
する吸引ブロー装置5が接続される。排袋ダクト78の
途中には、空袋Aを収納するための収納室79が設けら
れていて、この収納室79に形成されたノズル80に吸
引ブロー装置5が接続されている。
【0012】そして、搬入口13には、駆動部材18と
連結部材19bと蓋部材19aとからなるシャッタ20
が設けられる。駆動部材18は、一方の開閉カバー部1
4に取り付けられる圧力シリンダ16と、これに出没自
在に挿通されるロッド17とからなる。連結部材19b
は、一方の開閉カバー部14に枢支された回動軸21
と、この回動軸21の一方端に取り付けられたレバー2
1aとで形成されていて、このレバー21aにロッド1
7の先端部が連結される。回動軸21は、取付部22を
介して、搬入口13を閉塞可能な大きさで形成された蓋
部材19aに連結される。これにより、圧力シリンダ1
6が駆動すると、ロッド17の出没によって回動軸21
が連動し、蓋部材19aが回動軸21を中心として回動
して搬入口13を開閉するようになっている。
【0013】本体フレーム1に設けられる搬送装置3
は、図4乃至図6、図7および図8に示すように、一対
の搬送部材として構成される第1コンベヤ23および第
2コンベヤ24と、同時に動作する一対の駆動部材2
9、30とで形成される。このとき、第1コンベヤ23
および第2コンベヤ24は、排出室9の上方開口部の部
位に位置した状態で基台7に配設される。
【0014】第1コンベヤ23は所謂ベルトコンベヤで
あって、前後に対向する一対の側板31、31の間に駆
動側のローラ33と従動側のローラ35とが左右に枢支
してある。駆動側のローラ33には複数のプーリ33a
が、また、従動側のローラ35には前記プーリ33aに
対応する部位に複数のプーリ35aがそれぞれ同心状態
で前後方向に並設しあって、各プーリ33a、35a間
に無端状のベルト39を懸架してある。駆動側のローラ
33は、側板31に取り付けられたモータ37の回転軸
とチェーンで連結されていて、このモータ37の駆動に
より各ローラ33、35およびベルト39が連動して所
定の方向に回転するようになっている。
【0015】この第1コンベヤ23の側板31、31
は、サイドカバー部15、15に前後した位置で取り付
けられた一対の枢支部材41、41により枢支されてい
て、第1コンベヤ23は、枢支部材41、41の軸線を
中心として回動自在となっている。このとき、前方側に
位置する一方の枢支部材41には、一端が前方側の側板
31に連結されるとともに、他端が前方側のサイドカバ
ー部15を貫通して外部に延出している支持軸43を有
している。そして、この支持軸43の外部側の端部に、
その軸線と直交する方向に延出するアーム45が連結さ
れる。したがって、アーム45の回動に伴って支持軸4
3が連動可能であり、これに伴って、第1コンベヤ23
は、支持軸43を中心とした一体的な回動が可能となっ
ている。
【0016】そしてアーム45は、基台7に取り付けら
れた駆動部材29の駆動により連動するようになってい
る。駆動部材29は、圧力シリンダ25と、これに出没
自在に挿通されるロッド27とから形成される所謂アク
チュエータであって、圧力シリンダ25に印加される圧
力に応じてロッド27が出没動作をするようになってい
る。このロッド27の先端部は、前記アーム45の先端
部に回動自在な状態で連結される。したがって、第1コ
ンベヤ23は、駆動部材29の駆動に応じて回動操作が
可能となっている。
【0017】第2コンベヤ24も前記第1コンベヤ23
と同様に形成される。第2コンベヤ24は所謂ベルトコ
ンベヤであって、前後に対向する一対の側板32、32
の間に駆動側のローラ34と従動側のローラ36とが左
右に枢支してある。駆動側のローラ34には複数のプー
リ34aが、また、従動側のローラ36には前記プーリ
34aに対応する部位に複数のプーリ36aがそれぞれ
同心状態で前後方向に並設しあって、各プーリ34a、
36a間に無端状のベルト40を懸架してある。駆動側
のローラ34は、側板32に取り付けられたモータ38
