JP2549752B2 - 防波構造物 - Google Patents

防波構造物

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JP2549752B2 JP2182513A JP18251390A JP2549752B2 JP 2549752 B2 JP2549752 B2 JP 2549752B2 JP 2182513 A JP2182513 A JP 2182513A JP 18251390 A JP18251390 A JP 18251390A JP 2549752 B2 JP2549752 B2 JP 2549752B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、防波構造物に関し、特に岸に臨む一定の海
域を静穏な領域として確保するための防波構造物に関す
る。
[従来の技術] 従来、この種の防波構造物としては、例えば第7図に
示すような防波堤が知られている。
この防波堤は、いわゆる混成堤と称されるもので、捨
て石マウンド10上に構造物であるケーソン12を据え付け
た状態となっていた。ケーソン12はプレキャスト製のコ
ンクリートで形成された重量物となっていた。
また、第8図及び第9図に示すような杭式消波構造物
(特開平2−24408号公報)も知られている。この杭式
消波構造物は、2枚の鉛直透水壁14を平行に設置し、こ
の鉛直透水壁14間に水平透水板16を水面下に設けると共
に、鉛直透水壁14及び水平透水板16を骨組構造物18に保
持し、この骨組構造物18に装着した杭20により地盤に固
定するようにしている。
[発明が解決しようとする課題] 上記第7図に示す防波堤にあっては、全面が不透明な
直立の壁であるため、外海の波をまともに受けることと
なり、条件によっては波の圧力が非常に大きくなるこ
と、反射する波が大きいという短所がある。また、上記
防波堤は航跡波によって生じる湾内の波を沈める消波機
能は有しない。さらに、近年では余暇時間の拡大と共に
海を楽しむ空間の拡大が望まれており、また海の水質浄
化も社会的課題とされているが、このような点について
は上記防波堤では対処できないものであった。
次に、第8図及び第9図に示す杭式消波構造物にあっ
ては、第8図に示すような離岸型のもので、2枚の鉛直
透水壁14及び水平透水板16にて消波機能を働かせ、消波
構造物から岸よりの湾内側を静穏にすることで、岸辺の
砂の削れや、砂の移動などを防止しようとするものであ
るが、消波機能のみで、防波機能は有せず、船の泊地に
必要な静穏度を確保することはできない。
そこで本発明は、消波機能,防波機能及び波力低減機
能を有し、岸に臨む一定の領域を静穏な領域として確保
し、港湾,マリーナ,漁港あるいは海上公園などとして
利用できるようにすることを課題としている。
[課題を解決するための手段] 本発明は、上記課題を解決するためになしたもので、
その解決手段として請求項1の発明は、湾の外側に臨ん
で配設され、消波孔により湾外の波を消波する第1の鉛
直消波板と、 湾の内側に臨みかつ前記第1の鉛直消波板と平行に配
設され、消波孔により湾内の波を消波する第2の鉛直消
波板と、 前記第1及び第2の鉛直消波板間に平行に配設される
湾内外防波用の鉛直防波板と、 前記第1及び第2の鉛直消波板と鉛直防波板との間
で、干潮時の水位よりも低い位置に配設される水平消波
板と、 前記第1,第2の鉛直消波板の上端と鉛直防波板の上端
との間に配設されて、通路を形成する路面用天板と、 を備えることを特徴としている。
また、請求項2の発明は、前記請求項1に記載の防波
構造物において、 前記路面用天板により形成される通路には、側面及び
上面を覆う透明材質製の屋根カバーが設けられているこ
とを特徴としている。
さらに、請求項3の発明は、前記請求項1又は請求項
2に記載の防波構造物において、 前記第2の鉛直消波板と前記鉛直防波板との間の海底
付近に、湾内の溶存酸素量を増加させる曝気装置を配設
したことを特徴としている。
[作 用] 請求項1の発明において、第1の鉛直消波板は外海か
らの波を消波し、また第2の鉛直消波板は湾内の航跡波
等を消波し、さらに消波された湾内外の波は、鉛直防波
板によって防波され、湾内は消波及び防波作用によって
静穏が維持される。
また、水平消波板に形成した多数の消波孔により、波
の周期に拘りなく安定した消波作用がなされる。
さらに、路面用天板にて通路を形成することで、海上
散策を可能にして海を楽しむ空間を増大し、多目的な利
用を図ることができる。
請求項2の発明は、通路を透明材質製の屋根カバーで
覆うことにより、波のしぶきを受けることなく海を眺め
つつ、海上散策を行うことができる。
請求項3の発明は、曝気装置により湾内の溶存酸素量
を増加させることで、湾内の水質汚濁防止をはかり、植
物や魚類の育成に寄与することとなる。
[実施例] 以下、本発明の実施例を図面に基ずいて説明する。
第1図〜第6図は、本発明の一実施例を示す図であ
る。
この防波構造物は、予め鉄骨鉄筋コンクリート(SR
C)にて打設したプレキャスト製のコンクリートからな
る所定長さのブロック体22を第5図(a)及び(b)に
示すように、複数横方向に連接して形成するもので、各
ブロック体22は第1の鉛直消波板24と、第2の鉛直消波
板26と、鉛直防波板28とを複数の補強梁30にて連接一体
化したものとなっている。また、第1の鉛直消波板24、
第2の鉛直消波板26及び鉛直防波板28には、各々海底に
固定するための基礎杭32を挿入する基礎杭案内ロッド34
を一体的に形成している。
第1の鉛直消波板24は、湾の外側に臨んで配設され、
湾の外側から来る外海の波の消波を行なうもので、その
表面から裏面にかけて貫通する多数の消波孔36を有して
いる。この消波孔36は、第1の鉛直消波板24の全体表面
積の例えば約20%程度になるように設定されている。ま
た、第1の鉛直消波板24の高さは、高波時の状態を想定
して満潮時の海面の水位よりも例えば約6m程高く設定し
てある。
第2の鉛直消波板26は、湾の内側に臨んで配設され、
船の航行によって生じる航跡波などの湾内の波の消波を
行うもので、第1の鉛直消波板24と一定間隔を保って平
行に配設してあり、その表面から裏面にかけて貫通する
多数の消波孔38を有している。この消波孔38は、第1の
鉛直消波板と同様に第2の鉛直消波板26の全体表面積の
例えば約20%程度になるように設定されている。また、
第2の鉛直消波板26の高さは、外海の波に比較して湾内
の波はそれほど高くないことから、満潮時の海面の水位
よりも2m程度の高さに設定してある。
鉛直防波板28は、外海からの波が湾内には入り込まな
いように湾内外の防波を行なうもので、第1の鉛直消波
板24と第2の鉛直消波板26との間に、これらと平行に配
設されている。この鉛直防波板28の高さは、第1の鉛直
消波板24の高さに相応して設定されている。また、鉛直
防波板28は、湾内外の波の通過を防止するものである
が、本実施例では湾内の水質保全の目的から下部に通水
孔40を設けるようにしている。この通水孔40は、鉛直防
波板28の面積の例えば約5%の開口率に設定してある。
この鉛直防波板28の開孔率としては、消波板の開孔率よ
りも低いものであればよく、例えば0〜15%の開孔率と
することもできる。
従って、第1の鉛直消波板24及び第2の鉛直消波板26
によって、外海及び湾内の波が消波されて湾内は、静穏
な状態が得られることとなり、しかも鉛直防波板28によ
って、外海の波が湾内に侵入することを十分に低減で
き、湾内の安全な航行が確保されることとなる。
また、この防波構造物では、ブロック体22における第
1及び第2の鉛直消波板24,26と、鉛直防波板28との間
で、干潮時の水位よりも低い位置に、水平消波板42を配
設するようにしている。この水平消波板42には、多数の
消波孔44が形成してある。尚、水平消波板42は、消波板
支持梁46によって補強支持された状態となっている。
従って、第6図に示すように、水平消波板42がない状
態では、破線で示すように波の周期によってエネルギー
損失率が高くなったり低くなったりして不安定であるの
に対して、水平消波板42を設けた状態では、実線で示す
ように波の周期にかかわりなくエネルギー損失率がほぼ
安定した状態となる。
更に、第1の鉛直消波板24と鉛直防波板28との間の頂
部及び第2の鉛直消波板26と鉛直防波板28との間の頂部
の各々に、海上散策用の湾外側及び湾内側の通路48,50
を形成する路面用天板52、54を配設するようにしてい
る。この各天板52,54は上述した各構造部材と一体的に
プレキャストしてもよいし、あるいは基礎杭32の打ち込
み後に、ボルト固定等により締結するものでも良い。
湾外側の通路48は、海面から十分な高さに位置し、そ
の周囲は開放された状態になっている。また、その両側
には安全対策用の手摺56が取り付けられている。尚、湾
外側の通路48を形成する路面用天板52は、補強梁30上に
設けた天板支持梁58に支持されるようになっている。
湾内側の通路50は、湾外側の通路48よりも低い位置に
設けられており、その壁面60及び路面用天板54には、部
分的に透明強化ガラス62が取り付けられ、そこから水中
を覗けるようになっている。また、湾内側の通路50の湾
内側に臨む側面及び上面を透明強化ガラス製の屋根カバ
ー64にて覆い、波のしぶきを受けることなく湾内を眺め
つつ海上散策がなし得るようにしている。
従って、路面用天板52、54に設けて海上散策用の通路
48,50を形成することにより、海を楽しむ空間を増大
し、多目的な利用を図ることが可能となる。
なお、路面用天板52に歩行の邪魔にならない程度の空
隙を設けることも可能である。上記路面用天板52は、大
きな波の消波時に路面用天板52下方から波が路面用天板
52を押し上げるように作用し、路面用天板52に過度の圧
力がかかることとなるため、上記空隙によって路面用天
板52下方の波力を逃がすことができる。この結果路面用
天板52の強度をそれほど高くしなくてもよくなる。
また、この実施例ではブロック体22下部に曝気装置66
を設け、更に上部に照明装置68を設けるようにしてい
る。
曝気装置66は、湾内の容存酸素量を増加して湾内の水
質汚濁防止をはかり、植物や魚類の育成に寄与するもの
で、鉛直防波板28と第2の鉛直消波板26との間に配した
補強梁30内に設けてある。また、この曝気装置66に用い
る加圧空気の駆動源は、図示していないが、湾内側通路
50を形成する路面用天板54上に配するようになってい
る。
照明装置68は、第4図に示すように、第2の鉛直消波
板26の上部に上下動案内バー70を取り付け、この上下動
案内バー70に上下動自在に光ファイバ72の出射端を保持
するファイバホルダ74を取り付けると共に、このファイ
ルホルダ74に重り76及びフロート78を取り付けることに
より、上記フロート78を介し常に海面より一定の深さか
ら水中照明をなし得るようにして演出効果の高い水際照
明を可能にしている。また、この照明装置68には、人工
的な駆動源80を用い、この駆動源80を湾内側の路面用天
板54上に配するようにしている。尚、この人工的な駆動
源80に代えて、駆動源を用いない太陽光の集光によるも
のとすることも可能である。
次に作用を説明する。
先ず、ブロック体22を設置する場合、予め海底の所定
位置に基礎杭32を打ち込んでおいて、その後ブロック体
22に基礎杭案内ロッド34内に基礎杭32を挿入するか、ブ
ロック体22を位置決めした状態で、基礎杭案内ロッド34
内に基礎杭32を挿入して海底に打ち込むようにして固定
する。尚、この場合基礎杭32と基礎杭案内ロッド34との
間にグラウト材を注入して固定するようにしている。こ
の場合、従来の混成堤に比べてプレキャスト構造物の重
量が大幅に軽くなっているので、その運搬及び据付作業
が容易となり、しかも湾内及び湾外の充分な防波機能を
実現できる。
そして、このようにして固定しつつ、第5図(a)ま
たは(b)に示すように、ブロック体22を横方向に連接
して所定の領域を囲み湾などを形成すれば良い。尚、図
示のように航行路82を確保することなく、一定領域を完
全に閉ざして海上公園のようにして利用することも可能
である。
次に、このようにして形成された防波構造物は、外海
からの波を第1の鉛直消波板24によって消波し、また湾
内からの航跡波を第2の鉛直消波板26によって消波する
と共に、湾内外の波を鉛直防波板28によって遮断するこ
ととなる。
従って、湾内は消波及び防波が確実になされて静穏な
状態が維持され、かつ安全な航行が確保されることとな
る。さらに加えて、水平消波板42を併設することによっ
て、波の周期に拘らず安定した消波効果が得られること
となる。
また、頂部に形成した通路48、50によって海上散策を
十分に楽しむことも可能である。この場合、本実施例の
ように湾外に臨む通路48は、高波対策上水面からの高さ
を高く設定し、湾内に臨む通路50は湾内の波が低い関係
から水面からの高さを低く設定し、このために生ずる両
通路48,50間の段差部を利用して、水面に近い側の通路4
8の屋根カバー64に取付け構造を容易に実現することが
可能となる。
更に、鉛直防波板28下部の通水孔40及び曝気装置66に
よって、湾内外の通水及び曝気がなされ、湾内の海水の
浄化、水質保全がなされることとなる。特に、鉛直防波
板28の存在により湾内外の波の行き来が少なくなるた
め、このような曝気装置66の設置意義は高くなる。。
そして更に、光ファイバ72による照明装置68にて海面
より常に一定の深さから水中照明を行なうことで、演出
効果の高い水際照明を楽しむこともできる。
なお、本発明は上記実施例に限定されるものではな
く、本発明の要旨の範囲内で種々の変形実施が可能であ
る。
例えば、上記実施例のように防波構造体の頂部に通路
48,49を設け、かつ、この通路の高さが異なる場合に
は、両通路48,50を行き来できるような段階あるいは類
似の構造物を配設することも可能である。また、このよ
うな防波構造体に浅橋を連結し、この防波構造体の通路
48,50を利用して船舶に対する乗り降りを行うようにし
ても良い。
さらに、消波機能を実現する構造としては、板の消波
孔36,38を貫通して設けるものに限らない。例えば、所
定幅の複数枚の板を、間隔をおいて縦または横に配列
し、各板の間の中のスリット状の隙間を消波孔として利
用する構造であっても良い。
[発明の効果] 以上説明したように、請求項1の発明は、消波孔を有
する湾外側消波用の第1の鉛直消波板と、消波孔を有す
る湾内側消波用の第2の鉛直消波板とで、外海及び湾内
の波を消波することができ、また前記第1及び第2の鉛
直消波板間に平行に配設される湾内外防波用の鉛直波板
にて確実に防波がなしえ、そのため船の泊地に必要な湾
内の確実な静隠を確保でき、かつ湾内の安全な航行を確
保することができるという効果がある。
また、上記効果に加え、上記第1及び第2の鉛直消波
板と鉛直防波板との間における干潮時の水位よりも低い
位置に多数の消波孔を有する水平消波板を配設すること
により、波の周期にかかわりなく安定した消波効果が得
られるという効果がある。
更に、上記第1及び第2の鉛直消波板と鉛直防波板と
の間頂部に、通路を形成する路面用天板を配設すること
により、海上散策用に用いることができ、消波或は防波
以外に多目的に利用することができるという効果があ
る。
請求項2の発明は、通路を透明材質製の屋根カバーで
覆うことにより、波のしぶきを受けることなく海を眺め
つつ、海上散策を行うことができるという効果がある。
そして更に、請求項3の発明は、上記各効果に加え、
曝気装置により湾内の溶存酸素量を増加させることで、
湾内の水質汚濁防止をはかり、植物や魚類の育成に寄与
することとなるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例にかかる防波構造物を示す斜
視図、 第2図は第1図の縦断面図、 第3図はその横断面図、 第4図は第1図の照明装置の拡大図、 第5図(a)及び(b)は各々本実施例の防波構造物を
湾に設置した状態を示す平面図、 第6図は本実施例の水平消波板を用いた場合の波の消波
率を示す特性図、 第7図は従来の防波堤を示す断面図、 第8図は従来の消波構造体を湾に用いた状態を示す平面
図、 第9図は第8図の消波構造体の斜視図である。 24……第1の鉛直消波板、 26……第2の鉛直消波板、 28……鉛直防波板、 36,38,44……消波孔 42……水平消波板、 48,50……通路、 52,54……路面用天板、
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西山 桂司 千葉県柏市豊町2―15―12 (56)参考文献 特開 平2−24408(JP,A) 実開 平2−70018(JP,U)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】湾の外側に臨んで配設され、消波孔により
    湾外の波を消波する第1の鉛直消波板と、 湾の内側に臨みかつ前記第1の鉛直消波板と平行に配設
    され、消波孔により湾内の波を消波する第2の鉛直消波
    板と、 前記第1及び第2の鉛直消波板間に平行に配設される湾
    内外防波用の鉛直防波板と、 前記第1及び第2の鉛直消波板と鉛直防波板との間で、
    干潮時の水位よりも低い位置に配設される水平消波板
    と、 前記第1,第2の鉛直消波板の上端と鉛直防波板の上端と
    の間に配設されて、通路を形成する路面用天板と、 を備えることを特徴とする防波構造物。
  2. 【請求項2】前記請求項1に記載の防波構造物におい
    て、 前記路面用天板により形成される通路には、側面及び上
    面を覆う透明材質製の屋根カバーが設けられていること
    を特徴とする防波構造物。
  3. 【請求項3】前記請求項1又は請求項2に記載の防波構
    造物において、 前記第2の鉛直消波板と前記鉛直防波板との間の海底付
    近に、湾内の溶存酸素量を増加させる曝気装置を配設し
    たことを特徴とする防波構造物。
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