JP2552001Y2 - ミストコレクタ用フイルタ装置 - Google Patents
ミストコレクタ用フイルタ装置Info
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- JP2552001Y2 JP2552001Y2 JP4897291U JP4897291U JP2552001Y2 JP 2552001 Y2 JP2552001 Y2 JP 2552001Y2 JP 4897291 U JP4897291 U JP 4897291U JP 4897291 U JP4897291 U JP 4897291U JP 2552001 Y2 JP2552001 Y2 JP 2552001Y2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、NC旋盤とか多軸自動
盤、或は、エアーガン気吹き作業等から発生する各種の
ミストを捕集するミストコレクタ(ミスト捕集機)の技
術分野で利用されるものであって、具体的には、ミスト
コレクタに使用して好適なフイルタ装置に関するもので
ある。
盤、或は、エアーガン気吹き作業等から発生する各種の
ミストを捕集するミストコレクタ(ミスト捕集機)の技
術分野で利用されるものであって、具体的には、ミスト
コレクタに使用して好適なフイルタ装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】洗浄、防錆、エアーブロウ等の物理的要
因と、切削、研磨、冷却等の熱的要因から発生するオイ
ルミスト(オイルヒューム)を、そのまま作業場内に飛
散浮遊させると、作業者の健康を害するだけでなく、作
業の安全性を損い、作業能率の低下を招く問題があるた
め、従来よりエリミネータとかデミスタ、並びに、フイ
ルタと云った各種の濾過装置を備えたミストコレクタを
用いて、上記の各種ミストをその発生源から直接吸引し
て捕集している。
因と、切削、研磨、冷却等の熱的要因から発生するオイ
ルミスト(オイルヒューム)を、そのまま作業場内に飛
散浮遊させると、作業者の健康を害するだけでなく、作
業の安全性を損い、作業能率の低下を招く問題があるた
め、従来よりエリミネータとかデミスタ、並びに、フイ
ルタと云った各種の濾過装置を備えたミストコレクタを
用いて、上記の各種ミストをその発生源から直接吸引し
て捕集している。
【0003】しかし、上述したエリミネータやデミス
タ、フイルタを用いて構成したミストコレクタは、ミス
トの捕集効果を高めようとするとフイルタの面積を大き
くする必要があり、それに伴ってエリミネータやデミス
タも一緒に大型化する必要があるため、ミストの捕集効
果が高いもの程機体全体が大型化してしまう問題があっ
た。
タ、フイルタを用いて構成したミストコレクタは、ミス
トの捕集効果を高めようとするとフイルタの面積を大き
くする必要があり、それに伴ってエリミネータやデミス
タも一緒に大型化する必要があるため、ミストの捕集効
果が高いもの程機体全体が大型化してしまう問題があっ
た。
【0004】そこで、全体を小型化でき、且つ、優れた
捕集効果を発揮できるミストコレクタとして、例えば実
開平1−156718号公報とか実開平2−10871
3号公報に記載の如き装置が考えられた。
捕集効果を発揮できるミストコレクタとして、例えば実
開平1−156718号公報とか実開平2−10871
3号公報に記載の如き装置が考えられた。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】しかし、上記実開平1
−156718号公報に記載されているミストコレクタ
は、ケース体の内部に2つのオイルミストエレメント
(ミスト捕集用フイルタ)を設けて捕集効果を高めるも
のであるから、これ等2つのオイルミストエレメントを
収めるケース体が必然的に大きく成って装置全体の小型
化を図ることができない問題があり、また、上記実開平
2−108713号公報に記載されているミストコレク
タの場合は、ファン用のモータでフイルタ(多孔体)を
回転してミストを分離、捕集するものであるから、フイ
ルタを回転する分だけファン用モータを大型化して能力
を高める必要があって、これが原因でコストアップを招
いてしまう問題があり、更に加えて、回転フイルタにミ
ストが付着して次第に肥大化し、この肥大化したミスト
がそのまま外部に排出されて再飛散してしまう。回転フ
イルタを使用するためメンテナンス等が複雑化する。機
器の容積を大きくする必要がある。製造コストがアップ
すると云った各種の問題があった。
−156718号公報に記載されているミストコレクタ
は、ケース体の内部に2つのオイルミストエレメント
(ミスト捕集用フイルタ)を設けて捕集効果を高めるも
のであるから、これ等2つのオイルミストエレメントを
収めるケース体が必然的に大きく成って装置全体の小型
化を図ることができない問題があり、また、上記実開平
2−108713号公報に記載されているミストコレク
タの場合は、ファン用のモータでフイルタ(多孔体)を
回転してミストを分離、捕集するものであるから、フイ
ルタを回転する分だけファン用モータを大型化して能力
を高める必要があって、これが原因でコストアップを招
いてしまう問題があり、更に加えて、回転フイルタにミ
ストが付着して次第に肥大化し、この肥大化したミスト
がそのまま外部に排出されて再飛散してしまう。回転フ
イルタを使用するためメンテナンス等が複雑化する。機
器の容積を大きくする必要がある。製造コストがアップ
すると云った各種の問題があった。
【0006】従って本考案の技術的課題は、全体が小型
で優れた捕集効果を発揮できるミストコレクタを低コス
トで提供することである。更に本考案の他の技術的課題
は、組立てと分解が簡単でメンテナンスを容易に行うこ
とができるミストコレクタを提供することである。
で優れた捕集効果を発揮できるミストコレクタを低コス
トで提供することである。更に本考案の他の技術的課題
は、組立てと分解が簡単でメンテナンスを容易に行うこ
とができるミストコレクタを提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の技術的課題を解決
するために本考案で講じた手段は以下の如くである。フ
ァンの回転による吸引作用によって吸込口から機体内に
吸込んだ気流をフイルタで濾過してミストを分離、捕集
するように構成したミストコレクタに於いて、 (1) 上記のフイルタを、底部にミスト溜めバケット
を取付けた円筒状2次フイルタの内部に、同じく円筒状
に形成した1次フイルタを嵌込んだ内外2重構造に構成
すると共に、上記1次フイルタの上端内側部分には、メ
ッシュネットを重ね合せて全体を逆円錐状に成した整流
板を嵌込むこと。 (2) 逆円錐状に形成した整流板の下側尖端部に、ド
レーンパイプを下側のミスト溜めバケットに向けて取付
けること。 (3) 2次フイルタの内部に嵌込んだ1次フイルタ
を、円筒形鉄線枠の周囲に不織布で造った濾布を円筒状
に巻付け、更に、この濾布の周囲にメッシュネットを巻
付けて止め具で止めた構造と成し、また、逆円錐状に形
成した整流板に取手を取付けて、この整流板を上記1次
フイルタの上端口より取出し自在に構成すること。 (4) 吸込口を穿設した機体の天井面に吸込口を囲む
パッキンを取付け、また、この天井面には2次フイルタ
の上端部に設けた取付フランジを嵌込んで2次フイルタ
の全体を上下作動自在に吊下げることができるブラケッ
トを設けると共に、上記機体の底面に上縁口にパッキン
を取付けたミスト溜めバケットを上下作動自在に取付
け、このバケットの底面部分には、一方向に回動すると
リフト部がミスト溜めバケットの全体を押上げてその上
縁口のパッキンを1次フイルタの下端口部分に密接し、
更に、1次フイルタの全体を押上げて1次フイルタの上
端口を上記機体の天井面に取付けたパッキンに密接でき
るように構成したリフトハンドルを取付けること。
するために本考案で講じた手段は以下の如くである。フ
ァンの回転による吸引作用によって吸込口から機体内に
吸込んだ気流をフイルタで濾過してミストを分離、捕集
するように構成したミストコレクタに於いて、 (1) 上記のフイルタを、底部にミスト溜めバケット
を取付けた円筒状2次フイルタの内部に、同じく円筒状
に形成した1次フイルタを嵌込んだ内外2重構造に構成
すると共に、上記1次フイルタの上端内側部分には、メ
ッシュネットを重ね合せて全体を逆円錐状に成した整流
板を嵌込むこと。 (2) 逆円錐状に形成した整流板の下側尖端部に、ド
レーンパイプを下側のミスト溜めバケットに向けて取付
けること。 (3) 2次フイルタの内部に嵌込んだ1次フイルタ
を、円筒形鉄線枠の周囲に不織布で造った濾布を円筒状
に巻付け、更に、この濾布の周囲にメッシュネットを巻
付けて止め具で止めた構造と成し、また、逆円錐状に形
成した整流板に取手を取付けて、この整流板を上記1次
フイルタの上端口より取出し自在に構成すること。 (4) 吸込口を穿設した機体の天井面に吸込口を囲む
パッキンを取付け、また、この天井面には2次フイルタ
の上端部に設けた取付フランジを嵌込んで2次フイルタ
の全体を上下作動自在に吊下げることができるブラケッ
トを設けると共に、上記機体の底面に上縁口にパッキン
を取付けたミスト溜めバケットを上下作動自在に取付
け、このバケットの底面部分には、一方向に回動すると
リフト部がミスト溜めバケットの全体を押上げてその上
縁口のパッキンを1次フイルタの下端口部分に密接し、
更に、1次フイルタの全体を押上げて1次フイルタの上
端口を上記機体の天井面に取付けたパッキンに密接でき
るように構成したリフトハンドルを取付けること。
【0008】
【作用】上記の手段は以下の如く作用する。 上記(1)の要素は、フイルタを円筒状に内外2重
構造と成し、且つ、1次フイルタの上端口に逆円錐状に
形成した整流板を嵌込んだ構成にした点で、フイルタの
全体が非常にコンパクト化されてミストコレクタの小型
化を可能にする一方、吸込んだミストを含む空気をメッ
シュネットを重ね合せて逆円錐状に形成した整流板を通
過させることで、粗大ミストとか切粉等をメッシュネッ
トに付着させてその50〜60%程度を捕集でき、ま
た、捕集されたミストは整流板の下側尖端部に流れ落ち
るに従って徐々に成長し、油滴となって下部のミスト溜
めバケットに落下するため、ミストの2次飛散を防止す
ることを可能にする。
構造と成し、且つ、1次フイルタの上端口に逆円錐状に
形成した整流板を嵌込んだ構成にした点で、フイルタの
全体が非常にコンパクト化されてミストコレクタの小型
化を可能にする一方、吸込んだミストを含む空気をメッ
シュネットを重ね合せて逆円錐状に形成した整流板を通
過させることで、粗大ミストとか切粉等をメッシュネッ
トに付着させてその50〜60%程度を捕集でき、ま
た、捕集されたミストは整流板の下側尖端部に流れ落ち
るに従って徐々に成長し、油滴となって下部のミスト溜
めバケットに落下するため、ミストの2次飛散を防止す
ることを可能にする。
【0009】 上記(2)の要素は、逆円錐状に形成
した整流板の尖端に成長しながら流れ落ちて来たミスト
を、ドレーンパイプ内を通して下側のミスト溜めバケッ
ト内に的確に落下させることを可能にする。
した整流板の尖端に成長しながら流れ落ちて来たミスト
を、ドレーンパイプ内を通して下側のミスト溜めバケッ
ト内に的確に落下させることを可能にする。
【0010】 上記(3)の要素は、ミストを捕集し
て汚れた1次フイルタの濾布を交換する場合に、止め具
を外して外周のメッシュネットを取外すだけで濾布の交
換を極めて簡単に行うことができ、また、ミストで汚れ
た整流板の洗浄又は交換に当っては、取手を持って整流
板を1次フイルタの内部から容易に取出すことができる
から、フイルタと整流板のメンテナンスを簡単に行うこ
とを可能にする。
て汚れた1次フイルタの濾布を交換する場合に、止め具
を外して外周のメッシュネットを取外すだけで濾布の交
換を極めて簡単に行うことができ、また、ミストで汚れ
た整流板の洗浄又は交換に当っては、取手を持って整流
板を1次フイルタの内部から容易に取出すことができる
から、フイルタと整流板のメンテナンスを簡単に行うこ
とを可能にする。
【0011】 上記(4)の要素は、リフトハンドル
を一方向に回動するだけで、ミスト溜めバケットを2次
フイルタの下端口に密接(シール)した状態で取付ける
ことができ、更に、2次フイルタの上端口を吸込口を穿
設した機体の天井面に同じく密接(シール)した状態で
取付けることができるため、ファンの回転によって吸込
んだミストを外部に洩らすことなく捕集することができ
ると共に、上記リフトハンドルを他方向に回動してミス
ト溜めバケットを降下すれば、上記各シールが外されて
2次フイルタの脱着をきわめて簡単に行うことを可能に
する。以上の如くであるから、上記の手段によって上述
した技術的課題を解決して、前記従来の技術の問題点を
解消することができる。
を一方向に回動するだけで、ミスト溜めバケットを2次
フイルタの下端口に密接(シール)した状態で取付ける
ことができ、更に、2次フイルタの上端口を吸込口を穿
設した機体の天井面に同じく密接(シール)した状態で
取付けることができるため、ファンの回転によって吸込
んだミストを外部に洩らすことなく捕集することができ
ると共に、上記リフトハンドルを他方向に回動してミス
ト溜めバケットを降下すれば、上記各シールが外されて
2次フイルタの脱着をきわめて簡単に行うことを可能に
する。以上の如くであるから、上記の手段によって上述
した技術的課題を解決して、前記従来の技術の問題点を
解消することができる。
【0012】
【実施例】以下に、上述した本考案に係るミストコレク
タ用フイルタ装置の好適な実施例を添付した図面と共に
詳細に説明する。図1は本考案に係るフイルタ装置を備
えたミストコレクタの一部断面斜視図で、図2は同じく
ミストコレクタの使用状態を説明した構成図を示し、こ
れ等の図面に於いて、1はミストコレクタの機体(ボッ
クス)、2はその上蓋1aに穿設した吸込口、2p(図
4乃至図6参照)はこの吸込口2を囲むように上蓋1a
の天井面に取付けたパッキン、Fは本考案に係るフイル
タ、3はフイルタFの下端部に取付けたミスト溜めバケ
ット、4は吸引用のファン5を回転するモータ、6は排
気口、7は押釦スイッチであって、以上の如く構成した
ミストコレクタは押釦スイッチ7をオンしてモータ4を
作動すると、ファン5が回転してフイルタFを通して吸
引作用が発揮され、図2に示した旋盤T等の発生源Ta
から発生したミストMSを気流と共にダクトホースDH
を通して吸込口2よりフイルタFの内部に吸引して、こ
こでミストを分離捕集してミスト溜めバケット3に溜込
むことができ、また、溜ったミストはバルブ8を開くこ
とによって排油ホース9を通して外部の受容器Hに回収
できるように構成されている。
タ用フイルタ装置の好適な実施例を添付した図面と共に
詳細に説明する。図1は本考案に係るフイルタ装置を備
えたミストコレクタの一部断面斜視図で、図2は同じく
ミストコレクタの使用状態を説明した構成図を示し、こ
れ等の図面に於いて、1はミストコレクタの機体(ボッ
クス)、2はその上蓋1aに穿設した吸込口、2p(図
4乃至図6参照)はこの吸込口2を囲むように上蓋1a
の天井面に取付けたパッキン、Fは本考案に係るフイル
タ、3はフイルタFの下端部に取付けたミスト溜めバケ
ット、4は吸引用のファン5を回転するモータ、6は排
気口、7は押釦スイッチであって、以上の如く構成した
ミストコレクタは押釦スイッチ7をオンしてモータ4を
作動すると、ファン5が回転してフイルタFを通して吸
引作用が発揮され、図2に示した旋盤T等の発生源Ta
から発生したミストMSを気流と共にダクトホースDH
を通して吸込口2よりフイルタFの内部に吸引して、こ
こでミストを分離捕集してミスト溜めバケット3に溜込
むことができ、また、溜ったミストはバルブ8を開くこ
とによって排油ホース9を通して外部の受容器Hに回収
できるように構成されている。
【0013】本考案に係るフイルタ装置は以上述べた如
き構成のミストコレクタに使用されるものであって、以
下にその詳細な構成を図3以下の記載と共に説明する。
図3に於いて符号10で全体的に示したのは円筒状に形
成した1次フイルタであって、この1次フイルタ10は
円筒形鉄線枠10bの周囲にPP不織布で造った濾布1
0aを円筒状に巻付け、更にこの濾布10aの周囲にP
Pメッシュネット10cを巻付けてホック等の止め具1
0d…で止めた構造に成っていて、この止め具10d…
を外してメッシュネット10cを取外せば、濾布10a
の交換等を簡単に行える仕組に成っている。
き構成のミストコレクタに使用されるものであって、以
下にその詳細な構成を図3以下の記載と共に説明する。
図3に於いて符号10で全体的に示したのは円筒状に形
成した1次フイルタであって、この1次フイルタ10は
円筒形鉄線枠10bの周囲にPP不織布で造った濾布1
0aを円筒状に巻付け、更にこの濾布10aの周囲にP
Pメッシュネット10cを巻付けてホック等の止め具1
0d…で止めた構造に成っていて、この止め具10d…
を外してメッシュネット10cを取外せば、濾布10a
の交換等を簡単に行える仕組に成っている。
【0014】また、11はPPメッシュネットを複数枚
重ね合せて全体を逆円錐状に形成した整流板であって、
この整流板11は上述した1次フイルタ10の上端口1
0n内に嵌込み自在に構成されている。11aはこの整
流板11の下側尖端部、11Tは整流板11の脱着時に
使用する取手である。
重ね合せて全体を逆円錐状に形成した整流板であって、
この整流板11は上述した1次フイルタ10の上端口1
0n内に嵌込み自在に構成されている。11aはこの整
流板11の下側尖端部、11Tは整流板11の脱着時に
使用する取手である。
【0015】次に、符号12で全体的に示したのは上記
の1次フイルタ10を嵌込自在に構成した同じく円筒形
状の2次フイルタであって、この2次フイルタ12は円
筒形鉄線枠12tの周囲に断面星型に形成した濾紙12
aを嵌装した成形フイルタであって、その上端口12b
の左右両側には取付フランジ12c,12cが突設さ
れ、また下端部には密接シール用の下端口12dが形成
されている。
の1次フイルタ10を嵌込自在に構成した同じく円筒形
状の2次フイルタであって、この2次フイルタ12は円
筒形鉄線枠12tの周囲に断面星型に形成した濾紙12
aを嵌装した成形フイルタであって、その上端口12b
の左右両側には取付フランジ12c,12cが突設さ
れ、また下端部には密接シール用の下端口12dが形成
されている。
【0016】更に、図3に於いて、1b,1bは上述し
た機体1の上蓋1aの内側面(天井面)に左右に間隔を
あけて取付けた2次フイルタ12の吊下げ用ブラケット
であって、1次フイルタ10を嵌込んだ2次フイルタ1
2は図4に示す如く左右の取付フランジ12c,12c
を左右のブラケット1b,1b間に挿入して支持させる
ことによって、上蓋1aの天井面に上下作動自在に吊下
げられる仕組に成っている。
た機体1の上蓋1aの内側面(天井面)に左右に間隔を
あけて取付けた2次フイルタ12の吊下げ用ブラケット
であって、1次フイルタ10を嵌込んだ2次フイルタ1
2は図4に示す如く左右の取付フランジ12c,12c
を左右のブラケット1b,1b間に挿入して支持させる
ことによって、上蓋1aの天井面に上下作動自在に吊下
げられる仕組に成っている。
【0017】また、図1と図3に於いて13は上面に上
述したミスト溜めバケット3を取付けた昇降台で、この
昇降台13は機体1の低板1c上に取付けた固定枠14
に対して昇降作動自在に取付けられて、且つ、この固定
枠14には昇降台13をミスト溜めバケット3と一体に
昇降作動させるリフトハンドル15が回動自在に取付け
られている。
述したミスト溜めバケット3を取付けた昇降台で、この
昇降台13は機体1の低板1c上に取付けた固定枠14
に対して昇降作動自在に取付けられて、且つ、この固定
枠14には昇降台13をミスト溜めバケット3と一体に
昇降作動させるリフトハンドル15が回動自在に取付け
られている。
【0018】上記のリフトハンドル15には図7に示す
如く押上げ部15aが設けられていて、リフトハンドル
15を横に倒して状態から立てた状態に回動すると、リ
フト部15aが昇降台13をミスト溜めバケット3と共
に押上げて、ミスト溜めバケット3の上縁口3aに取付
けたパッキン3pの部分を図5に示す如く2次フイルタ
12の下端口12dに押し当てて2次フイルタ12を押
上げ、2次フイルタ12の上端口12bを上記上蓋1a
の天井面に取付けたパッキン2pに押し当てて、2次フ
イルタ12の上下両端口をパッキン2pと3pでシール
するように構成されている。
如く押上げ部15aが設けられていて、リフトハンドル
15を横に倒して状態から立てた状態に回動すると、リ
フト部15aが昇降台13をミスト溜めバケット3と共
に押上げて、ミスト溜めバケット3の上縁口3aに取付
けたパッキン3pの部分を図5に示す如く2次フイルタ
12の下端口12dに押し当てて2次フイルタ12を押
上げ、2次フイルタ12の上端口12bを上記上蓋1a
の天井面に取付けたパッキン2pに押し当てて、2次フ
イルタ12の上下両端口をパッキン2pと3pでシール
するように構成されている。
【0019】また、図6に於いて16は上記整流板11
の下側尖端部11aに取付けたドレーンパイプであっ
て、整流板11に捕集されて次第に成長しながら流下し
て来るミストは、尖端部11aよりこのドレーンパイプ
16の中を伝って下側のミスト溜めバケット3内に的確
に落下する仕組に成っている。更に図3乃至図7に於い
て3bはミスト溜めバケット3に設けたミスト排出口
で、この排出口3bに前述した排油ホース9が接続され
ている。
の下側尖端部11aに取付けたドレーンパイプであっ
て、整流板11に捕集されて次第に成長しながら流下し
て来るミストは、尖端部11aよりこのドレーンパイプ
16の中を伝って下側のミスト溜めバケット3内に的確
に落下する仕組に成っている。更に図3乃至図7に於い
て3bはミスト溜めバケット3に設けたミスト排出口
で、この排出口3bに前述した排油ホース9が接続され
ている。
【0020】本考案に係るミストコレクタ用フイルタ装
置は以上述べた如き構成であるから、ミストコレクタに
取付けるに当っては、先ず1次フイルタ10を2次フイ
ルタ12内に嵌込み、次いで、この2次フイルタ12の
左右のフランジ12c,12cを図4に示す如く上蓋1
aの天井面に取付けた左右のブラケット1b,1bの間
に差込んで2次フイルタ12の全体を上下に夫々間隔L
をあけた状態で吊下げ、最後にリフトハンドル15を直
立方向に回動すれば、図7の如くリフト部15aがミス
ト溜めバケット3を押上げてその上端口3aに取付けた
パッキン3pの部分を2次フイルタ12の底面下端口1
2dに押当て、更に、2次フイルタ12の全体を押上げ
てその上端口12bを上蓋1aの天井面に取付けたパッ
キン2pに押当てることができるため、2次フイルタ1
2の上端口12bをパッキン2pでシールした状態で機
体1内の天井面に吊下げることができると共に、同じく
2次フイルタ12の下端口12dにパッキン3pでシー
ルした状態でミスト溜めバケット3を取付けることがで
き、従って、この状態で押釦スイッチ7をオンしてモー
タ4を作動し、ファン5を回転すれば、ミストMSをそ
の発生源TaからダクトホースDH並びに吸込口2を通
して機体1内に吸引して、ここでフイルタFによる濾
過、即ち、ミストMSの分離、捕集を行うことができ
る。
置は以上述べた如き構成であるから、ミストコレクタに
取付けるに当っては、先ず1次フイルタ10を2次フイ
ルタ12内に嵌込み、次いで、この2次フイルタ12の
左右のフランジ12c,12cを図4に示す如く上蓋1
aの天井面に取付けた左右のブラケット1b,1bの間
に差込んで2次フイルタ12の全体を上下に夫々間隔L
をあけた状態で吊下げ、最後にリフトハンドル15を直
立方向に回動すれば、図7の如くリフト部15aがミス
ト溜めバケット3を押上げてその上端口3aに取付けた
パッキン3pの部分を2次フイルタ12の底面下端口1
2dに押当て、更に、2次フイルタ12の全体を押上げ
てその上端口12bを上蓋1aの天井面に取付けたパッ
キン2pに押当てることができるため、2次フイルタ1
2の上端口12bをパッキン2pでシールした状態で機
体1内の天井面に吊下げることができると共に、同じく
2次フイルタ12の下端口12dにパッキン3pでシー
ルした状態でミスト溜めバケット3を取付けることがで
き、従って、この状態で押釦スイッチ7をオンしてモー
タ4を作動し、ファン5を回転すれば、ミストMSをそ
の発生源TaからダクトホースDH並びに吸込口2を通
して機体1内に吸引して、ここでフイルタFによる濾
過、即ち、ミストMSの分離、捕集を行うことができ
る。
【0021】フイルタFによる濾過の状況を更に詳しく
説明すると、吸込口2より吸込まれたミストMSを含む
気流は先ず初めに整流板11に接触し、ここで粗大ミス
トとか切粉がメッシュネットに付着してミスト全体の5
0〜60%が捕集される。
説明すると、吸込口2より吸込まれたミストMSを含む
気流は先ず初めに整流板11に接触し、ここで粗大ミス
トとか切粉がメッシュネットに付着してミスト全体の5
0〜60%が捕集される。
【0022】このようにして整流板11のメッシュネッ
トに捕集されたミストは、下部に流れ落ちるに従って徐
々に成長肥大化されて油滴と成り、その尖端部11aよ
り直接、又は、ドレーンパイプ16を伝って下側のミス
ト溜めバケット3内に溜め込まれ、最終的には排油ホー
ス9を通して外部の受容器Hに回収される。
トに捕集されたミストは、下部に流れ落ちるに従って徐
々に成長肥大化されて油滴と成り、その尖端部11aよ
り直接、又は、ドレーンパイプ16を伝って下側のミス
ト溜めバケット3内に溜め込まれ、最終的には排油ホー
ス9を通して外部の受容器Hに回収される。
【0023】また、上記の整流板11で捕集されなかっ
たミストMSは、その外側の1次フイルタ10、並び
に、更にその外側の2次フイルタ12を通過する際に順
次分離、捕集されて、最終的にはその殆どが油滴となっ
てミスト溜めバケット3内に回収される。
たミストMSは、その外側の1次フイルタ10、並び
に、更にその外側の2次フイルタ12を通過する際に順
次分離、捕集されて、最終的にはその殆どが油滴となっ
てミスト溜めバケット3内に回収される。
【0024】以上のミスト捕集作業が進んでフイルタF
が汚れた場合には、ファン5の回転を止めた後、リフト
ハンドル15を図3の如く横倒回動すれば、ミスト溜め
バケット3が降下して2次フイルタ12の全体を図4に
示した状態、即ち、シールを外した状態に降下させるこ
とができるため、そのまま2次フイルタ12を左右のブ
ラケット1b,1b間から取外して内部の1次フイルタ
10を引出し、更に、整流板11も取手11Tを持って
抜出してこれ等を洗浄したり交換することができ、ま
た、1次フイルタ10の濾布10aを交換する場合は、
周囲に巻付けたメッシュネット10cを止め具10d…
を取外せば、極めて容易に新しい濾布10aと交換する
ことが可能である。
が汚れた場合には、ファン5の回転を止めた後、リフト
ハンドル15を図3の如く横倒回動すれば、ミスト溜め
バケット3が降下して2次フイルタ12の全体を図4に
示した状態、即ち、シールを外した状態に降下させるこ
とができるため、そのまま2次フイルタ12を左右のブ
ラケット1b,1b間から取外して内部の1次フイルタ
10を引出し、更に、整流板11も取手11Tを持って
抜出してこれ等を洗浄したり交換することができ、ま
た、1次フイルタ10の濾布10aを交換する場合は、
周囲に巻付けたメッシュネット10cを止め具10d…
を取外せば、極めて容易に新しい濾布10aと交換する
ことが可能である。
【0025】
【考案の効果】以上述べた次第で本考案に係るミストコ
レクタ用フイルタ装置によれば、フイルタとして円筒状
に造った2次フイルタの内部に同じく円筒状に造った1
次フイルタを嵌込んで内外2重構造と成し、且つ、1次
フイルタの上端内側にメッシュネットを重ね合せて逆円
錐状に形成した整流板を嵌込んだ構成にしているため、
優れたミスト捕集効果を発揮できる割に全体をコンパク
トに構成して、ミストコレクタへの組込みを容易にし、
且つ、ミストコレクタ自体を小型化できる利点を発揮で
きるものであって、工場内の貴重なスペースを活用でき
る利点を発揮できると共に、2次フイルタの上下のシー
ルが完全でミストを再飛散させる心配がなく、また、内
外両フイルタと整流板の取外しと分解が容易で、洗浄と
か交換を簡単に行うことができ、更に、ドレーンパイプ
の使用によて油滴となったミストを周囲に飛散させるこ
となく的確にバケット内に落し込むことができる点と相
俟って、各種ミストの捕集に用いて洵に好適なものであ
る。
レクタ用フイルタ装置によれば、フイルタとして円筒状
に造った2次フイルタの内部に同じく円筒状に造った1
次フイルタを嵌込んで内外2重構造と成し、且つ、1次
フイルタの上端内側にメッシュネットを重ね合せて逆円
錐状に形成した整流板を嵌込んだ構成にしているため、
優れたミスト捕集効果を発揮できる割に全体をコンパク
トに構成して、ミストコレクタへの組込みを容易にし、
且つ、ミストコレクタ自体を小型化できる利点を発揮で
きるものであって、工場内の貴重なスペースを活用でき
る利点を発揮できると共に、2次フイルタの上下のシー
ルが完全でミストを再飛散させる心配がなく、また、内
外両フイルタと整流板の取外しと分解が容易で、洗浄と
か交換を簡単に行うことができ、更に、ドレーンパイプ
の使用によて油滴となったミストを周囲に飛散させるこ
となく的確にバケット内に落し込むことができる点と相
俟って、各種ミストの捕集に用いて洵に好適なものであ
る。
【図1】本考案に係るフイルタ装置を備えたミストコレ
クタの構成を説明した一部破断斜視図である。
クタの構成を説明した一部破断斜視図である。
【図2】本考案に係るフイルタ装置を備えたミストコレ
クタの使用状態を説明した構成図である。
クタの使用状態を説明した構成図である。
【図3】本考案に係るフイルタ装置を分解して示した斜
視図である。
視図である。
【図4】ミスト溜めバケットを上昇させずに2次フイル
タを吊下げた状態で示した本考案の正断面図である。
タを吊下げた状態で示した本考案の正断面図である。
【図5】本考案の使用時の状態を示した正断面図であ
る。
る。
【図6】同じくドレーンパイプを使用した本考案の使用
時の状態を示した正断面図である。
時の状態を示した正断面図である。
【図7】リフトハンドルを回動してミスト溜めバケット
を押上げた状態を示した本考案の部分正面図である。
を押上げた状態を示した本考案の部分正面図である。
1 機体 1a 上蓋 1b ブラケット 2 吸込口 2p パッキン 3 ミスト溜めバケット 3p パッキン 4 モータ 5 ファン 10 1次フイルタ 10a 濾布 10c メッシュネット 10d 止め具 11 整流板 11a 取手 12 2次フイルタ 12b 上端口 12c フランジ 12d 下端口 15 リフトハンドル 15a リフト部 MS ミスト
Claims (4)
