JP2552296B2 - 放電灯点灯装置 - Google Patents

放電灯点灯装置

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JP2552296B2 JP15919587A JP15919587A JP2552296B2 JP 2552296 B2 JP2552296 B2 JP 2552296B2 JP 15919587 A JP15919587 A JP 15919587A JP 15919587 A JP15919587 A JP 15919587A JP 2552296 B2 JP2552296 B2 JP 2552296B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (技術分野) 本発明は、複数灯の放電灯をバランサーを用いて並列
点灯する放電灯点灯装置に関するものである。
(背景技術) 第8図は従来の放電灯点灯装置(特開昭59−121795号
公報)の回路図である。商用電源ACの交流電圧は、点灯
回路1の電源回路1aにて直流電圧に変換され、さらにイ
ンバータ回路1bにより高周波電圧に変換される。インバ
ータ回路1bの出力は、バランサーT1を介して放電灯l1,l
2に印加され、放電灯l1,l2を並列点灯させる。この従来
例は、バランサーT1の巻数比をアンバランスとし、異な
る高周波電流を複数の放電灯l1,l2に流すことにより、
定格電流の異なる放電灯を同時に点灯したり、同種類の
放電灯に異なる電流を流して相異なる光出力を得るもの
である。
ところが、この従来例にあっては、放電灯の予熱電流
に関しては、インバータ回路1bの出力トランスにフィラ
メント予熱用の出力巻線を設けるようになっており、新
たに出力巻線が必要になるという問題があった。また、
インバータ回路1bとして出力トランスを備えない回路を
用いたような場合には、放電灯の予熱電流を取ることが
できないという問題があった。そこで、放電灯の非電源
側に予熱経路を設けることも考えられるが、この場合に
は、バランサーの巻数比のアンバランスにより、予熱電
流のアンバランスが生じ、各々の放電灯に適正な予熱電
流を供給することができないという問題があった。
第9図は本発明の前提となる放電灯点灯装置の回路図
である。同図の回路は、タイマー回路2により、電源投
入時から一定時間はトランジスタQをオフ状態とし、リ
レーRyの常閉接点S1,S2を閉じておくことにより、放電
灯l1,l2の非電源側を短絡して放電灯l1,l2のフィラメン
トを先行予熱し、その後、接点S1,S2を開いて放電灯l1,
l2を始動させる。このような方式の回路において、定格
電力が異なる複数の放電灯l1,l2を点灯させ、両方共
に、定格電流を流すためには、上述のように、バランサ
ーT1の巻数比を変えれば良い。放電灯l1の定格電力が、
放電灯l2の定格電力よりも大きく、両者の定格電流が同
じである場合(例えば、FCL40とFCL32の場合)には、バ
ランサーT1の巻線n2の巻数を巻線n1の巻数よりも多く設
定して、巻線n2の側にインピーダンスを持たせるもので
ある。ところが、このようにバランサーT1の巻数比を変
えると、リレーRyのリレー接点S1,S2を閉じて先行予熱
を行う場合に、放電灯l2の予熱電流は放電灯l1の予熱電
流よりも小さくなり、放電灯l1の予熱電流が多過ぎた
り、逆に、放電灯l2の予熱電流が少な過ぎたりして、放
電寿命が短くなったり、始動しにくくなるという問題が
あった。
(発明の目的) 本発明は上述のような点に鑑みてなされたものであ
り、その目的とするところは、定格電力や定格電流の異
なる複数の放電灯をバランサーを用いて並列点灯する装
置において、各々の放電灯に適正な予熱電流を供給し
て、良好に始動・点灯維持されるようにした放電灯点灯
装置を提供するにある。
(発明の開示) 本発明に係る放電灯点灯装置にあっては、前記の目的
を達成するために、第1図に示すように、夫々個別の放
電灯l1,l2が接続される第1及び第2の出力端子及びこ
れら両出力端子からの巻数が異なる位置に設けられた入
力タップを備える電流平衡トランス(バランサーT1
と、放電灯l1,l2に交流電力を供給する点灯回路1とを
備え、前記入力タップを前記点灯回路1の出力端に接続
して前記点灯回路1の出力電流を異なる割合で前記放電
