JP2558972B2 - 電子機器筐体の取付装置 - Google Patents

電子機器筐体の取付装置

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JP2558972B2
JP2558972B2 JP3199121A JP19912191A JP2558972B2 JP 2558972 B2 JP2558972 B2 JP 2558972B2 JP 3199121 A JP3199121 A JP 3199121A JP 19912191 A JP19912191 A JP 19912191A JP 2558972 B2 JP2558972 B2 JP 2558972B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子機器筐体、特に、
小形携帯用電子機器筐体の取付けに用いるのに適する取
付装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の電子機器筐体の取付装置
としては、図4および図5に示すような構成が知られて
いる。
【0003】図4は従来の電子機器筐体の取付装置を示
す斜視図、図5は同取付装置の一部拡大斜視図である。
図4において、51は電子機器筐体、52は取付装置と
して用いられるホルダである。ホルダ52においては、
背面板53の両側短辺縁に底板54、天板55が連設さ
れ、背面板53の両側長辺縁に側板56、57が連設さ
れている。背面板53の内面側の中央部には底板54、
天板55と平行に支持板58が突設され、支持板58は
底板54、天板55、側板56、57より少し低くなる
ように形成されている。底板54における中央部には固
定ストッパ59が突設され、天板55における中央部に
は可動ストッパ60が突設されている。背面板53と天
板55には可動ストッパ60の両側で平行なスリット6
1が形成されて可撓部62が形成されている。したがっ
て、可撓部62の弾性変形の利用により可動ストッパ6
0が天板55と同一高さになるように後退され、可撓部
62の反撥弾性による復元により可動ストッパ60が天
板55より高くなるように突出される。各長辺側の側板
56、57における中央部には抱持枠63、64が突設
されている(図5参照)。背面板53の中央部には長辺
側の側板56、57と平行に一対のベルト挿通用の穴6
5が形成されている。
【0004】以上の構成において、以下、その使用要領
について説明する。電子機器筐体51により可動ストッ
パ60を押圧し、可撓部62を弾性変形させて可動スト
ッパ60を天板55と同一高さになるように後退させ
る。この状態で電子機器筐体51を矢印D方向へ進行さ
せ、電子機器筐体51の長辺側の両側部を抱持枠63、
64により抱持させる。電子機器筐体51の底面が固定
ストッパ59に当接すると共に、電子機器筐体51の天
面が可動ストッパ60上を通過すると、可動ストッパ6
0が可撓部62の反撥弾性による復元により天板55の
上方に突出し、電子機器筐体51を抜け止めし、固定状
態に保持することができる。そして、穴65に挿通した
ベルト(図示省略)により電子機器筐体51をホルダ5
2と共に腕、若しくは腰に取り付けることができる。
【0005】上記とは逆に、可動ストッパ60を押圧
し、可撓部62を弾性変形させて可動ストッパ60を天
板55と同一高さになるように後退させる。この状態で
電子機器筐体51を矢印E方向に引き出すことにより、
電子機器筐体51を抱持枠63、64、可動ストッパ6
0より離脱させ、ホルダ52より外すことができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来例の構成では、ホルダ52の可動ストッパ6
0に可撓部62を弾性変形させるような何らかの外力が
加わると、電子機器筐体51が矢印E方向に容易に外れ
るおそれがある。また、電子機器筐体51の正面が抱持
枠63、64の面66でこすられるため、傷が付き、外
感に劣るなどの問題がある。
【0007】本発明は、上記のような従来の問題を解決
するものであり、電子機器筐体を固定状態に確実に保持
することができ、また、電子機器筐体の正面に傷が付く
のを防止することができるようにした電子機器筐体の取
付装置を提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため、電子機器筐体の一方の対応する面に形成さ
れた係合用溝と、上記電子機器筐体の他方の対応する面
のうち、一方の面に形成された係合用凹部と、互いに反
対側に延びる一対の可撓部を有する背面板、この背面板
に上記可撓部を挟む側で連設され、上記電子機器筐体の
係合用溝と離脱可能に係合し得る係合用突条、上記一方
の可撓部に連設され、上記電子機器筐体の係合用凹部と
は反対側の面に離脱可能に係合し得るストッパ、上記他
方の可撓部に連設され、上記電子機器筐体の係合用凹部
と離脱可能に係合し得る係合用突部からなるホルダとを
備えたものである。
【0009】そして、上記ホルダの背面板にはベルト挿
通用の穴を形成することができる。
【0010】
【作用】したがって、本発明によれば、電子機器筐体に
よりホルダの係合用突部を可撓部の弾性変形を利用して
逃がし、両者の係合用溝と係合用突条を係合し、電子機
器筐体の端部から係合用突部が離脱すると、係合用突部
を可撓部の復元力により電子機器筐体の係合用凹部に係
合すると共に、ホルダのストッパに電子機器筐体の係合
用凹部と反対側の面を係合して固定状態に保持すること
ができる。また、ホルダのストッパを押圧し、可撓部を
弾性変形させてストッパを電子機器筐体の係合面から離
脱させ、続いてホルダの係合用突部を可撓部の弾性変形
の利用により電子機器筐体の係合用凹部から離脱させ、
その後、両者の係合用溝と係合用突条を離脱させること
により、電子機器筐体をホルダから外すことができる。
そして、電子機器筐体とホルダの三方向を係合用溝と係
合用突条、係合用凹部と係合用突部により係合し、残る
一方向をストッパにより係合しているので、万一、スト
ッパが電子機器筐体の係合面から離脱しても、可撓部の
反撥弾性によるストッパの電子機器筐体に対する押圧力
により三方向の係合部がそれぞれ食いつくように作用さ
せることができる。また、電子機器筐体の正面をホルダ
でこすらないので、この正面に傷が付くのを防止するこ
とができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
しながら説明する。
【0012】図1ないし図3は本発明の一実施例におけ
る電子機器筐体の取付装置を示し、図1は電子機器筐体
をホルダに保持させる前の状態の斜視図、図2は電子機
器筐体の天面の一部平面図、図3(a)はホルダの係合
用突部と電子機器筐体の係合用凹部を係合した状態の一
部切欠側面図、図3(b)はホルダのストッパと電子機
器筐体の底面を係合した状態の一部側面図である。
【0013】図1において、1は電子機器筐体、2はホ
ルダである。電子機器筐体1の一方の対応する面である
側面3、4には長手方向に沿う中央部に係合用溝5、6
が形成されている。各係合用溝5、6は他方の対応する
面である底面7と天面8のうち、底面7側で外方へ開放
され、天面8側で閉塞されている。天面8の中央部には
係合用凹部9が1個、若しくは複数個(図示例では2
個)形成されている(図2参照)。この係合用凹部9は
奥側から開放端側に至るに従い、次第に拡開するように
形成されている。
【0014】ホルダ2はプラスチック等により薄板状に
構成されている。その一例として、背面板10が中央部
より両側方と下方と上方に突出されてほぼ十字状に形成
され、下方と上方の互いに反対側に延びる一対の突出部
が可撓部11と12として形成されている。背面板10
における可撓部11、12を挟む左右両側には起立片1
3、14が連設され、各起立片13、14には係合用溝
5、6に離脱可能に係合し得る係合用突条15、16が
連設されている。一方の可撓部11の外端部にはストッ
パ17が起立状態に連設されている。このストッパ17
は電子機器筐体1の係合用凹部9とは反対側の底面7に
当接状態で係合することができ、ストッパ17が押圧さ
れて可撓部11が弾性変形することにより、底面7から
離脱し得るようになっている。ストッパ17の外面には
押圧操作の際の滑り止め用の凹凸18(図3(b)参
照)が形成されている。他方の可撓部12の外端部には
起立片19が連設され、起立片19には係合用凹部9に
離脱可能に係合し得る係合用突部20が1個、若しくは
複数個(図示例では2個)連設されている。この係合用
突部20は係合用凹部9に対応するように基部側より先
端側に至るに従い、次第に薄肉になるように形成されて
いる。起立片19の外面には押圧操作の際の滑り止め用
の凹凸21(図3(a)参照)が形成されている。電子
機器筐体1はストッパ17を底面7より離脱させやすい
ように底面7の背面側が円弧状に面取りされ、係合用突
部20と係合用凹部9の係合、離脱を行いやすいように
天面8の背面側が円弧状に面取りされている。背面板1
0には起立片13、14側の両側部にバンド挿通用の穴
22が複数個形成されている。
【0015】以上の構成において、以下、その使用要領
について説明する。ホルダ2の両側の係合用突条15、
16の係合用突部20側の端部を電子機器筐体1の係合
用溝5、6の開放側端部に係合し、ホルダ2を図1の矢
印A方向に強制的に進行させる。このとき、係合用突部
20が電子機器筐体1の背面により押圧され、可撓部1
2が弾性変形するので、係合用突部20が電子機器筐体