の回転軸とチェーンで連結されていて、このモータ38
の駆動により各ローラ34、36およびベルト40が連
動して所定の方向に回転するようになっている。
【0018】この第2コンベヤ24の側板32、32
は、サイドカバー部15、15に前後した位置で取り付
けられた一対の枢支部材42、42により枢支されてい
て、第2コンベヤ24は、枢支部材42、42の軸線を
中心として回動自在となっている。このとき、前方側に
位置する一方の枢支部材42には、一端が前方側の側板
32に連結されるとともに、他端が前方側のサイドカバ
ー部15を貫通して外部に延出している支持軸44を有
している。そして、この支持軸44の外部側の端部に、
その軸線と直交する方向に延出するアーム46が連結さ
れる。したがって、アーム46の回動に伴って支持軸4
4が連動可能であり、これに伴って、第2コンベヤ24
は、支持軸44を中心とした一体的な回動が可能となっ
ている。
【0019】そしてアーム46は、基台7に取り付けら
れた駆動部材30の駆動により連動するようになってい
る。駆動部材30は、圧力シリンダ26と、これに出没
自在に挿通されるロッド28とから形成される所謂アク
チュエータであって、圧力シリンダ26に印加される圧
力に応じてロッド28が出没動作をするようになってい
る。このロッド28の先端部は、前記アーム46の先端
部に回動自在な状態で連結される。したがって、第2コ
ンベヤ24は、駆動部材30の駆動に応じて回動操作が
可能となっている。
【0020】そして、第1コンベヤ23と第2コンベヤ
24とは、搬送面Fとなるベルト39、39、……の各
上面とベルト40、40、……の各上面とが水平状態で
面一となるように初期設定され、かつ、互いに所定間隔
で離間した状態で左右に隣接するように直列状態で設け
る。このとき、第1コンベヤ23と第2コンベヤ24と
は、その搬送面Fの移動方向を一致させるようにしてお
く。これにより、搬送面F上に袋Aを載置して各コンベ
ヤ23、24を駆動すると、当該袋Aが第1コンベヤ2
3側から第2コンベヤ24側へと移動するようになって
いる。この場合、第1コンベヤ23と第2コンベヤ24
との間の離間部分は、基台7に形成された排出口10の
上方に位置するようにしておくことが望ましい。
【0021】駆動部材29、30は、アーム45、46
の回動角度が90°程度になるようにロッド27、28
のストロークが設定されている。これにより、駆動部材
29、30が同時に連動して駆動した際には、第1コン
ベヤ23および第2コンベヤ24は各枢支部材41、4
2を中心として回動することとなる。したがって、各駆
動部材29、30の操作によって、各コンベヤ23、2
4は水平状態と起立状態との間において切り換え動作を
することができるようになっている。
【0022】本体フレーム1には、第1コンベヤ23と
第2コンベヤ24との間の離間部分に対応する部位に分
断装置2が配設される。この分断装置2は、カッタ47
と走行部材48と押上げ部材57とプッシャ51とサイ
ドカッタ部材52とで形成される。分断装置2の一部を
形成する走行部材48は往復動型の長尺アクチュエータ
であって、ここでは、ロッドレスシリンダが用いられ
る。この走行部材48は、シリンダと、その内部に往復
動可能に配設されるピストンと、このピストンに連結さ
れてシリンダの外面に沿って軸線方向へ移動可能となっ
ている作動体48aとで形成される。そして、この走行
部材48のシリンダに印加される圧力に応じて作動体4
8aが作動するようになっていて、この作動体48aに
カッタ47が取り付けられる。カッタ47は、作動体4
8aの作動によりこれと一体になって前記シリンダの軸
線方向へ往復走行し、その走行方向に沿って袋Aの上面
または下面を切断することができる。このとき、カッタ
47の走行範囲は、袋Aの幅よりも大きくなるように設
定してある。
【0023】この走行部材48は、一対のサイドカバー
部15の間に水平状態で架設された支持体50に支持さ
れる。これにより、走行部材48は、その軸線が、各コ
ンベヤ23、24の搬送方向に対して直交する状態で配
