JP2559334Y2 - 鋳枠または鋳型の搬送装置 - Google Patents

鋳枠または鋳型の搬送装置

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JP2559334Y2 JP5373691U JP5373691U JP2559334Y2 JP 2559334 Y2 JP2559334 Y2 JP 2559334Y2 JP 5373691 U JP5373691 U JP 5373691U JP 5373691 U JP5373691 U JP 5373691U JP 2559334 Y2 JP2559334 Y2 JP 2559334Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、鋳枠または鋳型の搬送
装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】搬送ライン上に団子状に並んでいる複数
の鋳枠または鋳型に衝撃を与えることなくこれを移送す
るため、該鋳枠または鋳型の送り方向端をクッションシ
リンダで受け、他端を押出しシリンダにより押しつけて
鋳枠又は鋳型をはさみつけた状態にして押出しシリンダ
のストローク分だけ押し出すようにした鋳枠または鋳型
の搬送方法は公知であり、このような方法における押出
しシリンダとしては通常空気圧式のものが使用され、ま
たクッションシリンダとしては通常油圧式のものが使用
されている(例えば、実公昭62−46665号公
報)。
【0003】
【考案が解決しようとする問題点】ところで、日本には
四季があり、生産現場の周囲温度は季節により−10〜
40°C程度の変動がある。この温度変化に伴って、上
記クッションシリンダに使用されている作動油の粘度が
大巾に変化し、低温では高粘度となって該シリンダのバ
ネ定数が大きくなり、また高温では作動油の粘度が低下
して該シリンダのバネ定数が小さくなる。その結果、低
温では搬送ラインの中間の鋳枠又は鋳型が浮上がって脱
線し、高温ではクッションシリンダが鋳枠又は鋳型の搬
送時の慣性力を完全に殺すことができず鋳型に損傷を与
える等のトラブルが生じた。また従来の押出しシリンダ
及びクッションシリンダでは、油圧又は空気圧回路の途
中に電磁バルブを設置するが、寒冷地では、冬期に作動
流体が該電磁バルブ中で凍結し、シリンダの作動不良を
起こすことがある。更に、上記従来の方式では、搬送す
る鋳枠又は鋳型の停止位置に誤差が生じるため、鋳造ラ
インの設計に当ってこの誤差を考慮に入れなければなら
ず、無駄が生じる。例えば、鋳枠又は鋳型の搬送ライン
の途中に注湯ステーションを設けて鋳型に注湯する場
合、各鋳型の湯口の径を位置決め誤差を許容する範囲に
広げる必要があり、その分溶湯の消費量が増えることに
なる。本考案は上記のような事情に鑑みてなされたもの
であり、環境温度のいかんに拘らず鋳枠又は鋳型をスム
ーズにかつ損傷させることなく搬送でき、またこれらを
搬送ライン上の所定位置で正確に停止させることができ
装置を提供することを目的としている。
【0004】
【問題点を解決するための手段】本考案は上記の目的を
達成するため、従来の空気圧式押出しシリンダに代えて
電動サーボ式押出しシリンダを採用すると共に、従来の
油圧式クッションシリンダに代えて電動サーボ式クッシ
ョンシリンダを採用し、鋳枠または鋳型の搬送時に該両
シリンダを同調作動させることを要旨としている。すな
わち本考案は、鋳枠または鋳型搬送用台車の搬送レール
と、該搬送レールの一端側に該レールに直交して敷設さ
れた台車載置用台車の搬送レールと、上記鋳枠または鋳
型搬送用台車の搬送レールの他端側に該レールに直交し
て敷設された台車載置用台車の搬送レールと、上記鋳枠
または鋳型搬送用台車の搬送レール1の一端側に設置さ
れて、該搬送レール上に連接載置された台車群を1台づ
つ押出すようにされた電動サーボ式押出しシリンダと、
上記鋳枠または鋳型搬送用台車の搬送レールの他端側に
設置されて、上記台車群の移動速度を減殺するようにさ
れた電動サーボ式クッションシリンダと、上記押出しシ
リンダの駆動用モータに付設されて、該シリンダの出力
ロッドの移動距離を検出する第1エンコーダと、上記モ
ータの励磁周波数を変換する第1インバータと、上記ク
ッションシリンダの駆動用モータに付設されて、該シリ
ンダの出力ロッドの移動ならびに移動距離を検出する
2エンコーダと、上記モータの励磁周波数を変換する第
2インバータと、上記第1エンコーダ、第2エンコー
ダ、第1インバータ及び第2インバータとそれぞれ電気
接続するコントローラとを備え、該コントローラ34に
は、(ア)上記鋳枠または鋳型搬送用台車の搬送レール
の他端側に空の台車載置用台車が横付けされた後、上記
クッションシリンダの出力ロッドを伸長作動させる工程
と、(イ)該出力ロッド先端のロッドヘッドが上記鋳枠
または鋳型搬送用台車の搬送レール1の台車群における
先頭の台車に当接する寸前で該出力ロッドの伸長作動を
停止させる工程と、(ウ)上記クッションシリンダのモ
ータを逆転モードに切り替えると共に該モータの電源を
OFFにする工程と、(エ)上記搬送鋳枠または鋳型搬
送用台車のレールの一端側に台車を載置した台車載置用
台車が横付けされた後、上記押出しシリンダの出力ロッ
ドに第一の伸長作動をさせる工程と、(オ)該出力ロッ
ドの第一の伸長作動の結果として上記鋳枠または鋳型搬
送用台車の搬送レール上の台車群における先頭の台車が
上記クッションシリンダのロッドヘッドに当接した時、
上記第2エンコーダから出力信号を発信させる工程と、
(カ)該出力信号に基づいて上記第1インバータを制御
し、以って上記押出しシリンダの出力ロッドにあらかじ
め設定された速度パターンで第二の伸長作動をさせる工
程と、(キ)該出力ロッドが所定距離だけ第二の伸長作
動をした時、上記第1エンコーダから出力信号を発信さ
せる工程 と、(ク)該出力信号に基づいて上記第2イン
バータを制御し、以って上記クッションシリンダの出力
ロッドを上記押出しシリンダの出力ロッドの第二の伸長
作動と同調して縮引作動させる工程と、を含むプログラ
ムが設定されていることを特徴としている。
【0005】
【構成】以下、本考案を一実施例に基づいて詳細に説明
する。図1は本考案の一実施例を示す平面図ならびに制
御回路図、図2は押出しシリンダの要部切欠き図であ
る。図1において、台車搬送用レール1上には、例えば
鋳枠、鋳型等を搬送する台車2が複数個載置されてお
り、これら台車2は互に連接していると共に、車輪3を
介して上記レール1上を一団となって移動可能にされて
いる。上記レール1の左端外側には、上記台車2を他の
ラインから搬入するためのレール4が直交して敷設され
ており、該レール4上には台車載置用台車5が車輪6を
介して移動可能載置されている。該台車5上には上記台
車搬送用レール1に接続可能なレール7が設けられ、該
レール7上には他のラインより送られてきた台車2が車
輪3を介して載置されている。また上記台車搬送用レー
ル1の右端外側には、上記台車2を別のラインへ搬出す
るためのレール11が直交して敷設されており、該レー
ル11上には空の台車載置用台車12が車輪13を介し
て移動可能に載置されている。該台車13上には上記台
車搬送用レール1に接続可能なレール14が設けられて
いる。
【0006】上記台車搬送用レール1の延長線上におけ
る上記台車搬入用レール4の外側には電動サーボ式押出
しシリンダ15が、また上記台車搬出用レール11の外
側には電動サーボ式クッションシリンダ16がそれぞれ
対向して設けられている。該押出しシリンダ15として
は、本願考案者等が開発し、実開平1−86457号公
報で開示したものを使用している。該シリンダ15は、
図2に示す如く、一方へ長く延びると共にねじを刻設し
たねじ棒部21を有する出力軸22と、該出力軸22を
回転駆動する正逆回転可能なモータ23と、該モータ2
3を覆うカバー24と、該カバー24の一方の外側面に
固着されて、上記ねじ棒部24を同心に包囲するシリン
