JP2551392Y2 - エアクリーナ - Google Patents

エアクリーナ

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Publication number
JP2551392Y2
JP2551392Y2 JP3905591U JP3905591U JP2551392Y2 JP 2551392 Y2 JP2551392 Y2 JP 2551392Y2 JP 3905591 U JP3905591 U JP 3905591U JP 3905591 U JP3905591 U JP 3905591U JP 2551392 Y2 JP2551392 Y2 JP 2551392Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
filtration element
air cleaner
cover
filter element
open end
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP3905591U
Other languages
English (en)
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JPH04126712U (ja
Inventor
良江 中鉢
勝利 大野
Original Assignee
株式会社テネックス
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Publication date
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  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は内燃機関等に用いるエ
アクリーナの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】内燃機関では筒状のエアクリーナを用い
ることがあり、取付け場所等の関係で傾斜させたり、横
にして使用することがおこなわれる。その場合、ろ過エ
レメント交換が容易におこなえる種々のエアクリーナが
提案されており、一例を示せば実開昭61ー17936
2号公報のものがある。このエアクリーナは有底筒状の
ボディと中央に出口管を備えた平板状のカバーとでなる
ケーシング内に、筒状のろ過エレメントがボディ閉端部
とカバーとで挟持されかつボディ閉端部上方から開端部
に向けて突出したガイド板と該ガイド板に対向してカバ
ーの出口管接続部の上方から突出したガイド板とによっ
てろ過エレメントの内周が支持されて収納されたもので
ある。このエアクリーナにあっては、ろ過エレメントの
装着に際し、ボディのガイド板にろ過エレメントの一端
内周を当接させてろ過エレメントをボディ内に押動し、
ついでカバーのガイド板をろ過エレメントの他端内周に
挿入してろ過エレメントをケーシング内の正常な位置に
配置し、ガバーをボディに緊定させてケーシング内に固
定している。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかし、このエアクリ
ーナは、ボディの閉端部に設けたガイド板にろ過エレメ
ントの内周を当接させるのにボディの奥をのぞき込んで
装着しなれればならず作業が煩わしく、装着後もろ過エ
レメント内周とガイド板とが常に接触しており、内燃機
関の振動がエアクリーナに伝達して接触部から異音が発
生したり、接触部に摩耗を生じる。
【0004】
【課題を解決するための手段】この考案は上記欠点を解
消するためのもので、有底筒状のボディ内に円筒状のろ
過エレメントを配設し、該ろ過エレメントをボディ開端
部に被着するカバーで押圧して取付けるエアクリーナに
おいて、ボディの閉端部内壁中央にろ過エレメントの端
板の中央部に嵌合する皿状の突部を設け、閉端部近傍の
周壁部内壁の二個所以上に断面が略台形形状をなす案内
片を、その傾斜面がボディの開端部側に位置させように
設けるとともに、カバー中央部内面に弓形の案内体を設
けるようにしたものである。
【0005】
【作用】ろ過エレメントを組付けるときは、ボティ開端
部よりろ過エレメントを挿入すると、ろ過エレメントは
その外周がボディ周壁部に添って内部へ送り込まれ、ろ
過エレメントの外端外周が案内の傾斜面を滑動しなが
ら徐々に周壁部から離れ、ろ過エレメント外端内周がボ
ディ閉端部の突部に対峙する。こうしておいてカバー
案内体を介してろ過エレメントを上方へ5押し上げなが
らカバーをボディ開端部に取付けると突部にろ過エレメ
ントの中央部に嵌合し、ろ過エレメントは案内片と接触
することなくケーシング内の正常な位置に組付く。
【0006】
【実施例】以下本考案の実施例を図面により説明する。
図1は本考案のエアクリーナの断面図であって、ケーシ
ング1は薄鋼板製のボディ2とカバー3とからなる。ボ
ディ2は一端が開口した有底筒状のもので、閉端部2a
の内壁には、中央部が内方へ突出した皿状の突部5を設
けてある。ボディ2周壁部2bには開端部2C側の外壁
に入口管6を設けてあり、さらに閉端部2a近傍の内壁
に薄板略台形状の案内片7が図2に示すようにその傾斜
面7aをボディ2の内方でかつ開端部2Cに向けて突出
するように間隙をあけて二個所に設けてある。ボディ2
内にはろ過エレメント4が配設されており、ろ過エレメ
ント4はろ紙で形成された円筒状のもので、両外端には
薄鋼板製環状の端板8、8が被着され、端板8、8には
その内周に合わせて環状のパッキン9が各々添着してあ
る。ろ過エレメント4の一側端板8の内周すなわち中央
はボディ2閉端部2dの突部5に嵌め込まれ、ボディ
2周壁部2bの案内7とろ過エレメント4外周との間
には若干の間隙10が形成されている。ボディ2にはカ
バー3が押圧されて被着されており、カバー3は環板状
のもので一側の外縁にシール体3aが添着され、内周に
はろ過エレメント4内周より若干小径の筒状の出口管1
1が一端をシール体3aより幾分突出させ、他端を図示
しないダクトに接続可能な程度に突出させて固設してあ
る。出口管11には中央が内方に突出した弓形帯状の案
内体12がブリッジ状に一体的に固設しており、案内体
12はボディ2内に配設したろ過エレメント4内側に位
置している。上記実施例では、ケーシング1を鋼板製と
しているが合成樹脂で型成形してもよい。また、ろ過エ
レメント4の一側の端板8を中央に皿状の窪みを設けた
ものとしてもよい。さらに案内板7はボディ2周壁部2
Cに三個所、四個所と任意に設けてもよく、帯状鋼板を
くの字に曲折しボディ2に固着し断面略台形に形成して
もよい。
【0007】このエアクリーナにあってはケーシング1
内にろ過エレメント4を組付ける場合、ボディ2開端部
2Cからろ過エレメント4を挿入すると、ろ過エレメン
ト4はその外周がボディ2の周壁部2bに添ってボディ
2内部へ送り込まれる。次いでろ過エレメント4の一側
外端外周が案内板7のスロープ状の傾斜面7aに至り、
この傾斜面7aを滑動しながらさらに奥へ進みろ過エレ
メント4は徐々に周壁部2bから離れ、図3に示すよう
に外端外周が台形状の案内板7のいわゆる上底の面に到
達すると、ろ過エレメント4外端内周がボディ2閉端部
2dの突部5に対峙する。こうしておいてカバー3の案
内体12をろ過エレメント4他端の外端内周に嵌め込み
カバー3でろ過エレメント4の他側外端を押圧しながら
ボディ2の開端部2cに取付けると、ボディ2の突部5
にろ過エレメント4内周が嵌め込まれ、ボディ2の案内
片7とろ過エレメント4の外周との間に間隙10が形式
されて、ろ過エレメント4が正常な位置に組付く。
【0008】
【考案の効果】以上のように、この考案は、有底筒状の
ボディ内にろ過エレメントを略同心にして配設し、該ろ
過エレメントをボディ開端部に被着するカバーで押圧し
取付けたエアクリーナにおいて、ボディ周壁部の閉端
部近傍に略台形形状の案内を設けたので、ろ過エレメ
ントを装着する時、ろ過エレメントの外端外周が案内
の傾斜面を滑動して、ろ過エレメントの外端外周が周壁
部から浮上りエレメント中央部をボディの突部に正確に
対峙させることができ、さらにカバーをろ過エレメント
を押圧してボディに嵌め込むと、カバー中央の弓形の案
内体の作用によりエレメントの中央部がが突部に嵌合
し、簡単にケーシング内の正常な位置に組付けられ、取
り付け不具合に起因するシール不良を生じない。さらに
ろ過エレメントの中央部がカバーの皿状の突部に嵌合さ
れているので、エアクリーナが振動してもろ過エレメン
トと案内片および案内板とは接触することがなく、異音
発生や摩耗発生が防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示し、ろ過エレメントを組付
けた状態の縦断面図である。
【図2】実施例のエアクリーナを出口管側からみた部分
破断面を含む図である。
【図3】本考案の実施例を示し、ろ過エレメントを組付
ける状態の縦断面図である。
【符号の説明】 2 ボディ 2a 閉端部 2b 周壁部 2c 開端部 3 カバー 4 ろ過エレメント 5 突部 7 案内片 7a 傾斜面 10 間隙

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 有底筒状のボディ内に円筒状のろ過エレ
    メントを配設し、該ろ過エレメントをボディ開端部に被
    着するカバーで押圧して取付けるエアクリーナにおい
    て、ボディの閉端部内壁中央にろ過エレメントの端板の
    中央部に嵌合する皿状の突部を設け、閉端部近傍の周壁
    部内壁の二個所以上に断面が略台形状の案内片をその傾
    斜面がボディの開端部側に位置させるように設けるとと
    もに、カバー中央部内面に弓形の案内体を設けてなる
    アクリーナ。
JP3905591U 1991-04-26 1991-04-26 エアクリーナ Expired - Lifetime JP2551392Y2 (ja)

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JPH04126712U JPH04126712U (ja) 1992-11-18
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KR102370942B1 (ko) * 2017-09-14 2022-03-07 현대자동차주식회사 어댑터 필터고정방식 에어클리너 및 흡기 시스템

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