JP2552691Y2 - 耐水性小形バッグ - Google Patents
耐水性小形バッグInfo
- Publication number
- JP2552691Y2 JP2552691Y2 JP10334891U JP10334891U JP2552691Y2 JP 2552691 Y2 JP2552691 Y2 JP 2552691Y2 JP 10334891 U JP10334891 U JP 10334891U JP 10334891 U JP10334891 U JP 10334891U JP 2552691 Y2 JP2552691 Y2 JP 2552691Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate
- holding plate
- fitting
- fitting means
- peripheral wall
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本案は合成樹脂製の耐水性小形バ
ッグに係る。
ッグに係る。
【０００２】
【従来の技術】例えば歯磨き用具を収納し携帯するため
の、耐水性を有する合成樹脂製で可撓性の小形バッグが
用いられている。該バッグは、柔かな合成樹脂製シ−ト
で形成してあって、袋口部の一半部に付設したやゝ厚手
の蓋板を口部他半側へ折返し垂下させてその蓋の先端部
内面に付設したホック等の止め具を、袋胴部外面へ付設
したホック等に止めることが出来、開蓋の際はそのホッ
クを外して蓋を起し、閉じている袋口部を開いて収納物
を出入できるよう設けている。
の、耐水性を有する合成樹脂製で可撓性の小形バッグが
用いられている。該バッグは、柔かな合成樹脂製シ−ト
で形成してあって、袋口部の一半部に付設したやゝ厚手
の蓋板を口部他半側へ折返し垂下させてその蓋の先端部
内面に付設したホック等の止め具を、袋胴部外面へ付設
したホック等に止めることが出来、開蓋の際はそのホッ
クを外して蓋を起し、閉じている袋口部を開いて収納物
を出入できるよう設けている。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】上記従来のバッグは柔
かなシートで形成してあるからその袋口部の開閉がやゝ
不便であり、特に収納物を使用して再び収納する際に手
間どることとなり易い欠点があった。
かなシートで形成してあるからその袋口部の開閉がやゝ
不便であり、特に収納物を使用して再び収納する際に手
間どることとなり易い欠点があった。
【０００４】本案は上記バッグ本体を弾性を有する円筒
体で形成してその円筒体上端を閉塞する挟持板の一方を
起すと同時に、円筒体上端が形成する口部が弾性復元に
より開口するよう設けることで上記従来の欠点を除去す
るものである。
体で形成してその円筒体上端を閉塞する挟持板の一方を
起すと同時に、円筒体上端が形成する口部が弾性復元に
より開口するよう設けることで上記従来の欠点を除去す
るものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】下端面閉塞で上端面開口
の弾性ある合成樹脂製円筒体２の周壁上端後部に止め孔
３を穿設したバッグ本体１と、細帯状頂壁５の前後両側
縁から肉薄ヒンジ６,７を介して前後両挟持板８, ９を
突出して、その後方挟持板の左右両側部と中間部とに嵌
合突子ないし嵌合孔いずれかの第１嵌合手段10に対応す
る第２嵌合手段13を付設し、更に上記後方挟持板９の前
部両端から前方挟持板８の外縁に沿って吊手14を前方突
設した口部装着部材４とからなり、上記止め孔３と共に
中間の第１、第２嵌合手段を嵌合させることで、円筒体
周壁の上方一部を後方挟持板９と止め板12とで挟持させ
ると共に、円筒体周壁の上端が形成する口部閉塞状態か
らの上記左右両側の第１、第２嵌合手段10, 13嵌合によ
り、上記口部を両挟持板で挟持可能に形成した。
の弾性ある合成樹脂製円筒体２の周壁上端後部に止め孔
３を穿設したバッグ本体１と、細帯状頂壁５の前後両側
縁から肉薄ヒンジ６,７を介して前後両挟持板８, ９を
突出して、その後方挟持板の左右両側部と中間部とに嵌
合突子ないし嵌合孔いずれかの第１嵌合手段10に対応す
る第２嵌合手段13を付設し、更に上記後方挟持板９の前
部両端から前方挟持板８の外縁に沿って吊手14を前方突
設した口部装着部材４とからなり、上記止め孔３と共に
中間の第１、第２嵌合手段を嵌合させることで、円筒体
周壁の上方一部を後方挟持板９と止め板12とで挟持させ
ると共に、円筒体周壁の上端が形成する口部閉塞状態か
らの上記左右両側の第１、第２嵌合手段10, 13嵌合によ
り、上記口部を両挟持板で挟持可能に形成した。
【０００６】
【作用】図２が示す口部閉塞状態から、前方側の肉薄ヒ
ンジ６を中心として前方挟持板を起すと、図１のように