1の進行の邪魔にならないように逃げて電子機器筐体1
の背面上を圧接状態で移動する。そして、ホルダ2の進
行に伴い、係合用突部20が電子機器筐体1の背面より
離脱すると、可撓部12の反撥弾性による復元により図
3(a)に示すように、天面8の係合用凹部9に係合す
ると共に、図3(b)に実線で示すように、ストッパ1
7が底面7に係合し、電子機器筐体1をその背面がホル
ダ2の背面板10よりやや離れた状態で固定状態に保持
することができる。そして、穴22に挿通したベルト
(図示省略)により電子機器筐体1をホルダ2と共に
腕、若しくは腰に取り付けることができる。
【0016】上記とは逆に、ホルダ2のストッパ17を
押圧して可撓部11を弾性変形させ、ストッパ17を図
3(b)に鎖線で示すように、電子機器筐体1の底面7
から離脱させる。この状態で起立片19を図3(a)の
矢印B方向に押圧して可撓部10を弾性変形させ、係合
用突部20を係合用凹部9から離脱させる。そして、ホ
ルダ2を図1の矢印C方向に進行させることにより、電
子機器筐体1とホルダ2を離脱させることができる。
【0017】このように電子機器筐体1とホルダ2の両
側面と天面の三方向を係合用溝5、6と係合用突条1
5、16の係合、係合用凹部9と係合用突部20の係合
による凹凸係合状態に保持しているので、万一、ホルダ
2のストッパ17が電子機器筐体1の底面7から離脱し
ても可撓部11の反撥弾性によるストッパ17の電子機
器筐体1に対する押圧力により、係合用溝5、6と係合
用突条15、16および係合用凹部9と係合用突部20
とが食いつくように作用するので、電子機器筐体1が外
力によりホルダ2から簡単に離脱するのを防止すること
ができる。また、電子機器筐体1の正面をホルダ2によ
りこすらないので、この正面を傷付けるおそれがなく、
外観を向上させることができる。
【0018】なお、電子機器筐体1をホルダ2に保持さ
せ、若しくはホルダ2から外すには、ホルダ2側を静止
させ、電子機器筐体1側を移動させるようにしてもよ
い。本発明は、このほか、その基本的技術思想を逸脱し
ない範囲で種々設計変更することができる。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、電
子機器筐体とホルダの三方向を係合用溝と係合用突条、
係合用凹部と係合用突部により係合し、残る一方向をス
トッパにより係合しているので、万一、ストッパが電子
機器筐体の係合面から離脱しても、可撓部の反撥弾性に
よるストッパの電子機器筐体に対する押圧力により三方
向の係合部が食いつくように作用させることができる。
したがって、電子機器筐体を固定状態に確実に保持する
ことができる。また、電子機器筐体の正面をホルダでこ
すらないので、この正面に傷が付くのを防止することが
できる。したがって、外観を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における電子機器筐体の取付
装置を示し、電子機器筐体をホルダに保持させる前の状
態の斜視図
【図2】同取付装置を示し、電子機器筐体の天面の一部
平面図
【図3】(a)同取付装置を示し、ホルダの係合用突部
と電子機器筐体の係合用凹部を係合した状態の一部切欠
側面図 (b)同取付装置を示し、ホルダのストッパと電子機器
筐体の底面を係合した状態の一部側面図
【図4】従来の電子機器筐体の取付装置を示す斜視図
【図5】同取付装置の一部拡大斜視図
【符号の説明】
1 電子機器筐体 2 ホルダ 5 係合用溝 6 係合用溝 9 係合用凹部 10 背面板 11 可撓部 12 可撓部 15 係合用突条 16 係合用突条 17 ストッパ 20 係合用突部 22 ベルト挿通用の穴

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子機器筐体の一方の対応する面に形成
    された係合用溝と、上記電子機器筐体の他方の対応する
    面のうち、一方の面に形成された係合用凹部と、互いに
    反対側に延びる一対の可撓部を有する背面板、この背面
    板に上記可撓部を挟む側で連設され、上記電子機器筐体
    の係合用溝と離脱可能に係合し得る係合用突条、上記一
    方の可撓部に連設され、上記電子機器筐体の係合用凹部
    とは反対側の面に離脱可能に係合し得るストッパ、上記
    他方の可撓部に連設され、上記電子機器筐体の係合用凹
    部と離脱可能に係合し得る係合用突部からなるホルダと
    を備えた電子機器筐体の取付装置。
  2. 【請求項2】 ホルダの背面板がベルト挿通用の穴を有
    する請求項1記載の電子機器筐体の取付装置。
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