ダ本体25と、該シリンダ本体25内に摺動自在に嵌合
されて、上記ねじ棒部21と螺合する特殊ナット26
と、上記シリンダ本体25の先端に固着された環状の第
1支持部材27と、該第1支持部材27内に摺動自在に
嵌合され、基端が上記特殊ナット26に固着すると共に
先端にロッドヘッド28を固着した円筒状の出力ロッド
29と、該出力ロッド29内に摺動自在に嵌合され、上
記ねじ棒部21の先端に回転自在に装着された第2支持
部材30と、上記モータカバー24の他方の外側面に装
着されると共に、回転部が上記出力軸22の基端部分3
1に嵌着された電磁石ブレーキ32と、該ブレーキ32
の外側面に装着されると共に、回転部が上記出力軸22
の基端部分31に嵌着されたエンコーダ(説明の便宜
上、以下、第1エンコーダと言う)33と、該ブレーキ
32及び第1エンコーダ33を覆うカバー34とから構
成されている。そして上記モータ23の正転駆動によっ
て上記出力軸22及びねじ棒部21が正回転し、これに
伴って上記特殊ナット26が図2の右方向へ移動し、上
記出力ロッド29が伸長作動する。逆に上記モータ23
が逆転駆動すると上記出力軸22及びねじ棒部21が逆
回転し、これに伴って上記特殊ナット26が左方向へ移
動し、上記出力ロッド29が縮引作動する。上記第1エ
ンコーダ33はコントローラ34と電気接続しており、
上記モータ23の回転数、すなわち上記出力ロッド29
の伸縮距離が該第1エンコーダ33によって検出され、
検出信号がコントローラ34へ出力される。また該モー
タ23の回転は、上記電磁石ブレーキ32によって停止
されるように成してある。
【0007】更に該モータ23は、その励磁周波数を任
意に変換可能な第1インバータ35と接続しており、該
第1インバータ35は更に上記コントローラ34と接続
している。そして該コントローラ34からの指令信号に
より、上記モータ23の回転速度(位時間当りの回転
数)、すなわち上記出力ロッド29の伸縮速度が任意に
制御されるように成してある。なお上記クッシヨンシリ
ンダ16の構成は、押出しシリンダ15のそれと同じで
あるため、詳細説明を省略すると共に、同一の部材番号
を付ける。(但し末尾に(a)を付加する。)該クッシ
ョンシリンダ16のエンコーダ(説明の便宜上、以下、
第2エンコーダと言う)33aは上記コントローラ34
と電気接続しており、該シリンダ16のモータ23aは
その励磁周波数を任意に変換可能な第2インバータ36
を介して上記コントローラ34と電気接続している。
【0008】
【作用】次に、上記のように構成された装置によって台
車を搬入、搬送及び搬出する工程を図1、図3〜図6を
参照して説明する。なお図6において、上段部は押出し
シリンダ15の速度パターンを、また下段部はクッショ
ンシリンダ16の速度パターンをそれぞれ示す。図1の
状態で、第1にクッションシリンダ16のモータ23a
正転駆動して出力ロッド29aを伸長作動させる。そ
してロッドヘッド28aが台車搬送用レール1上に載置
された台車2群の先頭のものに当接する寸前で上記ロッ
ド29aの伸長作動を停止させる。なおこの時、上記モ
ータ23aを逆転モードに切換え、かつ電源をOFFに
しておく。第2に台車搬入用レール4上の台車載置用台
車5を台車搬送用レール1の左端外側に接続する(図3
の状態)。第3に押出しシリンダ15のモータ23を正
転駆動して出力ロッド29を低速で伸長作動させると、
ロッドヘッド28が上記台車載置用台車5上に載置され
た鋳枠又は鋳型運搬用台車2を押し、該台車2が上記台
車搬送用レール1上の台車2群の最後尾のものに当接し
てこれを押し、台車2間の隙間がなくなり、先頭の台車
2が上記クッションシリンダ16のロッドヘッド28a
に当接してこれを押す。該ロッドヘッド28aの縮引作
動により、クッションシリン16に付設された第2エ
ンコーダ33aが作動して電気信号をコントローラ34
へ出力する。これに基づいて該コントローラ34から、
第1インバータ35を介して押出しシリンダ15のモー
タ23へ、経時的に所定のパターンで変化するようにさ
れた励磁周波数が与えられ、これによって該シリンダ1
5の出力ロッド29が所定の速度パターン(速−
−減速)に従って伸長作動し(図6上段参照)、以て台
車2群を台車搬送用レール1に沿って図1の右方向へ押
し出す。なお上記出力ロッド29の速伸長が開始され
るのと同時に、押出しシリンダ15に付設された第1エ
ンコーダ33が該シリンダ15のモータ23の回転数を
カウントし始め、このカウントが所定値に達した時、す
なわち上記出力ロッド29の伸長速度が定速から減速に
転じた時(図6A点)、上記第1エンコーダ33からコ
ントローラ34へ電気信号が出力される。これに基づい
てクッションシリンダ16のモータ23aの電源がON
になると共に、コントローラ34から、第2インバータ
36を介して該モータ23へ、経時的に所定のパター
ンで変化するようにされた励磁周波数が与えられる。な
おこの励磁周波数は、押出しシリンダ15の出力ロッド
29の減速伸長と同じ減速レートでクッションシリンダ
16の出力ロッド29aを減速縮引させるべく、すなわ
ち両出力ロッド29,29aが同調して伸縮するよう、
漸減パターンで与えられる(図6参照)
【0009】上記台車搬送用レール1上の台車2群は、
押出しシリンダ15の出力ロッド29が定速伸長から
速伸長へ切替った後も高速で慣性移動するから、先頭の
台車2クッションシリンダ16の出力ロッド29aを
押圧し、該シリンダ16のモータ23aはその回転同期
速度を上回る速度で回転し、この時該モータ23aに発
生する反抗トルクにより、台車2群の移動にブレーキが
かかる。なおこの際、該モータ23aから電気エネルギ
ーが発生するが、このエネルギーはコントローラ34内
の図示しない抵抗によって消費、吸収される。このよう
にして、台車2群はその移動速度を徐々に減殺されて、
あらかじめ設定された位置で停止する。その結果、台車
2群は図1の右方向へ1台分移動し、先頭の台車2が台
車搬出用レール11上の台車載置用台車12上に載置さ
れる(図4の状態)。このようにして台車2群の移動が
完了した時は、上記両モータ23,23aの同調回転モ
ードを解除した上、第4にクッションシリンダ16のモ
ータ23aを更に逆転駆動して出力ロッド29a若干縮
引し、以てロッドヘッド28aと先頭の台車2との間に
若干の間隙をもたせる。第5に押出しシリンダ15の出
力ロッド29を縮引して元の状態に復帰させた後、図示
しない戻し装置を作動して先頭の台車2を残して他の台
車2群を若干後退させ、以て若干の隙間を設ける(図5
の状態)。第6に台車搬入用レール4上の台車載置用台
車5上に新たな台車2を載置すべく、該台車5を図示し
ない台車載置ステーションへ移動させると共に、台車搬
出用レ ール11上の台車載置用台車12を移動して先頭
の台車2を別のラインへ搬出する。第7に空の台車載置
用台車12を台車搬送用レール1の右端外側に接続す
る。以上の諸工程を1サイクルとし、以後同じサイクル
がくり返されて、鋳枠または鋳枠運搬用の台車2が1台
ずつ搬入、搬送、搬出されるものである。
【0010】
【考案の効果】上記のような本考案においては、クッシ
ョンシリンダとして電動サーボ式のものを使用している
ため、油圧式のシリンダと比較して環境温度の影響を受
けることが少ない。このため季節のいかんを問わず常に
同じクッション効果が得られ、鋳枠または鋳型をスムー
ズに、かつ損傷させることなく搬送することができる。
また押出しシリンダ、クッションシリンダはいずれも電
動サーボ式であるため、電磁バルブを使用する必要がな
く、寒冷地でもシリンダの作動不良が生じない。更に、
鋳枠または鋳型を搬送ライン上の所定位置で正確に停止
させることができるため、停止位置の誤差に起因する無
駄、例えば溶湯の消費量の増加、をなくすことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す平面図である。
【図2】押出しシリンダの要部切欠き図である。
【図3】 本考案装置の作動説明図である。
【図4】 本考案装置の作動説明図である。
【図5】 本考案装置の作動説明図である。
【図6】 シリンダの速度パターン図である。
【符号の説明】1,4,11 搬送レール 2 台車 15 押出しシリンダ 16 クッションシリンダ 23,23a モータ 29,29a 出力ロッド 33 第1エンコーダ 33a 第2エンコーダ 34 コントローラ 35 第1インバータ 36 第2インバータ

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】鋳枠または鋳型搬送用台車2の搬送レール
    1と、 該搬送レール1の一端側に該レール1に直交して敷設さ
    れた台車載置用台車5の搬送レール4と、 上記鋳枠または鋳型搬送用台車2の搬送レール1の他端
    側に該レール1に直交して敷設された台車載置用台車1
    2の搬送レール11と、 上記鋳枠または鋳型搬送用台車2の 搬送レール1の一端
    側に設置されて、該搬送レール1上に連接載置された台
    車2群を1台づつ押出すようにされた電動サーボ式押出
    しシリンダ15と、 上記鋳枠または鋳型搬送用台車2の搬送レール1の他端
    側に設置されて、上記台車2群の移動速度を減殺するよ
    うにされた電動サーボ式クッションシリンダ16と、 上記押出しシリンダ15の駆動用モータ23に付設され
    て、該シリンダ15の出力ロッド29の移動距離を検出
    する第1エンコーダ33と、 上記モータ23の励磁周波数を変換する第1インバータ
    35と、 上記クッションシリンダ16の駆動用モータ23aに付
    設されて、該シリンダ16の出力ロッド29aの移動な
    らびに移動距離を検出する第2エンコーダ33aと、 上記モータ23aの励磁周波数を変換する第2インバー
    タ36と、上記第1エンコーダ33、第2エンコーダ33a、第1
    インバータ35及び第2インバータ36とそれぞれ電気
    接続するコントローラ34とを備え、 該コントローラ34には、 (ア)上記搬送レール1の他端側に空の台車載置用台車
    12が横付けされた後、上記クッションシリンダ16の
    出力ロッド29aを伸長作動させる工程と、 (イ)該出力ロッド29a先端のロッドヘッド28aが
    上記搬送レール1上の台車2群における先頭の台車2に
    当接する寸前で該出力ロッド29aの伸長作動を 停止さ
    せる工程と、 (ウ)上記クッションシリンダ16のモータ23aを逆
    転モードに切り替えると共に該モータ23aの電源をO
    FFにする工程と、 (エ)上記搬送レール1の一端側に台車2を載置した台
    車載置用台車5が横付けされた後、上記押出しシリンダ
    15の出力ロッド29に第一の伸長作動をさせる工程
    と、 (オ)該出力ロッド29の第一の伸長作動の結果として
    上記搬送レール1上の台車2群における先頭の台車2が
    上記クッションシリンダ16のロッドヘツド28aに当
    接した時、上記第2エンコーダ33aから出力信号を発
    信させる工程と、 (カ)該出力信号に基づいて上記第1インバータ35を
    制御し、以って上記押出しシリンダ15の出力ロッド2
    9にあらかじめ設定された速度パターンで第二の伸長作
    動をさせる工程と、 (キ)該出力ロッド29が所定距離だけ第二の伸長作動
    をした時、上記第1エンコーダ33から出力信号を発信
    させる工程と、 (ク)該出力信号に基づいて上記第2インバータ36を
    制御し、以って上記出力ロッド29aを上記出力ロッド
    29の第二の伸長作動と同調して縮引作動させる工程
    と、を含むプログラムが設定されている ことを特徴とす
    る鋳枠または鋳型の搬送装置。
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