JP2555959B2 - 気相成長装置および気相成長方法 - Google Patents

気相成長装置および気相成長方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、化合物半導体装置を製
造する際に用いられる気相成長装置およびそのための気
相成長方法に関し、特に、GaAs、InP基板上等に
ヘテロエピタキシャル層を形成するための気相成長装置
とそのための気相成長方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、光通信システムの発展に伴い、化
合物半導体を用いた長波長通信用受光素子、例えば、ア
バランシェフォトダイオード(APD)や、pinフォ
トダイオード(pin−PD)の需要が急増している。
この種APDやpin−PDは、n+ −InP基板上に
ヘテロエピタキシャル層を成長させることにより形成さ
れるが、このヘテロエピタキシャル層を成長させるため
の成長方法として、例えば、Y.Sugimoto,Electonics Le
tters Vol.120No.16 に示すようにハイドライド法によ
る気相成長が用いられている。
【0003】図2に従来のハイドライド法による気相成
長に用いられる結晶成長装置の一例を示す。図2におい
て、1は成長炉、2は反応管、3はIII 族原料輸送ガス
供給管、4はV族原料ガス供給管、5はIII 族原料、6
はガスディフューザー、7は基板、8は基板ホルダー、
9は上部反応室、10は下部反応室、11は成長室分離
ガス供給管、12は成長室分離ガスカーテンである。
【0004】この方法は、反応管2の原料ガス供給側を
高温領域として成長炉1により約850℃に加熱し、こ
の高温領域に置かれたIII 族原料5、例えばGaあるい
はIn上に、III 族原料輸送ガス供給管3よりIII 族原
料輸送ガスであるHClガスを供給し、III 族原料と反
応せしめ、この反応生成ガスをIII 族原料ガスとし、ま
た、V族原料ガス供給管4よりV族成分の水素化物、例
えばAsH3 あるいはPH3 を供給してV族原料ガスと
し、これらのガスを多孔板を数枚組み合わせた構造のガ
スディフューザー6を通して十分攪拌した後、反応管2
内の約700℃の低温領域に置かれた基板ホルダー8上
の基板7に輸送し、ここで反応させて所望の組成のエピ
タキシャル層を成長させるものである。
【0005】基板ホルダー8は、反応管2内で回転する
ことによりその基板搭載部を反応管2内の上部反応室9
と下部反応室10の前に位置させることができるように
構成されているので、例えば、上部反応室9のIII 族原
料としてGaおよびInを、V族原料ガスとしてAsH
3 を用い、また、下部反応室10のIII 族原料としてI
nを、V族原料ガスとしてPH3 を用い、まず、基板ホ
ルダー8を下部反応室10の前に位置させてIII 族原料
輸送ガスであるHClとV族原料ガスであるPH3 を下
部反応室10に供給して基板7上にInP層をエピタキ
シャル成長させ、この下部反応室10でのInP層のエ
ピタキシャル成長中に、上部反応室9にIII 族原料輸送
ガスであるHClとV族原料ガスであるAsH3 を供給
して上部反応室での準備をしておき、次に、基板ホルダ
ー8を上部反応室9の前に位置させて基板7上にInG
aAs層をエピタキシャル成長させる。InGaAs層
上にさらにInP層を成長させるには、InGaAsエ
ピタキシャル層の成長の終了した後、再度基板ホルダー
8を下部反応室10の前に位置させるようにすればよ
い。
【0006】これにより、基板7上にInGaAs/I
nPヘテロエピタキシャル層を成長させることができ
る。この際に、n型層を成長させるには、V族原料ガス
供給管4よりSi、S等のn型ドーパント(ドーピング
ガスとしては、SiH4 、H2S等)を供給してエピタ
キシャル成長させ、また、p型層を成長させるには、V
族原料ガス供給管4よりZn等のp型ドーパント[ドー
ピングガスとしては、Zn(C252 等]を供給し
てエピタキシャル成長させる。
【0007】而して、このように上部反応室9および下
部反応室10を連続的に交互に使用してヘテロエピタキ
シャル層を成長させる方法を採用した場合、一方の成長
室で成長を行わせている際、他方の成長室で次の成長の
準備のために供給しているガスが回り込むため、所望の
組成のエピタキシャル層の成長を安定して行わせること
ができず、デバイス特性に悪影響を及ぼすことがあっ
た。また、ヘテロエピタキシャル層を成長させる場合、
一方の成長室での成長が終了した後、その成長室への原
料ガスの供給を停止し、同時に基板ホルダーを他成長室
に回転移動させるのであるが、原料ガスの供給を停止し
ても成長室内には残留ガスが存在しており、また、基板
ホルダーの回転速度もホルダーの回転による基板落下等
の問題があり、10rpm以上に上げられないため、一
方の成長室での成長が終了した後、他方の成長室での成
長が開始するまでの間にも組成の不安定な遷移層が成長
してしまい、このため設計値通りのエピタキシャル層を
成長させることができず、デバイス特性に悪影響を与え
ていた。
【0008】この不都合を回避するため、従来は、一方
の成長室で成長をおこない、他方の成長室で成長の準備
を行っている場合は、成長室分離ガス供給管11よりH
2 等のガスを流して上部成長室9と下部成長室10の間
に成長室分離のためのガスカーテン12をつくり、準備
中の成長室に供給している原料ガスがエピタキシャル成
長を行っている成長室に回り込むのを防止していた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た方法でヘテロエピタキシャル層を成長させると、一方
の成長室での成長が終了した後の他方の成長室への基板
の移動の際に、基板がガスカーテンをくぐるため、ガス
カーテンが基板にあたる近傍では、原料ガスの流れが著
しく乱れる領域が発生し、この領域を基板が通過する際
にやはり組成の不安定な層が若干成長してしまうという
問題が起こる。例えば、図3に示す構造のエピタキシャ
ル層を従来法で形成した場合、TEM観察によるInP
層とInGaAs層の間の組成不安定領域はおよそ20
0Åであった。本発明は上述した問題を解決する方法を
提供するものであって、エピタキシャル層間で結晶組成
の不安定な領域の極めて小さなヘテロエピタキシャル層
の得られる気相成長装置および気相成長方法を提供する
ものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
め、本発明によれば、気相成長法により基板上に化合物
半導体の複数のエピタキシャル層を連続して成長させる
ために、結晶成長用反応管(2)の内部に複数の結晶成
長室(9、10)を、結晶成長のための原料を供給する
ガスの流れ方向に平行に設け、前記基板(7)を保持し
た基板ホルダー(8)を各結晶成長室の前面に位置させ
ることができるように構成した気相成長装置において、
前記基板ホルダー(8)内部にクエンチガス導入管(1
6)を設け、クエンチガス供給口(15)を前記基板ホ
ルダーの基板搭載部上の周囲に設けたことを特徴とする
気相成長装置が提供される。
【0011】また、本発明によれば、結晶成長用反応管
内部に複数の結晶成長室を結晶成長のための原料を供給
するガスの流れ方向に平行に設け、基板を保持した基板
ホルダーを各結晶成長室の前面に順次位置させて前記基
板上に化合物半導体の複数のエピタキシャル層を連続し
て成長させる気相成長法であって、前記基板ホルダーを
結晶成長室間を移動させるときには前記基板上にクエン
チガスを供給することを特徴とする気相成長方法が提供
される。
【0012】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。図1は、本発明の一実施例の気相成長装置
の主要部の構成を示す概略構成図である。図1にに示す
実施例において、1は成長炉、2は反応管、3はIII 族
原料輸送ガス供給管、4はV族原料ガス供給管、5はII
I 族原料、6はガスディフューザー、7は基板、8は基
板ホルダー、9は上部反応室、10は下部反応室、11
は成長室分離ガス供給管、12は成長室分離ガスカーテ
ン、13はガス切り替え弁、14は成長室分離ガス排気
管、15はクエンチガス供給口、16はクエンチガス導
入管である。
【0013】成長炉1内に反応管2を挿入し成長炉1に
より加熱する。反応管2内の約850℃の高温領域には
III 族原料5として上部反応室9にはGa400g、I
n800gが、また、下部反応室10にはIn800g
が設置されている。まず、基板ホルダー8を回転させて
基板ホルダー8上の基板7を上部反応室9前に位置させ
る。また反応管2内には、全てのIII 族原料輸送ガス供
給管3よりH2 を700ml/min流しておく。
【0014】反応管2内の温度が安定した時点で成長室
分離ガス供給管11よりH2 を3l/min噴出させ、
次いで、下部反応室10のIII 族原料輸送ガス供給管3
よりIII 族輸送ガスである10%HClを100ml/
min、またV族原料ガス供給管4よりV族成分の水素
化物である10%PH3 を150ml/min供給す
る。下部反応室10に供給するHCl、PH3 が定常状
態になった後、成長室分離ガス供給管11より噴出させ
ていたH2 をガス切り替え弁13により成長室分離ガス
排気管14に導入し、同時に基板ホルダー8内に設けた
クエンチガス導入管16を通して基板ホルダー8上に開
口したクエンチガス供給口15よりH2 を1l/min
基板7上に噴出させてクエンチし、その状態で、基板ホ
ルダー8を回転させて基板ホルダー8上の基板7を下部
反応室10前に位置させる。
【0015】次に、成長室分離ガス排気管14に導入し
ていたH2 をガス切り替え弁13を切り替えることによ
り再び成長室分離ガス供給管11から噴出させ、同時に
基板ホルダー8上に開口したクエンチガス供給口15よ
り噴出させていたH2 を停止する。以上の操作により基
板ホルダー8上に設置した基板7上にInPエピタキシ
ャル層が成長される。下部反応室10においてInPの
エピタキシャル成長が行われている間に、上部反応室9
に、III 族原料輸送ガス供給管3よりIII 族原料輸送ガ
スである10%HClを100ml/min、またV族
原料ガス供給管4よりV族成分の水素化物である10%
AsH3 を50ml/min供給する。
【0016】下部反応室10において所望の厚さのIn
P層の成長が終了した時点で、成長分離ガス供給管11
より噴出させていたH2 をガス切り替え弁13により成
長室分離ガス排気管14に再び導入し、同時に基板ホル
ダー8上に開口したクエンチガス供給口15よりH2
1l/min基板7上に噴出させてクエンチし、続い
て、基板ホルダー8を回転させて基板ホルダー8上の基
板7を上部反応室9前に位置させる。
【0017】次に、成長室分離ガス排気管14に導入し
ていたH2 をガス切り替え弁13を切り替えることによ
り成長室分離ガス供給管11より三たび噴出させ、同時
に基板ホルダー8上に開口したクエンチガス供給口15
より噴出させていたH2 を停止する。以上の操作により
基板ホルダー8上に設置した基板7上のInPエピタキ
シャル層の上にInGaAs層が結晶間での組成の不安
定な領域が極めて小さい状態でヘテロエピタキシャル成
長される。
【0018】そして、以後、上述の操作を繰り返すこと
により、結晶層間での組成の不安定な領域が極めて小さ
い状態で多層構造のヘテロエピタキシャル層を成長させ
ることができる。本発明による気相成長装置を用い上記
方法により図3に示す構造のエピタキシャル層を成長さ
せた場合、TEM観察によるInP層とInGaAs層
の間の組成不安定領域はおよそ40Åと従来法による場
合の約1/5であった。
【0019】次に、本発明の気相成長方法の他の実施例
について説明する。先の実施例では基板のクエンチに用
いるクエンチガスとしてH2 を用いたが、InP基板や
GaAs基板中あるいはInPエピタキシャル層やIn
GaAsエピタキシャル層中のPやAsは蒸気圧が高
く、高温の反応管内で解離しやすいため、この実施例で
は、これを防止するためにクエンチガスとしてV族成分
ガスであるPH3 (あるいはAsH3 )を用いる。
【0020】先の実施例で述べたものと同一の気相成長
装置を使用し、成長方法もクエンチガスの種類が異なる
以外は先きの実施例の場合と同様である。本実施例で
は、クエンチガスとして、1l/minのH2 に代え、
10%PH3 300ml/minとH2 700ml/m
inの混合ガスが用いられる。図1に示した気相成長装
置を用いて、上記混合ガスのクエンチガスを用いて図3
に示す構造のエピタキシャル層を成長させた場合、TE
M観察によるInP層とInGaAs層の間の組成不安
定領域は先の実施例の場合と同様におよそ40Åと従来
法の場合の約1/5であった。
【0021】以上好ましい実施例について説明したが、
本発明はこれら実施例に限定されるものではなく、特許
請求の範囲に記載された本願発明の要旨内において各種
の変更が可能である。例えば、実施例では、ハイドライ
ド法による気相成長方法を用いていたが、これ以外の気
相成長法、例えばクロライド法等を用いることができ
る。また、実施例では、クエンチガス供給口を基板ホル
ダーの基板搭載部の周囲全体に設けていたが、一辺側に
のみ設けクエンチガスによりガスカーテンを形成するよ
うにしてもよい。さらに、実施例では、III −V族化合
物半導体を用いた受光素子の製造方法について説明した
が、本発明は、受光素子以外のデバイスを製造する場合
にも、またIII −V族以外の化合物半導体のヘテロエピ
タキシャル成長を行わせる場合にも適用しうるものであ
る。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、化合物
半導体の気相成長によってヘテロエピタキシャル層を成
長させるに際して、基板が成長室間を移動するときに
は、基板ホルダー上に開口したクエンチガス供給口より
2 あるいはPH3 とH2 の混合ガス等のクエンチガス
を基板上に噴出させて基板上への原料ガスの供給を遮断
