JP2007113625A - 回転体支持用軸 - Google Patents

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Abstract

【課題】開口に対する止め栓の装着手間と装着コストとの低減、止め栓が潤滑油通路孔から抜け出るおそれがなくすこと、止め栓の装着により回転体支持用軸が変形するおそれをなくすこと。
【解決手段】軸方向一端側で一方の外周面部位から潤滑油通路孔を通り反対側の外周面部位に至り潤滑油通路孔7の孔径より大きい孔径で貫通した止め栓装着孔20を設け、この止め栓装着孔20の一方側から他方側に延びる長さの鋼製平板を常態では当該止め栓装着孔20の孔径よりも大きく拡開する弾性を備えたC型断面の形状に丸めて構成した止め栓30をそのC型に突出した面が軸方向他方側に向かう状態に挿入して潤滑油通路孔7の軸方向一端側開口を閉塞した構成。
【選択図】図1

Description

本発明は、軸方向端面で開口した潤滑油供給孔を備えた回転体支持用軸の該回転体支持用軸の止め栓に関するものである。本発明の回転体支持用軸は、その外周面にころ軸受を介して回転体を支持するとともに、その潤滑油供給孔からころ軸受の配置空間に潤滑油を供給して当該ころ軸受を潤滑することができるようにしたものである。
歯車やコネクティングロッドやローラ等の回転体をころ軸受を介して支持する回転体支持用軸がある(例えば特許文献1参照)。例えば、自動車における自動変速機の遊星歯車機構では、遊星歯車を針状ころ軸受を介して遊星歯車支持軸(ピニオンシャフト)に回転自在に支持している。また、自動車エンジンのクランク機構では、コネクティングロッドの大端部をころ軸受を介してクランクピンに回転自在に支持している。さらに、自動車エンジンにおけるロッカアームでは、カムに転接するローラを、一対の側壁間に橋架されたローラ支持軸にころ軸受を介して支持している。このような遊星歯車支持軸、クランクピン、ローラ支持軸を総称するときは回転体支持用軸という。このような回転体支持用軸により支持する回転体は、遊星歯車、コネクティングロッド、ローラ以外にも種々あるが、 回転体支持用軸に潤滑油供給孔を備え、この潤滑油供給孔からころ軸受の配置空間に潤滑油を供給して該ころ軸受を潤滑するようにしたものがある。
図8および図9を参照して従来の回転体支持用軸を説明する。図8は従来の回転体支持用軸を備えた回転体機構の一例として遊星歯車機構の概略構成を示す図、図9は図8の遊星歯車機構の遊星歯車支持軸に用いる止め栓の例を示す図である。図8に示す遊星歯車機構では太陽歯車とリング歯車との図示は図解の簡略化のために略している。また、遊星歯車は太陽歯車とリング歯車との間に複数介装されるが、1つのみ示す。
これらの図において、1は遊星歯車、2は遊星歯車キャリア、3は遊星歯車キャリア2に両端が連結されて遊星歯車1の内径面に挿入された遊星歯車支持軸(回転体支持用軸)、4は針状ころ軸受である。針状ころ軸受4は複数の針状ころ4aとこれらを保持する保持器4bとからなるケージアンドローラタイプである。
遊星歯車支持軸3は、針状ころ軸受4の配置空間に潤滑油を供給する潤滑油供給孔5を備える。潤滑油供給孔5は軸方向端面で開口6した中空の潤滑油通路孔7と、軸方向他端側で潤滑油通路孔7と連通する潤滑油入口孔8と、軸方向中央側で潤滑油通路孔7と連通する潤滑油出口孔9とにより構成されている。潤滑油通路孔7の軸方向端面の開口6は止め栓(プラグ)10で閉塞されて密封されている。潤滑油入口孔8は遊星歯車キャリア2に設けた潤滑油供給孔11に連通している。
止め栓10の具体例としては例えば図9(a)で示す円柱状止め栓10aや、図9(b)で示す中空円筒状止め栓10bがある。このような止め栓構造では、遊星歯車支持軸3の軸方向端面の開口6を閉塞するための止め栓10が潤滑油の供給圧等を受けても抜けないような抜け力を確保するには、止め栓10を遊星歯車支持軸3の潤滑油通路孔7の内径面に対してある程度の締め代で圧入することが要求される。
しかしながら、止め栓10を図9(a)の止め栓10aのように中実構造とした場合では、該止め栓10aを潤滑油通路孔7の内径面に圧入することにより遊星歯車支持軸3が変形してその外径寸法の精度に影響するおそれがあるため、その締め代を大きくすることができない。そのため、遊星歯車支持軸3の潤滑油通路孔7の内径面と止め栓10aの外径面とを高精度に仕上げる必要があり、製作上の手間とコストとがかかる。
止め栓をこのような中実構造としないで、図9(b)のように平板状の止め栓素材から有底円筒状に加工形成した止め栓10bを用いると、遊星歯車支持軸3の製造工程としては、平板状の止め栓素材を有底円筒形に形成するという止め栓加工工程と、遊星歯車支持軸3の潤滑油通路孔7に止め栓10bを圧入する止め栓圧入工程という2つ別々の工程が要求される。また、図9には示さないが、止め栓を樹脂製とした場合では、遊星歯車支持軸3の潤滑油通路孔7を流れてくる高温状態の潤滑油により止め栓が劣化して寸法変化して当該止め栓が遊星歯車支持軸3の潤滑油通路孔7から抜けてしまうおそれがある。
特開2004−204898号公報
本発明により解決すべき課題は、軸方向一端側の端面で開口して軸方向に延びる潤滑油通路孔を有し該端面側開口が止め栓で閉塞される回転体支持用軸において、該開口に対する止め栓の装着手間と装着コストとを低減し、かつ、止め栓が潤滑油通路孔から抜け出るおそれがなく、止め栓の装着により回転体支持用軸が変形するおそれがないようにすることである。
本発明による回転体支持用軸においては、軸方向一端側の端面で開口して軸方向に延びる潤滑油通路孔を有し該端面側開口が止め栓で閉塞される回転体支持用軸において、軸方向一端側で一方の外周面部位から潤滑油通路孔を通り反対側の外周面部位に至り潤滑油通路孔の孔径より大きい孔径で貫通した止め栓装着孔と、この止め栓装着孔に常態では当該止め栓装着孔の孔径よりも大きく拡開する弾性を備えたC型断面の形状でそのC型に突出した面が軸方向他方側に向かう状態に挿入して潤滑油通路孔の軸方向一端側開口を閉塞した止め栓とから構成されることを特徴とするものである。
本発明の回転体支持用軸によると、軸方向一端側で一方の外周面部位から潤滑油通路孔を通り反対側の外周面部位に至り潤滑油通路孔の孔径より大きい孔径で貫通した止め栓装着孔が設けてあり、この止め栓装着孔に対して、常態では当該止め栓装着孔の孔径よりも大きく拡開する弾性を備えたC型断面の形状に丸めて構成した止め栓を装着する構成であるから、止め栓装着孔に止め栓を装着するだけで、止め栓の弾性復元の作用により潤滑油通路孔が閉塞されるとともに、潤滑油通路孔には止め栓の装着に伴う負荷が何等作用しなくて済むために当該回転体支持用軸が止め栓の装着により変形するようなことがなくなる。さらには、止め栓装着孔に対しては止め栓は圧入ではないから装着の手間がかからず、また装着のコストも低減することができる。加えて、潤滑油通路孔からの潤滑油圧が止め栓に負荷されても、止め栓が潤滑油通路孔から抜け出るおそれがまったくなくなり、潤滑油供給を安定して行うことができるものとなる。
以上における本発明の回転体支持用軸は、太陽歯車と、これと半径方向外側で同心配置されたリング歯車と、上記両歯車間に介装された複数の遊星歯車と、各遊星歯車の内径面に挿通された該複数の遊星歯車それぞれをころ軸受を介して支持する複数の遊星歯車支持軸と、複数の遊星歯車支持軸を連結する遊星歯車キャリアと自動変速機に用いる遊星歯車機構において、上記遊星歯車支持軸に適用することができる。
以上における本発明の回転体支持用軸は、コネクティングロッドと、コネクティングロッドの大端部をころ軸受を介して支持するクランクピンと、クランクピンの両端を支持するクランクシャフトとを備えたクランク機構において、当該クランクピンに適用することができる。
以上における本発明の回転体支持用軸は、一対の平行に対向する側壁からなるロッカアーム胴体と、両側壁の軸孔間に挿通されるローラ支持軸と、このローラ支持軸にころ軸受を介して外装されるローラとを備えたロッカアームにおいて、上記ローラ支持軸に適用することができる。
本発明によれば、止め栓の装着手間と装着コストとを低減し、かつ、止め栓が潤滑油通路孔から抜け出るおそれがなく、止め栓の装着により回転体支持用軸が変形するおそれをなくすことができる。
以下、添付した図面を参照して本発明の実施の形態に係る回転体支持用軸を詳細に説明する。
図1ないし図3を参照して実施の形態の回転体支持用軸を説明する。図1は回転体支持用軸を適用した自動車の自動変速機における遊星歯車機構の概略構成を示す図、図2(a)(b)は図1の(2)−(2)に沿う断面図、図3(a)(b)は図1の(3)−(3)に沿う断面図である。図2(a)および図3(a)は止め栓が装着されていない状態で示し、図2(b)および図3(b)は止め栓が装着されている状態で示す。図1に示す遊星歯車機構では太陽歯車とリング歯車との図示は図解の簡略化のために略している。また、遊星歯車は太陽歯車とリング歯車との間に複数介装されるが、1つのみ示す。図9の説明と重複するが、1は遊星歯車(回転体)、2は遊星歯車キャリア、3は遊星歯車キャリア2に両端が連結されて遊星歯車1の内径面に挿入された遊星歯車支持軸(回転体支持用軸)、4は針状ころ軸受である。針状ころ軸受4は複数の針状ころ4aとこれらを保持する保持器4bとからなるケージアンドローラタイプである。遊星歯車支持軸3は、針状ころ軸受4の配置空間に潤滑油を供給する潤滑油供給孔5を備える。潤滑油供給孔5は軸方向端面で開口6した中空の潤滑油通路孔7と、軸方向他端側で潤滑油通路孔7と連通する潤滑油入口孔8と、軸方向中央側で潤滑油通路孔7と連通する潤滑油出口孔9とにより構成されている。潤滑油入口孔8は遊星歯車キャリア2に設けた潤滑油供給孔11に連通している。
以上の構成において、実施の形態の遊星歯車支持軸3は、止め栓装着孔20とこの止め栓装着孔20に装着される止め栓30の構成に特徴を備える。
止め栓装着孔20は、断面円形をなして、遊星歯車支持軸3の軸方向一端側で一方の外周面部位から潤滑油通路孔7を通り反対側の外周面部位に至り潤滑油通路孔7の孔径より大きい孔径で貫通している。当該両外周面部位は開口して止め栓30の装着口20a,20bになっている。
止め栓30は、止め栓装着孔20の一方側から他方側に延びる長さの鋼製平板を常態では当該止め栓装着孔20の孔径よりも大きく拡開する弾性を備えたC型断面の形状に丸めて構成されている。これによって、止め栓30は、そのC型断面形状により、一端側から他端側にかけて連続する開口30aを備えている。そして、止め栓30は、そのC型に突出した面30bが軸方向他方側に向かう状態に挿入されて潤滑油通路孔7の軸方向一端側開口6を閉塞している。
図4を参照して止め栓30の製作例を説明すると、図4(a)で示すように、止め栓装着孔20の孔長さに対応する鋼製の長手状の平板40を製作する。次いで、図4(b)で示すように、平板40をC型断面の形状に丸める。これにより、止め栓30が製作される。この止め栓30は、常態では止め栓装着孔20の孔径よりも大きく拡開している。
図5(a)(b)(c)を参照して止め栓30の装着について説明する。図5(a)は、装着治具50と、止め栓30とを示す図、図5(b)は装着治具50に止め栓30を装着し、止め栓装着孔20に止め栓30を装着する前の状態を示し、図5(c)は装着後の状態を示す。この装着には、装着治具50を用いる。図5(a)で示すようにこの装着治具50は、止め栓30の内径より大きい外径を有する本体部50aの下端に段付き状態に縮径して止め栓30の内周面形状に対応した外周面を備えた係止円柱部50bと、止め栓30の開口30aに入り込む係止凸条部50cとが形成されている。図5(b)で示すように装着治具50の係止円柱部50bに止め栓30を装着する。この場合、装着治具50の係止凸条部50cを止め栓30の開口30aに入り込ませる。こうして装着治具50に止め栓30をセットすることができる。次いで、図5(c)で示すように装着治具50に止め栓30を装着した状態で遊星歯車支持軸3の止め栓装着孔20にいずれか一方の装着口20a,20bから止め栓30を押し込む。こうして、止め栓装着孔20に対する止め栓30の装着が行われるが、この場合、装着治具50の係止凸条部50cを常に遊星歯車支持軸3の開口6側に向けていることにより、止め栓30のC型突出面30bは開口6側とは反対向き、すなわち、潤滑油入口孔8方向に向けられることになるので、止め栓30は潤滑油通路孔7からの潤滑油の圧力を受けても変形しにくく、安定して潤滑油通路孔7の軸方向一端側開口6を閉塞することができる。
以上の構成を備えた実施の形態の遊星歯車支持軸3においては、止め栓装着孔20に止め栓30を装着するだけで、止め栓30の弾性復元の作用により潤滑油通路孔7が閉塞されるとともに、潤滑油通路孔7には止め栓30の装着に伴う負荷が何等作用しなくて済むために遊星歯車支持軸3が止め栓30の装着により変形するようなことがなくなる。さらには、止め栓装着孔20に対しては止め栓30は圧入ではないから装着の手間がかからず、また装着のコストも低減することができる。加えて、潤滑油通路孔7からの潤滑油圧が止め栓に負荷されても、止め栓30が潤滑油通路孔7から抜け出るおそれがまったくなくなり、潤滑油供給を安定して行うことができるものとなる。
図6を参照して実施の形態の回転体支持用軸を自動車エンジンのクランク機構におけるクランクピンに適用して説明する。図6において、エンジンのコネクティングロッド(コンロッド)の大端部60とクランクシャフトのクランクピン(回転体)61との間に針状ころ軸受62は、介装される。コンロッド大端部60の内径面は針状ころ軸受62の外輪軌道に、クランクピン61の外径面は針状ころ軸受62の内輪軌道に相当する。針状ころ軸受62は、複数の針状ころ62aと保持器62bとからなる。
クランクピン61は、針状ころ軸受62の配置空間に潤滑油を供給するための潤滑油供給孔63として、軸方向一端側端面が開口している中空の潤滑油通路孔64と、軸方向他端側で潤滑油通路孔64に連通する潤滑油入口孔65と、軸方向中央側で潤滑油通路孔64に連通する潤滑油出口孔66とを備えている。潤滑油入口孔65は、クランクピン61においてバランスウェイト67に対する嵌合部に径方向に沿って設けられている。潤滑油通路孔64は、クランクピン61の一端面側から他端側途中まで軸方向に沿って設けられている。
以上の構成において、クランクピン61は、回転体支持用軸として、図1ないし図5を参照して説明した遊星歯車支持軸3と同様の止め栓装着孔68と、止め栓69とにより、潤滑油通路孔64の軸方向一端側開口を閉塞している。
図7の(a),(b)を参照して実施の形態の回転体支持用軸を自動車エンジンにおけるロッカアームにおけるローラ支持軸に適用して説明する。図7(a)はロッカアームを分解して示す斜視図、図7(b)は図7(a)のローラ支持軸周辺の断面図である。これら図7(a),(b)において、ロッカアームは、一対の平行に対向する側壁70からなるロッカアーム胴体71と、両側壁70に形成された軸孔72に両端が挿通されるローラ支持軸(回転体)73と、ローラ支持軸73の外径面に針状ころ軸受74を介して外装されるローラ75とを備え、カム76の転接に伴いローラ75が回転することによりロッカアーム胴体71が揺動し、これにより、バルブ77が開閉駆動されるようになっている。針状ころ軸受74は複数の針状ころ74aとそれらの保持器74bとを備えている。
