JP2558894B2 - 駆動便器 - Google Patents

駆動便器

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JP2558894B2
JP2558894B2 JP1296512A JP29651289A JP2558894B2 JP 2558894 B2 JP2558894 B2 JP 2558894B2 JP 1296512 A JP1296512 A JP 1296512A JP 29651289 A JP29651289 A JP 29651289A JP 2558894 B2 JP2558894 B2 JP 2558894B2
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啓次郎 国本
豊 高橋
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  • Sanitary Device For Flush Toilet (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は上下駆動便器及びその便座に関するものであ
る。
従来の技術 従来この種の駆動便器は、例えば特開平1-158921号公
報に示されているように、第8図のような構造になって
いた。
すなわち便器本体1の前上部のシャフト2を中心に、
便器本体1と分離した開口部3を水平位置から、垂直位
置に1/4回転することが出来るようになっている。この
便器本体1と開口部3との間を蛇腹状のカバー4で覆
い、電動機5により開口部3を自動昇降できるようにし
ている。
発明が解決しようとする課題 上記のような構成では、男性の小用をする場合に開口
部3が垂直位置にあり小便を便器外にはみ出すことが少
なくできる。しかしこの場合、カバー4に小便や水垢な
どによる汚れが蓄積されやすく、さらに形状が複雑にな
る分だけ洗浄しにくくなってしまうなどの課題を有して
いた。
又、上記構成では、開口部3がそのまま便座の役割を
はたしており、大便器として使用する際に病人、老人で
も一人で腰掛け、立ち上がりが容易にできるようになっ
ている反面、男性小用時に開口部3の座面が小便により
汚れやすく、この座面に腰掛ける際、不快感を与えてし
まう課題を有していた。
本発明はかかる従来の課題を解消するもので、男性の
小用がやり易く、汚れにくい便器を提供することを目的
とする。
又、病人、老人などの足腰の弱い人でも一人で腰掛
け、立ち上がりが容易できる、快適な便器を提供するこ
とを目的とする。
課題を解決するための手段 上記課題を解決するために本発明の駆動便器は、腰掛
け便器と、前記腰掛け便器が下方では水平状態に上方で
は手前が低く奥が高い傾斜状態になるよう上下駆動する
駆動装置と、通常前記腰掛け便器の上方に位置する便座
と、前記便座を支持し、腰掛け便器から着脱自在に支持
装置を設けたものである。
作用 本発明は上記した構成によって、男性の小用として使
用する場合は、駆動装置により手前が低く奥が高い傾斜
状態になるよう上方に駆動させ、便座は支持装置により
腰掛け便器から離脱させる。この結果、腰掛け便器の開
口面が使用者側に対向し、男性が起立姿勢から小用する
に最適状態となる。
又、大便用、女性小用として使用する場合は、駆動装
置により水平状態になるよう下方に駆動させ、便座は腰
掛け便器の開口面に装着させる。使用者は、この便座に
腰掛けて用を足す。
さらに、病人、老人などの足腰の弱い人の腰掛け、立
ち上がりを容易にする場合、便座を腰掛け便器の開口面
に装着させたまま、駆動装置により腰掛け便器を上方か
ら下方へ、また下方から上方へ駆動させる。このとき、
使用者は便座に尻部を添え体重を預けていれば、腰掛
け、立ち上がりが出来る。
実施例 以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて説明す
る。
第1図、第2図において、6は上面に糞尿を受ける開
口面11を有した腰掛け便器、7は便座、8は腰掛け便器
6の手前側を上下駆動する駆動装置A、9は腰掛け便器
6の奥側を上下駆動する駆動装置B、10は便座7を支持
する支持装置である。腰掛け便器6には手前側に回転支
持部A12と奥側に回転支持部B13があり、回転支持部A12
が駆動装置A8に支持され、回転支持部B13が駆動装置B9
に支持されている。駆動装置A8は空気圧駆動シリンダで
の床面14に垂直に固定されている。駆動装置B9も空気圧
駆動シリンダで駆動装置A8より奥側に有り、床面14とヒ
ンジ15を介して回動自在に支持されている。駆動装置B9
の駆動量は駆動装置A8の駆動量より大きくなるよう設定
されており、その結果、腰掛け便器6は回転支持部A12
を中心に回転しながら上昇する。
便座7は端部にシャフト16が固設されており、このシ
ャフト16を支持装置10が回転自在に支持している。この
便座7が水平位置の時、腰掛け便器の上に設置状態とな
る。支持装置10はシャフト16を挟む一対の爪金具17と、
支持装置用モータ18と、このモータ18により回転しネジ
19よりなる。ネジ19は中央から右ネジと左ネジに分けて
設けてあり、一対の爪金具17が各々のネジにシャフト16
と直行するようにねじこまれている。したがって、モー
タ18の回転に応じて爪金具17はシャフト16に対して脱着
動作をする。20はシャフトに固定したギアA、21はギア
A20に噛み合い、モータ22により正逆回転するギアB
で、モータ22の回転により便座7を回転させる。
23は腰掛け便器6の排水を排水口24に導く排水ホー
ス、25は腰掛け便器6の内面を水洗する水を供給する給
水ホース、26は駆動装置A8と駆動装置B9に空気を供給す
るエアポンプ、27は駆動装置A8と駆動装置B9の空気圧を
下げる排気バルブ、29は腰掛け便器6に便座を設置した
場合に便座6を引っかけるピンである。
第3図〜第5図は使用状態を示し、第3図において30
は大便用、女性小用時の使用者。第4図において31は男
性の小用時の使用者。第5図において32は病人、老人な
どの足腰の弱い人の腰掛け、立ち上がり時の使用者を示
す。
上記構成において、大便用と女性小用として使用する
場合には、腰掛け便器6を下方に駆動し水平状態に支持
し、便座7も水平に倒し、従来の洋式便器と同じように
便座7に座って排泄を行なう。即ち、第3図の使用者30
の姿勢で行なう。排泄物は、排泄中又は排泄後、給水ホ
ース25から水を流すことにより、腰掛け便器6内を洗浄
し、更に、排水ホース23を通り器外へ排出される。この
様に、腰掛けて用を足す場合は、何等違和感なく使用で
きる。
次に、男性の小用であるが、便座7を垂直方向に回転
させ腰掛け便器6と切り離し、駆動装置A8と駆動装置B9
により腰掛け便器6を手前が低く奥側が高くなるように
上昇させる。この前に立って、開口面11に向け放尿す
る。即ち、第4図の使用者31の状態で行なう。尿等の汚
水は、前記同様に、給水ホース25から水を流すことによ
り、腰掛け便器6内面を洗浄し、排水ホース23を通り器
外へ排出される。このように便座7が腰掛け便器6から
切り離れた状態で、腰掛け便器6の開口面11が使用者に
対面するため、小便により便座面を汚すことが無く、小
用がやり易く、さらに尿の外部への漏れ、飛散等による
周辺の汚れを防止することができる。
更に、病人、老人などの足腰の弱い人の腰掛け、立ち
上がりの介添の場合は、腰掛け便器6の上面に便座7を
設置した状態で、支持装置10を開いて支持装置10からシ
ャフト16を開放させる。この状態で駆動装置A8とB9とに
より腰掛け便器6を昇降する。即ち、第5図の使用者32
の様に、便座に尻部を添え体重を預けていれば、腰掛
け、立ち上がりが出来る。
次に本発明の他の実施例を第6図を用いて説明する。
第6図において前記実施例と相違する点は、腰掛け便器
6の前部に軸受け33と、この軸受け33に接合する軸支持
台34を設け、駆動装置A8を除いた構成としたことにあ
る。この構成によれば、駆動装置がひとつ省略でき、構
成が簡単で、低コスト化が図れる。
さらに本発明の他の実施例を第7図を用いて説明す
る。第7図において前記実施例と相違する点は、駆動装
置A8、駆動装置B9、軸受け33を除き、上下駆動する上下
駆動装置35と、その先端に設けた回転駆動装置36とを設
け、この回転駆動装置35を腰掛け便器6に固定した構成
としたことにある。この構成によれば、駆動装置の動作
及び構成が簡素化できる。
なお本発明における駆動装置は空気圧駆動としている
が、これが油圧駆動やモータ駆動でも同様の効果が得ら
れる。
発明の効果 以上のように本発明の駆動便器によれば次の効果が得
られる。
(1)男性の小用の場合、腰掛け便器の開口面が使用者
側に対面するように上昇するため、小用がやり易く、尿
の外部への漏れ、飛散等による周辺の汚れを防止するこ
とができる。
(2)腰掛け便器の上面に便座を設置したまま昇降駆動
ができるため、病人、老人などの足腰の弱い人でも一人
で腰掛け、立ち上がりが容易できる。
(3)男性の小用として便器上昇する場合、便座を腰掛
け便器から切り離せるため、小便により便座面を汚すこ
とが無い。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第一の実施例における駆動便器の縦断
面図、第2図は同便座及び支持装置を示す斜視図、第3
図は同大便用、女性小用時の使用状態を示す縦断面図、
第4図は同男性の小用時の使用状態を示す縦断面図、第
5図は同腰掛け・立ち上がりの介添時の使用状態を示す
縦断面図、第6図は本発明の第二の実施例における縦断
面図、第7図は本発明の第三の実施例における縦断面
図、第8図は従来の駆動便器の構成図である。 6……腰掛け便器、7……便座、8,9……駆動装置、10
……支持装置、11……開口面。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】開口面を有した腰掛け便器と、前記腰掛け
    便器が下方では水平状態に上方では手前が低く奥が高い
    傾斜状態になるよう上下駆動する駆動装置よりなる駆動
    便器。
  2. 【請求項2】便座と、前記便座を腰掛け便器の開口面に
    着脱自在に支持する支持装置を設けた請求項1記載の駆
    動便器。
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