JP2552595B2 - 走行ウエブの制振方法及び制振装置 - Google Patents

走行ウエブの制振方法及び制振装置

Info

Publication number
JP2552595B2
JP2552595B2 JP3262596A JP26259691A JP2552595B2 JP 2552595 B2 JP2552595 B2 JP 2552595B2 JP 3262596 A JP3262596 A JP 3262596A JP 26259691 A JP26259691 A JP 26259691A JP 2552595 B2 JP2552595 B2 JP 2552595B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
web
traveling
gas
facing
pressure
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP3262596A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0577990A (ja
Inventor
信彦 西脇
三計 堀
則之 芝
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Kikai Seisakusho Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Kikai Seisakusho Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Kikai Seisakusho Co Ltd filed Critical Tokyo Kikai Seisakusho Co Ltd
Priority to JP3262596A priority Critical patent/JP2552595B2/ja
Publication of JPH0577990A publication Critical patent/JPH0577990A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2552595B2 publication Critical patent/JP2552595B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Advancing Webs (AREA)
  • Registering, Tensioning, Guiding Webs, And Rollers Therefor (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、種々のウエブ取扱い
装置のウエブ走行経路における走行ウエブの制振方法及
び制振装置に関する。
【0002】
【従来の技術】走行ウエブ/ストリップの制振に関する
従来の技術としては、例えば、特開昭61−18658
号公報に開示されているようなものがある。それは、走
行するストリップの振動を抑制するために、ローラー内
部に弾性材で支持したダンパーウエイトを設けると共に
弾性材によるダンパーウエイトの弾性支持力を調節可能
とし、このローラーを走行するストリップに弾性的に押
圧するようにしている。
【0003】又、同公報中に公知技術として示されてい
るものもある。それは、振動を抑制するために、表面に
多数の流体噴射口を有する流体圧パッドを対向させ、且
つストリップの表面に近接して設けられ、流体圧パッド
から噴射される流体による流体クッション効果を利用し
てストリップを非接触状態で支持するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のダンパーウエイ
トを具備したローラーによる従来の技術は、ローラーの
構成が簡単とはいい難く、又、ローラー内部におけるダ
ンパーウエイトの支持位置や弾性材によるタンパーウエ
イトの弾性支持力がローラーの左右で均衡していない場
合には、制動のためにダンパーウエイトによりローラー
を介して被制振体に作用する押圧力がローラーの左右で
均衡しないで、制振が良好に行われない原因になる。従
って、ローラーの製造や使用中の保守管理が煩雑であ
る。更に、ローラーを被制振体に押圧することにより制
振を行うので、非接触が要求される場合には使用不能で
ある。
【0005】上記の流体圧パッドによる従来の技術は、
流体圧パッドから流体を噴射することによって被制振体
を制振するものであるので、仮に流体が空気である場合
でも、大量の圧縮空気が必要であり、その設備は、噴射
する空気量に見合う規模のものが必要となり、設置コス
ト及び電力消費等のランニングコストが高額になる。更
に圧縮空気の噴出による騒音が作業環境を悪化してい
る。
【0006】この発明は、走行ウエブ/ストリップの制
振に関する上記の従来の技術における諸問題を解消した
走行ウエブの制振方法及び制振装置を提供するものであ
る。
【0007】この発明による走行ウエブの制振方法は、
走行入口側と走行出口側との各空間に圧力差がない環境
に設けられ、適宜の間隔で近接対向した平行乃至略平行
な対向面で構成された走行通路にウエブを通して、両対
向面と微小間隙を保った状態で走行させ、ウエブの走行
により、ウエブの表面に隣接した気体にウエブ走行方向
の流れを生じさせ、このウエブの走行による流れのみに
より気体を両対向面とウエブの両面との間の微小間隙に
導入して動圧を発生させ、この間隙における気体圧を増
大すると共に、ウエブを挟む両面の微小間隙の気体圧を
均衡することによって走行するウエブの振動を抑制する
ものである。
【0008】或いは又、走行入口側と走行出口側との各
空間に圧力差がない環境に設けられ、適宜の間隔で近接
対向した平行乃至略平行な対向面で構成された走行通路
ウエブを通して、両対向面と微小間隙を保った状態で
走行させ、ウエブの走行により、ウエブの表面に隣接し
気体にウエブ走行方向の流れを生じさせ、このウエブ
の走行による流れのみにより気体を両対向面とウエブの
両面との間の微小間隙に導入して動圧を発生させ、この
微小間隙における気体圧を増大すると共に、更に対向面
からウエブに向かって実質的に垂直に気体を吹き出し
て、この微小間隙における気体圧の増大を助長して、ウ
エブを挟む両面の微小間隙の気体圧を均衡することによ
って走行するウエブの振動を抑制するものである。
【0009】そして、その走行ウエブの制振方法を行う
制振装置は、走行入口側と走行出口側との各空間に圧力
差がない環境に設けられ、ウエブ走行経路を挟んで適宜
の間隔で近接対向し、走行するウエブの両面に接触しな
いように微小間隙を介して接近した平行乃至略平行な対
向面を形成した対向部材のみにより構成され、走行する
ウエブにより微小間隙に動圧を発生させるようになって
いる。 走行入口側と走行出口側との各空間に圧力差がな
い環境に設けられているので、当然、対向部材間の間隙
は、幅方向の両側において閉塞される必要はなく、開放
状態でもよい。
【0010】更に、上記の制振装置の対向面には、流体
供給手段に連係し、ウエブに向かって実質的に垂直な流
体吹出し口が開口してもよい。
【0011】又更に、これらの装置の適切な形態として
は、対向面がウエブ走行経路と平行乃至略平行であるこ
とや、対向面のウエブ走行経路上流側部分域において上
流開口端に向って間隔を広げた傾斜面が形成されている
ことを伴う。
【0012】
【作用】ウエブが走行しているときには、ウエブの両面
に接触している流体はウエブに引摺られ、ウエブの走行
方向に移動し、その近傍の流体も粘性により同方向に移
動する。即ち、ウエブの走行により、ウエブの周囲の流
体にウエブの走行方向への流れが生じる。
【0013】そして、この流れる流体は、走行するウエ
ブに伴われて対向面の入口から対向面とウエブの両面と
の間の狭隘な隙間に導き入れられ、対向面とウエブの両
面との間の狭隘な隙間の流体圧を増大すると共に、ウエ
ブを挟む2つ狭隘な隙間の流体圧を均衡する。
【0014】対向面の入口に傾斜面が形成されている場
合には、流体の導き入れが一層効率的に行われる。又、
上記状態の隙間に、対向面に開口した流体吹出し口から
流体を吹き出すことにより、この狭隘な隙間内の流体圧
は一層増大する。
【0015】ウエブ走行経路を走行するウエブは、走行
張力の僅かな変動等により振動するが、対向面間の隙間
を通過する際、そこにおける増大した流体圧により両面
から押えられ、更に、ウエブを挟む2つの狭隘な隙間の
均衡した流体圧の圧力バランスによるダンピング効果に
よってウエブの振動は減衰乃至消滅する。
【0016】
【実施例】先ず、この発明の実施例における走行ウエブ
の制振方法について図1(a)、(b)に従って説明す
る。その走行ウエブの制振方法は、適宜の流体中で適宜
の間隔で近接した対向面A,B間にウエブWを通し、こ
れを走行させるのである。即ち、ウエブWの走行経路
(以下「走行経路」という)に適宜の間隔で近接し、且
つ対向して設けられた対向面A,B間において、ウエブ
Wが各対向面A,Bと間隔を保って走行させられる。
【0017】ウエブWが走行しているときには、ウエブ
Wの両面に接触している流体は、ウエブWに引摺られて
ウエブWの走行方向に移動し、その近傍の流体も粘性に
より同方向に移動する。即ち、ウエブWの走行により、
ウエブWの周囲の流体に、ウエブWの走行方向への流れ
が生じる。
【0018】ウエブWが対向面A,B間を一方から入っ
て他方から出るように走行する際には、ウエブWの走行
によって流れとなった流体は、走行するウエブWに伴わ
れて対向面A,Bの入口から対向面A,BとウエブWの
両面との間の狭隘な隙間に導き入れられ、対向面A,B
とウエブWの両面との狭隘な隙間の流体圧を増大すると
共に、ウエブを挟む2つ狭隘な隙間の流体圧を均衡さ
せ、走行するウエブWに伴われて対向面A,Bの出口か
ら導き出される。
【0019】又、この流体圧の増大した隙間に、対向面
A,Bに開口した流体吹出し口A1,A1 ‥‥及びB1
,B1 ‥‥(図1(b)参照)から流体を吹き出す
と、この隙間の流体圧は一層増大する。
【0020】かくして、ウエブWが走行経路を走行する
ときに走行張力の僅かな変動等により振動が生じても、
走行するウエブWは、対向面A,BとウエブWの両面と
の間の増大した流体圧により両面から押えられ、且つウ
エブWを挟む2つの狭隘な隙間の均衡した流体圧の圧力
バランスによるダンピング効果によってウエブの振動は
減衰乃至消滅する。
【0021】次に、この発明の実施例における前記の走
行ウエブの制振方法を実施する適切な装置の例を図2
(a),(b)に従って説明する。種々のウエブ取扱い
装置における走行経路は、装置に配設された適宜の案内
部材、例えば各種シリンダー、案内ローラー、案内バー
等により定められる。図2(a),(b)では、大気中
に案内ローラー1a ,1b ,1c ,1d により定められ
た走行経路が示されている。
【0022】案内ローラー1b と案内ローラー1c との
間において、走行経路を挟んで適宜の間隔で対向した対
向板状部材2,3が設けられている。対向板状部材2,
3の夫々の対向面2a ,3a は、走行するウエブWに接
触しないように接近して設けられているが、後記の説明
からも理解できるように原則的な形態として平行乃至略
平行が好ましく、更に好ましい形態としては、走行経路
の上流側部分域を除いては平行であり、走行経路の上流
側部分域では上流開口端に向って間隔を広げた傾斜面2
b ,3b になっている。
【0023】走行経路を走行するウエブWは、対向板状
部材2,3の傾斜面2b ,3b 乃至対向面2a ,3a 間
を通過するが、ウエブWの表裏面と対向面2a ,3a と
の間隔は略等しく維持される。
【0024】ウエブWが走行しているときには、ウエブ
Wの両面に接触している空気はウエブWに引摺られ、ウ
エブWの走行方向に移動し、その近傍の空気も粘性によ
り同方向に移動する。即ち、ウエブWの走行により、ウ
エブWの周囲の空気にウエブWの走行方向への気流が生
じる。
【0025】その気流となった空気は、走行するウエブ
Wに伴われて対向面2a ,3a の上流端、即ち入口から
対向面2a ,3a とウエブWの両面との間の狭隘な隙間
に導き入れられ、対向面2a ,3a の下流端、即ち出口
から導き出される。入口に傾斜面2b ,3b が形成され
ている場合には、空気の導き入れが一層効率的に行われ
る。前記空気が導き入れられた、対向面2a ,3a とウ
エブWの両面との狭隘な隙間では、空気圧が増大すると
共に、ウエブWを挟む2つの狭隘な隙間の空気圧が均衡
する。
【0026】走行経路を走行するウエブWは、走行張力
の僅かな変動等により振動するが、対向面2a ,3a 間
を通過するとき、対向面2a ,3a とウエブWの両面と
の狭隘な隙間における増大した空気圧により両面から押
えられ、且つウエブWを挟む2つの狭隘な隙間の均衡し
た空気圧の圧力バランスによるダンピング効果によって
ウエブWの振動は減衰乃至消滅する。傾斜面2b ,3b
により気流の導き入れが効率的に行われた場合には、前
記の作用も向上する。
【0027】更に対向面2a ,3a とウエブWの両面と
の狭隘な隙間の空気圧の増大を補助するために、この狭
隘な隙間に若干量の空気を吹き出す手段が設けられる。
この手段は、対向板状部材2,3の対向面2a ,3a に
空気吹出し口2c ,3c が設けられると共に、この空気
吹出し口2c ,3c を対向面の裏面2d ,3d を介して
流体供給手段である空気源4に連係する。
【0028】そして、ウエブWを走行させつつ空気吹出
し口2c ,3cから若干量の空気を吹き出させ、対向面
2a ,3a とウエブWの両面との狭隘な隙間の空気圧の
増大を補助する。空気を吹き出す手段は、前記隙間の空
気圧の増大を補助するものであるから、吹き出す空気量
は、従来の流体圧パッドに比し格段に少なくてもよい。
【0029】制振装置の種々の構成態様における制振効
果の説明のために、対向面間を所定速度で走行するウエ
ブWの振動状態の試験結果が図3(a)、(b)、
(c)に示されている。これらについて図1(a)を参
照して説明する。
【0030】図3(a)においては、ウエブWの両面と
対向面A,Bとの間の近接距離dと走行ウエブWの振動
状態との関係が示されており、それによれば、近接距離
dが小さいほど制振効果が大きいことが判る。
【0031】図3(b)においては、ウエブWの走行方
向に沿った対向面A,Bの長さと走行ウエブWの振動状
態との関係が示されており、それによれば、対向面A,
Bの長さLが長いほど制振効果が大きいことが判る。
【0032】図3(c)においては、ウエブWに対する
対向面A,Bの傾斜角と走行ウエブWの振動状態との関
係が示されており、正の傾斜角は、ウエブWの走行の上
流側より下流側ほど間隔が近接する傾斜であり、負の傾
斜角は、ウエブWの走行下流側より上流側ほど間隔が近
接する傾斜である。
【0033】図3(c)によれば、正負とも傾斜角が小
さい程、即ちウエブWと対向面A,Bとが平行に近い
程、制振効果が大きいことが判る。
【0034】
【発明の効果】この発明の走行ウエブの制振方法よれ
ば、近接対向した平行面間でのウエブの走行により生じ
る流体の動圧により、走行するウエブの振動に対し、非
接触で、且つ左右(ウエブの幅方向)の均衡がとれた良
好な制振作用を行い得るので、ウエブを安定した状態で
走行させることができると共に、ウエブのスピーカー効
果による騒音を低減乃至無くすことができる。又、補助
的に、走行するウエブの表面に対して実質的に垂直に流
体、例えば空気を吹き出す場合でも、その流体の吹き出
しは、主体である近接対向した平行面間でのウエブの走
行により生じる流体の動圧に対して、全く補助的なもの
で、ウエブの走行方向に流体を吹き込む従来の制振方法
より流量が格段に少ないので、空気を吹き出すことによ
る騒音発生も殆どなく、作業環境を良好に保つことがで
きる。
【0035】しかも、この発明の制振装置は、ウエブの
走行により、ウエブの表面に隣接した流体にウエブ走行
方向の流れを生じさせ、この流れを近接対向した平行面
間に導入し、動圧により前記平行面間を走行するウエブ
の制振を行うので、単に近接対向した平行面をウエブの
走行経路を挟んで構成するのみでよいという簡単な構成
である。従って、その製造が簡単の上、保守管理が容易
であり、更に走行するウエブの表面に対して実質的に垂
直に補助的に空気を吹き出す手段が設けられた場合で
も、それはあくまで補助的でもので平行面に垂直に流体
吹出し口が開口しているのであって、付加設備としては
小規模でよく、設置コスト及び電力消費等のランニング
コストは少なくて済む。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の作用原理を説明する説明図である。
【図2】この発明の実施例における制振装置の概略構成
図である。
【図3】この発明の制振装置における試験結果を示すグ
ラフである。
【符号の説明】
A,B;2a ,3a 対向面 1a ,1b ,1c ,1d 案内ローラー 2,3 対向板部材 2b ,3b 傾斜面 2c ,3c 空気吹出し口 2d ,3d 裏面 4 流体供給手段である空気源 W ウエブ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−18658(JP,A) 特開 昭56−33343(JP,A) 特開 昭56−12245(JP,A) 特開 昭56−153136(JP,A) 特開 昭48−36013(JP,A) 実開 昭58−83346(JP,U)

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行入口側と走行出口側との各空間に圧
    力差がない環境に設けられ、適宜の間隔で近接対向した
    平行乃至略平行な対向面で構成された走行通路にウエブ
    を通して、両対向面と微小間隙を保った状態で走行さ
    せ、ウエブの走行により、ウエブの表面に隣接した気体
    にウエブ走行方向の流れを生じさせ、このウエブの走行
    による流れのみにより気体を両対向面とウエブの両面と
    の間の微小間隙に導入して動圧を発生させ、この間隙に
    おける気体圧を増大すると共に、ウエブを挟む両面の微
    小間隙の気体圧を均衡することによって走行するウエブ
    の振動を抑制する走行ウエブの制振方法。
  2. 【請求項2】 走行入口側と走行出口側との各空間に圧
    力差がない環境に設けられ、適宜の間隔で近接対向した
    平行乃至略平行な対向面で構成された走行通路にウエブ
    を通して、両対向面と微小間隙を保った状態で走行さ
    せ、ウエブの走行により、ウエブの表面に隣接した気体
    にウエブ走行方向の流れを生じさせ、このウエブの走行
    による流れのみにより気体を両対向面とウエブの両面と
    の間の微小間隙に導入して動圧を発生させ、この微小間
    隙における気体圧を増大すると共に、更に対向面からウ
    エブに向かって実質的に垂直に気体を吹き出して、この
    微小間隙における気体圧の増大を助長して、ウエブを挟
    両面の微小間隙の気体圧を均衡することによって走行
    するウエブの振動を抑制する走行ウエブの制振方法。
  3. 【請求項3】 走行入口側と走行出口側との各空間に圧
    力差がない環境に設けられ、ウエブ走行経路を挟んで適
    宜の間隔で近接対向し、走行するウエブの両面に接触し
    ないように微小間隙を介して接近した平行乃至略平行な
    対向面を形成した対向部材のみにより構成され、走行す
    るウエブにより微小間隙に動圧を発生させる走行ウエブ
    の制振装置。
  4. 【請求項4】 気体供給手段に連係したウエブに向かっ
    て実質的に垂直な流体吹出し口が対向部材の対向面に開
    口した請求項3に記載の走行ウエブの制振装置。
  5. 【請求項5】 対向面のウエブ走行経路上流側部分域に
    おいて上流開口端に向って間隔を広げた傾斜面が形成さ
    れた請求項3又は請求項4に記載の走行ウエブの制振装
    置。
JP3262596A 1991-09-17 1991-09-17 走行ウエブの制振方法及び制振装置 Expired - Fee Related JP2552595B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3262596A JP2552595B2 (ja) 1991-09-17 1991-09-17 走行ウエブの制振方法及び制振装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3262596A JP2552595B2 (ja) 1991-09-17 1991-09-17 走行ウエブの制振方法及び制振装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0577990A JPH0577990A (ja) 1993-03-30
JP2552595B2 true JP2552595B2 (ja) 1996-11-13

Family

ID=17378000

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3262596A Expired - Fee Related JP2552595B2 (ja) 1991-09-17 1991-09-17 走行ウエブの制振方法及び制振装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2552595B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19509167C2 (de) * 1995-03-14 1997-04-03 Koenig & Bauer Albert Ag Bahnfangvorrichtung
KR20180078278A (ko) * 2015-11-03 2018-07-09 피터 필립 앤드류 림 액체 제거

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5140528B2 (ja) * 1971-09-10 1976-11-04
JPS5633343A (en) * 1979-08-17 1981-04-03 Matsushita Electric Ind Co Ltd Noncontact sealing apparatus
JPS5612245A (en) * 1979-07-06 1981-02-06 Matsushita Electric Ind Co Ltd Noncontact sealing device
JPS56153136A (en) * 1980-04-30 1981-11-27 Nippon Steel Corp Noncontact type vibration damping method for strip
JPS5883346U (ja) * 1981-11-27 1983-06-06 川崎製鉄株式会社 極薄板材の搬送装置
JPH047250A (ja) * 1990-04-26 1992-01-10 Kawasaki Steel Corp 連続処理ラインにおける帯板の振動抑制方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0577990A (ja) 1993-03-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
FI64824C (fi) Anordning och foerfarande foer styrande av en bana
JPH05124759A (ja) ウエブ材料を案内し、偏向し、及び/又はそらすための差向け装置
JPH0545719B2 (ja)
TW333497B (en) Method and apparatus for simultaneously milling and stretching a sheet workpiece, and a plastic strap produced thereby
CA2077514A1 (en) Arrangement and method for treatment of webs using nozzles with negative pressure
SE7712135L (sv) Sett och apparat for behandling av banformade material
US3807056A (en) Device for the contact-free support of a web of material
JP2012500763A (ja) デュアルインライン機械方向空気クランプおよびバックステップを備えるシート安定化装置
CN102007057A (zh) 采用两个相反横向方向的气动夹具的页材稳定
JP2552595B2 (ja) 走行ウエブの制振方法及び制振装置
US3485429A (en) Device for heating and drying a material web by suspension in a tunnel
EP0690017B1 (en) Low inertia apparatus for accumulating and applying tension to webs
JPS6262993A (ja) 抄紙機のツイン・ワイヤ−式乾燥機に関する方法及び装置
JP2004514630A (ja) 浮動ウェブ・プライベートを転回させるための非接触浮動装置
CA1174532A (en) Apparatus and method for supporting a metal strip under a static gas pressure
US3835510A (en) Baffle for texturing jet and method
JPH04242519A (ja) 製品の製造機械への空気圧供給ユニット
JP2585307B2 (ja) 空気清浄装置
JPH067825A (ja) 鋼板の制振装置
JP3125640B2 (ja) 帯状体の制振方法及びその制振装置
KR950030289A (ko) 와이어 본딩장치
JP4483108B2 (ja) ウエブの走行設備
JP2000297331A (ja) ガスジェット冷却装置
JP3360890B2 (ja) ストリップガイド装置
JPH11165924A (ja) シート用皺取り装置及び蛇行修正装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees