JP2551063Y2 - 軸受装置 - Google Patents
軸受装置Info
- Publication number
- JP2551063Y2 JP2551063Y2 JP12604590U JP12604590U JP2551063Y2 JP 2551063 Y2 JP2551063 Y2 JP 2551063Y2 JP 12604590 U JP12604590 U JP 12604590U JP 12604590 U JP12604590 U JP 12604590U JP 2551063 Y2 JP2551063 Y2 JP 2551063Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shaft
- sleeve
- permanent magnet
- outer end
- diameter portion
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- Sliding-Contact Bearings (AREA)
- Magnetic Bearings And Hydrostatic Bearings (AREA)
Description
【産業上の利用分野】 本考案はアキシャル方向の位置決め構造を改善した軸
受装置に関する。
受装置に関する。
従来、軸受装置、例えば動圧形流体軸受装置として
は、スリーブと、このスリーブに所定の隙間を隔てて嵌
合する軸と、この軸の外周面と上記スリーブの内周面の
少なくとも一方に形成された動圧発生溝とを備えたもの
が提案されている(特開昭63−145816号公報参照)。 この従来技術では、スリーブの端面と、軸に固定した
ディスクの端面とに永久磁石をそれぞれ設けて、この永
久磁石の反発力により、軸とスリーブのアキシャル方向
の位置決めをしている。
は、スリーブと、このスリーブに所定の隙間を隔てて嵌
合する軸と、この軸の外周面と上記スリーブの内周面の
少なくとも一方に形成された動圧発生溝とを備えたもの
が提案されている(特開昭63−145816号公報参照)。 この従来技術では、スリーブの端面と、軸に固定した
ディスクの端面とに永久磁石をそれぞれ設けて、この永
久磁石の反発力により、軸とスリーブのアキシャル方向
の位置決めをしている。
しかしながら、スリーブ側の軸側に永久磁石をそれぞ
れ組合わせて設ける必要があるから、永久磁石の個数が
多くなり、コンパクト化ができなかった。 また、各永久磁石を位置合わせするための機構も必要
とするので、構造が複雑になるという問題があった。 そこで、本考案の目的は、コンパクト、かつ簡単な構
造でアキシャル方向の位置決めができる軸受装置を提供
することにある。
れ組合わせて設ける必要があるから、永久磁石の個数が
多くなり、コンパクト化ができなかった。 また、各永久磁石を位置合わせするための機構も必要
とするので、構造が複雑になるという問題があった。 そこで、本考案の目的は、コンパクト、かつ簡単な構
造でアキシャル方向の位置決めができる軸受装置を提供
することにある。
上記目的を達成するため、本考案の軸受装置は、大径
部と、この大径部の少なくとも一端部に小径支持部とを
有する軸と、 この軸の大径部の嵌合穴を有するスリーブと、 このスリーブの上記小径支持部が位置する側の嵌合穴
の内周面または上記軸の小径支持部の外周面のいずれか
に設けられ、アキシャル方向の外端面が上記軸の大径部
の端面または上記スリーブの外端面と一致する永久磁石
とを備え、上記永久磁石と対向する上記軸の大径部の少
なくとも端面の近傍の部分あるいは上記永久磁石と対向
する上記スリーブの少なくとも外端面の近傍の部分は上
記永久磁石から吸引力を受ける材料からなっていること
を特徴としている。
部と、この大径部の少なくとも一端部に小径支持部とを
有する軸と、 この軸の大径部の嵌合穴を有するスリーブと、 このスリーブの上記小径支持部が位置する側の嵌合穴
の内周面または上記軸の小径支持部の外周面のいずれか
に設けられ、アキシャル方向の外端面が上記軸の大径部
の端面または上記スリーブの外端面と一致する永久磁石
とを備え、上記永久磁石と対向する上記軸の大径部の少
なくとも端面の近傍の部分あるいは上記永久磁石と対向
する上記スリーブの少なくとも外端面の近傍の部分は上
記永久磁石から吸引力を受ける材料からなっていること
を特徴としている。
上記軸の大径部をスリーブの嵌合穴に嵌合させる。ま
た、上記軸の小径支持部が位置する側の嵌合穴の内周面
に、アキシャル方向の外端面が上記軸の大径部の端面と
一致する永久磁石を設ける。 そして、例えば、軸の小径支持部を基台等で固定した
場合、スリーブが、小径支持部が位置する側のアキシャ
ル方向に移動すると、軸の大径部の端面と永久磁石の外
端面とがずれて不一致になる。 このとき、軸の大径部の端面と永久磁石の外端面との
間の永久磁石のずれた部分の吸引力は、軸の大径部の端
面付近に強く作用する。 したがって、この吸引力でスリーブが、小径支持部が
位置する側と反対のアキシャル方向に移動されて、再び
軸の大径部の端面に永久磁石の外端面が一致する。 このようにして、スリーブに設けた永久磁石の吸引力
により、スリーブと軸のアキシャル方向が位置決めされ
る。 また、軸の小径支持部の外周面に永久磁石を取付け、
この永久磁石の外端面をスリーブの外端面と一致させる
構成にしても、同様の作用が得られる。さらには、スリ
ーブを固定側とし、軸を回転側としても同様の作用が得
られる。
た、上記軸の小径支持部が位置する側の嵌合穴の内周面
に、アキシャル方向の外端面が上記軸の大径部の端面と
一致する永久磁石を設ける。 そして、例えば、軸の小径支持部を基台等で固定した
場合、スリーブが、小径支持部が位置する側のアキシャ
ル方向に移動すると、軸の大径部の端面と永久磁石の外
端面とがずれて不一致になる。 このとき、軸の大径部の端面と永久磁石の外端面との
間の永久磁石のずれた部分の吸引力は、軸の大径部の端
面付近に強く作用する。 したがって、この吸引力でスリーブが、小径支持部が
位置する側と反対のアキシャル方向に移動されて、再び
軸の大径部の端面に永久磁石の外端面が一致する。 このようにして、スリーブに設けた永久磁石の吸引力
により、スリーブと軸のアキシャル方向が位置決めされ
る。 また、軸の小径支持部の外周面に永久磁石を取付け、
この永久磁石の外端面をスリーブの外端面と一致させる
構成にしても、同様の作用が得られる。さらには、スリ
ーブを固定側とし、軸を回転側としても同様の作用が得
られる。
以下、本考案を図示の実施例により詳細に説明する。 第1図に示すように、第1実施例の動圧軸受装置の軸
1は、大径部1aと、この大径部1aの両端部に設けた小径
支持部1b,1cとを有している。この軸1の大径部1aの外
周面には動圧発生溝1d,…,1dを形成している。なお、動
圧軸受装置自体は周知であるから、これ以上の説明は省
略する。上記軸1の一方の小径支持部1bは基台2に固定
されている。 一方、上記軸1の大径部1aを、所定の隙間を隔てて嵌
合する嵌合穴3aを有するスリーブ3を設ける。このスリ
ーブ3の上記小径支持部1b,1cが嵌合する側の嵌合穴3a
の内周面に形成した凹段部3b,3cには、各極S,Nをアキシ
ャル方向にそれぞれ設定した環状の永久磁石4,5をそれ
ぞれ設ける。この永久磁石4,5のアキシャル方向の外端
面4a,5aは、上記軸1の大径部1aの端面1e,1fと、面一と
なるように一致させる。なお、永久磁石4,5は、環状で
なくても、円周上の数箇所に設けても良い。 上記構成によれば、上記スリーブ3が基台2側のアキ
シャル方向に移動すると(二点鎖線a参照)、軸1の大
径部1aの端面1eに対して、永久磁石4の外端面4aがずれ
て不一致になる。 このとき、軸1の大径部1aと永久磁石5との間には、
全体が径方向に対向するため、アキシャル方向の力は作
用しないが、大径部1aの端面1eと永久磁石4の外端面4a
との間の永久磁石4のずれ部分4bの吸引力は、軸1の大
径部1aの端面1eに向けて強く作用する。この吸引力でス
リーブ3が基台2側と反対のアキシャル方向に移動され
て(実線の位置)、再び軸1の大径部1aの端面1eに永久
磁石4の外端面4aが一致する。 同様に、上記スリーブ3が基台2側と反対のアキシャ
ル方向に移動すると(二点鎖線b参照)、軸1の大径部
1aの端面1fに対して、永久磁石5の外端面5aがずれて不
一致になる。 このとき、軸1の大径部1aと磁石4との間には、磁石
4の全体が径方向に対向するため、アキシャル方向に力
が作用しないが、大径部1aの端面1fと永久磁石5の外端
面5aとの間の永久磁石5のずれ部分5bの吸引力は、軸1
の大径部1aの端面1f付近に強く作用する。この吸引力で
スリーブ3が基台2側のアキシャル方向に移動されて
(実線の位置)、再び軸1の大径部1aの端面1fに永久磁
石5の外端面5aが一致する。 したがって、スリーブ3に設けた2個の永久磁石4,5
の吸引力により、スリーブ3と軸1のアキシャル方向が
位置決めされるようになる。 このように、スリーブ3側に2個の永久磁石4,5を設
けるだけでよいから、軸受装置がコンパクトになる。し
かも、従来のような永久磁石の位置合わせ機構も不要で
あるから、構造も簡単である。 第2図は第2軸受装置の動圧軸受装置であり、第1軸
受装置と相違するのは、軸1の大径部1aの一端部のみに
小径支持部1bを設ける一方、スリーブ3の上記小径支持
部1bか位置する側の嵌合穴3aの内周面に形成した凹段部
3bのみに永久磁石4を設けている。 この実施例でも、上記スリーブ3が基台2側のアキシ
ャル方向に移動すると(二点鎖線a参照)、軸1の大径
部1aの端面1eに対して、永久磁石4の外端面4aがずれて
不一致になる。 このとき、軸1の大径部1aの端面1eと永久磁石4の外
端面4aとの間の永久磁石4のずれ部分4bの吸引力は、軸
1の大径部1aの端面1eに向けて強く作用する。この吸引
力でスリーブ3が基台2側と反対のアキシャル方向に移
動されて(実線の位置)、再び軸1の大径部1aの端面1e
に永久磁石4の外端面4aが一致する。 したがって、スリーブ3に設けた1個の永久磁石4の
吸引力により、スリーブ3と軸1のアキシャル方向が位
置決めされるようになる。 第3図は第3実施例の動圧軸受装置であり、第1実施
例と相違するのは、軸1の小径支持部1b,1cの外周面に
大径部1aの端面1e,1fに沿わせるように永久磁石4,5を設
け、各永久磁石4,5のそれぞれの外端面4a,5aをスリーブ
3の外端面3d,3eと面一となるように一致させている。 この実施例でも、第1図の実施例と同様の作用をす
る。すなわち、上記スリーブ3が基台2側のアキシャル
方向に移動すると(二点鎖線a)、スリーブ3の外端面
3eに対して永久磁石5の外端面5aがずれて不一致になる
が、スリーブ3の外端面3eと永久磁石5の外端面5aとの
間の永久磁石5のずれ部分5bの吸引力は、スリーブ3の
外端面3e付近に強く作用する。この吸引力でスリーブ3
が基台2側と反対のアキシャル方向に移動させられて
(実線の位置)、再びスリーブ3の外端面3eが永久磁石
5の外端面5aに一致する。 同様に、上記スリーブ3が基台2側と反対のアキシャ
ル方向に移動したとしても(二点鎖線b)、スリーブ3
の外端面3dと永久磁石4の外端面4aとの間の永久磁石4
のずれ部分4bの吸引力が、スリーブ3の外端面3d付近に
強く作用し、再びスリーブ3の外端面3dが永久磁石4の
外端面4aに一致する。 上記各実施例は動圧軸受装置であったが、静圧軸受装
置や通常の潤滑軸受装置でも本考案が適用できることは
言うまでもない。 また、上記各実施例においては、軸1が固定側で、ス
リーブ3が回転側としたが、基台2の代わりに回転部材
を使用して、軸1を回転させ、スリーブ3を固定する構
成としても全く同様の作用が得られる。 さらには、永久磁石4,5を取付ける側の部材を回転側
とした場合、永久磁石の成形精度および取付精度のアン
バランスがあると、回転部材側の回転精度のアンバラン
スにつながる恐れがあるが、固定側には永久磁石を取付
ける構成とした場合には、回転側のアンバランスをなく
することが可能となる。
1は、大径部1aと、この大径部1aの両端部に設けた小径
支持部1b,1cとを有している。この軸1の大径部1aの外
周面には動圧発生溝1d,…,1dを形成している。なお、動
圧軸受装置自体は周知であるから、これ以上の説明は省
略する。上記軸1の一方の小径支持部1bは基台2に固定
されている。 一方、上記軸1の大径部1aを、所定の隙間を隔てて嵌
合する嵌合穴3aを有するスリーブ3を設ける。このスリ
ーブ3の上記小径支持部1b,1cが嵌合する側の嵌合穴3a
の内周面に形成した凹段部3b,3cには、各極S,Nをアキシ
ャル方向にそれぞれ設定した環状の永久磁石4,5をそれ
ぞれ設ける。この永久磁石4,5のアキシャル方向の外端
面4a,5aは、上記軸1の大径部1aの端面1e,1fと、面一と
なるように一致させる。なお、永久磁石4,5は、環状で
なくても、円周上の数箇所に設けても良い。 上記構成によれば、上記スリーブ3が基台2側のアキ
シャル方向に移動すると(二点鎖線a参照)、軸1の大
径部1aの端面1eに対して、永久磁石4の外端面4aがずれ
て不一致になる。 このとき、軸1の大径部1aと永久磁石5との間には、
全体が径方向に対向するため、アキシャル方向の力は作
用しないが、大径部1aの端面1eと永久磁石4の外端面4a
との間の永久磁石4のずれ部分4bの吸引力は、軸1の大
径部1aの端面1eに向けて強く作用する。この吸引力でス
リーブ3が基台2側と反対のアキシャル方向に移動され
て(実線の位置)、再び軸1の大径部1aの端面1eに永久
磁石4の外端面4aが一致する。 同様に、上記スリーブ3が基台2側と反対のアキシャ
ル方向に移動すると(二点鎖線b参照)、軸1の大径部
1aの端面1fに対して、永久磁石5の外端面5aがずれて不
一致になる。 このとき、軸1の大径部1aと磁石4との間には、磁石
4の全体が径方向に対向するため、アキシャル方向に力
が作用しないが、大径部1aの端面1fと永久磁石5の外端
面5aとの間の永久磁石5のずれ部分5bの吸引力は、軸1
の大径部1aの端面1f付近に強く作用する。この吸引力で
スリーブ3が基台2側のアキシャル方向に移動されて
(実線の位置)、再び軸1の大径部1aの端面1fに永久磁
石5の外端面5aが一致する。 したがって、スリーブ3に設けた2個の永久磁石4,5
の吸引力により、スリーブ3と軸1のアキシャル方向が
位置決めされるようになる。 このように、スリーブ3側に2個の永久磁石4,5を設
けるだけでよいから、軸受装置がコンパクトになる。し
かも、従来のような永久磁石の位置合わせ機構も不要で
あるから、構造も簡単である。 第2図は第2軸受装置の動圧軸受装置であり、第1軸
受装置と相違するのは、軸1の大径部1aの一端部のみに
小径支持部1bを設ける一方、スリーブ3の上記小径支持
部1bか位置する側の嵌合穴3aの内周面に形成した凹段部
3bのみに永久磁石4を設けている。 この実施例でも、上記スリーブ3が基台2側のアキシ
ャル方向に移動すると(二点鎖線a参照)、軸1の大径
部1aの端面1eに対して、永久磁石4の外端面4aがずれて
不一致になる。 このとき、軸1の大径部1aの端面1eと永久磁石4の外
端面4aとの間の永久磁石4のずれ部分4bの吸引力は、軸
1の大径部1aの端面1eに向けて強く作用する。この吸引
力でスリーブ3が基台2側と反対のアキシャル方向に移
動されて(実線の位置)、再び軸1の大径部1aの端面1e
に永久磁石4の外端面4aが一致する。 したがって、スリーブ3に設けた1個の永久磁石4の
吸引力により、スリーブ3と軸1のアキシャル方向が位
置決めされるようになる。 第3図は第3実施例の動圧軸受装置であり、第1実施
例と相違するのは、軸1の小径支持部1b,1cの外周面に
大径部1aの端面1e,1fに沿わせるように永久磁石4,5を設
け、各永久磁石4,5のそれぞれの外端面4a,5aをスリーブ
3の外端面3d,3eと面一となるように一致させている。 この実施例でも、第1図の実施例と同様の作用をす
る。すなわち、上記スリーブ3が基台2側のアキシャル
方向に移動すると(二点鎖線a)、スリーブ3の外端面
3eに対して永久磁石5の外端面5aがずれて不一致になる
が、スリーブ3の外端面3eと永久磁石5の外端面5aとの
間の永久磁石5のずれ部分5bの吸引力は、スリーブ3の
外端面3e付近に強く作用する。この吸引力でスリーブ3
が基台2側と反対のアキシャル方向に移動させられて
(実線の位置)、再びスリーブ3の外端面3eが永久磁石
5の外端面5aに一致する。 同様に、上記スリーブ3が基台2側と反対のアキシャ
ル方向に移動したとしても(二点鎖線b)、スリーブ3
の外端面3dと永久磁石4の外端面4aとの間の永久磁石4
のずれ部分4bの吸引力が、スリーブ3の外端面3d付近に
強く作用し、再びスリーブ3の外端面3dが永久磁石4の
外端面4aに一致する。 上記各実施例は動圧軸受装置であったが、静圧軸受装
置や通常の潤滑軸受装置でも本考案が適用できることは
言うまでもない。 また、上記各実施例においては、軸1が固定側で、ス
リーブ3が回転側としたが、基台2の代わりに回転部材
を使用して、軸1を回転させ、スリーブ3を固定する構
成としても全く同様の作用が得られる。 さらには、永久磁石4,5を取付ける側の部材を回転側
とした場合、永久磁石の成形精度および取付精度のアン
バランスがあると、回転部材側の回転精度のアンバラン
スにつながる恐れがあるが、固定側には永久磁石を取付
ける構成とした場合には、回転側のアンバランスをなく
することが可能となる。
以上の説明からも明らかなように、本考案の軸受装置
によれば、スリーブまたは軸に設けた1個または2個の
永久磁石により、スリーブと軸のアキシャル方向を位置
決めできるようになる。 したがって、従来のように永久磁石を組合わせて設け
る必要がなくなるので、永久磁石の個数が減少し、軸受
装置がコンパクトになる。 また、従来のように、組合わせる永久磁石の位置合わ
せ機構も不要になるので、構造も簡単になる。
によれば、スリーブまたは軸に設けた1個または2個の
永久磁石により、スリーブと軸のアキシャル方向を位置
決めできるようになる。 したがって、従来のように永久磁石を組合わせて設け
る必要がなくなるので、永久磁石の個数が減少し、軸受
装置がコンパクトになる。 また、従来のように、組合わせる永久磁石の位置合わ
せ機構も不要になるので、構造も簡単になる。
第1図は本考案に係る第1実施例の軸受装置の断面図、
第2図は第2実施例の軸受装置の断面図、第3図は第3
実施例の軸受装置の断面図である。 1……軸、1a……大径部、1b,1c……小径支持部、1e,1f
……端面、3……スリーブ、3a……嵌合穴、4,5……永
久磁石、4a,5a……外端部。
第2図は第2実施例の軸受装置の断面図、第3図は第3
実施例の軸受装置の断面図である。 1……軸、1a……大径部、1b,1c……小径支持部、1e,1f
……端面、3……スリーブ、3a……嵌合穴、4,5……永
久磁石、4a,5a……外端部。
Claims (1)
- 【請求項1】大径部と、この大径部の少なくとも一端部
に小径支持部とを有する軸と、 この軸の大径部の嵌合穴を有するスリーブと、 このスリーブの上記小径支持部が位置する側の嵌合穴の
内周面または上記軸の小径支持部の外周面のいずれかに
設けられ、アキシャル方向の外端面が上記軸の大径部の
端面または上記スリーブの外端面と一致する永久磁石と
を備え、上記永久磁石と対向する上記軸の大径部の少な
くとも端面の近傍の部分あるいは上記永久磁石と対向す
る上記スリーブの少なくとも外端面の近傍の部分は上記
永久磁石から吸引力を受ける材料からなっていることを
特徴とする軸受装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12604590U JP2551063Y2 (ja) | 1990-11-27 | 1990-11-27 | 軸受装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12604590U JP2551063Y2 (ja) | 1990-11-27 | 1990-11-27 | 軸受装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0482429U JPH0482429U (ja) | 1992-07-17 |
JP2551063Y2 true JP2551063Y2 (ja) | 1997-10-22 |
Family
ID=31873620
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12604590U Expired - Fee Related JP2551063Y2 (ja) | 1990-11-27 | 1990-11-27 | 軸受装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2551063Y2 (ja) |
-
1990
- 1990-11-27 JP JP12604590U patent/JP2551063Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0482429U (ja) | 1992-07-17 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |