JP2552022Y2 - 簡易洋服箪笥の骨組構造体 - Google Patents

簡易洋服箪笥の骨組構造体

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JP2552022Y2
JP2552022Y2 JP1618593U JP1618593U JP2552022Y2 JP 2552022 Y2 JP2552022 Y2 JP 2552022Y2 JP 1618593 U JP1618593 U JP 1618593U JP 1618593 U JP1618593 U JP 1618593U JP 2552022 Y2 JP2552022 Y2 JP 2552022Y2
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江河 胡
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、一般にファンシーケー
スと称せられる簡易洋服箪笥の骨組構造体に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】この種の簡易洋服箪笥は、骨組構造体を
ビニールシート等からなる袋状の外殻体で覆うことによ
り構成されており、外殻体の一部をファスナ等により開
閉させることにより洋服を出し入れできるようになって
いる。
【0003】而して、骨組構造体としては、一般に、直
線状の金属パイプのみで構成されたもの(以下「第1従
来構造体」という)やコ字状に折曲した金属パイプと直
線状の金属パイプとを組み合わせたもの(以下「第2従
来構造体」という)がよく知られている。すなわち、第
1従来構造体は、パイプ間をビス等の連結具により連結
してなるものである。また、第2従来構造体は、左右一
対の矩形状枠間に直線状パイプをビス等により横架連結
してなるものである。各矩形状枠は、形状の異なる2組
のコ字状パイプを直線状パイプで連結してなり、パイプ
同士を差込み連結させることにより組み立てられる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかし、第1従来構造
体では、すべての構成部材が直線状であることから、極
めてコンパクトに分解,格納しておくことができる反
面、連結具による連結箇所が多く、分解,組立が面倒で
あるといった欠点がある。一方、第2従来構造体では、
連結具による連結箇所が少ないため、分解,組立を比較
的容易に行い得るが、コ字状の構成部材を含むため、コ
ンパクトに分解,格納しておくことができない。しか
も、各矩形状枠の構成部材として2種のコ字状パイプを
含むため、どうしても製作コストが高くなるといった欠
点もある。
【0005】本考案は、かかる点に鑑みて、ビス等の連
結具による面倒な作業を一切必要とすることなく、分
解,組立を極めて容易に行なうことができると共に、コ
ンパクトに分解,格納しておくことができ、しかも安価
に製作することができる簡易洋服箪笥の骨組構造体を提
供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この課題を解決した本考
案の簡易洋服箪笥の骨組構造体は、上下枠及び中間枠
と、上枠と中間枠との4隅部間及び中間枠と下枠との4
隅部間を夫々連結するパイプ製の縦連結杆と、を具備す
るものである。そして、上下枠及び中間枠は、一対の横
桟と該横桟間を連結するパイプ製の横連結杆とからな
り、上下枠及び中間枠の各横桟は、同一形状のものであ
って、側面の両端部に横連結杆の端部を嵌合固定しう
部を形成すると共に上下面の両端部に縦連結杆の端部
を嵌合固定しうる凹部を形成した合成樹脂製のものであ
る。
【0007】
【作用】骨組構造体の分解,組立は、各パイプ部材の端
部を合成樹脂製の横桟の各凹部に嵌脱させることにより
行なうことができる。そして、パイプ部材同士の連結
を、横桟として機能する共通の合成樹脂部材により行う
ため、パイプ部材同士を連結するための格別の連結具を
必要とせず、部品点数を大幅に削減することができる。
したがって、骨組構造体をコンパクトに分解,格納して
おくことができ、製作コストも安価となる。
【0008】
【実施例】以下、本考案の構成を図1〜図3に示す実施
例に基づいて具体的に説明する。
【0009】この実施例の骨組構造体1は、図1に示す
如く、矩形状の上下枠3,5及び中間枠4と、上枠3と
中間枠4との4隅部間を連結する4本の短尺な第1縦連
結杆6…と、中間枠4と下枠5との4隅部間を連結する
4本の長尺な第2縦連結杆7…と、中間枠4の略中央部
に横架された衣紋掛け棒8とからなる。
【0010】衣紋掛け棒8及び各連結杆6,7は、同一
の金属パイプ材を適当寸法に切断して得られるものであ
る。但し、長尺な第2連結杆7は、図2に示す如く、2
本の金属パイプ7a,7bを差込み連結することによっ
て構成され、短尺パイプに分解できるようになってい
る。
【0011】上下枠3,5及び中間枠4は、図1に示す
如く、同一の構成部材からなる同一形状のものであり、
夫々、一対の横桟10,10の両端部間を2本の横連結
杆9,10で連結して構成されている。なお、各横連結
杆9は、衣紋掛け棒8と同一寸法の金属パイプである。
【0012】横桟10は、図1及び図2に示す如く、合
成樹脂製の共通部材であり、側面の両端部には横連結杆
9の端部を嵌合固定しうる第1凹部11,11が形成さ
れている。また、横桟10の側面中央部には、衣紋掛け
棒8の端部を嵌合固定しうる第2凹部12が形成されて
いる。さらに、横桟10の上面及び下面の両端部には、
夫々、縦連結杆6,7の端部を嵌合固定しうる第3及び
第4凹部13,14が形成されている。なお、この実施
例のものでは、第2凹部12の上位に、これと同一形状
の補助凹部15を形成してある。また、各凹部11〜1
5の内面には、図2に示す如く、複数の突部16…が形
成されていて、各凹部へのパイプ嵌脱を容易ならしめ且
つパイプ固定を確実に行いうるように工夫してある。
【0013】簡易洋服箪笥は、図3に示す如く、骨組構
造体1を組立てた上、この骨組構造体1を外殻体2で覆
うことにより完成される。なお、外殻体2は、ビニール
シート等のシート材を直方体の袋状に裁断,縫製してな
り、前面部をファスナ2a,2bにより開閉できるよう
に構成されている。
【0014】而して、骨組構造体1は、各第2縦連結杆
7をパイプ7a,7bの差込み連結により構成すると共
に、各金属パイプ6〜9の端部を横桟10の各凹部11
〜14に差し込むことによって、組立てられる。この組
立は、ビス等の連結具を一切使用しないことから、極め
て容易に行なうことができる。特に、横桟10が合成樹
脂製のものであり、各凹部11〜15の内周面に突部1
6…が形成されていることから、パイプの差込み固定が
素材の弾性を利用して極めて容易に行なわれれる。な
お、骨組構造体1の組立後、図1及び図2に示す如く、
中間枠4及び下枠5上に棚板及び床板として機能する共
通ボード17,17を載置しておく。各ボード17は、
4隅切欠凹部17a…を各縦連結杆6,7に係合させた
状態で枠4,5上に載置されるが、衣紋掛け棒8ないし
横連結杆9と同様の金属パイプを用意しておき、これを
枠4,5の補助凹部15,15に差し込むようにすれ
ば、各ボード17の支持強度を高めておくことができ、
骨組構造体1の剛性も更に向上する。
【0015】簡易洋服箪笥の分解は、上記と逆の作業に
よって容易に行なうことができる。このとき、骨組構造
体1は、横桟10…を含むすべての構成部材が直線状の
ものであるから、長尺の第2縦連結杆7が短尺パイプ7
a,7bに分解できることとも相俟って、コンパクトに
分解,格納しておくことができる。
【0016】
【考案の効果】以上の説明から明らかなように、本考案
の骨組構造体は、1種類の横桟と直線状のパイプとで構
成されるものであるから、第2従来構造体に比して製作
コストが安価となり、延いては簡易洋服箪笥を安価且つ
容易に大量生産することができる。しかも、ビス等の連
結具を一切使用しないものであるから、分解,組立が容
易であり、且つ構成部材が全て直線状部材であるから、
コンパクトに分解,格納しておくことができ、運搬,保
管上有利である。このように、本考案の骨組構造体は、
第1及び第2従来構造体の欠点を何れも排除したもの
で、その実用的価値極めて大なるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る骨組構造体の一実施例を示す斜視
図である。
【図2】図1のII−II線に沿う断面図である。
【図3】簡易洋服箪笥の外観形態を示す斜視図である。
【符号の説明】
1…骨組構造体、3…上枠、4…中間枠、5…下枠、6
…第1縦連結杆、7…第2縦連結杆、8…衣紋掛け棒、
9…横連結杆、10…横桟、11…第1凹部、12…第
2凹部、13…第3凹部、14…第4凹部。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下枠及び中間枠と、上枠と中間枠との
    4隅部間及び中間枠と下枠との4隅部間を夫々連結する
    パイプ製の縦連結杆と、を具備しており、上下枠及び中
    間枠一対の横桟と該横桟間を連結するパイプ製の横連
    結杆とからなり、上下枠及び中間枠の各横桟は、同一形
    状のものであって、側面の両端部に横連結杆の端部を嵌
    合固定しうる凹部を形成すると共に上下面の両端部に縦
    連結杆の端部を嵌合固定しうる凹部を形成した合成樹脂
    製のものであことを特徴とする簡易洋服箪笥の骨組構
    造体。
JP1618593U 1993-04-01 1993-04-01 簡易洋服箪笥の骨組構造体 Expired - Fee Related JP2552022Y2 (ja)

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JPH0675232U JPH0675232U (ja) 1994-10-25
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