JP2552969Y2 - ゴムクッションの取付構造 - Google Patents

ゴムクッションの取付構造

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JP2552969Y2
JP2552969Y2 JP1991082374U JP8237491U JP2552969Y2 JP 2552969 Y2 JP2552969 Y2 JP 2552969Y2 JP 1991082374 U JP1991082374 U JP 1991082374U JP 8237491 U JP8237491 U JP 8237491U JP 2552969 Y2 JP2552969 Y2 JP 2552969Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
rubber cushion
bracket
frame
mounting structure
screw
Prior art date
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JP1991082374U
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JPH0524431U (ja
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雅昭 稲石
孝治 山本
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Suzuki Motor Co Ltd
Original Assignee
Suzuki Motor Co Ltd
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Publication date
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  • Vibration Prevention Devices (AREA)
  • Springs (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はゴムクッションの取付構
造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、自動車のシート、特にワゴン車
のリヤシート等の格納可能に設置されるシートでは、シ
ートの下部にゴムクッションを取付け、該クッションに
よってフロアを介して伝達される振動を遮断している。
【0003】図3は、そのようなゴムクッションの取付
構造を示している。図3において、符号aはシートクッ
ションを支持するクッションフレームである。このクッ
ションフレームaには、断面コ字状のブラケットbが溶
接され、該ブラケットbにゴムクッションcがネジdに
よって取付けられる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】ところで、このような
ゴムクッションの取付構造では、ネジdを締付け過ぎた
場合には、その締付け部が破損されてしまう。
【0005】このようなことを防止するためには、図4
に示したように、段付ネジeを使用し、段部fによって
ゴムクッションcの締付け量を規定すればよい。しか
し、このようなネジeを使用するとコストアップになっ
てしまう。
【0006】そこで、本考案の目的は、常に一定の締付
け量が得られ、かつ安価なゴムクッションの取付構造を
提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本考案のゴムクッション
の取付構造では、ブラケットを断面コ字状に形成し、該
ブラケットの脚部でフレームを挟込むようにして上記ブ
ラケットをフレームに固着するとともに、該ブラケット
の底部にゴムクッションをネジによって取付けるゴムク
ッションの取付構造において、上記ネジの首下長および
上記ブラケットの底部から上記フレームまでの距離を、
上記ゴムクッションを所定の寸法に圧縮して締付けた状
態で、上記ネジの先端が上記フレームに当接するように
設定している。
【0008】
【作用】本考案のゴムクッションの取付構造では、ネジ
頭でゴムクッションを適宜量まで締付けると、ネジの先
端がフレームに当接するため、それ以上ゴムクッション
を締付けることはない。
【0009】
【実施例】図1は本考案に係るゴムクッション取付構造
を適用したワゴン車のリヤシートを示し、図2はそのシ
ートのゴムクッション取付構造を示している。
【0010】このシートでは、ゴムクッション1がブラ
ケット2を介して、クッションフレーム3に取付けられ
ている。
【0011】ゴムクッション1は、下面に開口する凹部
1aを有している。その凹部1aによって画成される天
井壁1bは所定の厚さL1 に形成されている。また、こ
の天井壁1bの中央には孔1cが形成されている。
【0012】クッションフレーム3はパイプによって形
成され、シートクッション4の内部に、該クッション4
の周面に沿って配設されている。
【0013】ブラケット2は、断面図がコ字状を成して
いる。そして、このブラケット2は、脚部2a,2aの
先端でフレーム3を挟込み2a,2aとフレーム3との
会合部を溶接することによって、フレーム3に固着され
ている。そして、このフレーム3とブラケット2の底壁
2bの下面との間の距離L2 は所定長になるように設定
されている。また、このブラケット2の底壁2bの中央
には、孔2cが形成されている。
【0014】そして、上記ゴムクッション1は、その孔
1cに挿通させ、かつブラケット2の孔2cにネジ込ん
だタッピングネジ5によってブラケット2に固定され
る。
【0015】上記タッピングネジ5は、その首下長L3
が、上記ゴムクッション1の天井壁1bの厚さL1 とフ
レーム3からブラケット2の下面までの距離L2 よりも
所定長さだけ短かく設定されている。
【0016】したがって、タッピングネジ5は、その先
端5aがフレーム3に突当ると、それ以上はネジ込むこ
とができない。即ち、ゴムクッション1はその天井壁1
bが、タッピングネジ5の頭部5bによって、所定量
(L1 +L2 −L3 )だけ圧縮された状態で取付けられ
る。
【0017】なお、上記実施例では、ゴムクッション1
を車両のシートに取付ける場合を示したが、本考案の構
造は、家庭等で使用される椅子にも採用することができ
ることは勿論のこと、その他テーブル等の載置物にも適
用することができる。
【0018】また、上記実施例では、ゴムクッション1
を取付けるためのネジとしてタッピングネジ5を使用し
ているが、一般的なボルトを使用してもよいこともでき
る。但し、その場合には、ブラケット2の孔2cに雌ネ
ジを形成する必要がある。
【0019】
【考案の効果】上記したように、本考案に係るゴムクッ
ションの取付構造によれば、高価な段付ネジを使用する
ことなく、従来と殆んど変ることのない構成によってゴ
ムクッションの圧縮量を一定にでき、ゴムクッションに
損傷を与えることのない安定したゴムクッションの取付
状態が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るゴムクッションの取付構造を採用
したシートの側面図である。
【図2】本考案に係るゴムクッションの取付構造を示し
た断面図である。
【図3】従来のゴムクッションの取付構造を示した断面
図である。
【図4】従来のゴムクッションの取付構造を示した断面
図である。
【符号の説明】
1 ゴムクッション 1a 凹部 1b 天井壁 1c 孔 2 ブラケット 2a 脚部 2b 底壁 2c 孔 3 クッションフレーム 4 シートクッション 5 タッピングネジ 5a 先端 5b 頭部

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブラケットを断面コ字状に形成し、該ブ
    ラケットの脚部でフレームを挟込むようにして上記ブラ
    ケットをフレームに固着するとともに、該ブラケットの
    底部にゴムクッションをネジによって取付けるゴムクッ
    ションの取付構造において、上記ネジの首下長および上
    記ブラケットの底部から上記フレームまでの距離を、上
    記ゴムクッションを所定の寸法に圧縮して締付けた状態
    で、上記ネジの先端が上記フレームに当接するように設
    定したことを特徴とするゴムクッションの取付構造。
JP1991082374U 1991-09-13 1991-09-13 ゴムクッションの取付構造 Expired - Lifetime JP2552969Y2 (ja)

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JPH0524431U JPH0524431U (ja) 1993-03-30
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