JP2559096Y2 - 手すり部の構造 - Google Patents
手すり部の構造Info
- Publication number
- JP2559096Y2 JP2559096Y2 JP6105792U JP6105792U JP2559096Y2 JP 2559096 Y2 JP2559096 Y2 JP 2559096Y2 JP 6105792 U JP6105792 U JP 6105792U JP 6105792 U JP6105792 U JP 6105792U JP 2559096 Y2 JP2559096 Y2 JP 2559096Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- handrail
- decorative
- decorative frame
- wall surface
- attached
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、手すりの着脱を可能と
した手すり部の構造に関する。
した手すり部の構造に関する。
【0002】
【従来の技術及び考案が解決しようとする課題】家屋の
階段室、廊下などの壁面には手すりが取付けられること
がしばしばあるが、このような手すりは、特に高齢者の
いる家庭で必要とされるなど、家族構成によっては不要
なことがある。
階段室、廊下などの壁面には手すりが取付けられること
がしばしばあるが、このような手すりは、特に高齢者の
いる家庭で必要とされるなど、家族構成によっては不要
なことがある。
【0003】しかしながら、従来、このような手すりは
家屋の建築の際に取外し不可に設けられており、手すり
を家族構成などにしたがって取付けたり、取外したりす
ることは意図されていなかった。
家屋の建築の際に取外し不可に設けられており、手すり
を家族構成などにしたがって取付けたり、取外したりす
ることは意図されていなかった。
【0004】従って、手すりの取外しを可能とし、しか
も手すりを必要時に容易に取付けうる新規な構造のもの
の出現が強く要望されていた。
も手すりを必要時に容易に取付けうる新規な構造のもの
の出現が強く要望されていた。
【0005】本考案は、壁面に着脱自在にビス止めされ
る取付金物を用いて手すりを取付けることを基本とし
て、手すりの着脱を可能としうる手すり部の構造の提供
を目的としている。
る取付金物を用いて手すりを取付けることを基本とし
て、手すりの着脱を可能としうる手すり部の構造の提供
を目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に本考案の手すり部の構造は、壁面に上下に隔てて平行
に配した化粧枠材の間で前記壁面に着脱自在にビス止め
される取付金物を用いて手すりを取付けるとともに、前
記化粧枠材に、その間を跨がる化粧板を取付け可能とし
ている。
に本考案の手すり部の構造は、壁面に上下に隔てて平行
に配した化粧枠材の間で前記壁面に着脱自在にビス止め
される取付金物を用いて手すりを取付けるとともに、前
記化粧枠材に、その間を跨がる化粧板を取付け可能とし
ている。
【0007】
【作用】上下に隔てて壁面に配される化粧枠材の間で壁
面に着脱自在にビス止めされる取付金物を用いて手すり
を取付ける。従って、前記取付金物の着脱により必要に
応じて手すりを便宜に取付け、取外しできる。
面に着脱自在にビス止めされる取付金物を用いて手すり
を取付ける。従って、前記取付金物の着脱により必要に
応じて手すりを便宜に取付け、取外しできる。
【0008】又前記化粧枠材に、その間を跨がる化粧板
を取付け可能としたため、前記取付金物をビス止めする
ために壁面に設けられたネジ穴をこの化粧板により目隠
しでき、手すりを取外した場合の見映えの低下を防止し
うる。
を取付け可能としたため、前記取付金物をビス止めする
ために壁面に設けられたネジ穴をこの化粧板により目隠
しでき、手すりを取外した場合の見映えの低下を防止し
うる。
【0009】
【実施例】以下本考案の一実施例を図面に基づき説明す
