JP2550473Y2 - 歯科用汚液処理槽 - Google Patents

歯科用汚液処理槽

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JP2550473Y2
JP2550473Y2 JP1992020307U JP2030792U JP2550473Y2 JP 2550473 Y2 JP2550473 Y2 JP 2550473Y2 JP 1992020307 U JP1992020307 U JP 1992020307U JP 2030792 U JP2030792 U JP 2030792U JP 2550473 Y2 JP2550473 Y2 JP 2550473Y2
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Inventor
勝 茶谷
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株式会社長田中央研究所
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本考案は、歯科用汚液処理槽、より詳細に
は、歯科治療において生じる汚液汚物を処理する装置に
関する。
【0002】
【従来技術】図1は、本考案による歯科用汚液処理槽
(タンク)の一実施例を説明するための構成図である
が、最初に、この図1を用いて従来技術について説明す
る。図1において、10は本考案による歯科用汚液処理
槽で、該汚液処理槽10の上部には、歯科ユニットに接
続され、歯科治療中に発生する汚液汚物等が吸引排出さ
れる汚液汚物吸気チューブ1の排出口1a、及び、図示
しないバキューム装置に接続されたバキュームチューブ
2の吸気口2aが配設され、下部には排水管3の排出口
3aが配設されている。汚液汚物吸気チューブ1の図示
しない端部は、例えば、歯科ユニットの排唾管或いはス
ピット等に接続されており、歯科治療中、図示しないバ
キューム装置を作動すると、例えば、排水管3中に設け
られている逆止弁3bが作動して汚液処理槽10内が負
圧にされ、汚液汚物吸引チューブ1から歯科治療中に発
生する唾液、血液等の汚液等と共に歯牙の切削破片等の
汚物が吸引されて該汚液処理槽10内に排出される。該
汚液処理槽10内では、周知のように、吸引チューブ1
より排出された気体と液体が分離され、気体はバキュー
ムチューブ2を通して排出され、液体は汚液処理槽10
内にたまり、バキューム装置の作動が停止した時に逆止
弁3bが開き、その時、汚液処理槽10内にたまってい
た汚液が該排水管3を通して排出される。
【0003】汚液処理槽10内には、前記汚液汚物吸気
チューブ1を通して吸引排出された汚物をトラップする
ための金網11が設けられており、該汚物がこの金網1
1にトラップされ、この汚物を取り出して或いは金網ご
と取り出して捨ているが、その際、金網及び汚物にヘド
ロ様のものが付着しており、これが汚物を取り出す時に
手に触れて手が汚れ、気持悪いばかりでなく、不衛生で
あった。また、吸引チューブ1より汚液処理槽10に排
出された気体及び液体中には細菌が生存しており、細菌
が汚液処理槽10内で繁殖する等してバキュームチュー
ブ2、排水管3等を通して排出されると、これが環境汚
染につながり、これもまた不衛生であった。
【0004】
【目的】本考案は、上述のごとき実情に鑑みてなされた
もので、特に、歯科用汚水処理槽内の金網上にトラップ
された汚物を取り出すに際し、該汚物を取り出す前に、
前記金網及び汚物を予め洗浄し、その後に前記汚物を取
り出すようにすること、更には、該汚水処理槽から排出
される気体や液体に殺菌処理を施こし、細菌のいないき
れいな空気或いは汚水として排出するようにすることを
目的としてなされたものである。
【0005】
【構成】本考案は、上記目的を達成するために、上部に
歯科用ユニットからの汚液汚物吸引チューブの出口、及
びバキューム装置へのバキュームチューブの吸気口を有
し、下部に排水管の排出口を有し、かつ、内部に前記吸
引チューブを通して排出された汚物をトラップするため
の金網を有し、歯科治療によって生じた汚液及び汚物を
前記吸引チューブを通して排出し、汚物を前記金網にて
トラップするとともに汚液を前記排水管を通して排水す
る歯科用汚水処理槽において、該処理槽の上部に放水ノ
ズルを有し、該放水ノズルを給水チューブを通して水道
水の蛇口に接続するようにしたこと、更には、該汚水処
理槽内に殺菌灯を設け、該汚水処理槽から排出される空
気や汚水中を、これらの中に存在する細菌を殺菌してか
ら排出するようにしたことを特徴としたものである。以
下、本考案の実施例に基いて説明する。
【0006】図1において、20は本考案により取り付
けられた放水ノズルで、該ノズル20は給水ホース30
を通して水道水用の蛇口40に接続されている。従っ
て、汚液処理槽10内の汚物を取り出すに先立って、該
水道水の蛇口40を開いてノズル20より勢いよく水を
放水すると、汚液処理槽10内の金網11及び該金網1
1上にトラップされている汚物が洗浄され、これらに付
着しているヘドロ様のものが洗い落されるので、該汚物
を取り出す時に該ヘドロ様のものに手を触れることがな
く衛生的である。また、汚物を取り出さない時でも、時
々蛇口40を開いてノズル20より放水して洗浄すること
により、ヘドロ等の汚物によるツマリがなくなる。更に
は、放水ノズル20の放水角度をある程度広くすること
により、汚液処理槽10の内壁をも洗浄することがで
き、汚液処理槽10内をより清潔に保つこてができる。
【0007】また、図1において、50は汚水処理槽1
0内に設けられた殺菌灯で、該殺菌灯50により処理槽
10内の細菌を殺菌すると、バキュームチューブ2より
排出される空気、及び、排水管3より排出される汚水中
に細菌がいなくなり、細菌にて環境が汚染されるような
ことはなく、非常に衛生的である。
【0008】図2は、放水ノズル20の一例を示す図
で、21はニードル、22は外ケース、23は外ケース
回転固定ナットで、外ケース22はネジ等によりニード
ル21に螺合され、矢印A方向に調整可能となってお
り、これにより、放水角度θを調整可能し、汚液処理槽
10内の内壁をも洗浄可能にしている。なお、外ケース
回転固定ナット23は、外ケース22を前述のようにし
て調整した後に、その調整位置に固定しておくためのも
のである。
【0009】
【効果】以上の説明から明らかなように、本考案による
と、歯科治療において発生する汚液汚物等を処理する汚
液処理槽内を清潔に保つことができ、特に、該処理槽内
に配設されている汚物トラップ用の金網及び該金網上に
トラップされている汚物、更には、該処理槽の内壁を予
め洗浄にしてから、該処理槽内にトラップされている汚
物を取り出すようにしたので、該処理槽内に付着してい
るヘドロ様のものに手が触れるようなことはなく、非常
に衛生的である。また、該処理槽から排出される空気や
汚液を殺菌して排出するようにしたので、環境を細菌に
て汚染するようなことはなく、非常に衛生的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案による歯科用汚液処理槽の一実施例を
説明するための構成図である。
【図2】 図1に示した放水ノズル20の一例を説明す
るための断面構成図である。
【符号の説明】
1…汚液汚物吸引排出チューブ、2…バキュームチュー
ブ、3…排水管、10…汚液処理槽、11…金網、20
…放水ノズル、30…給水ホース、40…蛇口、50…
殺菌灯。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上部に歯科用ユニットからの汚液汚物吸
    引チューブの出口、及びバキューム装置へのバキューム
    チューブの吸気口を有し、下部に排水管の排出口を有
    し、かつ、内部に前記吸引チューブを通して排出された
    汚物をトラップするための金網を有し、歯科治療によっ
    て生じた汚液及び汚物を前記吸引チューブを通して排出
    し、汚物を前記金網にてトラップするとともに汚液を前
    記排水管を通して排水する歯科用汚水処理槽において、
    該処理槽の上部に放水ノズルを有し、該放水ノズルを給
    水チューブを通して水道水の蛇口に接続するとともに、
    前記歯科用汚水処理槽内に殺菌灯を有し、該殺菌灯にて
    前記槽内の殺菌を行うようにしたことを特徴とする歯科
    用汚液処理槽。
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JP2018050878A (ja) * 2016-09-28 2018-04-05 株式会社東京技研 歯科医療用気液分離装置,歯科医療用吸引装置,歯科医療用吸引システム,及び歯科医療における気液分離方法

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JPS5634275A (en) * 1979-08-28 1981-04-06 Fujitsu Ltd Photo line sensor

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