円筒体２の周壁上端が形成するバッグの口部は開放す
る。又該状態から口部の前部を後方つまり止め板12側へ
押付け、前方挟持板８を下方へ倒して左右両側の第１、
第２嵌合手段10, 13を嵌合させると図２のように再び口
部は閉塞される。
ンジ６を中心として前方挟持板を起すと、図１のように
円筒体２の周壁上端が形成するバッグの口部は開放す
る。又該状態から口部の前部を後方つまり止め板12側へ
押付け、前方挟持板８を下方へ倒して左右両側の第１、
第２嵌合手段10, 13を嵌合させると図２のように再び口
部は閉塞される。
【０００７】
【実施例】１は下端面閉塞で、かつ上端面開口の弾性あ
る合成樹脂製円筒体２の周壁上端後部に止め孔３を穿設
したバッグ本体である。円筒体下端面の閉塞は、通常チ
ュ−ブ容器で行うように、その周壁下端を押潰して溶着
した形状の板状シール部としてもよく、又周壁下端を円
板状底板で閉塞させてもよい。
る合成樹脂製円筒体２の周壁上端後部に止め孔３を穿設
したバッグ本体である。円筒体下端面の閉塞は、通常チ
ュ−ブ容器で行うように、その周壁下端を押潰して溶着
した形状の板状シール部としてもよく、又周壁下端を円
板状底板で閉塞させてもよい。
【０００８】上記バッグ本体の上端部には口部装着部材
４を装着させる。
４を装着させる。
【０００９】口部装着部材４は、帯状頂壁５の前後両側
縁から肉薄ヒンジ６, ７を介して前後両挟持板８, ９を
突出して、その後方挟持板９の左右両側部と中間部下面
とに第１嵌合手段10…としての嵌合突子を付設する。又
前方挟持板８の後方中間部を切離し線11穿設により前方
挟持板８から切離して肉薄ヒンジ部分を介して頂壁５と
連続する止め板12を形成する。更に該止め板12と前方挟
持板の左右両側とには上記第１嵌合手段10…に対応する
第２嵌合手段13…としての嵌合孔を穿設する。尚これ等
嵌合孔を後方挟持板９に設け、嵌合突子を止め板および
前方挟持板８に設けてもよい。それ等第１、第２嵌合手
段は後方挟持板９に対して止め板12および前方挟持板８
を押付けることで嵌合可能とする。各中間部の第１、第
２嵌合手段10, 13は容易には離脱しないようかた嵌めと
し、左右両側の第１、第２嵌合手段は着脱自在に設け
る。更に又後方挟持板９の前部両端から前方挟持板８の
外縁に添って吊手14を突出する。
縁から肉薄ヒンジ６, ７を介して前後両挟持板８, ９を
突出して、その後方挟持板９の左右両側部と中間部下面
とに第１嵌合手段10…としての嵌合突子を付設する。又
前方挟持板８の後方中間部を切離し線11穿設により前方
挟持板８から切離して肉薄ヒンジ部分を介して頂壁５と
連続する止め板12を形成する。更に該止め板12と前方挟
持板の左右両側とには上記第１嵌合手段10…に対応する
第２嵌合手段13…としての嵌合孔を穿設する。尚これ等
嵌合孔を後方挟持板９に設け、嵌合突子を止め板および
前方挟持板８に設けてもよい。それ等第１、第２嵌合手
段は後方挟持板９に対して止め板12および前方挟持板８
を押付けることで嵌合可能とする。各中間部の第１、第
２嵌合手段10, 13は容易には離脱しないようかた嵌めと
し、左右両側の第１、第２嵌合手段は着脱自在に設け
る。更に又後方挟持板９の前部両端から前方挟持板８の
外縁に添って吊手14を突出する。
【００１０】上記口部装着部材４は合成樹脂材で成形す
ればよく、図示例では止め板12前方の前方挟持板部分を
上方へ弯曲させて該前方挟持板回動のための指掛け部15
とし、又該指掛け部前方の吊手部分を前方へ僅かに弯曲
している。
ればよく、図示例では止め板12前方の前方挟持板部分を
上方へ弯曲させて該前方挟持板回動のための指掛け部15
とし、又該指掛け部前方の吊手部分を前方へ僅かに弯曲
している。
【００１１】バッグ本体１に対する口部装着部材４の取
付けは、止め孔３内へ中間第１嵌合手段10としての嵌合
突子を嵌合させた状態で更にその嵌合突子に嵌合孔を嵌
合させることで、円筒体周壁の上方一部を図１が示すよ
うに後方挟持板９と止め板12とで挟持させる。次いで該
状態から円筒体周壁上端の前部を止め板12方向へ押込
み、更に前方挟持板８を前方側の肉薄ヒンジ線を中心に
下方へ回動させ、左右の第１、第２嵌合手段10, 13を嵌
合させることで上記円筒体の周壁上端が形成する口部を
閉塞可能とする。
付けは、止め孔３内へ中間第１嵌合手段10としての嵌合
突子を嵌合させた状態で更にその嵌合突子に嵌合孔を嵌
合させることで、円筒体周壁の上方一部を図１が示すよ
うに後方挟持板９と止め板12とで挟持させる。次いで該
状態から円筒体周壁上端の前部を止め板12方向へ押込
み、更に前方挟持板８を前方側の肉薄ヒンジ線を中心に
下方へ回動させ、左右の第１、第２嵌合手段10, 13を嵌
合させることで上記円筒体の周壁上端が形成する口部を
閉塞可能とする。
【００１２】
【考案の効果】本案は既述構成とするもので、バッグ本
