JP2556439B2 - トンネル出口における空気圧音の低減方法 - Google Patents

トンネル出口における空気圧音の低減方法

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JP2556439B2 JP5338722A JP33872293A JP2556439B2 JP 2556439 B2 JP2556439 B2 JP 2556439B2 JP 5338722 A JP5338722 A JP 5338722A JP 33872293 A JP33872293 A JP 33872293A JP 2556439 B2 JP2556439 B2 JP 2556439B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、列車等が高速でトンネ
ル内へ突入することにより発生する圧縮波が、トンネル
内を伝播して一部がトンネル出口側からパルス状になっ
て放射されるときに、大きな空気圧音を発生させるので
これを低減させるようにした方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】通常、列車等が高速でトンネルヘ突入す
ると、トンネル入口側で圧縮波が発生し、トンネル内を
音速で伝播してトンネル出口側より外部へ放射される。
この圧縮波がトンネル出口側から放射される時に、ドー
ンという破裂音(空気圧音)を発生し、問題があった。
また近辺の建物の窓や戸を振動させて振動騒音を発生さ
せる等の問題があった。実際のところ、国鉄山陽新幹線
博多開業(昭和50年3月)に先立って試運転が実施さ
れたとき、岡山以西のトンネル出口付近で、ドーンと音
がしたり、住宅の戸や窓が不意に動いて音を立てたりし
て問題になった。これは、列車がトンネルに突入するこ
とによる急激な圧力上昇によって、トンネル内に生じた
圧縮波が、トンネル出口から衝撃的な音となって放射さ
れるのが原因であった。
【0003】前記空気圧音は、トンネル出口側に到達す
る圧縮波の圧力勾配が大きい程、音も大きくなるという
性質がある。しかも、圧縮波の圧力勾配は、列車がトン
ネル内へ突入する速度Vの3乗に比例するという性質が
ある。
【0004】そのため、従来にあっては、図6及び図7
に示す特公昭55−31274号公報に記載された技術
等により、トンネル出口側で発生する空気圧音を低減さ
せるようにしていた。
【0005】この図6及び図7に示す技術は、トンネル
1の入口側に開口面積の大きさがトンネル1よりも大き
く、長さがトンネル1の直径の1〜3倍程度の覆体2を
設置し、該覆体2の側面中央部に、覆体2の開口の断面
積と長さとから決められた最適面積を有する窓部3を形
成している。
【0006】これにより、列車4がトンネル1内へ突入
した時に発生する圧縮波の一部を前記窓部3から逃が
し、圧縮波の圧力勾配を緩やかなものにすることによ
り、該圧縮波がトンネル1内を音速で伝播してトンネル
出口側で放射される際に生じる空気圧音を低減させてい
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】圧縮波の圧力勾配が列
車4のトンネル1内への突入速度の3乗に比例している
ことは、前述した通りである。そのため、前記従来公報
の方法にあっては、列車4の高速化を実施し、且つ空気
圧音の大きさをも低減させるためには、列車4の突入速
度の上昇分に対応して覆体2の長さ及び窓部3の大きさ
を増大変更し、覆体2による圧縮波の低減効果の程度を
増強する必要がある。
【0008】ところで、周囲の地形等の立地条件や線路
付帯設備等によっては、覆体2を新設又は延伸できない
箇所があり、このような箇所では列車4のトンネル1内
への突入速度Vを低減させねばならず、列車速度の高速
化を断念せざるを得ないという欠点があった。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は従来の前記課題
に鑑みてこれを改良除去したものであって、簡単な施工
作業でトンネル内での圧縮波の圧力勾配を低減させるこ
とのできる方法を提供せんとするものである。
【0010】而して、前記課題を解決するために本発明
が採用した請求項1の手段は、列車等がトンネル内へ突
入した時に発生する圧縮波がトンネル内を音速で伝播
し、その一部がトンネル出口側からパルス状になって放
射されるときに発生する空気圧音を低減させるための方
法であって、一端側が開口され、他端側が閉塞された空
洞を有するボックス体をトンネル内へ敷設し、列車等が
トンネルへ突入した時に発生する圧縮波の一部を、トン
ネル内で前記ボックス体内へ分岐させて反射させること
により、この反射波の位相を圧縮波の波面前面の位相と
ズラすようにし、トンネル出口から放射される空気圧音
の大きさを低減させるようにしたことを特徴とするトン
ネル出口における空気圧音の低減方法である。
【0011】
【作用】本発明にあっては、トンネル内に、一端側が開
口され、他端側が閉塞されたボックス体を設置してい
る。このようなボックス体を設置することにより、列車
がトンネル内へ突入することにより発生した圧縮波は、
その一部が分岐してボックス体内を伝播するようにな
り、ボックス体の閉塞端面へ当接して反射する。そし
て、この反射波は、圧縮波の波面前面の位相から遅れる
ようになる。
【0012】これにより、圧縮波の圧力勾配を低減させ
ることが可能である。必要であれば、ボックス体を適宜
間隔で多数連設することにより、圧縮波の圧力勾配を更
に低減させることが可能である。
【0013】従って、トンネル出口から放射される空気
圧音を大幅に低減させることが可能である。
【0014】
【実施例】以下に、本発明の構成を図面に示す実施例に
基づいて説明すると次の通りである。なお、従来の場合
と同一符号は同一部材である。図1及び図2は本発明の
一実施例に係るものであり、図1は長さ630mの大き
さのトンネル1の横断面平面図、図2はトンネル1の正
面図である。
【0015】同図に示す如く、この実施例にあっては、
一端側が開口面とされた内径500mmで長さが28m
の硬質塩化ビニール製のパイプ5をボックス体として用
いている。このパイプ5は、トンネル1の入口6側が開
口面とされており、出口7側が閉塞面とされている。そ
して、トンネル1の左右両側壁面に沿って、それぞれ4
本ずつ合計8本のパイプ5が42mの間隔をおいて(7
0mのピッチで)配設されている。
【0016】また、トンネル入口6側に最も近いパイプ
5は、その先端の開口面がトンネル入口6から240m
の位置にあり、トンネル出口7側に最も近いパイプ5
は、その後端の閉塞端面がトンネル出口から150mの
位置にある。
【0017】このようにボックス体としてのパイプ5を
配設することにより、次のような原理でトンネル1内に
おける圧縮波の圧力勾配を低減させることが可能であ
る。すなわち、列車がトンネル1内へ突入することによ
り発生した圧縮波は、その一部が分岐してトンネル両側
壁に沿って配設された複数個のパイプ5内を順次伝播す
るようになる。
【0018】各パイプ5内では、列車の進行方向へ伝播
する分岐した圧縮波の一部は、パイプ閉塞端面へ当接し
て反射するようになる。そして、この反射波は、圧縮波
の波面前面の位相から所定時間だけ遅れるようになる。
【0019】そのため、圧縮波は、それぞれのパイプ5
において、これを通過するごとに分岐された分だけその
エネルギーが減衰するようになる。これにより、結果的
に、圧縮波の圧力勾配を低減させることが可能である。
必要であれば、パイプ5の設置数を変更することによ
り、圧縮波の圧力勾配を更に低減させることが可能であ
る。
【0020】このように、本実施例ではパイプ5を設置
することにより、トンネル出口から放射される空気圧音
を低減させることが可能である。なお、パイプ5の長さ
は、トンネル1内で発生する圧縮波波面の長さの1/2
以上であればよい。これは、パイプ5内を伝播して反射
する波の位相を1サイクル以上ズラせることにより、圧
縮波の圧力勾配の減衰効果を効率良くするためのもので
ある。
【0021】図3〜図5は、前記実施例の効果を確認す
る試験結果を示すものである。試験は、山陽新幹線の新
岩国駅と徳山駅間の新欽明路トンネルの横坑において、
新幹線の列車がトンネルへ突入した場合の圧縮波の圧力
勾配を測定して行った。図3は、横坑内に何も対策を施
してないものであり、図4は横坑内にパイプ5を図1及
び図2に示す要領で敷設した本実施例に係るものであ
る。また図5は図3及び図4の結果をまとめたものであ
る。
【0022】なお、試験は横坑内で行ったが、新幹線列
車の通過する本坑と、作業用の横坑とは、圧縮波の伝播
は同じであり、結果については本坑内で試験をした場合
と同じである。
【0023】また試験は、最も入口6側に近いパイプ5
と入口6との間及び最も出口7側に近いパイプ5と出口
7との間にそれぞれトンネル内での圧縮波を測定する圧
力計を配設し、また出口7から6.4m離れたところに
トンネル出口から放射される空気圧音の大きさを測定す
る圧力計を配設して行った。なお、説明の都合上、トン
ネル入口側の圧力計の設置位置をA点とし、トンネル出
口側の圧力計の設置位置をB点とし、トンネル外の圧力
計の設置位置をC点とする。
【0024】その結果によれば、図3の無対策時にあっ
ては、A点における圧縮波の圧力勾配は28KPa/s
であり、またB点の圧力勾配は34KPa/sと増加し
ており、B点における圧縮波の減衰率を表す圧力勾配比
(B/A)は1.2であった。更に、C点の空気圧音は
極めて大きいものであった。
【0025】これに対して、図4に示す本願発明の実施
例にあっては、A点における圧縮波の圧力勾配は、新幹
線列車の突入速度が図3に示す無対策時の場合よりも速
いために、30KPa/sもあるが、B点における圧縮
波の圧力勾配は30KPa/sのままであり、B点にお
ける圧力勾配比は無対策時の場合に比較して約2割減の
1.0であった。またC点の空気圧音は、無対策時の場
合よりも極めて低いものであった。この場合のC点の空
気圧音は、新幹線列車の突入速度が無対策時の場合より
も速いにも拘らず低くなっており、空気圧音を大きく減
衰させていることが明らかである。
【0026】更に、図5はこのような実験を繰り返し、
その場合の新幹線列車の突入速度とそのときの圧力勾配
比(B/A)とをプロットしたものである。白丸がパイ
プ無しの場合であり、黒丸が本発明に係る図1及び図2
に示すパイプ有りの実施例の場合である。この図5の測
定結果においても、本発明に係るパイプ5を設けた場合
の方が、トンネル内での圧縮波の圧力勾配の減衰効果に
おいて優れていることが明らかである。
【0027】ところで、本発明は上述した実施例に限定
されるものではなく、例えば、ボックス体としてはパイ
プ5以外にも、断面が四角形状や三角形状等の箱体を用
いることが可能である。またその設置位置や設置数、ボ
ックス体の長さ断面積等は適宜の変更が可能である。更
にまた、ボックス体の開口面は、圧縮波の進行方向であ
るトンネル出口側に向いていても同じ効果を得ることが
可能である。これは圧縮波が全方向へ伝播されるからで
ある。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように本発明にあっては、
一端側が開口され、他端側が閉塞されたボックス体をト
ンネル内へ設置したので、列車がトンネル内へ突入する
ことにより発生した圧縮波は、その一部が分岐してボッ
クス体内を伝播するようになり、ボックス体の閉塞端面
へ当接して反射し、この反射波の位相が圧縮波の波面前
面の位相からズレることによって、圧縮波の圧力勾配を
減衰させることができる。すなわち、トンネル出口から
圧縮波の一部が放射されるときに発生する空気圧音を低
減させることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用してなるトンネルを示す横断面平
面図である。
【図2】本発明を適用してなるトンネルの縦断面正面図
である。
【図3】圧縮波の圧力勾配を低減するための対策を何等
施してない場合において、トンネル内で圧縮波を測定し
た結果を示す図面である。
【図4】本発明を適用してなるトンネル内で圧縮波を測
定した結果を示す図面である。
【図5】図3及び図4の場合の圧縮波の圧力勾配比を示
す図面である。
【図6】従来の圧縮波の圧力勾配を低減する装置を示す
トンネル入口側の一部側面図である。
【図7】従来の圧縮波の圧力勾配を低減する装置を示す
トンネル入口側の正面図である。
【符号の説明】
1…トンネル 4…高速列車 5…パイプ(ボックス体) 6…トンネル入口 7…トンネル出口

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】列車等がトンネル内へ突入した時に発生す
    る圧縮波がトンネル内を音速で伝播し、その一部がトン
    ネル出口側からパルス状になって放射されるときに発生
    する空気圧音を低減させるための方法であって、一端側
    が開口され、他端側が閉塞された空洞を有するボックス
    体をトンネル内へ敷設し、列車等がトンネルへ突入した
    時に発生する圧縮波の一部を、トンネル内で前記ボック
    ス体内へ分岐させて反射させることにより、この反射波
    の位相を圧縮波の波面前面の位相とズラすようにし、ト
    ンネル出口から放射される空気圧音の大きさを低減させ
    るようにしたことを特徴とするトンネル出口における空
    気圧音の低減方法。
  2. 【請求項2】前記ボックス体がトンネル内の左右側にそ
    れぞれ複数個ずつが設置されていることを特徴とする請
    求項1に記載のトンネル出口における空気圧音の低減方
    法。
  3. 【請求項3】前記ボックス体が筒状のものであることを
    特徴とする請求項1又は請求項2に記載のトンネル出口
    における空気圧音の低減方法。
  4. 【請求項4】前記ボックス体の長さが、圧縮波波面の長
    さの1/2以上であることを特徴とする前記請求項1,
    2又は3に記載のトンネル出口における空気圧音の低減
    方法。
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