JP2556030Y2 - 気化器におけるスローノズルの配置構造 - Google Patents

気化器におけるスローノズルの配置構造

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JP2556030Y2
JP2556030Y2 JP1991036521U JP3652191U JP2556030Y2 JP 2556030 Y2 JP2556030 Y2 JP 2556030Y2 JP 1991036521 U JP1991036521 U JP 1991036521U JP 3652191 U JP3652191 U JP 3652191U JP 2556030 Y2 JP2556030 Y2 JP 2556030Y2
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slow
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axis
slow nozzle
vaporizer
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Inventor
幸彦 三原
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日産工機株式会社
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  • Control Of The Air-Fuel Ratio Of Carburetors (AREA)
  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、内燃機関の気化器にお
けるスローノズルの配置構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の気化器におけるスローノズルとし
ては、例えば図3及び図4に示すように、二連気化器本
体1のプライマリースロットルボア5に臨むスローノズ
ル2をプライマリースロットルシャフト4の軸心に対し
て垂直方向に該プライマリースロットルボア5の中心に
向けて配置するか又は垂直から4°位まで傾斜させて配
置し、前記スローノズル2の上流側にアイドルアジャス
トスクリュー3を設けている。そして、前記スローノズ
ル2は、スロー系導路12に連結している。なお、図3
及び図4中、6はセカンダリースロットルボア、7は一
次弁、8はセカンダリースロットルシャフト、9は二次
弁、10はガスケット、11はスローポート、13はス
ローエアブリードである。そして、エンジンのスタート
時およびアイドリング時において燃料が前記スローノズ
ル2からプライマリースロットルボア5内に噴出し、各
気筒内に燃料分配されてエンジンの低回転が保たれるよ
うになっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、この従
来の気化器におけるスローノズルでは、4気筒とか6気
筒の吸気マニホールドにおいて、気筒間の脈動の相違に
より、各気筒に流入する燃料量のばらつきが大きかっ
た。このため、燃料の多く入る気筒ではプラグのかぶり
現象が発生し、燃料のあまり入らない気筒では失火現象
が発生し、これにより、エンジンの回転が不安定とな
り、最悪の場合はエンジンストップに至るという問題点
があった。本考案は、この従来の欠点を解消する気化器
におけるスローノズルの配置構造を提供しようとするも
のである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案は、気化器本体の
スロットルボアに臨むスローノズルをスロットルシャフ
トの軸心の垂直方向に対し、スロー系導路の軸心を中心
に5°〜15°傾斜させて配置したことを特徴とする気
化器におけるスローノズルの配置構造である。
【0005】
【作用】気化器本体のスロットルボアに臨むスローノズ
ルをスロットルシャフトの軸心の垂直方向に対し、スロ
ー系導路の軸心を中心に5°〜15°傾斜させて配置し
たから、エンジンのスタート時、アイドリング時におい
て燃料の流入量のバラツキが各気筒内間で少なくなり、
スムーズなエンジン回転が得られるものである。
【0006】
【実施例】図2は、スロットルシャフト軸心の垂直方向
に対するスロー系導路の軸心を中心としたスローノズル
の傾斜角と4気筒エンジン各気筒の燃料混合比との関係
を示すアイドリング時の実験結果説明図である。この実
験結果より、各気筒間における燃料混合比のばらつき
は、スローノズルの傾斜角θがスロットルシャフト軸心
の垂直方向に対し、±(5゜〜15゜)の場合に小さく
なることが確認された。この実験結果より、図1に示す
ように、二連気化器本体1のスロットルボア5に臨むス
ローノズル2を、プライマリースロットルシャフト4の
軸心の垂直方向に対し、スロー系導路の軸心14を中心
にθ=5゜〜15゜傾斜させて配置している。このθは
軸心の垂直方向に対し、左右どちら側でもよい。なお、
図1中、3はアイドルアジャストスクリュー、6はセカ
ンダリースロットルボアである。このような構成によ
り、エンジンのスタート時、アイドリング時において燃
料流入量のばらつきが各気筒間で少なくなり、各気筒に
おいてプラグのかぶり現象、失火現象の発生が回避さ
れ、エンジン回転が安定したものとなる
【0007】
【考案の効果】以上のように本考案によれば、気化器本
体のスロットルボアに臨むスローノズルをスロットルシ
ャフトの軸心の垂直方向に対し、スロー系導路の軸心を
中心に5゜〜15゜傾斜させて配置したから、エンジン
のスタート時、アイドリング時において、各気筒の燃料
流入量のばらつきが小さくなるので、各気筒においてプ
ラグのかぶり現象や失火現象の発生を回避することがで
き、エンジン回転が安定したものになるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示す横断平面図。
【図2】スローノズルの傾斜角と各気筒の燃料混合比と
の関係を示す実験結果説明図。
【図3】従来例を示す縦断面図。
【図4】図3のI−I線の断面図。
【符号の説明】
1 二連気化器本体 2 スローノズル 3 アイドルアジャストスクリュー 4 プライマリースロットルシャフト 5 プライマリースロットルボア 6 セカンダリースロットルボア 7 一次弁 8 セカンダリースロットルシャフト 9 二次弁 10 ガスケット 11 スローポート 12 スロー系導路 13 スローエアブリード 14 スロー系導路の軸心

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 気化器本体のスロットルボアに臨むスロ
    ーノズルをスロットルシャフトの軸心の垂直方向に対
    し、スロー系導路の軸心を中心に5°〜15°傾斜させ
    て配置したことを特徴とする気化器におけるスローノズ
    ルの配置構造。
JP1991036521U 1991-04-23 1991-04-23 気化器におけるスローノズルの配置構造 Expired - Lifetime JP2556030Y2 (ja)

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JPH04123350U JPH04123350U (ja) 1992-11-09
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