JP2554435B2 - 根菜類の皮むき装置 - Google Patents
根菜類の皮むき装置Info
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- JP2554435B2 JP2554435B2 JP5040968A JP4096893A JP2554435B2 JP 2554435 B2 JP2554435 B2 JP 2554435B2 JP 5040968 A JP5040968 A JP 5040968A JP 4096893 A JP4096893 A JP 4096893A JP 2554435 B2 JP2554435 B2 JP 2554435B2
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- Japan
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- roll
- peeling
- root vegetables
- root
- rotation
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- Apparatuses For Bulk Treatment Of Fruits And Vegetables And Apparatuses For Preparing Feeds (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ごぼう、れんこん、だ
いこん、山芋のような細長い根菜類の皮むきを行う根菜
類の皮むき装置に関するものである。
いこん、山芋のような細長い根菜類の皮むきを行う根菜
類の皮むき装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】根菜類の皮むき装置としては、特公平４
−１１１８８号公報に示されるように、同一方向に回転
するブラシロール群の上方に逆方向に回転するブラシロ
ール群を設け、各ブラシロール群間に根菜類を送り込ん
で皮むきを行わせるようにしたものが知られている。と
ころが根菜類をブラシロールと直交する方向に送り込む
ため、ごぼう、だいこん、れんこん等のように固くて丈
夫な根菜類の皮むきには何ら支障はないが、山芋のよう
に柔らかい根菜類は、ブラシロールによる皮むき中に折
れるという問題があった。
−１１１８８号公報に示されるように、同一方向に回転
するブラシロール群の上方に逆方向に回転するブラシロ
ール群を設け、各ブラシロール群間に根菜類を送り込ん
で皮むきを行わせるようにしたものが知られている。と
ころが根菜類をブラシロールと直交する方向に送り込む
ため、ごぼう、だいこん、れんこん等のように固くて丈
夫な根菜類の皮むきには何ら支障はないが、山芋のよう
に柔らかい根菜類は、ブラシロールによる皮むき中に折
れるという問題があった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、柔ら
かくて折れやすい山芋のような根菜類を折ることなく自
動的に皮むきを行うことにある。
かくて折れやすい山芋のような根菜類を折ることなく自
動的に皮むきを行うことにある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】前記のような課題を解決
した本発明に係る根菜類の皮むき装置は、根菜類を供給
する供給機構の下端供給口から下方の排出シュートに向
けて所要の勾配で配置される正逆回転自在な皮むき回転
ロールと、その上部側方位置に並行に配置されて皮むき
回転ロールとの間隔を調節可能とする押え回転ロール
と、この押え回転ロールと前記皮むき回転ロール間の側
方位置に両ロールと並行に配置されて皮むき回転ロール
と押え回転ロールとの間に一本ずつロールの軸方向と並
行に供給される根菜類を受ける受ロールとが皮むき機本
体の内部に設けられ、前記受ロールは、皮むき回転ロー
ルと押え回転ロールとの間に供給機構から一本ずつロー
ルの軸方向と並行に供給される根菜類がその中心を皮む
き回転ロールと押え回転ロールの中心を結ぶ線上より若
干外方に位置調節されて皮むき量を設定できるように可
動可能に軸支されたものであることを特徴とするもので
ある。
した本発明に係る根菜類の皮むき装置は、根菜類を供給
する供給機構の下端供給口から下方の排出シュートに向
けて所要の勾配で配置される正逆回転自在な皮むき回転
ロールと、その上部側方位置に並行に配置されて皮むき
回転ロールとの間隔を調節可能とする押え回転ロール
と、この押え回転ロールと前記皮むき回転ロール間の側
方位置に両ロールと並行に配置されて皮むき回転ロール
と押え回転ロールとの間に一本ずつロールの軸方向と並
行に供給される根菜類を受ける受ロールとが皮むき機本
体の内部に設けられ、前記受ロールは、皮むき回転ロー
ルと押え回転ロールとの間に供給機構から一本ずつロー
ルの軸方向と並行に供給される根菜類がその中心を皮む
き回転ロールと押え回転ロールの中心を結ぶ線上より若
干外方に位置調節されて皮むき量を設定できるように可
動可能に軸支されたものであることを特徴とするもので
ある。
【０００５】
【作用】このような根菜類の皮むき装置は、根菜類が供
給機構から一本ずつ皮むき回転ロールと押え回転ロール
との間の空間に寝かせた状態で送り込まれると、押え回
転ロールの下方位置において両ロールと並行に配置され
ている受けロールにより根菜類はその中心が皮むき回転
ロールと押え回転ロールの中心を結ぶ線上より若干外方
に位置調節されているので、ここに送り込まれた根菜類
は押え回転ロールにより皮むき回転ロールに押圧されて
転動しつつ一定量が皮むきされる。そして、根菜類の一
定量の皮むきが行われてその中心が皮むき回転ロールと
押え回転ロールの中心を結ぶ線上となったら、根菜類に
対する押え回転ロールによる押圧を解くとともに、皮む
き回転ロールを逆転させて、皮むき回転ロールの勾配に
沿って排出シュートに向け皮むきされた根菜類を排出す
る。
給機構から一本ずつ皮むき回転ロールと押え回転ロール
との間の空間に寝かせた状態で送り込まれると、押え回
転ロールの下方位置において両ロールと並行に配置され
ている受けロールにより根菜類はその中心が皮むき回転
ロールと押え回転ロールの中心を結ぶ線上より若干外方
に位置調節されているので、ここに送り込まれた根菜類
は押え回転ロールにより皮むき回転ロールに押圧されて
転動しつつ一定量が皮むきされる。そして、根菜類の一
定量の皮むきが行われてその中心が皮むき回転ロールと
押え回転ロールの中心を結ぶ線上となったら、根菜類に
対する押え回転ロールによる押圧を解くとともに、皮む
き回転ロールを逆転させて、皮むき回転ロールの勾配に
沿って排出シュートに向け皮むきされた根菜類を排出す
る。
【０００６】
【実施例】次に、本発明を図示の実施例に基づいて詳細
に説明する。１は皮むき機本体で、その内部には正逆回
転される皮むき回転ロール２と受ロール３及び押え回転
ロール４とが設けられて処理しようとする根菜類を下方
より支持する皮むき部５が構成される。皮むき回転ロー
ル２は根菜類を供給する後記の供給機構２０の下端供給
口から下方の排出シュート３１に向けて所要の勾配で斜
め下向きに配置され、また、押え回転ロール４は皮むき
回転ロール２の上部側方位置に並行に配置されて皮むき
回転ロール２との間隔を調節可能とするもので、この押
え回転ロール４は繊維を表面に植え付けたブラシロール
として根菜類を傷めることなく皮むき回転ロール２に押
し付けるものである。一方、受ロール３は前記押え回転
ロール４と皮むき回転ロール２間の側方位置に両ロール
と並行に配置されるもので、この受ロール３は、皮むき
回転ロール２との間隔が調節できるように可動可能に軸
支されたものとしてこの皮むき回転ロール２と押え回転
ロール４との空間に供給機構２０よりロールの軸方向に
並行に供給される根菜類Ｗの皮むき量を設定するもので
ある。そして、前記受ロール３の位置調節により皮むき
部５に送り込まれる根菜類Ｗは、その中心が図４に示さ
れるように、皮むき回転ロール２と押え回転ロール４の
中心を結ぶ線上より長さＬ分だけ外方に位置するよう受
ロール３に受けられて皮むき量が設定される。また押え
回転ロール４は皮むき回転ロール２より遅い速度で回転
して根菜類Ｗに皮むきの抵抗を与えるようにしている。
に説明する。１は皮むき機本体で、その内部には正逆回
転される皮むき回転ロール２と受ロール３及び押え回転
ロール４とが設けられて処理しようとする根菜類を下方
より支持する皮むき部５が構成される。皮むき回転ロー
ル２は根菜類を供給する後記の供給機構２０の下端供給
口から下方の排出シュート３１に向けて所要の勾配で斜
め下向きに配置され、また、押え回転ロール４は皮むき
回転ロール２の上部側方位置に並行に配置されて皮むき
回転ロール２との間隔を調節可能とするもので、この押
え回転ロール４は繊維を表面に植え付けたブラシロール
として根菜類を傷めることなく皮むき回転ロール２に押
し付けるものである。一方、受ロール３は前記押え回転
ロール４と皮むき回転ロール２間の側方位置に両ロール
と並行に配置されるもので、この受ロール３は、皮むき
回転ロール２との間隔が調節できるように可動可能に軸
支されたものとしてこの皮むき回転ロール２と押え回転
ロール４との空間に供給機構２０よりロールの軸方向に
並行に供給される根菜類Ｗの皮むき量を設定するもので
ある。そして、前記受ロール３の位置調節により皮むき
部５に送り込まれる根菜類Ｗは、その中心が図４に示さ
れるように、皮むき回転ロール２と押え回転ロール４の
中心を結ぶ線上より長さＬ分だけ外方に位置するよう受
ロール３に受けられて皮むき量が設定される。また押え
回転ロール４は皮むき回転ロール２より遅い速度で回転
して根菜類Ｗに皮むきの抵抗を与えるようにしている。
【０００７】６は押え回転ロール４を根菜類Ｗに向けて
接離させる押え機構で、該押え機構６はベースプレート
７に摺動自在に取り付けられる押え回転ロール４の軸受
板８をシリンダ９により昇降動させるものである。また
押え機構６は皮むき機本体１に取り付けられた位置調節
機構１０の雄ねじ杆１１と螺合されて根菜類Ｗの径に応
じて上下位置が調整される。このため押え機構６のシリ
ンダ９で押え回転ロール４が下降されたとき、根菜類Ｗ
は所定の押圧力で皮むき回転ロール２に押圧され、押え
回転ロール４が上昇したとき、根菜類Ｗは押圧を解かれ
るようになっている。
接離させる押え機構で、該押え機構６はベースプレート
７に摺動自在に取り付けられる押え回転ロール４の軸受
板８をシリンダ９により昇降動させるものである。また
押え機構６は皮むき機本体１に取り付けられた位置調節
機構１０の雄ねじ杆１１と螺合されて根菜類Ｗの径に応
じて上下位置が調整される。このため押え機構６のシリ
ンダ９で押え回転ロール４が下降されたとき、根菜類Ｗ
は所定の押圧力で皮むき回転ロール２に押圧され、押え
回転ロール４が上昇したとき、根菜類Ｗは押圧を解かれ
るようになっている。
【０００８】１２は受ロール３を根菜類Ｗの径に応じて
根菜類を受ける位置を変える揺動式の位置調節機構であ
り、該位置調節機構１２は頂部に受ロール３を枢着した
フレーム１３の中間部を皮むき機本体１に枢着するとと
もに、フレーム１３の基部に雄ねじ杆１４と螺合される
雌ねじ部１５を枢着したもので、雄ねじ杆１４の回動に
よりフレーム１３は中間部を支点として揺動されるもの
である。１６は前記位置調節機構１０の雄ねじ杆１１を
回転させるハンドル、１７は雄ねじ杆１１の回動量を表
示するインジケータ、１８は揺動式の位置調節機構１２
の雄ねじ杆１４を回転させるハンドル、１９は雄ねじ杆
１４の回動量を表示するインジケータである。
根菜類を受ける位置を変える揺動式の位置調節機構であ
り、該位置調節機構１２は頂部に受ロール３を枢着した
フレーム１３の中間部を皮むき機本体１に枢着するとと
もに、フレーム１３の基部に雄ねじ杆１４と螺合される
雌ねじ部１５を枢着したもので、雄ねじ杆１４の回動に
よりフレーム１３は中間部を支点として揺動されるもの
である。１６は前記位置調節機構１０の雄ねじ杆１１を
回転させるハンドル、１７は雄ねじ杆１１の回動量を表
示するインジケータ、１８は揺動式の位置調節機構１２
の雄ねじ杆１４を回転させるハンドル、１９は雄ねじ杆
１４の回動量を表示するインジケータである。
【０００９】２０は皮むき部５の側方に下端供給口が位
置するように設けられる根菜類Ｗの供給機構であり、該
供給機構２０は根菜類を整列供給するシュート２１に止
め板２２を設けるとともに、該止め板２２に隣接して根
菜類を一本ずつ皮むき部５に送りだす送り出し機構２３
を設けたものである。該送り出し機構２３はシュート２
１の床面に収納される逆Ｌ字状の押し上げ板２４をシリ
ンダ２５により出没させるもので、該押し上げ板２４は
止め板２２に止められている根菜類Ｗを持ち上げて止め
板２２を乗り越えさせるとともに、隣接した根菜類の動
きを押さえるストッパの役割をも果たすものである。ま
たシュート２１は皮むき部５に向かって傾斜している
が、皮むき部５の傾斜方向に対しては略水平となるよう
にしてシュート２１に並列される根菜類の整列が崩れな
いようにしている。
置するように設けられる根菜類Ｗの供給機構であり、該
供給機構２０は根菜類を整列供給するシュート２１に止
め板２２を設けるとともに、該止め板２２に隣接して根
菜類を一本ずつ皮むき部５に送りだす送り出し機構２３
を設けたものである。該送り出し機構２３はシュート２
１の床面に収納される逆Ｌ字状の押し上げ板２４をシリ
ンダ２５により出没させるもので、該押し上げ板２４は
止め板２２に止められている根菜類Ｗを持ち上げて止め
板２２を乗り越えさせるとともに、隣接した根菜類の動
きを押さえるストッパの役割をも果たすものである。ま
たシュート２１は皮むき部５に向かって傾斜している
が、皮むき部５の傾斜方向に対しては略水平となるよう
にしてシュート２１に並列される根菜類の整列が崩れな
いようにしている。
【００１０】２６は皮むき回転ロール２の駆動機構で、
該駆動機構２６は皮むき回転ロール２を電磁クラッチ２
７を介して正逆回転させるものである。２８は押え回転
ロール４の駆動機構、２９は散水パイプ、３０は廃水
受、３１は供給機構２０とは反対側において下方に設け
られる根菜類の排出シュート、３２は皮むきされた根菜
類を受けるトレイである。
該駆動機構２６は皮むき回転ロール２を電磁クラッチ２
７を介して正逆回転させるものである。２８は押え回転
ロール４の駆動機構、２９は散水パイプ、３０は廃水
受、３１は供給機構２０とは反対側において下方に設け
られる根菜類の排出シュート、３２は皮むきされた根菜
類を受けるトレイである。
【００１１】このように構成されたものは、皮むきされ
る根菜類Ｗの径に応じて位置調節機構１０の雄ねじ杆１
１を回転させて押え機構６の上下位置を調整するととも
に、揺動機構１２の雄ねじ杆１４を回転させて受ロール
３を皮むきされる根菜類の径や皮むき量に応じた位置に
調整する。次に駆動機構２６及び駆動機構２８を駆動さ
せて皮むき回転ロール２を回転させるとともに、押え回
転ロール４を低速で回転させる。そして送り出し機構２
３のシリンダ２５を作動させて最低位置にある押し上げ
板２４を図２に示す位置まで上昇させることにより供給
機構２０のシュート２１上に整列されている根菜類の一
本を止め板２２を越える位置まで持ち上げ押し上げ板２
４から転動させ皮むき部５に送り込む。
る根菜類Ｗの径に応じて位置調節機構１０の雄ねじ杆１
１を回転させて押え機構６の上下位置を調整するととも
に、揺動機構１２の雄ねじ杆１４を回転させて受ロール
３を皮むきされる根菜類の径や皮むき量に応じた位置に
調整する。次に駆動機構２６及び駆動機構２８を駆動さ
せて皮むき回転ロール２を回転させるとともに、押え回
転ロール４を低速で回転させる。そして送り出し機構２
３のシリンダ２５を作動させて最低位置にある押し上げ
板２４を図２に示す位置まで上昇させることにより供給
機構２０のシュート２１上に整列されている根菜類の一
本を止め板２２を越える位置まで持ち上げ押し上げ板２
４から転動させ皮むき部５に送り込む。
【００１２】根菜類Ｗが皮むき部５に送り込まれると押
え回転ロール４は押え機構６のシリンダ９により所定位
置まで下降されて根菜類を皮むき回転ロール２との間に
押圧して挟み込むこととなる。このとき受ロール３によ
り皮むき回転ロール２と押え回転ロール４の中心を結ぶ
線上より長さＬ分だけ外方に根菜類の中心は位置してい
るので、この長さＬ分だけ皮むき回転ロール２により一
定量根菜類の皮むきが行われる。このようにして所定時
間の皮むきが終了すると、押え回転ロール４が上昇され
るとともに、皮むき回転ロール２は駆動機構２６により
逆転され、この押え回転ロール４の上昇と、皮むき回転
ロール２の逆転により皮むき部５内の根菜類には排出方
向に回転力が加えられて皮むき部５より排出される。根
菜類が皮むき部５から排出されると根菜類はシュート２
１と皮むき回転ロール２の下向き勾配により滑り落ちて
皮むき機本体１の排出シュート３１から排出され、トレ
イ３２に収納される。そして、皮むき部５から根菜類が
排出されると押え機構６が逆作動して押え回転ロール４
はさらに上昇し、開かれた皮むき部５には供給機構２０
から次の根菜類が供給され、前記同様にして皮むきが連
続的に行われることとなる。
え回転ロール４は押え機構６のシリンダ９により所定位
置まで下降されて根菜類を皮むき回転ロール２との間に
押圧して挟み込むこととなる。このとき受ロール３によ
り皮むき回転ロール２と押え回転ロール４の中心を結ぶ
線上より長さＬ分だけ外方に根菜類の中心は位置してい
るので、この長さＬ分だけ皮むき回転ロール２により一
定量根菜類の皮むきが行われる。このようにして所定時
間の皮むきが終了すると、押え回転ロール４が上昇され
るとともに、皮むき回転ロール２は駆動機構２６により
逆転され、この押え回転ロール４の上昇と、皮むき回転
ロール２の逆転により皮むき部５内の根菜類には排出方
向に回転力が加えられて皮むき部５より排出される。根
菜類が皮むき部５から排出されると根菜類はシュート２
１と皮むき回転ロール２の下向き勾配により滑り落ちて
皮むき機本体１の排出シュート３１から排出され、トレ
イ３２に収納される。そして、皮むき部５から根菜類が
排出されると押え機構６が逆作動して押え回転ロール４
はさらに上昇し、開かれた皮むき部５には供給機構２０
から次の根菜類が供給され、前記同様にして皮むきが連
続的に行われることとなる。
【００１３】
【発明の効果】本発明は、前記説明によって明らかなよ
うに、供給機構の下端供給口から一本ずつ皮むき回転ロ
ールと押え回転ロールと間の空間に送りだされる根菜類
は、両ロールと軸方向を並行させた状態で押え回転ロー
ルに押圧されながら皮むきされるうえ、皮むき部に供給
される根菜類はその中心が皮むき回転ロールと押え回転
ロールの中心を結ぶ線上より若干外方の位置で根菜類の
下面を受けるよう位置調節される受けロールにより設定
された一定量の皮むきが行われるので、ごぼう、れんこ
ん、だいこんのように固くて丈夫な根菜類のみならず、
山芋のように柔らかい根菜類を折ることなく一本ずつ連
続して所定の皮むきを人手を要することなく自動的に行
うことができるもので、従来の問題点を解決した根菜類
の皮むき装置として業界にもたらすところ極めて大なも
のである。
うに、供給機構の下端供給口から一本ずつ皮むき回転ロ
ールと押え回転ロールと間の空間に送りだされる根菜類
は、両ロールと軸方向を並行させた状態で押え回転ロー
ルに押圧されながら皮むきされるうえ、皮むき部に供給
される根菜類はその中心が皮むき回転ロールと押え回転
ロールの中心を結ぶ線上より若干外方の位置で根菜類の
下面を受けるよう位置調節される受けロールにより設定
された一定量の皮むきが行われるので、ごぼう、れんこ
ん、だいこんのように固くて丈夫な根菜類のみならず、
山芋のように柔らかい根菜類を折ることなく一本ずつ連
続して所定の皮むきを人手を要することなく自動的に行
うことができるもので、従来の問題点を解決した根菜類
の皮むき装置として業界にもたらすところ極めて大なも
のである。
【図１】本発明の実施例を示す一部切欠正面図である。
【図２】本発明の実施例を示す一部切欠側面図である。
【図３】本発明の実施例の押え機構を示す正面図であ
る。
る。
【図４】本発明の実施例の皮むき部の作動状態を示す説
明図である。
明図である。
【符号の説明】１ 皮むき機本体 ２ 皮むき回転ロール ３ 受ロール ４ 押え回転ロール ５ 皮むき部 20 供給機構 31 排出シュート
Claims (1)
- 【請求項１】 根菜類を供給する供給機構(20)の下端供
給口から下方の排出シュート(31)に向けて所要の勾配で
配置される正逆回転自在な皮むき回転ロール(2) と、そ
の上部側方位置に並行に配置されて皮むき回転ロール
(2) との間隔を調節可能とする押え回転ロール(4) と、
この押え回転ロール(4) と前記皮むき回転ロール(2) 間
の側方位置に両ロールと並行に配置されて皮むき回転ロ
ール(2)と押え回転ロール（4)との間に一本ずつロール
の軸方向と並行に供給される根菜類を受ける受ロール
(3) とが皮むき機本体(1) の内部に設けられ、前記受ロ
ール(3) は、皮むき回転ロール(2) と押え回転ロール
（4)との間に供給機構(20)から一本ずつロールの軸方向
と並行に供給される根菜類がその中心を皮むき回転ロー
ル(2) と押え回転ロール(4) の中心を結ぶ線上より若干
外方に位置調節されて皮むき量を設定できるように可動
可能に軸支されていることを特徴とする根菜類の皮むき
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5040968A JP2554435B2 (ja) | 1993-03-02 | 1993-03-02 | 根菜類の皮むき装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5040968A JP2554435B2 (ja) | 1993-03-02 | 1993-03-02 | 根菜類の皮むき装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06253804A JPH06253804A (ja) | 1994-09-13 |
| JP2554435B2 true JP2554435B2 (ja) | 1996-11-13 |
Family
ID=12595272
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5040968A Expired - Fee Related JP2554435B2 (ja) | 1993-03-02 | 1993-03-02 | 根菜類の皮むき装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2554435B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN108378667A (zh) * | 2018-02-11 | 2018-08-10 | 上海工程技术大学 | 一种山药料理器及应用其进行山药棒去皮改刀操作的方法 |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2729910B2 (ja) * | 1993-12-28 | 1998-03-18 | 俊之 米山 | 農林水産物細長体の削り装置 |
| US7444930B2 (en) | 2005-11-16 | 2008-11-04 | Moore Richard E | Avocado de-skinning apparatus |
| US8967039B2 (en) | 2009-12-01 | 2015-03-03 | Richard Moore | Avocado skinning and pulping device |
| CN112167659B (zh) * | 2020-11-02 | 2022-06-14 | 山东孟子居生态农业股份有限公司 | 一种山药削皮装置 |
| CN112914121B (zh) * | 2021-03-04 | 2022-02-15 | 温州科技职业学院 | 一种用于糯米山药削皮生产的压力调节装置 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| BE789330A (fr) * | 1971-09-28 | 1973-03-27 | Xerox Corp | Procede de reproduction xerographique a commande du contraste |
-
1993
- 1993-03-02 JP JP5040968A patent/JP2554435B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN108378667A (zh) * | 2018-02-11 | 2018-08-10 | 上海工程技术大学 | 一种山药料理器及应用其进行山药棒去皮改刀操作的方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06253804A (ja) | 1994-09-13 |
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