JP2554922Y2 - ア−ムのスライド装置のすき間調整装置 - Google Patents

ア−ムのスライド装置のすき間調整装置

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JP2554922Y2
JP2554922Y2 JP1119091U JP1119091U JP2554922Y2 JP 2554922 Y2 JP2554922 Y2 JP 2554922Y2 JP 1119091 U JP1119091 U JP 1119091U JP 1119091 U JP1119091 U JP 1119091U JP 2554922 Y2 JP2554922 Y2 JP 2554922Y2
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JP
Japan
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arm
wall
attached
sliding
clearance adjustment
Prior art date
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JP1119091U
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JPH04134560U (ja
Inventor
忍 北山
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Komatsu Ltd
Original Assignee
Komatsu Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はパワーショベルにおける
伸縮アームのスライド装置のすき間調整装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の技術は図5にその断面を
示す様に第1アーム102の中に第2アーム103が摺
動自在に貫入されており、第2アーム103とのすき間
L1の調整はボルト105により螺着されているスライ
ド板106の間にシム107を挟んで調整している。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】係る従来技術のものは
第1フレーム102の内側にシム107を入れるため、
入れる作業が仕難く調整が困難であるとともにシム10
7の厚さにより段階的にしか調整できない。本考案はこ
れらの課題を解決しょうとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに断面四辺形をした箱形の第1アームの内部に、該
第1アームの内と所定の間隔を有する外壁からなる第
2アームを摺動自在に貫入したアームのスライド装置に
おいて、前記第2アームの外壁の長手方向に一対のレー
ル部材を取り付けるとともに、前記第1アームの内壁
レール部材に対向する一対の摺動材を取り付け、かつ
動材の頂部を前記レール部材の頂部と当接させるよう
に、第2アームを摺動材の方向にばね材により付勢
ことを特徴とするアームのスライド装置のすき間調整装
置とした。
【0005】
【作用】上記構成によれば、第1アームの外側から容易
にすき間を調整できるとともに無段階的に調整可能とな
る。
【0006】
【実施例】本考案の実施例を図面を参照にして説明す
る。
【0007】図1は、アーム1の斜視図であり、図2
は、本考案の第1の実施例における図1のA−A断面図
及びB−B断面図であり、図3は、他の実施例について
の図1のA−A断面図及びB−B断面図であり、図4
は、図1のC−C断面図である。
【0008】アーム1は第1アーム2と第1アーム2の
中に摺動自在に貫入されている第2アーム3により構成
されており、第2アーム3は第1アーム2の内と所定
の間隔を有する外からなっている。第1アーム2には
ブラケット2−2が取り付けられており、ブラケット2
−2のピン孔にピン2−3を挿入することにより油圧シ
リンダ4の一端が取り付けられている。油圧シリンダ4
の他端は第2アーム3に取り付けられているブラケット
3−1にピン3−2により取り付けられている。この様
な構成で油圧シリンダ4が伸長すると第2アーム3は前
方に伸長し、油圧シリンダ4が短縮すると第2アーム3
は後方に後退する。
【0009】第1アーム2には更にブラケット2−1が
取り付けられており、ブラケット2−1に設けられてい
るピン孔にピン2−1aを挿入することにより図示して
いないブームに取り付けられ、またピン孔にはピン2−
1bを挿入することにより図示していない油圧シリンダ
に取り付けられている。
【0010】本考案の第1の実施例における図1のA−
A断面およびB−B断面は同一の構造であり、この構造
を図2により説明し、図1のC−C断面を図4により説
明する。
【0011】第1アーム2の中には前述の如く断面が四
辺形をした第2アーム3が摺動自在に貫入されており、
第1アーム2の上部の壁21には四個の孔22が穿設し
てある。孔22の中には摺動部材23が緩挿してあり、
さらにその上部に皿ばね24が挿入してあり、孔22の
上部をカバー25で覆いボルト26で第2アームの上部
の壁に締着してある。
【0012】第2アーム3の下側の外壁31には2ア
ームのスライドする部分に渡ってレール32が溶接に
より取り付けられている。そして、レール32の頂部は
傾斜した面32−1を有している。一方、第1アーム2
の下側の壁21の内側には摺動材27が取り付けられて
おり、摺動材27の頂部は傾斜した面27−1を有し、
該面27−1の傾斜各は前記レール32の傾斜面32−
1と面接触する角度である。
【0013】第1アーム2の側壁28の内側には複数の
突起29が設け突起29の頂部29−1は第2アーム3
の側壁3−2と僅かなすき間を有する高さである。
【0014】以上の様な構成であるので、皿ばね24は
摺動部材23を第2アーム3の上部の外壁に押しつけて
いるので磨耗してもすき間を生ずることがない。
【0015】第2実施例は、第1実施例の突起29がな
いものであり、その他の構成は第1実施例と同一である
ので図2に示す符号と同一のものは同一の部材であるの
で、説明を省略する。ただ、第2実施例では第2アーム
3左右方向に移動しょうとする荷重は摺動材27の傾斜
した面27−1とレール32の傾斜面32−1との面に
よって受けられる。
【0016】
【考案の効果】本考案は以上説明した様にアームのスラ
イド装置のすき間を自動的に調整できるので調整のため
の煩雑さが省ける。
【0017】
【図面の簡単な説明】
【図1】アーム1の斜視図である。
【図2】本考案の第1の実施例における図1のA−A断
面図及びB−B断面図である。
【図3】他の実施例についての図1のA−A断面図及び
B−B断面図である。
【図4】図1のC−C断面図である。
【図5】従来の伸縮アームのスライド装置の断面を示す
図である。
【符号の説明】
1 アーム 2 第1アーム 3 第2アーム 27 摺動材 27−1 頂部 32 レール 32−1 頂部

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 断面四辺形をした箱形の第1アームの内
    部に、該第1アームの内と所定の間隔を有する外壁
    らなる第2アームを摺動自在に貫入したアームのスライ
    ド装置において、前記第2アームの外壁の長手方向に一
    対のレール部材を取り付けるとともに、前記第1アーム
    内壁レール部材に対向する一対の摺動材を取り付
    け、かつ摺動材の頂部を前記レール部材の頂部と当接さ
    せるように、第2アームを摺動材の方向にばね材により
    付勢たことを特徴とするアームのスライド装置のすき
    間調整装置。
JP1119091U 1991-02-07 1991-02-07 ア−ムのスライド装置のすき間調整装置 Expired - Lifetime JP2554922Y2 (ja)

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JPH04134560U JPH04134560U (ja) 1992-12-15
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