置されることとなる。このとき、支持体50は搬送面F
から袋Aの厚さを越える高さの部位に配置される。この
ため、走行部材48の作動体48aに取り付けられたカ
ッタ47は、搬送面Fの上方において搬送方向を横切る
ように走行することとなる。なお、支持体50は、サイ
ドカバー部15、15に上下に複数穿設された取付穴7
4aを介してボルト等により取り付けられるので、任意
の取付穴74aを選択することにより、当該支持体50
を配設する高さの調節を簡単に行うことができる。
【0024】この場合の支持体50は、図10(a)
(b)(c)に示すように、走行部材48を支持可能で
あるとともに、作動体48aを往復移動可能な状態で収
容できる大きさに形成されていて、上下に開口する長尺
の枠体をなしている。この支持体50の底部には、カッ
タ47の走行範囲に対応する部位に作動体48aを覆う
形状で一対のカバー部60、60が形成される。このと
き、カバー部60、60の間には、カッタ47の下端部
が下方へ突出した状態で往復動することができるような
スリット状の隙間61を形成してある。
【0025】プッシャ51は、図11(a)(b)
(c)に示すように、スペーサ64を介して所定間隔で
平行に対向する一対の板部62、62と、その両側端部
に一体に取り付けられる取付部63、63とからなる。
この場合の板部62、62間の距離は、その板部62、
62間に前記カッタ47の下端部を介入させた状態で走
行可能であり、かつ、後述するサイドカッタ部材52を
収容できるように設定される。
【0026】サイドカッタ部材52は、図12(a)
(b)に示すような上方に開口するコ字状板をなす保持
体53と、これに保持される一対のサイドカッタ54、
54とで形成される。保持体53には、その両開口端部
に設けられる保持部67、67と、保持体53の両側端
部に一体に取り付けられる取付部66、66とを有して
いる。各サイドカッタ54、54は、その各刃を上向き
にするとともに、その各刃が袋Aの両側面に対して垂直
に交わるように位置され、その状態で各サイドカッタ5
4、54が保持部67、67に保持される。
【0027】このサイドカッタ部材52はプッシャ51
の両板部62、62の間に配設され、プッシャ51の上
端部からサイドカッタ54、54が出没可能となるよう
にしてある。そして、サイドカッタ54、54が突出動
作した際に袋Aの両側面が切断されるようになってい
る。なお、サイドカッタ54、54から保持体53の下
端部に至る間の高さ方向の距離は袋Aの厚さよりも大き
く設定する。
【0028】そして、サイドカッタ部材52の取付部6
6、66は、基台7の外壁に固定された押上げ部材57
のロッド56、56の先端部にそれぞれ連結される。押
上げ部材57は、一対の圧力シリンダ55、55と、こ
れに出没自在に挿通されるロッド56、56とからなる
所謂アクチュエータ機構である。そして、ロッド56、
56は、圧力シリンダ55、55に印加される圧力に応
じて連動し、上下方向へ出没動作を行うようになってい
る。このため、サイドカッタ部材52は、ロッド56、
56と一体になって上下方向に移動可能となっている。
なお、サイドカバー部15、15の中央部には、プッシ
ャ51の取付部63、63およびサイドカッタ部材52
の取付部66、66の通り道とするために、所定の間隙
で上下に長く形成された通路74、74を形成してあ
る。この通路74、74の存在によりプッシャ51およ
びサイドカッタ部材52の動作が阻害されないようにな
っている。
【0029】プッシャ51およびサイドカッタ部材52
は、常態にあっては、基台7の排出室9内に位置し、か
つ、各上端部をカッタ47の走行ラインに対応させた状
態で設ける。このように常態にあるときには、プッシャ
51およびサイドカッタ部材52が、各コンベヤ23、
24で形成される搬送面Fよりも上方に突出しないよう
に配設し、搬送面F上を移動する袋Aの移動を阻害しな
いようにしておく。そして、サイドカッタ部材52は、
支持体50の両端に下向きに設けられた係止部49、4
9に係止することで上限が設定される。
【0030】ここで、サイドカッタ部材52の突出動作
を所定の速度で行うようにするためには、図示したよう
に、取付部66、66と基台7との間にオイルダンパ5
9等を配設することが望ましい。なお、65は、ロッド
56、56を挿通するためにプッシャ51の取付部6
3、63に形成される挿通孔である。
【0031】サイドカッタ部材52の取付部66、66
とプッシャ51の取付部63、63との各間には、スプ
リング取付部68、69を介して付勢部材であるスプリ
ング58が取り付けられる。このスプリング58は所謂
引張りコイルばねであって、必要に応じて複数本使用
し、内容物を封入している袋Aの重量以上の力が作用し
ないと変位しない程度の弾性力を有している。そして、
このスプリング58の弾性力によって、プッシャ51は
サイドカッタ部材52とともに上動し、このとき、プッ
シャ51は袋Aを押し上げて支持体50に押し付けるよ
うにしてある。なお、70はスペーサである。
【0032】さらに、エアを供給するエアタンク72
と、複数のエアの吹出口73、73、……を有する一対
の吹上部71、71とが設けられている。吹上部71、
71は、エアタンク72からのエアを流通させるパイプ
部材により形成され、排出室9内に配置される。また、
吹上部71、71はその一部が下方に開口する矩形状を
なしていて、この吹上部71、71のそれぞれに、分断
された袋Aの各半部が被さって掛止することができるよ
うにしてある。このとき、吹出口73、73、……は、
袋Aの各半部が被さる吹上部71、71の部位において
上方へ開口してある。
【0033】基台7の排出室9内には、第1コンベヤ2
3および第2コンベヤ24の下部に一対の案内板76、
76が垂直状態で配設される。この案内板76、76
は、袋Aを分断した後に各コンベヤ23、24を起立状
態に切り換えた際に、袋Aの各半部をエアブロー装置4
の吹上部71、71へ向けてスムーズに導くためのもの
である。また、図13にも示すように、第1コンベヤ2
3および第2コンベヤ24には、その下方に延出する袋
保持部材77、77が連結されていて、各コンベヤ2
3、24の切換操作に伴って袋保持部材77、77が各
コンベヤ23、24と一体に回動するようになってい
る。このとき、図14に示すように、案内板76、76
に形成された切欠き76a、76aにより、袋保持部材
77の回動動作が阻害されないようにしてある。
【0034】6は袋Aの搬入装置である。この搬入装置
6は所謂ベルトコンベヤであって、その上面を搬送装置
3の搬送面Fと一致させた状態で本体フレーム1に隣接
するように設置する。そして、搬入装置6の駆動によっ
て、その上面に配置された袋Aを搬入口13からカバー
11の内部へ導くようにしてある。なお、75は側カバ
ーであり、81は仕切板である。
【0035】次に、上記のものの作用を説明する。この
開袋機は、上記のように構成したことにより、搬入装置
6および搬送装置3による搬送工程、分断装置2による
分断工程、袋Aの内容物を排出する排出工程、空袋Aを
排出する排袋工程の各工程を自動的に行うようになって
いる。開袋の対象となる例えば粉粒状の原料等が封入さ
れた袋Aは、前記各工程を経た結果、切り開かれて内容
物が排出され、こののち空袋Aが系外へ排出されるよう
になっている。
【0036】この開袋機による開袋過程を図15乃至図
24に示す。それぞれ、図15および図16は袋Aの搬
送工程、図17および図18は袋Aの分断工程、図19
乃至図22は袋Aの内容物の排出工程、図23および図
24は空袋Aの排袋工程を示している。
【0037】常態にあっては、搬送装置3の第1コンベ
ヤ23と第2コンベヤ24とは水平状態となっている。
また、搬入口13はシャッタ20で密閉され、排出口1
0は開閉部材で密閉されていて、本体フレーム1の内部
はほぼ密封された状態となっている。そして、内容物を
封入してある袋Aを搬入装置6の上面に載置したのち、
図示しない自動運転ボタンを押すと、搬送工程から順次
動作を開始するようになっている。
