JP2553693Y2 - ピアス - Google Patents
ピアスInfo
- Publication number
- JP2553693Y2 JP2553693Y2 JP1993054132U JP5413293U JP2553693Y2 JP 2553693 Y2 JP2553693 Y2 JP 2553693Y2 JP 1993054132 U JP1993054132 U JP 1993054132U JP 5413293 U JP5413293 U JP 5413293U JP 2553693 Y2 JP2553693 Y2 JP 2553693Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hollow
- decorative body
- hole
- hollow decorative
- decoration
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Adornments (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は、耳たぶの孔にピアスピ
ンを通してキャッチ部材で係止するピアスに関するもの
である。
ンを通してキャッチ部材で係止するピアスに関するもの
である。
【０００２】
【従来の技術】従来、リング状をなす装飾体の一端部を
ピアスピンの先端部に取付けるとともに、装飾体の他端
部に丸環部材を設け、この丸環部材に耳たぶの孔を通し
たピアスピンを挿通させ、キャッチ部材で係止するもの
があった。しかし、こうしたピアスは、ピアスピンを挿
通させる部分、すなわち丸環部材が単なる取付金具とし
て装飾効果をほとんど有せず、むしろリング状の装飾体
の装飾効果をも損なうものであった。特に、装飾体を図
２のように吊り下げて使用したいとき、その先端に取付
金具の丸環があるため、装飾効果が著しく損なわれるの
で吊り下げ使用は不可能であった。
ピアスピンの先端部に取付けるとともに、装飾体の他端
部に丸環部材を設け、この丸環部材に耳たぶの孔を通し
たピアスピンを挿通させ、キャッチ部材で係止するもの
があった。しかし、こうしたピアスは、ピアスピンを挿
通させる部分、すなわち丸環部材が単なる取付金具とし
て装飾効果をほとんど有せず、むしろリング状の装飾体
の装飾効果をも損なうものであった。特に、装飾体を図
２のように吊り下げて使用したいとき、その先端に取付
金具の丸環があるため、装飾効果が著しく損なわれるの
で吊り下げ使用は不可能であった。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】本考案はこれらの課題
を解決するためになされたもので、すなわち、ピアスピ
ンを挿通させる中空装飾体の先端部分を丸環とせずに同
じ中空装飾体として、吊り下げ使用しても装飾体全体が
高い装飾効果を有するようなピアスの提供を、その目的
とする。
を解決するためになされたもので、すなわち、ピアスピ
ンを挿通させる中空装飾体の先端部分を丸環とせずに同
じ中空装飾体として、吊り下げ使用しても装飾体全体が
高い装飾効果を有するようなピアスの提供を、その目的
とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本考案はピアスを、ピア
スピンと、ピアスピンの一端部に係止するキャッチ部材
と、細線と、細線が挿通可能な孔を有する複数個の中空
装飾体と、中空装飾体とほぼ同形でピアスピンが挿通可
能な孔を有する第２の中空装飾体からなり、細線の一端
部を第２の中空装飾体の孔とほぼ直交する表面部分に固
着し、かつ、細線の他端部を各中空装飾体の孔に順次挿
通して連結し、その細線の他端部をピアスピンの他端部
に固着することにより、第２の中空装飾体の孔にピアス
ピンの一端部を挿通しピアスキャッチで係止して連結中
空装飾体をリング状にするとともに、第２の中空装飾体
をピアスピンから外して連結中空装飾体を吊り下げ状に
もするようにして、前記課題を達成した。
スピンと、ピアスピンの一端部に係止するキャッチ部材
と、細線と、細線が挿通可能な孔を有する複数個の中空
装飾体と、中空装飾体とほぼ同形でピアスピンが挿通可
能な孔を有する第２の中空装飾体からなり、細線の一端
