JP2555688B2 - 紡機のセパレータ - Google Patents

紡機のセパレータ

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JP2555688B2
JP2555688B2 JP63102741A JP10274188A JP2555688B2 JP 2555688 B2 JP2555688 B2 JP 2555688B2 JP 63102741 A JP63102741 A JP 63102741A JP 10274188 A JP10274188 A JP 10274188A JP 2555688 B2 JP2555688 B2 JP 2555688B2
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建美 福田
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Toyoda Jidoshokki Seisakusho KK
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    • DTEXTILES; PAPER
    • D01NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
    • D01HSPINNING OR TWISTING
    • D01H1/00Spinning or twisting machines in which the product is wound-up continuously
    • D01H1/14Details
    • D01H1/42Guards or protectors for yarns or threads, e.g. separator plates, anti-ballooning devices
    • DTEXTILES; PAPER
    • D01NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
    • D01HSPINNING OR TWISTING
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    • D01H1/14Details
    • D01H1/16Framework; Casings; Coverings ; Removal of heat; Means for generating overpressure of air against infiltration of dust; Ducts for electric cables
    • D01H1/168Arrangements for the sound-dampening of the machines

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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、紡機特にリング精紡機において、糸の紡出
中に管糸の回転に伴って発生する風騒音を防止し、動力
の軽減を図る技術に関する。
〔従来の技術〕
リング精紡機においては、高速回転するスピンドルに
嵌挿されたボビン上に紡出糸を糸層として巻取り、管糸
を形成している。近年スピンドルの高速化に伴い、管糸
表面と周囲の空気との回転摩擦により、種々の障害が生
じて来た。その一つは騒音の発生であり、数万のスピン
ドルを設備した精紡室から発する風騒音は労働環境を悪
化し、作業員の能率を低下せしめる。更に管糸表面に沿
って流れる随伴気流は、精紡機の機台の両側に沿う空気
の流れを生ぜしめ、風綿の飛散と共に多大の動力損失を
もたらす。又、空気抵抗によって管糸表面の糸層からは
繊維端が飛び出して糸の毛羽立ちを生じ、この毛羽が更
に空気抵抗の増加をもたらすという悪循環を繰り返す。
スピンドルの高速回転に伴うこれらの問題点を解決す
るために、本出願人は特開昭61−102424号に、スピンド
ル20に嵌挿された管糸21を中心に昇降するリング22の下
方に、管糸の糸層を取り巻く円筒状カバー23を取付け、
これをリング22と共に昇降するように構成したセパレー
タを提案した(第6図参照)。
〔発明が解決しようとする課題〕
この管糸の周囲を被覆する円筒状のセパレータによっ
て、騒音防止と動力軽減についてかなりの効果が得られ
たが、なお次のような問題点が残った。即ち、この方式
では、リング22が最も下方の位置を占める管糸の巻き始
めの時期において、スピンドル20の駆動部、即ち走行す
るテープ24又はベルトの部分にカバー23の下縁が接触し
ないようにするために、スピンドルの高さを普通のもの
よりも大きくして、これに嵌挿されるボビンの下端と駆
動部との間の距離を離す処置を講じる必要があり、必然
的に回転体の重心が高くなってボビンの振動が増加する
原因となる。しかもテープ等の駆動部自体については被
覆ができず、これらの駆動部から発する気流や騒音には
有効な対策とはならなかった。
本発明者等は、特許出願公開公報昭55−128024号やド
イツ特許公報第3346577号に開示されているような、各
スピンドルをスピンドルレール上に設置された個別のモ
ータで駆動する方式の精紡機に着目し、管糸並びにスピ
ンドル駆動部の両者を同時に被覆して、管糸形成中に起
こる前述の風騒音や動力損失の問題を解決し、更に運転
中のモータの発熱を積極的に冷却しようとするものであ
る。
〔課題を解決するための手段〕
この目的は、各スピンドルがその基部に同軸にスピン
ドルレール上に固定されたそれぞれ独立したモータによ
って駆動され、前記スピンドル上に嵌挿されたボビン
に、リングの昇降運動によって紡出糸を導いて管糸を形
成するリング精紡機等の紡機において、前記リングの下
方に前記モータの外径より僅かに大きな内径を有し、内
周面に螺旋状の突起を設けたカバーを垂下し、リングが
最も下方位置を占めた場合に、前記カバーが前記モータ
の外周を被覆し、管糸形成中にはリングの昇降に応じて
管糸部分を被覆するように構成されたセパレータによっ
て達成される。
〔作 用〕
リングの下方にカバーを垂下し、管糸形成の初期には
モータ自体も被覆するようにしたので、スピンドル、ボ
ビン並びにモータの回転によって生じる回転気流を外部
から遮断することができ、風騒音や動力増加が防止でき
る。
又、カバーの内周面には螺旋状の突起が設けてあるの
で、回転気流を上方又は下方に導くことができ、これに
よってモータを冷却することができる。
〔実施例〕
以下、図面に示す好適実施例に基づいて、本発明を更
に詳しく説明する。
第1図において、スピンドルレール1に取付けられた
スピンドル2は、スピンドルブレードの下部に組み込ま
れたモータ3によって単独で高速に回転駆動される。昇
降運動可能に構成されたリングレール4上には、スピン
ドル2と同心的にリング5が取付けられ、これに滑走自
在に装着されたトラベラ6によって紡出糸Yを導き、ス
ピンドル2に嵌挿されたボビン7に管糸7aとして巻き取
る。リング5の下部の外周に設けられた突起5aには、本
発明にかかる筒状のカバー8がその上端内周面の溝8aを
弾発的に係合させて垂下されている。
又、カバー8は内周面に螺旋状の突起10を備え、カバ
ー8の高さは、第1図に鎖線で示すように、管糸形成の
初期にリングレール4が最も下方位置を占めた時、前記
モータ3の周囲を略々全面的に囲繞する寸法に設定され
ている。一例を挙げれば、モータの高さは約150mm程度
である。又カバー8の内径は、その螺旋突起10がモータ
3に接触しないように、モータ3の外径より僅かに大き
く設定され、その断面形状もモータ3のそれに対応する
ように構成されている。
管糸7aが成長するに伴って、リングレール4は次第に
上昇し、これと共にカバー8も実線で示すように上方位
置に移動する。こうして得られた満管糸のリフト(チェ
ース部分を含んだ管糸の長さ)がカバー8の高さと同じ
程度であれば、管糸表面は常にカバー8によって囲繞さ
れた状態で紡出が続けられる。綿紡の場合、実際に管糸
のリフトは155〜180mm程度なので、管糸形成時間の全期
間についてカバーによる好ましい被覆が得られることは
明らかであり、スピンドル2の回転に伴って管糸7aの周
囲に発生する気流が、隣接する錘の回転気流と衝突して
乱れることが防止され、気流の乱れによる管糸表面から
の繊維の飛び出しや乱流による動力の損失が激減する。
カバーの遮音効果によって風騒音も減少する。
カバー8は各スピンドルについてそれぞれ単独で取付
ける形式のものでもよいが、取付け調整の際の作業の効
率化のためには、第2図及び第3図に示すように、プラ
スチック等によって連続したハニカム状に成形したもの
が望ましい。
カバー8の取付けは、第4図のようにリングレール4
に対して行うこともできる。
第5図は本発明のカバー8の内周面の螺旋状突起10を
示すもので、突起10は、カバー8と一体成形したもので
あるが、後加工によってカバー8内面に形成しても良
い。突起10の螺旋形態を、スピンドルの回転方向におい
て、カバー8の下方へ向けた場合はカバー上方から下方
への気流を生じ、カバー8の上方へ向けた場合にはカバ
ー下方から上方への気流を生ずる。いずれにせよ、螺旋
状の突起10は空気案内羽根の役割を果すものであれば良
く、カバー8と管糸7aの間に生じる回転気流をこの突起
10に沿って上方又は下方に導き、これによってモータ3
に積極的に気流を吹きつけ、冷却を図ることができる。
この冷却効果によってモータのコイル絶縁種別を耐熱温
度の低いものとすることができ、モータを安価に且つコ
ンパクトに製作可能となる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、スピンドル上の管糸は糸の紡出中に
常にカバーによって被覆されているので、風騒音が遮断
され、管糸の回転抵抗が減少して糸の毛羽立ちや動力損
失が防止される。
独立したモータによる単独駆動のスピンドルを具えた
紡機を利用したことにより、管糸カバーを設置するため
に特別にスピンドルの高さを高くする必要がなく、振動
を増加させることなく糸の紡出が可能となる。
又、カバー8は内周面に螺旋状の突起を備えているた
め、管糸の回転によってカバー内部に発生する気流は、
下方への吹き付け流、又は下方からの吸引流を生じてモ
ータを冷却する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明のセパレータの第1実施例を示す側面
図、 第2図及び第3図は、セパレータの形状の例を示す平面
図、 第4図は、本発明のセパレータの取付けの別の例を示す
側面図、 第5図は、本発明の更に他の実施例の斜視図、 第6図は、従来のセパレータの側面図である。 1……スピンドルレール、2……スピンドル、 3……モータ、4……リングレール、 5……リング、6……トラベラ、 7……ボビン、7a……管糸、 8……カバー。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】各スピンドルがその基部に同軸にスピンド
    ルレール上に固定されたそれぞれ独立したモータによっ
    て駆動され、前記スピンドル上に嵌挿されたボビンに、
    リングの昇降運動によって紡出糸を導いて管糸を形成す
    るリング精紡機等の紡機において、前記リングの下方に
    前記モータの外径より僅かに大きな内径を有し、内周面
    に螺旋状の突起を設けたカバーを垂下し、リングが最も
    下方位置を占めた場合に、前記カバーが前記モータの外
    周を被覆し、管糸形成中にはリングの昇降に応じて管糸
    部分を被覆するように構成されたセパレータ。
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CH706759A1 (de) * 2012-07-25 2014-01-31 Rieter Ag Maschf Abschirmelement für eine Spindel
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JPS61102424A (ja) * 1984-10-23 1986-05-21 Toyoda Autom Loom Works Ltd 紡機のセパレ−タ

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