【0038】まず、搬送工程においては、自動運転ボタ
ンを操作すると、図15に示すように、シャッタ20の
駆動部材18が駆動して蓋部材19aがカバー11の搬
入口13を開き、こののち、搬入装置6および搬送装置
3が駆動する。このとき、搬送装置3の各コンベヤ2
3、24はそれぞれのベルト39、40が同一方向へ回
転していて、これにより、搬入口13から搬送面F上に
導かれた袋Aは本体フレーム1の内方へと導かれるよう
になっている。
【0039】そして、図16に示すように、分断装置2
が位置する第1コンベヤ23と第2コンベヤ24との間
に袋Aの中央部が来た時点で、搬入装置6および各コン
ベヤ23、24が停止し、シャッタ20の駆動により搬
入口13が蓋部材19aで閉じられる。
【0040】上記搬送工程の後、分断工程に移る。この
時、吸引ブロー装置5は自動運転ボタンを操作した時点
で起動するとともに、全体を停止するまでの間は駆動し
ている。これによって、本体フレーム1の内部は、エア
が排袋ダクト78を介して排出されて負圧状態となる。
次いで、図17に示すように、分断装置2の押上げ部材
57、57が駆動して、プッシャ51がサイドカッタ部
材52とともに上動する。このとき、プッシャ51は、
袋Aの重量が作用しても、スプリング58、58の弾性
力によってサイドカッタ54、54よりも下方に下がら
ないようになっているので、プッシャ51は袋Aを押し
上げて当該袋Aの中央部を支持体50に押し付けるよう
になる。
【0041】分断工程の概略を図25乃至図29に示
す。図25はプッシャ51が袋Aを支持体50に押し付
けた状態を示す図である。この状態にあるときは、プッ
シャ51と支持体50との間には袋Aの内容物が介在し
ているので、プッシャ51は上動を停止している。この
とき、押上げ部材57、57は引き続いて駆動している
ので、サイドカッタ部材52は、図26に示すように、
スプリング58、58の弾性力に抗しながらプッシャ5
1よりも上方へ上動するようになる。このサイドカッタ
部材52の上動に伴って、サイドカッタ54、54が袋
Aの両側面の中央部を厚さ方向に切断するようになって
いる(図26中の破線部分)。このサイドカッタ部材5
2は、支持体50の係止部49、49に係止するまで上
動を続ける。
【0042】サイドカッタ部材52の上動が停止する
と、そののち、走行部材48が駆動するようになってい
る。走行部材48が駆動する前の状態では、カッタ47
が取り付けられた作動体48aは走行部材48の一方端
に位置している。そして、走行部材48が駆動すると、
作動体48aは、カッタ47とともに走行部材48の他
方端へ走行(往動)し、その後停止する。このとき、袋
Aの上面は支持体50のカバー部60、60に密着した
状態となっているので、カッタ47が走行すると、当該
カッタ47は、図27に示すように、その走行ラインに
従って袋Aの上面を幅方向へ切断することになる。
【0043】袋Aは、上記のように両側面と上面とが所
定のラインで切断されると、下面のみでつながった状態
となっている。すると、図28に示すように、サイドカ
ッタ部材52はそのままの位置で、プッシャ51が、ス
プリング58、58の弾性力によって引き上げられるよ
うになる。このとき、プッシャ51は袋Aとともに上昇
し、袋Aの下面内側を支持体50のカバー部60、60
に密着させるようになる。こののち、走行部材48が駆
動し、他方端に位置している作動体48aがカッタ47
とともに一方端へ走行(復動)し、その後停止する。こ
れにより、カッタ47は、図29に示すように、その走
行ラインに従って袋Aの下面を幅方向へ切断することに
なる。
【0044】なお、サイドカッタ部材52の位置とカッ
タ47の走行ラインとは対応した位置関係にあるので、
サイドカッタ54、54による袋Aの切断線とカッタ4
7による袋Aの切断線はそれぞれほぼつながるようにな
っている。したがって、上記の分断工程を経た結果、袋
Aは、その中央部の全周が切断されて開袋されることに
なる。図18は、その時の状態を示した図であり、分断
装置2は、そののち最後の工程が終了するまでこの状態
で保持される。
【0045】上記分断工程に続いて、排出工程へ移行す
る。まず、分断装置2で2つに分断された袋Aは、各コ
ンベヤ23、24が駆動することにより、互いに離間す
る方向へ移動される。そして、図19に示すように、所
定の地点に位置した時点で各コンベヤ23、24の駆動
が停止する。こののち、図20に示すように、搬送装置
3の駆動部材29、30が駆動し、各コンベヤ23、2
4が水平状態から起立状態に切り換えられたのち停止す
る。
【0046】すると、各コンベヤ23、24の上面に位
置している袋Aの各半部は、それぞれの分断開口部が下
方に向いた状態で排出室9へ落下する。当該袋Aの各半
部は、案内板76、76で案内されながら落下し、それ
ぞれエアブロー装置4の吹上部71、71に被さった状
態で掛止することとなる(図21参照)。そして、袋A
の内容物のほとんどは、袋Aの各半部が吹上部71、7
1に掛止した際の衝撃で落下することになる。
【0047】次いで、駆動部材29、30を駆動して、
図22に示すように、各コンベヤ23、24を起立状態
から水平状態に切り換えて戻したのち停止する。このと
き、各コンベヤ23、24の下部に連結された袋保持部
材77、77も一体に動作し、袋Aの各半部が、袋保持
部材77と吹上部71とで挟持された状態で保持され
る。こののち、所定の時間、袋Aの各半部に、吹上部7
1、71の吹出口73、73、……から所定の短い周期
でエアを吹き込む(所謂パルスブロー)。すると、吹出
口73、73、……からのエアの吹出力によって、袋A
の各半部の内面に付着している内容物が吹き払われて落
下するようになる。こののち、本体フレーム1の排出口
10の開閉部材を開くことにより、排出口10から袋A
の内容物を排出して外部に取り出すことができるように
なっている。
【0048】上記排出工程に続いて、排袋工程に移行す
る。袋Aの内容物を外部に排出すると、そののち、駆動
部材29、30が駆動し、各コンベヤ23、24を水平
状態から起立状態に切り換えたのち停止する。すると、
内容物を排出して吹上部71、71に掛止した状態で残
っている空袋Aの各半部は、袋保持部材77、77によ
る保持から解放されることになる。こののち、エアブロ
ー装置4が作動し、吹上部71、71の吹出口73、7
3、……からエアを吹き上げる。すると、図23に示す
ように、吹上部71、71に掛止している空袋Aの各半
部が、エアの力によって吹き上げられて、カバー11の
上部に形成された排袋口12を介して排袋ダクト78へ
向かうようになっている。排袋口12を通過した空袋A
は、排袋ダクト78の途中に設けられた収納室79に収
納されることになる。
【0049】空袋Aが収納室79に収納された時点で、
吹出口73、73、……からのエアの吹き出しが止ま
る。そして、搬送装置3の駆動部材29、30が駆動
し、各コンベヤ23、24を起立状態から水平状態に切
り換えたのち停止する。また、分断装置2の押上げ部材
57、57が駆動して、上昇した状態となっていたプッ
シャ51およびサイドカッタ部材52を下降させる。さ
らに、吸引ブロー装置5が停止し、これにより、図24
に示すような初期状態に戻ることとなる。
【0050】そして、上記の開袋機にあっては、袋Aの
分断時には、プッシャ51で袋Aを押し上げて袋Aの切
断面をカッタ47に密着させるようになっているので、
切り屑の発生を抑えることができることとなる。
【0051】すなわち、切り屑は袋Aの分断の仕方によ
って大きく増減するものであるが、上記の開袋機にあっ
ては、分断工程において袋Aをプッシャ51と支持体5
0との間で挟持した状態で当該袋Aを分断するようにし
てある。このように、プッシャ51と支持体50とで袋
Aを挟持した状態でカッタ47を走行させるようにした
ことにより、袋Aの切断状態をシャープにすることがで
きるようになっている。
【0052】また、上記の開袋機にあっては、排出工程
において袋Aの各半部がエアブロー装置4の吹上部7
1、71に掛止しているときに、吹上部71、71から
袋Aの内部にエアを吹き込むようにしてあるので、袋A
の内容物を残らず排出させることができるようになって
いる。
【0053】すなわち、分断装置2で分断した袋Aの各
半部を、各コンベヤ23、24から落下させてエアブロ
ー装置4の吹上部71、71に掛止させると、その時の
衝撃で袋Aの内容物はほとんど排出されるが、袋Aの各
半部の内面には若干の残留物が存在している。したがっ
て、吹上部71、71から袋Aの各半部の内部にエアを
吹き出すと、そのエアの吹出力によって、袋Aの各半部
内の残留物を吹き払って強制的に外部に排出することが
できるようになっている。
【0054】さらに、上記の開袋機にあっては、内容物
を排出して空となった袋Aの各半部がエアブロー装置4
の吹上部71、71に掛止した状態にあるときに、エア
ブロー装置4を作動させて空袋Aの各半部を吹き上げ、
上方に設けた排袋口12から空袋Aを回収するようにし
てあるので、空袋Aの回収を簡単に行うことができるよ
うになっている。
【0055】すなわち、排袋工程において、袋Aの残留
物を強制排出するために設けてあるエアブロー装置4の
吹上部71、71から吹き出すエアの力によって、空袋
Aを排袋口12へ導くようにしてある。このため、空袋
Aを回収する特別な装置を必要とせず、構造を簡単にす
ることができるようになっている。
【0056】
【発明の効果】以上のようにこの発明は、内容物を一応
排出した後にエアブロー装置で袋の内部にエアを吹き込
むようにしたことにより、袋内に内容物を残さないよう
にすることができる。したがって、袋の内容物はその全
てを排出することができる。
【0057】また、分断装置は、走行部材により走行す
るカッタと、袋を走行部材に押し付けるプッシャとを有
しているので、袋は、カッタに密着した状態で切断され
ることとなる。これにより、袋の切り口がシャープにな
り、切り屑の発生を抑えることができる。
【0058】さらに、内容物を排出して空になった袋を
エアブロー装置のエアの力で排袋口から排出して回収す
るようにしてあるので、空袋を回収するための特別な装
置が不要となる。しかも、開袋機を構成する部品点数を
少なくすることが可能であり、同時に、部品の形状も簡
単であるので、構造を非常に簡単にすることができる。
また、これに伴って、洗浄等の清掃作業を容易にするこ
とができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による開袋機の概略を示す図である。
【図2】この発明による開袋機の一実施例を示す全体概
略の正面図である。
【図3】図2における平面図である。
【図4】この発明による開袋機の内部構造を示す正面図
である。
【図5】図4における平面を示してあって、一部を省略
した図である。
【図6】図4における右側面を示してあって、一部を破
断した図である。
【図7】内部構造の動作を説明する第1の図である。
【図8】内部構造の動作を説明する第2の図である。
【図9】分断装置の構造を示す図である。
【図10】支持体を示す図であって、(a)は平面図で
あり、(b)は正面図であり、(c)は(b)における
X−X線断面図である。
【図11】プッシャを示す図であって、(a)は平面図
であり、(b)は正面図であり、(c)は(b)におけ
るY−Y線断面図である。
【図12】サイドカッタ部材の保持体を示す図であっ
て、(a)は平面図であり、(b)は正面図である。
【図13】袋保持部材を示す図である。
【図14】袋保持部材と案内板との位置関係を示す図で
ある。
【図15】搬送工程の概略を示す第1の図である。
【図16】搬送工程の概略を示す第2の図である。
【図17】分断工程の概略を示す第1の図である。
【図18】分断工程の概略を示す第2の図である。
【図19】排出工程の概略を示す第1の図である。
【図20】排出工程の概略を示す第2の図である。
【図21】排出工程の概略を示す第3の図である。
【図22】排出工程の概略を示す第4の図である。
【図23】排袋工程の概略を示す第1の図である。
【図24】排袋工程の概略を示す第2の図である。
【図25】袋の分断過程を示す第1の図である。
【図26】袋の分断過程を示す第2の図である。
【図27】袋の分断過程を示す第3の図である。
【図28】袋の分断過程を示す第4の図である。
【図29】袋の分断過程を示す第5の図である。
【符号の説明】
1……本体フレーム 2……分断装置 3……搬送装置 4……エアブロー装置 5……吸引ブロー装置 6……搬入装置 7……基台 8……脚 9……排出室 10……排出口 11……カバー 12……排袋口 13……搬入口 14……開閉カバー部 15……サイドカバー部 15a……天井カバー部 16、25、26、55……圧力シリンダ 17、27、28、56……ロッド 18、29、30……駆動部材 19a……蓋部材 19b……連結部材 20……シャッタ 21……回動軸 21a……レバー 22、63、66……取付部 23……第1コンベヤ(搬送部材) 24……第2コンベヤ(搬送部材) 31、32……側板 33、34、35、36……ローラ 33a、34a、35a、36a……プーリ 37、38……モータ 39、40……ベルト 41、42……枢支部材 43、44……支持軸 45、46……アーム 47……カッタ 48……走行部材 48a……作動体 49……係止部 50……支持体 51……プッシャ 52……サイドカッタ部材 53……保持体 54……サイドカッタ 57……押上げ部材 58……スプリング(付勢部材) 59……オイルダンパ 60……カバー部 61……隙間 62……板部 64、70……スペーサ 65……挿通孔 67……保持部 68、69……スプリング取付部 71……吹上部 72……エアタンク 73……吹出口 74……通路 74a……取付穴 75……側カバー 76……案内板 76a……切欠き 77……袋保持部材 78……排袋ダクト 79……収納室 80……ノズル 81……仕切板 82……蝶番 A……袋 F……搬送面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山崎純夫 埼玉県川口市木曽呂477ー2

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下向きの排出口(10)を有する排出室
    (9)、袋(A)の搬入口(13)、上向きの排袋口
    (12)を有する本体フレーム(1)に、前記袋(A)
    を分断する分断装置(2)と、前記排出口(10)の上
    方で前記分断装置(2)を挟んで隣接した状態で設けら
    れ、各々が水平状態と起立状態との間を切換可能な一対
    の搬送部材(23、24)を有する搬送装置(3)と、
    前記排出室(9)内に設けられ、一対の吹上部(71、
    71)を有するエアブロー装置(4)とを設け、内容物
    が封入され、かつ、前記搬入口(13)から搬入される
    前記袋(A)を、前記搬送装置(3)で一対の搬送部材
    (23、24)間に位置して停止したのち、前記分断装
    置(2)で分断し、分断された袋(A)の各半部が、前
    記搬送部材(23、24)の起立状態への切り換えによ
    り落下して前記エアブロー装置(4)の吹上部(71、
    71)にそれぞれ掛止し、内容物が落下して排出された
    のち、空となった袋(A)を、前記エアブロー装置
    (4)のエアによって前記本体フレーム(1)の排袋口
    (12)から排出して回収することを特徴とする開袋
    機。
  2. 【請求項2】 前記分断装置(2)は、カッタ(47)
    と、前記袋(A)を横切るように前記カッタ(47)を
    走行させる走行部材(48)と、前記走行部材(48)
    に対向して設けられ、押上げ部材(57)により前記袋
    (A)を押し上げるプッシャ(51)とを有し、前記プ
    ッシャ(51)で前記袋(A)を前記走行部材(48)
    に押し付け、その状態で前記カッタ(47)が前記袋
    (A)を切断する請求項1記載の開袋機。
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