体を弾性ある合成樹脂製の円筒体２で形成してその周壁
上端後部を口部装着部材４の頂壁５後縁から肉薄ヒンジ
を介して突出する後方挟持板９と頂壁前縁中間部から肉
薄ヒンジを介して突出する止め板12とで挟持させてお
き、その円筒体周壁の上端口部の開閉を、上記頂壁前縁
から肉薄ヒンジ６を介して突出する前方挟持板８をその
肉薄ヒンジを中心に回動させ、それ等前後両挟持板間に
口部を挟むことで閉塞し、又その挟持を外すことで開口
するよう設けたから、その口部の開閉が容易であると共
に、その口部の開口は上記前方挟持板８を口部前面側か
ら離すと同時に口部が弾性復元して開口するから、従来
のようにその開口が面倒となることが全くなく、又口部
装着部材４は吊手14と共にその全体を一体成形できるか
らその製作が容易で従って廉価とすることが出来る。
体を弾性ある合成樹脂製の円筒体２で形成してその周壁
上端後部を口部装着部材４の頂壁５後縁から肉薄ヒンジ
を介して突出する後方挟持板９と頂壁前縁中間部から肉
薄ヒンジを介して突出する止め板12とで挟持させてお
き、その円筒体周壁の上端口部の開閉を、上記頂壁前縁
から肉薄ヒンジ６を介して突出する前方挟持板８をその
肉薄ヒンジを中心に回動させ、それ等前後両挟持板間に
口部を挟むことで閉塞し、又その挟持を外すことで開口
するよう設けたから、その口部の開閉が容易であると共
に、その口部の開口は上記前方挟持板８を口部前面側か
ら離すと同時に口部が弾性復元して開口するから、従来
のようにその開口が面倒となることが全くなく、又口部
装着部材４は吊手14と共にその全体を一体成形できるか
らその製作が容易で従って廉価とすることが出来る。
【図１】口部開口状態で示す本案バッグの斜視図であ
る。
る。
【図２】口部閉塞状態で示すそのバッグの斜視図であ
る。
る。
【図３】本案バッグの分解斜視図である。
【符号の説明】 ２ 円筒体 ４ 口部装着部材 ８ 前方挟持板 ９ 後方挟持板 12 止め板
Claims (1)
- 【請求項１】 下端面閉塞で上端面開口の弾性ある合成
樹脂製円筒体２の周壁上端後部に止め孔３を穿設したバ
ッグ本体１と、細帯状頂壁５の前後両側縁から肉薄ヒン
ジ６, ７を介して前後両挟持板８, ９を突出して、その
後方挟持板の左右両側部と中間部とに嵌合突子ないし嵌
合孔いずれかの第１嵌合手段10を付設すると共に、前方
挟持板８の後方中間部を前方挟持板８からの切離しで肉
薄ヒンジ部分を介して頂壁５と連続する止め板12とな
し、かつ該止め板12と前方挟持板の左右両側とに上記第
１嵌合手段10に対応する第２嵌合手段13を付設し、更に
上記後方挟持板９の前部両端から前方挟持板８の外縁に
沿って吊手14を前方突設した口部装着部材４とからな
り、上記止め孔３と共に中間の第１、第２嵌合手段を嵌
合させることで、円筒体周壁の上方一部を後方挟持板９
と止め板12とで挟持させると共に、円筒体周壁の上端が
形成する口部閉塞状態からの上記左右両側の第１、第２
嵌合手段10, 13嵌合により、上記口部を両挟持板で挟持
可能に形成したことを特徴とする耐水性小形バッグ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10334891U JP2552691Y2 (ja) | 1991-11-19 | 1991-11-19 | 耐水性小形バッグ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10334891U JP2552691Y2 (ja) | 1991-11-19 | 1991-11-19 | 耐水性小形バッグ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0544839U JPH0544839U (ja) | 1993-06-15 |
| JP2552691Y2 true JP2552691Y2 (ja) | 1997-10-29 |
Family
ID=14351637
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10334891U Expired - Fee Related JP2552691Y2 (ja) | 1991-11-19 | 1991-11-19 | 耐水性小形バッグ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2552691Y2 (ja) |
-
1991
- 1991-11-19 JP JP10334891U patent/JP2552691Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0544839U (ja) | 1993-06-15 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |