JP2558740C - - Google Patents

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JP2558740C
JP2558740C JP2558740C JP 2558740 C JP2558740 C JP 2558740C JP 2558740 C JP2558740 C JP 2558740C
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turbine
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【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は二段の再熱器を有するボイラと組合わせた二段再熱式蒸気タービンプ
ラントの起動方法に関する。 (従来の技術) 蒸気タービンプラントの性能向上を目指す動きは近年関係者の超高圧高圧ター
ビンの開発に向けて努力が結実し、一部ユニットではこれを実現する日も間近い
状況にある。この新たに開発された超高圧高温タービンのタービン入口での蒸気
条件は従来の圧力/温度246kg/cm2g/538℃に対して316kg/cm2g/5
66℃となっている。一方、目を世界に転じると、この蒸気条件をより高めた3
16kg/cm2g/593℃さらには352kg/cm2g/593℃級の超高圧高温ター
ビンの開発も進められている。これらの超高圧高温タービンは基本的には二段の
再熱器を有するボイラと組合わされて二段再熱式の蒸気タービンプラントとして
構成される。以下、その典型的なものを図面を参照して説明する。 すなわち、第2図において、ボイラ1で発生した主蒸気は主蒸気管2を通って
超高圧タービン3に導かれ、その内部で膨脹して仕事を行ない、排気として第1
段低温再熱蒸気管4を介して第1段再熱器5に送られる。この超高圧タービン排
気は第1段再熱器5において再び加熱され、温度の高い再熱蒸気となって第1段
高温再熱蒸気管6を通して高圧タービン7に導入され、そこで膨脹して仕事を行
ない、排気として第2段低温再熱蒸気管8を介して第2段再熱器9に送られる。
この高圧タービン排気は第2段再熱器9において加熱され、温度の高い再熱蒸気
となって第2段高温再熱蒸気10を通して中圧タービン11に導かれ、その内部
で膨脹して仕事を行ない、排気として低温蒸気管12を介して低圧タービン13
に送られる。この中圧タービン排気は低圧タービン13内でも膨脹して仕事を行
ない、その後復水器14に排出されて循環水ポンプ(図示せず)によって送られ
る冷却水と熱交換して復水となる。この復水は復水ポンプ15により抽出され、
低圧給水加熱器16、脱気器17を経て加熱され、さらに給水ポンプ18により
加圧されて高圧給水加熱器19を経てボイラ1に戻り、一つのサイクルが完了す
る。なお、図中符号20は主蒸気止め弁、21a,21bは再熱蒸気止め弁をそ
れぞれ示し、また、符号22および23a,23bは主蒸気加減弁および再熱蒸
気加減弁であって、超高圧タービン3または高圧タービン7、中圧タービン11 および低圧タービン13に流れる主蒸気または再熱蒸気の流量を調節してそれぞ
れの出力を制御するものである。 ところで、このような二段再熱式蒸気タービンプラントにおいてはタービン起
動停止時のボイラ負荷とタービン負荷との不適合を緩和し、また、各再熱器5、
9へ冷却用蒸気を供給する等の目的からタービンバイパス系が設けられる。すな
わち、超高圧タービン3に対するものとして主蒸気管2と第1段低温再熱蒸気管
4とを結ぶ超高圧タービンバイパス弁24を有する超高圧タービンバイパス管2
5が、また高圧タービン7には第1段高温再熱蒸気管6と第2段低温再熱蒸気管
8とを連絡する高圧タービンバイパス弁26を備えた高圧タービンバイパス管2
