JP2550775Y2 - 米とぎ袋 - Google Patents

米とぎ袋

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JP2550775Y2
JP2550775Y2 JP1991114042U JP11404291U JP2550775Y2 JP 2550775 Y2 JP2550775 Y2 JP 2550775Y2 JP 1991114042 U JP1991114042 U JP 1991114042U JP 11404291 U JP11404291 U JP 11404291U JP 2550775 Y2 JP2550775 Y2 JP 2550775Y2
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rice
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好宏 和多田
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好宏 和多田
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、円筒形の網袋の底部
に流動装置をとりつけた、米とぎ用具に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、炊飯容器または別容器に米と水を
入れて、手で押しもんで米をとぎ、とぎ汁は容器を傾け
て手を当てながら徐々にこす方法が一般的で他の方法は
寡聞である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】これには次のような欠
点があった。 (イ)米を手で押してとぐ方法は、力のかかる部分が不
均等で、とぎ上げるのに時間と手間がかかり、米粒が欠
けるものが多い。 (ロ)とぎ汁を排出するとき、米粒の流出を防ぐための
細かい神経をつかわなければならない。 (ハ)とぎ汁の完全排出がむつかしいため、水分が残
り、米と水の分量関係を確実に計れず、水の分量は勘に
頼っている。
【0004】
【課題を解決するための手段】円筒形網袋(2)の底中
央部に山形の流動装置(4)をとりつける。この流動装
置には中心部に足をつけ(5)、その先端部に吸着板
(6)をつける。本考案は以上のような構成よりなる米
とぎ用具である。
【0005】
【作用】米とぎ袋(2)に米を入れて水容器に浸し、吸
着板(6)が水容器の底に着床し、米全体が水をかぶり
底にたまると吸着板は自動的に水容器の底面に吸着固定
する。そこで米とぎ袋を上げたり下げたりすることによ
り、米は山形の流動装置(4)の頂上部に集積したり、
下方水容器の底に崩落したりして流動する。この作用に
より、米相互の摩擦を生じ米とぎ効果を生ずる(図
3)。
【0006】
【実施例】以下本案の実施例について説明する。 (イ)円筒形網袋(2)は米粒を通さない細目で、網糸
は柔軟性があり強靭なもの、色彩は透明性の清潔感があ
るもの、耐水性も必要である。網目の形状は、縦長の菱
形になるようにする。これは網袋を引き上げるときの張
力を速く作用させるとともに力を抜いたとき網目の横へ
の拡幅を広くして米の拡散をよくする。 (ロ)山形流動装置(4)はその上部が円筒形網袋
(2)の底中央部に接着し、袋の中心部の突き上げと引
き下げの両作用をさせるためのもので形状は山形とし、
材質は柔軟性と弾力があり、できるだけ軽いものがよ
い。そのため中心部をくっている。また、流動装置を水
容器の底に安定させるために足(5)をつけ、その先端
に吸着板(6)をとりつける。吸着板は薄いゴム板を円
形にし、その中心をわずかにくぼませたものである。 (ハ)円筒形網袋(2)に山形流動装置を接着させる方
法は種々あるが、本案では網袋の底部をしぼりつぼめて
円形とし、山形流動装置(4)の足(5)の上部の円柱
にはめ込む方法を採る(図2)。本案は以上のような構
造で、これを使用するときは、米を入れた円筒形網袋
(2)に接着する山形流動装置(4)から水容器に浸
し、吸着板が水容器の底に着床し、米全体が水をかぶ
り、米の重力で網袋は拡張して米を拡散させる。このと
き吸着板(6)は自動的に吸着作用をして水容器の底に
固着する。つぎに、網袋を引き上げて底に拡散した米を
山形流動装置の上部まで引き上げて集積する。このとき
米粒相互間に摩擦を生じ米とぎの効果が生ずる。よって
網袋を引き上げるときはできるだけ急激に引くのがよ
い。流動装置は水容器の底に足を吸着して安定してい
る。この時点で網袋を引く力を抜いて、網袋を下げると
網目は弛緩して米を下に崩落拡散させる(図3)。以上
の過程をくり返すことにより米とぎの効果を生ずる。
【0007】
【考案の効果】(イ)米とぎ作用の力が米粒全部に均等
で摩擦力が適度であるから米粒が欠けることがない。 (ロ)とぎ汁の排出には網袋を引き上げるだけで完全に
できる。 (ハ)排水が完全であるから水加減の分量を正確に計る
ことができる。 (ニ)使い方次第では手を水にぬらさないで米とぎがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の全体斜視図である。
【図2】本考案山形流動装置断面図である。
【図3】本考案作用予想図である。
【符号の説明】
1.出し入れ口枠 2.円筒形網袋 3.山形流動装置の空気孔 4.山形流動装置本体 5.山形流動装置の足 6.吸着板 7.円筒形網袋と山形流動装置の接着線を示す

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円筒形網袋(2)の底中央部に山形の流
    動装置(4)をとりつけ、この流動装置には中心部に足
    (5)をつけ、その先端部に吸着板(6)をとりつけた
    米とぎ袋。
JP1991114042U 1991-12-13 1991-12-13 米とぎ袋 Expired - Lifetime JP2550775Y2 (ja)

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JPS58187263A (ja) * 1982-04-26 1983-11-01 Nippon Kokan Kk <Nkk> ア−ク溶接方法

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