る。図において本考案の手すり部の構造は、壁面Wに上
下に隔てて平行に配した化粧枠材2A、2Bの間で前記
壁面Wに着脱自在にビス止めされる取付金物3を用いて
手すり4を取付けるとともに、前記化粧枠材2A、2B
に、その間を跨がる化粧板5を取付け可能としている。
る。図において本考案の手すり部の構造は、壁面Wに上
下に隔てて平行に配した化粧枠材2A、2Bの間で前記
壁面Wに着脱自在にビス止めされる取付金物3を用いて
手すり4を取付けるとともに、前記化粧枠材2A、2B
に、その間を跨がる化粧板5を取付け可能としている。
【0010】上の化粧枠材2Aは、階段室、廊下などの
壁面Wに接着剤、釘片などを用いて取付けられる断面略
矩形の長尺体であって、その外面かつ下部には矩形の切
欠部10が化粧枠材2Aの全長に亘り設けられ、かつこ
の切欠部10の垂直な外面には、ナット金具11を埋着
させることにより前記化粧板5取付用のネジ穴10aが
適宜の間隔を有して形成されている。
壁面Wに接着剤、釘片などを用いて取付けられる断面略
矩形の長尺体であって、その外面かつ下部には矩形の切
欠部10が化粧枠材2Aの全長に亘り設けられ、かつこ
の切欠部10の垂直な外面には、ナット金具11を埋着
させることにより前記化粧板5取付用のネジ穴10aが
適宜の間隔を有して形成されている。
【0011】又下の化粧枠材2Bは、前記上の化粧枠材
2Aの下方に間隔を隔ててかつ平行に壁面Wに固定され
る断面略矩形の長尺体であって、上の化粧枠材2Aの外
面と面一な外面かつ上部には、矩形の切欠部12が化粧
枠材2Bの全長に亘り設けられるとともに、前記切欠部
10の外面と面一となる切欠部12の外面には、ナット
金具13を埋着することにより化粧板5取付用のネジ穴
12aが適宜の間隔を有して形成されている。なお化粧
枠材2Bの外面下部は斜めに切欠かれることにより斜面
14としている。
2Aの下方に間隔を隔ててかつ平行に壁面Wに固定され
る断面略矩形の長尺体であって、上の化粧枠材2Aの外
面と面一な外面かつ上部には、矩形の切欠部12が化粧
枠材2Bの全長に亘り設けられるとともに、前記切欠部
10の外面と面一となる切欠部12の外面には、ナット
金具13を埋着することにより化粧板5取付用のネジ穴
12aが適宜の間隔を有して形成されている。なお化粧
枠材2Bの外面下部は斜めに切欠かれることにより斜面
14としている。
【0012】前記取付金物3は、壁面Wに沿う支持金具
3Aと該支持金具3Aに取付く受金具3Bとからなると
ともに、支持金具3Aは、上下の化粧枠材2A、2Bの
間で壁面Wに沿う横長矩形の垂直な立片16と、この立
片16の下端から外方かつ上向きにのびるとともに該立
片16とは小間隙Gを隔てて立上がる立上げ片17と、
この立上げ片17の外面から適宜の間隔を有して直角に
突設する略三角形状の垂直な支持片19…とからなる。
なお支持片19の上端は前記立上げ片17上端と整一し
かつ水平にのびるとともに、この上端は前記立片16の
上端よりも下方に位置する。又立片16、立上げ片17
には、取付金物3を壁面Wに取付けるビス20が通る透
孔16a、17aが適宜の間隔を有して穿設されてい
る。
3Aと該支持金具3Aに取付く受金具3Bとからなると
ともに、支持金具3Aは、上下の化粧枠材2A、2Bの
間で壁面Wに沿う横長矩形の垂直な立片16と、この立
片16の下端から外方かつ上向きにのびるとともに該立
片16とは小間隙Gを隔てて立上がる立上げ片17と、
この立上げ片17の外面から適宜の間隔を有して直角に
突設する略三角形状の垂直な支持片19…とからなる。
なお支持片19の上端は前記立上げ片17上端と整一し
かつ水平にのびるとともに、この上端は前記立片16の
上端よりも下方に位置する。又立片16、立上げ片17
には、取付金物3を壁面Wに取付けるビス20が通る透
孔16a、17aが適宜の間隔を有して穿設されてい
る。
【0013】前記受金具3Bは、前記支持金具3Aの立
片16と立上げ片17とがなす小間隙Gに嵌合する横長
矩形の垂下片21と、この垂下片21の上端から前記支
持片19上端に下面を当接させてのびる受片22とから
なる断面L字状の長尺な金具であって、前記垂下片21
を前記小間隙Gに嵌合した際に前記支持金具3Aの立片
16、立上げ片17に設けた透孔16a…、17a…に
位置合わせされる透孔21a…が垂下片21に穿設され
ている。
片16と立上げ片17とがなす小間隙Gに嵌合する横長
矩形の垂下片21と、この垂下片21の上端から前記支
持片19上端に下面を当接させてのびる受片22とから
なる断面L字状の長尺な金具であって、前記垂下片21
を前記小間隙Gに嵌合した際に前記支持金具3Aの立片
16、立上げ片17に設けた透孔16a…、17a…に
位置合わせされる透孔21a…が垂下片21に穿設され
ている。
【0014】取付金物3は、前記透孔17a、21a、
16aを通りかつ前記上下の化粧枠材2A、2B間で壁
面Wにナット金具24を螺着することにより該壁面Wに
形成されるネジ穴Waに螺着するビス20を用いて上下
の化粧枠材2A、2Bの間で壁面Wに着脱自在にビス止
めされる。なおこのビス止めにより前記受金具3Bの受
片22は、上の化粧枠材2A下面よりも下方に位置する
とともに、支持金具3Aの前記立片16上端は上の化粧
枠材2A下面に当接する。
16aを通りかつ前記上下の化粧枠材2A、2B間で壁
面Wにナット金具24を螺着することにより該壁面Wに
形成されるネジ穴Waに螺着するビス20を用いて上下
の化粧枠材2A、2Bの間で壁面Wに着脱自在にビス止
めされる。なおこのビス止めにより前記受金具3Bの受
片22は、上の化粧枠材2A下面よりも下方に位置する
とともに、支持金具3Aの前記立片16上端は上の化粧
枠材2A下面に当接する。
【0015】前記取付金物3には、化粧下地材26を介
して手すり4が取付けられる。化粧下地材26は、前記
受金具3Bの受片22上に載置されるとともに上面が前
記上の化粧枠材2A上面と略整一する断面略台形状の長
尺な基部29を具えるとともに、該基部29の内面下部
には、内端が前記立片16の外面に当接しかつ前記受片
22と上の化粧枠材2Aとの間の間隙を埋める断面矩形
の突部30が一体に設けられている。又前記基部29の
外面は、内方かつ下向きに傾斜するとともに、その下端
は、前記化粧板5の厚さだけ切欠かれ斜面31を形成し
ている。
して手すり4が取付けられる。化粧下地材26は、前記
受金具3Bの受片22上に載置されるとともに上面が前
記上の化粧枠材2A上面と略整一する断面略台形状の長
尺な基部29を具えるとともに、該基部29の内面下部
には、内端が前記立片16の外面に当接しかつ前記受片
22と上の化粧枠材2Aとの間の間隙を埋める断面矩形
の突部30が一体に設けられている。又前記基部29の
外面は、内方かつ下向きに傾斜するとともに、その下端
は、前記化粧板5の厚さだけ切欠かれ斜面31を形成し
ている。
【0016】化粧下地材26は、前記受金具3Bの受片
22に適宜の間隔を有して穿設された透孔22aを下方
から通りかつ前記基部29下面にナット金具32を埋着
させることにより形成されるネジ穴32aに螺着するビ
ス33を用いて取付金物3上面に着脱自在に取付けられ
る。
22に適宜の間隔を有して穿設された透孔22aを下方
から通りかつ前記基部29下面にナット金具32を埋着
させることにより形成されるネジ穴32aに螺着するビ
ス33を用いて取付金物3上面に着脱自在に取付けられ
る。
【0017】なお化粧下地材26の前記斜面31と下の
化粧枠材2Bの前記斜面14とには、該斜面31、14
に上下端がビス止めされる例えば合成樹脂からなる化粧
板5が架け渡され、前記取付金物3を目隠しする。
化粧枠材2Bの前記斜面14とには、該斜面31、14
に上下端がビス止めされる例えば合成樹脂からなる化粧
板5が架け渡され、前記取付金物3を目隠しする。
【0018】さらに前記化粧下地材26の基部29上面
には、その全長さに亘って比較的広巾の溝部35が形成
されるとともに、該溝部35に、複数の手すり支柱37
…を斜めに立設した横長矩形の基板39がビスなどを用
いて嵌着される。
には、その全長さに亘って比較的広巾の溝部35が形成
されるとともに、該溝部35に、複数の手すり支柱37
…を斜めに立設した横長矩形の基板39がビスなどを用