7が各々設けられ、起動時に第1段再熱器5に対しては減温器28により温度調
節された蒸気が、また第2段再熱器9に対しては減温器29により温度調節され
た蒸気がそれぞれ供給されるようになっている。さらに、起動時の上記冷却用蒸
気の排出、さらにプラント負荷しゃ断等が発生したときに主蒸気等を中圧タービ
ン11および低圧タービン13を経由せず、直接復水器14に逃がすために第2
段高温再熱蒸気管10と復水器14とを結ぶ中,低圧タービンバイパス弁30を
有する中,低圧タービンバイパス管31が設けられる。なお、図中符号32は減
温器であって、復水器14に排出される蒸気を適温に冷却するために設けられる
。さらに、符号33,34は逆止弁を、また符号35は発電機をそれぞれ示して
いる。 (発明が解決しようとする問題点) 上記構成による二段再熱式蒸気タービンプラントは超高圧高温タービンの最も
典型的なものであるが、タービン入口蒸気条件がより高い圧力に変遷するときに
は超高圧タービン3の排気圧力の上昇について考慮しておく必要がある。この超
高圧タービン3における排気圧力の上昇は、たとえば超高圧タービン3の以外の
高圧タービン7の再熱蒸気加減弁23aの開操作により回転数を上げて行くとき
などに、超高圧タービン3の主蒸気加減弁22のシート面から漏洩して主蒸気が
超高圧タービン3の内部に流れてそこに滞留することから発生する。先に述べた
例の主蒸気圧力が352kg/cm2g級ではこの排気圧力は従来の水準と比べ約2倍
にもなる。こうした排気圧力のもとでは高速で回される超高圧タービン3の羽根 車と残留蒸気との間の摩擦が激しくなり、メタル温度が著しく上昇するいわゆる
風損による発熱が引き起こされ、特に、羽根車の周速の速い部分では材料強度に
大きな不安が生じてくる。 この風損による発熱に対処する一つの方策は超高圧タービン3に冷却用蒸気を
導く方法である。すなわち、起動初期から主蒸気加減弁22を開けて主蒸気を超
高圧タービン3に導入し、羽根車等が冷却用蒸気により冷却されるような起動方
法を採用することが考えられる。 しかしながら、このような起動の進め方においては、たとえば導入蒸気とメタ
ル温度とのマッチングのために超高圧タービン3、高圧タービン7、中圧タービ
ン11および低圧タービン13の全部が監視の対象から外せなくなり、メタル温
度等を同時に監視しながら蒸気量を調節するなどの操作が極めて複雑化し、制御
性が低下するのを免れ難いという問題がある。 そこで、本発明の目的はタービン起動に臨んで、同時に監視の対象となるター
ビン数を少なくして制御性を高め、しかも超高圧タービンの排気圧力が上昇する
のを抑制することのできる二段再熱式蒸気タービンプラントの起動方法を提供す
ることにある。 〔発明の構成〕 (問題点を解決するための手段) 上記課題を解決するために本発明に係る起動方法は超高圧タービンと高圧ター
ビンと中圧タービンと低圧タービンとからなるタービン系、第1段再熱器と第2
段再熱器とからなる再熱系、超高圧タービンをバイパスして第1段再熱器の上流
側に蒸気を導く超高圧タービンバイパス系と高圧タービンをバイパスして第2段
再熱器の上流側に蒸気を導く高圧タービンバイパス系と中,低圧タービンをバイ
パスして復水器に蒸気を導く中,低圧タービンバイパス系とからなるタービンバ
イパス系、各々出力制御に用いられる超高圧タービン用の第1の制御弁、高圧タ
ービン用の第2の制御弁、中,低圧タービン用の第3の制御弁を有する二段再熱
式蒸気タービンプラントの起動方法において、タービン停止状態から回転数が定
速に達するまで第1および第2の制御弁を閉止した状態で超高圧タービンバイパ
ス系および高圧タービンバイパス系を介して超高圧タービンおよび高圧タービン をバイパスさせて第2段再熱器に蒸気を導き、中圧および低圧タービンに第2段
再熱器から送られる再熱蒸気の一部を導くように第1および第2の制御弁を閉止
したまま、第3の制御弁のみを制御し、かつ残りの再熱蒸気は中,低圧タービン
バイパス系にて処理し、その場合超高圧および高圧タービンの内部圧力は共に略
真空に保持し、次に、超高圧タービンに主蒸気の一部を、そして高圧タービンに
第1段再熱器からの再熱蒸気の一部をそれぞれ供給するように第1の制御弁およ
び第2の制御弁を制御し、かつ残りの主蒸気および再熱蒸気はタービンバイパス
系にて処理し、その場合超高圧タービンの排気圧力が第1段再熱器の圧力と、高
圧タービンの排気圧力は第2段再熱器の圧力とそれぞれ平衡するように保持する
ことを特徴とする。 (作用) タービン起動操作はタービンバイパス系を用いて起動に必要な蒸気の状態を得
る起動準備過程と、この準備ができた後に実際に蒸気を各タービンに導き、羽根
車の回転数を除々に上げて行く起動過程とに大別される。 本発明の特徴とするところはこの起動過程におけるタービン系の各制御弁およ
びタービンバイパス系の各制御弁の操作手順にあり、次のように進められる。 すなわち、操作は、初めに中,低圧タービン用の第3の制御弁が開かれて再熱
蒸気の一部が中圧タービンに導かれ、一定の速度に達するまで回される。なお、
このとき、タービンバイパス系はタービン系で消費される蒸気量分だけ制御弁を
閉めることになる。その場合、超高圧および高圧タービンの内部圧力は真空に保
持するのがこの発明の主眼とするところであり、これにより超高圧および高圧タ
ービンの何れも風損が引き起こされず、それらの排気の過熱現象が抑制される。
また、これは同時に監視されるタービン数が減少するために制御性を改善するの
に役立つ。 次に、操作は超高圧タービン用の第1の制御弁および高圧タービン用の第2の
制御弁が開かれる。このために主蒸気あるいは再熱蒸気が各タービンに各々流れ
て通気と併せて負荷を増加しながらの起動が行なわれる。その場合、超高圧ター
ビンの排気圧力は普通に第1段再熱器の圧力と、高圧タービンの排気圧力は第2
段再熱器の圧力とそれぞれ平衡させるようにする。 (実施例) 第1図は本発明の第1実施例に係る装置を示している。ここで、第1図中の第
2図に示される構成と同一の構成には同一の符号が付されており、これらについ
ての説明は省略する。 第1図において、超高圧タービン3の排気側と連絡している第1段低温再熱蒸
気管4から分岐された超高圧タービン排気管41の他端は超高圧タービン排気弁
42を介して復水器14に、また高圧タービン7の排気側と連絡している第2段
低温再熱蒸気管8から分岐された高圧タービン排気管43の他端は高圧タービン
排気弁44を介して復水器14にそれぞれ接続されている。 上記装置によるところの起動操作は以下の手順にて進められる。 (I)起動準備過程 タービン起動に臨んで復水器14の真空度が高められ、ある水準、例えば60
0mmHg以上になったときに超高圧タービンバイパス弁25、高圧タービンバイ
パス弁26および中,低圧タービンバイパス弁30が開かれる。また、これと同
時に超高圧タービン排気弁42および高圧タービン排気弁44も全開される。す
ると、ボイラ1で発生した蒸気は主蒸気管2から超高圧タービンバイパス管25
に流れ、減温器28によって冷却されて後、第1段低温再熱蒸気管4を通って第
1段再熱器5に導かれる。なお、このとき、逆止弁33は減温器28から第1段
再熱蒸気管4に流れた主蒸気が超高圧タービン3および復水器14へ流れるのを
阻止するように働く。この後、主蒸気は第1段再熱器5を通る間に温度を回復し
、第1段高温再熱蒸気管6を経て高圧タービンバイパス管27に流れ、減温器2
9によって冷却され、その後第2段低温再熱蒸気管8を通って第2段再熱器9に
導かれる。なお、ここでも逆止弁34により第2段低温再熱蒸気管8に流れた再
熱蒸気が高温タービン7および復水器14に流れるのを阻止する。第2段再熱器
9に流れた主蒸気はそこを通る間に加熱され、温度を回復して第2段高温再熱蒸
気管10を経て中,低圧タービンバイパス管31に流れ、減温器30によって冷
却されて後、その全量が復水器14に排出される。 この間、主蒸気止め弁20および再熱蒸気止め弁21a,21bは全開され、
主蒸気または再熱蒸気によって予熱が行なわれる。また、超高圧タービン排気弁 42および高圧タービン排気弁44が全開されているために超高圧タービン3お
よび高圧タービン7の内部圧力は復水器14の器内圧力と平衡した圧力、すなわ
ちほぼ真空に近い状態に保持される。なお、いうまでもなくこの起動準備中には
主蒸気加減弁22および再熱蒸気加減弁23a,23bの開操作は行なわれない
。 (II)起動過程 起動操作は、初めに再熱蒸気加減弁23bが微開される。すると、第2段高温
再熱蒸気管10を流れている再熱蒸気の一部が再熱蒸気加減弁23bを通って中
圧タービン11に流れ、その羽根車を回す。その後、再熱蒸気加減弁23bの開
度が開かれるに従い中圧タービン11の回転速度は上昇し、定速に達する。同時
に低圧タービン13も中圧タービン11の排気で回されて定速に達する。なお、
このとき、中,低圧タービンバイパス弁30の開度は中圧タービン11に導入さ
れる再熱蒸気の流量に見合う分が閉じられる。 一方、この中圧タービン11等の昇速過程で中圧タービン11および低圧ター
ビン13のメタル温度、伸び差等が正確に捉えられ、他の監視項目と併せて運転
に支障がないように調整される。ここでの監視は最も難しい対象の超高圧タービ
ン3が除かれ、またタービン数も少ないことから比較的容易に扱える。 また、この中圧タービン11等の昇速過程においては超高圧タービン3および
高圧タービン7の羽根車が中圧タービン11の回転数と同じ速度で回される。し
かし、このとき、超高圧タービン3および高圧タービン7の内部はほぼ真空に近
い状態にあり、冷却用蒸気として働く主蒸気または再熱蒸気の流れがなくても、
風損が生じないために羽根車等が発熱することはない。 次に、起動操作は主蒸気加減弁22および再熱蒸気加減弁23aが微開され、
同時に超高圧タービン排気弁42および高圧タービン排気弁44が全閉される。
すると、ボイラ1からの主蒸気の一部は主蒸気管2から超高圧タービン3に流れ
、その羽根車を回す。その後、負荷に見合うように主蒸気加減弁22の開度が開
かれるに従い超高圧タービン3に流入する主蒸気量が増して排気圧力が高くなり
、閉鎖されていた逆止弁33が全開される。このため、超高圧タービン3内で膨
張を遂げた主蒸気は第1段低温再熱蒸気管5に排出され、超高圧タービンバイパ ス管24を流れた主蒸気と共に第1段再熱器5に流れ、そこで温度を回復して後
、第1段高温再熱蒸気管6を通して一部は再熱蒸気加減弁23aを通って高圧タ
ービン7に導入されてその羽根車を回し、残りは高圧タービンバイパス管27へ
と向かう。 しかして、再熱蒸気加減弁23aが開かれるに従い高圧タービン7に流入する
再熱蒸気量が増し、その排気圧力が高くなる。このため、閉鎖されていた逆止弁
34が全開され、再熱蒸気が第2段低温再熱蒸気8に排出され、高圧タービンバ
イパス管27を流れた再熱蒸気と共に第2段再熱器9に流入する。そして、そこ
を通る間に温度を回復して第2段高温再熱蒸気管10を通して一部が再熱蒸気加
減弁23bを通って中圧タービン11に導入されてその羽根車を回し、残りは中
,低圧タービンバイパス管31を通して復水器14に排出される。 一方、この超高圧タービン3および高圧タービン7の通気に始まる起動の際に
それぞれのメタル温度、伸び差等が正確に捉えられ、他の監視項目と併せて運転
に支障がないように調整される。 このとき、監視の対象となるタービン数は2台のみであり仮に温度条件との関
係でこれらが厳しい監視を要請される場合もそこに注意を集中させることが可能
であり無難に対処できるものである。 この後、起動操作は主蒸気加減弁22および再熱蒸気加減弁23a,23bが
所定の開度に各々開かれ、同時に超高圧タービンバイパス弁24および高圧ター
ビンバイパス弁26、中,低圧タービンバイパス弁30がそれぞれ閉じられる。
これにより、ボイラ1から主蒸気管2を通って流れる主蒸気の全量が超高圧ター
ビン3に向かい、これ以後の蒸気の流量調節はすべて主蒸気加減弁22に委ねら
れる。 〔発明の効果〕 以上説明したように本発明に係る二段再熱式蒸気タービンプラントの起動方法
によれば、同時に監視の対象となるタービン数が少なく、たとえば導入蒸気とメ
タル温度とのマッチングを図り、あるいは静止部と回転数との間の伸び差を適正
な範囲に保つ蒸気量の調節等が容易であるから、二段再熱式蒸気タービンプラン
トの制御性を高めることができる。しかも、超高圧タービンの内部圧力は真空の 好条件下に置かれ、風損による発熱が抑えられるようになっているから、排気の
過熱程度が少ないという有用な効果を得ることが可能である。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明方法に適用される装置を含む二段再熱式蒸気タービンプラント
の系統図、第2図は従来の二段再熱式蒸気タービンプラントを示す系統図である
。 1…ボイラ 3…超高圧タービン 5…第1段再熱器 7…高圧タービン 9…第2段再熱器 11…中圧タービン 13…低圧タービン 22…主蒸気加減弁 23a,23b…再熱蒸気加減弁 24…超高圧タービンバイパス弁 26…高圧タービンバイパス弁 30…中,低圧タービンバイパス弁 33,34…逆止弁 41…超高圧タービン排気管 42…超高圧タービン排気弁 43…高圧タービン排気管 44…高圧タービン排気弁

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)超高圧タービンと高圧タービンと中圧タービンと低圧タービンとからな
    るタービン系、第1段再熱器と第2段再熱器とからなる再熱系、前記超高圧ター
    ビンをバイパスして前記第1段再熱器の上流側に蒸気を導く超高圧タービンバイ
    パス系と前記高圧タービンをバイパスして前記第2段再熱器の上流側に蒸気を導
    く高圧タービンバイパス系と中,低圧タービンをバイパスして復水器に蒸気を導
    く中,低圧タービンバイパス系とからなるタービンバイパス系、各々出力制御に
    用いられる超高圧タービン用の第1の制御弁、高圧タービン用の第2の制御弁、
    中,低圧タービン用の第3の制御弁を有する二段再熱式蒸気タービンプラントの
    起動方法において、タービン停止状態から回転数が定速に達するまで前記第1お
    よび第2の制御弁を閉止した状態で前記超高圧タービンバイパス系および高圧タ
    ービンバイパス系を介して超高圧タービンおよび高圧タービンをバイパスさせて
    第2段再熱器に蒸気を導き、前記中圧および低圧タービンに前記第2段再熱器か
    ら送られる再熱蒸気の一部を導くように前記第1および第2の制御弁を閉止した
    まま、前記第3の制御弁のみを制御し、かつ残りの再熱蒸気は前記中,低圧ター
    ビンバイパス系にて処理し、その場合前記超高圧および高圧タービンの内部圧力
    は共に略真空に保持し、次に、前記超高圧タービンに主蒸気の一部を、そして前
    記高圧タービンに前記第1段再熱器からの再熱蒸気の一部をそれぞれ供給するよ
    うに前記第1の制御弁および第2の制御弁を制御し、かつ残りの主蒸気および再
    熱蒸気は前記タービンバイパス系にて処理し、その場合前記超高圧タービンの排
    気圧力が前記第1段再熱器の圧力と、前記高圧タービンの排気圧力は第2段再熱
    器の圧力とそれぞれ平衡するように保持することを特徴とする二段再熱式蒸気タ
    ービンプラントの起動方法。

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