JP2556622Y2 - 往復動ポンプ - Google Patents

往復動ポンプ

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JP2556622Y2
JP2556622Y2 JP1991038523U JP3852391U JP2556622Y2 JP 2556622 Y2 JP2556622 Y2 JP 2556622Y2 JP 1991038523 U JP1991038523 U JP 1991038523U JP 3852391 U JP3852391 U JP 3852391U JP 2556622 Y2 JP2556622 Y2 JP 2556622Y2
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  • Reciprocating Pumps (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、往復動ポンプの構造
に係り、特にガスの発生し易い液およびガスを含んだ液
を取扱うに際し、吸込弁と吐出弁とを連通接続する垂直
な流体吐出通路の上部吸込弁側とポンプ室の上部とを単
一の共用通路のみにより連通接続し、この共用通路を前
記ポンプ室から吸込弁に向けて上昇傾斜させることによ
り、液中のガス溜りを減少させることができるように構
成すると共に、ポンプ室の上部に配置した弁の上部
に隣接配置されたガス抜きチャンバ内にフィルタを着脱
可能に挿着し、異物のポンプ室への侵入を防止すること
ができる往復動ポンプの構造に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、プランジャ等による往復動
を、油圧を介するか、または油圧を介さず直接にダイ
アフラムに伝達してポンプ動作を行うよう構成した
ダイアフラムポンプが知られているこの種のダイアフ
ラムポンプは、定量性に優れ、しかも取扱液がポンプ駆
動機構に接触しないこと等から、種々の化学プラント用
ポンプとして多用されている。
【0003】しかしながら、若干の圧力変化または温度
変化の条件下に分解作用を呈する気液混合流体等を取
扱う場合、通常のポンプ構造ではポンプ移送を行うこ
とは殆ど不可能である。例えば、常温で塩素ガスおよ
酸素ガスが分離する次亜塩素酸ソーダをポンプ移送
する場合、計画流量より遥かに低流量であったり、流量
範囲を広くとったものにおいて低流量域で使用したりす
ると、特に夏場にあってはポンプ室内にガス溜りが発
生し、吐出量の低下もしくは送液不能となる。
【0004】このため、この種の特種流体を円滑にポン
プ移送することのできるポンプを得るには、例えば、ポ
ンプ駆動を行うダイアフラムが位置するポンプ室容積
最少限に設定して内部流速を増大することによ
ガスの滞留を防止し、しかも適正なガス抜きを達成
することができる、ガス抜き機構を設けることが必要と
なる。しかしながら、この種のガス抜き機構は、単にポ
ンプ流路系の一部に自動ガス抜き弁を設置するだけで
充分な効果は得られず、逆にポンプ効率を低下させ
る要因となり、未だ満足すべきものは得られていない。
【0005】さらに、このようなガス抜き機構を改良し
たものとして、図3に示す構成からなる往復動ポンプが
提案されている(特開昭61−31681号公報)。す
なわ ち、図3に示す往復動ポンプのガス抜き機構
ンプ室16と連通する流体吸込通路22に設けられる吸
込弁26の上流側にガス抜きチャンバ34を設け、ポン
プ室16に流入する流体をその直前においてガス抜きす
ることにより取扱流体の適正な送液を達成することが
できる。しかも、この場合、ポンプ室16の容積を比較
的小容積に設定して、内部での気泡発生を少なくし、ポ
ンプ容積効率の低下を防止している。
【0006】また、この往復動ポンプは、ポンプ室16
の上部に流体吸込通路22を連通すると共にこの通路
22の一部に設けた吸込弁26の上部にガス抜きチャン
バ34を隣接配置し、さらに吸込弁26を取扱液の比
重より小さいの材質からなるボールを組込んだボール
弁で構成し、ポンプ室16の下部に流体吐出通路24を
連通した構成からなる。なお、図3において、参照符号
10はプランジャ、12は圧力置換室、14はダイアフ
ラム、18は油溜槽、20はダイアフラムヘッド、28
は吐出弁、30は吸込管、32は吐出管をそれぞれ示
【0007】
【考案が解決しようとする課題】しかるに、この種の往
復動ポンプの流体吸込通路22および流体吐出通路24
は、水平部を有し、この水平部のトータル長さは、チェ
ック弁を通路22、24に直角に配置するために長くし
なければならず、取扱液がポンプ室16や前後の通路2
2、24内で気化すると、これら水平の通路中では、気
泡が通路壁に付着したままとなる。このため、プランジ
ャ10が移動して、圧力置換室12の作用下にダイアフ
ラム14に脈動圧を与え、ポンプ室16の容積変化を行
っても、通路壁に付着した気泡または液中の気泡が、圧
縮および膨脹する相当分について容積効率が低下する
【0008】この場合、特に吐出量が小さい領域におい
ては、気泡の容積比率が大きくなるため、ポンプ容積効
率の低下が著しく、ポンピングができなくなる難点を有
していた
【0009】また、ポンプ室16に流入する流体を
の直前においてガス抜きすることにより、ポンプの容積
効率の向上を図ることが提案されている。しかしなが
ら、この種のポンプの吸系にはフィルタを内して
いないため、取扱液あるいは吸系およびガス抜き系に
存在する固形異物が流入してこれがポンプのチェック
弁に付着することがある。
【0010】しかるに、一般的にポンプを使用する場
合にはこのポンプの吸込配管に別置のフィルタが
設けられているが、このフィルタから吸込弁まで、ある
いはガス抜き系までへの異物の混入は避けられない。従
って、プランジャが移動して圧力置換室の作用下にダイ
アフラムに脈動圧を与え、これにより移動した容積の一
部はチェック弁から逆流しポンプの容積効率を低下
させ、特にポンプを小流量域で運転する場合に異物付
着の程度によってはポンプ移送が殆ど不可能となる難
点を有していた。
【0011】そこで、本考案の目的は、ガスの発生し易
い液およびガスを含んだ液を取扱うに際し、取扱液がポ
ンプ室の上方から下方へ送液されるように吸込弁と吐出
弁とを配置して、これらの吸込弁と吐出弁とを直接連通
接続する流体吐出通路を設け、この流体吐出通路の上部
と、ポンプ室の上部とを単一の共用通路で連通接続し、
この共用通路を前記ポンプ室より上方に向けて傾斜させ
ることにより、ポンプ室内で発生したガスを、速やかに
ポンプ室外へ排出して、ポンプ容積効率を向上すること
ができると共に、ポンプ室の上部に配置した弁の上
部に隣接配置されたガス抜きチャンバ内にフィルタを着
脱可能に挿着し、異物の侵入による吸弁の作動不良を
回避して、ポンプ容積効率の低下を防止することのでき
復動ポンプの構造を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本考案に係る往復動ポン
プの構造は、ダイアフラム(14)によってポンプ室(16)
圧力置換室(12)とを画成し、このポンプ室にそれぞれ吸
(26)および吐出弁(28)を設けた流体吸込通路(23)
よび流体吐出通路(25)を連通接続し、前記ポンプ室の上
方に吸込弁を配置してこの吸弁の上部にガス抜きチャ
ンバ(24)を隣接配置すると共に前記流体吸込通路(23)に
対して吸込管(30)を接続し、さらに前記ポンプ室の下方
に前記吐出弁(28)を介して連通する流体吐出通路(25)に
対して吐出管(32)を接続して前記ポンプ室に対し取扱
液がその上方から下方へ移送されるように構成し、前記
圧力置換室の圧力の変化によりダイアフラムを介してポ
ンプ室内の容積を変化させて取扱液の送液を行うよう構
成してなる往復動ポンプにおいて、前記ガス抜きチャン
バの下部に配置される(26)を、取扱液の比重より
小さいの材質からなるボールで構成し、前記ポンプ室
(16)に対しそれぞれ上下に配置された前記吸込弁(26)と
吐出弁(28)とを直接連通する流体吐出通路(36)を設け、
この流体吐出通路(36)の上部吸込弁(26)側と前記ポンプ
室(16)の上部とを、取扱液の吸込みと吐出とを共用する
単一の共用通路(40)のみにより連通接続し、さらにこの
共用通路(40)を前記ポンプ室(16)の上部から吸込弁(26)
に向けて上昇傾斜するように構成すると共に、この吸
(26)の上部に隣接配置されたガス抜きチャンバ(34)
の下部にフィルタ(35)を着脱可能に挿着するように構成
することを特徴とする。
【0013】
【作用】本考案に係る往復動ポンプの構造によれば、ガ
スの発生し易い液およびガスを含んだ液を取扱うに際
し、吸込弁と吐出弁とを直接連通接続する流体吐出通路
の上部と、ポンプ室の上部とを、単一の共用通路のみに
より連通接続し、この共用通路を前記ポンプ室より吸込
弁に向って上昇傾斜させた構成とすることにより、ポン
プ室および流通路の水平部分をなくし、ポンプ室および
流体吐出通路、共用通路(流体吸込吐出通路)で発生し
たガスを吸込弁に集合させ、ガス抜きチャンバを介し
て、あるいは同チャンバを介さず直接に吐出弁へ導き、
速やかにポンプ室外へ排出して、ポンプ容積効率の向上
することができるまた、フィルタを、弁の上部に
隣接配置されたガス抜きチャンバ内の下部に着脱可能
挿着する構成としたことにより、ガス抜きチャンバ直前
までの経路で発生する異物(配管 内の付着物や錆の剥が
れ等)の吸込弁(チェック弁)等への混入を防止して、
これら弁の作動不良を回避し、ポンプの容積効率の低下
を防止することができ、しかも常に安定かつ効率のよい
ポンプ運転を実現することができる
【0014】
【実施例】次に本考案に係る往復動ポンプの構造の実
施例につき、添付図面を参照しながら以下詳細に説明す
る。
【0015】図1は、本考案の一実施例を示す往復動ポ
ンプの要部断面図である。すなわち、において
照符号10は主プランジャを示し、このプランジャ10
は適宜のクランク機構を介して往復動し、圧力置換室
12内に充満した駆動油の作動下にダイアフラム14
に脈動圧を与え、ポンプ室16の容積変化を行って
ンプ動作を行うよう構成される。
【0016】なお、この種のポンプにおいては、通常圧
力置換室12の上方には油溜槽18を設けて、この油溜
槽18を圧力置換室12と相互に連通し、しかもこの油
溜槽18の内部には前記圧力置換室12へ駆動油を自
動的に補給する自動補給弁(図示せず)および高圧発生
を防ぐレリーフ弁(図せず)と、圧力置換室12内に
生じた気泡を自動的に除去する自動脱気弁(図せず)
とがそれぞれ配設される。
【0017】ポンプ室16は、ダイアフラムヘッド20
の一部において、ダイアフラム14の一側面に隣接し
比較的小容量に構成する。このポンプ室16の上方
に配設した吸込弁26の上部にはガス抜きチャンバ3
隣接配置すると共に、ガス抜きチャンバ34には
流体吸込通路23を介して吸込管30接続する
【0018】この場合、流体吸込通路23はガス抜き
チャンバ34の所定レベル位置に設定し、ガス抜きチャ
ンバ34内の所定レベルまで常に取扱液を満たして空
引きを生じないように構成する。
【0019】以上の構成は、従来のガス抜き機構を備え
た往復動ポンプと同様である
【0020】しかるに、本考案に係る往復動ポンプにお
いては、ガス抜きチャンバ34内部の流体吸込通路2
3との接続口より下方にフィルタ35を着脱可能に挿
着して取扱液あるいは吸系およびガス抜き系に存在
する固形異物が流入して吸弁に付着し、この吸弁か
ら移動する容積の一部が、逆流してポンプの容積効率が
低下するのを防止するよう構成したことを特徴とするも
のである
【0021】なお、本考案において、ポンプ室16の下
方には、吐出弁28を配置してこの吐出弁28と上方
の吸込弁26直接連通接続して流体吐出通路36を
形成する。そして、この流体吐出通路36を、前記吐出
弁28を介してダイアフラムヘッド20の下方に設けら
れた流体吐出通路25連通させると共に、この流体
出通路25に外部接続可能な吐出管32を接続する。
【0022】また、本考案においては、前記吸込弁26
および吐出弁28を流体の通路中に設けることから、
これら各弁26、28を構成するボール弁ボールの材
質を、取扱液の比重より小さなを有するものとする。
例えば、取扱液を次亜塩素酸ソーダとした場合、その比
重は約1.2〜1.3であることから、ボールをポリプ
ロピレン(比重0.91)で構成すれば好適である。
【0023】すなわち、この場合、ポンプ系統が液で満
たされていれば、ボールが常にその浮力によって弁座に
当接して逆止機能を保持することができる。しかも、
吸込弁26の周囲にガスが溜れば、液面に応じてボール
が変位してガス抜きを円滑に達成することができる。
【0024】なお吸込弁26は前述したようにボー
ル自身の浮力によって閉弁する他、ボールにばねの付勢
力を作用させて弁座に対しこのボールを常に弾力的に
圧接するよう構成してもよい。この場合、ばねの設定
圧は0.02〜0.2Kgf/cm2 とすることが
好適であり、またボールの比重は取扱液の比重とは無
関係なることは言うまでもない。
【0025】さらに、本考案においてはポンプ室16
の上部と前記流体吐出通路3の上部とを、取扱液の
吸込み吐出を共用する単一の共用通路すなわち流体
吸込吐出通路40のみにより連通接続すると共に、この
通路40をこれと接続する流体吐出通路3上部
続口に対して、前記ポンプ室の上部より上方に配置した
吸込弁26に向って傾斜するように構成することが特徴
となっている
【0026】前述した構成からなる往復動ポンプによれ
ば、流体吐出通路36を垂直に形成すると共に、この流
体吐出通路36の上部とポンプ室16の上部とを連通接
続する流体吸込吐出通路40を、ポンプ室の上部より流
体吐出通路36の上部に向けて、上方へ傾斜するように
構成することにより、ポンプ室16および流体吐出通路
36、流体吸込吐出通路40に発生したガスは吸込弁2
6に集合し、ガス抜きチャンバ34を介して、あるいは
同チャンバを介さず直接に吐出弁28に導き、速やかに
ポンプ室外へ排出することができ、これによりポンプ
積効率の低下を防止することができる。このような作用
は、ポンプ作動中のみならずポンプ停止中において
同様に起生する。
【0027】図2は本考案に係る往復動ポンプのの構
造の別の実施例を示すものである。すなわち、本実施例
においては、ガス抜きチャンバ34内部の下方にフィ
ルタ35を着脱可能に挿着するポンプ構造につきダイ
アフラム15を直接プランジャで駆動するように構成
直動式ダイアフラムポンプに応用した実施例を示す
ものである。しかるに、ポンプ室を画成するダイアフラ
ムヘッド側におけるポンプ系統の構成は、前記実施例と
全く同一であり、従って図1に示す構成部分と同一の構
成部分には同一の参照符号を付しその詳細な説明は省
略する。本実施例においても前述した実施例と全く同
様に、取扱液のガス抜きを有効に達成し、往復動ポンプ
としての定量性およびポンプ効率を向上させることがで
きると共に、取扱液あるいは吸込系およびガス抜き系に
存在する固形異物が流入して吸弁に付着し、この吸
弁から移動する容積の一部が逆流してポンプの容積効
率が低下するのを防止することができる。
【0028】
【考案の効果】前述した実施例から明らかなように、本
考案によれば、ガスの発生し易い液およびガスを含んだ
液を取扱うに際し、吸込弁と吐出弁とを直接連通接続す
流体吐出通路の上部とポンプ室上部とを、単一の
共用通路すなわち流体吸込吐出通路のみにより連通接続
、この共用通路を前記ポンプ室より吸込弁に向って上
昇傾斜させた構成とすることにより、ポンプ室内で発生
したガスは、取扱液から分離して、ガス抜きチャンバへ
導入され、あるいはガス抜きチャンバを介さず直接に吐
出弁に導かれ、速やかにポンプ室外へ排出することがで
き、これによりポンプ容積効率を向上することができ
また、フィルタを、吸弁の上部に隣接配置された
ガス抜きチャンバ内の下部に着脱可能に挿着する構成と
したことにより、ガス抜きチャンバ直前までの経路で発
生する異物(配管内の付着物や錆の剥がれ等)の吸込弁
(チェック弁)等への混入を防止して、これら弁の作動
不良を回避しポンプの容積効率の低下を防止すること
ができ、しかも常に安定かつ効率のよいポンプ運転を実
現することができる。
【0029】従って、本考案に係る往復動ポンプは、構
成部品を増加することなく、ポンプ性能を向上させるこ
とができる等の優れた利点が得られる
【0030】特に、本考案に係る往復動ポンプによれ
、フィルタはポンプ内蔵型のためポンプの据付
や配管作業が容易となり、ガス抜きチャンバの下部に取
付けられるため吸込配管系を外すことなく交換をする
ことが可能となり、メンテナンスの作業能率を著しく向
上することができる
【0031】以上、本考案の好適な実施例について説明
したが、本考案は前記実施例に限定されることなく、本
考案の精神を逸脱しない範囲内において種々の設計変更
をなし得ることは勿論である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る往復動ポンプの構造の一実施例を
示す要部断面図である。
【図2】本考案に係る往復動ポンプの構造の別の実施例
を示す要部断面図である。
【図3】従来の往復動ポンプの構造を示す要部断面図で
ある。
【符号の説明】
10 主プランジャ 12 圧力置換室 14 ダイアフラム15 ダイアフラム(直動式) 16 ポンプ室 18 油溜槽 20 ダイアフラムヘッド23、(22) 流体吸込通路25、(24) 流体吐出通路 26 吸弁 28 吐出弁 30 吸込管 32 吐出管 34 ガス抜きチャンバ 35 フィルタ 36 流体吐出通路40 共用通路(流体吸込吐出通路

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ダイアフラム(14)によってポンプ室(16)
    と圧力置換室(12)とを画成し、このポンプ室にそれぞれ
    (26)および吐出弁(28)を設けた流体吸込通路(23)
    および流体吐出通路(25)を連通接続し、前記ポンプ室の
    上方に吸込弁を配置してこの吸弁の上部にガス抜きチ
    ャンバ(24)を隣接配置すると共に前記流体吸込通路(23)
    に対して吸込管(30)を接続し、さらに前記ポンプ室の下
    方に前記吐出弁(28)を介して連通する流体吐出通路(25)
    に対して吐出管(32)を接続して前記ポンプ室に対し取
    扱液がその上方から下方へ移送されるように構成し、
    記圧力置換室の圧力の変化によりダイアフラムを介して
    ポンプ室内の容積を変化させて取扱液の送液を行うよう
    構成してなる往復動ポンプにおいて、前記ガス抜きチャンバの下部に配置される(26)
    を、取扱液の比重より小さいの材質からなるボールで
    構成し、前記ポンプ室(16)に対しそれぞれ上下に配置さ
    れた前記吸込弁(26)と吐出弁(28)とを直接連通する流体
    吐出通路(36)を設け、この流体吐出通路(36)の上部吸込
    弁(26)側と前記ポンプ室(16)の上部とを、取扱液の吸込
    みと吐出とを共用する単一の共用通路(40)のみにより連
    通接続し、さらにこの共用通路(40)を前記ポンプ室(16)
    の上部から吸込弁(26)に向けて上昇傾斜するように構成
    すると共に、この吸(26)の上部に隣接配置されたガ
    ス抜きチャンバ(34)内の下部にフィルタ(35)を着脱可能
    に挿着するように構成することを特徴とする往復動ポン
    プの構造。
JP1991038523U 1991-05-28 1991-05-28 往復動ポンプ Expired - Lifetime JP2556622Y2 (ja)

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JPS6131681A (ja) * 1984-07-23 1986-02-14 Nikkiso Co Ltd 往復動ポンプのガス抜き機構
JPS61258975A (ja) * 1985-05-10 1986-11-17 Hitachi Ltd 液体クロマトグラフ用定量ポンプ

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