JP2549696B2 - 取付装置 - Google Patents

取付装置

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JP2549696B2
JP2549696B2 JP63084602A JP8460288A JP2549696B2 JP 2549696 B2 JP2549696 B2 JP 2549696B2 JP 63084602 A JP63084602 A JP 63084602A JP 8460288 A JP8460288 A JP 8460288A JP 2549696 B2 JP2549696 B2 JP 2549696B2
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宏一 三戸
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はあらゆる機器の取付装置に関するものであ
る。
従来の技術 従来の取付手段としては、第6図に示すように、第1
の筺体21にねじ孔22を設ける一方、第1の筺体21の上に
配設される第2の筺体23に挿通孔24を設け、ねじ部材25
を第2の筺体23の挿通孔24を介して第1の筺体21のねじ
孔22にねじ込むことにより、そのねじ部材25の頭部25a
で第2の筺体23を押圧して取付けていた。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、この種の取付手段では、多数箇所で取
付けた場合に、第7図に示すように第1の筺体21と第2
の筺体23が湾曲した状態で固定されると、ねじ部材25で
第2の筺体23を押え付けているため平滑状態にならず、
また第1の筺体21と第2の筺体23とが平滑状態で一旦取
付けられると、同様にその後いずれかを湾曲させること
はできなかった。さらに、第1の筺体21と第2の筺体23
とのそれぞれの伸縮率に差がある場合には、環境温度や
湿度などの影響で伸縮寸法の差を生じて伸縮前は互いに
平滑状態であった第1の筺体21と第2の筺体23との少な
くとも一方が湾曲したり、伸縮前の湾曲状態にならなか
ったりする問題があった。
本発明は上記問題を解決するもので、第1の筺体と第
2の筺体とを取付けた後でも互いに平滑状態にしたり、
いずれかを湾曲状態にすることができ、また互いの伸縮
率が異っていても伸縮前の状態を維持できる取付装置を
提供することを目的とするものである。
課題を解決するための手段 上記課題を解決するために本発明は、第1の手段とし
て、第1の筺体の上に配設される第2の筺体に長孔を設
け、上記第1の筺体に、上記第2の筺体の長孔に挿入さ
れて、この第2の筺体の上面よりも上方にわずかに突出
する突部を設けるとともにこの突部の位置にねじ孔を設
け、このねじ孔にねじ込まれるねじ部材を設けたもので
ある。
また、第2の手段として、第1の筺体の上に配設され
る第2の筺体に長孔を設け、上記第1の筺体に、上記第
2の筺体の長孔に挿入されて、小径の上部と大径の下部
とからなり、下部の上面が第2の筺体の上面よりもわず
かに上方に突出する段付突部を設け、この段付突部の上
部に圧入嵌合するリング体を設けたものである。
作用 上記第1の手段により、第2の筺体の長孔に第1の筺
体の突部が挿入されるように第1の筺体の上に第2の筺
体を載せてこの状態で第1の筺体の突部の位置に設けら
れたねじ孔にねじ部材をねじ込むと、ねじ部材の頭部が
第2の筺体の上面のわずかに上方位置に固定される。し
たがって第2の筺体はねじ部材の頭部と第1の筺体との
間に挾まれながら、長孔の長さ方向にスライド可能とな
る。これにより、第1の筺体と第2の筺体とは互いに平
滑状態にされたり、いずれかを湾曲状態にすることがで
き、また互いの伸縮率が異っていても伸縮前の状態は維
持される。
また上記第2の手段により、第2の筺体の長孔に第1
の筺体の段付突部が挿入されるように第1の筺体の上に
第2の筺体を載せて、この状態で第1の筺体の段付突部
の上部にリング部材を圧入嵌合させると、リング部材が
第2の筺体の上面のわずかに上方位置に固定される。し
たがって第2の筺体はリング体と第1の筺体との間に挾
まれながら、長孔の長さ方向にスライド可能となる。こ
れにより第1の筺体と第2の筺体とは互いに平滑状態に
されたり、いずれかが湾曲状態とすることができ、また
互いの伸縮率が異っていても伸縮前の状態は維持され
る。
実施例 以下、本発明の実施例について図面に基づき説明す
る。
第1図および第2図は本発明の一実施例を示す取付装
置の断面図および平面図である。第1図および第2図に
おいて、1は第1の筺体、2は第1の筺体1の上に配設
される第2の筺体、3はねじ部材である。第2の筺体2
にはA方向に延びる長孔4が設けられ、第1の筺体1に
は、第2の筺体2の長孔4に挿入されて、この第2の筺