部を第２の中空装飾体の孔とほぼ直交する表面部分に固
着し、かつ、細線の他端部を各中空装飾体の孔に順次挿
通して連結し、その細線の他端部をピアスピンの他端部
に固着することにより、第２の中空装飾体の孔にピアス
ピンの一端部を挿通しピアスキャッチで係止して連結中
空装飾体をリング状にするとともに、第２の中空装飾体
をピアスピンから外して連結中空装飾体を吊り下げ状に
もするようにして、前記課題を達成した。
【０００５】本考案における各部材は、金、金合金、白
金、白金合金等の貴金属、またはそれらの組み合わせで
形成し、中空装飾体は丸玉状、偏平状等、様々な形状が
用いられ、中空装飾体の表面は球状鏡面、梨子地面、ミ
ラ−ボ−ル状の多角平面等に形成される。連結する中空
装飾体の大きさは同一外径としてもよいが、外径を違え
て交互または順列に配列してもよく、また、中空装飾体
の色は同色（金又は白金）にしても異色（金と白金を交
互）にしてもよい。
金、白金合金等の貴金属、またはそれらの組み合わせで
形成し、中空装飾体は丸玉状、偏平状等、様々な形状が
用いられ、中空装飾体の表面は球状鏡面、梨子地面、ミ
ラ−ボ−ル状の多角平面等に形成される。連結する中空
装飾体の大きさは同一外径としてもよいが、外径を違え
て交互または順列に配列してもよく、また、中空装飾体
の色は同色（金又は白金）にしても異色（金と白金を交
互）にしてもよい。
【０００６】
【作用】本考案のピアスを取付けるには、ピアスピンを
耳たぶの孔に挿通し、細線で連結された中空装飾体を図
１のように耳の下側から裏側へまわして、その先端の第
２の中空装飾体の孔にピアスピンを通し、キャッチ部材
で係着する。この状態で、他の中空装飾体と同形状の第
２の中空装飾体は耳の裏側の孔部分に位置するので、こ
の部分に係止金具状の丸環部材はなく、装飾効果が高く
なる。また、中空装飾体を図２のように吊り下げた状態
で使用することもでき、いわゆるツーウェイのピアスに
もなるが、この場合、中空装飾体の下端部には丸環では
なく第２の中空装飾体があるので、装飾効果を損なうこ
とはない。
耳たぶの孔に挿通し、細線で連結された中空装飾体を図
１のように耳の下側から裏側へまわして、その先端の第
２の中空装飾体の孔にピアスピンを通し、キャッチ部材
で係着する。この状態で、他の中空装飾体と同形状の第
２の中空装飾体は耳の裏側の孔部分に位置するので、こ
の部分に係止金具状の丸環部材はなく、装飾効果が高く
なる。また、中空装飾体を図２のように吊り下げた状態
で使用することもでき、いわゆるツーウェイのピアスに
もなるが、この場合、中空装飾体の下端部には丸環では
なく第２の中空装飾体があるので、装飾効果を損なうこ
とはない。
【０００７】なお、本考案の第２の中空装飾体は丸玉状
でもよいが、図４や図６のように一方又は双方の孔周辺
部を内方へ変形させて凹部を形成したり、図５のように
溝部を形成するとピアスピンがより通し易くなる。ま
た、図７のように中空装飾体の内部に樹脂を詰め、孔を
一体にあけるとピアスピンはさらに通し易くなる。
でもよいが、図４や図６のように一方又は双方の孔周辺
部を内方へ変形させて凹部を形成したり、図５のように
溝部を形成するとピアスピンがより通し易くなる。ま
た、図７のように中空装飾体の内部に樹脂を詰め、孔を
一体にあけるとピアスピンはさらに通し易くなる。
【０００８】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面により説明す
る。図１〜図３の実施例において、１はピアスピンで、
一端にフランジ部２を他端部に溝部３を設け、フランジ
部２にはリング部４を設けて細線５の一端部を取付け
る。中空装飾体６は薄肉の中空丸玉状で表面をダイヤカ
ットによる多角平面を切削してミラ−ボ−ル状とし、直
径方向の対向箇所に細線５が挿通可能な孔７，７を設け
る。
る。図１〜図３の実施例において、１はピアスピンで、
一端にフランジ部２を他端部に溝部３を設け、フランジ
部２にはリング部４を設けて細線５の一端部を取付け
る。中空装飾体６は薄肉の中空丸玉状で表面をダイヤカ
ットによる多角平面を切削してミラ−ボ−ル状とし、直
径方向の対向箇所に細線５が挿通可能な孔７，７を設け
る。
【０００９】第２の中空装飾体８は、他の中空装飾体６
と同一外形をなし、直径方向の対向箇所にピアスピン１
が挿通可能な孔９，９を設け、また孔９と直交する箇所
に突条10を突設する。キャッチ部材11はピアスピン１を
挿通させる孔（図示せず）を設けた平地部12と、ピアス
ピン１を挟持する対向した２つのわん曲片13，13からな
る。
と同一外形をなし、直径方向の対向箇所にピアスピン１
が挿通可能な孔９，９を設け、また孔９と直交する箇所
に突条10を突設する。キャッチ部材11はピアスピン１を
挿通させる孔（図示せず）を設けた平地部12と、ピアス
ピン１を挟持する対向した２つのわん曲片13，13からな
る。
【００１０】細線５は中空装飾体６の孔７を順次挿通さ
せて連結した後、その先端部を第２の中空装飾体８の突
条10にろう付けし固着すると、図２のように中空装飾体
６，８を連続して吊り下げた状態となり、このままピア
スピン１を耳に装着し中空装飾体６，８を吊り下げたま
まで使用してもよい。
せて連結した後、その先端部を第２の中空装飾体８の突
条10にろう付けし固着すると、図２のように中空装飾体
６，８を連続して吊り下げた状態となり、このままピア
スピン１を耳に装着し中空装飾体６，８を吊り下げたま
まで使用してもよい。
【００１１】また、別の使用形態として、耳たぶの孔に
ピアスピン１を挿通した後、連結してある中空装飾体
６，８を耳の下側から裏側へまわし、その先端の第２の
中空装飾体８の孔９にピアスピン１を挿通させ、キャッ
チ部材11で係止することもできる。なお、キャッチ部材
11が何かの圧力で後方に移動しようとしても溝部３がス
トッパ−となるので脱落を防止できる。
ピアスピン１を挿通した後、連結してある中空装飾体
６，８を耳の下側から裏側へまわし、その先端の第２の
中空装飾体８の孔９にピアスピン１を挿通させ、キャッ
チ部材11で係止することもできる。なお、キャッチ部材
11が何かの圧力で後方に移動しようとしても溝部３がス
トッパ−となるので脱落を防止できる。
【００１２】本実施例において、ピアスは全部材を金合
金（Ｋ１８）で造ったが、全部材を白金合金にしたピア
ス、中空装飾体６，８が金と白金で交互に配列したピア
スをも製作した。また、本実施例のピアスは全中空装飾
体６，８を３φのミラーボールで形成したが、上方から
６φ、５φ、４φ、３φのミラーボールを順列に連結し
たもの、４φと３φを交互に連結したものもそれぞれ製
作した。これらいずれもピアスとして十分に使用でき
た。また、第２の中空装飾体８はミラーボールで形成し
たが、ダイヤカットせずに球状のままで形成してもよ
い。
金（Ｋ１８）で造ったが、全部材を白金合金にしたピア
ス、中空装飾体６，８が金と白金で交互に配列したピア
スをも製作した。また、本実施例のピアスは全中空装飾
体６，８を３φのミラーボールで形成したが、上方から
６φ、５φ、４φ、３φのミラーボールを順列に連結し
たもの、４φと３φを交互に連結したものもそれぞれ製
作した。これらいずれもピアスとして十分に使用でき
た。また、第２の中空装飾体８はミラーボールで形成し
たが、ダイヤカットせずに球状のままで形成してもよ
い。
【００１３】図４〜図７の実施例は、いずれも第２の中
空装飾体８の変形例であって、図４は一方の孔９周辺部
を内方へ変形させて凹部14を形成させたもの、図５は一
方の孔９周辺部を内方へ孔９方向の谷状に変形させて溝
部15を形成させたもの、図６は双方の孔９周辺部を内方
へ変形させて凹部14，14を形成させたもの、図７は第２
の中空装飾体８内に樹脂16を詰めて、孔９，９’を一体
に形成したものであって、いずれもピアスピン１をより
挿通し易くしたものである。
空装飾体８の変形例であって、図４は一方の孔９周辺部
を内方へ変形させて凹部14を形成させたもの、図５は一
方の孔９周辺部を内方へ孔９方向の谷状に変形させて溝
部15を形成させたもの、図６は双方の孔９周辺部を内方
へ変形させて凹部14，14を形成させたもの、図７は第２
の中空装飾体８内に樹脂16を詰めて、孔９，９’を一体
に形成したものであって、いずれもピアスピン１をより
挿通し易くしたものである。
【００１４】
【考案の効果】本考案は以上の構成により、ミラーボー
ル等の中空装飾体を吊り下げた状態と、耳の下側をまわ
して裏側で止める状態の、いわゆるツーウェイのピアス
になるとともに、中空装飾体の先端に単なる係止金具状
の丸環がないので、特に吊り下げ状態での装飾効果が損
なわれず、高い装飾性のあるピアスとなる。
ル等の中空装飾体を吊り下げた状態と、耳の下側をまわ
して裏側で止める状態の、いわゆるツーウェイのピアス
になるとともに、中空装飾体の先端に単なる係止金具状
の丸環がないので、特に吊り下げ状態での装飾効果が損
なわれず、高い装飾性のあるピアスとなる。
【図１】本考案の実施例の第１の使用状態を示す側面図
である。
である。
【図２】同実施例の第２の使用状態を示す側面図であ
る。
る。
【図３】第２の中空装飾体の拡大断面図である。
【図４】他の実施例の第２の中空装飾体の拡大断面図で
ある。
ある。
【図５】他の実施例の第２の中空装飾体の拡大断面図で
ある。
ある。
【図６】他の実施例の第２の中空装飾体の拡大断面図で
ある。
ある。
【図７】他の実施例の第２の中空装飾体の拡大断面図で
ある。
ある。
１ ピアスピン ５ 細線 ６ 中空装飾体 ７ 孔 ８ 第２の中空装飾体 ９ 孔 11 キャッチ部材 14 凹部 15 溝部 16 樹脂
Claims (4)
- 【請求項１】ピアスピンと、ピアスピンの一端部に係止
するキャッチ部材と、細線と、細線が挿通可能な孔を有
する複数個の中空装飾体と、中空装飾体とほぼ同形でピ
アスピンが挿通可能な孔を有する第２の中空装飾体から
なり、細線の一端部を第２の中空装飾体の孔とほぼ直交
する表面部分に固着し、かつ、細線の他端部を各中空装
飾体の孔に順次挿通して連結し、その細線の他端部をピ
アスピンの他端部に固着することにより、第２の中空装
飾体の孔にピアスピンの一端部を挿通しピアスキャッチ
で係止して連結中空装飾体をリング状にするとともに、
第２の中空装飾体をピアスピンから外して連結中空装飾
体を吊り下げ状にもすることを特徴とする、ピアス。 - 【請求項２】第２の中空装飾体が、一方または双方の孔
周辺部を内方へ変形させて凹部を形成してなる、請求項
１記載のピアス。 - 【請求項３】第２の中空装飾体が、一方または双方の孔
周辺部に孔方向の溝部を形成してなる、請求項１又は２
記載のピアス。 - 【請求項４】第２の中空装飾体が、内部に樹脂を詰めて
一体の孔を設けてなる、請求項１、２、又は３記載のピ
アス。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993054132U JP2553693Y2 (ja) | 1993-09-10 | 1993-09-10 | ピアス |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993054132U JP2553693Y2 (ja) | 1993-09-10 | 1993-09-10 | ピアス |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0717108U JPH0717108U (ja) | 1995-03-28 |
| JP2553693Y2 true JP2553693Y2 (ja) | 1997-11-12 |
Family
ID=12962065
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1993054132U Expired - Lifetime JP2553693Y2 (ja) | 1993-09-10 | 1993-09-10 | ピアス |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2553693Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0649210Y2 (ja) * | 1991-01-22 | 1994-12-14 | 株式会社林製作所 | 耳飾り |
-
1993
- 1993-09-10 JP JP1993054132U patent/JP2553693Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0717108U (ja) | 1995-03-28 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |