JP2554148Y2 - 軒樋カバーの保持構造 - Google Patents
軒樋カバーの保持構造Info
- Publication number
- JP2554148Y2 JP2554148Y2 JP7174492U JP7174492U JP2554148Y2 JP 2554148 Y2 JP2554148 Y2 JP 2554148Y2 JP 7174492 U JP7174492 U JP 7174492U JP 7174492 U JP7174492 U JP 7174492U JP 2554148 Y2 JP2554148 Y2 JP 2554148Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- eaves gutter
- cover
- gutter
- holding piece
- eaves
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Building Awnings And Sunshades (AREA)
- Building Environments (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、軒樋の内部に例えば雪
が侵入して軒樋を変形させるのを回避する軒樋カバーの
保持構造に関し、詳しくは軒樋カバーの係脱を容易にお
こなおうとする技術に係るものである。
が侵入して軒樋を変形させるのを回避する軒樋カバーの
保持構造に関し、詳しくは軒樋カバーの係脱を容易にお
こなおうとする技術に係るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、豪雪地方においては降雪時の雪が
軒樋内に侵入して軒樋を変形させるとともに、その雪下
ろし時にも降ろされる雪の固まりが軒樋の縁部に引っ掛
かり、軒樋を大きく変形させるという問題があった。こ
のような問題を解消するのに、軒樋カバーを付設して軒
樋内に雪が侵入するのを回避しようとすることがおこな
われている。そして、軒樋カバーは降雪時期以外にはこ
れを取外しておくものである。
軒樋内に侵入して軒樋を変形させるとともに、その雪下
ろし時にも降ろされる雪の固まりが軒樋の縁部に引っ掛
かり、軒樋を大きく変形させるという問題があった。こ
のような問題を解消するのに、軒樋カバーを付設して軒
樋内に雪が侵入するのを回避しようとすることがおこな
われている。そして、軒樋カバーは降雪時期以外にはこ
れを取外しておくものである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところでこのように軒
樋をその全長において覆う長尺な軒樋カバーを取付けた
り、取外したりするが面倒になり、特にねじ締め構成を
採用する場合には、軒先部でのねじ締め作業が一層面倒
となり、ねじ具を落下させたり紛失させたりすることが
あるものであり、軒樋カバーの取付け及び取外しがより
一層面倒になるという問題があった。
樋をその全長において覆う長尺な軒樋カバーを取付けた
り、取外したりするが面倒になり、特にねじ締め構成を
採用する場合には、軒先部でのねじ締め作業が一層面倒
となり、ねじ具を落下させたり紛失させたりすることが
あるものであり、軒樋カバーの取付け及び取外しがより
一層面倒になるという問題があった。
【0004】本考案はこのような問題を解消しようとす
るものであり、その目的とするところは、ねじ締め作業
を回避して、軒樋カバーの取付け及び取外しを容易にお
こなえる軒樋カバーの保持構造を提供するにある。
るものであり、その目的とするところは、ねじ締め作業
を回避して、軒樋カバーの取付け及び取外しを容易にお
こなえる軒樋カバーの保持構造を提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案は、軒樋1をその
長さ方向に間隔を隔てて支持する軒樋支持具2からカバ
ー保持片3が上方に延出され、カバー保持片3に軒樋1
の上部を覆う軒樋カバー4が保持された軒樋カバーの保
持構造であって、カバー保持片3が軒樋支持具2に対し
てばね板にて形成された抱持手段5にて係脱自在に取着
されて成ることを特徴とするものである。
長さ方向に間隔を隔てて支持する軒樋支持具2からカバ
ー保持片3が上方に延出され、カバー保持片3に軒樋1
の上部を覆う軒樋カバー4が保持された軒樋カバーの保
持構造であって、カバー保持片3が軒樋支持具2に対し
てばね板にて形成された抱持手段5にて係脱自在に取着
されて成ることを特徴とするものである。
【0006】
【作用】ばね板にて形成された抱持手段5においてカバ
ー保持片3を軒樋支持具2に係脱自在に取着して、軒先
部におけるねじ締め作業を回避し、ねじ具を落したり、
紛失させるようなトラブルも回避し、軒樋カバー4の取
付け及び取外しを容易におこなう。
ー保持片3を軒樋支持具2に係脱自在に取着して、軒先
部におけるねじ締め作業を回避し、ねじ具を落したり、
紛失させるようなトラブルも回避し、軒樋カバー4の取
付け及び取外しを容易におこなう。
【0007】
【実施例】軒樋1はその長さ方向に間隔を隔てて軒樋支
持具2にて支持され、これら軒樋支持具2は家屋側の鼻
板6に固定されている。具体的には、帯板状の軒樋支持
具2の屋外側端部には上下方向に延出された端部金具7
が取付けられて、軒樋1の屋外側の耳部8及び底部9を
支持するようにしてある。軒樋支持具2の屋内側部には
耳保持片10が取付けられて、耳保持片10にて屋内側
の耳部8を保持することができるようにしてある。この
ような軒樋1の保持形態は種々設計変更可能である。
持具2にて支持され、これら軒樋支持具2は家屋側の鼻
板6に固定されている。具体的には、帯板状の軒樋支持
具2の屋外側端部には上下方向に延出された端部金具7
が取付けられて、軒樋1の屋外側の耳部8及び底部9を
支持するようにしてある。軒樋支持具2の屋内側部には
耳保持片10が取付けられて、耳保持片10にて屋内側
の耳部8を保持することができるようにしてある。この
ような軒樋1の保持形態は種々設計変更可能である。
【0008】カバー保持片3には軒樋カバー4が取付け
られ、この軒樋カバー4にて軒樋1の上部開口を覆うよ
うにしてある。カバー保持片3の下面には、ばね板にて
曲成されて下方が開口した略C字状の抱持手段5が取付
けられている。この抱持手段5においては、図2に示す
ように対向する一対の抱持片5a,5bのうち一方の抱
持片5aはL字型に形成され、他方の抱持片5bはU字
型に形成されている。しかして、図2(b)に示すよう
に、カバー保持片3を軒樋支持具2に抱持させるのに、
カバー保持片3をやや傾けてそのL字型の抱持片5aに
おいて軒樋支持具2の一側部を抱持し、かかる状態でカ
バー保持片3を上から下に押さえ込み、U字型の抱持片
5bの弾性係止片5cを弾性変形させ、これを軒樋支持
具2が越えて弾性係止片5cが軒樋支持具2の下面に至
り、軒樋支持具2にカバー保持片3が弾性的に抱持する
ことができるようにしてある。
られ、この軒樋カバー4にて軒樋1の上部開口を覆うよ
うにしてある。カバー保持片3の下面には、ばね板にて
曲成されて下方が開口した略C字状の抱持手段5が取付
けられている。この抱持手段5においては、図2に示す
ように対向する一対の抱持片5a,5bのうち一方の抱
持片5aはL字型に形成され、他方の抱持片5bはU字
型に形成されている。しかして、図2(b)に示すよう
に、カバー保持片3を軒樋支持具2に抱持させるのに、
カバー保持片3をやや傾けてそのL字型の抱持片5aに
おいて軒樋支持具2の一側部を抱持し、かかる状態でカ
バー保持片3を上から下に押さえ込み、U字型の抱持片
5bの弾性係止片5cを弾性変形させ、これを軒樋支持
具2が越えて弾性係止片5cが軒樋支持具2の下面に至
り、軒樋支持具2にカバー保持片3が弾性的に抱持する
ことができるようにしてある。
【0009】そして、軒樋支持具2には通孔11が形成
され、抱持手段5の下面には突部12が垂下され、しか
して、突部12が通孔11に挿通されて、カバー保持片
3が軒樋1とは直交する方向に移動するのを阻止するこ
とができるようにしてある。尚、抱持手段5の構成は種
々設計変更可能である。また、抱持手段5によって軒樋
支持具2に対してカバー保持体3が軒樋1の長さ方向と
は直交する方向に移動するのを阻止する構成は種々設計
変更可能である。
され、抱持手段5の下面には突部12が垂下され、しか
して、突部12が通孔11に挿通されて、カバー保持片
3が軒樋1とは直交する方向に移動するのを阻止するこ
とができるようにしてある。尚、抱持手段5の構成は種
々設計変更可能である。また、抱持手段5によって軒樋
支持具2に対してカバー保持体3が軒樋1の長さ方向と
は直交する方向に移動するのを阻止する構成は種々設計
変更可能である。
【0010】
【考案の効果】本考案は上述のように、カバー保持片が
軒樋支持具に対してばね板にて形成された抱持手段にて
係脱自在に取着されているから、ばね板にて形成された
抱持手段においてカバー保持片を軒樋支持具に係脱自在
に取着でき、軒先部におけるねじ締め作業を回避し、ね
じ具を落したり、紛失させるようなトラブルも回避し、
軒樋カバーの取付け及び取外しを容易におこなえるとい
う利点がある。
軒樋支持具に対してばね板にて形成された抱持手段にて
係脱自在に取着されているから、ばね板にて形成された
抱持手段においてカバー保持片を軒樋支持具に係脱自在
に取着でき、軒先部におけるねじ締め作業を回避し、ね
じ具を落したり、紛失させるようなトラブルも回避し、
軒樋カバーの取付け及び取外しを容易におこなえるとい
う利点がある。
【図1】本考案の一実施例の断面図である。
【図2】(a)は部分分解斜視図、(b)は動作説明図
である。
である。
1 軒樋 2 軒樋支持具 3 カバー保持片 4 軒樋カバー 5 抱持手段
Claims (1)
- 【請求項1】 軒樋をその長さ方向に間隔を隔てて支持
する軒樋支持具からカバー保持片が上方に延出され、カ
バー保持片に軒樋の上部を覆う軒樋カバーが保持された
軒樋カバーの保持構造であって、カバー保持片が軒樋支
持具に対してばね板にて形成された抱持手段にて係脱自
在に取着されて成る軒樋カバーの保持構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7174492U JP2554148Y2 (ja) | 1992-10-15 | 1992-10-15 | 軒樋カバーの保持構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7174492U JP2554148Y2 (ja) | 1992-10-15 | 1992-10-15 | 軒樋カバーの保持構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0635461U JPH0635461U (ja) | 1994-05-13 |
JP2554148Y2 true JP2554148Y2 (ja) | 1997-11-12 |
Family
ID=13469343
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7174492U Expired - Lifetime JP2554148Y2 (ja) | 1992-10-15 | 1992-10-15 | 軒樋カバーの保持構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2554148Y2 (ja) |
-
1992
- 1992-10-15 JP JP7174492U patent/JP2554148Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0635461U (ja) | 1994-05-13 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2554148Y2 (ja) | 軒樋カバーの保持構造 | |
JP2554146Y2 (ja) | 雪避けカバーの取付け構造 | |
JP2581735Y2 (ja) | 額縁の絵枠固定具 | |
JPH0411060Y2 (ja) | ||
JPS6333570Y2 (ja) | ||
JPH049894Y2 (ja) | ||
JP3403502B2 (ja) | 軒樋吊り構造 | |
JPH0644975Y2 (ja) | 軒樋カバー取付け装置 | |
JPH0319819Y2 (ja) | ||
JPH0771799A (ja) | 換気扇 | |
JP2540698Y2 (ja) | 軒樋の取付構造 | |
JPH0210704Y2 (ja) | ||
JPS6148887A (ja) | 表示ランプの取付装置 | |
JPH07269048A (ja) | 軒樋取付具 | |
JP3478880B2 (ja) | 軒樋吊具 | |
JPH0345464Y2 (ja) | ||
JP2580294Y2 (ja) | 雪避けカバーの取り付け構造 | |
JP2559492Y2 (ja) | 軒樋の取付構造 | |
JPH0521194Y2 (ja) | ||
JPH0445573Y2 (ja) | ||
JPH0611298Y2 (ja) | 軒樋吊金具 | |
JP2004232239A (ja) | 軒樋及び落ち葉避けの取り付け構造 | |
JPH04129032U (ja) | サービス蓋 | |
JPH0613934Y2 (ja) | 軒樋への落ち葉除け具取り付け構造 | |
JPH0331775Y2 (ja) |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19970708 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |