JP2558302Y2 - チェーン用継手クリップ - Google Patents

チェーン用継手クリップ

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JP2558302Y2 JP1991013161U JP1316191U JP2558302Y2 JP 2558302 Y2 JP2558302 Y2 JP 2558302Y2 JP 1991013161 U JP1991013161 U JP 1991013161U JP 1316191 U JP1316191 U JP 1316191U JP 2558302 Y2 JP2558302 Y2 JP 2558302Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、ローラチェーンの両末
端部を無端状に連結する継手リンクに係り、特にシール
チェーンに用いて好適であり、詳しくは、継手リンクに
装着して継手リンクプレートを継手ピンにとめるチェー
ン用継手クリップに関する。
【0002】
【関連する技術】一般に、シールチェーン1は、図3に
示すように、ローラリンク2とピンリンク3とを屈曲自
在に交互に連結した上、両者の摺動部分に潤滑油を密封
し、これにより無給油化を実現している。
【0003】シールチェーン1のローラリンク2は、2
枚のローラリンクプレート5のそれぞれの両端部を、外
周にローラ6を遊嵌した2個のブッシュ7によって連結
してなり、一方、ピンリンク3は、2個のブッシュ7を
それぞれ貫通する2本のピン9によって2枚のピンリン
クプレート10のそれぞれの両端部を連結してなる。ピ
ン9とこれを回動自在に支持するブッシュ7との間隙に
は、グリース状の潤滑油が充填され、この潤滑油は2枚
のローラリンクプレート5の両外側と2枚のピンリンク
プレート10の両内側との間に介装した2個のOリング
11によって密封されている。
【0004】上述のシールチェーン1を駆動系に使用す
る場合には、チェーン用継手クリップ(以下、単に「継
手クリップ」という)17を備えた継手リンク12を利
用して無端状に連結する。
【0005】継手リンク12は、シールチェーン1の両
末端部のローラリンク2に対し、それぞれの一方のブッ
シュ7に挿通する2本の継手ピン15を有し、この2本
の継手ピン15によって、対向する一対の継手リンクプ
レート13の両端部を連結してなる。継手ピン15とブ
ッシュ7との間隙は、継手リンクプレート13とその内
側のローラリンクプレート5との間に介在させたOリン
グ11によって密閉されており、この間隙には潤滑油が
充填されている。各継手ピン15の一端側には、溝部1
6が形成されており、この溝部16に、継手リンクプレ
ート13の外側から継手クリップ17が装着されてい
る。
【0006】継手クリップ17としては、例えば図4に
示すような形状の継手クリップ17Bが使用され、これ
には長手方向の両端部に、それぞれ溝部16に嵌合する
嵌合部17a、係合部17bが形成されている。係合部
17bには、2本の継手ピン15のピッチP方向に向け
て開口する切欠部17cが形成されており、自然状態に
おいて切欠部17cの最小幅dは、溝部16の直径Dよ
りもいくぶん小さく設定されている。
【0007】継手クリップ17Bを継手ピン15に装着
するには、2枚の継手リンクプレート13をそれぞれの
外側から挟むようにして押え付ける押圧動作と、継手ク
リップ17BをピッチP方向に直線的に移動させるスラ
イド動作とを並行して行わなければならない。これは、
図3に示すように、継手ピン15とブッシュ7との間の
潤滑油をよく密封するために、継手リンクプレート13
の内側のOリング11を適度に押し潰すことが必要であ
り、これに合わせて継手ピン15の溝部16の位置が決
めてあるからである。即ち、溝部16は、継手クリップ
17Bを装着する前の、Oリング11の自然状態におい
ては、図6に示すように、継手リンクプレート13の内
側に位置しており、継手クリップ17Bの装着に備え
て、図7に示すように、継手リンクプレート13を外側
から押圧しOリング11を押し潰し、溝部16を継手リ
ンクプレート13の外側に完全に露出させなければなら
ない。そして、この押圧動作を維持したままで、図4の
ように継手クリップ17Bを矢印K1方向にスライド動
作させ、切欠部17cの最小幅dの部分に直径Dの溝部
16を通過させて2つの溝部16に嵌合部17a及び係
合部17bを略々同時に嵌合させることにより、継手ク
リップ17Bの継手ピン15に対する装着を完了する。
【0008】なお、継手クリップ17としては、図4に
示すものの外、図5に示すように、嵌合部17aと係合
部17bの間に区画部17dを設けた継手クリップ17
Cも使用されている。ただし、区画部17dは、中央の
スリット17eによって分離されている。
【0009】
【考案が解決しようとする課題】上述した継手クリップ
17B又は継手クリップ17C(以下、単に継手クリッ
プ17B等という)にあっては、いずれも装着時の作業
性が悪いという問題があった。即ち、継手クリップ17
B等を装着するに際し、継手リンクプレート13の押圧
動作と継手クリップ17B等のスライド動作とを並行し
なければならないところ、継手リンクプレート13の押
圧箇所には、継手クリップ17B等が位置することか
ら、結局、継手リンクプレート13は、継手クリップ1
7B等を介して間接的に押圧しなければならず、両者間
に作用する摩擦力が押圧力に比例して大きくなり、継手
クリップ17B等のスライド動作を大きく阻害すること
になる。
【0010】また、装着後の継手クリップ17B等にあ
っては、シールチェーン1の運動に伴う、2本の継手ピ
ン15のピッチ方向の振動によって、切欠部17cには
常時これを開閉する方向に力が作用し、図4、図5のそ
れぞれ矢印B1,B2の部分に繰返し応力が集中しがち
となり、継手クリップ17B等がこの部分の塑性変形に
よって継手ピン15から脱落したり、あるいは、この部
分に疲労破壊を起したりするという問題があった。
【0011】なお、上述課題は、シールチェーン1に限
らず、広く一般のローラチェーンを無端に連結するとき
の継手クリップ17についても程度の差はあるものの同
様に発生するものである。
【0012】そこで、本考案は、装着時の作業性をよく
すると共に、装着後の脱落を防止し、耐久性を向上させ
た継手クリップを提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本考案は、上述事情に鑑
みてなされたものであり、例えば、図1、図2を参照し
て示すと、一端側に溝部(16)を形成した2本の継手
ピン(15)を、対向する一対の継手リンクプレート
(13)の両側部にそれぞれ挿通して構成した継手リン
ク(12)に対し、一方の前記継手リンクプレート(1
3)の外側に密着するようにして前記溝部(16)に嵌
合するチェーン用継手クリップ(17A)において、一
方の前記継手ピン(15)の前記溝部(16)に嵌合す
る円環状の嵌合部(17a)と、他方の前記継手ピン
(15)の前記溝部(16)に係合し、かつ前記継手ピ
ン(15)のピッチ(P)方向と略々直角の方向に向け
て開口する切欠部(17c)を有する係合部(17b)
と、前記嵌合部(17a)と前記係合部(17b)とを
前記嵌合部(17a)の中心(C1)と前記係合部(1
7b)との中心(C2)とを結ぶ直線に対して非対称な
連結部(17h)によって連結する、ことを特徴とす
る。また、前記非対称な連結部(17h)が、前記嵌合
部(17a)の中心(C1)と前記係合部(17b)の
中心(C2)とを結ぶ直線に対して一方側にのみ設けら
れた、ことを特徴とする。
【0014】
【作用】以上構成に基づき、継手クリップ(17A)を
継手ピン(15)の溝部(16)に嵌合するには、ま
ず、継手リンクプレート(13)を押圧して、その外側
に溝部(16)を完全に露出させ、続いて、円環状の嵌
合部(17a)を一方の溝部(16)に嵌合する。
【0015】次いで、嵌合部(17a)を嵌合した溝部
(16)を中心にして係合部(17b)を矢印K2方向
に回転動作させ、これにより、切欠部(17c)の最小
幅(d)の部分を溝部(16)に通過させて係合部(1
7b)を他方の溝部(16)に嵌合する。
【0016】このように、嵌合部(17a)、係合部
(17b)は、2つの溝部(16)に対してそれぞれ個
別に嵌合することができ、しかも、係合部(17b)を
2次元的な回転動作によって溝部(16)に嵌合すると
きには、嵌合部(17a)は既に他の溝部(16)に嵌
合しており、従ってこの溝部(16)のみが継手リンク
プレート(13)から露出するようにすれば足り、継手
リンクプレート(13)に対する押圧力が小さくて済む
に加え、継手リンクプレート(13)の押圧箇所につい
ての自由度が大きく、継手クリップ(17A)の回転動
作と干渉しない部分を押圧することが容易であるから、
装着時の作業性がよい。
【0017】更に、継手クリップ(17A)は、2つの
嵌合部(17a)、係合部(17b)をそれぞれ独立し
て形成し、また、ピッチ(P)方向と略々直角の切欠部
(17c)を有することに基づき、装着後に、継手ピン
(15)がピッチ(P)方向に繰返し振動した場合であ
っても、継手クリップ(17A)に作用する応力を分散
させてその集中を防ぎ易い。また、嵌合部(17a)と
係合部(17b)とを、これらの中心(C1、C2)を
結ぶ直線に対して非対称な連結部(17h)によって連
結するときは、この連結部(17h)は、継手クリップ
(17A)の装着後、ばねとして作用する。特に、連結
部(17c)を上述の中心(C1、C2)を結ぶ直線に
対して一方側にのみ設けるようにすると、ばね力がさら
に大きく作用する。ここで、嵌合部(17a)の中心
(C1)と係合部(17b)の中心(C2)を結ぶ直線
に対して非対称な連結部(17h)とは、上述の直線を
基準としたときの一方側と他方側とで連結部(17h)
の形状が異なるという意味、つまり連結部(17h)が
上述の直線に対して線対称な形状ではないという意味で
あり、これの極端な場合が、上述の「一方側にのみ設け
るように」したものである。
【0018】なお、カッコ内の符号は図面と対照するた
めのものであって、本考案の構成を何等限定するもので
はない。
【0019】
【実施例】以下、図面に沿って、本考案による実施例に
ついて説明する。
【0020】継手クリップ17は、関連する技術におい
て説明した図3のものと同様に、ローラリンク2とピン
リンク3とを交互に連結したシールチェーン1を、無端
状に連結する際に使用し、シールチェーン1の両末端部
の2つのローラリンク2を継手リンク12によって連結
するときに、継手ピン15に対して装着するものであ
る。
【0021】継手クリップ17としては、図1(a) ,
(b) に示すような形状の継手クリップ17Aを用いる。
このものは、厚さtの板状部材の長手方向の両端部、即
ち、継手リンク12の2本の継手ピン15のピッチP方
向の両端部にそれぞれ嵌合部17a、係合部17bを形
成してなる。嵌合部17aは全体として円環状に形成さ
れ、内周側は、大径部17fと半月形の小径部17gと
を組み合わせた形状を有する。この大径部17fの直径
は、継手ピン15の外周面の直径よりも少し大きく設定
され、また、小径部17g及び係合部17bの内周の直
径は、継手ピン15の溝部16の直径Dと略々等しく設
定されている。
【0022】また、係合部17bには、ピッチP方向に
対して略々直角の方向に向けて開口する切欠部17cが
形成されており、切欠部17cの自然状態における最小
幅dは、溝部16の直径Dより僅かに小さく設定されて
いる。
【0023】嵌合部17aと係合部17bとの間の距離
は、嵌合部17aの小径部17gの中心C1と係合部1
7bの中心C2との距離が2本の継手ピン15のピッチ
Pと等しく決められている。また、嵌合部17aと係合
部17bとは、その中心C1,C2を結ぶ直線から偏心
した、すなわちこの直線に対して一方側にのみ設けた非
対称な連結部17hを介して一体に連結されており、両
者の中央付近、即ち、継手クリップ17A全体の中心付
近は係合部17bの切欠部17cと同方向に大きく開口
している。
【0024】継手クリップ17Aの装着対象となる継手
リンク12の継手ピン15は、溝部16についてみる
と、前述のように直径Dの周状に形成され、軸方向の幅
wは、継手クリップ17Aの厚さtよりも僅かに大きく
設定されている。また、溝部16の軸方向の形成位置
は、図3に示すように、ローラリンク2のローラリンク
プレート5の両外側にOリング11を配置し、更にこの
両側に継手リンクプレート13を配置した後、継手クリ
ップ17Aをこの溝部16に嵌合させたときに、2本の
Oリング11を所定量だけ押し潰し、潤滑油の漏洩がな
いような位置に設定されているものとする。
【0025】以下、図2、図3、図6、図7に沿って、
継手クリップ17Aの装着手順を説明する。
【0026】まず、シールチェーン1の両末端部のロー
ラリンク2のそれぞれの一方のブッシュ7の外側にOリ
ング11を配置する。続いて1枚の継手リンクプレート
13の両端部をそれぞれ貫通する継手ピン15をブッシ
ュ7に挿通し、この継手ピン15の溝部16側に他方の
継手リンクプレート13を嵌めることにより、継手クリ
ップ17Aを装着するための前準備を完了する。この状
態においては、図6に示すように、Oリング11は、断
面円形の自然状態にあり、溝部16は継手リンクプレー
ト13の内側に位置している。
【0027】次いで、図7に図示するように、継手リン
クプレート13を外側から押圧して一方の溝部16を完
全に露出させる。この継手ピン15の先端に、図2のよ
うに、継手クリップ17Aの大径部17fを通過させた
上、継手クリップ17Aの長手方向に僅かにスライドさ
せて、溝部16に小径部17gを係合させ、これで嵌合
部17aの溝部16に対する嵌合が完了する。
【0028】一方、係合部17bは、先に小径部17g
を嵌合した溝部16を中心にして回転動作させることに
より他方の溝部16に嵌合させる。即ち、継手リンクプ
レート13を押圧して他方の溝部16を露出させ、この
押圧動作を維持したままで、継手クリップ17Aを矢印
K2方向に回転させ、更に、切欠部17cの最小幅dの
部分が溝部16を通過するようにし、これにより係合部
17bの嵌合を完了する。この嵌合は、嵌合部17aの
嵌合後に独立した作業として行い、このとき既に嵌合部
17aは所定の嵌合を終了しているから、継手リンクプ
レート13に対する押圧力は小さくて済み、その上、継
手クリップ17Aの回転動作による嵌合のため、継手リ
ンクプレート13の押圧箇所を比較的自由に選択するこ
とができ、しかも、継手リンクプレート13の押圧動作
は継手クリップ17Aの回転動作に対して何ら制約を与
えないから、その嵌合は円滑に行うことができる。
【0029】更に、嵌合部17a、係合部17bは、そ
れぞれ独立したものを連結部17hによって連結した構
造のものであるので、形状に対する自由度が大きく、装
着後に応力集中を起すような箇所を事前になくする、ま
たは補強することが容易である。
【0030】加えて、形状の自由度が大きいことに伴
い、嵌合部17a、係合部17bと、各溝部16との嵌
合長さを大きくとることができるから、継手ピン15の
軸方向についての継手クリップ17Aの装着強さを増大
させることができる。次に、嵌合部17aと係合部17
bとを、これらの中心C1、C2を結ぶ直線に対して非
対称な連結部17hによって連結するときは、この連結
部17hは、継手クリップ17Aの装着後、ばねとして
作用するため、はずれにくくなる。特に、連結部17c
を上述の中心C1、C2を結ぶ直線に対して一方側にの
み設けるようにすると、ばね力がさらに大きく作用す
る。
【0031】なお、継手クリップ17Aは、嵌合部17
aを円環状に形成し、係合部17bに前述の切欠部17
cを形成しておきさえすればよく、他の細部の形状や位
置、例えば、大径部17f、小径部17g、連結部17
hの形状や位置等は、必ずしも図1に示すようなもので
ある必要はない。
【0032】
【考案の効果】以上説明したように、本考案によると、
嵌合部を円環状に形成し、係合部にピッチ方向とほぼ直
角方向に開口する切欠部を形成することにより、継手ク
リップを継手ピンの溝部に嵌合するに際し、継手クリッ
プの二次元的な回転動作によってこれを実施することが
できるので、例えば、Oリングを押し潰すための継手リ
ンクプレートの押圧動作と、継手クリップの回転動作と
を個別なものとして行うことができ、継手クリップの装
着の作業性を格段に向上させることができる。
【0033】更に、全体形状に対する設計の自由度を大
幅に増すことができるから、装着後の継手ピンの振動に
よる応力集中を避けてこれを分散させることができ、耐
久性を向上させることができる。次に、嵌合部と係合部
とを、それぞれの中心を結ぶ直線に対して非対称な連結
部によって連結することにより、この連結部が、継手ク
リップの装着後、ばねとして作用するため、はずれにく
くなる。特に、連結部を中心間を結ぶ直線に対して一方
側にのみ設けるようにすると、ばね力がさらに増大す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の継手クリップを示す正面図(a) 及び側
面図(b) 。
【図2】同じく装着動作を示す図。
【図3】本考案の実施例を示す一部破断説明図。
【図4】従来の継手クリップの装着動作を示す図。
【図5】従来の別の継手クリップを示す全体図。
【図6】Oリングが自然状態にあるときの溝部と継手リ
ンクプレートとの位置関係を示す図。
【図7】同じくOリングを押し潰したときを示す図。
【符号の説明】
12 継手リンク 13 継手リンクプレート 15 継手ピン 16 溝部 17,17A チェーン用継手クリップ(継手クリ
ップ) 17a 嵌合部 17b 係合部 17c 切欠部 P 継手ピンのピッチ

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端側に溝部を形成した2本の継手ピン
    を、対向する一対の継手リンクプレートの両側部にそれ
    ぞれ挿通して構成した継手リンクに対し、一方の前記継
    手リンクプレートの外側に密着するようにして前記溝部
    に嵌合するチェーン用継手クリップにおいて、 一方の前記継手ピンの前記溝部に嵌合する円環状の嵌合
    部と、 他方の前記継手ピンの前記溝部に係合し、かつ前記継手
    ピンのピッチ方向と略々直角の方向に向けて開口する切
    欠部を有する係合部と、 前記嵌合部と前記係合部とを前記嵌合部の中心と前記係
    合部との中心とを結ぶ直線に対して非対称な連結部によ
    って連結する、 ことを特徴とするチェーン用継手クリップ。
  2. 【請求項2】 前記非対称な連結部が、前記嵌合部の中
    心と前記係合部の中心とを結ぶ直線に対して一方側にの
    み設けられた、 ことを特徴とする請求項1記載のチェーン用継手クリッ
    プ。
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