体2の上面よりも上方にわずかに突出する一対の突部5
がねじ部材3が挿通可能に設けられている。そして、突
部5が設けられた、ねじ部材3が挿通可能な箇所にはね
じ孔6が設けられ、第3図のように第2の筺体2の長孔
4に第1の筺体1の突部5が挿入するように第1の筺体
1の上に第2の筺体2を配設した状態で、ねじ孔6にね
じ部材3がねじ込まれている。第4図に示すようにこの
実施例では2箇所に同じ取付装置が設けられている。
上記構成により、第2の筺体2はねじ部材3の頭部3a
と第1の筺体1とによりゆるやかに挾まれているので、
第1の筺体2より離反することはないが、第2の筺体2
の長孔4と第1の筺体1の突部5との隙間分、第2の筺
体2は第1の筺体1に対してA方向にスライド可能とな
る。したがって第1の筺体1に対して第2の筺体2は通
常は平滑状態であるとともに、いずれか、または両方の
筺体1,2を湾曲させることも自由に行え、さらに互いの
伸縮率が異なっていてもその伸縮は両者とも自由に行え
るので伸縮率の差のために伸縮前は互いに平滑状態であ
ったものがいずれかが湾曲したり、伸縮前の湾曲状態が
変化したりすることはない。
なお、上記実施例においては2箇所とも同じ取付装置
を用いたが、一方のみ従来の取付手段を用いてもよく、
この場合は他方の上記実施例の取付装置が用いられてい
る箇所にて第1の筺体と第2の筺体とがスライド可能と
されているため同様の作用が得られる。また、これらの
取付箇所は2箇所に限られるものではなく、何らかの固
定箇所と、複数箇所の上記取付装置を用いてもよい。
また、第5図は他の実施例の取付装置を示す断面図で
ある。第5図において、11は第1の筺体、12は第1の筺
体11の上に配設される第2の筺体、13はリング体で、第
2の筺体12にはA′方向に延びる長孔14が設けられ、第
1の筺体11には、第2の筺体12の長孔14に挿入されて、
小径の上部15aと大径の下部15bとからなり、下部15bの
上面が第2の筺体12の上面よりも上方にわずかに突出す
る段付突部15が設けられている。そして、第2の筺体12
の長孔14に第1の筺体11の段付突部15が挿入するよう
に、第1の筺体11の上に第2の筺体12を配設した状態
で、段付突部15の上部15aにリング体13が圧入嵌合され
ている。この取付装置によっても第2の筺体12はリング
体13と第1の筺体11とによりゆるやかに挾まれているの
で、第1の筺体11より離反することはないが、第2の筺
体12は第1の筺体11に対してA′方向にスライド可能と
なる。これにより上記実施例と同様の作用効果が得られ
る。
発明の効果 以上のように本発明によれば第1の筺体と第2の筺体
とを所定方向にスライド可能に取付ける構成としたの
で、取付装置により互いに筺体を取付けた後でも互いに
平滑状態、あるいは一方または両方を湾曲状態にするこ
とができ、さらに互いの伸縮率が異なっていても伸縮前
の平滑状態または湾曲状態を維持することができる。ま
た、ねじ部材またはリング体以外の部材を別途必要とす
ることもない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す取付装置の断面図、第
2図は同取付装置の平面図、第3図は同取付装置のねじ
部材を取外した平面図、第4図は同取付装置を複数配置
した場合の断面図、第5図は本発明の他の実施例を示す
取付装置の断面図、第6図は従来の取付装置の断面図、
第7図は同従来の取付装置の問題点を説明するための図
である。 1,11……第1の筺体、2,12……第2の筺体、3……ねじ
部材、4,14……長孔、5……突部、6……ねじ孔、13…
…リング体、15……段付突部、15a……上部、15b……下
部。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1の筺体の上に配設される第2の筺体に
    長孔を設け、上記第1の筺体に、上記第2の筺体の長孔
    に挿入されて、この第2の筺体の上面よりも上方にわず
    かに突出する突部を設けるとともにこの突部の位置にね
    じ孔を設け、このねじ孔にねじ込まれるねじ部材を設
    け、上記第2の筺体がねじ部材の頭部と第1の筺体との
    間で上記長孔の長さ方向にスライド可能に構成した取付
    装置。
  2. 【請求項2】第1の筺体の上に配設される第2の筺体に
    長孔を設け、上記第1の筺体に、上記第2の筺体の長孔
    に挿入されて、小径の上部と大径の下部とからなり、下
    部の上面が第2の筺体の上面よりも上方にわずかに突出
    する段付突部を設け、この段付突部の上部に圧入嵌合す
    るリング体を設け、上記第2の筺体がリング体と第1の
    筺体との間で上記長孔の長さ方向にスライド可能に構成
    した取付装置。
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