JP2552031B2 - 送信出力自動制御機能を有するフルパワー調整回路 - Google Patents

送信出力自動制御機能を有するフルパワー調整回路

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【発明の詳細な説明】 〔目次〕 概要 産業上の利用分野 従来の技術(第3図) 発明が解決しようとする課題 課題を解決するための手段(第1図) 作用 実施例(第1図、第2図) 発明の効果 〔概要〕 送信出力自動制御機能を有するフルパワー調整回路に
関し、 小型化するとともに各々のフルパワーを同一の値に自
動調整することを可能としたことを目的とし、 送信出力電力を検出する送信出力検出回路と、その検
出出力と基準電圧とを比較して差分を出力する差動増幅
回路と、送信出力検出回路へのオフセット電圧を送信出
力制御信号により可変するオフセット電圧出力手段を具
備する送信出力自動制御回路において、送信出力検出回
路の出力信号を差動増幅回路に伝達する抵抗とこれをオ
ン・オフ制御する電子スイッチを有する電子ボリウム
を、前記オフセット電圧出力手段及びオフセット電圧調
整用の抵抗とともに一体的にICで構成する。
〔産業上の利用分野〕
本発明は自動車電話や携帯電話等の移動通信端末に好
適な、送信出力自動制御機能(APC)を有するフルパワ
ー調整回路に関する。
〔従来の技術〕
自動車電話、携帯電話等の移動通信分野では、無線ゾ
ーンの小ゾーン化が行われている。そのため電波の干渉
が起り易く、干渉が起った場合、移動局側の送信出力レ
ベルをパワーダウンすることによりゾーン内及びゾーン
外の電波の干渉を防止している。
従来のAPC回路を第3図により説明する。
1はパワーアンプ、2はアイソレータ、3は送信アン
テナ、4はトランジスタ、5は差動増幅回路、6はマル
チプレクサである。
パワーアンプ1は送信信号を電力増幅して、アイソレ
ータ2を経由して送信アンテナ3より無線出力するもの
である。そしてその出力はトランジスタ4のコレクタ電
流により自動的に制御される。
トランジスタ4のベースには、差動増幅回路5の出力
電圧が印加されているので、パワーアンプ1の出力はこ
の差動増幅回路5の出力電圧により制御されることにな
る。
差動増幅回路5の一方の入力端部には基準信号Vref
入力され、他方の入力端部にはダイオードDの出力VDC
と、マルチプレクサ6から出力されるオフセット電圧V
offの和の(VDC+Voff)に比例した電圧が印加される。
パワーアンプ1の交流出力信号の一部は、コンデンサ
C2を経由してダイオードDにより整流され、コンデンサ
C3を充電する。コンデンサC3には、マルチプレクサ6か
ら出力される直流のオフセット電圧Voffが抵抗r11及び
可変抵抗VRを経由して印加されているので、差動増幅回
路5には、前記の如く、ダイオードDの出力VDCとオフ
セット電圧Voffの和に比例した電圧が印加される。
マルチプレクサ6は、電圧VCCと直列接続された抵抗r
0、r1…r7の端子電圧が入力され、送信出力制御信号と
して端子に印加される3ビットのAPC設定データd0〜d2
により接地端子のOVから抵抗r7の端子のほぼVCCまでの
8段階のオフセット電圧が出力される。そしてオフセッ
ト電圧Voffが最小のときパワーアンプ1の出力は最大と
なり、オフセット電圧Voffが最大のときパワーアンプ1
の出力は最小となるように制御される。マルチプレクサ
6は基地局からの制御信号にもとづきAPC設定データd0
〜d2が入力され、オフセット電圧Voffが選択出力され
る。
ところで差動増幅回路5は、基準信号Vrefと、コンデ
ンサC3の端子電圧の差に応じた電圧が出力され、トラン
ジスタ4のベース電圧を制御し、これにもとづくコレク
タ電流によりパワーアンプ1の出力が一定になるように
制御されるので前記Voffの大きさに応じた一定出力が得
られることになる。
なお、差動増幅回路5に印加されるパワーセーブ信号
PSをオフにすることにより、これをオフにして移動局が
使用状態でないときパワーアンプ1がパワーダウンして
オフ状態になるように、これを非動作状態に制御するも
のである。
また、抵抗r10とコンデンサC1により位相補償回路が
構成され、発振防止機能を持つものである。そして点線
で示すAC部分が制御用ICとして形成されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところでこのようなAPC回路を持つ送信機において
は、フルパワー時の出力は、各送信機毎によりそれぞれ
異なるので、同一になるように調整することが必要であ
る。
そのため、第3図に示す従来のものでは、送信出力検
波する送信出力検出回路DTに可変抵抗VRを設け、これを
人手で調整することによりフルパワー時の出力調整を行
っていた。例えばアイソレータ2の端子に測定装置を接
続し、パワーアンプ1のフルパワー(Voffが最小のと
き)出力を測定し、その値が規定値になるように可変抵
抗VRの値を調整している。
したがってこの調整のため時間がかかり費用もかかる
のみならず、人手によるため調整ミスも起き易いという
問題が存在する。
本発明の目的は、これを改善するためこのような可変
抵抗を使用した人手による調整をやめて自動調整を行う
ことができるフルパワー調整回路を提供することであ
る。
〔課題を解決するための手段〕
前記目的を達成するために、本発明では、第1図に示
す如く、差動増幅回路5の被監視側の入力端子に複数の
抵抗rc0、rc1、…rcn-1、rcnとこれをスイッチングする
例えばトランジスタの如き電子スイッチSW0、SW1…SW
n-1、SWnを設ける。そしてこの電子スイッチSW0〜SWn
選択制御部SCによりそのオン・オフを選択制御する。従
って抵抗rc0〜rcn、電子スイッチSW0〜SWnは電子ボリウ
ムを構成する。この複数の抵抗rc0、rc1…rcn、電子ス
イッチSW0〜SWnは差動増幅回路5のマルチプレクサ6、
オフセット電圧調整用の抵抗r0、r1…r7等とともに制御
用ICとして一体構成されている。
〔作用〕
フルパワーを調整するため、マルチプレクサ6に伝達
される、送信出力制御信号である設定データd0〜d2をマ
ルチプレクサ6に接地電圧が入力されて最小のオフセッ
ト電圧Voffが出力されるように制御し、また図示省略し
た測定器を、例えばパワーアンプ1の出力側に接続して
そのフルパワーを測定可能状態にし、外部より制御デー
タを電子スイッチの選択制御部SCに入力する。このとき
制御データは、例えば3ビット信号で構成され、「00
0」、「001」…と入力することによりパワーアンプ1が
最大値から順次出力が小さくなるように制御する。そし
てパワーアンプ1の出力が所定の値になったとき、その
制御データを例えばレジスタに固定させる。このように
することによりパワーアンプ1のフルパワーを、マニア
ルで調整することが必要な可変抵抗を使用せず、デジタ
ル的に制御することができるので、後述するように自動
調整することが可能となり、調整時間の短縮と、ミスの
減少を計ることができる。
〔実施例〕
本発明の第1実施例では、第1図に示す選択制御部SC
に制御データを入力するとき、図示省略した、データの
書替え可能なROMを外付けに設けておく。
そしてこれにパワーアンプ1のフルパワーが最大値か
ら順次減少するように、例えば3ビットのデータを「00
0」、「001」…と伝達し、これに記入する。これにより
例えば8個の直列接続された抵抗rco〜rcnn=7)が
順次短絡され、その差動増幅回路5の出力が順次制御さ
れ、これによりパワーアンプ1の出力が順次調整され
る。そして図示省略した測定器により、その出力が所定
の値になったとき、図示省略したROMへの制御データの
記入を停止する。これによりROMにはパワーアンプ1の
フルパワーが所定の値になる制御データが記入されるの
で、そのパワーアンプ1のフルパワーは正確に調整され
たものとなる。しかもディジタル信号を自動的に順次出
力させ、測定値が所定の値になったことを自動検出する
ことにより、自動調整することができる。
この調整の際は、勿論マルチプレクサ6に印加される
設定データd0〜d2はオフセット電圧Voffが最小の値、し
たがってパワーアンプ1が最大の出力となるように選択
されたデータが入力されている。
実際にこれを移動局として使用するとき、その基地局
が入力電波強度を検知してその値が常時一定になるよう
に制御信号を出力し、これに応じて設定データd0〜d2
選択出力されてマルチプレクサ6のオフセっト電圧Voff
が出力される。
このときのパワーアンプ1の出力がダイオードDを経
由してコンデンサC3に伝達されるが、コンデンサC3には
前記オフセット電圧Voffが伝達されているので、コンデ
ンサC3には両者の和の電圧が発生する。このコンデンサ
C3の端子電圧が前記抵抗rc0〜rcnを経由して差動増幅回
路5に入力される。このとき差動増幅回路5には基準信
号Vrefが印加されているので、これにもとづき差動増幅
回路5が電圧を出力し、トランジスタ4のベース電圧を
制御することになり、そのコレクタ電流によりパワーア
ンプ1の出力が、前記設定データd0〜d2により定められ
る一定値に制御されることになる。
なお抵抗rc0〜rcnは8個に限定されるものではなく、
マルチプレクサ6に接続される抵抗もr0〜r7の8個に限
定されるものではない。
また抵抗rc0〜rcnも、選択的に短絡することのみに限
定されるものではなく、電子スイッチを選択的にオフす
るように構成することもできる。
勿論、点線で示す制御部ACが制御部ICとして形成され
ている。
なお第1図において、第3図と同記号は同一部分を示
し、その動作は第3図と同様であるので、詳細について
は省略する。
本発明の第2実施例を第2図にもとづき説明する。
第2図において、第1図、第3図と同記号は同一部分
を示す。
第2図においては、電子スイッチSW0〜SWnを選択的に
オン・オフ制御する選択制御部SCに印加する制御データ
を、内部に設けた書き替え可能なROM10に記入させてい
る。
したがって、前記の如く、パワーアンプ1のフルパワ
ーを調整するとき、同様に制御データを入力する。そし
て図示省略した測定器により、パワーアンプ1のフルパ
ワーが所定の値になったとき、制御データを停止する。
これによりROM10にそのフルパワーが所定の値となる制
御データが保持されるので、パワーアンプ1のフルパワ
ーを所定の値に正しく保持することができる。
〔発明の効果〕
本発明によれは、可変抵抗を使用することなく、ICに
1体構成した抵抗と電子スイッチにより構成された電子
ボリウムを用いたので、構成を小形化することができ
る。
また電子ボリウムをディジタル制御し、測定器が所定
の値になったことを自動検出することにより、非常に正
確に、しかも自動的にフルパワーの調整が可能となる。
さらに内部的に制御データを保持する保持部を設ける
ことにより、小形化をはかることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理説明図及び第1実施例構成図、 第2図は本発明の第2実施例構成図、 第3図は従来例を示す。 1……パワーアンプ 2……アイソレータ 3……送信アンテナ 4……トランジスタ 5……差動増幅回路 6……マルチプレクサ SW0〜SWn……電子スイッチ SC……選択制御部 DT……送信出力検出回路

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】送信出力電力を検出する送信出力検出回路
    (DT)と、その検出出力と基準電圧とを比較して差分を
    出力する差動増幅回路(5)と、送信出力検出回路(D
    T)へのオフセット電圧を送信出力制御信号により可変
    するオフセット電圧出力手段(6)を具備する送信出力
    自動制御回路において、 送信出力検出回路(DT)の出力信号を差動増幅回路
    (5)に伝達する抵抗rc0〜rcnとこれをオン・オフ制御
    する電子スイッチSW0〜SWnを有する電子ボリウムを、前
    記オフセット電圧出力手段(6)及びオフセット電圧調
    整用の抵抗とともに一体的にICで構成したことを特徴と
    する送信出力自動制御機能を有するフルパワー調整回
    路。
  2. 【請求項2】前記電子ボリウムを制御するための制御デ
    ータ保持手段を、電子ボリウムの構成されたICとは別に
    構成したことを特徴とする請求項1記載の送信出力自動
    制御機能を有するフルパワー調整回路。
  3. 【請求項3】前記電子ボリウムを制御するための制御デ
    ータ保持手段をこれと一体にICで構成したことを特徴と
    する請求項1記載の送信出力自動制御機能を有するフル
    パワー調整回路。
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