するものであるので、本発明によれば、エピタキシャル
成長終了後の成長室に残留するガスによる組成の不安定
な層の成長および移動途中で両成長室の原料ガスが混合
することによって起こる不安定な層の成長を防止するこ
とができる。そして、エピタキシャル層成長中に成長室
分離ガス供給管より噴出させていた成長室分離ガスを、
基板ホルダーの移動中には、ガス切り替え弁により成長
室分離ガス排気管に導入し、成長室には流入せしめない
ようにすることにより、基板移動中における原料ガスの
流れに乱れの発生するのを抑制することができるので、
上記の組成不安定層の成長防止効果をさらに高めること
ができる。よって、本発明によれば、ヘテロ界面での組
成の不安定な領域の小さい、従って結晶性のよいヘテロ
エピタキシャル層を有するデバイスを製造することがで
き、特性の安定した半導体装置を提供することが可能に
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の気相成長装置の概略構成
図。
【図2】従来の気相成長装置の概略構成図。
【図3】本発明の実施例と従来法によるヘテロエピタキ
シャル層の遷移領域の差を確認するために用いたエピタ
キシャル層の断面図。
【符号の説明】
1 成長炉 2 反応管 3 III 族原料輸送ガス供給管 4 V族原料ガス供給管 5 III 族原料 6 ガスディフューザー 7 基板 8 基板ホルダー 9 上部反応室 10 下部反応室 11 成長室分離ガス供給管 12 成長室分離ガスカーテン 13 ガス切り替え弁 14 成長室分離ガス排気管 15 クエンチガス供給口 16 クエンチガス導入管 17 n+ −InP基板 18 n−InP層 19 i−InGaAs層 20 p−InP層

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 気相成長法により基板上に化合物半導体
    の複数のエピタキシャル層を連続して成長させるため
    に、結晶成長用反応管内部に複数の結晶成長室を結晶成
    長のための原料を供給するガスの流れ方向に平行に設
    け、前記基板を保持した基板ホルダーを各結晶成長室の
    前面に位置させることができるように構成した気相成長
    装置において、前記基板ホルダー内部にクエンチガス導
    入管を設け、クエンチガス供給口を前記基板ホルダーの
    基板搭載部上の周囲に設けたことを特徴とする気相成長
    装置。
  2. 【請求項2】 結晶成長室間を、成長室分離ガス供給管
    と該供給管の先端部から原料供給ガスの流れ方向と平行
    に噴射される成長室分離ガスのカーテンとによって分離
    したことを特徴とする請求項1記載の気相成長装置。
  3. 【請求項3】 前記成長室分離ガス供給管は成長室分離
    ガス排気管と分岐されており、その分岐部分にガス切り
    替え弁が備えられていることを特徴とする請求項2記載
    の気相成長装置。
  4. 【請求項4】 結晶成長用反応管内部に複数の結晶成長
    室を結晶成長のための原料を供給するガスの流れ方向に
    平行に設け、基板を保持した基板ホルダーを各結晶成長
    室の前面に順次位置させて前記基板上に化合物半導体の
    複数のエピタキシャル層を連続して成長させる気相成長
    方法であって、前記基板ホルダーを結晶成長室間を移動
    させるときには前記基板上に該基板上への原料ガスの供
    給を遮断するクエンチガスを供給することを特徴とする
    気相成長方法。
  5. 【請求項5】 原料を供給するガスの流れ方向と平行に
    成長室分離ガスを噴射し、それによって形成される成長
    室分離ガスのカーテンによって各結晶成長室に供給され
    る原料ガスの流れを分離することを特徴とする請求項4
    記載の気相成長方法。
  6. 【請求項6】 前記クエンチガスが、水素ガスまたは水
    素ガスとエピタキシャル層を構成する元素の水素化物ガ
    スとの混合ガスであることを特徴とする請求項4記載の
    気相成長方法。
  7. 【請求項7】 基板上にエピタキシャル層を成長させる
    ときには、原料を供給するガスの流れ方向と平行に成長
    室分離ガスを噴射しそれによって形成される成長室分離
    ガスのカーテンによって各結晶成長室に供給される原料
    ガスの流れを分離し、前記基板ホルダーを結晶成長室間
    を移動させるときには、前記基板上にクエンチガスを供
    給し成長室を分離するガスの噴射を中断することを特徴
    とする請求項4記載の気相成長方法。
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