JP2553284B2 - 光ディスク駆動装置のレーザ・エネルギの較正方法及び装置 - Google Patents

光ディスク駆動装置のレーザ・エネルギの較正方法及び装置

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JP2553284B2
JP2553284B2 JP4178142A JP17814292A JP2553284B2 JP 2553284 B2 JP2553284 B2 JP 2553284B2 JP 4178142 A JP4178142 A JP 4178142A JP 17814292 A JP17814292 A JP 17814292A JP 2553284 B2 JP2553284 B2 JP 2553284B2
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    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B7/00Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
    • G11B7/12Heads, e.g. forming of the optical beam spot or modulation of the optical beam
    • G11B7/125Optical beam sources therefor, e.g. laser control circuitry specially adapted for optical storage devices; Modulators, e.g. means for controlling the size or intensity of optical spots or optical traces
    • G11B7/126Circuits, methods or arrangements for laser control or stabilisation

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光ディスク駆動装置に
関し、特に、磁気光型(MO: magneto optical)及び追
記型(WORM:WRITE ONCE READ MANY)媒体の両者が利用
可能な駆動装置のレーザ電流の較正に関する。
【0002】
【従来の技術】米国特許出願番号第555952号の題
名" レーザ駆動回路の較正及びエネルギ保護"(Calibra
ting and Power Protecting Laser Drive Circuits)
は、磁気光媒体、すなわち、消去可能な媒体のための較
正技術に関する。
【0003】光ディスク・デバイスは、コンピュータ用
データの格納装置として利用され及び多量のデータを格
納する能力においてその価値が認められている。このよ
うなデバイスに使用される媒体は、例えば、半導体レー
ザの高速切り換えによって作り出される光の照射に反応
する。データを光媒体に書込むためにレーザ・エネルギ
は、その媒体がデータの有無を反映するように変化させ
られるために、かなり高エネルギ・レベルで制御されな
ければならない。そのデータを再度読出すには、レーザ
・エネルギ・レベルは、その媒体がレーザ・ビームによ
って変化しないように低レベルで制御される。
【0004】一般に光媒体には2種類ある。つまり、一
度記録すると永久的な記録となる追記型媒体と、書込
み、そして消去、再書込み可能な媒体の2種類である。
追記型媒体(WORM)は、"書込み"エネルギ・レベルが、
レーザ・ビームによって作り出されると、永久に変化さ
せられたままであるが、一方、磁気光媒体(MO)を始め
とする消去可能な媒体は、データが書込まれても永久に
そのままであるわけではない。MO媒体では、反応材料
の磁気方向は書込みプロセスで方向付けされ、及び消去
プロセスで磁気方向は再方向付けされる。
【0005】光ディスク・システムの動作では、各々の
光ディスクの読出し及び書込みにおいて、レーザ・エネ
ルギ・レベルを正しく設定することが必要である。光デ
ィスクの正しいパラメータは、ディスク自身にスタンプ
されている識別ヘッダの情報に含まれている。その情報
が、システムによって読出されると、正しいレーザ・エ
ネルギを作り出すために較正回路がレーザに対して目標
の電流レベルの設定を行う。レーザは、動作パラメー
タ、特に温度と経年によって変化させられるので、正し
いエネルギ・レベルがレーザの動作中及び寿命中で維持
されるように、レーザ駆動電流レベルを変えるための較
正方法が用いられる。
【0006】所定の光媒体で動作するレーザ回路の一般
的な較正方法には、通常、その光媒体でのレーザ光の強
さの分析を必要とする。そのために、レーザ制御回路
は、光媒体での所定の又は目標の光の強さに整合するよ
うに設定される。光媒体に対する書込み及び消去動作に
おいてレーザ・エネルギを制御するための、デジタル・
アナログ変換器(DAC: digital to analog converter
s) の設定を可能とさせるために分析が行われる。WO
RM媒体においては、回路を較正するのに必要な高い光
の強さは、較正プロセス中にディスクに書込みを行い、
媒体に永久に変化を与える恐れがある。そのために、W
ORM媒体では、媒体の永久的な変化を生じさせずに較
正するために、高エネルギ・レベルでは、レーザ・ビー
ムの焦点外において較正を実行するのが一般的である。
一般にWORM媒体に用いる光ディスク・システムにお
いては、WORM媒体に対する光通路は、光ディスクか
らの反射光がレーザに戻ることがないように設計されて
いるので、反射光によるレーザ出力の測定値に対する影
響がなく、レーザの焦点外の使用による較正が可能であ
る。MO媒体に用いる光ディスク・システムにおいて
は、反射光が半導体レーザに戻ること、すなわち、光の
フィードバックを光通路から除去できないので、正確な
エネルギ・レベルを得るためには、一般に焦点でシステ
ムを較正する。このように、光フィードバックがある光
ディスク・システムにおいて、焦点外で較正すると、焦
点状態での実際の使用時には、レーザ出力の検出光に反
射光が含まれることにより、較正時の特性が正しく再現
されない。このような光フィードバックの利点は、焦点
状態と焦点外の状態で異なるレーザのエネルギ出力−駆
動電流曲線(P−I曲線)が得られることであり、従っ
て、較正は、焦点で行う必要がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明者は、光フィー
ド・バックのある光ディスク・システムにおいて、追記
