JP2554903Y2 - 棒状化粧料繰り出し容器 - Google Patents
棒状化粧料繰り出し容器Info
- Publication number
- JP2554903Y2 JP2554903Y2 JP1992054787U JP5478792U JP2554903Y2 JP 2554903 Y2 JP2554903 Y2 JP 2554903Y2 JP 1992054787 U JP1992054787 U JP 1992054787U JP 5478792 U JP5478792 U JP 5478792U JP 2554903 Y2 JP2554903 Y2 JP 2554903Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- spiral groove
- sleeve
- storage
- stick
- shaped cosmetic
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は、口紅、アイシャドウ等
の棒状化粧料を進退自在に収納する容器の改良である。
の棒状化粧料を進退自在に収納する容器の改良である。
【０００２】
【従来の技術】棒状化粧料を収納する容器は、そのほと
んどが棒状化粧料を出没させるのに螺旋機構を利用して
いる。すなわち、棒状化粧料を容器内に保持する収納皿
の回動を制御し、螺合片と螺旋溝と螺合させる事により
容器内を進退させている。尚、収納皿の上端は、繰り出
しストローク最上端まで繰り上げた時、約１．０〜３．
０ｍｍは収納スリーブより露出するものであった。
んどが棒状化粧料を出没させるのに螺旋機構を利用して
いる。すなわち、棒状化粧料を容器内に保持する収納皿
の回動を制御し、螺合片と螺旋溝と螺合させる事により
容器内を進退させている。尚、収納皿の上端は、繰り出
しストローク最上端まで繰り上げた時、約１．０〜３．
０ｍｍは収納スリーブより露出するものであった。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】これら棒状化粧料容器
に於いて、棒状化粧料を収納する収納皿が、繰り上げた
際、容器の収納スリーブより露出してしまい見苦しいも
のとなる。しかし、収納スリーブより収納皿が露出しな
いよう螺旋溝ストロークを設定すると、使用時は美麗な
ものとなるが、棒状化粧料を収納皿へ収嵌する操作時に
於いては、収納皿上端が露出していないため非常にやり
にくいものであった。
に於いて、棒状化粧料を収納する収納皿が、繰り上げた
際、容器の収納スリーブより露出してしまい見苦しいも
のとなる。しかし、収納スリーブより収納皿が露出しな
いよう螺旋溝ストロークを設定すると、使用時は美麗な
ものとなるが、棒状化粧料を収納皿へ収嵌する操作時に
於いては、収納皿上端が露出していないため非常にやり
にくいものであった。
【０００４】そこで本考案は、棒状化粧料を収納皿へ収
嵌する際は、収納スリーブより収納皿が適当量露出し、
且つ収嵌後は再び収納スリーブより収納皿が僅かに露出
するか、若しくは全く露出しないものを得る事にある。
尚、棒状化粧料を収納皿に収嵌したものを、あらかじめ
容器内へ収納されている昇降筒へはめ込む構成の容器が
あるが、昇降筒は収納スリーブより露出しないが、収納
皿は露出するものであった。
嵌する際は、収納スリーブより収納皿が適当量露出し、
且つ収嵌後は再び収納スリーブより収納皿が僅かに露出
するか、若しくは全く露出しないものを得る事にある。
尚、棒状化粧料を収納皿に収嵌したものを、あらかじめ
容器内へ収納されている昇降筒へはめ込む構成の容器が
あるが、昇降筒は収納スリーブより露出しないが、収納
皿は露出するものであった。
【０００５】
【課題を解決するための手段】先端が斜めにカットされ
た棒状化粧料１を収納する収納皿４は、下端内壁に螺合
突部２を突設し、下端外壁に係合突部１４を突設した脚
筒３を垂下させる。スリーブ６は、この収納皿４及び脚
筒３を摺動自在に収納する。このスリーブ６の下部側壁
には、前記収納皿４の係合突部１４が貫通して収納皿４
及び脚筒３を回動不能に案内する係合縦溝１６を軸線と
平行に穿設し、先端を前記棒状化粧料１と同形状にす
る。前記脚筒３底部５より開孔した収納孔７に収納され
るネジ体１０は、前記螺合突部２と螺合する装着螺旋溝
８及びこの装着螺旋溝８より上端位置が下方に設定され
た昇降螺旋溝９が螺設する。また、装着螺旋溝８下端よ
り昇降螺旋溝９下端へ螺合突部２が移行可能とする。こ
のネジ体１０下方に膨出した尾栓体１３は、前記スリー
ブ６を回動自在、抜脱不能とし、蓋体の嵌着部１１を有
する外筒１２内へ止着する。そして、前記スリーブ６の
係合縦溝１６の全長を装着螺旋溝８と一致させ、前記螺
合突部２を装着螺旋溝８に螺合させた際には収納皿４の
先端が前記スリーブ６上端より突出し、昇降螺旋溝９に
螺合させた際には収納皿４先端をスリーブ６上端より突
出しなくさせる。
た棒状化粧料１を収納する収納皿４は、下端内壁に螺合
突部２を突設し、下端外壁に係合突部１４を突設した脚
筒３を垂下させる。スリーブ６は、この収納皿４及び脚
筒３を摺動自在に収納する。このスリーブ６の下部側壁
には、前記収納皿４の係合突部１４が貫通して収納皿４
及び脚筒３を回動不能に案内する係合縦溝１６を軸線と
平行に穿設し、先端を前記棒状化粧料１と同形状にす
る。前記脚筒３底部５より開孔した収納孔７に収納され
るネジ体１０は、前記螺合突部２と螺合する装着螺旋溝
８及びこの装着螺旋溝８より上端位置が下方に設定され
た昇降螺旋溝９が螺設する。また、装着螺旋溝８下端よ
り昇降螺旋溝９下端へ螺合突部２が移行可能とする。こ
のネジ体１０下方に膨出した尾栓体１３は、前記スリー
ブ６を回動自在、抜脱不能とし、蓋体の嵌着部１１を有
する外筒１２内へ止着する。そして、前記スリーブ６の
係合縦溝１６の全長を装着螺旋溝８と一致させ、前記螺
合突部２を装着螺旋溝８に螺合させた際には収納皿４の
先端が前記スリーブ６上端より突出し、昇降螺旋溝９に
螺合させた際には収納皿４先端をスリーブ６上端より突
出しなくさせる。
【０００６】
【作用】収納皿４は、脚筒３の螺合片が当初装着螺旋溝
８と螺合させて組み立てられるため、繰り上げた際、ス
リーブ６上端より収納皿４は露出する。この状態で空の
収納皿４へ棒状化粧料１の装着は容易に行う事ができ
る。棒状化粧料１を収納皿４へ装着後は、収納皿４を繰
り下げ、下死点に達した後も更に回動操作を続行する
と、螺合突部２は装着螺旋溝８から昇降螺旋溝９へ移動
する。この後、繰り出し操作をすると、螺合突部２は昇
降螺旋溝９の上端で停止し、収納皿４の昇降ストローク
が小さくなり、収納皿４の上端がスリーブ６の先端より
露出しなくなる。
８と螺合させて組み立てられるため、繰り上げた際、ス
リーブ６上端より収納皿４は露出する。この状態で空の
収納皿４へ棒状化粧料１の装着は容易に行う事ができ
る。棒状化粧料１を収納皿４へ装着後は、収納皿４を繰
り下げ、下死点に達した後も更に回動操作を続行する
と、螺合突部２は装着螺旋溝８から昇降螺旋溝９へ移動
する。この後、繰り出し操作をすると、螺合突部２は昇
降螺旋溝９の上端で停止し、収納皿４の昇降ストローク
が小さくなり、収納皿４の上端がスリーブ６の先端より
露出しなくなる。
【０００７】
【実施例１】棒状化粧料１を収納する収納皿４は、下端
に脚筒３を垂下している。この脚筒３は、下端外壁に係
合突部１４、下端内壁に螺合突部２が突設している。そ
して、脚筒３には前記螺合突部２と螺合する装着螺旋溝
８と昇降螺旋溝９が外周壁に螺設されたネジ体１０を収
納する収納孔７が開孔している。
に脚筒３を垂下している。この脚筒３は、下端外壁に係
合突部１４、下端内壁に螺合突部２が突設している。そ
して、脚筒３には前記螺合突部２と螺合する装着螺旋溝
８と昇降螺旋溝９が外周壁に螺設されたネジ体１０を収
納する収納孔７が開孔している。
【０００８】このネジ体１０の装着螺旋溝８は、昇降螺
旋溝９より長いストローク、すなわちネジ体１０上方ま
で螺設され、装着螺旋溝８下端は昇降螺旋溝９へ螺合突
部２が乗り越えられるようテーパー状の乗り越え突部１
５を形成している。
旋溝９より長いストローク、すなわちネジ体１０上方ま
で螺設され、装着螺旋溝８下端は昇降螺旋溝９へ螺合突
部２が乗り越えられるようテーパー状の乗り越え突部１
５を形成している。
【０００９】前記収納皿４及び脚筒３は、収納スリーブ
６内に摺動自在に収納されている。このスリーブ６は、
前記脚筒３の係合突部１４が係合する係合縦溝１６が軸
線と平行に穿設されている。この係合縦溝１６は、前記
ネジ体１０の装着螺旋溝８の全長と一致している。その
結果、収納皿４の螺合突部２を装着螺旋溝８に螺合さ せ
た際の上死点ではスリーブ６先端より収納皿４先端が露
出し、昇降螺旋溝９に螺合させた際の上死点では収納皿
４がスリーブ６より露出しないようになっている。そし
て、前記ネジ体１０下端に膨出した尾栓体１３の外周壁
に環状に穿設された係合凹溝１７と凹ビード１８により
回動自在、抜脱不能に係合している。この尾栓体１３に
は、回転摩擦修正用Ｏリング１９が装着されるＯリング
装着溝２０が穿設され、且つ底面には嵌着孔２３が開孔
してある。尚、前記棒状化粧料１の先端及びスリーブ６
の先端は、同一形状に斜めにカットされている。
６内に摺動自在に収納されている。このスリーブ６は、
前記脚筒３の係合突部１４が係合する係合縦溝１６が軸
線と平行に穿設されている。この係合縦溝１６は、前記
ネジ体１０の装着螺旋溝８の全長と一致している。その
結果、収納皿４の螺合突部２を装着螺旋溝８に螺合さ せ
た際の上死点ではスリーブ６先端より収納皿４先端が露
出し、昇降螺旋溝９に螺合させた際の上死点では収納皿
４がスリーブ６より露出しないようになっている。そし
て、前記ネジ体１０下端に膨出した尾栓体１３の外周壁
に環状に穿設された係合凹溝１７と凹ビード１８により
回動自在、抜脱不能に係合している。この尾栓体１３に
は、回転摩擦修正用Ｏリング１９が装着されるＯリング
装着溝２０が穿設され、且つ底面には嵌着孔２３が開孔
してある。尚、前記棒状化粧料１の先端及びスリーブ６
の先端は、同一形状に斜めにカットされている。
【００１０】このネジ体１０の尾栓体１３の嵌着孔２３
に突入嵌着する嵌着体２１が底部に止着した外筒１２
は、前記スリーブ６を中程まで収納し、上端には蓋体嵌
着部１１を有する中筒２２を挿嵌止着している。
に突入嵌着する嵌着体２１が底部に止着した外筒１２
は、前記スリーブ６を中程まで収納し、上端には蓋体嵌
着部１１を有する中筒２２を挿嵌止着している。
【００１１】
【実施例２】尚、収納皿４及び脚筒３の回転操作に於い
て、スリーブ６内壁に係合突部１４を突設し、収納皿４
及び脚筒３にこの係合突部１４と係合する係合縦溝１６
を穿設した構成としてもよい。また、スリーブ６の係合
もネジ体１０の尾栓体１３でなく、外筒１２に穿設した
係合凹溝１７に凸ビードで行ってもよい。
て、スリーブ６内壁に係合突部１４を突設し、収納皿４
及び脚筒３にこの係合突部１４と係合する係合縦溝１６
を穿設した構成としてもよい。また、スリーブ６の係合
もネジ体１０の尾栓体１３でなく、外筒１２に穿設した
係合凹溝１７に凸ビードで行ってもよい。
【００１２】
【考案の効果】本考案は以上構成のため、収納皿４へ棒
状化粧料１を収納する際はスリーブ６先端より収納皿４
を露出させ装着しやすくし、下死点に於いて、装着螺旋
溝８より螺合突部２を上死点位置の低い昇降螺旋溝９へ
移行できるため、使用者が繰り上げ操作をした際、見苦
しい収納皿４を露出しないものとする事ができる効果を
有している。また、収納皿４を回動不能に案内するスリ
ーブ６の係合縦溝１６が軸線と平行に直線状に設けられ
ているため、収納皿４がスリーブ６内で全く回転せず、
スリーブ６の先端と棒状化粧料１の先端と一致させた状
態で塗布操作を行える。
状化粧料１を収納する際はスリーブ６先端より収納皿４
を露出させ装着しやすくし、下死点に於いて、装着螺旋
溝８より螺合突部２を上死点位置の低い昇降螺旋溝９へ
移行できるため、使用者が繰り上げ操作をした際、見苦
しい収納皿４を露出しないものとする事ができる効果を
有している。また、収納皿４を回動不能に案内するスリ
ーブ６の係合縦溝１６が軸線と平行に直線状に設けられ
ているため、収納皿４がスリーブ６内で全く回転せず、
スリーブ６の先端と棒状化粧料１の先端と一致させた状
態で塗布操作を行える。
【００１３】尚、装着後も回転繰出操作感も装着螺旋溝
８で確認でき、且つ棒状化粧料１が定位置に装着された
のかの確認後、昇降螺旋溝９へ螺合突部２を移行ができ
るため、昇降螺旋溝９より装着螺旋溝８へ再移行できな
くとも事前に確認ができるため、不良を軽減できる効果
をも有するものである。
８で確認でき、且つ棒状化粧料１が定位置に装着された
のかの確認後、昇降螺旋溝９へ螺合突部２を移行ができ
るため、昇降螺旋溝９より装着螺旋溝８へ再移行できな
くとも事前に確認ができるため、不良を軽減できる効果
をも有するものである。
【図１】本考案実施例の分解斜視図。
【図２】棒状化粧料装着時の側断面図。
【図３】棒状化粧料を装着後、螺合突部を昇降螺旋溝へ
螺合させた上死点位置に於ける側断面図。
螺合させた上死点位置に於ける側断面図。
【図４】本考案第２実施例の側断面図。
１ 棒状化粧料 ２ 螺合突部 ３ 脚筒 ４ 収納皿 ５ 底部 ６ スリーブ ７ 収納孔 ８ 装着螺旋溝 ９ 昇降螺旋溝 １０ ネジ体 １１ 嵌着部 １２ 外筒 １３ 尾栓体 １４ 係合突部 １６ 係合縦溝
Claims (1)
- 【請求項１】 先端が斜めにカットされた棒状化粧料１
を保持し、下端内壁に螺合突部２を突設し、下端外壁に
係合突部１４を突設した脚筒３を垂下した収納皿４と、 該収納皿４及び脚筒３を摺動自在に収納し、下部側壁に
前記収納皿４の係合突部１４が貫通して収納皿４及び脚
筒３を回動不能に案内する係合縦溝１６を軸線と平行に
穿設し、先端を前記棒状化粧料１と同形状にしたスリー
ブ６と、 前記脚筒３底部５より開孔した収納孔７に収納され、外
周壁には前記螺合突部２を螺合する装着螺旋溝８、及び
該装着螺旋溝８より上端位置が下方に設定された昇降螺
旋溝９が螺設され、且つ装着螺旋溝８下端より昇降螺旋
溝９下端へ螺合突部２が移行可能とされているネジ体１
０と、 該ネジ体１０下方に膨出し、前記スリーブ６を回動自
在、抜脱不能とし、蓋体の嵌着部１１を有する外筒１２
内へ止着する尾栓体１３とからなり、 前記スリーブ６の係合縦溝１６の全長を装着螺旋溝８と
一致させ、前記螺合突部２を装着螺旋溝８に螺合させた
際には収納皿４の先端が前記スリーブ６上端より突出
し、昇降螺旋溝９に螺合させた際には収納皿４先端をス
リーブ６上端より突出しなくした 事を特徴とする棒状化
粧料繰り出し容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992054787U JP2554903Y2 (ja) | 1992-06-25 | 1992-06-25 | 棒状化粧料繰り出し容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992054787U JP2554903Y2 (ja) | 1992-06-25 | 1992-06-25 | 棒状化粧料繰り出し容器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH063212U JPH063212U (ja) | 1994-01-18 |
| JP2554903Y2 true JP2554903Y2 (ja) | 1997-11-19 |
Family
ID=12980473
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1992054787U Expired - Fee Related JP2554903Y2 (ja) | 1992-06-25 | 1992-06-25 | 棒状化粧料繰り出し容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2554903Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0238650Y2 (ja) * | 1985-06-06 | 1990-10-18 | ||
| JP3114127U (ja) * | 2005-06-27 | 2005-09-29 | 喜詮科技股▲ふん▼有限公司 | ポータブルブイオーアイピー無線連結器 |
-
1992
- 1992-06-25 JP JP1992054787U patent/JP2554903Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH063212U (ja) | 1994-01-18 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |