JP2552688B2 - 電気調理器の制御装置 - Google Patents
電気調理器の制御装置Info
- Publication number
- JP2552688B2 JP2552688B2 JP62312773A JP31277387A JP2552688B2 JP 2552688 B2 JP2552688 B2 JP 2552688B2 JP 62312773 A JP62312773 A JP 62312773A JP 31277387 A JP31277387 A JP 31277387A JP 2552688 B2 JP2552688 B2 JP 2552688B2
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- Japan
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- temperature
- time
- cooking
- electric cooker
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は電気調理器の制御装置に関するものである。
従来の技術 第３図は従来の電気調理器の制御装置のブロック図で
ある。第３図において、１は温度を検知する温度検知手
段、２は決められた時間を計時するタイマ手段であり、
温度検知手段１とタイマ手段２からの信号が制御手段３
に入力され、この制御手段３により、温度または時間に
よって進む調理工程に基づいて加熱手段４を制御してい
た。
ある。第３図において、１は温度を検知する温度検知手
段、２は決められた時間を計時するタイマ手段であり、
温度検知手段１とタイマ手段２からの信号が制御手段３
に入力され、この制御手段３により、温度または時間に
よって進む調理工程に基づいて加熱手段４を制御してい
た。
第２図は調理工程の一例を示した図である。第２図に
おいて、調理工程は、点ａからはじまり点ｈで終わる。
点ａから点ｂ、点ｂから点ｄ、点ｅから点ｆおよび点ｆ
から点ｈは、時間に管理された調理工程を示し、第３図
のタイマ手段２によって計時された時間がそれぞれt1,t
2,t3およびt4に達すると次工程に進み、また、点ｂから
点ｃ、点ｄから点ｅおよび点ｆから点ｇは、温度に管理
された調理工程を示し、第３図に示した温度検知手段１
により温度がそれぞれθ1,θ２およびθ３に達したこと
を検知すると次工程に進むという調理工程であり、温度
検知手段１とタイマ手段２からの信号を受けて制御手段
３が加熱手段４を制御して調理する構成となっている。
おいて、調理工程は、点ａからはじまり点ｈで終わる。
点ａから点ｂ、点ｂから点ｄ、点ｅから点ｆおよび点ｆ
から点ｈは、時間に管理された調理工程を示し、第３図
のタイマ手段２によって計時された時間がそれぞれt1,t
2,t3およびt4に達すると次工程に進み、また、点ｂから
点ｃ、点ｄから点ｅおよび点ｆから点ｇは、温度に管理
された調理工程を示し、第３図に示した温度検知手段１
により温度がそれぞれθ1,θ２およびθ３に達したこと
を検知すると次工程に進むという調理工程であり、温度
検知手段１とタイマ手段２からの信号を受けて制御手段
３が加熱手段４を制御して調理する構成となっている。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら、このような従来の構成では、たとえば
調理工程の途中でユーザーが異常を見つけた場合や調理
工程終了後に調理がうまく終了していなかった場合など
に再現実験や工程確認実験などを行うときに調理工程を
開始から終了まで進めなければ各工程を確認することが
できず非常に時間がかかったり、また、電気調理器の修
理のため制御基板を取りかえた場合などに、調理工程が
正常に進むことを確認するときにも同様に非常に時間が
かかるという問題点を有していた。
調理工程の途中でユーザーが異常を見つけた場合や調理
工程終了後に調理がうまく終了していなかった場合など
に再現実験や工程確認実験などを行うときに調理工程を
開始から終了まで進めなければ各工程を確認することが
できず非常に時間がかかったり、また、電気調理器の修
理のため制御基板を取りかえた場合などに、調理工程が
正常に進むことを確認するときにも同様に非常に時間が
かかるという問題点を有していた。
本発明は上記従来の問題点を解決するもので、工程確
認実験などに要する時間などを短かくすることができる
電気調理器の制御装置を提供することを目的とするもの
である。
認実験などに要する時間などを短かくすることができる
電気調理器の制御装置を提供することを目的とするもの
である。
問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために本発明の電気調理器の制
御装置は、温度を検知する温度検知手段と、決められた
時間を計時するタイマ手段と、調理工程を次工程に強制
的に進めることを指示可能な入力手段と、調理材料を加
熱する加熱手段と、前記温度検知手段とタイマ手段の信
号を受け、記憶手段に記憶した温度または時間によって
進む調理工程に基づいて少なくとも前記加熱手段を制御
するとともに、時間によって次工程に進む工程の場合の
み前記入力手段からの信号を受け付け、温度により次工
程に進む工程の場合には前記入力手段からの信号を受け
付けないように制御する制御手段とを備えたものであ
る。
御装置は、温度を検知する温度検知手段と、決められた
時間を計時するタイマ手段と、調理工程を次工程に強制
的に進めることを指示可能な入力手段と、調理材料を加
熱する加熱手段と、前記温度検知手段とタイマ手段の信
号を受け、記憶手段に記憶した温度または時間によって
進む調理工程に基づいて少なくとも前記加熱手段を制御
するとともに、時間によって次工程に進む工程の場合の
み前記入力手段からの信号を受け付け、温度により次工
程に進む工程の場合には前記入力手段からの信号を受け
付けないように制御する制御手段とを備えたものであ
る。
作用 この構成によって、温度により次工程に調理工程が進
む場合には入力手段からの信号を制御手段が受け付けな
いため、温度検知手段が正常に動作していることを確認
でき、また時間により次工程に進む場合のように一定時
間同じ動作を繰り返す工程では、動作確認できた時点で
入力手段を操作して入力手段からの信号により工程を強
制的に次工程へと進めることができるので、短かい時間
で動作確認ができ、工程確認実験などに要する時間を短
縮することができる。
む場合には入力手段からの信号を制御手段が受け付けな
いため、温度検知手段が正常に動作していることを確認
でき、また時間により次工程に進む場合のように一定時
間同じ動作を繰り返す工程では、動作確認できた時点で
入力手段を操作して入力手段からの信号により工程を強
制的に次工程へと進めることができるので、短かい時間
で動作確認ができ、工程確認実験などに要する時間を短
縮することができる。
実施例 以下、本発明の一実施例を図面にもとづいて説明す
る。
る。
第１図は本発明の一実施例を示す電気調理器の制御装
置のブロック図である。第１図において、11は調理工程
を強制的に進めることを指示可能な入力手段、12は温度
を検知する温度検知手段、13は決められた時間を計時す
るタイマ手段、14はリレー15とヒータ16からなる加熱手
段、17は制御手段であり、この制御手段17は、入力手段
11と温度検知手段12およびタイマ手段13からの信号を受
け付ける入力部18と、温度または時間によって進む調理
工程を記憶する記憶手段19と、この記憶手段19と入力部
18の受けた信号に基づいて制御を行う制御部20と、制御
部20の信号を加熱手段14に伝えるための出力部21を内蔵
している。
置のブロック図である。第１図において、11は調理工程
を強制的に進めることを指示可能な入力手段、12は温度
を検知する温度検知手段、13は決められた時間を計時す
るタイマ手段、14はリレー15とヒータ16からなる加熱手
段、17は制御手段であり、この制御手段17は、入力手段
11と温度検知手段12およびタイマ手段13からの信号を受
け付ける入力部18と、温度または時間によって進む調理
工程を記憶する記憶手段19と、この記憶手段19と入力部
18の受けた信号に基づいて制御を行う制御部20と、制御
部20の信号を加熱手段14に伝えるための出力部21を内蔵
している。
上記構成において、記憶手段19にたとえば第２図に示
した調理工程が記憶されている。第２図において、点ａ
から点ｂ、点ｂから点ｄ、点ｅから点ｆおよび点ｆから
点ｈは時間に管理された調理工程を示し、タイマ手段13
によって計時された時間がそれぞれt1,t2,t3およびt4に
達すると次工程に進み、点ｂから点ｃ、点ｄから点ｅお
よび点ｆから点ｇは温度で管理された調理工程を示し、
温度検知手段12により温度がそれぞれθ1,θ２およびθ
３に達したことを検知すると次工程に進むという調理工
程である。また、点ａから点ｂと点ｅから点ｆは加熱手
段14をオフに、点ｂから点ｃと点ｄから点ｅは加熱手段
14をオンに、点ｃから点ｄと点ｆから点ｈは加熱手段14
をオン／オフのデューティにてそれぞれθ1,θ３の温度
に保つように制御手段17が制御を行う。以上の調理工程
を通常に行う場合に要する時間Ｔは、 Ｔ＝t1＋t2＋t3＋t4＋t5 （ただし点ｄ→点ｅ間に要する時間＝t5）となる。
した調理工程が記憶されている。第２図において、点ａ
から点ｂ、点ｂから点ｄ、点ｅから点ｆおよび点ｆから
点ｈは時間に管理された調理工程を示し、タイマ手段13
によって計時された時間がそれぞれt1,t2,t3およびt4に
達すると次工程に進み、点ｂから点ｃ、点ｄから点ｅお
よび点ｆから点ｇは温度で管理された調理工程を示し、
温度検知手段12により温度がそれぞれθ1,θ２およびθ
３に達したことを検知すると次工程に進むという調理工
程である。また、点ａから点ｂと点ｅから点ｆは加熱手
段14をオフに、点ｂから点ｃと点ｄから点ｅは加熱手段
14をオンに、点ｃから点ｄと点ｆから点ｈは加熱手段14
をオン／オフのデューティにてそれぞれθ1,θ３の温度
に保つように制御手段17が制御を行う。以上の調理工程
を通常に行う場合に要する時間Ｔは、 Ｔ＝t1＋t2＋t3＋t4＋t5 （ただし点ｄ→点ｅ間に要する時間＝t5）となる。
しかしながら動作確認などでは点ａから点ｂ、点ｅか
ら点ｆのように加熱手段14をきめられた時間の間だけオ
フしている場合や、点ｃから点ｄ、点ｆから点ｈのよう
に加熱手段14をきめられたデューティでオン／オフ制御
する場合などは、それぞれt1、t2、t3、t4の調理時間待
たなくても入力手段11の入力操作により工程を強制的に
次工程に進めて各工程の動作を確認することができる。
すなわち、動作が確認できた時点（t1′,t3′,t2′,
t4′経過後）で入力手段11からの信号を受け付け、次工
程に進めることにより確認の時間を短かくすることがで
きる。また、温度により次工程に進む工程の場合には入
力手段11からの信号を受け付けないように制御するもの
で、t5の時間は強制的に短縮できない。
ら点ｆのように加熱手段14をきめられた時間の間だけオ
フしている場合や、点ｃから点ｄ、点ｆから点ｈのよう
に加熱手段14をきめられたデューティでオン／オフ制御
する場合などは、それぞれt1、t2、t3、t4の調理時間待
たなくても入力手段11の入力操作により工程を強制的に
次工程に進めて各工程の動作を確認することができる。
すなわち、動作が確認できた時点（t1′,t3′,t2′,
t4′経過後）で入力手段11からの信号を受け付け、次工
程に進めることにより確認の時間を短かくすることがで
きる。また、温度により次工程に進む工程の場合には入
力手段11からの信号を受け付けないように制御するもの
で、t5の時間は強制的に短縮できない。
発明の効果 以上のように本発明によれば、調理工程を次工程に強
制的に進めることを指示可能な入力手段からの信号を、
時間によって次工程に進む工程の場合のみ受け付け、温
度によって次工程に進む工程の場合には入力手段からの
信号を受け付けないので、時間で管理された調理工程の
み強制的に次工程に進めることができて、確認時間を
（t1−t1′）＋（t2−t2′）＋（t3−t3′）＋（t4−
t4′）だけ短縮することができ、したがって工程確認実
験などを容易に行うことができて、その実用的効果は大
きい。
制的に進めることを指示可能な入力手段からの信号を、
時間によって次工程に進む工程の場合のみ受け付け、温
度によって次工程に進む工程の場合には入力手段からの
信号を受け付けないので、時間で管理された調理工程の
み強制的に次工程に進めることができて、確認時間を
（t1−t1′）＋（t2−t2′）＋（t3−t3′）＋（t4−
t4′）だけ短縮することができ、したがって工程確認実
験などを容易に行うことができて、その実用的効果は大
きい。
第１図は本発明の一実施例を示す電気調理器の制御装置
のブロック図、第２図は調理工程の一例を説明する図、
第３図は従来の電気調理器の制御装置のブロック図であ
る。 11……入力手段、12……温度検知手段、13……タイマ手
段、14……加熱手段、17……制御手段、19……記憶手
段。
のブロック図、第２図は調理工程の一例を説明する図、
第３図は従来の電気調理器の制御装置のブロック図であ
る。 11……入力手段、12……温度検知手段、13……タイマ手
段、14……加熱手段、17……制御手段、19……記憶手
段。
Claims (1)
- 【請求項１】温度を検知する温度検知手段と、決められ
た時間を計時するタイマ手段と、調理工程を次工程に強
制的に進めることを指示可能な入力手段と、調理材料を
加熱する加熱手段と、前記温度検知手段とタイマ手段の
信号を受け、記憶手段に記憶した温度または時間によっ
て進む調理工程に基づいて少なくとも前記加熱手段を制
御するとともに、時間によって次工程に進む工程の場合
のみ前記入力手段からの信号を受け付け、温度により次
工程に進む工程の場合には前記入力手段からの信号を受
け付けないように制御する制御手段とを備えた電気調理
器の制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62312773A JP2552688B2 (ja) | 1987-12-09 | 1987-12-09 | 電気調理器の制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62312773A JP2552688B2 (ja) | 1987-12-09 | 1987-12-09 | 電気調理器の制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01151414A JPH01151414A (ja) | 1989-06-14 |
| JP2552688B2 true JP2552688B2 (ja) | 1996-11-13 |
Family
ID=18033241
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62312773A Expired - Lifetime JP2552688B2 (ja) | 1987-12-09 | 1987-12-09 | 電気調理器の制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2552688B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5413003B2 (ja) * | 2009-07-09 | 2014-02-12 | パナソニック株式会社 | 電気圧力鍋 |
-
1987
- 1987-12-09 JP JP62312773A patent/JP2552688B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01151414A (ja) | 1989-06-14 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070822 Year of fee payment: 11 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080822 Year of fee payment: 12 |
|
| EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080822 Year of fee payment: 12 |