JP2550322B2 - スチ−ム式ヘア−アイロン - Google Patents
スチ−ム式ヘア−アイロンInfo
- Publication number
- JP2550322B2 JP2550322B2 JP61138991A JP13899186A JP2550322B2 JP 2550322 B2 JP2550322 B2 JP 2550322B2 JP 61138991 A JP61138991 A JP 61138991A JP 13899186 A JP13899186 A JP 13899186A JP 2550322 B2 JP2550322 B2 JP 2550322B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- grip
- steam
- winding drum
- winding
- hair iron
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Description
本発明は、巻胴に巻き付けた毛髪に対してスチームを
あてることで、毛髪にくせ付けを行なうスチーム式ヘア
ーアイロンに関するものである。
あてることで、毛髪にくせ付けを行なうスチーム式ヘア
ーアイロンに関するものである。
毛髪へのくせ付けを加熱のみで行なうと、低温であれ
ばくせ付け力が弱く、強いカール付けを行なうことがで
きない。逆に高温であるとくせ付け力は強くなるもの
の、毛髪に傷みを与えやすくなるという問題点を有して
いる。このために、実開昭52−43975号公報に示されて
いるように、毛髪を加熱するにあたってスチームを使用
するものが提供されている。 ところで、このヘアーアイロンは一般に毛髪を巻き付
ける巻胴と、この巻胴を一端から突出させているグリッ
プとからなり、全長の長いものとなっている。このため
に、スチーム式でないものにおいては、携帯性を高める
ために、グリップ内に巻胴を収納してしまうことができ
るようにしたものが特開昭53−137748号で提案されてい
る。しかしながら、スチーム式のものでは、このような
グリップ内への巻胴の収納は、給水タンクの配置や巻胴
へのスチームの供給といった点において問題が多い。
ばくせ付け力が弱く、強いカール付けを行なうことがで
きない。逆に高温であるとくせ付け力は強くなるもの
の、毛髪に傷みを与えやすくなるという問題点を有して
いる。このために、実開昭52−43975号公報に示されて
いるように、毛髪を加熱するにあたってスチームを使用
するものが提供されている。 ところで、このヘアーアイロンは一般に毛髪を巻き付
ける巻胴と、この巻胴を一端から突出させているグリッ
プとからなり、全長の長いものとなっている。このため
に、スチーム式でないものにおいては、携帯性を高める
ために、グリップ内に巻胴を収納してしまうことができ
るようにしたものが特開昭53−137748号で提案されてい
る。しかしながら、スチーム式のものでは、このような
グリップ内への巻胴の収納は、給水タンクの配置や巻胴
へのスチームの供給といった点において問題が多い。
本発明はこのような点に鑑み為されたものであり、そ
の目的とするところは携帯性及び使い勝手に優れたスチ
ーム式ヘアーアイロンを提供するにある。
の目的とするところは携帯性及び使い勝手に優れたスチ
ーム式ヘアーアイロンを提供するにある。
しかして本発明は、スチーム噴出口が設けられている
とともにヒータを収容し且つ基端に電源との接続部が設
けられた巻胴と、この巻胴を引き込み収納自在とした中
空のグリップと、巻胴の先端部に装着されて上記ヒータ
に接離自在とされている給水タンクとからなるととも
に、グリップからの巻胴の引き出し状態を保持する係合
部がグリップと巻胴とに設けられ、グリップには上記係
合部の係合を解除するロック解除手段が設けられ、給水
タンクは巻胴のヒータに対してばねにより離反する方向
に付勢されているとともに、このばね力はグリップ内へ
の巻胴の引き込み収納時における抵抗力よりも大とされ
ていることに特徴を有するものであり、給水タンクを先
端部に装着した巻胴をグリップ内に引き込み収納するよ
うにするとともに、グリップから巻胴を引き出した状態
にロックできるようにすることで、給水タンクとヒータ
との接触を図る際に巻胴が引き込まれてしまうことを防
いだものである。しかも巻胴のヒータに対して給水タン
クを離反する方向に付勢しているばねのばね力は、巻胴
をグリップ内に収納する際の抵抗力よりも大きく設定さ
れているから、巻胴を給水タンクを装着したままの状態
で係合手段によるロックを解除して巻胴を押し込んだと
きには、給水タンクの吸水体がばね力によってヒータに
接触することがなく、従って、収納操作時にスチームの
発生がなされることがないものである。 以下本発明を図示の実施例に基づいて詳述すると、こ
のスチーム式ヘアーアイロンは、合成樹脂成形品として
円筒状に形成されているグリップ２と、金属製で周面に
多数個のスチーム噴出口10が形成されている巻胴１と、
巻胴１の先端に着脱自在に且つ摺動自在に装着される給
水タンク３とから構成されている。 グリップ２はその一端に電源コード４の引き出し口28
が設けられているとともに、他端部の外周面にレバー20
と押釦21とが取り付けられているものであり、内面には
係止突起25と駆動突起26とが突設されている。 巻胴１はヒータ16が組み込まれた加熱体15が内部に配
されているとともに、一端に合成樹脂製の基台11が連結
されているものであり、またこの基台11に枢支されてい
る押さえ片18が外周に配設されて、ねじりコイルばね19
によって押さえ片18が巻胴１の外周面に接する方向に付
勢されている。そして巻胴１の他端には給水タンク３が
装着されている。またばね23によって外方へと付勢され
ているロック片22が基台11に取り付けられている。 巻胴１における基台11は、電源コード４の端末の回転
コネクター40を保持しているものであり、内部には接触
ばね41と端子片42とからなるスイッチが配設されてお
り、更に一端を接触ばね41に接触させた駆動子43が取り
付けられている。基台11の外面には他端を突出させてい
るこの駆動子43は、基台11外面に接する復帰ばね片44を
一体に備えて、基台11から突出する方向に付勢されたも
のとなっている。 給水タンク３はケース30とこのケース30の一端開口を
閉じるキャップ36及びキャップ36に取り付けられて一端
をキャップ36の表面に露出させている吸水体31からなる
もので、ケース30の外周面には環状のリブ32と、溝33と
が形成されているとともに、パッキン34が取り付けられ
ている。 このように形成された給水タンク３は、そのキャップ
36側を巻胴１の先端開口に差し込むことによって巻胴１
に取り付けられるとともに、巻胴１の先端部内面に突設
された突起が上記溝33に係合することと、加熱体15との
間に介在するばね35による付勢とで、巻胴１に対し所定
範囲内において軸方向に摺動自在に且つ巻胴１から突出
する方向に付勢されたものとなっており、また給水タン
ク３を回転させることで、上記突起と溝33との係合を外
して、巻胴１から給水タンク３を取り外すことができる
ようにされている。 巻胴１はその基台11側がグリップ２内に収められるの
であるが、グリップ２に対してテレスコピック式に引き
出し自在となるようにされているものであって、第１図
は巻胴１を引き出した状態を示しており、この時、巻胴
１の基台11に取り付けられているロック片22は、グリッ
プ２に取り付けられた押釦21の直下に位置して、ばね23
による付勢で押釦21を押し上げており、またレバー20の
図中矢印で示す方向への操作により、レバー20にて基端
が押される押さえ片18は回動して、図中鎖線で示すよう
に、巻胴１から離れる。ここで係合リブ24とロック片22
との係合方向は、第１図から明らかなように巻胴１の引
き込み方向及び引き出し方向、及び給水タンク３とヒー
タ16とが接離する方向に対して、直交する方向に設定さ
れている。更に、この巻胴１を引き出した状態では、基
台11に取り付けられた駆動子43がグリップ２内面の駆動
突起26に乗り上げて、接点ばね41を押してこれを端子片
42に接触させている。スイッチが閉じられてヒータ16に
通電された状態となっているものである。 毛髪にくせ付けを行なうにあたっては、この第１図に
示す状態で巻胴１に毛髪を巻き付けるとともに押さえ片
18で毛髪を押さえ、そして水が溜められている給水タン
ク３を押し込めばよい。ばね35に抗して押し込まれた給
水タンク３は、第４図に示すように、加熱体15の先端面
に吸水体31を接触させることによってスチームを発生さ
せ、加熱体15からの熱伝導にて加熱された巻胴１からの
熱に加えて、スチームが毛髪を加熱し、毛髪にくせ付け
を行なう。 スチーム発生のための給水タンク３の押し込み方向
は、グリップ２内に巻胴１を収納する方向であるが、グ
リップ２における押釦21とレバー20との間の係合リブ24
に前記ロック片22が当接するために、巻胴１がグリップ
２内に引き込まれてしまうことはない。 不使用時には、巻胴１をグリップ２内に収納すること
ができる。これはグリップ２における押釦21を操作する
ことでロック片22を押し込んでこのロック片22と係合リ
ブ24との係合を外し、この状態で巻胴１を押し込むこと
によって行なう。この操作によって駆動子43が駆動突起
26から離れて復帰するために、スイッチは切れてしまう
ものであり、また収納された巻胴１は、グリップ２内面
の係止突起25にロック片22が係合することから、グリッ
プ２から不用意に巻胴１が出てくることはない。巻胴１
を引き出した状態に保つ係合手段であるところのロック
片22と係合リブ24のうち、ばね23で付勢された可動側の
ロック片22を巻胴１側に設けたことを利用して、収納時
におけるロックも簡単に行なえるようにしているわけで
ある。 尚、給水タンク３を装着したままの状態で押し込んで
も、巻胴１に対して給水タンク３を付勢しているばね35
のばね力は、巻胴１をグリップ２内に収納する際の抵抗
力よりも大きく設定されているために、給水タンク３の
吸水体31が加熱体15に接触することはなく、従って、収
納操作時にスチームの発生がなされることはない。 上述のようにグリップ２内に巻胴１が収納された状態
においても、給水タンク３はグリップ２から突出した状
態にあるために、給水タンク３への水の補給は、第５図
に示すように、この巻胴１をグリップ２内に収納してい
る状態でも行なうことができる。すなわち、給水タンク
３をつかんでこれを回すことで、溝33と巻胴１内面の突
起との係合を外し、そして給水タンク３を引き抜けばよ
い。外周面に設けられているリブ32はこの引き抜き時の
手掛かりとなると同時に、グリップ２内から巻胴１を引
き出す際の手掛かりとなる。
とともにヒータを収容し且つ基端に電源との接続部が設
けられた巻胴と、この巻胴を引き込み収納自在とした中
空のグリップと、巻胴の先端部に装着されて上記ヒータ
に接離自在とされている給水タンクとからなるととも
に、グリップからの巻胴の引き出し状態を保持する係合
部がグリップと巻胴とに設けられ、グリップには上記係
合部の係合を解除するロック解除手段が設けられ、給水
タンクは巻胴のヒータに対してばねにより離反する方向
に付勢されているとともに、このばね力はグリップ内へ
の巻胴の引き込み収納時における抵抗力よりも大とされ
ていることに特徴を有するものであり、給水タンクを先
端部に装着した巻胴をグリップ内に引き込み収納するよ
うにするとともに、グリップから巻胴を引き出した状態
にロックできるようにすることで、給水タンクとヒータ
との接触を図る際に巻胴が引き込まれてしまうことを防
いだものである。しかも巻胴のヒータに対して給水タン
クを離反する方向に付勢しているばねのばね力は、巻胴
をグリップ内に収納する際の抵抗力よりも大きく設定さ
れているから、巻胴を給水タンクを装着したままの状態
で係合手段によるロックを解除して巻胴を押し込んだと
きには、給水タンクの吸水体がばね力によってヒータに
接触することがなく、従って、収納操作時にスチームの
発生がなされることがないものである。 以下本発明を図示の実施例に基づいて詳述すると、こ
のスチーム式ヘアーアイロンは、合成樹脂成形品として
円筒状に形成されているグリップ２と、金属製で周面に
多数個のスチーム噴出口10が形成されている巻胴１と、
巻胴１の先端に着脱自在に且つ摺動自在に装着される給
水タンク３とから構成されている。 グリップ２はその一端に電源コード４の引き出し口28
が設けられているとともに、他端部の外周面にレバー20
と押釦21とが取り付けられているものであり、内面には
係止突起25と駆動突起26とが突設されている。 巻胴１はヒータ16が組み込まれた加熱体15が内部に配
されているとともに、一端に合成樹脂製の基台11が連結
されているものであり、またこの基台11に枢支されてい
る押さえ片18が外周に配設されて、ねじりコイルばね19
によって押さえ片18が巻胴１の外周面に接する方向に付
勢されている。そして巻胴１の他端には給水タンク３が
装着されている。またばね23によって外方へと付勢され
ているロック片22が基台11に取り付けられている。 巻胴１における基台11は、電源コード４の端末の回転
コネクター40を保持しているものであり、内部には接触
ばね41と端子片42とからなるスイッチが配設されてお
り、更に一端を接触ばね41に接触させた駆動子43が取り
付けられている。基台11の外面には他端を突出させてい
るこの駆動子43は、基台11外面に接する復帰ばね片44を
一体に備えて、基台11から突出する方向に付勢されたも
のとなっている。 給水タンク３はケース30とこのケース30の一端開口を
閉じるキャップ36及びキャップ36に取り付けられて一端
をキャップ36の表面に露出させている吸水体31からなる
もので、ケース30の外周面には環状のリブ32と、溝33と
が形成されているとともに、パッキン34が取り付けられ
ている。 このように形成された給水タンク３は、そのキャップ
36側を巻胴１の先端開口に差し込むことによって巻胴１
に取り付けられるとともに、巻胴１の先端部内面に突設
された突起が上記溝33に係合することと、加熱体15との
間に介在するばね35による付勢とで、巻胴１に対し所定
範囲内において軸方向に摺動自在に且つ巻胴１から突出
する方向に付勢されたものとなっており、また給水タン
ク３を回転させることで、上記突起と溝33との係合を外
して、巻胴１から給水タンク３を取り外すことができる
ようにされている。 巻胴１はその基台11側がグリップ２内に収められるの
であるが、グリップ２に対してテレスコピック式に引き
出し自在となるようにされているものであって、第１図
は巻胴１を引き出した状態を示しており、この時、巻胴
１の基台11に取り付けられているロック片22は、グリッ
プ２に取り付けられた押釦21の直下に位置して、ばね23
による付勢で押釦21を押し上げており、またレバー20の
図中矢印で示す方向への操作により、レバー20にて基端
が押される押さえ片18は回動して、図中鎖線で示すよう
に、巻胴１から離れる。ここで係合リブ24とロック片22
との係合方向は、第１図から明らかなように巻胴１の引
き込み方向及び引き出し方向、及び給水タンク３とヒー
タ16とが接離する方向に対して、直交する方向に設定さ
れている。更に、この巻胴１を引き出した状態では、基
台11に取り付けられた駆動子43がグリップ２内面の駆動
突起26に乗り上げて、接点ばね41を押してこれを端子片
42に接触させている。スイッチが閉じられてヒータ16に
通電された状態となっているものである。 毛髪にくせ付けを行なうにあたっては、この第１図に
示す状態で巻胴１に毛髪を巻き付けるとともに押さえ片
18で毛髪を押さえ、そして水が溜められている給水タン
ク３を押し込めばよい。ばね35に抗して押し込まれた給
水タンク３は、第４図に示すように、加熱体15の先端面
に吸水体31を接触させることによってスチームを発生さ
せ、加熱体15からの熱伝導にて加熱された巻胴１からの
熱に加えて、スチームが毛髪を加熱し、毛髪にくせ付け
を行なう。 スチーム発生のための給水タンク３の押し込み方向
は、グリップ２内に巻胴１を収納する方向であるが、グ
リップ２における押釦21とレバー20との間の係合リブ24
に前記ロック片22が当接するために、巻胴１がグリップ
２内に引き込まれてしまうことはない。 不使用時には、巻胴１をグリップ２内に収納すること
ができる。これはグリップ２における押釦21を操作する
ことでロック片22を押し込んでこのロック片22と係合リ
ブ24との係合を外し、この状態で巻胴１を押し込むこと
によって行なう。この操作によって駆動子43が駆動突起
26から離れて復帰するために、スイッチは切れてしまう
ものであり、また収納された巻胴１は、グリップ２内面
の係止突起25にロック片22が係合することから、グリッ
プ２から不用意に巻胴１が出てくることはない。巻胴１
を引き出した状態に保つ係合手段であるところのロック
片22と係合リブ24のうち、ばね23で付勢された可動側の
ロック片22を巻胴１側に設けたことを利用して、収納時
におけるロックも簡単に行なえるようにしているわけで
ある。 尚、給水タンク３を装着したままの状態で押し込んで
も、巻胴１に対して給水タンク３を付勢しているばね35
のばね力は、巻胴１をグリップ２内に収納する際の抵抗
力よりも大きく設定されているために、給水タンク３の
吸水体31が加熱体15に接触することはなく、従って、収
納操作時にスチームの発生がなされることはない。 上述のようにグリップ２内に巻胴１が収納された状態
においても、給水タンク３はグリップ２から突出した状
態にあるために、給水タンク３への水の補給は、第５図
に示すように、この巻胴１をグリップ２内に収納してい
る状態でも行なうことができる。すなわち、給水タンク
３をつかんでこれを回すことで、溝33と巻胴１内面の突
起との係合を外し、そして給水タンク３を引き抜けばよ
い。外周面に設けられているリブ32はこの引き抜き時の
手掛かりとなると同時に、グリップ２内から巻胴１を引
き出す際の手掛かりとなる。
以上のように本発明においては給水タンクが先端部に
装着された巻胴を中空のグリップ内に引き込み収納自在
とし、グリップからの巻胴の引き出し状態を保持する係
合手段とこの係合手段の係合を解除するロック解除手段
とを設けたから、巻胴を引き出した状態では巻胴をグリ
ップに対して係合手段でロックすることで給水タンクを
ばね力に抗して押し込んでも巻胴はグリップ内には引き
込まれず、スチームを発生させることができ、一方、巻
胴を給水タンクを装着したままの状態で係合手段による
ロックを解除して巻胴を押し込むことで、給水タンクを
先端部に装着した巻胴をグリップ内に引き込み収納する
ことができ、従って、スチーム式でありながら携帯性に
優れたものとなる。さらに給水タンクは巻胴のヒータに
対してばねにより離反する方向に付勢されているととも
に、このばね力はグリップ内への巻胴の引き込み収納時
における抵抗力よりも大とされているから、つまり巻胴
のヒータに対して給水タンクを離反する方向に付勢して
いるばねのばね力は、巻胴をグリップ内に収納する際の
抵抗力よりも大きく設定されているから、巻胴を給水タ
ンクを装着したままの状態で係合手段によるロックを解
除して巻胴を押し込んだ時には、給水タンクの吸収体が
ばね力によってヒータに接触することがなく、従って、
収納操作時にスチームの発生がなされることがなく、携
帯性の良さに加えて、使い勝手も良好なものである。
装着された巻胴を中空のグリップ内に引き込み収納自在
とし、グリップからの巻胴の引き出し状態を保持する係
合手段とこの係合手段の係合を解除するロック解除手段
とを設けたから、巻胴を引き出した状態では巻胴をグリ
ップに対して係合手段でロックすることで給水タンクを
ばね力に抗して押し込んでも巻胴はグリップ内には引き
込まれず、スチームを発生させることができ、一方、巻
胴を給水タンクを装着したままの状態で係合手段による
ロックを解除して巻胴を押し込むことで、給水タンクを
先端部に装着した巻胴をグリップ内に引き込み収納する
ことができ、従って、スチーム式でありながら携帯性に
優れたものとなる。さらに給水タンクは巻胴のヒータに
対してばねにより離反する方向に付勢されているととも
に、このばね力はグリップ内への巻胴の引き込み収納時
における抵抗力よりも大とされているから、つまり巻胴
のヒータに対して給水タンクを離反する方向に付勢して
いるばねのばね力は、巻胴をグリップ内に収納する際の
抵抗力よりも大きく設定されているから、巻胴を給水タ
ンクを装着したままの状態で係合手段によるロックを解
除して巻胴を押し込んだ時には、給水タンクの吸収体が
ばね力によってヒータに接触することがなく、従って、
収納操作時にスチームの発生がなされることがなく、携
帯性の良さに加えて、使い勝手も良好なものである。
第１図は本発明一実施例の巻胴引き出し時の縦断面図、
第２図は同上の斜視図、第３図は同上の巻胴収納時の縦
断面図、第４図は同上のスチーム発生時の縦断面図、第
５図は同上の給水タンク取り外し時の縦断面図であっ
て、１は巻胴、２はグリップ、３は給水タンク、４は電
源コード、16はヒータ、21は押釦、22はロック片、23は
ばね、24は係合リブ、32はリブ、35はばねを示す。
第２図は同上の斜視図、第３図は同上の巻胴収納時の縦
断面図、第４図は同上のスチーム発生時の縦断面図、第
５図は同上の給水タンク取り外し時の縦断面図であっ
て、１は巻胴、２はグリップ、３は給水タンク、４は電
源コード、16はヒータ、21は押釦、22はロック片、23は
ばね、24は係合リブ、32はリブ、35はばねを示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ａ４５Ｄ 1/00 ５０５ Ａ４５Ｄ 1/00 ５０５Ｂ ５０５Ｄ ５０７ ５０７Ｂ ５０７Ｆ ５０７Ｇ ５０８ ５０８Ｂ ５０８Ｅ
Claims (5)
- 【請求項１】スチーム噴出口が設けられているとともに
ヒータを収納し且つ基端に電源との接続部が設けられた
巻胴と、この巻胴を引き込み収納自在とした中空のグリ
ップと、巻胴の先端部に装着されて上記ヒータに接離自
在とされている給水タンクとからなるとともに、グリッ
プからの巻胴の引き出し状態を保持する係合手段がグリ
ップと巻胴とに設けられ、グリップには上記係合手段の
係合を解除するロック解除手段が設けられ、給水タンク
は巻胴のヒータに対してばねにより離反する方向に付勢
されているとともに、このばね力はグリップ内への巻胴
の引き込み収納時における抵抗力よりも大とされている
ことを特徴とするスチーム式ヘアーアイロン。 - 【請求項２】係合手段はばねにて弾発付勢されている可
動部材と、この可動部材が係合する固定部材とからな
り、可動部材が巻胴側に設けられていることを特徴とす
る特許請求の範囲第１項記載のスチーム式ヘアーアイロ
ン。 - 【請求項３】グリップに設けられたロック解除手段は、
このグリップに配設されて巻胴における毛髪押さえ片を
駆動するレバーよりも先端側に配されていることを特徴
とする特許請求の範囲第１項記載のスチーム式ヘアーア
イロン。 - 【請求項４】給水タンクはグリップ内に巻胴を収納した
状態においてグリップよりも突出するものであることを
特徴とする特許請求の範囲第１項記載のスチーム式ヘア
ーアイロン。 - 【請求項５】給水タンクはその外周面に手掛かり用のリ
ブを備えていることを特徴とする特許請求の範囲第１項
記載のスチーム式ヘアーアイロン。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61138991A JP2550322B2 (ja) | 1986-06-14 | 1986-06-14 | スチ−ム式ヘア−アイロン |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61138991A JP2550322B2 (ja) | 1986-06-14 | 1986-06-14 | スチ−ム式ヘア−アイロン |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62295606A JPS62295606A (ja) | 1987-12-23 |
| JP2550322B2 true JP2550322B2 (ja) | 1996-11-06 |
Family
ID=15234928
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61138991A Expired - Lifetime JP2550322B2 (ja) | 1986-06-14 | 1986-06-14 | スチ−ム式ヘア−アイロン |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2550322B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2012111898A1 (ko) * | 2011-02-18 | 2012-08-23 | Lee Seung-Soo | 헤어아이론 |
| KR101550506B1 (ko) | 2013-12-12 | 2015-09-04 | 박태종 | 스팀 롤 고데기 |
| KR101753912B1 (ko) | 2011-02-18 | 2017-07-05 | 이승수 | 분해조립이 용이한 헤어아이론 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6089849A (en) | 1998-02-27 | 2000-07-18 | Van Dorn Demag Corporation | Hybrid injection molding machine |
Family Cites Families (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4930183U (ja) * | 1972-06-12 | 1974-03-15 | ||
| JPS5243975U (ja) * | 1975-09-25 | 1977-03-29 | ||
| JPS53137748A (en) * | 1977-05-06 | 1978-12-01 | Matsushita Electric Works Ltd | Hair iron |
| JPS54157782U (ja) * | 1978-04-20 | 1979-11-02 | ||
| JPS571841U (ja) * | 1980-05-29 | 1982-01-07 |
-
1986
- 1986-06-14 JP JP61138991A patent/JP2550322B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2012111898A1 (ko) * | 2011-02-18 | 2012-08-23 | Lee Seung-Soo | 헤어아이론 |
| KR101753912B1 (ko) | 2011-02-18 | 2017-07-05 | 이승수 | 분해조립이 용이한 헤어아이론 |
| KR101550506B1 (ko) | 2013-12-12 | 2015-09-04 | 박태종 | 스팀 롤 고데기 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62295606A (ja) | 1987-12-23 |
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