型媒体及び消去可能な媒体の両方における記録及び読出
し可能な光ディスク駆動装置を求めた。そのためには、
装置は、両方の種類の媒体で使用できる較正技術を備え
なければならない。MO媒体では、"書込み"DACに対
するエネルギ・レベルの較正は、レーザ・ビームの焦点
で実行できる。しかしながら、WORM媒体において
は、"書込み"DACエネルギ・レベルは、媒体の永久的
な変化が伴うので、レーザ・ビームの焦点では較正でき
ない。
【0008】上記の関連特許出願は、例えば、光ディス
ク上に信号を記録するなどの、レーザ・ダイオードの出
力の光の強さを制御するためにデジタル・アナログ変換
器を提供する。レーザ・エネルギは、DACを初期設定
することによって供給される、2つの所定のレーザ・エ
ネルギ・レベル、すなわち、高エネルギ・レベル及び低
エネルギ・レベルによって較正される。これは、ビーム
の強さが所定のレーザ・エネルギ・レベルの値に到達す
るまで、DACの入力値を増やすことによって得られ
る。マイクロプロセッサでの計算が、高い方のエネルギ
値から低い方のエネルギ値を差し引き、それから、DA
Cの単位入力値当たりのレーザ出力のエネルギ・レベル
であるDAC伝達関数を得るために、両エネルギ・レベ
ルの差をそれぞれのエネルギ・レベルに対応するDAC
入力値の差で除する。目標のエネルギ・レベルを作り出
すための目標のDAC設定が、次に求められる。この較
正技術は、MO媒体で使用されるために設計されたもの
で、及びP−I曲線の線形傾斜を求めるために低レベル
及び高レベルにおけるエネルギ値の使用が必要である。
この技術をWORM媒体に使用すると、高エネルギ・レ
ベルによってその媒体に永久的な変化を与えてしまう。
【0009】米国特許第4785443号は、WORM
ディスク媒体のための光ディスク・システム及びレーザ
光制御回路を述べる。"書込み"レーザ・エネルギ較正
は、記憶媒体を永久的な変化から保護するために媒体に
対してレーザの焦点外で実行される。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、消去可能な媒
体又は追記型媒体の何れも利用できるように、光フィー
ド・バックが存在するため、焦点で較正をしなければな
らない場合でも、追記型媒体に対して安全であるエネル
ギ・レベルで半導体レーザを駆動する正しいエネルギ・
レベルを得るための較正技術及びその装置に関する。本
発明者は、レーザの焦点及び焦点外での非常に高いエネ
ルギ・レベルにおいて、P−I曲線が互いに接近し、従
って、レーザの焦点及び焦点外の状態におけるレーザ駆
動電流の差が小さいことがわかった。この結果、駆動電
流の差が小さいレベルで本発明を実行するために高エネ
ルギ・レベルが選ばれた。このような方法で、ディスク
駆動装置に置かれた媒体の種類に関係なく、レーザ・ビ
ームの焦点外でレーザを較正するための高エネルギ・レ
ベルの使用を可能にする較正技術が提供された。
【0011】本発明では、対物レンズがレーザ・ビーム
の焦点外に移動された状態で、第1の所定の低エネルギ
・レベルが得られ、電流レベルとDAC設定が記録され
る。次に、エネルギは、焦点及び焦点外におけるP−I
曲線が漸近の所の第2の所定の高エネルギ・レベルまで
増やされ、その電流レベル及びDAC設定が記録され
る。次に、エネルギ・レベルは、ほぼ第1の所定の低エ
ネルギ・レベルまで下げられ、及び対物レンズは、レー
ザ・ビームが合焦するように移動される。エネルギ・レ
ベルは、第1の所定のエネルギ・レベルに調節され、及
びその電流レベルとDAC設定が記録される。このよう
な方法で、焦点における傾斜と焦点外の傾斜の曲線が求
められる。この情報で、何れの特定のエネルギ・レベ
ル、例えば、高較正及び低較正レベルの中間に存在す
る"書込み"エネルギ・レベルが、正確に設定される。
【0012】
【実施例】ここで各図を参照するに、各図における同一
部品及び同一構造体が、同一参照番号で示されている。
光ディスク10が、光ディスク記録装置(図示なし)で
回転するために正しく取り付けられている。図1におい
て光システム11は、普通のビーム・スプリッタを有
し、レーザ14によって生成された光ビームを対物レン
ズ12を及び光通路13に供給し、ディスク10からの
反射光を同一通路及び対物レンズ12を通して得る。光
ビームは、レーザ制御15によって制御され、光システ
ム11を通してディスク10に向けられるが、後で図2
で詳細に説明される。図1に例示された記録装置は、ラ
ンダム・アクセス・メモリ(RAM:randomaccess memor
y)21を有するプログラムされたマイクロプロセッサ
20の制御下にある。マイクロプロセッサ20は、デジ
タル値をケーブル22を通してデジタル・アナログ変換
器(DAC:digital to analog converter) 23に供給す
る。DAC23は、レーザ14によって光システム11
に放射されるビームの強さを設定するための、アナログ
信号をレーザ制御15に供給する。このようなレーザ出
力の光の強さは、マイクロプロセッサ20又は他のデー
タ処理回路によって供給されるデータに基づく変調を有
する。マイクロプロセッサ20からレーザ制御15に伸
びているライン24は、レーザ制御回路15を制御する
ための追加のモード制御を示す。
【0013】レーザ14の強弱は、レーザ制御15のフ
ィードバック回路によって制御される。レーザ14は、
補助ビームを光通路30を通してフォト・ダイオード3
1に放射し、また、フォト・ダイオード31は光システ
ム11から反射光を受ける。フォト・ダイオード31の
フォト電流振幅は、フィードバックされた光を含め、通
路30を通して放射されるレーザ14に対応して変化す
ることは周知である。所望するならば、主ビームをビー
ム・スプリッタを含む適切な光学装置を通してフォト・
ダイオード31に照射できる。トランスインピーダンス
増幅器32は、ダイオード31の電流の振幅変化に応答
してライン33の基準値と比較し、レーザ14の出力ビ
ームの強さを表す信号をライン34に供給する。ポテン
ショメータ38は、トランスインピーダンス増幅器の利
得を調節する。この調整は、ライン34の出力当たりの
電圧である較正信号レベルに影響を与える。この結果、
ライン34の信号レベルは、レーザ14の光エネルギ出
力を表すことになる。正常動作中のレーザ制御15は、
ライン34の信号レベルに対応し、レーザ14の動作を
予め設定された強さに維持することがわかる。
【0014】追加の回路が、DAC23の自動較正を可
能にするためにライン34の信号処理用として備えら
れ、ケーブル22の数値が、レーザ14の出力の目標の
光の強さを正確に表すようにする。DAC23は、レー
ザ14の光の強さに基づいて、最小、すなわち、安全エ
ネルギ・レベルP1及び高エネルギ・レベルP2におい
て較正される。
【0015】第1アナログ比較器40は、レーザ14の
出力の光の強さの示度を受ける第1入力で、ライン34
の信号を受信する。ライン41の信号は、第1の所定の
エネルギ・レベルP1に相当する電圧レベルである目標
の最小値、すなわち、安全値のCAL VR1 を示す基
準値である。比較器40は、レーザ14が最小値以上の
光ビームを放射していることをライン34の信号が示す
まで、非アクティブ信号をライン42を通してマイクロ
プロセッサ20に供給する。ライン34の信号によりレ
ーザ14のエネルギ・レベルが最小値を越えたことが示
されると、比較器40は、アクティブ信号をライン42
を通してマイクロプロセッサ20に供給する。次に、マ
イクロプロセッサ20は、DAC23の入力値をテーブ
ル43に格納し、後で、レーザ14を制御する値を計算
するのに使用する。
【0016】アナログ・デジタル変換器(ADC: analog
to digital converter)100は、ライン101を通し
てレーザ制御回路15に及びライン102を通してマイ
クロプロセッサ20に接続されている。ADC100
は、レーザ14の駆動電流、すなわち、レーザ制御回路
15の出力電流を測定する。所定のエネルギ・レベルP
1に到達し、及び相当するDAC23の設定がテーブル
43に記録されると、レーザ・ビームの焦点外でのエネ
ルギ・レベルP1の駆動電流を表すADC100のデジ
タル化された出力も、テーブル43に記録される。
【0017】マイクロプロセッサ20のプログラムが、
後で説明されるようにケーブル22を通してDAC23
に供給数値を連続的に増加する。これによってDAC2
3は、出力の光の強さを増加するためにエネルギ・レベ
ルを増やしてレーザ14を作動させる。この反復的に徐
々に増加する傾向は、比較器40と同じように製作され
た比較器35の第1入力が、レーザ14の目標の基準出
力の光の強さを作り出す最大エネルギ・レベルP2を表
すライン36のCAL VR2 の基準信号より振幅が大
きいライン34の信号を、検知するまで続く。比較器3
5は、ライン34の信号がライン36の基準信号より小
さいことを検知しているときは、非アクティブの信号を
ライン37を通してマイクロプロセッサ20に供給す
る。比較器35は、ライン34の信号がライン36の基
準信号を越えたと判定すると、アクティブ信号をライン
37を通してマイクロプロセッサ20に供給し、マイク
ロプロセッサ20は、そのDAC23の入力値をテーブ
ル43に格納する。この時点で、マイクロプロセッサ2
0は、また、エネルギ・レベルP2を作り出す駆動電流
を表すADC100のデジタル化された出力を記録す
る。
【0018】レベルPl弱にエネルギ・レベルを戻した
後、光媒体10の表面にレーザ・ビームの焦点を合わせ
るため、対物レンズが移動される。比較器40は、レー
ザ14の強さの示度を受けるためにライン34の信号を
受信する。DAC23の設定は、ライン34の信号が、
第1の所定のエネルギ・レベルP1を作り出すCALV
R1 の信号に合致するまで増やされる。合致した時点
で、DAC23の設定が、レーザ・ビームの焦点におけ
るエネルギ・レベルP1を作り出すのに必要なレーザ駆
動電流を表すADC100の出力としてテーブル43に
記録される。
【0019】次に図2を参照するに、レーザ制御15の
詳細が示されている。レーザ制御15では、増幅器70
がライン34から信号を受信する。ライン71の基準入
力が、読出し動作中に増幅器70を制御する。抵抗回路
73は、バイアス電圧を読出しスイッチ72によって変
えられるライン71を通して増幅器70に供給して基準
電圧に結合する。ライン34とライン71との信号間の
信号電圧振幅差は、目標の読出しレーザ・エネルギ・レ
ベルと実際のレーザ出力エネルギ・レベル間の電圧エラ
ー出力である。増幅器70は、このエラー電圧を増幅及
びライン76で受けるマイクロプロセッサ20からの信
号によって閉じた制御スイッチ75を通して供給する。
スイッチ75は、読出し動作のために閉じる。コンデン
サ77は、増幅器70から得た信号を平滑化し、スイッ
チ75がオープンする場合にサンプル電圧として動作
し、保持する。第2増幅器78は、エラー信号をバッフ
ァ及び増幅して抵抗器79を通して制御トランジスタ8
0に送る。この制御トランジスタ80は、自らのコレク
タにベースを接続している第2トランジスタ81の電流
制御として作用する。トランジスタ81は、駆動電流を
基準電源+V1から抵抗器112及び電圧シフティング
・ダイオード82を通してレーザ・ダイオード14に供
給し、光の放射を生じさせる。抵抗器112の電圧が駆
動電流の値を検知する役割を行い、ADC100によっ
て相当するデジタル値に変換される。トランジスタ81
を流れる駆動電流の値は、関連モード全体の値である。
すなわち、これを記録することは、記録媒体に記録する
エネルギ・レベルを有する出力の光を放射させるために
レーザ・ダイオード14を付勢する電流の記録レベルを
意味する。書込みインパルス間において、記録ゼロ、す
なわち、記録媒体の変化なしの場合は、トランジスタ8
1からの電流は、部分的にトランジスタ86を通して電
流シンク87に転じられる。電流シンク87を流れる電
流値はDAC23によって制御されるので、従って、レ
ーザ14の放射を制御する。書込みデータ信号は、フリ
ップ−フロップとして示されるスイッチ90に供給され
る。ライン91を通して供給されるトランジスタ・ター
ンオフ信号が、トランジスタ86を非導通にする。この
作用が、トランジスタ81からの電流をレーザ・ダイオ
ード14に流れさせ、 "放射線の最大放射又は最大の光
の出力を生じさせる" 。同時に、フリップ−フロップ9
0からのライン92の信号が、トランジスタ93を導通
に切換し、トランジスタ86によって前に供給された電
流シンク87の電流を置き換える。その結果は、記録媒
体10上に2進形式で記録される。否定書込み信号がフ
リップ−フロップ90に供給されると、トランジスタ8
6及び93の導通状態が反転させられて、レーザ14か
らの放射線又は光の放射が減じられ、トランジスタ81
からの電流がそらされる。
【0020】スイッチ75が閉じられた読出し動作中に
は、ライン34の信号(放射されたレーザの光エネルギ
に相当)と、ライン71の信号(目標の読出しレーザ出
力のエネルギ・レベル)とを突き合わせるレーザ14の
制御ループが存在する。マイクロプロセッサ20は、D
AC23の入力値を変更する毎に、スイッチ75を閉じ
及びフリップ−フロップ90を設定する。次に、トラン
ジスタ86は導通状態となる。この作用が、電流シンク
87における電流振幅を変え、トランジスタ81からの
電流量も変わる。DAC23への各入力値の変化後、前
述のレーザ制御サーボ・ループが平衡状態動作ポイント
に到達するためには、時間遅延が必要である。この時間
遅延中に、トランジスタ81を流れる電流変化が安定す
る。記録又は消去モードの間、スイッチ75は開放状態
に保たれ、前述のサーボ作用が、記録又は消去中にレー
ザ駆動電流が変化するのを防ぐ。
【0021】比較器35及び40がDAC23を較正す
るのに使われる。所定の低エネルギ・レベルP1におけ
る較正段階中に、電圧CAL VR1 が、低エネルギの
レーザ出力を検知するためにライン41を通して比較器
40に供給される。所定の高エネルギ・レベルP2にお
ける較正段階中に、電圧CAL VR2 は、高エネルギ
のレーザ出力レベルを検知するためにライン36を通し
て比較器35に供給される。
【0022】図3は、半導体レーザのエネルギ対電流の
2つの特性曲線を示す。曲線190は、レーザ・ビーム
の焦点状態において対応する電流レベルで作り出された
エネルギ・レベルを示す。曲線191は、最大の焦点外
状態において対応する電流レベルで作り出されたエネル
ギ・レベルを示す。エネルギ・レベルP0は、レイジン
グ・モードが得られるスレッショルド・エネルギ・レベ
ルを表す。対応するスレッショルド電流レベルは、レー
ザ・ビームの焦点状態ではITHniで示され、最大焦
点外状態ではITHnoで示されている。低基準エネル
ギ・レベルP1は、レンズが焦点状態であっても追記型
媒体が永久的に変化しないように選択する。高基準エネ
ルギ・レベルP2は、P2を作り出すレーザ駆動電流の
差が、焦点状態と最大焦点外状態との間で小さくなるよ
うに選択する。特性曲線190及び191は、高エネル
ギ・レベルで、漸近的に接近していることに注意された
い。
【0023】本発明は、レーザ・ビームの焦点又は焦点
外であっても、高レーザ・エネルギにおいて任意のレー
ザ駆動電流におけるレーザ・エネルギの差が小さいとい
う事実を利用する。本発明の較正動作は、レーザ・ビー
ムが焦点外であって、第1低基準エネルギ・レベルP1
から第2高基準エネルギ・レベルP2にレーザ・エネル
ギの変化を作り出すのに必要なレーザのDAC値の変
化、△DAC2を求める。また、レーザ駆動電流をレー
ザ・ビームが焦点状態である低エネルギ・レベルP1か
らレーザ・ビームが焦点外状態であるエネルギ・レベル
P1に変えるのに必要な△DAC1と呼ばれるレーザの
DAC値の変化を求める。エネルギ・レベルP1は、レ
ーザ・ビームがWORM媒体に焦点が合っている場合、
その媒体に対する低レーザ・エネルギ・レベル又は安全
レーザ・エネルギ・レベルである。次に、レーザDAC
伝達関数Eが計算され、レーザ・エネルギの変化、P2
−P1をDAC値の変化の和、△DAC1+△DAC2
で除算することにより計算する。
【0024】図4は、P1=P0及びP0においてDA
C1=0を仮定するしたときの装置の動作の流れを示す
図である。図5は、これらの仮定がない一般化されたケ
ースを述べる。図4は、図3のP−I曲線を参照するこ
とによって良く理解できる。ステップ200では、レー
ザがターン・オンされる前に、対物レンズが、媒体から
最大の焦点外に移動させられる。ステップ201では、
DACがゼロに設定されてレーザがターン・オンされレ
ーザ・エネルギ制御ループ(LPCL:laser powercontrol
loop) がスイッチ75の閉によって閉じられ、及び書
込みデータが非アクティブに設定されて、レーザ・エネ
ルギ・レベルP1を作り出す。ステップ202では、レ
ーザ駆動電流が、ADC100で測定されて、ADC1
としてセーブされる。次に、ステップ203〜205で
は、スイッチ75の閉及び書込みデータが非アクティブ
で、DAC値が増加させられる。次にスイッチ75が開
かれ、書込みデータがアクティブに設定されて、エネル
ギが測定される。このプロセスは、DAC値がP2を得
るまで繰り返され、P2を得ると、DAC値がDAC2
として格納される。レーザ電流が、再びADC100で
測定され、ADC2としてセーブされる。それから、L
PCLが閉じられ、及びDACが再設定されて、ステッ
プ207で示されるようにレーザ・エネルギ・レベルP
1に戻る。次に、レーザ・ビームは、ステップ208で
媒体上に焦点を合わせられ、及び、レーザ駆動電流はA
DC100で測定されて、ステップ209においてAD
C3としてセーブされる。この時点で、DAC較正プロ
シージャに残るすべてにおいて、計算がステップ210
でマイクロプロセッサ20によって実行される。
【0025】ステップ210の計算において、レーザの
DAC値の変化が求められる。すなわち、レーザ・ビー
ムの焦点でのP1からレーザ・ビームの焦点外でのP1
にレーザ駆動電流を変えるのに必要な変化△DAC1が
式1で求められる。
【0026】 △DAC1=△DAC2x(ADC1−ADC3)/(ADC2−ADC1) (1)
【0027】DAC伝達関数Eは、式2で示されるよう
に計算される。
【0028】 E=(P2−P1)/(△DAC2+△DAC1) (2)
【0029】焦点状態での任意のレーザ・エネルギ・レ
ベルP1pに対しても式3で示されるようにDACnが
計算できる。また、レーザ・エネルギは、式4で示され
るように、任意のDAC値のDACnに対して求めるこ
とができる。
【0030】 DACn=(P1p−P1)/E (3)
【0031】 P1p=P1+E・DACn (4)
【0032】図5は、新しい較正方法のさらに一般化し
た流れ図である。ここではP1=P0と仮定せず、及び
P1でのDACの設定をゼロにする必要はない。ステッ
プ300では、対物レンズが最大の焦点外状態に移動さ
れ、及びステップ301でレーザをターン・オンするた
めに初期化オペレーションが実行され、DACを再設定
し、及びスイッチ75を閉じ、書込みデータを非アクテ
ィブにして読出しエネルギ・レベルP0を得る。
【0033】その後、スイッチ75が閉じられ及び書込
みデータが非アクティブのままで、DACは増加させら
れる。次に、スイッチ75が開かれ、書込みデータがア
クティブに設定され、エネルギ・レベルを測定する。ス
テップ302〜304で示されるように、このプロセス
はエネルギ・レベルP1に到達するまで繰り返される。
ステップ304では、エネルギ・レベルP1を作り出す
レーザ駆動電流が測定され、ADC100によってデジ
タル値に変換されてADC1として、およびそのときの
DACの値DAC1がセーブされる。その後、ステップ
306〜308において、DACは増加させられ、及び
エネルギが、前述の方法でエネルギ・レベルP2に到達
するまで測定される。DACの設定は、DAC2として
格納され、及びレーザ駆動電流が測定されてADC2と
して格納される。次に、ステップ308で、DACが再
設定され、エネルギ・レベルP0が再び得られる。ステ
ップ309では、エネルギ・レベルP1が探索値として
目標にされる。ステップ310では、対物レンズ12の
移動により焦点が得られ、及びDACは、前述の方法で
エネルギ・レベルP1に到達(ステップ311及び31
2)するまで増加させられる。ステップ313では、D
ACの設定は、DAC3として格納され及び駆動電流が
測定されてADC3として格納される。前述の式1〜式
4は、次式5〜式8としてそれぞれ修正され、及びマイ
クロプロセッサが計算を実行する(ステップ314)。
【0034】 △DAC1=(DAC2−DAC1)x((ADC1−ADC3)/ (ADC2−ADC1)) (5)
【0035】 E=(P2−P1)/((DAC2−DAC1)+△DAC1)) (6)
【0036】 DACn=DAC3+(Plp−P1)/E (7)
【0037】 P1p=P1+E(DACn−DAC3) (8)
【0038】レーザを較正する代替方法が、図6に示さ
れている。この方法は、ADCを使用する必要がなく、
図3に示すようなレーザのP−I特性曲線の線形性質を
利用する。事前にDAC設定値が各エネルギ・レベルP
1及びP2でセーブされ、これらの数値が駆動電流を表
すのに使用される。ステップ400で、レンズが焦点外
に移動され、ステップ401でシステムが初期化され
る。ステップ402〜404で、DACが、目的のエネ
ルギ・レベルP1を得るまで増加させられ、及びステッ
プ405でDAC設定のDAC1がセーブされる。ステ
ップ406〜408でエネルギP2に到達すると、ステ
ップ409でDAC設定のDAC2がセーブされる。ス
テップ410で、DACは再設定され、スイッチ75が
閉じられてレーザ・エネルギ制御ループ(LPCL)が閉じ
ることにより、読出しエネルギ・レベルP0が得られ
る。ステップ411で焦点が得られる。次に、ステップ
412〜417でDAC3値が求められる。ステップ4
18においてDAC伝達関数Eが、次に示す式9を用い
て計算される。ここで、△DAC1=DAC1−DAC
3及び△DAC2=DAC2−DAC1である。
【0039】 E=(P2−P1)/(△DAC1+△DAC2) (9)
【0040】本発明の実行において、制御トラックを読
出すまでは、駆動装置にMO又はWORM媒体の何れが
挿入されているか不明である。従って、書込み及び消去
可能又は追記型媒体のDAC較正は、レーザ・ビームの
焦点外で実行しなければならない。焦点外で較正し、M
O媒体が駆動装置内にあったとしても、DAC較正の結
果は依然として有効である。
【0041】本発明では、レーザ駆動装置回路の追加の
チェックが実行できる。
【0042】従来の技術では、レーザDAC伝達関数が
計算されて、レーザ・エネルギ制御システムのチェック
に使われた。DAC伝達関数の単位Eは、mW/DAC
ステップである。ここで説明するシステムでは、ADC
でレーザ駆動電流をモニタすることによって、他の伝達
関数が計算される。これが、mW/ADCステップ単位
のADC伝達関数nと呼ばれ、レーザ・エネルギの所定
の変化を作り出すのに必要なADCの変化値である。A
DC伝達関数を計算する式は、レーザ・ビームの焦点外
(no)及び焦点(ni)状態の両方において下記に示され
る。
【0043】 no=(P2−P1)/(ADC2−ADC1) (10)
【0044】 ni=(P2−P1)/((ADC2−ADC1)+(ADC1−ADC3) ) (11)
【0045】伝達関数、no及びniは、mW/mA単
位のレーザ効率Gaとして書き換えでき、電流・電圧変
換器のV/mA単位の利得K1及びADCステップ/V
単位のADC100変換率K2で除算される。これは、
次式12で示される。
【0046】 n=Ga/K1・K2 (12)
【0047】回路を実行して、電流・電圧変換器の利得
K1及びADC変換率K2が既知であるならば、レーザ
効率Gaは、mW/mA単位で次式によって計算でき
る。
【0048】 Ga=n・K1・K2 (13)
【0049】同様な方法で、mA/DACステップ単位
のDAC変換率K3が既知であるならば、レーザ効率G
dが、DAC伝達関数Eから求められる。
【0050】 Gd=E/K3 (14)
【0051】DAC較正によってDAC伝達関数E及び
ADC伝達関数nの両方が得られるので、mW/mA単
位のレーザ効率が式13及び式14から計算でき、及び
その結果の比較が、それぞれと及び絶対限界に対して行
われる。2つの効率計算結果が同じであるが、しかし、
指定範囲外であるならば、レーザ・ダイオードが故障で
あることを示す。2つの効率が等しくなければ、レーザ
駆動回路が故障であることを示す。
【0052】さらに、2つ効率計算の結果を互いに比較
することによってレーザ駆動装置の他の多くの回路機能
と電流検出素子をチェックでき、これらには、電流・電
圧変換器の利得K1、ADC伝達関数K2及びDAC変
換率K3などがある。2つのレーザ効率、Ga及びGd
が等しいと仮定すると、ADC伝達関数nとレーザDA
C伝達関数Eの関係は、式15によって示される。DA
C/ADC比率、即ち、ADCステップに対するDAC
ステップは、DAC変換率K3(mA/DAC)、電圧
に対する電流検出率K1(V/mA)、及びADC変換
率K2の積の逆数である。これらのK因数量は、回路設
計で制御され、及び稼働中は安定していなければならな
い。このように限界がDACとADCの変換(DAC/
ADC)率に対して設けられる。DAC/ADC変換率
に限界を設けることで、複数の回路素子の機能、すなわ
ち、DAC変換率K3(mA/DAC)、電圧・電流検
出率K1(V/mA)及びADC変換率K2(ADC/
V)がチェックできる。
【0053】 DAC/ADC=n/E=1/K1・K2・K3 (15)
【0054】ADC値とレーザ駆動電流(ADC/m
A)との関係が、式16で求められる。これらの量は、
式15の部分集合であり、また、稼働中では安定したま
まである。ADC及びレーザ機能をチェックするために
合理的な限界が、ADC対レーザ駆動電流(ADC/m
A)の変換率に設けられる。
【0055】 ADC/mA= K1・K2
【0056】ADCでレーザ駆動電流をモニタすること
によって、レーザ・エネルギ制御システムに対する追加
のチェックが実行できる。コマンドが、レーザDACを
変更するために与えられる場合、DACは、その関係が
既知(式16)であるので、DACが変化させたことを
確かめられる。また、ADC値とレーザ駆動電流(AD
C/mA)の関係が既知(式16)なので、レーザがタ
ーン・オンされる場合又は潜在的障害が存在する場合
に、レーザ・スレッショルド電流(又はあるエネルギ・
レベルにおけるレーザ駆動電流)に対してチェックがで
きる。
【0057】次に述べることは、レーザ駆動スレッショ
ルド電流がどのように測定されるかの例である。レーザ
がターン・オンする前に、駆動電流がADCで測定され
る。これは、オフセット値と呼ばれる。次に、レーザ
は、幾らかのエネルギ・レベル、例えば、0.5mWで
ターン・オンし、及びレーザ駆動電流がオフセット値を
差し引かれてADCで測定される。仮に、この例におい
て、このエネルギ・レベルで最大レーザ駆動電流、例え
ば、80mAの限界が設定され、及びADC対レーザ駆
動電流の変換率が1mAにつき1.5ADCステップと
既知であるならば、測定されたADC値の限界、例え
ば、120ステップが得られる。ADC値を越えるなら
ば、レーザ・エネルギ制御システム又はレーザ・ダイオ
ードが故障である。
【0058】ADCでレーザ駆動電流を測定することに
よって、幾つかの他の検知が考えられる。これらの幾つ
かは、次の通りである。媒体上で焦点に合わすための対
物レンズを移動するプロセス前に、ADCでレーザ駆動
電流をサンプリングすることによって、レーザの共振器
(Cavity)にフィードバックされた光によってレーザ駆
動電流が減少するので、焦点が得られているか確認でき
る。又、焦点を得るプロセス中に、ADCで駆動電流を
モニタすることによって、対物レンズが焦点を合わせた
ことを検知できる。これは、焦点エラー信号(FES: Foc
us Error Signal)のピークを検知する、優れた代替方
法である。FESオフセットを調整する一方で、ADC
でレーザ駆動電流をモニタすることによって、また、最
小レーザ駆動電流のポイントでは光媒体からの反射光で
あるレーザ・フィードバックが最大であるので、最適な
焦点を示すことになる。
【0059】
【発明の効果】本発明により、光ディスク駆動装置が、
光フィード・バックの存在のために正確なエネルギー・
レベルを得るためには焦点状態で較正する必要がある場
合で、駆動装置にMOまたはWORM媒体の何れが挿入
されているか不明な場合であっても、WORM媒体に較
正中に永久的な変化を与えない安全なエネルギー・レベ
ルを使用して較正する方法及び装置を提供できた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明で使用した光ディスク記録装置のブロッ
ク図である。
【図2】図1の記録装置のレーザ制御回路を示す図であ
る。
【図3】レーザ・ビームの焦点及び焦点外のP−I曲線
を示す図である。
【図4】本発明によって光媒体を較正するために、相当
するDAC値を計算するためのエネルギ値を示すマシン
・オペレーションの簡単な流れ図である。
【図5】本発明で用いるマシン・オペレーションの一般
化された流れ図である。
【図6】本発明の代替のオペレーションの流れ図であ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−141940(JP,A) 特開 平2−265033(JP,A) 特開 平2−287933(JP,A)

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】半導体レーザ・ダイオードのエネルギ出力
    −駆動電流の特性曲線が、高レーザ・エネルギ・レベル
    でのレーザ・ビームの焦点及び焦点外の状態における漸
    近の領域を示す前記半導体レーザ・ダイオードを用いた
    光ディスク駆動装置を較正する方法であって、 前記光媒体上に焦点外の状態を得るステップと、前記焦点外の状態で 所定の高レーザ・エネルギ・レベル
    P2を作り出すために前記レーザ・ダイオードを付勢
    し、前記エネルギ・レベルP2が前記漸近の領域の範囲
    内で選択され、前記エネルギ・レベルP2を作り出すの
    に必要なレーザ駆動電流I2を測定するステップと、所定の 低レーザ・エネルギ・レベルP1を作り出すため
    に前記レーザ・ダイオードを付勢するステップと、 前記光媒体上に焦点状態を得るステップと、 前記焦点状態で前記エネルギ・レベルP1を作り出すの
    に必要なレーザ駆動電流I3を測定するステップと、前記焦点状態における前記エネルギ出力−駆動電流特性
    曲線の傾斜を、(P2−P1)/(I2−I3)の関係
    式で求めるステップと、 前記エネルギー・レベルP1及びP2の間にある所定の
    エネルギー・レベルの設定に必要とされる前記レーザ駆
    動電流を前記傾斜を用いて計算するステップと、 を有する、焦点状態での較正を行う方法。
  2. 【請求項2】半導体レーザ・ダイオードのエネルギ出力
    −駆動電流の特性曲線が、高レーザ・エネルギ・レベル
    でのレーザ・ビームの焦点及び焦点外の状態における漸
    近の領域を示す前記半導体レーザ・ダイオードを用いた
    光ディスク駆動装置を較正する方法であって、 前記光媒体上に焦点外の状態を得るステップと、 所定の低レーザ・エネルギ・レベルP1を作り出すため
    に前記レーザ・ダイオードを付勢し、前記焦点外状態で
    前記エネルギ・レベルP1を作り出すのに必要なレーザ
    駆動電流I1を測定するステップと、 前記焦点外の状態で所定の高レーザ・エネルギ・レベル
    P2を作り出すために前記レーザ・ダイオードを付勢
    し、前記エネルギ・レベルP2が前記漸近の領域の範囲
    内で選択され、前記エネルギ・レベルP2を作り出すの
    に必要なレーザ駆動電流I2を測定するステップと、 前記焦点外の状態における、前記エネルギ出力−駆動電
    流特性曲線の傾斜を(P2−P1)/(I2−I1)の
    関係式で決定するステップと、 前記エネルギー・レベルP1及びP2の間にある所定の
    エネルギー・レベルの設定に必要とされる前記レーザ駆
    動電流を、前記傾斜を用いて計算するステップと、 を有する、焦点外の状態での較正を行う方法。
  3. 【請求項3】半導体レーザ・ダイオードのエネルギ出力
    −駆動電流の特性曲線が、高エネルギ・レベルでのレー
    ザ・ビームの焦点及び焦点外の状態における漸近の領域
    を示し、レーザ駆動電流レベルを設定するためのデジタ
    ル・アナログ変換器(DAC)を備えたレーザ駆動回路
    と、前記駆動電流レベルを測定するためのアナログ・デ
    ジタル変換器(ADC)とを有する前記半導体レーザ・
    ダイオードを用いた光ディスク駆動装置を較正する方法
    であって、 前記光媒体上に焦点外の状態を得るステップと、所定の 低レーザ・エネルギ・レベルP1を作り出すため
    に前記レーザ・ダイオードを付勢し、前記焦点外の状態
    における前記エネルギ・レベルP1において、DACの
    設定値であるDAC1及びADCの設定値であるADC
    1をセーブするステップと、 所定の高レーザ・エネルギ・レベルP2を作り出すため
    に前記レーザ・ダイオードを付勢し、前記高レーザ・エ
    ネルギ・レベルが前記漸近の領域内で選択され、前記エ
    ネルギ・レベルP2におけるDACの設定値であるDA
    C2及びADCの設定値であるADC2をセーブするス
    テップと、前記 エネルギ・レベルP1を作り出すために前記レーザ
    ・ダイオードを付勢するステップと、 前記光媒体上に焦点の状態を得るステップと、 前記焦点の状態の前記エネルギ・レベルP1における、
    DACの設定値であるDAC3及びADCの設定値であ
    ADC3をセーブするステップと、関係式、△DAC1=(DAC2−DAC1)・(AD
    C1−ADC3)/(ADC2−ADC1)を用いてレ
    ーザ駆動電流を焦点エネルギ・レベルP1から焦点外エ
    ネルギ・レベルP1に変更するのに必要なDACの変化
    値△DAC1を求めるステップと、 関係式、E=(P2−P1)/((DAC2−DAC1)
    +△DAC1)を用いてDACの伝達関数Eを求めるス
    テップと、 関係式、DACn=DAC3+(P1p−P1)/Eを
    用いて任意のレーザ・エネルギ・レベルP1pにおける
    DAC値であるDACnを求めるステップと、 目標のエネルギ・レベルP1pを作り出すためにDAC
    の設定値を計算するステップと、 を有する方法。
  4. 【請求項4】前記半導体レーザ・ダイオード及びレーザ
    駆動回路の適切な動作を判断するステップをさらに含
    み、該ステップが、 連続的に増大するDACステップであるデジタル値が、
    連続的に増大するアナログ信号出力を生成する、該DA
    Cステップ当たりのレーザ・エネルギ出力の増加である
    DAC伝達関数Eと、該Eの関数であるレーザ効率Gd
    を求めるステップと、 連続的に増大するアナログ入力信号が、連続的に増大す
    るデジタル出力信号であるADCステップを生成する、
    該ADCステップ当たりのレーザ・エネルギ出力の増加
    であるADC伝達関数nと、該nの関数であるレーザ効
    率Gaを求めるステップと、 前記Gd及びGaを比較し、その結果が等しくて、かつ
    前記レーザ効率の所定範囲内であれば故障がないことを
    示すステップと、 を有する請求項3記載の方法。
  5. 【請求項5】半導体レーザ・ダイオードのエネルギ出力
    −駆動電流の特性曲線が、高エネルギ・レベルでのレー
    ザ・ビームの焦点及び焦点外の状態における漸近の領域
    を示し、レーザ駆動電流レベルを設定するためのデジタ
    ル・アナログ変換器(DAC)を備えたレーザ駆動回路
    と、前記駆動電流レベルを測定するためのアナログ・デ
    ジタル変換器(ADC)とを有する前記半導体レーザ・
    ダイオードを用いた光ディスク駆動装置を較正する方法
    であって、 前記光媒体上に焦点外の状態を得るステップと、 所定の低レーザ・エネルギ・レベルP1を作り出すため
    に前記レーザ・ダイオードを付勢し、前記焦点外の状態
    における前記エネルギ・レベルP1において、DACの
    設定値であるDAC1及びADCの設定値であるADC
    をセーブするステップと、 所定の高レーザ・エネルギ・レベルP2を作り出すため
    に前記レーザ・ダイオードを付勢し、前記エネルギ・レ
    ベルP2が前記漸近の領域内で選択され、前記エネルギ
    ・レベルP2においてDACの設定値であるDAC2及
    びADCの設定値であるADC2をセーブするステップ
    と、 前記エネルギ・レベルP1を作り出すために前記レーザ
    ・ダイオードを付勢するステップと、 前記光媒体上に焦点の状態を得るステップと、前記焦点の状態におけるエネルギ・レベルP1でDAC
    の設定値であるDAC3及びADCの設定値であるAD
    C3をセーブするステップと、 前記エネルギ・レベルP1がレーザ・レイジング・モー
    ドが得られるスレッショルド・エネルギ・レベルP0に
    等しくなるように前記装置を調整し、そのとき前記DA
    Cが前記エネルギ・レベルP1で0になるように調整す
    るステップと、 関係式、△DAC1=(DAC2−DAC1)(ADC
    1−ADC3)/(A DC2−ADC1)を用いて前記
    駆動電流を焦点エネルギ・レベルP1から焦点外エネル
    ギ・レベルP1に変更するのに必要なDACの変化値で
    ある△DAC1を求めるステップと、 関係式、E=(P2−P1)/((DAC2−DAC
    1)+△DAC1)を用いてDACの伝達関数Eを求め
    るステップと、 関係式、DACn=(P1p−P1)/Eを用いて所定
    のエネルギ・レベルP1pにおけるDAC値であるDA
    Cnを求めるステップと、 目標のエネルギ・レベルP1pを作り出すためのDAC
    の設定値を計算するステップと、 を有する方法。
  6. 【請求項6】半導体レーザ・ダイオードのエネルギ出力
    −駆動電流の特性曲線が、高エネルギ・レベルでのレー
    ザ・ビームの焦点及び焦点外の状態における漸近の領域
    を示し、駆動電流レベルを設定するためのデジタル・ア
    ナログ変換器(DAC)を備えたレーザ駆動回路を有す
    る、前記半導体レーザ・ダイオードを用いた光ディスク
    駆動装置を較正する方法であって、 前記光媒体上に焦点外の状態を得るステップと、 所定の低レーザ・エネルギ・レベルP1を作り出すため
    に前記レーザ・ダイオードを付勢し、前記焦点外の状態
    における前記エネルギ・レベルP1において、DACの
    設定値であるDAC1をセーブするステップと、 所定の高レーザ・エネルギ・レベルP2を作り出すため
    に前記レーザ・ダイオードを付勢し、前記エネルギ・レ
    ベルP2が前記漸近の領域内で選択され、前記エネルギ
    ・レベルP2においてDACの設定値であるDAC2を
    セーブするステップと、 前記エネルギ・レベルP1を作り出すために前記レーザ
    ・ダイオードを付勢するステップと、前記光媒体上に焦点の状態を得るステップと、 前記焦点の状態におけるエネルギ・レベルP1でDAC
    の設定値であるDAC3をセーブするステップと、関係式、△DAC1=DAC1−DAC3を用いてレー
    ザ駆動電流を焦点エネルギ・レベルP1から焦点外エネ
    ルギ・レベルP1に変更するのに必要なDACの変化値
    である△DAC1を求めるステップと、 関係式、△DAC2=DAC2−DAC1を用いてレー
    ザ駆動電流を焦点外の状態のエネルギ・レベルP2から
    エネルギ・レベルP1に変更するのに必要なDACの変
    化値△DAC2を求めるステップと、 関係式、E=(P2−P1)/(△DAC1+△DAC
    2)を用いてDACの伝達関数Eを求めるステップと、 関係式、DACn=DAC3+(P1p−P1)/Eを
    用いて所定のレーザ・エネルギ・レベルP1pにおける
    DAC値であるDACnを求めるステップと、 目標のエネルギ・レベルP1pを作り出すためのDAC
    の設定値を計算するステップと、 を有する方法。
  7. 【請求項7】半導体レーザ・ダイオードがレンズを通し
    光媒体に向けて放射線を放射し、前記レーザ・ダイオ
    ードの出力が、前記光媒体から反射した放射線の光を含
    めて検出され、前記レーザ・ダイオードの駆動電流を較
    正する手段を有する光ディスク駆動装置であって、 前記レーザ・ダイオード及び前記ダイオードの放射線を
    受けるレンズと、 前記ダイオードによって作られ、前記光媒体に向けられ
    た放射線を、焦点外の状態から焦点に合わせるように
    記レンズを移動するための、前記レンズに接続された移
    動手段と、 前記レーザ・ダイオードに接続されたレーザ駆動電流手
    段と、選択された低レーザ・エネルギ・レベルP1及び高レー
    ザ・エネルギ・レベルP2を作り出すために 前記ダイオ
    ードを付勢するための、前記レーザ駆動電流手段に接続
    されたレーザ駆動電流制御手段と、 I1が焦点外の状態でエネルギ・レベルP1を作り出す
    ための駆動電流でり、 I2が焦点外の状態でエネルギ・レベルP2を作り出す
    ための駆動電流であり、I3が焦点状態におけるエネル
    ギ・レベルP1を作り出すための駆動電流である、レー
    ザ駆動電流レベルI1、I2及びI3を測定するための
    前記レーザ・ダイオードに接続された計測手段と、前記計測手段及び前記レーザ駆動電流制御手段に接続さ
    れ、関係式、(P2−P1)/(I2−I3)を用いて
    前記焦点状態でエネルギ出力−駆動電流の特性曲線の傾
    斜を計算するマイクロプロセッサと、 を有し、 よって、前記エネルギ・レベルP1及びP2の間で所定
    のエネルギ・レベルを得るためのレーザ駆動電流が計算
    できることを特徴とする光ディスク駆動装置。
  8. 【請求項8】半導体レーザ・ダイオードがレンズを通し
    光媒体に向けて放射線を放射し、前記レーザ・ダイオ
    ードの出力が、前記光媒体から反射した放射線の光を含
    めて検出され、前記レーザ・ダイオードの駆動電流を較
    正する手段を有する光ディスク駆動装置であって、 前記レーザ・ダイオード及び前記ダイオードの放射線を
    受けるレンズと、前記ダイオードによって作られ、前記光媒体に向けられ
    た放射線を焦点外の状態から焦点に合わせるように前記
    レンズを移動するための、前記レンズに接続された移動
    手段と、 前記レーザ・ダイオードに接続されたレーザ駆動電流手
    段と、選択された低レーザ・エネルギ・レベルP1及び高レー
    ザ・エネルギ・レベルP2 を作り出すために、前記ダイ
    オードを付勢するための前記レーザ駆動電流手段に接続
    され、DAC1が焦点外の状態で前記エネルギ・レベル
    P1を作り出すための設定、DAC3が焦点の状態で前
    記エネルギ・レベルP1を作り出すための設定、及びD
    AC2が焦点外の状態で前記エネルギ・レベルP2を作
    り出すための設定である、DACの設定値DAC1、D
    AC2及びDAC3を得るためのデジタル・アナログ変
    換器(DAC)を有するレーザ駆動電流制御手段と、 マイクロプロセッサと、 前記選択されたエネルギ・レベルを得るために、前記マ
    イクロプロセッサに接 続され、前記放射線の一部を受け
    ることができるように前記レーザ・ダイオードに光学的
    に接続されて前記レーザ・ダイオードの出力エネルギを
    測定する手段と、 を有し、 前記マイクロプロセッサは前記DACに接続され、関係
    式、△DAC1=DAC1−DAC3を用いてレーザ駆
    動電流を焦点エネルギ・レベルP1から焦点外エネルギ
    ・レベルP1に変えるのに必要なDACの変化値△DA
    C1と、関係式、△DAC2=DAC2−DAC1を用
    いて焦点外の状態でレーザ駆動電流を高エネルギ・レベ
    ルP2から低エネルギ・レベルP1に変えるのに必要な
    DACの変化値△DAC2と、関係式、E=(P2−P
    l)/(△DAC1+△DAC2)を用いてDACの伝
    達関数Eと、関係式、DACn=DAC3+(P1p−
    P1)/Eを用いて、必要なレーザ・エネルギ・レベル
    P1pとを求める手段とを有している光ディスク駆動装
    置。
  9. 【請求項9】半導体レーザ・ダイオード、及び、デジタ
    ル値(DACステップ)が連続的に増加すると連続的に
    アナログ信号出力が増加することにより、レーザ駆動電
    流レベルの設定をするデジタル・アナログ変換器(DA
    C)と、アナログ入力信号が連続的に増加すると連続的
    にデジタル出力値(ADCステップ)が増加するアナロ
    グ・デジタル変換器とを含むレーザ駆動回路の適切な動
    作を検出する方法であって、 DACステップ当たりのレーザ・エネルギ出力の増加で
    あるDAC伝達関数Eと、該Eの関数であるレーザ効率
    Gdを求めるステップと、 ADCステップ当たりのレーザ・エネルギ出力の増加で
    あるADC伝達関数nと、該nの関数であるレーザ効率
    Gaを求めるステップと、 前記Gd及びGaを比較し、その結果が等しくてかつ前
    記レーザ効率の所定範囲内であれば故障がないことを示
    すステップと、 を含む方法。
JP4178142A 1991-09-11 1992-07-06 光ディスク駆動装置のレーザ・エネルギの較正方法及び装置 Expired - Lifetime JP2553284B2 (ja)

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