JP2557720B2 - テレビジョン受像機用装置 - Google Patents

テレビジョン受像機用装置

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JP2557720B2
JP2557720B2 JP2101892A JP10189290A JP2557720B2 JP 2557720 B2 JP2557720 B2 JP 2557720B2 JP 2101892 A JP2101892 A JP 2101892A JP 10189290 A JP10189290 A JP 10189290A JP 2557720 B2 JP2557720 B2 JP 2557720B2
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ジエイ ダフイールド デイビツド
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/222Studio circuitry; Studio devices; Studio equipment
    • H04N5/262Studio circuits, e.g. for mixing, switching-over, change of character of image, other special effects ; Cameras specially adapted for the electronic generation of special effects
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N9/00Details of colour television systems
    • H04N9/64Circuits for processing colour signals
    • H04N9/74Circuits for processing colour signals for obtaining special effects

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はズームおよびパン・ビデオ表示システム用の
画像センタリング装置に関する。
発明の背景 “テレビジョン画像ズーム・システム”という名称の
米国特許第4,774,581号は普通のテレビジョン信号から
ビデオ・フレームの一部を表わす拡大画像を発生する回
路に関する。拡大されるフィールドの部分(以下、ソー
ス部という)は、視聴者による制御手段を介して供給さ
れる信号により決まる。この制御手段は、拡大されてい
ないフィールドにおける水平および垂直ピクセル位置に
関して、その画像の左上隅を定め、そして拡大画像を発
生するのに使用される拡大率を定める。
ここで参照する特許では、ソース部の左上隅は、拡大
率を変更するとき、または拡大されていないフィールド
の周囲でソース部をパンするとき、基準点として使用さ
れる。しかしながら、これは最良の基準点ではないかも
しれない。制御手段を操作している視聴者は、直観的
に、画像の中央を、ここが写真のズームレンズのような
機械的ズーム装置が使用する基準点なので、基準点であ
ると考えるであろう。例えば、ソース部の左上隅を基準
点として使用すると、拡大率を上げたとき、画像の中央
にある目的物が表示画像からはみ出てしまうかもしれな
い。
回路設計者の観点からすると、拡大すべき画像部分の
左上隅のピクセル位置をズームおよびパンシステムに供
給する方が都合がよい。例えば、拡大している画像部分
がフレームの端近くにあり、そして拡大率が下げられる
ならば、中心の位置を一定に保つと、有効ビデオ領域外
のビデオ信号の部分(すなわち、水平または垂直帰線消
去期間)が拡大表示画像の中に含まれてしまう。また、
画像の中心を基準点とするよりも、左上隅を基準点とし
て使用する方が、パン操作の間、ソース部の許容限界を
決定するものが容易である。
発明の概要 発明の目的 ソース画像の有効ビデオ部分から選択された一部を表
わす画像を可変的に拡大する際に、拡大された表示画像
が有効ビデオ情報だけを含むようにすることである。
発明の構成 本発明は、拡大画像を発生するのに用いる入力ビデオ
信号の1フィールドの1部分を選択する装置および方法
で具体化される。この装置には、選択された部分の中心
位置、および拡大画像の発生に使用する拡大率を視聴者
に選択させる制御回路が含まれている。この装置には、
選択された部分の境界を入力信号の有効ビデオ部分の範
囲内に制限するためにモニタ回路が含まれている。この
モニタ回路は、選択された中心位置の水平・垂直座標と
選択された拡大率とに応答する。
発明の効果 有効ビデオ領域外のビデオ信号の部分(すなわち、水
平または垂直帰線消去期間)が拡大された表示画像の中
に含まれることを確実に防止できる。
実施例 以下に述べるのは、先に参照した米国特許第4,774,58
1号で説明されているズーム系の簡単な説明であり、本
発明の背景を示すものである。第1図において、信号源
10(これには普通のテレビジョン・チューナが含まれ
る)は複合ビデオ信号をAD変換器14に供給する。AD変換
器14はこの複合ビデオ信号をディジタル信号に変換して
フィールド・メモリ16に供給する。フィールド・メモリ
16は、メモリ順序づけ回路18と書込みアドレス発生回路
20により供給される信号に応答して、画像のピクセルを
表わすサンプルをフィールド・メモリ16の中に書き込
む。これらのサンプルは、読出しアドレス発生回路22に
より供給されるアドレス値に応答して、適当な遅延の後
に、メモリ16から読み出される。
メモリ16から供給されるサンプル・データの複合ビデ
オ信号は、Y/C分離回路27により、ルミナンス(Y)お
よびクロミナンス(C)信号成分に分離される。このル
ミナンスおよびクロミナンス成分はそれぞれの垂直補間
回路28および32に供給される。垂直補間回路28および32
は、Y/C分離回路27から供給されるそれぞれのビデオ信
号のライン間に追加のラインを挿入し、要求される垂直
拡大を行う。また、クロミナンス垂直補間回路32は、ク
ロミナンス信号を同相(I′)色差信号成分と直角位相
(Q′)色差信号成分とに分離する。
垂直補間されたルミナンス信号はハンギングドット修
正回路29に供給される。Y/C分離の過程で導入される歪
み信号すなわちアーティファクト(artifact)は修正回
路29で除去され、出力信号Y′を生じる。信号Y′はル
ミナンス信号水平補間回路30に供給され、信号I′およ
びQ′は色差信号水平補間回路34に供給される。補間回
路30および34はそれぞれの信号Y′およびI′,Q′のサ
ンプルの間に、補間されたサンプルを挿入し、視聴者が
要求する水平拡大を行う。
先に参照した特許では、拡大画像を発生するのに用い
られる、信号源10から供給されるビデオ信号の部分は、
視聴者による制御手段24(破線で囲まれている)を介し
て供給される3つの信号により限定される。これら3つ
の信号は、垂直位置の値VPOS、水平位置の値HPOSおよび
ズーム比率の値ZRである。信号VPOSおよびHPOSは、拡大
される画像の左上隅にある、メモリ16に記憶されている
ビデオ・フィールドのライン期間とそのライン期間にお
けるサンプルとをそれぞれ定める。信号ZRは用いられる
拡大率を定める。この値はそれ自体、拡大率ではなく、
拡大率である分数256/ZRの分母である。信号VPOSおよび
ZRは読出しアドレス発生回路22により使用され、信号HP
OSとZRは水平補間回路30および34により使用されて、拡
大像を発生する。
ディジタル・ビデオ信号処理の技術分野の当業者は、
より一般的な場合スタート・アドレスHPOSおよびVPOSは
読出しアドレス回路に供給されることが容易に理解でき
るであろう。また、信号ZRあるいは所望の拡大率を表わ
す信号は読出しアドレス回路に結合され、読出しアドレ
スを発生する速度を設定する。通常、信号ZRのみあるい
はZRを表わす信号が垂直および水平補間回路に結合され
る。ZRを表わす信号は、例えば、補間係数であり、これ
はZRの値によりアドレスされる、予めプログラムされる
読出し専用メモリ(ROM)により供給される。
本発明の実施例では、視聴者による制御手段24の代り
に出力制御回路25を使用している。制御回路25は視聴者
による制御手段23に応答する。制御手段23により、使用
者は出力画像を発生するのに用いられる拡大率および画
像のソース部の中心を指定することができる。制御回路
25はこの制御手段から供給される信号をHPOS、VPOSおよ
びZR信号に変換する。制御回路25により、拡大画像には
有効ビデオ情報だけが含まれることになり、制御回路25
が発生する信号は視聴者による指令に正しく追従し、入
力フィールドの周囲にソース部をパンしながらソース部
の中心を変更することができる。
第1A図は視聴者による制御手段23の例示的な図であ
る。この制御手段には、垂直上下中心位置制御手段51お
よび52、水平左右中心位置制御手段55および56、そして
ズームイン・ステップ制御手段58およびズームアウト・
ステップ制御手段59が含まれている。リセットボタン57
も具えられることがある。制御ボタン51,52,55および56
のうちの1つの押すことにより、視聴者は目標画像の水
平および垂直中心位置を変化させる。制御ボタン58およ
び59のうちの1つを押すことにより、視聴者は拡大率を
増減する。拡大率を変更している間、中心位置は一定に
保たれる。しかしながら、拡大率の減少により、ラスタ
ー境界を越える画像の1部分が画面に表示されてしまう
ならば、この中心位置を調節することができる。リセッ
トボタン57を押すことにより、視聴者は表示された画像
をプリセット中心位置に戻し、例えば、拡大率を1対1
に戻し、入力フィールドの中心に置くことができる。
出力制御回路25について、2つの異なるハードウェア
構成およびハードウェアとソフトウェアが1つに組み合
わされた構成を以下に述べる。これらの制御手段の動作
を理解するために、制御手段が使用する数学を最初に理
解することが役に立つ。第1図に示すズーム系は、1水
平ライン当り768個の有効ピクセルを有し、1フィール
ド当り256本の有効ラインを有する例示的なビデオ画像
用に設計されている。ここで使用する方法は、1水平ラ
イン当りのピクセル数が異なりまた1フィールド当りの
ライン数が異なるディスプレイにも使用することができ
る。
水平ピクセル位置を識別するのに10ビットのデータ値
を使用する。同様に、ある1つのピクセルが存在するラ
インを識別するのに8ビットのデータ値を使用する。
ズーム処理の間、拡大率が変化しているとき、表示画
像は不連続のステップで変化しているが、スムーズに連
続的に変化しているように見せることが望ましい。中間
ステップの数が増すにつれて、この変化は一層スムーズ
に見える。また、拡大された表示において各ピクセル毎
に唯一の値を識別する目的で、実際のピクセルの間に位
置する比較的多数の仮想位置を作り出すことが望まし
い。この目的のために、1走査線内の各1対のピクセル
間および各1対の走査線間に、256の仮想位置が定めら
れる。これの仮想位置は、拡大表示を構成するピクセル
およびラインの相対的位置を定めるのに使用される。し
かしながら、これらの仮想位置はグループとしてまとめ
られ、比較的少数の補間位置となる。以下に述べる本発
明の実施例では、各1対の隣接するピクセル間に15個の
補間ピクセル値が補間され、16番目の位置はピクセルの
中心に位置する。同様に、各1対の水平走査線は16個の
補間ライン位置を持っている。要求される精度で補間ピ
クセルまたはライン位置を指定するために追加の4ビッ
トを使用する。従って、出力制御回路25は14ビットの信
号としてHPOSを指定し、12ビットの信号としてVPOSを指
定する。
最大拡大率が達成されるのは、ズーム領域内の各仮想
ピクセル位置が表示画像内の1ピクセルに変換されると
きである。これは表示されている原画像の1/65536すな
わち1/(256×256)に相当する。拡大率は8ビットの値
であり、従って256の異なる拡大ステップが与えられ
る。これらのステップの大部分は非整数の拡大レベルに
相当するので、拡大率に関連してズーム比率の信号ZRを
定めるのが便利であり、この場合、信号ZRの各値は唯一
の拡大値に相当し、ZRの値は1から256までの整数であ
る。任意の拡大レベルに対する唯一のズーム比率の値を
決定するのに必要なのは表示される画像の部分を一次元
で決定し、最大拡大値(この場合256)を掛けることだ
けである。9ビットでなく8ビットでこの情報を貯える
ために、上記の計算に従い、信号ZRの各値から1を引
き、信号ZRの範囲を0〜255とする。拡大率MFは信号ZR
に関して式(1)により定められる。
MF=256/(ZR+1) (1) この拡大率は表示領域に一様に適用されるので、1対
の中心点座標および1つのZR値が画像の左上隅の水平・
垂直ピクセル位置(HPOS,VPOS)を唯一無二に定める。
一般的な関係は式(2)および(3)により定められ、
768×256の表示に対する特定の関係は式(4)および
(5)により定められる。
HPOS=HC−(NHP*NIP)/(2*MF) (2) VPOS=VC−(NVL*NIP)/(2*MF) (3) HPOS=HC−(24)(ZR+1) (4) VPOS=VC−(8)(ZR+1) (5) これらの式で、HPOSはスタートの水平位置であり、VP
OSはスタートの垂直位置であり、HCは水平中心であり、
VCは垂直中心であり、ZRは選択されたズーム比率であ
り、NHPは1水平走査線におけるピクセルの数である。N
VLは表示内の垂直ラインの数であり、NIPは任意の2つ
のライン間または任意の2つのピクセル間の補間位置の
数に1を加えた数である。
使用者が中心点とズーム率を指定できるようにするこ
とに加えて、出力制御回路25は、視聴領域の中心点を自
動的に修正する回路を含んでおり、そのため、ラスター
境界は横切られず、有効ビデオだけが表示される。拡大
画像の中心点がソース画像の中心に保持されている間に
拡大率MFを増すと、有効ビデオ情報だけが表示される。
しかしながら、発生された画像の中心点がひとたびソー
ス画像の中心から外れると、拡大率の減少により、非有
効ビデオ情報(すなわち、水平・垂直帰線消去期間)が
表示される結果となる。
有効な水平・垂直中心位置を定める一般的な関係は不
等式(6)および(7)により与えられ、768ピクセル
×256ラインの表示に対する特定の関係は不等式(8)
および(9)により与えられる。
(NHP*NIP)/(2*MF)≦HC≦NHP*NIP*(1−1
(2*MF)) (6) (NVL*NIP)/(2*MF)≦VC≦NVL*NIP*(1−1
(2*MF)) (7) 24*(ZR+1)≦HC≦12288−24*(ZR+1) (8) 8*(ZR+1)≦VC≦4096−8*((ZR+1) (9) 第2図は本発明の第1の実施例に使用するのに適した
出力制御回路25の構成要素を示すブロック図である。こ
の制御回路は、視聴者による制御手段23から供給される
増加の信号を受け取り、そして第1図に示すように、ズ
ーム系に供給するための信号ZR,HPOSおよびVPOSを発生
する。
拡大率を変更するために、出力制御回路25はアップお
よびダウンの増加ズーム制御信号を視聴者による制御手
段58および59からそれぞれ受け取る。これらの制御信号
はズーム制御回路212に供給され、ズーム制御回路212は
これらの信号を、8ビットのアップダウン・カウンタに
保持されている値をそれぞれ減少および増加させるパル
スに変換する。カウンタ213の出力信号は信号ZRであ
る。
水平中心制御器216は視聴者による制御手段55および5
6から供給される左右制御信号を受け取る。これらの信
号はパルス信号に変換され、このパルス信号は水平中心
カウンタ217をそれぞれ減少および増加させる。カウン
タ217により供給される出力信号は水平中心信号HCであ
る。
同様に、垂直中心制御器221は視聴者による制御手段5
1および52からアップおよびダウン制御信号を受け取
る。制御器221はこれらの信号をパルス信号に変換し、
このパルス信号は垂直中心カウンタ222をそれぞれ減少
および増加させる。カウンタ222の出力信号は垂直中心
信号VCである。
加算器241、乗算器242および243、ディジタル値源241
a,242aおよび243a,および減算器244を含んでいる回路
は、上記式(4)に従って減算器244の出力ポートに信
号HPOSを発生する。同様に、加算器241、乗算器242、デ
ィジタル値源241aと242aおよび減算器248は上記式
(5)に従って減算器248の出力ポートに信号VPOSを発
生する。
信号HPOSは比較器218において信号HLと比較される。
信号HLは式(10)により定められる。
HL=48*(255−ZR) (10) 信号HLは、減算器245、乗算器246と247,およびディジ
タル値源245a,246aおよび247aにより発生される。信号H
Lは画像の右ピクセル制限値を定める。HPOSがHLよりも
大きければ、水平帰線消去期間の一部が再生画像の右側
に表示される。この画像の左ピクセル制限値はゼロであ
る。式(2)を用いて信号HCを信号HPOSに変換すると
き、比較器218は式(8)に関連して先に説明した有効
性のチェックを行う。
比較器218は、信号HPOSがHLより大きいかあるいはゼ
ロよりも小さいことを検出すると、論理“1"の信号を水
平中心制御器216に供給する。また制御器216はカウンタ
217から供給される信号225を受け取るように結合され
る。信号225は、信号HCの値がソース画像の水平中心の
左側にあるか右側にあるか、すなわち、信号HCの値が61
44(16進法で1800)よりも小さいか小さくないかを示
す。ソース画像の各ライン上には12288(768×16)個の
ピクセルと補間ピクセルがある。信号225は14ビットの
信号HCの最上位ビット(MSB)と信号Hの最上位ビット
に続く下位2ビットの論理積との論理和として発生され
る。
これら2つの信号に応答して、水平中心制御器216
は、HPOSが無効であり、そしてHCがソース画像の左半分
にあるならばカウンタ217にその値を増加させるように
し、HPOSが無効であり、HCがソース画像の右半分にある
ならば、カウンタ217にその値を減少させるようにす
る。それ以外の場合、制御器216は視聴者の要求に応じ
てカウンタ217を増加または減少させる。
減算器245、乗算器246、およびディジタル値源245aと
246aは垂直制限信号VLを発生するのに使用される。VLは
式(11)により定められる。
VL=16*(255−ZR) (11) 信号VLは所定のズーム比率に対する画像の上端であり
うる最大ライン数あるいは補間ライン数を表わす。垂直
位置信号VPOSは比較器223により信号VLと比較される。
比較器223は、信号VPOSがVLよりも大きいときあるい
はゼロよりも小さいとき、論理“1"の出力を発生する。
比較器223の出力信号は、それ以外の場合、論理“ゼ
ロ”である。比較器223の出力信号は垂直中心制御器221
に結合される。また制御器221は、信号VCがソース画像
の上半分または下半分における1ラインを表わすことを
示すカウンタ222からの信号226を受け取るように結合さ
れる。この信号は、例えば、信号VCが2048(16進法で80
0)よりも大きいとき“1"の値をとり、信号VCが2048よ
りも小さいかあるいは等しいとき論理“ゼロ”の値をと
る。ソース画像の1フィールドには4096(256×16)本
のラインと補間ラインがある。信号226は、例えば、信
号VCの最上位ビット(MSB)である。
VPOSが無効であることを比較器223が表示し且つ現在
の垂直中心がソース画像の上半分あるいは下半分にある
ことを信号226が示すと、垂直中心制御器221はカウンタ
222にその値をそれぞれ増加または減少させるように条
件づける。VPOSが有効であることを比較器223が示す
と、制御器221は、視聴者の要求に応じて、カウンタ222
にその値を増加または減少させるように条件づける。
第3図は、第2図に示すステップ制御回路212および
8ビット・カウンタ213の代りに使用できる別の出力制
御回路25の1部の詳細を示す。本発明の先の実施例の説
明において、視聴者にとって唯一のズーム制御のオプシ
ョンはZRの値の増加あるいは減少を要求することであっ
た。第3図は、使用者にZRを変更させるかまたはZRを予
め定められる値にリセットさせる回路を示す。絶対値ZR
に切り換えると、中間の拡大率を踏まずに、ある1つの
拡大率から別の拡大率へと瞬時に移行できる。このよう
な特徴の典型的な使用は、視聴者による制御手段23のリ
セット・ボタン57に関して先に説明したように、リセッ
トの特徴を実行することであろう。本発明のこれらの実
施例では、信号ZRを255にセットすることによりリセッ
トが行われる。また、このリセットボタンは、第5A図お
よび第5B図に関して以下に示すように、HPOSとVPOSをゼ
ロにセットするように水平および垂直制御回路を条件づ
けるように結合されることがある。
第3図は、要求された拡大率の変更を示す信号DZを受
け取る回路を示す。この信号は、例えば、拡大ステップ
制御手段58および59を視聴者が操作することにより発生
される。拡大率を増加するために制御ボタン58を押すと
−1の値が発生され、拡大率を減らすために制御ボタン
59を押すと+1の値が発生される。信号DZは加算器310
によりズーム比率信号ZRに加えられる。加算器310によ
り与えられる合計は使用者が要求するズーム比率Z2であ
る。信号Z2は制限器311に供給され、制限器311により、
要求されたZRの値が範囲内にあることが保証され、この
値は必要に応じて修正される。上述した信号ZRの範囲
(0〜255)については、信号ZRは8ビット信号である
ためこの範囲内に保たれるので、この制限器を取り除く
ことができる。最大拡大率を5に制限するために、信号
ZRの低い方の値を、例えば、51に制限することが望まし
い。この場合、制限器311は加算器310から供給される信
号に対して下方限界値51を設定する。
信号Z3は制限器311から供給され、マルチプレクサ312
の1つの入力ポートに供給される。信号ZRに対する絶対
値A1はマルチプレクサ32のもう1つの入力ポートに供給
される。マルチプレクサ312の制御入力端子は、絶対値
/差モード信号ADM1を受け取るように結合される。信号
ADM1は、例えば、第1A図に示す視聴者による制御手段23
のリセット制御ボタン57により発生される。信号AM1に
応答して、マルチプレクサ312は信号Z3または値A1の何
れかを通過させる。マルチプレクサ312はその出力信号Z
4を同期化ラッチ313に供給する。同期化ラッチ313は信
号Z4をシステム・クロック信号(図示せず)に同期させ
る。ラッチ313の出力信号はズーム比率信号ZRであり、
信号ZRは第1図に示すように出力制御回路25から供給さ
れる。
信号ZRは、ズームの変化を更に処理するのに用いるた
めに、加算器310にも供給され、またラッチ314を通過し
て減算器315の1つの入力ポートに達する。この実施例
では、ラッチ314は遅延要素であり、視聴者制御アップ
デート・クロックの1サイクルの遅延を与える。典型的
には、このクロックは比較的遅く、1周期は100分の1
秒の程度なので、視聴者は任意のレベルでズームを停止
することができる。信号Z5を信号ZRから引くことによ
り、信号ZRの現在値と直前値とのズーム差Z6を決めるこ
とができる。制限器311が調節を行ったとき、あるいは
システムがリセットされたとき、信号Z6は使用者が要求
するズーム差信号と異なることもある。ズーム差信号Z6
は、信号HPOSとVPOSの値を調節するために第4図に示す
回路で使用される。
第4図は、ズーム比率信号ZRの変更の原因となる信号
HPOSおよびVPOSに対し使用者が要求する変更を修正する
回路である。
信号Z6は同期化ラッチ415に記憶される。ラッチ415の
出力信号Z7は2つの並列回路に供給され、これら2つの
回路により信号HPOSとVPOSの調節がそれぞれ決められて
いる。この回路は、拡大率が変更されるとき、画像中心
位置をほぼ一定に維持する。ビットシフター416と418お
よび加算器417を含む“シフトおよび加算の回路”によ
り、信号Z7に24を掛ける。減算器419は、シフター418か
ら供給される信号を要求される水平差信号DXから引き、
修正された水平差値DX′を発生する。同様に、減算器42
1は、信号Z7の8倍を表わす信号を、要求される垂直差
回路DYから引き、修正された差回路DY′を発生する。こ
の結果生じる水平および垂直差信号は、第1図に示すズ
ーム系に対して信号HPOSおよびVPOSをそれぞれ発生する
第5A図および第5B図に示すような回路に供給される。
第5A図は、第2図に関して上述した水平中心制御器21
6と水平中心カウンタ217の代りに使用される、視聴者に
よる制御インターフェースの細部を示す。この回路によ
り、使用者は信号HCを増加または減少させ、あるいは現
在のHC信号の代りにHCの絶対値を使用することができ
る。第5B図は垂直中心信号VCに対し同じ機能を果す同じ
タイプの回路を示す。
第5A図に示す回路で、信号DX′は第4図の加算器419
から供給され、加算器512の1つの入力ポートに供給さ
れる。加算器512のもう1つの入力ポートは信号HPOSを
受け取るように結合される。加算器512の出力信号は使
用者により要求される水平位置信号X3である。信号X3は
制限器513で範囲をチェックされる。制限器513により、
新しい合計は負でなく、かつ1走査線におけるピクセル
と補間ピクセルの総数(すなわち、12288)よりも多く
ならないことが保証される。制限器513の出力信号X4は
マルチプレクサ514の1つの入力ポートに供給される。
マルチプレクサ514のもう1つの入力ポートは水平位置
の絶対値A2を受け取るように結合される。マルチプレク
サ514は、制御信号ADM2(これは信号ADM1と同じもので
よい)により信号X4またはプリセット絶対値A2のいずれ
かを通過させるように条件づけられる。マルチプレクサ
514の出力信号X5は同期化ラッチ515に記憶される。ラッ
チ515の出力信号は信号HPOSであり、この信号は第1図
に示すように出力制御回路25によりズーム回路に供給さ
れる。信号HPOSは上述のように加算器512にも供給され
る。第5B図の回路は第5A図に示す回路と実質的に同じで
ある。この2つの回路はそれぞれの制限器513および517
により使用される最大値が異なるだけである。制限器51
7は走査線と補間走査の総数(すなわち、4096)と同じ
大きさのVPOS値を与える。
第6図は、第5A図および第5B図に示す回路により供給
される、使用者により要求されるHPOS値とVPOS値を制限
して、ビデオ情報が有効ビデオ領域外に表示されるのを
防ぐための回路の詳細を示す。この回路は、第3図、第
4図、第5A図および第5B図に示す回路から供給される信
号ZR,HPOSおよびVPOSを入力として受け取る。第6図に
示す回路により発生される出力信号は修正信号HPOS′お
よびVPOS′である。これらの信号は、水平および垂直位
置スタート信号として、第1図に示すズーム系に供給さ
れる。この回路は第2図に示す回路で使用するものと実
質的に同じアルゴリズムを使用する。すなわち、HPOSは
ゼロよりも大きく、48×(256−ZR)よりも小さくなる
ように制限される。また、VPOSはゼロよりも大きく、16
×(256−ZR)よりも小さくなるように、制限される。
第6図において、9番目のビットを追加するためにMS
B位置にある信号ZRにゼロが連結される。この新しいMSB
はインバータ611で反転されてから、まだ反転されてい
ない信号ZRの8個の下位ビット(LSB)に連結される。
この演算は、ZRから256の補数による減算に等しい。こ
の減算により生じる差の値は、この差の値に3を掛ける
普通の“シフトおよび加算の乗算器"612に供給される。
乗算器612は同期化ラッチ(図示せず)を含む。乗算器6
12の出力信号は10ビットの信号である。4つのゼロビッ
トはLSB位置においてこの値に連結され、14ビットの値P
5を発生し、P5は乗算器612から供給される信号に16を掛
けたものを表わす。
信号P5は14番目のビット(以前は最上位ビット)と同
じ値で15番目の最上位ビットを追加する符号拡張回路61
3により5ビットに拡張される。この15ビット信号P6は
加算器614の1つの入力ポートに供給される。加算器614
のもう1つの入力ポートは信号S5を受け取るように結合
される。S5は15ビットに拡大された信号HPOSであり、信
号P6と正しくタイミングがとれるように同期化ラッチ61
9により遅延される。
信号S5およびP6は加算器614により合計され、信号S6
を生じる。信号S6は[HPOS+48×ZR−256)]の値をと
り、これは−[48×(256−ZR)−HPOS]に等しい。か
ぎ括弧内の積は、第2図で比較器218に供給されるもの
と実質的に同じ制限信号である。信号S6の15ビットは、
15個の2入力ナンドゲート615のそれぞれの第1入力端
子に供給される。信号S6のMSBの反転された変形は各ゲ
ート615の第2の入力端子に供給される。MSBが理論“0"
(正のS6)であるならば、15ビットの各々は反転され、
その結果、ナンドゲート615により供給される号S7は信
号S6を1の補数により表わしたものとなる。しかしなが
ら、信号S6のMSBが論理“0"(負のS6)であるならば、
ナンドゲート615はすべて非作動化され、15個の1(ゼ
ロについての1の補数)を有する出力値を発生する。
信号S7は同期化ラッチ619を介して加算器616の1つの
入力ポートに供給される。加算器616のもう一方の入力
ポートは、同期化ラッチ620を介して信号S5を受け取る
ように結合されている。加算器616は桁上げ入力端子CI
を有し、端子CI論理“1"の値を受け取るように結合され
る。この構成で、加算器616はラッチ619から供給される
1つの補数値を2の負補数値に変換し、この負補数値
は、ラッチ620から供給される2の正補数値に加えられ
る。
この演算により信号S5から信号S6が引かれる。S6が負
あるいはゼロであるならば、信号HPOSはその有効範囲内
にあり、ゼロの値は加算器616によりHPOSから引かれ
る。S6が正であれば、その値は信号HPOSがその上限を超
える量である。この値は加算器616により引かれ、上限
内にある信号HPOSを発生する。しかしながら、信号HPOS
は依然としてゼロの加減よりも小さいままであることが
ある。HPOSは14個のアンドゲート67のバンクにより、そ
の下限内に(すなわち、ゼロよりも大きいか等しい)制
限される。ゲート617の第1の入力端子は、加算器616か
ら供給される信号の14個のLSBをそぞれ受け取るように
結合される。アンドゲート617の各々の第2の入力端子
は、加算器616から供給される信号のMSB(すなわち、符
号ビット)の反転されたものを受け取るように結合され
る。加算器616から供給される信号が負のとき、アンド
ゲート617は非作動化され、ゼロ値を発生する。そうで
なければ、ゲート617は第1の入力端子に供給される値
を通過させる。
アンドゲート617から供給される出力信号は同期化ラ
ッチ618を通り信号HPOS′を発生する。この信号は第1
図に示すズーム回路に供給される水平位置信号である。
同様な修正が信号VPOSに与えられる。信号S4、すなわ
ち、信号(ZR−256)は、ディジタル値源630aからの4
個の論理“0"の値LSBの連結により、16が掛けられる。
この積は信号P7であり、同期化ラッチ630に供給され
る。使用者が要求する垂直中心値VPOSは同期化ラッチ64
1に供給される。ラッチ641の12ビットの出力信号は、1
番目の最上位ビット位置において論理“0"を連結するこ
とにより13ビットに拡大される。信号VPOSのこの13ビッ
トの変形信号はS10と称される。信号S10は加算器632に
よりラッチ630から供給される信号に加えられる。
加算器632の出力信号S11は、式[VPOS+6×(ZR−25
6)]により表わされる或る1つの値をもっている。S11
が正であるならば、その値は信号VPOSの上限における誤
差を表わす。S11が負またはゼロであるならば、誤差は
無い。従って、信号S11は13個のナドゲート633のバンク
によりゼロまたは正となるように制限され、加算器635
により信号VPOSから引かれる。加算器635は上述した加
算器616と同じ様に構成されている。加算器635から供給
される出力信号S13はVPOS信号であり、その上限以内に
あるように制限されている。信号VPOSは、12個のアンド
ゲート636のバンクにより、その下限以内にある(すな
わち、ゼロよりも大きい)ように制限されている。アン
ドゲート636から供給される出力信号は、十分に制限さ
れた信号VPOS′を発生する同期化ラッチ637に供給され
る。この信号は、第1図に示すズーム系に供給される垂
直位置信号である。
第6図に示す回路により発生される信号HPOS′および
VPOS′は、常に完全に有効ビデオ領域内にある拡大画像
を発生するように制限される。
第7図から第10図までは本発明の第3の実施例を示
す。このシステムでは、視聴者による制御手段23を使用
して増加変更が要求されると、マイクロプロセッサ712
により水平および垂直中心位置が調整される。水平およ
び垂直中心位置は8ビットの値として記憶され処理され
る。これらの値はそれぞれ14および12ビットのスタート
・ピクセル値HPOSおよびVPOSに変換され、このHPOSおよ
びVPOSは第1図に示すズーム系に供給される。この方法
を使用して、HPOSの値はソース画像のピクセルを3ピク
セルずつ増加して調整され、VPOSの値はソース画像の走
査線を1ラインずつ増加して調整される。またマイクロ
プロセッサ712は、ズーム比率信号ZRを増加あるいは減
少させることにより拡大率を調節する拡大率は1対およ
び5対1の範囲に制限される。信号ZRを調節するとき、
水平および垂直中心位置を再評価して、帰線消去期間が
表示されるのを防止するためにこれらの信号を更に調節
するのが好ましいかどうかを決定する。
マイクロプロセッサ712を制御するプログラムのアセ
ンブリ言語のリストはこのの明細書の付録として含まれ
ている。このプログラムは(株)日立製作所が製作した
HD63BO1YOマイクロプロセッサ用のアセンブリ言語で書
かれている。
第7図で、視聴者による制御がボタン51,52,55,56,58
および59はインターフェース回路710に結合される。こ
の回路は、視聴者が押す1つまたはそれ以上のボタンの
動作を、マイクロプロセッサ712用の一連の指令に変換
する。この実施例では、操作者による制御手段23はリモ
ート・コントロール送信機である。インターフェース71
0は一連の赤外線信号を発生するリモート・コントロー
ル送信機内部の回路であると共に、これらの信号をマイ
クロプロセッサ712用の指令に変換するテレビジョン受
像機内部の回路である。
マイクロプロセッサ712はこれらのインクリメンタル
指令を解釈して、第1図に示すズーム系に供給するため
の信号ZR,HPOSおよびVPOSを発生する。信号ZR,HPOSおよ
びVPOSは、計算されると、マイクロプロセッサ712によ
り、それぞれのラッチ714,716および718に記憶される。
第8図は、信号ZR,HPOSおよびVPOSを発生するために
マイクロプロセッサ712により実行される例示的な主プ
ログラムのフローチャートである。第8図で、指令はス
テップ810でインターフェース710から受け取られる。ス
テップ812は、この指令が信号ZRの調節であるかどうか
を判定する。そうであれば、ステップ818でズーム・ル
ーチンが呼び出される。指令がズームの調節でなけれ
ば、ステップ812は制御をステップ814に移す。ステップ
814は、指令が水平中心位置を調節するためのものであ
れば、水平位置ルーチンをステップ820で呼び出す。指
令がズームの変更でもなくまた水平位置の変更でもなけ
れば、制御はステップ816に移り、指令が垂直中心の調
節であるかどうかを判定する。そうであれば、指令816
はステップ822で垂直位置ルーチンを呼び出す。指令が
垂直中心を調節する指令でなければ、制御はステップ81
0に移され、次の指令を待つ。ステップ818,820および82
2で呼び出したルーチンが制御を主プログラムに戻した
後、次の指令を待つためにステップ810が実行される。
第9図は例示的な水平位置ルーチンのフローチャート
である。このルーチンはステップ900で始まり、ステッ
プ900は主プログラムから指令を受け取る。ステップ910
は指令が増加指令であるか減少指令であるかを判定する
ために、受け取った指令のタイプをテストする。増加指
令であるならば、ステップ912が実行され、8ビットの
水平中心位置変数HCに1の値が加えられる。指令が減少
指令であるならば、ステップ914が実行され、変数HCか
ら1の値が引かれる。ステップ912とステップ914は両方
共、制御をステップ916に移すステップである。
ステップ916は変数HCにより保持されている値がZR/2
よりも小さいかどうかを判定する。HCの値がZR/2よりも
小さければ、拡大画像の左側に水平帰線消去期間の部分
が含まれることがある。これを防ぐために、ステップ91
8が実行され、ZR/2の値を変数HCに割り当てる。次のス
テップ920が実行され、変数HCに保持されている値が256
−ZR/2よりも大きいかどうかを判定する。HCの値が256
−ZR/2よりも大きければ、画像の右側に水平帰線消去期
間の部分が含まれることがある。これを防ぐために、ス
テップ922が実行され、(256−ZR/2)の値を変数HCに割
り当てる。
次のステップ924で、HCに保持されている値に64を掛
け、その結果を変数HC1に貯える。この処理で、8ビッ
トのHCの値が等価な14ビットの値に変換される。またス
テップ924では、値HC1から水平スタート位置の値を発生
し、この発生された値を変数HPOSに貯える。この変換の
ためのアルゴリズムは前記の式(4)で与えられる。ス
テップ926で、値HPOSはマイクロプロセッサ712によりラ
ッチ716に供給される。このルーチンの最終ステップ928
では、水平位置ルーチンを呼び出したプログラムに制御
を戻す。
垂直位置ルーチンは第9図に示す水平位置ルーチンと
同じであるが、変数HC,HC1およびHPOSの代りに変数VC,V
C1およびVPOSを使用し、ステップ924で、VCに64に代り
に16を掛け、式(4)の代りに式(5)を使い、VC1に
保持されている値をVPOSに貯えられる値に変換する。
第10図は、この実施例に使用するのに適したズーム・
ルーチンのフローチャートである。ズーム・ルーチンは
ステップ1000で始まり、インターフェース710から指令
を受け取る。ステップ1010では、指令が信号ZRをインク
リメントする(拡大率を減少させる)ことを要求してい
るのかそれともデクリメントする(拡大率を増加させ
る)ことを要求しているのかを判定する。ZRをインクリ
メントすべきであるならば、ステップ1012が実行され、
そうでなければステップ1014が実行される。このルーチ
ンの次のステップ1016では、変数ZRに保持されている値
が51よりも小さいかどうかを判定する。この値は拡大率
5:1(この実施例に使用するため任意に設定した最大
値)に相当する。ZRが51より小さければ、ステップ1018
でZRを51にセットする。ステップ1020で、変数ZRに保持
されているインクリメント値が256よりも大きいかどう
かを判定する。この値は最小拡大率1:1に相当する。ス
テップ1022で、ZRに保持する値は256に制限される。ZR
に保持する値を最新にした後、ステップ1024で水平位置
ルーチンを呼び出し、ステップ1026で垂直位置ルーチン
を呼び出して、ZRの新しい値を用いてHCとVCの現在値を
計算し直す。HCおよびVCのこれらの計算し直された値に
より、帰線消去期間が拡大画像の1部分として表示され
ないことが確実となる。ステップ1028で、ZR,HPOSおよ
びVPOSの計算された値がレジスタ714,716および718の中
に書き込まれ、ステップ1030で、制御は主プログラムに
戻される。
本発明を3つの例示的な実施例に関連して説明したけ
れども、本発明は、特許請求の範囲の精神とその範囲内
で変更を加えて実施することが考えられる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、画像ズーム機能を備えたテレビジョン受像機
のブロック図である。 第1a図は第1図に示すテレビジョン受像機と共に使用す
るのに適したズーム制御系の図である。 第2図は、第1図に示すテレビジョン受像機に使用する
のに適した出力制御回路のブロック図である。 第3図は、視聴者が選択する拡大率を制限する、別の出
力制御回路の1部のブロック図である。 第4図、第5A図および第5B図は、視聴者が選択する水平
・垂直スタート位置を制限する別の出力制御回路の他の
部分のブロック図である。 第6図は、第3図,第4図,第5A図および第5B図に示す
制御回路を拡大する回路のブロックである。 第7図は、視聴者が選択する垂直・水平スタート位置お
よび拡大率を制限する、第2の別の出力制御回路のブロ
ック図である。 第8図,第9図および第10図は、第7図に示す制御回路
の動作を説明するのに役立つフローチャート図である。 23……視聴者による制御手段、25……出力制御回路、5
1、52……垂直上下中心位置制御手段、55、56……水平
左右中心位置制御手段、57……リセットボタン、58……
ズームイン・ステップ制御手段、59……ズームアウト・
ステップ制御手段、218、223……大きさ比較器、242、2
43……乗算器、244、248……減算器。
フロントページの続き (72)発明者 デイビツド ジエイ ダフイールド アメリカ合衆国 インデイアナ州 イン デイアナポリス ノース・ブロードウエ イ 6146 (56)参考文献 特開 昭57−93788(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ソース画像の有効ビデオ部分から選択され
    た一部を表わす画像を可変的に拡大するためのテレビジ
    ョン受像機用装置であって、 前記一部が選択されるソース画像を貯えるメモリ手段
    と、 ソース画像のうちの拡大される前記一部を選択する選択
    手段であって、選択された部分の中心点を少なくとも第
    1の座標方向に設定するための視聴者用の第1の制御手
    段、および拡大画像を発生するために拡大率を調節し、
    選択された部分を調節された拡大率で発生させるための
    視聴者用の第2の制御手段を含んでいる前記選択手段
    と、 貯えられた画像のうち拡大される部分を前記メモリ手段
    から読み出すためのメモリ読出しアドレス手段と、 前記メモリ読出しアドレス手段に結合され、前記拡大率
    に応答し、前記ソース画像のうち前記有効ビデオ部分の
    外にある部分が前記メモリの出力に含まれないようにす
    るための出力制御手段とを具えた、前記テレビジョン受
    像機用装置。
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