いて嵌着される。
【0019】又前記手すり支柱37…の上端には、受片
42を介して断面円形の長尺の手すり4が固定され、こ
れにより壁面Wに手すり4を形成することができる。
42を介して断面円形の長尺の手すり4が固定され、こ
れにより壁面Wに手すり4を形成することができる。
【0020】なお手すり4は、前記化粧板5を取除いた
後、前記ビス20を緩め取付金物3を取外すことにより
壁面Wから取外しできるとともに、前記上下の化粧枠材
2A、2B間には、図3に示すように、前記ネジ穴10
a、12aに螺着するビスを用いて化粧枠材2A、2B
を跨がって前記化粧板5が取付けられ、これにより前記
ネジ穴Waを目隠しする。
後、前記ビス20を緩め取付金物3を取外すことにより
壁面Wから取外しできるとともに、前記上下の化粧枠材
2A、2B間には、図3に示すように、前記ネジ穴10
a、12aに螺着するビスを用いて化粧枠材2A、2B
を跨がって前記化粧板5が取付けられ、これにより前記
ネジ穴Waを目隠しする。
【0021】
【考案の効果】叙上の如く本考案の手すり部の構造は、
壁面に着脱自在にビス止めされる取付金物を用いて手す
りを取付けるため、取付金物の取外しにより手すりを取
外しでき、家族構成などに応じたプランを展開しうると
ともに、手すりを取外した状態で化粧枠材間に化粧板を
取付け可能としているため、前記取付金物をビス止めす
るためのネジ穴を目隠しでき、見映えの低下を防止しう
る。
壁面に着脱自在にビス止めされる取付金物を用いて手す
りを取付けるため、取付金物の取外しにより手すりを取
外しでき、家族構成などに応じたプランを展開しうると
ともに、手すりを取外した状態で化粧枠材間に化粧板を
取付け可能としているため、前記取付金物をビス止めす
るためのネジ穴を目隠しでき、見映えの低下を防止しう
る。
【図1】本考案の一実施例を示す断面図である。
【図2】その分解斜視図である。
【図3】化粧板の取付状態を示す断面図である。
2A、2B 化粧枠材 3 取付金物 4 手すり 5 化粧板 W 壁面
Claims (1)
- 【請求項1】壁面に上下に隔てて平行に配した化粧枠材
の間で前記壁面に着脱自在にビス止めされる取付金物を
用いて手すりを取付けるとともに、前記化粧枠材に、そ
の間を跨がる化粧板を取付け可能とした手すり部の構
造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6105792U JP2559096Y2 (ja) | 1992-08-05 | 1992-08-05 | 手すり部の構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6105792U JP2559096Y2 (ja) | 1992-08-05 | 1992-08-05 | 手すり部の構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0616581U JPH0616581U (ja) | 1994-03-04 |
JP2559096Y2 true JP2559096Y2 (ja) | 1998-01-14 |
Family
ID=13160184
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6105792U Expired - Lifetime JP2559096Y2 (ja) | 1992-08-05 | 1992-08-05 | 手すり部の構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2559096Y2 (ja) |
-
1992
- 1992-08-05 JP JP6105792U patent/JP2559096Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0616581U (ja) | 1994-03-04 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19970826 |