JP2556092B2 - ビレットセンタリングマシン - Google Patents

ビレットセンタリングマシン

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JP2556092B2
JP2556092B2 JP63109947A JP10994788A JP2556092B2 JP 2556092 B2 JP2556092 B2 JP 2556092B2 JP 63109947 A JP63109947 A JP 63109947A JP 10994788 A JP10994788 A JP 10994788A JP 2556092 B2 JP2556092 B2 JP 2556092B2
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billet
punch
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centering machine
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、シームレス鋼管製造設備に用いられるビレ
ットセンタリングマシンに関するものである。
[従来の技術] 一般にシームレス鋼管は、材料となるビレット(丸
棒)を炉等で加熱し、該加熱したビレットに対しビレッ
トセンタリングマシンで先端ポンチを用いて先端の軸中
心位置にポンチ穴をあけた後、ビレットを軸線方向に延
ばして行き、同時にポンチ穴を設けた軸中心位置に先端
側から軸線方向に延びる孔を穿設して行くようにして製
造している。
しかし、上記したようにビレットの先端にのみポンチ
穴を設けた後に、ビレットの延ばし加工及び孔あけ加工
を行うようにすると、ビレット後端部分加工時の歩留り
が悪化するという問題があり、該問題を解決するために
近年第2図に示すようなビレットセンタリングマシンが
用いられている。
該ビレットセンタリングマシンは、基礎上にビレット
1を載せるため上面にV字状の溝を有するVベース2等
の台を設け、Vベース2の一端側にハウジング3を設
け、ハウジング3入口部に上下のダイス4,4及び上側の
ダイス4を昇降するシリンダ5から成るクランプ機構を
設け、ハウジング3内部にVベース2の長手方向に伸縮
するプッシャシリンダ6を設け、プッシャシリンダ6の
ロッド先端にブロック7を設け、ブロック7のVベース
2側の面にブロック7に設けた上下方向の溝8に沿って
昇降可能に先端ポンチ9を設けると共に前記ブロック7
上部に先端ポンチ9昇降用のウォームジャッキ10を設け
て、上下のダイス4,4でビレット1の先端を固定した後
ウォームジャッキ10で高さ調整した先端ポンチ9をプッ
シャシリンダ6で押すことによりビレット1先端の軸中
心位置にポンチ穴11をあけ得るようにすると共に、前記
ハウジング3と基礎間にVベース2上方を通る架台12を
設け、該架台12にVベース2上方を往復可能に後端ポン
チ台車13を吊り下げ支持し、後端ポンチ台車13にVベー
ス2上方を往復移動可能にプッシャ14を設け、後端ポン
チ台車13とプッシャ14間にプッシャ14位置調整用のシリ
ンダ15を設け、プッシャ14内部にVベース2の長手方向
に伸縮するプッシャシリンダ16を設け、プッシャシリン
ダ16のロッド先端にブロック17を設け、ブロック17のV
ベース2側の面にブロック17に設けた上下方向の溝18に
沿って昇降可能に後端ポンチ19を設けると共に前記ブロ
ック17上部に後端ポンチ19昇降用のウォームジャッキ20
を設けて、上下のダイス4,4でビレット1の先端を固定
した状態でウォームジャッキ20により高さ調整した後端
ポンチ19をプッシャシリンダ16で押すことによりビレッ
ト1後端の軸中心位置にポンチ穴21をあけ得るようにし
ている。
このように、ビレット1に対して延ばし加工及び孔あ
け加工を行う前に、上記したビレットセンタリングマシ
ンによりビレット1の先後端にポンチ穴11,21をあけて
おくと、ビレット1後端部分加工時の歩留りが向上す
る。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、上記したビレットセンタリングマシン
では、ビレット1の先端をダイス4,4で固定して、ビレ
ット1後端にポンチ穴21をあけるようにしているため、
ビレット1が硬い材料である場合や或いはビレット1が
細い場合にはビレット1が座屈してしまう。
本発明は上述の実情に鑑み、ビレットが硬い材料でで
きている場合や細い場合でも座屈を生じることなくビレ
ット後端にポンチ穴をあけることができるビレットセン
タリングマシンを提供することを目的とするものであ
る。
[課題を解決するための手段] 本発明は、ビレットを載せる台に対し、ビレット先端
部を固定するクランプ機構と、ビレット先端の軸中心位
置にポンチ穴をあける先端ポンチと、ビレット後端部を
固定するクランプ機構と、ビレット後端の軸中心位置に
ポンチ穴をあける後端ポンチとを一体的に設けた、ビレ
ットセンタリングマシンに係るものである。
[作用] 従って本発明では、ビレット後端をクランプ機構によ
り固定した後、後端ポンチを用いてビレット後端にポン
チ穴をあけることにより、ビレットの座屈が防止され
る。
[実 施 例] 以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。
第1図は本発明の一実施例の説明図であり、第2図と
同一部分には同一符号が付してある。
プッシャ14のビレット1後端に対応する側の側面に上
下方向に伸縮するクランプシリンダ22を設け、クランプ
シリンダ22のロッド先端にダイス23を取付けてクランプ
機構を構成する。
ビレット1先端にポンチ穴11をあける場合には、第2
図と同様にし、ビレット1後端にポンチ穴21をあける場
合には、後端ポンチ台車13を架台12に沿って移動し且つ
シリンダ15を伸縮してダイス23がビレット1後端上に来
るようにプッシャ14を移動し、シリンダ22を伸長してダ
イス23とVベース2との間でビレット1後端を固定し、
或いは更にダイス4,4間でビレット1先端を固定した
後、ウォームジャッキ20を作動して後端ポンチ19の高さ
位置がビレット1の軸中心位置となるよう調整し、プッ
シャシリンダ16を伸長することにより後端ポンチ19でビ
レット1後端の軸中心位置にポンチ穴21をあける。
このようにプッシャ14にシリンダ22及びダイス23から
成るクランプ機構を設けてビレット1の後端を固定し、
或いは更にダイス4,4でビレット1先端を固定して、ビ
レット1後端にポンチ穴21をあけると、座屈を生じるこ
となく硬い材料でできたビレット1や細いビレット1後
端に、ポンチ穴21をあけることができる。
尚、本発明は上述の実施例に限定されるものではな
く、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々変更を加え
得ることは勿論である。
[発明の効果] 上記したように、本発明のビレットセンタリングマシ
ンによれば、ビレット後端を固定するクランプ機構を設
けたので、ビレットが硬い材料でできている場合や或い
は細い場合でも座屈を生じることなくビレット後端にポ
ンチ穴をあけることができ、しかも、ビレットを載せる
台に対して一体的に設けた、ビレット先端部を固定する
クランプ機構と、ビレット先端の軸中心位置にポンチ穴
をあける先端ポンチと、ビレット後端部を固定するクラ
ンプ機構と、ビレット後端の軸中心位置にポンチ穴をあ
ける後端ポンチとにより、ビレットの先端と後端を同時
に固定して一度にポンチ穴を開けることができるので、
作業時間が短縮されて次工程の延ばし加工におけるビレ
ットの温度低下を防止することができるようになる等の
優れた効果を奏し得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の説明図、第2図は従来例の
説明図である。 図中1はビレット、2はVベース、3はハウジング、4
はダイス、6はプッシャシリンダ、9は先端ポンチ、11
はポンチ穴、12は架台、13は後端ポンチ台車、14はプッ
シャ、16はプッシャシリンダ、19は後端ポンチ、21はポ
ンチ穴、22はクランプシリンダ、23はダイスを示す。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ビレットを載せる台に対し、ビレット先端
    部を固定するクランプ機構と、ビレット先端の軸中心位
    置にポンチ穴をあける先端ポンチと、ビレット後端部を
    固定するクランプ機構と、ビレット後端の軸中心位置に
    ポンチ穴をあける後端ポンチとを一体的に設けたことを
    特徴とするビレットセンタリングマシン。
JP63109947A 1988-05-06 1988-05-06 ビレットセンタリングマシン Expired - Fee Related JP2556092B2 (ja)

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BRPI0821872B1 (pt) * 2008-03-31 2020-04-07 Nippon Steel & Sumitomo Metal Corp método para produzir tubo de metal sem costura

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JPS59148102U (ja) * 1983-03-22 1984-10-03 住友金属工業株式会社 継目無金属管の製造装置

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