灯l1,l2に分配供給するようにした放電灯点灯装置にお
いて、夫々の放電灯11,l2の非電源側に予熱経路を設け
ると共に、夫々の放電灯l1,l2に適正な予熱電流を供給
するように予熱電流を調整するためのインピーダンスZ
を少なくとも一方の予熱経路に付加したものである。
本発明は、このように、予熱電流のアンバランスを解
消するためのインピーダンスZを予熱経路に挿入したも
のであるから、バランサーT1の巻数n1,n2のアンバラン
スに拘わらず、適正な予熱電流を通電させることができ
るものである。また、インピーダンスZは予熱経路中に
挿入されているので、定常点灯時においては、放電灯電
流に対して影響を与えないものである。
以下、本発明の実施例について説明する。
実施例1 第1図は本発明の第1実施例の回路図である。第1図
の回路において、従来例と同一の機能を有する部分には
同一の符号を付して重複する説明は省略する。商用電源
ACが投入されると、インバータ式の点灯回路1により、
高い高周波電圧が出力されると同時に、タイマー回路2
が計時動作を開始する。電源投入時から一定時間はタイ
マー回路2の出力は“Low"レベルであり、トランジスタ
Qはオフとなり、リレーRyは励磁されず、リレー接点
S1,S2はNC側にある。これにより、放電灯l1及びl2はそ
の両端が短絡され、点灯回路1から、チョークコイル
L1、バランサーT1の巻線n1、インピーダンスZを通る経
路で放電灯l1にフィラメント電流が流れ、また、チョー
クコイルL1、バランサーT1の巻線n2を通る経路で放電灯
l2のフィラメント電流が流れる。
ここで、巻線n2の巻数は巻線n1の巻数よりも多いの
で、巻数n1のインピーダンスは打ち消され、巻線n2の側
にインピーダンスが生じるので、放電灯l1の予熱経路に
は大きな予熱電流が流れ、放電灯l2の予熱経路には小さ
な予熱電流が流れるはずであるが、放電灯l1の予熱経路
に予熱電流調整用のインピーダンスZを挿入したため、
放電灯l1に予熱電流が流れ過ぎるのを防止することがで
き、放電灯l1,l2共に適正な予熱電流を流すことができ
るものである。
次に、一定時間後にタイマー回路2の出力は“High"
レベルになり、トランジスタQがオンし、リレーRyが励
磁されて、その接点S1,S2はNO側に切替わる。これによ
り放電灯l1及びl2のフィラメント予熱電流はカットさ
れ、放電灯l1,l2の両端には高い高周波電圧が印加さ
れ、いずれかの放電灯が先に始動する。今、仮に、放電
灯l1が先に始動したとすると、バランサーT1の作用によ
り、放電灯l2には、(巻線n1に発生した電圧)×(n1
n2)/n1)+(放電灯l1の電圧)が印加され、放電灯l2
も始動する。
なお、ここでは、予熱電流調整用のインピーダンスZ
を限流要素として説明したが、逆に、予熱電流を増加さ
せるようなインピーダンスZを放電灯l2の予熱経路に挿
入してもよい。例えば、巻線n2側に生じるインダクタン
スをL2とし、予熱電流調整用のインピーダンスZをコン
デンサCとし、予熱経路の合成インビーダンスjω(L1
+L2)+1/jωCの共振周波数f=1/2π{(L1+L2
C}1/2の近傍に予熱時の発振周波数を設定すればよ
い。この際、予熱期間中の発振周波数の変更は、タイマ
ー回路2からインバータ式の点灯回路1に入力される信
号により行えば良い。
実施例2 第2図は本発明の第2実施例の回路図である。商用電
源ACの電源電圧は、電源回路1aにて整流平滑され、トラ
ンジスタQ1,Q2の直列回路に印加される。各トランジス
タQ1,Q2のコレクタ・エミッタ間には、それぞれ、ダイ
オードD1,D2が逆並列接続されている。また、各トラン
ジスタQ1,Q2のベースには、駆動回路1cにより交互に“H
igh"レベルとなる駆動信号が入力されている。放電灯
l1,l2はバランサーT1を介して並列接続されており、こ
の並列接続回路は、限流用のチョークコイルL1と直流成
分カット用のコンデンサC1との直列回路を介して、トラ
ンジスタQ2のコレクタ・エミッタ間に接続されている。
各放電灯l1,l2の非電源側には、それぞれ、予熱電流通
電用のコンデンサC2,C3が並列接続されている。
以下、第2図回路の動作について説明する。商用電源
ACが投入されると、電源回路1aにより整流平滑された直
流電圧が、トランジスタQ1,Q2の直列回路の両端に印加
される。トランジスタQ1,Q2のベースには、駆動回路1c
により、交互に“High"レベルとなる駆動信号が与えら
れ、トランジスタQ1,Q2は交互にオン、オフを繰り返
す。これにより、A点の電圧は矩形波状の電圧となり、
この矩形波状の電圧は、負荷回路に印加される。負荷回
路には、チョークコイルL1とコンデンサC2及び巻線n1
に換算した巻線n2のインダクタンスL21による第1の直
列共振回路と、チョークコイルL1とコンデンサC3及び巻
線n2のインダクタンスL22による第2の直列共振回路が
構成される。コンデンサC1は直流成分カット用のコンデ
ンサであり、コンデンサC2,C3に比べてかなり大容量で
あるので、共振には関与しない。
今、仮に、放電灯l1の定格電力が放電灯l2の定格電力
よりも大きく、両者の定格電流は同じである場合(例え
ば、放電灯l1がFCL40で、放電灯l2がFCL32であるような
場合)を仮定すると、バランサーT1の巻線n2の巻数は巻
線n1の巻数よりも多くする必要がある。この場合、巻線
n1のインピーダンスは打ち消されて小さくなる。このと
き、第1の直列共振回路による放電灯l1側の予熱インピ
ーダンスと、第2の直列共振回路による放電灯l2側の予
熱インピーダンスとが等しくなるように、コンデンサC2
の容量はコンデンサC3の容量よりも大きく設定しておく
ものである。
ここで、予熱時の駆動回路1cの発振周波数を、両方の
放電灯l1,l2に対して適正な予熱電流が供給できるよう
に設定すると、上述のように、放電灯l1,l2の予熱回路
のインピーダンスは略等しいため、同等の予熱電流が得
られる。一定時間の予熱動作の後、駆動回路1cの発振周
波数を下げて、直列共振回路の共振周波数に近付けて行
けば、予熱用のコンデンサC2,C3の両端電圧は上昇し、
いずれかの放電灯が先に始動する。このときバランサー
T1に発生する電圧により、他方の放電灯もほぼ同時に始
動する。
ここで、始動時の動作は、駆動回路1cを他励式と仮定
して、その発振周波数を変化させる方法で説明したが、
自励式であっても良く、また、発振周波数の制御に代え
て、デューティ制御を行っても良い。
なお、第1図及び第2図の回路においては、放電灯
l1,l2の定格電力が異なり、定格電流は等しい場合を仮
定したが、放電灯l1,l2の定格電力も定格電流も共に異
なる放電灯(例えば、放電灯l1がFCL32(32W,435mA)、
放電灯l2がFCL30(30W,600mA)という組み合わせ)の場
合には、バランサーT1の巻線n1,n2の巻数比は逆転し、
巻線n1の巻線が巻線n2の巻数よりも多くなる。この場合
においても、第1図回路における予熱電流調整用のイン
ピーダンスZの挿入の考え方は同じであり、予熱電流が
適正となるように、予熱電流制限用又は予熱電流増加用
のインピーダンスを挿入すれば良い。また、第2図回路
における予熱コンデンサの容量についても、考え方は同
じであり、バランサーT1の巻数の少ない方の出力端子に
接続された放電灯の予熱コンデンサの容量を大きく設定
すれば良いものである。
実施例3 第3図は本発明の第3実施例の回路図である。この実
施例は同一定格の放電灯l1,l2,l3をバランサーT1を介し
て奇数個並列点灯させる場合に適用されるものである。
同図の回路においては、1灯の放電灯l1と、これと同一
定格の放電灯l2,l3の2灯直列回路とを並列接続してあ
る。
点灯回路1は、電源回路1aとインバータ回路1bとから
成る。電源回路1aは、商用電源ACを整流平滑して直流電
源を得る回路である。インバータ回路1bは、電源回路1a
によって得られた直流電源電圧を、スイッチング素子の
スイッチング動作により、高周波電力に変換して、負荷
回路3に高周波電力を供給する回路である。負荷回路3
は、バランサーT1と、同一定格の放電灯l1,l2,l3、カレ
ントトランスT2、及び、始動用スイッチS1,S2により構
成され、バランサーT1の入力タップcは、前記インバー
タ回路1bの一方の出力端mに接続されている。始動用ス
イッチS1,S2は、電源投入後一定時間だけONとなるスイ
ッチであり、リレー接点のような機械的なスイッチでも
良いし、トライアックのような電子的なスイッチでも良
い。前記バランサーT1は出力端子a,b,d,eを有してお
り、出力端子aには放電灯l1の一端が接続されている。
出力端子bには放電灯l2,l3の2灯直列回路の一端が接
続されている。出力端子aと入力タップcとの間に巻線
n1、及び、出力端子bと入力タップcとの間の巻線n
2は、出力端子d,e間の巻線n3と磁気回路的に結合してい
る。巻線n1,n2,n3の巻数を便宜上n1,n2,n3とすると、n1
>n2、且つ、n1=n2+n3の関係となっている。
負荷回路3は、放電灯l1,l2,l3の寿命を考慮した場
合、放電灯に始動電圧を印加する前に放電灯l1,l2,l3
各フィラメントを予熱するための予熱回路を有する。放
電灯l1の予熱回路は、前記バランサーT1の巻線n1と、ス
イッチS1と、前記バランサーT1の巻線n3と、放電灯l1
フィラメントf1,f2で構成され、スイッチS1のON時に
は、巻線n1、フィラメントf1、スイッチS1、巻線n3、フ
ィラメントf2の直列回路を構成する。同様に、放電灯
l2,l3の予熱回路は、放電灯l2,l3のフィラメントを各々
f3,f4及びf5,f6とすると、巻線n2、フィラメントf3、カ
レントトランスT2の1次巻線n4、スイッチS2、フィラメ
ントf6の直列回路と、フィラメントf、カレトトランス
T2の2次巻線n5、フィラメントf5の閉回路で構成され
る。ここで、カレントトランスT2の1次巻線n4の巻数と
2次巻線n5の巻数は、同じになっている。そして、放電
灯l1のフィラメントf2及び放電灯l3のフィラメントf6
おける一方の端子は、前述の予熱回路に接続されている
が、他方の端子は、共に前記インバータ回路1bの出力端
nに接続されている。
以下、本実施例の動作について説明する。商用電源AC
が投入されると、スイッチS1とS2とが一定期間オン状態
となり、この間、放電灯のフィラメントが予熱される予
熱状態となる。一定時間(例えば、約1秒)経過後に、
スイッチS1及びS2を開くことにより、インバータ回路1b
の出力端m,n間に発生している高周波電圧は、バランサ
ーT1を介して放電灯l1及び放電灯l2,l3に印加される。
これにより、放電灯l1,l2,l3が点灯する。このように、
商用電源ACを投入して放電灯l1,l2,l3が点灯する前の所
定期間に、フィラメントに予熱電流を流し、フィラメン
トf1,f2,…,f6を加熱した後、放電灯l1,l2,l3を点灯す
るようにして放電灯l1,l2,l3の寿命を損なわないように
している。
定常点灯時において、放電灯l1,l2,l3の定格放電灯電
流は等しいから、放電灯l1に流れる電流Ila1と、放電灯
l2,l3に流れる電流Ila2とは等しくなければならない。
つまり、放電等l1,l2,l3の定格放電灯電流をIlaとする
と、 Ila1=Ila2=Ila となることが必要である。また、各放電灯l1,l2,l3の管
電圧をVa,Vb,Vcとすると、これらは等しくなければなら
ない。つまり、放電灯l1,l2,l3の定格管電圧をVlaとす
ると、 Va=Vb=Vc=Vla となることが必要である。したがって、1灯の放電灯l1
に加わる電圧と2灯の放電灯l2,l3の直列回路に加わる
電圧とは異なる。ここで、バランサーT1の巻線n1,n2
誘起される電圧を夫々Ea,Ebとすると、 Ea+Va=Eb+Vb+Vc …(1) ∴Ea−Eb=Vc=Vla …(2) となり、放電灯1本分の管電圧がバランサー巻線n1,n2
の巻数差(n1−n2)に誘起される電圧に相当するよう
に、バランサーT1は設計される。従って、巻数n1,n2
ついては、n1>n2の関係で設計される。
ここで、スイッチS1及びS2がオンしている予熱時にお
いては、スイッチS1,S2により、放電灯l1,l2,l3のフィ
ラメントを介して、放電灯l1,l2,l3を短絡することにな
る。フィラメントの抵抗は数Ω程度の低抵抗であるた
め、フィラメントによる電圧降下は殆どなく、Ea−Eb=
0となるようなバランサーT1の設計をしなければならな
い。しかし、本実施例においては、(2)式を満足する
ようにバランサーを設計しているために、巻数差(n1
n2)を相殺する巻線を設けなければならない。これをバ
ランサーT1の巻線n3に設けたのが本実施例の特徴であ
る。巻線n3は、e点を巻き始めとして、n3=n1−n2の巻
数を巻回してある。予熱電流がインバータ回路1bの出力
端mから、巻線n1、放電灯l1のフィラメントf1、スイッ
チS1、バランサーT1の巻線n3、放電灯l1のフィラメント
f2、インバータ回路1bの出力端nに流れることにより、
巻線n3には矢印の向きに誘起電圧Ecが発生する。この誘
起電圧Ecと巻線n2に発生する誘起電圧Ebとの和で巻線n1
に発生する誘起電圧Eaを相殺し、予熱時には、バランサ
ーT1に生じる誘起電圧を無くすことにより、放電灯l1
放電灯l2,l3のフィラメントf1〜f6に均一な予熱電流を
供給するものである。本実施例は、このように、予熱時
において、バランサーT1の誘起電圧を相殺し合う構成に
してあるので、巻線n1,n2のアンバランス設計により生
じる誘起電圧によるバランサーT1のコアロス(鉄損)も
なくなり、コアの発熱を無くすことができるという効果
もある。予熱時においては、放電灯の始動性向上のため
に多大な電流を流すので、巻線ロス(銅損)によるバラ
ンサーT1の巻線の発熱が大きく、このときに、コアの発
熱を防止できることの利益は頗る大きい。なお、定常点
灯時には、スイッチS1がオフされることにより、巻線n3
が切り離されるので、巻線n3は定常点灯時の動作には影
響を与えない。
なお、負荷回路3の構成は、本実施例では同一定格の
放電灯3灯による直並列点灯回路を例示したが、例え
ば、同一定格の放電灯5灯或いは7灯による直並列点灯
回路の場合にも容易に適用でき、一般に同一定格の放電
灯の奇数灯にる直並列点灯回路に適用できる。さらに、
同一定格の放電灯に限らず、定格放電灯電流と予熱電流
が等しい放電灯の種々の組み合わせについても容易に適
用できる。
実施例4 第4図は本発明の第4実施例の回路図である。電源回
路1aは、商用電源ACの電圧を整流平滑して得た直流電源
電圧を、インバータ回路1bに供給している。インバータ
回路1bの高周波出力は、発振トランスOTの1次巻線N1
供給され、その2次巻線N2に発生する高周波電圧により
放電灯l1,l2,l3を始動点灯させている。放電灯l1,l2,l3
は、定格電力及び定格放電灯電流が同一な放電灯3灯を
1灯−2灯の直並列点灯回路として接続している。
本実施例においても、実施例3と同様に、定常点当時
においては、バランサーT1の巻線差(n1−n2)に生じる
起電力が放電灯1本分の管電圧に相当するように、バラ
ンサーT1を設計しなければならず、また、予熱時におい
ては、バランサーT1の巻線差(n1−n2)に生じる起電力
を打ち消すような電圧を発生させる必要がある。
そこで、本実施例にあっては、発振トランスOTに起電
力相殺用の巻線N3を設け、これをスイッチS2と直列に接
続している。巻線N3の巻数は、放電灯l3のフィラメント
側を巻き初めとして、放電灯1本分の管電圧に相当する
巻数とする。つまり、点灯時にはバランサーT1の巻線差
(n1−n2)に放電灯1本分の起電力Ec=Ea−Ebを持た
せ、予熱時には、発振トランスOTに設けられた巻線N3
生じる起電力によりバランサーの巻線差(n1−n2)分の
起電力を相殺している。また、巻線N3は、発振トランス
OTの巻線N2に発生する起電力をEcだけ低減させ、予熱時
に全体のフィラメント電流(If1+If2)を増加させる効
果もあり、放電灯l1,l2,l3の始動性向上に大きな効果を
発揮するものである。
実施例5 第5図は本発明の第5実施例の回路図である。本実施
例は、自励式ハーフブリッジ回路を用いた放電灯点灯装
置に本発明を適用した例である。商用電源ACの電源電圧
は、正の半サイクルにおいて、ダイオードD5を介してコ
ンデンサC5に充電され、負の半サイクルにおいて、ダイ
オードD6を介してコンデンサC6に充電される。コンデン
サC5とC6の直列回路の両端には、商用電源電圧のピーク
値の2倍の直流電源電圧が得られる。この直流電源電圧
は、トランジスタQ1,Q2の直列回路の両端に印加されて
いる。トランジスタQ1のコレクタ・エミッタ間には、結
合用のコンデンサC1と、電流帰還トランスT3の1次巻線
を介して、コンデンサC4とインダクタンスT4よりなるLC
直列共振回路が接続されており、コンデンサC4の両端に
は負荷回路が並列に接続されている。結合用のコンデン
サC1は、2つのトランジスタQ1,Q2が交互にオン・オフ
動作した時に、負荷回路に供給される電圧の極性を反転
させたり、直流成分をカットして、負荷回路に交流成分
(高周波電力)を供給する作用をなすものである。ま
た、コンデンサC1,C4はC1≫C4の関係を満たしている。
尚、LC直列共振回路を構成するコンデンサC4は、負荷回
路の端子間に存在する浮遊容量であっても良く、また、
負荷を放電灯とした場合には、インダクタンスT4は安定
器によって構成されても良い。電流帰還トランスT3の一
対の2次巻線は、抵抗R2,R3を介してトランジスタQ1,Q2
のベースに夫々接続されている。電流帰還トランスT3
2次巻線は、互いに逆極性となるように接続されてお
り、トランジスタQ1,Q2を交互にオン・オフさせる構成
となっている。この電流帰還トランスT3及びその付属回
路をもって、トランジスタQ1,Q2のドライバ回路を構成
している。
一方、コンデンサC5,C6の直列回路と並列に、抵抗R1
とコンデンサC7の直列回路を接続してあり、更に、コン
デンサC7と抵抗R1の接続点と、トランジスタQ1,Q2の接
続点との間には、ダイオードD3を接続している。このダ
イオードD3は、図示のように、アノードを抵抗R1とコン
デンサC7の接続点に、カソードをトランジスタQ1,Q2
接続点に接続している。そして、抵抗R1とコンデンサC7
の接続点とトランジスタQ2のベースとの間には、ダイア
ックQ3を接続してあり、これらによってインバータ回路
の起動回路を構成している。抵抗R1とコンデンサC7の直
列回路はダイアックQ3のトリガ回路を構成し、ダイオー
ドD3はダイアックQ3がブレークオーバーした後に、直流
電源Eから抵抗R1を介して供給される電流をトランジス
タQ2に直接導くバイパス回路を構成する。
負荷回路は、バランサーT1により、放電灯l1,l2,l3
1灯−2灯の直並列点灯回路として接続してある。負荷
回路については第4図の回路と同じで、本発明の特徴と
なるバランサーT1の巻線差(n1−n2)分の起電力を相殺
する巻線n7をLC直列共振回路のインダクタンスT4に設け
たものである。インダクタンスT4の2次巻線n7は、巻き
初めを放電灯l3のフィラメント側から巻回し、その巻き
終わりをスイッチS2に直列に接続してある。また、この
巻線により発生する起電力により、インダクタンスT4
1次巻線に生じる起電力を矢印の向きに示すように相殺
し、LC直列共振回路の1次巻線n6の起電力が減少するた
めに負荷回路の共振電流が増加して、予熱電流If1,If2
が増加し、放電灯l1,l2,l3の始動性が良好になるという
効果もある。
本実施例の説明では、放電灯3灯の1灯−2灯直並列
点灯回路について説明したが、3灯に限らず任意の複数
灯でもよく、放電灯電流が等しく、放電灯電力が異なる
複数灯の放電灯をバランサーにて並列点灯する場合に適
用することができ、放電灯電力、放電灯電流が同一定格
の放電灯の場合においては、本実施例の説明のように、
奇数灯をバランサーにて左右非対称に直並列点灯した場
合にも適用される。
実施例6 第6図は本発明の第6実施例の回路図である。これ
は、トランジスタQ1を制御部4からの信号で繰り返しオ
ン・オフさせることで、放電灯l1,l2を高周波並列点灯
させる一石他励式の放電灯点灯装置である。この回路の
負荷として、定格電流が異なる2灯の放電灯l1,l2がバ
ランサーT1を介して並列に接続されている。また、各放
電灯l1,l2には予熱用コンデンサC2,C3が並列に接続され
ている。
商用電源ACの電源電圧は、ダイオードブリッジDBにて
整流され、直流電圧とされる。この直流電圧は、発振ト
ランスOTの1次側と半導体スイッチ素子Q1との直列回路
に印加される。発振トランスOTの2次側には、コンデン
サC1を介して、放電灯l1,l2がバランサーT1にて並列接
続されている。放電灯l1,l2の非電源側には、予熱電流
通電用のコンデンサC2,C3が並列接続されている。半導
体スイッチ素子Q1には、ダイオードD1が逆並列接続され
る。また、回路のインダクタンス成分と共振状態を呈す
るコンデンサC0をスイッチ素子Q1の両端に並列接続す
る。このコンデンサC0の接続される位置は、発振トラン
スOTの1次コイルの両端でも構わない。半導体スイッチ
素子Q1の制御極には、制御部4からの出力信号が入力さ
れている。
半導体スイッチ素子Q1がオンされると、発振トランス
OTの1次側を介して、半導体スイッチ素子Q1に電流が流
れる。半導体スイッチ素子Q1がオフされると、回路のLC
成分に蓄えられたエネルギーのために、発振トランスOT
はコンデンサC0と共振し、共振コンデンサ電流が流れ、
半導体スイッチ素子Q1の両端には、共振電圧が生じる。
この共振電圧がゼロになると、共振電流はダイオードD1
を介して流れ、また、ダイオード電流がゼロになると、
半導体スイッチ素子Q1に全サイクルと同様に電流が流れ
る。このようにして、発振を継続して行く。そして、こ
の共振によって発振トランスOTの2次側に生じる電圧を
発振トランスOTのリーケージインダクタンスとコンデン
サC1を介して放電灯l1,l2に印加し、点灯させる。
今、放電灯l1,l2の定格電流Ila1,Ila2にIla1>Ila2
関係があるときには、バランサーT1の放電灯l1側の巻線
n1と、放電灯l2側の巻線n2の巻数を、n1<n2となるよう
に設定し、放電灯l1,l2に並列接続されたコンデンサC2,
C3の容量を、C2>C3となるように設定する。n1<n2であ
るから、バランサーT1の放電灯l1側のインダクタンスは
打ち消されて小さくなるが、バランサーT1の放電灯l2
のインダクタンスは打ち消されない部分が残り、大きな
値となる。この時、放電灯l1側と放電灯l2側のインピー
ダンスZ1,Z2は、回路の抵抗分をR、インダクタンス分
をL、キャパシタンス分をCとすると、|Z|=R2+(ω
L−1/ωC)であるから、Z1<Z2となるはずである
が、上述のように、C2>C3とすることでZ1とZ2の差を小
さくし、放電灯l1側と放電灯l2側の予熱電流を近付けて
いる。次に放電灯点灯時においては、バランサーT1から
放電灯l1,l2へと電流が流れるので、Z1<Z2となり、放
電灯l1側の電流値が大きくなる。
このように、一石他励式の放電灯点灯装置により、異
なる定格電流の放電灯を並列点灯させるときに、バラン
サーT1の巻線n1,n2と予熱用のコンデンサC2,C3を上記の
ように設定することで、放電灯l1側と放電灯l2側で放電
灯電流、予熱電流を設定することができる。
具体的な仕様を次に例示する。
・放電灯l1:FCL30(定格電流600[mA]rms) ・放電灯l2:FCL32(定格電流435[mA]rms) ・バランサー巻線 n1:66ターン n2:70ターン ・並列コンデンサ C2:0.0082[μF] C3:0.0078[μF] この時、商用電源ACの電源電圧が交流100V、トランジ
スタTr1の動作周波数が48.3KHzの条件下において、 ・放電灯l1の予熱電流:1.8[A]p−p 同上の放電灯電流 :138[mA]rms ・放電灯l2の予熱電流:1.7[A]p−p 同上の放電灯電流 :506[mA]rms が得られた。
なお、第6図の回路構成において、放電灯の定格電流
が同じで、定格電圧が異なるとき、或いは、定格電流、
定格電圧共に異なる場合においても、バランサーT1の巻
線n1,n2の差によるインピーダンスの差を並列コンデン
サC2,C3の容量で補正することができ、上記と同様の効
果が得られる。
又、第6図の回路において、コンデンサC2,C3の容量
を同じにしたままで、コンデンサC2,C3と直列に、第2
のバランサーの1次巻線と2次巻線をそれぞれ接続し、
第2のバランサーにて予熱電流のバランスを取るように
構成しても良い。
実施例7 第7図は本発明の第7実施例の回路図である。同図の
回路は、トランジスタQ1を制御部4からの信号で繰り返
しオン、オフさせることで、放電灯l1,l2を高周波点灯
させる一石他励式の放電灯点灯装置である。同図に示す
回路の負荷には、定格電流が異なる2等の放電灯l1,l2
がバランサーT1の巻線n1,n2を介して並列に接続されて
いる。また、各放電灯l1,l2の非電源側には、予熱用の
コンデンサC2,C3が並列に接続されており、さらに、放
電灯l1側のコンデンサC2には、バランサーT1の巻線n3
直列に接続されている。
放電灯点灯時には、放電灯l1側では、巻線n1から放電
灯l1へと電流が流れ、放電灯l2側では、巻線n2から放電
灯l2へと電流が流れる。例えば、放電灯l1がFCL30(600
mA)で、放電灯l2がFCL32(435mA)である場合には、巻
線n1,n2の巻数をn1<n2となるように設定する。この場
合、巻線n1のインダクタンスは巻線n2により打ち消され
て、そのインダクタンス分は小さくなり、巻線n2のイン
ダクタンスは巻線n1によって十分には打ち消されないの
で、その巻線差(n2−n1)に相当するインダクタンス分
が残る。したがって、放電灯l1には大きな電流が流れ、
放電灯l2には小さな電流が流れる。
放電灯予熱時には、放電灯l1側では巻線n1、巻線n3
コンデンサC2を介して電流が流れ、放電灯l2側では巻線
n2、コンデンサC3を介して電流が流れ、放電灯l2側では
巻線n2、コンデンサC3を介して電流が流れる。この時、
コンデンサC2,C3の値はC2=C3とし、巻線n1,n3と巻線n2
との間で予熱電流のアンバランスを解消するように、巻
数を設定する。このように、巻線n1,n2による放電灯電
流の設定とは別に、巻線n3によって予熱電流を設定する
ことができる。また、予熱経路のインピーダンスは、放
電灯l1側、放電灯l2側、各々で設定することができる。
なお、第7図の回路構成において、放電灯の定格電流
が同じで定格電圧が異なる場合、あるいは、定格電流、
定格電圧共に異なる場合においても、バランサーT1の巻
線n1,n2の巻数の差によるインピーダンスの差を、放電
灯の並列コンデンサC2に直列に接続されている巻線n3
補正することができる。
(発明の効果) 本発明は上述のように、電流平衡トランスの第1及び
第2の出力端子に接続された放電灯に、点灯回路の出力
電流を異なる割合で分配供給するようにした放電灯点灯
装置において、夫々の放電灯の非電源側に予熱経路を設
けると共に、夫々の放電灯に適正な予熱電流を供給する
ように予熱電流を調整するためのインピーダンスを少な
くとも一方の予熱経路に付加したものであるから、簡単
な構成でありながら、各々の放電灯に適正な予熱電流を
供給することができ、放電灯寿命の改善と始動性能の改
善が図れるという効果があり、また、インピーダンスは
予熱経路に挿入したので、定常点灯時における放電灯電
流には影響を与えないという利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例の回路図、第2図は本発明
の第2実施例の回路図、第3図は本発明の第3実施例の
回路図、第4図は本発明の第4実施例の回路図、第5図
は本発明の第5実施例の回路図、第6図は本発明の第6
実施例の回路図、第7図は本発明の第7実施例の回路
図、第8図は従来例の回路図、第9図は他の従来例の回
路図である。 T1はバランサー、n1,n2,n3は巻線、l1,l2,l3は放電灯、
Zはインピーダンスである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 迫 浩行 門真市大字門真1048番地 松下電工株式 会社内 (72)発明者 山本 彰 門真市大字門真1048番地 松下電工株式 会社内 (56)参考文献 特開 昭55−102197(JP,A) 特開 昭55−163799(JP,A) 特公 昭61−21398(JP,B2) 実公 昭57−21277(JP,Y2)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】夫々個別の放電灯が接続される第1及び第
    2の出力端子及びこれら両出力端子からの巻数が異なる
    位置に設けられた入力タップを備える電流平衡トランス
    と、放電灯に交流電力を供給する点灯回路とを備え、前
    記入力タップを前記点灯回路の出力端に接続して前記点
    灯回路の出力電流を異なる割合で前記放電灯に分配供給
    するようにした放電灯点灯装置において、夫々の放電灯
    の非電源側に予熱経路を設けると共に、夫々の放電灯に
    適正な予熱電流を供給するように予熱電流を調整するた
    めのインピーダンスの少なくとも一方の予熱経路に付加
    したことを特徴とする放電灯点灯装置。
  2. 【請求項2】前記電流平衡トランスにおける巻数の少な
    い方の出力端子に接続された放電灯の非電源側に大容量
    のコンデンサを、巻数の多い方の出力端子に接続された
    放電灯の非電源側に小容量のコンデンサを夫々接続して
    成ることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の放電
    灯点灯装置。
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