ローラ支持軸73は、針状ころ軸受74の配置空間に潤滑油を供給するための潤滑油供給孔78として、軸方向一端側端面が開口した中空の潤滑油通路孔79と、軸方向他端側で潤滑油通路孔79に連通する潤滑油入口孔80と、軸方向中央側で潤滑油通路孔79に連通する潤滑油出口孔81とを備えている。潤滑油通路孔79は、ローラ支持軸73の一端面側から他端側途中まで軸方向に沿って設けられている。
以上の構成において、ローラ支持軸73は、回転体支持用軸として、図1ないし図5を参照して説明した遊星歯車支持軸3と同様の止め栓装着孔82と、止め栓83とにより、潤滑油通路孔79の軸方向一端側開口を閉塞している。
本発明は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した範囲内で、種々な変更ないしは変形を含むものである。
図1は本発明の実施の形態に係る回転体支持用軸が適用される遊星歯車機構の断面図である。 図2(a)(b)は図1の(2)−(2)に沿う断面図であり、図2(a)は止め栓が装着されていない状態で示し、図2(b)は止め栓が装着されている状態で示す。 図3(a)(b)は図1の(3)−(3)に沿う断面図であり、図3(a)は止め栓が装着されていない状態で示し、図3(b)は止め栓が装着されている状態で示す。 図4(a)(b)は遊星歯車支持軸の製造例を示し、図4(a)は鋼製平板の斜視図、図4(b)は図4(a)の平板を丸めた状態で示す斜視図である。 図5(a)は、装着治具50と、止め栓30とを示す図、図5(b)は装着治具50に止め栓30を装着し、止め栓装着孔20に止め栓30を装着する前の状態を示し、図5(c)は装着後の状態を示す。 図6は本発明の実施の形態に係る回転体支持用軸が適用されるクランク機構の断面図である。 図7(a)は本発明の実施の形態に係る回転体支持用軸が適用されるロッカアームの断面図である。図7(b)は図7(a)の要部の断面図である。 図8は従来の回転体支持用軸が適用される遊星歯車機構の断面図である。 図9(a)は止め栓の一例を示す図、図9(b)は止め栓の他の例を示す図である。
符号の説明
1 遊星歯車(回転体)
2 遊星歯車キャリア
3 遊星歯車支持軸(回転体支持用軸)
4 針状ころ軸受
5 潤滑油供給孔
6 開口
7 潤滑油通路孔
8 潤滑油入口孔
9 潤滑油出口孔
20 止め栓装着孔
30 止め栓

Claims (2)

  1. 軸方向一端側の端面で開口して軸方向に延びる潤滑油通路孔を有し該端面側開口が止め栓で閉塞される回転体支持用軸において、
    軸方向一端側で一方の外周面部位から潤滑油通路孔を通り反対側の外周面部位に至り潤滑油通路孔の孔径より大きい孔径で貫通した止め栓装着孔と、この止め栓装着孔に常態では当該止め栓装着孔の孔径よりも大きく拡開する弾性を備えたC型断面の形状でそのC型に突出した面が軸方向他方側に向かう状態に挿入して潤滑油通路孔の軸方向一端側開口を閉塞した止め栓とから構成される、ことを特徴とする回転体支持用軸。
  2. 上記潤滑油通路孔が軸方向他端側で該潤滑油通路孔と連通する潤滑油入口孔と軸方向中央側で潤滑油通路孔と連通する潤滑油出口孔と共に潤滑油供給孔を構成する、ことを特徴とする請求項1に記載の回転体支持用軸。
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