- 【請求項1】 ファンの回転による吸引作用によって吸
込口から機体内に吸込んだ気流をフイルタで濾過してミ
ストを分離、捕集するように構成したミストコレクタに
於いて、上記のフイルタを、底部にミスト溜めバケット
を取付けた円筒状2次フイルタの内部に、同じく円筒状
に形成した1次フイルタを嵌込んだ内外2重構造に構成
すると共に、上記1次フイルタの上端内側部分には、メ
ッシュネットを重ね合せて全体を逆円錐状に成した整流
板を嵌込んだことを特徴とするミストコレクタ用フイル
タ装置。 - 【請求項2】 逆円錐状に形成した整流板の下側尖端部
に、ドレーンパイプを下側のミスト溜めバケットに向け
て取付けたことを特徴とする請求項1記載のミストコレ
クタ用フイルタ装置。 - 【請求項3】 2次フイルタの内部に嵌込んだ1次フイ
ルタを、円筒形鉄線枠の周囲に不織布で造った濾布を円
筒状に巻付け、更に、この濾布の周囲にメッシュネット
を巻付けて止め具で止めた構造と成し、また、逆円錐状
に形成した整流板に取手を取付けて、この整流板を上記
1次フイルタの上端口より取出し自在に構成したことを
特徴とする請求項1記載のミストコレクタ用フイルタ装
置。 - 【請求項4】 吸込口を穿設した機体の天井面に吸込口
を囲むパッキンを取付け、また、この天井面には2次フ
イルタの上端部に設けた取付フランジを嵌込んで2次フ
イルタの全体を上下作動自在に吊下げることができるブ
ラケットを設けると共に、上記機体の底面に上縁口にパ
ッキンを取付けたミスト溜めバケットを上下作動自在に
取付け、このバケットの底面部分には、一方向に回動す
るとリフト部がミスト溜めバケットの全体を押上げてそ
の上縁口のパッキンを1次フイルタの下端口部分に密接
し、更に、1次フイルタの全体を押上げて1次フイルタ
の上端口を上記機体の天井面に取付けたパッキンに密接
できるように構成したリフトハンドルを取付けたことを
特徴とする請求項1記載のミストコレクタ用フイルタ装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4897291U JP2552001Y2 (ja) | 1991-05-30 | 1991-05-30 | ミストコレクタ用フイルタ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4897291U JP2552001Y2 (ja) | 1991-05-30 | 1991-05-30 | ミストコレクタ用フイルタ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04134417U JPH04134417U (ja) | 1992-12-15 |
JP2552001Y2 true JP2552001Y2 (ja) | 1997-10-27 |
Family
ID=31927221
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4897291U Expired - Fee Related JP2552001Y2 (ja) | 1991-05-30 | 1991-05-30 | ミストコレクタ用フイルタ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2552001Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3455111B2 (ja) * | 1998-07-31 | 2003-10-14 | アマノ株式会社 | 集塵装置 |
JP4506851B2 (ja) * | 2008-01-22 | 2010-07-21 | 株式会社ゼウス | 円錐型グリスフィルタ |
-
1991
- 1991-05-30 JP JP4897291U patent/JP2552001Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04134417U (ja) | 1992-12-15 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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R250 | Receipt of annual fees |
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