JP2557582Y2 - 畜舎の床敷用の挽粉自動製造装置 - Google Patents
畜舎の床敷用の挽粉自動製造装置Info
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Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A01—AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
- A01K—ANIMAL HUSBANDRY; AVICULTURE; APICULTURE; PISCICULTURE; FISHING; REARING OR BREEDING ANIMALS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; NEW BREEDS OF ANIMALS
- A01K1/00—Housing animals; Equipment therefor
- A01K1/01—Removal of dung or urine, e.g. from stables
- A01K1/0135—Removal of dung or urine, e.g. from stables by means of conveyor belts
-
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- A01K1/00—Housing animals; Equipment therefor
- A01K1/0047—Air-conditioning, e.g. ventilation, of animal housings
- A01K1/0052—Arrangement of fans or blowers
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、畜舎の床敷用の挽粉自
動製造装置の改良に関する。
動製造装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、本材の挽粉を畜舎で、飼養する家
畜の排泄物の処理のため畜舎の床敷として、本材の挽粉
が採用され、一般化しつつある。そして、このような挽
粉の需要に伴い、木片を挽いて、畜舎の床敷にする挽粉
を製造する装置が、普及しつつある。この装置は、木片
を粉砕するものであり、畜舎の床敷に使用する商品とし
て適当な量の挽粉を量り採る計量装置と併用されるもの
である。このように挽粉製造装置によって作られた挽粉
を、商品として適当な単位に量りとる上記計測装置へ自
動的に送るために、攪拌装置が、その移送経路の途中に
介される。これは、常に一定量の量り取りが可能なよう
に上記移送経路に介されるものである。詳述すると、こ
の攪拌装置は、挽粉製造装置から送られてくる挽粉を一
端堰き止めることにより必要量溜めた状態を維持する攪
拌室を備え、この攪拌室内に設けられたミキサー等の駆
動によって、所定量の挽粉を攪拌室から計測装置へ送り
出すものである。特に、このような攪拌室は、近年この
ような畜舎の床敷にする挽粉の受容の増大から、大量に
挽粉を製造することが可能なものが必要とされている。
このため、このような状況に従って、攪拌装置の攪拌室
も、大きな背丈の高いものが用いられている。
畜の排泄物の処理のため畜舎の床敷として、本材の挽粉
が採用され、一般化しつつある。そして、このような挽
粉の需要に伴い、木片を挽いて、畜舎の床敷にする挽粉
を製造する装置が、普及しつつある。この装置は、木片
を粉砕するものであり、畜舎の床敷に使用する商品とし
て適当な量の挽粉を量り採る計量装置と併用されるもの
である。このように挽粉製造装置によって作られた挽粉
を、商品として適当な単位に量りとる上記計測装置へ自
動的に送るために、攪拌装置が、その移送経路の途中に
介される。これは、常に一定量の量り取りが可能なよう
に上記移送経路に介されるものである。詳述すると、こ
の攪拌装置は、挽粉製造装置から送られてくる挽粉を一
端堰き止めることにより必要量溜めた状態を維持する攪
拌室を備え、この攪拌室内に設けられたミキサー等の駆
動によって、所定量の挽粉を攪拌室から計測装置へ送り
出すものである。特に、このような攪拌室は、近年この
ような畜舎の床敷にする挽粉の受容の増大から、大量に
挽粉を製造することが可能なものが必要とされている。
このため、このような状況に従って、攪拌装置の攪拌室
も、大きな背丈の高いものが用いられている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】このような装置におい
て、粉砕後移送管内の挽粉を送風により、攪拌装置へ移
送していたのであるが、上記の通り、攪拌処理に用いら
れる攪拌室は、高さの大きなものであり、大量な挽粉の
移送中往々にして、移送装置内で挽粉が詰まってしまう
事態が生じた。特に杉の挽粉等粘着性の高いものにあっ
ては、少々移送力の大きな移送装置を用いても、上述の
ような挽粉の移送がうまくいかない場合が頻発した。
又、上記従来の送風により移送を行うものは、大量に挽
粉の移送が可能であるものとした場合、高さが二階建て
以上にもなり、家屋の上方への建て増しや装置のメイン
テナンス等、高所での作業技術或いは作業資格を有する
者が必要となる。このため、近年のこのような高所作業
者の激減により、装置の設置やメインテナンスが思うよ
うに行えない状況が生じつつある。本願考案は、このよ
うな課題の解快を目的とする。
て、粉砕後移送管内の挽粉を送風により、攪拌装置へ移
送していたのであるが、上記の通り、攪拌処理に用いら
れる攪拌室は、高さの大きなものであり、大量な挽粉の
移送中往々にして、移送装置内で挽粉が詰まってしまう
事態が生じた。特に杉の挽粉等粘着性の高いものにあっ
ては、少々移送力の大きな移送装置を用いても、上述の
ような挽粉の移送がうまくいかない場合が頻発した。
又、上記従来の送風により移送を行うものは、大量に挽
粉の移送が可能であるものとした場合、高さが二階建て
以上にもなり、家屋の上方への建て増しや装置のメイン
テナンス等、高所での作業技術或いは作業資格を有する
者が必要となる。このため、近年のこのような高所作業
者の激減により、装置の設置やメインテナンスが思うよ
うに行えない状況が生じつつある。本願考案は、このよ
うな課題の解快を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで、本願第1の考案
に係る畜舎の床敷用の挽粉自動製造装置は、木材を粉砕
して挽粉を製造することが可能な挽粉製造装置1と、上
方が開口しその内部に所定量の挽粉を溜め攪拌を行うこ
とが可能な攪拌室30と、挽粉製造装置1から挽粉を攪
拌室30の上記開口へ運び上げることが可能なコンベア
22とを備える。コンベア22は、移送部と、移送部上
面に互いに適宜間隔を隔てて立設した状態に配位された
複数の掻き上げ板220とを有するものであり、掻き上
げ板220が、移送部上面の挽粉を攪拌室30の開口へ
運び上げるものである。又、本願第2の考案に係る畜舎
の床敷用の挽粉自動製造装置は、木材を粉砕して挽粉を
製造することが可能な挽粉製造装置1と、上方が開口し
その内部に所定量の挽粉を溜め攪拌を行うことが可能な
攪拌室30と、挽粉製造装置1から挽粉を攪拌室30へ
運ぶことが可能な移送装置2とを備える。移送装置2
は、挽粉の通路をなす移送管を有しこの移送管に風を送
ることにて挽粉を挽粉製造装置1から運び出す送風移送
部21と、送風移送部21にて運ばれてきた挽粉を載せ
て攪拌室30の上記開口へ運び上げることが可能なコン
ベア等の機械的移送部22とにて構成されたものであ
る。
に係る畜舎の床敷用の挽粉自動製造装置は、木材を粉砕
して挽粉を製造することが可能な挽粉製造装置1と、上
方が開口しその内部に所定量の挽粉を溜め攪拌を行うこ
とが可能な攪拌室30と、挽粉製造装置1から挽粉を攪
拌室30の上記開口へ運び上げることが可能なコンベア
22とを備える。コンベア22は、移送部と、移送部上
面に互いに適宜間隔を隔てて立設した状態に配位された
複数の掻き上げ板220とを有するものであり、掻き上
げ板220が、移送部上面の挽粉を攪拌室30の開口へ
運び上げるものである。又、本願第2の考案に係る畜舎
の床敷用の挽粉自動製造装置は、木材を粉砕して挽粉を
製造することが可能な挽粉製造装置1と、上方が開口し
その内部に所定量の挽粉を溜め攪拌を行うことが可能な
攪拌室30と、挽粉製造装置1から挽粉を攪拌室30へ
運ぶことが可能な移送装置2とを備える。移送装置2
は、挽粉の通路をなす移送管を有しこの移送管に風を送
ることにて挽粉を挽粉製造装置1から運び出す送風移送
部21と、送風移送部21にて運ばれてきた挽粉を載せ
て攪拌室30の上記開口へ運び上げることが可能なコン
ベア等の機械的移送部22とにて構成されたものであ
る。
【0005】
【作用】上記のような構成を採ることにより、本願第1
の考案に係る装置は、互いに適宜間隔を隔てて立設され
た複数の掻き上げ板220を移送部表面に配位するコン
ベア221を採用し、掻き上げ板220が強制的に挽粉
を上方に押し上げるものであるため、挽粉が移送途中で
詰まることがない。従って、挽粉製造装置1によって製
造された大量の挽粉を効率よく上記高さのある攪拌室3
0の開口に運び上げることが可能である。又本願第2の
考案に係る装置は、従来の送風により挽粉の移送を行う
送風移送部21と、コンベア等の機械的移送部22とを
併設することにより、移送装置2に嵩高な大型のものを
用いることなく、挽粉製造装置1によって製造された大
量の挽粉を効率よく上記高さのある攪拌室3に運び上げ
ることが可能である。
の考案に係る装置は、互いに適宜間隔を隔てて立設され
た複数の掻き上げ板220を移送部表面に配位するコン
ベア221を採用し、掻き上げ板220が強制的に挽粉
を上方に押し上げるものであるため、挽粉が移送途中で
詰まることがない。従って、挽粉製造装置1によって製
造された大量の挽粉を効率よく上記高さのある攪拌室3
0の開口に運び上げることが可能である。又本願第2の
考案に係る装置は、従来の送風により挽粉の移送を行う
送風移送部21と、コンベア等の機械的移送部22とを
併設することにより、移送装置2に嵩高な大型のものを
用いることなく、挽粉製造装置1によって製造された大
量の挽粉を効率よく上記高さのある攪拌室3に運び上げ
ることが可能である。
【0006】
【実施例】以下、図面を基に本願考案の実施例を具体的
に説明する。図1及び図2へ本願考案の一実施例を示
す。先ず、本願考案に係る装置の全体の概要を順に説明
する。図1の左手に配された挽粉製造装置1により、畜
舎の床敷用の挽粉が製造される。詳述すると投入口10
より、投入された木材片を装置内部の回転刃によって粉
砕し、挽粉とするものである。
に説明する。図1及び図2へ本願考案の一実施例を示
す。先ず、本願考案に係る装置の全体の概要を順に説明
する。図1の左手に配された挽粉製造装置1により、畜
舎の床敷用の挽粉が製造される。詳述すると投入口10
より、投入された木材片を装置内部の回転刃によって粉
砕し、挽粉とするものである。
【0007】この挽粉製造装置1の挽粉の排出口付近に
は、挽粉の移送装置2が配設されている。この移送装置
2は、挽粉の送風移送部21と機械的移送部22とにて
構成されている。図2は、挽粉製造装置1及びその付近
の構成の略平面図を示している。送風移送部21と機械
的移送部22の双方は、共に挽粉製造装置1によって製
造された挽粉を攪拌装置3の有する攪拌室30へ移送す
るものである。この攪拌室30は、上方が開口してお
り、この上方から挽粉が内部へ投入されるものである。
は、挽粉の移送装置2が配設されている。この移送装置
2は、挽粉の送風移送部21と機械的移送部22とにて
構成されている。図2は、挽粉製造装置1及びその付近
の構成の略平面図を示している。送風移送部21と機械
的移送部22の双方は、共に挽粉製造装置1によって製
造された挽粉を攪拌装置3の有する攪拌室30へ移送す
るものである。この攪拌室30は、上方が開口してお
り、この上方から挽粉が内部へ投入されるものである。
【0008】上記送風移送部21は、挽粉製造装置1に
よって製造された上記挽粉を上記攪拌室30に運び上げ
るべく、挽粉を通す移送管211と、移送管211に風
を送り挽粉を移送する送風装置210とを有するもので
ある。
よって製造された上記挽粉を上記攪拌室30に運び上げ
るべく、挽粉を通す移送管211と、移送管211に風
を送り挽粉を移送する送風装置210とを有するもので
ある。
【0009】上記機械的移送部22は、挽粉製造装置1
によって製造された挽粉を上記攪拌室30に運び上げる
べく、コンベア221と、このコンベア221の駆動部
とを備える。コンベア221は、互いに適宜間隔を隔て
て立設された複数の掻き上げ板220を移送部表面に配
位する。
によって製造された挽粉を上記攪拌室30に運び上げる
べく、コンベア221と、このコンベア221の駆動部
とを備える。コンベア221は、互いに適宜間隔を隔て
て立設された複数の掻き上げ板220を移送部表面に配
位する。
【0010】上記攪拌装置3の攪拌後、攪拌装置3より
送り出された挽粉は、コンベア等の適当な搬送装置4に
よって、袋詰め装置5に移送される。この袋詰め装置5
によって袋詰めされた挽粉は、アルミローラーコンベア
ー等の適当な搬出装置6によって他へ搬送される。
送り出された挽粉は、コンベア等の適当な搬送装置4に
よって、袋詰め装置5に移送される。この袋詰め装置5
によって袋詰めされた挽粉は、アルミローラーコンベア
ー等の適当な搬出装置6によって他へ搬送される。
【0011】以下上記装置を構成する各部について、詳
述する。挽粉製造装置1として、適当な一実施例を面3
へ示す。図3中、101は前部ローラーカバー、103
は基体、104は下部チェーンコンベア、105は後部
ローラーカバー、106はローラーチェーンカバー、1
07は軸受セット装置、108は先端軸受カバー、10
9はプーリー、110はフック、111はエアー調整
口、112はエアー調整板、113はモーターベース、
114はモーター、115はプーリー、117は切削
刃、118は間座、121は後部ローラー、122は前
部ローラー、131及び132は油圧シリンダー、そし
てaはピストンロッド、bはシリンダーチューブを示し
ている。上記前部ローラーカバー101と、後部ローラ
ーカバー105とは、基体103に夫々一方の端部が軸
止されて回動自在であり、又上記前部ローラーカバー1
01,101と後部ローラーカバー105,105は、
夫々左右別々に回動可能である。更に油圧シリンダー1
31と油圧シリンダー132は、夫々ピストンロッドa
とシリンダーチューブbとからなり、油圧シリンダー1
31はピストンロッドaが前部ローラーカバー101
に、油圧シリンダー132はピストンロッドaが後部ロ
ーラーカバー105に軸止されており、そして油圧シリ
ンダー131と油圧シリンダー132各々のシリンダー
チューブb,bは基体103に夫々軸止されている。
述する。挽粉製造装置1として、適当な一実施例を面3
へ示す。図3中、101は前部ローラーカバー、103
は基体、104は下部チェーンコンベア、105は後部
ローラーカバー、106はローラーチェーンカバー、1
07は軸受セット装置、108は先端軸受カバー、10
9はプーリー、110はフック、111はエアー調整
口、112はエアー調整板、113はモーターベース、
114はモーター、115はプーリー、117は切削
刃、118は間座、121は後部ローラー、122は前
部ローラー、131及び132は油圧シリンダー、そし
てaはピストンロッド、bはシリンダーチューブを示し
ている。上記前部ローラーカバー101と、後部ローラ
ーカバー105とは、基体103に夫々一方の端部が軸
止されて回動自在であり、又上記前部ローラーカバー1
01,101と後部ローラーカバー105,105は、
夫々左右別々に回動可能である。更に油圧シリンダー1
31と油圧シリンダー132は、夫々ピストンロッドa
とシリンダーチューブbとからなり、油圧シリンダー1
31はピストンロッドaが前部ローラーカバー101
に、油圧シリンダー132はピストンロッドaが後部ロ
ーラーカバー105に軸止されており、そして油圧シリ
ンダー131と油圧シリンダー132各々のシリンダー
チューブb,bは基体103に夫々軸止されている。
【0012】この挽粉製造装置1の動作状態について説
明すると、下部チェーンコンベアー104に後方より、
装置は木材を乗せて、これを前方へ移送する。次に下部
チェーンコンベアー104と後部ローラー121及び前
部ローラー122にて木材を押圧移送するが、このと
き、後部ローラーカバー105と基体103との間に架
設された油圧シリンダー132(本体左側のものは図示
せず)と、前部ローラーカバー101と基体103の間
に架設された油圧シリンダー131(本体左側のものは
図示せず)によって、夫々後部ローラー121と、前部
ローラー122は前記下部チェーンコンベア104の方
向に引っ脹られ、下部チェーンコンベア104上の木材
を押圧する。
明すると、下部チェーンコンベアー104に後方より、
装置は木材を乗せて、これを前方へ移送する。次に下部
チェーンコンベアー104と後部ローラー121及び前
部ローラー122にて木材を押圧移送するが、このと
き、後部ローラーカバー105と基体103との間に架
設された油圧シリンダー132(本体左側のものは図示
せず)と、前部ローラーカバー101と基体103の間
に架設された油圧シリンダー131(本体左側のものは
図示せず)によって、夫々後部ローラー121と、前部
ローラー122は前記下部チェーンコンベア104の方
向に引っ脹られ、下部チェーンコンベア104上の木材
を押圧する。
【0013】上述の通り挽粉製造装置1内において、移
送された木材は、この後回転している切削刃117に粉
砕され、目的とする挽粉となり、切削刃117の下のス
クリーン(図示せず)を通って落下収納され取り出され
る。切削刃117はモーター114の回転によりプーリ
ー115とプーリー109間に架設されたベルト(図示
せず)を介して反時計回りの方向に回転する。又後部ロ
ーラー121は及び前部ローラー122はモーター(図
示せず)によりチェーンホイルを介してチェーン駆動す
る構成を採っている。
送された木材は、この後回転している切削刃117に粉
砕され、目的とする挽粉となり、切削刃117の下のス
クリーン(図示せず)を通って落下収納され取り出され
る。切削刃117はモーター114の回転によりプーリ
ー115とプーリー109間に架設されたベルト(図示
せず)を介して反時計回りの方向に回転する。又後部ロ
ーラー121は及び前部ローラー122はモーター(図
示せず)によりチェーンホイルを介してチェーン駆動す
る構成を採っている。
【0014】木材を上述の下部チェーンコンベア104
に乗せて切削刃117の方向へ送り込んだ際、上方に設
置された左右の後部ローラー122,122で上記木材
を下方に押圧し下部チェーンコンベア104とで押圧移
送する。これは木材が切削刃117によって削られると
きに(粉砕されるときに)生じる振動及び衝撃による木
材の後戻りや浮き上がりを防ぐための手段である。特に
木材が大きなものである場合や堅いものである場合、強
い力で押圧せねばならない。そこで、この実施例の装置
においては、左右の前部ローラー122,122を軸止
する左右の前部ローラーカバー101,101基体10
3との間に油圧シリンダー131(本体左側のものは、
図示せず)を架設し、油圧ポンプ(図示せず)の力を利
用してより強い力で上記前部ローラー122,122を
下方向に加圧し、前記下部ローラー121,121も同
様に後部ローラーカバー105,105と基体103の
間に架設された油圧シリンダー132(本体左側のもの
は図示せず)によって上述の前部ローラー122,12
2と同様の作用をなす。
に乗せて切削刃117の方向へ送り込んだ際、上方に設
置された左右の後部ローラー122,122で上記木材
を下方に押圧し下部チェーンコンベア104とで押圧移
送する。これは木材が切削刃117によって削られると
きに(粉砕されるときに)生じる振動及び衝撃による木
材の後戻りや浮き上がりを防ぐための手段である。特に
木材が大きなものである場合や堅いものである場合、強
い力で押圧せねばならない。そこで、この実施例の装置
においては、左右の前部ローラー122,122を軸止
する左右の前部ローラーカバー101,101基体10
3との間に油圧シリンダー131(本体左側のものは、
図示せず)を架設し、油圧ポンプ(図示せず)の力を利
用してより強い力で上記前部ローラー122,122を
下方向に加圧し、前記下部ローラー121,121も同
様に後部ローラーカバー105,105と基体103の
間に架設された油圧シリンダー132(本体左側のもの
は図示せず)によって上述の前部ローラー122,12
2と同様の作用をなす。
【0015】この過程において、前部ローラー122,
122及び後部ローラー121,121は左右別々に木
材を押圧移送できる。従って夫々に設置された油圧シリ
ンダー131,132にて各々のローラー122,12
2,121,121に対して、必要なだけの力の配分を
加え、無理なく、又確実に木材を押圧移送できる。
122及び後部ローラー121,121は左右別々に木
材を押圧移送できる。従って夫々に設置された油圧シリ
ンダー131,132にて各々のローラー122,12
2,121,121に対して、必要なだけの力の配分を
加え、無理なく、又確実に木材を押圧移送できる。
【0016】この実施例の油圧シリンダー131,13
2は各々のローラーカバー101,101,105,1
05を下方に引っ張るのみでなく、点検等の際、上記ロ
ーラーカバー101,101,105,105を持ち上
げることができ、効果的である。又上記実施例におい
て、加圧装置として油圧のポンプとシリンダーを採用し
ているが、これに限定することはなく、例えば空気圧や
水圧等の他の流体によって作動するものを採用しても実
施可能である。
2は各々のローラーカバー101,101,105,1
05を下方に引っ張るのみでなく、点検等の際、上記ロ
ーラーカバー101,101,105,105を持ち上
げることができ、効果的である。又上記実施例におい
て、加圧装置として油圧のポンプとシリンダーを採用し
ているが、これに限定することはなく、例えば空気圧や
水圧等の他の流体によって作動するものを採用しても実
施可能である。
【0017】更に上記実施例の装置において、切削部に
円盤状の切削刃117し同じく円盤状の間座118を使
用している。この構成について、以下詳述する。
円盤状の切削刃117し同じく円盤状の間座118を使
用している。この構成について、以下詳述する。
【0018】図4は切削刃114と間座118を示す要
部略断面図である。これは、特公昭59−5527号公
報に見られる挽粉用カッターの間座を改良したものであ
る。先ず周面にチップ141が形成された円盤状の切削
刃117をその直径の一つを折り目として折曲し、側面
視略「く」の字型に形成する。この切削刃117を複数
重ねてドラム状のカッターをなす。この際、各切削刃1
17,117間に間座118の外周の両端縁部144,
144はテーパ面になっており、このテーパ面になって
おり、このテーパ面は合流部分145が曲面になってい
る。また本実施例においては、両テーパ面は互いに13
5゜前後の角をなして実施しているが、これに限定され
るものでなく、他の角度を持って実施することも可能で
ある。以上の構成によって回転式のドラム状の切削部を
形成する。又、この間座118を使用せず、図5に示さ
れるような外周面が平らな間座118の外周面とチップ
141(即ち間座118の外周面と近い方のチップ)の
先端との間隔Xは、約2.5〜4mmとなるように構成
すれば効果的である。特に上記間隔約2.5mmがカッ
ターの木材挽力を低下させない下限である(逆に約4m
mがチップとその付近の強度を低下させないための下限
である)。以上に挽粉製造装置1として、実施に適当な
装置を掲げたが、このような装置に限定するものではな
く、他の構成を採る挽粉製造装置を採用することも可能
である。
部略断面図である。これは、特公昭59−5527号公
報に見られる挽粉用カッターの間座を改良したものであ
る。先ず周面にチップ141が形成された円盤状の切削
刃117をその直径の一つを折り目として折曲し、側面
視略「く」の字型に形成する。この切削刃117を複数
重ねてドラム状のカッターをなす。この際、各切削刃1
17,117間に間座118の外周の両端縁部144,
144はテーパ面になっており、このテーパ面になって
おり、このテーパ面は合流部分145が曲面になってい
る。また本実施例においては、両テーパ面は互いに13
5゜前後の角をなして実施しているが、これに限定され
るものでなく、他の角度を持って実施することも可能で
ある。以上の構成によって回転式のドラム状の切削部を
形成する。又、この間座118を使用せず、図5に示さ
れるような外周面が平らな間座118の外周面とチップ
141(即ち間座118の外周面と近い方のチップ)の
先端との間隔Xは、約2.5〜4mmとなるように構成
すれば効果的である。特に上記間隔約2.5mmがカッ
ターの木材挽力を低下させない下限である(逆に約4m
mがチップとその付近の強度を低下させないための下限
である)。以上に挽粉製造装置1として、実施に適当な
装置を掲げたが、このような装置に限定するものではな
く、他の構成を採る挽粉製造装置を採用することも可能
である。
【0019】次に移送装置2の、上記送風移送部21及
び機械的移送部22について、適当な実施例を掲げて詳
述する。図6及び図7は、上述の挽粉製造装置1と送風
移送部21と機械的移送部22とを、自動挽粉製造装置
に、実際に組み込んだ状態で示している。既述の通り送
風移送部21は、挽粉製造装置1によって製造された上
記挽粉を上記攪拌室30に運び上げるべく、挽粉を通す
移送管211と、移送管211に風を送り挽粉を移送す
るファン等の送風装置210とを有するものである。図
中212は、送風装置210に至るまでの挽粉の移送経
路をなす前移送管を示している。前移送管212の先端
213は、既述の切削刃117及び間座118等が形成
する回転式のドラム状の切削部の上方に接続される(図
7)。これは、既述の切削刃117の下のスクリーン
(図示せず)を経ない所謂スクレーバ(爪楊枝状の木
片)の移送を目的とするからである。又送風移送部21
の後端は、機械的移送部22の移送経路の途中に配置さ
れる。ここでは、高さを抑えるために、機械的移送部2
2の水平部分に、送風移送部21の後端が位置するもの
を掲げた。しかし、少々高さが増すことが許されるので
あれば、送風移送部21の後端を機械的移送部22の起
立部分の途中に位置させて実施することも可能である。
尚送風移送部21の後端は、通常サイクロンと呼ばれる
挽粉の落下装置214が形成されている。この送風移送
部21は、機械的移送部22の補助的なものであるか
ら、不必要であれば、上記の実施例と異なり、機械的移
送部22のみ設置し、送風移送部21は、装置に設けず
に実施することも可能である(図示しない)。図1及び
後に説明する図7の150は油圧シリンダー131,1
32等に圧を送る油圧タンクユニットを示している。又
170は、装置全体を統括する制御盤を示しており、1
80は、機械的移送部22の移送量の調整を目的とする
制御装置を示している。
び機械的移送部22について、適当な実施例を掲げて詳
述する。図6及び図7は、上述の挽粉製造装置1と送風
移送部21と機械的移送部22とを、自動挽粉製造装置
に、実際に組み込んだ状態で示している。既述の通り送
風移送部21は、挽粉製造装置1によって製造された上
記挽粉を上記攪拌室30に運び上げるべく、挽粉を通す
移送管211と、移送管211に風を送り挽粉を移送す
るファン等の送風装置210とを有するものである。図
中212は、送風装置210に至るまでの挽粉の移送経
路をなす前移送管を示している。前移送管212の先端
213は、既述の切削刃117及び間座118等が形成
する回転式のドラム状の切削部の上方に接続される(図
7)。これは、既述の切削刃117の下のスクリーン
(図示せず)を経ない所謂スクレーバ(爪楊枝状の木
片)の移送を目的とするからである。又送風移送部21
の後端は、機械的移送部22の移送経路の途中に配置さ
れる。ここでは、高さを抑えるために、機械的移送部2
2の水平部分に、送風移送部21の後端が位置するもの
を掲げた。しかし、少々高さが増すことが許されるので
あれば、送風移送部21の後端を機械的移送部22の起
立部分の途中に位置させて実施することも可能である。
尚送風移送部21の後端は、通常サイクロンと呼ばれる
挽粉の落下装置214が形成されている。この送風移送
部21は、機械的移送部22の補助的なものであるか
ら、不必要であれば、上記の実施例と異なり、機械的移
送部22のみ設置し、送風移送部21は、装置に設けず
に実施することも可能である(図示しない)。図1及び
後に説明する図7の150は油圧シリンダー131,1
32等に圧を送る油圧タンクユニットを示している。又
170は、装置全体を統括する制御盤を示しており、1
80は、機械的移送部22の移送量の調整を目的とする
制御装置を示している。
【0020】次に既述の通り、機械的移送部22は、そ
の先端側が、挽粉製造装置1底部に位置し、粉砕され落
下して(矢印W)排出されてくる挽粉を受ける。そして
機械的移送部22の後端側は、攪拌装置3の攪拌室30
上部に配置される。そして、この機械的移送部22は、
挽粉製造装置1によって製造された上記挽粉を上記攪拌
装置2が備える攪拌室30に運び上げるもので、図8に
示すようにチェンコンベア等のコンベア221とこのコ
ンベア221の駆動装置(図示しない)とを備える。こ
のコンベア221は、互いに適宜間隔を隔てて立設され
た複数の掻き上げ板220…220を移送部上面に配位
する。この掻き上げ板220は、互いの間に挽粉を収容
して、移送するものである。このような構成を採ること
によって急な勾配の移送通路を形成する場合も、装置内
で、挽粉が詰まることなく、押し上げられる。図6に示
す通り、この機械的移送部22は、水平部230と起立
部240とにより、構成されるものである。勿論不必要
であれば、水平部230を持たず、起立部240のみの
ものとして機械的移送部22を構成することも可能であ
る。215は、送風移送部21の後端の前記落下装置2
14から落下してくる挽粉を受けるホッパを示してい
る。又図6の241は、機械的移送部22の後端に移送
ローラ(図示せず)を設けた際このローラを駆動するた
めの動力を伝達するプーリーのカバーを示している。
の先端側が、挽粉製造装置1底部に位置し、粉砕され落
下して(矢印W)排出されてくる挽粉を受ける。そして
機械的移送部22の後端側は、攪拌装置3の攪拌室30
上部に配置される。そして、この機械的移送部22は、
挽粉製造装置1によって製造された上記挽粉を上記攪拌
装置2が備える攪拌室30に運び上げるもので、図8に
示すようにチェンコンベア等のコンベア221とこのコ
ンベア221の駆動装置(図示しない)とを備える。こ
のコンベア221は、互いに適宜間隔を隔てて立設され
た複数の掻き上げ板220…220を移送部上面に配位
する。この掻き上げ板220は、互いの間に挽粉を収容
して、移送するものである。このような構成を採ること
によって急な勾配の移送通路を形成する場合も、装置内
で、挽粉が詰まることなく、押し上げられる。図6に示
す通り、この機械的移送部22は、水平部230と起立
部240とにより、構成されるものである。勿論不必要
であれば、水平部230を持たず、起立部240のみの
ものとして機械的移送部22を構成することも可能であ
る。215は、送風移送部21の後端の前記落下装置2
14から落下してくる挽粉を受けるホッパを示してい
る。又図6の241は、機械的移送部22の後端に移送
ローラ(図示せず)を設けた際このローラを駆動するた
めの動力を伝達するプーリーのカバーを示している。
【0021】攪拌装置3は、既述の通り、所定量の挽粉
の円滑な移送を可能とすべく、一旦挽粉を堰き止めるた
めの攪拌室30を有する(図1)。この攪拌室30は、
上方が開口しており、内部にミキサー32有する(図
2)。図2の33は、このミキサー32を回転させるた
めの軸を示している。ミキサー32は、攪拌室30によ
って攪拌室30内に堰き止められた挽粉を円滑に攪拌室
30から送り出すためのものであり、ブリッジ等の発生
によって、挽粉の移送が阻害されることを排除する効果
を有するものである。そして上記軸33には、中空のも
のを採用し、軸表面に適宜数の通気口を設けて、内部に
他より温風を導入するものとして実施すれば、攪拌室3
0内の挽粉に対して、必要に応じて温風を当て乾燥させ
ることができ効果的である。勿論乾燥の必要が特になけ
れば、このような構成の軸33を採用せず、単なる回転
軸として機能するものを軸33として採用することも可
能である。攪拌室30の後部下方には、排出口31が形
成されており、ここに袋詰め装置5側へ挽粉を送る搬送
装置4の先端が配置される。この搬送装置4は、どのよ
うなものであってもよいが、挽粉を上方へ運び上げる移
送を必要とするものであるから、移送装置2の機械的移
送部22と同様の構成即ち掻き上げ板を有する構造のコ
ンベアを用いるのが適当である。
の円滑な移送を可能とすべく、一旦挽粉を堰き止めるた
めの攪拌室30を有する(図1)。この攪拌室30は、
上方が開口しており、内部にミキサー32有する(図
2)。図2の33は、このミキサー32を回転させるた
めの軸を示している。ミキサー32は、攪拌室30によ
って攪拌室30内に堰き止められた挽粉を円滑に攪拌室
30から送り出すためのものであり、ブリッジ等の発生
によって、挽粉の移送が阻害されることを排除する効果
を有するものである。そして上記軸33には、中空のも
のを採用し、軸表面に適宜数の通気口を設けて、内部に
他より温風を導入するものとして実施すれば、攪拌室3
0内の挽粉に対して、必要に応じて温風を当て乾燥させ
ることができ効果的である。勿論乾燥の必要が特になけ
れば、このような構成の軸33を採用せず、単なる回転
軸として機能するものを軸33として採用することも可
能である。攪拌室30の後部下方には、排出口31が形
成されており、ここに袋詰め装置5側へ挽粉を送る搬送
装置4の先端が配置される。この搬送装置4は、どのよ
うなものであってもよいが、挽粉を上方へ運び上げる移
送を必要とするものであるから、移送装置2の機械的移
送部22と同様の構成即ち掻き上げ板を有する構造のコ
ンベアを用いるのが適当である。
【0022】袋詰め装置5は、一定の量の袋詰めを自動
的に行うために自動秤51を備えた定量装置50を有す
るものであり、この定量装置50によって量り採られた
量の挽粉を各袋Bに詰めて行くのである(図1の52
は、自動秤の操作盤を示している)。このとき、適当な
量の挽粉の移送を搬送装置4が行えるように、定量装置
50の自動秤51からの指示に従って、上述の攪拌室3
0の排出口31の開閉を行う構成を採用すれば、より効
果的である。袋詰め装置5の後方下部、即ち挽粉排出口
付近には、挽粉を収容した袋Bを他へ移送するための搬
出装置6が配置されている。この搬出装置6によって、
倉庫或いは他への場所へ運搬する車両等に袋B詰めされ
た挽粉が運ばれるのである。
的に行うために自動秤51を備えた定量装置50を有す
るものであり、この定量装置50によって量り採られた
量の挽粉を各袋Bに詰めて行くのである(図1の52
は、自動秤の操作盤を示している)。このとき、適当な
量の挽粉の移送を搬送装置4が行えるように、定量装置
50の自動秤51からの指示に従って、上述の攪拌室3
0の排出口31の開閉を行う構成を採用すれば、より効
果的である。袋詰め装置5の後方下部、即ち挽粉排出口
付近には、挽粉を収容した袋Bを他へ移送するための搬
出装置6が配置されている。この搬出装置6によって、
倉庫或いは他への場所へ運搬する車両等に袋B詰めされ
た挽粉が運ばれるのである。
【0023】
【考案の効果】本願第1の考案に係る装置は、挽粉製造
装置によって製造された大量の挽粉を目詰まりの発生が
皆無であり、効率よく上記高さのある攪拌室の開口に運
び上げることが可能である。特に本願第1の考案の装置
は、掻き上げ板を移送部表面に有するコンベアベルトを
備えたコンベアの採用によって、従来のファンの送風に
よる移送手段を用いる必要が無くなり、装置の高さを低
く抑えることが可能である。従って、家屋の立て増しの
不要により、更には、装置設置やメインテナンスのため
に、高所作業者を必要としない。この点本願第2の考案
に係る装置は、送風移送部として従来のファンの送風に
よる移送手段が併設されたものであるが、送風移送部は
機械的移送部の補助をなす構成を採るため、送風移送部
そのものは、大型のものを用いる必要がなく、比較的装
置の高さを低く抑えることが可能である。従ってこの本
願第2の考案の装置の実施によっても、家屋の立て増し
が不要となり、更には、装置設置やメインテナンスのた
めに、高所作業者を必要としない。このように、両考案
のいずれの実施によっも、挽粉製造装置全体を従来装置
に比較して著しく小型にすることが可能となり、省スペ
ースに功を奏するものである。
装置によって製造された大量の挽粉を目詰まりの発生が
皆無であり、効率よく上記高さのある攪拌室の開口に運
び上げることが可能である。特に本願第1の考案の装置
は、掻き上げ板を移送部表面に有するコンベアベルトを
備えたコンベアの採用によって、従来のファンの送風に
よる移送手段を用いる必要が無くなり、装置の高さを低
く抑えることが可能である。従って、家屋の立て増しの
不要により、更には、装置設置やメインテナンスのため
に、高所作業者を必要としない。この点本願第2の考案
に係る装置は、送風移送部として従来のファンの送風に
よる移送手段が併設されたものであるが、送風移送部は
機械的移送部の補助をなす構成を採るため、送風移送部
そのものは、大型のものを用いる必要がなく、比較的装
置の高さを低く抑えることが可能である。従ってこの本
願第2の考案の装置の実施によっても、家屋の立て増し
が不要となり、更には、装置設置やメインテナンスのた
めに、高所作業者を必要としない。このように、両考案
のいずれの実施によっも、挽粉製造装置全体を従来装置
に比較して著しく小型にすることが可能となり、省スペ
ースに功を奏するものである。
【図1】本考案の一実施例を示す略全体側面図である。
【図2】上記実施例の要部平面図である。
【図3】上記実施例に用いる挽粉製造装置1の一実施例
を示す斜視図である。
を示す斜視図である。
【図4】挽粉製造装置1の切削刃117付近の一実施例
を示す要部正面図である。
を示す要部正面図である。
【図5】上記切削刃117の間座の他の実施例を示す要
部正面図である。
部正面図である。
【図6】送風移送部21及び機械的移送部22付近の構
成を示す側面図である。
成を示す側面図である。
【図7】送風移送部21及び機械的移送部22付近の構
成を示す平面図である。
成を示す平面図である。
【図8】送風移送部21の要部の一実施例を示す側面図
である。
である。
1 挽粉製造装置 2 移送装置 3 攪拌装置 21 送風移送部 22 機械的移送部 30 攪拌室 220 掻き上げ板 221 コンベア
Claims (2)
- 【請求項1】 本材を粉砕して挽粉を製造することが可
能な挽粉製造装置(1)と、上方が開口しその内部に所
定量の挽粉を溜め攪拌を行うことが可能な攪拌室(3
0)と、挽粉製造装置(1)から挽粉を攪拌室(30)
の上記開口へ運び上げることが可能なコンベア(22)
とを備え、 コンベア(22)は、移送部と、移送部上面に互いに適
宜間隔を隔てて立設した状態に配位された複数の掻き上
げ板(220)とを有するものであり、 掻き上げ板(220)が、移送部上面の挽粉を攪拌室
(30)の開口へ運び上げるものであることを特徴とす
る畜舎の床敷用の挽粉自動製造装置。 - 【請求項2】 本材を粉砕して挽粉を製造することが可
能な挽粉製造装置(1)と、上方が開口しその内部に所
定量の挽粉を溜め攪拌を行うことが可能な攪拌室(3
0)と、挽粉製造装置(1)から挽粉を攪拌室(30)
へ運ぶことが可能な移送装置(2)とを備え、 移送装置(2)は、挽粉の通路をなす移送管を有しこの
移送管に風を送ることにて挽粉を挽粉製造装置(1)か
ら運び出す送風移送部(21)と、送風移送部(21)
にて運ばれてきた挽粉を載せて攪拌室(30)の上記開
口へ運び上げることが可能なコンベア等の機械的移送部
(22)とにて構成されたものであることを特徴とする
畜舎の床敷用の挽粉自動製造装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991104170U JP2557582Y2 (ja) | 1991-11-21 | 1991-11-21 | 畜舎の床敷用の挽粉自動製造装置 |
KR92002207U KR940007869Y1 (ko) | 1991-11-21 | 1992-02-15 | 축사 깔판용의 만분자동제조장치 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991104170U JP2557582Y2 (ja) | 1991-11-21 | 1991-11-21 | 畜舎の床敷用の挽粉自動製造装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0553904U JPH0553904U (ja) | 1993-07-20 |
JP2557582Y2 true JP2557582Y2 (ja) | 1997-12-10 |
Family
ID=14373566
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991104170U Expired - Fee Related JP2557582Y2 (ja) | 1991-11-21 | 1991-11-21 | 畜舎の床敷用の挽粉自動製造装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2557582Y2 (ja) |
KR (1) | KR940007869Y1 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005280142A (ja) * | 2004-03-30 | 2005-10-13 | Morishita Kikai Kk | おが粉製造機における加工不良チップ再循環装置 |
-
1991
- 1991-11-21 JP JP1991104170U patent/JP2557582Y2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1992
- 1992-02-15 KR KR92002207U patent/KR940007869Y1/ko not_active IP Right Cessation
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
KR930010151U (ko) | 1993-06-23 |
JPH0553904U (ja) | 1993-07-20 |
KR940007869Y1 (ko) | 1994-10-24 |
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