JP2549199B2 - 内燃機関用気化器 - Google Patents
内燃機関用気化器Info
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- JP2549199B2 JP2549199B2 JP2287373A JP28737390A JP2549199B2 JP 2549199 B2 JP2549199 B2 JP 2549199B2 JP 2287373 A JP2287373 A JP 2287373A JP 28737390 A JP28737390 A JP 28737390A JP 2549199 B2 JP2549199 B2 JP 2549199B2
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- carburetor
- fuel
- chamber
- air
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02M—SUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
- F02M17/00—Carburettors having pertinent characteristics not provided for in, or of interest apart from, the apparatus of preceding main groups F02M1/00 - F02M15/00
- F02M17/02—Floatless carburettors
- F02M17/04—Floatless carburettors having fuel inlet valve controlled by diaphragm
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02M—SUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
- F02M7/00—Carburettors with means for influencing, e.g. enriching or keeping constant, fuel/air ratio of charge under varying conditions
- F02M7/10—Other installations, without moving parts, for influencing fuel/air ratio, e.g. electrical means
- F02M7/11—Altering float-chamber pressure
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Control Of The Air-Fuel Ratio Of Carburetors (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は気化器を用いる機関用の燃料調量に関し、特
に例えばチェーンソーや芝刈り機及び他の動力式の芝又
は庭で用いるポータブル工具等の装置及びオフロード用
小型スポーツ車等に使用するような小型内燃機関用の小
型ダイアフラム型又はフロート室型の気化器に関する。
に例えばチェーンソーや芝刈り機及び他の動力式の芝又
は庭で用いるポータブル工具等の装置及びオフロード用
小型スポーツ車等に使用するような小型内燃機関用の小
型ダイアフラム型又はフロート室型の気化器に関する。
ダイアフラム型気化器の燃料流は、気化器のベンチュ
リと大気との間に存在する圧力差により左右される。ベ
ンチュリの圧力は機関の設計特徴及び作動状態により左
右される。一般にダイアフラム型気化器は、機関の吸気
マニホルドへ送出すように燃料と空気とを混合させる混
合体用管と、ダイアフラムにより閉鎖してノズルを介し
て燃料を送出するように該混合体用管と連通する燃料室
と、燃料タンクから燃料室までの燃料の送出しを制御す
るためにダイアフラムによって制御される弁装置とを包
合する。混合体用管に入る空気を浄化するためにエアフ
ィルタを設ける。該管には制御部、例えばベンチュリを
形成する。機関が作動しているとき、空気は混合体用管
を流れ、ベンチュリに圧力降下が生じ(すなわち、ベン
チュリ内が部分的に真空になる)、ダイアフラムの外側
への圧力によってダイアフラムは内側にたわみ、圧力降
下が最大であるベンチュリののど部に通常位置するノズ
ルを介して燃料が送出されるが、該ダイアフラムのたわ
みによって弁装置が開口して燃料を燃料室に送出す。
リと大気との間に存在する圧力差により左右される。ベ
ンチュリの圧力は機関の設計特徴及び作動状態により左
右される。一般にダイアフラム型気化器は、機関の吸気
マニホルドへ送出すように燃料と空気とを混合させる混
合体用管と、ダイアフラムにより閉鎖してノズルを介し
て燃料を送出するように該混合体用管と連通する燃料室
と、燃料タンクから燃料室までの燃料の送出しを制御す
るためにダイアフラムによって制御される弁装置とを包
合する。混合体用管に入る空気を浄化するためにエアフ
ィルタを設ける。該管には制御部、例えばベンチュリを
形成する。機関が作動しているとき、空気は混合体用管
を流れ、ベンチュリに圧力降下が生じ(すなわち、ベン
チュリ内が部分的に真空になる)、ダイアフラムの外側
への圧力によってダイアフラムは内側にたわみ、圧力降
下が最大であるベンチュリののど部に通常位置するノズ
ルを介して燃料が送出されるが、該ダイアフラムのたわ
みによって弁装置が開口して燃料を燃料室に送出す。
周知のことであるが、特に比較的速度範囲の広い単一
シリンダ機関の場合、機関の吸気同調により気化器の燃
料調量特性が悪影響を受ける場合が多い。機関の吸気同
調により気化器は燃料を不正確な割合で空気流に送るこ
とになるが、これは気化器を通る空気流が不安定である
ことと、マニホルド及び気化器ボア内を移動中の圧力波
形の影響によるものである。かかる波形は機関吸気弁
(単数又は複数)又はポート(単数又は複数)の開閉に
よって生じ、音速で走行するものであるが、その行動は
当業者にはよく知られている。
シリンダ機関の場合、機関の吸気同調により気化器の燃
料調量特性が悪影響を受ける場合が多い。機関の吸気同
調により気化器は燃料を不正確な割合で空気流に送るこ
とになるが、これは気化器を通る空気流が不安定である
ことと、マニホルド及び気化器ボア内を移動中の圧力波
形の影響によるものである。かかる波形は機関吸気弁
(単数又は複数)又はポート(単数又は複数)の開閉に
よって生じ、音速で走行するものであるが、その行動は
当業者にはよく知られている。
移動する圧力波形が、気化器のノズルから出る燃料に
及ぼす影響は気化器の設計技師の長年に渡る課題であ
る。該波効果はベンチュリを通る機関の吸気空気流によ
り生じる通常真空に重なり合う。すなわち、これによっ
て、空気流によって生じる真空に充分に応答しない態様
でノズルから燃料が送出されることになる。主要噴流
(ベンチュリ内のノズル出口から幾分離れている)にお
ける圧力降下Pが空気流の密度と速度の2乗に比例する
場合、すなわちΔP=ρV2/2の場合に気化器は正常に機
能する。同調波はベンチュリの圧力降下と重なり合って
前記関係に従って設計した燃料調量部に悪影響を及ぼ
す。特に、この同調波が主要噴流の燃料送出し側に働く
ので、主要なノズル燃料制御制限部における圧力降下Δ
Pの所望の設計値に悪影響を及ぼす。
及ぼす影響は気化器の設計技師の長年に渡る課題であ
る。該波効果はベンチュリを通る機関の吸気空気流によ
り生じる通常真空に重なり合う。すなわち、これによっ
て、空気流によって生じる真空に充分に応答しない態様
でノズルから燃料が送出されることになる。主要噴流
(ベンチュリ内のノズル出口から幾分離れている)にお
ける圧力降下Pが空気流の密度と速度の2乗に比例する
場合、すなわちΔP=ρV2/2の場合に気化器は正常に機
能する。同調波はベンチュリの圧力降下と重なり合って
前記関係に従って設計した燃料調量部に悪影響を及ぼ
す。特に、この同調波が主要噴流の燃料送出し側に働く
ので、主要なノズル燃料制御制限部における圧力降下Δ
Pの所望の設計値に悪影響を及ぼす。
かかる同調波、すなわち気化器の混合体用管内に機関
吸気ポートの突然の開閉によって生じる空気圧力波は、
ある種の機関作動状態及びある種の異常状態や、機関の
速度に対する燃料と空気の割合を決定する所望の機関−
気化器の性能曲線から充分に認識されないで逸脱する
(例えば性能曲線における望ましからざる「過多又は過
少個所」)ような状態で燃料が「吐き戻され」たり、特
別燃料消費、機関の動出力、消費材等のパラメータに関
係する問題等の周知の問題の原因となっていることが判
明している。
吸気ポートの突然の開閉によって生じる空気圧力波は、
ある種の機関作動状態及びある種の異常状態や、機関の
速度に対する燃料と空気の割合を決定する所望の機関−
気化器の性能曲線から充分に認識されないで逸脱する
(例えば性能曲線における望ましからざる「過多又は過
少個所」)ような状態で燃料が「吐き戻され」たり、特
別燃料消費、機関の動出力、消費材等のパラメータに関
係する問題等の周知の問題の原因となっていることが判
明している。
又ダイアフラム型又はフロート型とは関係なく気化器
の望ましい又は設計上の燃料調量特性に悪影響を与える
別の周知の問題は、通常気化器の混合体用管への空気入
口の前方に設ける吸気フィルタにほこり、ごみ及び又は
他の空気中の固形粒子が徐々につまることである。
の望ましい又は設計上の燃料調量特性に悪影響を与える
別の周知の問題は、通常気化器の混合体用管への空気入
口の前方に設ける吸気フィルタにほこり、ごみ及び又は
他の空気中の固形粒子が徐々につまることである。
従って本発明の主な目的は、主要噴流又は気化器のベ
ンチュリに供給する他の制御用燃料制限部における圧力
降下に及ぶ上記圧力同調波の悪影響を除去又は改良する
ことにより空気と燃料の割合を所定どうりにより効果的
に保持する前記種類の気化器用燃料調量システム、装置
及び方法を提供することである。
ンチュリに供給する他の制御用燃料制限部における圧力
降下に及ぶ上記圧力同調波の悪影響を除去又は改良する
ことにより空気と燃料の割合を所定どうりにより効果的
に保持する前記種類の気化器用燃料調量システム、装置
及び方法を提供することである。
本発明の別の目的は、ダイアフラム室の「乾」側部の
ベント装置として働き、所定の空気燃料比を維持するよ
うにエアフィルタの詰まり問題に及ぼす悪影響を防止又
は除去して効果的に機能する前記装置を包合する改良型
気化器を提供することである。
ベント装置として働き、所定の空気燃料比を維持するよ
うにエアフィルタの詰まり問題に及ぼす悪影響を防止又
は除去して効果的に機能する前記装置を包合する改良型
気化器を提供することである。
更に本発明の目的は、ダイアフラム型気化器と同様に
フロート型気化器にも適用可能な前記特徴を有する燃焼
調量システム方法及び装置を提供することである。
フロート型気化器にも適用可能な前記特徴を有する燃焼
調量システム方法及び装置を提供することである。
更にもう1つの本発明の目的は、前記同調波の効果を
燃料調量装置を効果的に調整するのに利用して経済的領
域では混合体を僅かに用い、パワーアップ領域では多く
用いるうように優れた方法で効果を調整可能な前記特徴
を有する燃料調量装置及び方法を提供することである。
燃料調量装置を効果的に調整するのに利用して経済的領
域では混合体を僅かに用い、パワーアップ領域では多く
用いるうように優れた方法で効果を調整可能な前記特徴
を有する燃料調量装置及び方法を提供することである。
要約すれば、本発明の目的は、気化器のベンチュリ内
の空気流に課せられる機関同調圧力波の動的及び静的成
分を感知し、圧力波がダイアフラムの両側によりよく課
せられるように該成分をダイアフラムの下側(「乾」側
部)に送るようにすることによって圧力波の悪影響を主
に除去し、ダイアフラム燃料室とベンチュリの主要ノズ
ルとの間に働く所望の圧力降下ΔPのみを残すことを特
徴とするベント通路を備えるダイアフラム気化器を提供
することにより達成される。これは、ベント通路の1端
をダイアフラム室の乾側部に連通させ、ベント通路の他
端を特殊な空気圧感知ピトー管を介して気化器ベンチュ
リと連通させることにより達成され、この場合、該ピト
ー管は、該管及び燃料ノズルが同時刻に同一の同調圧力
波を受けるように、吸込空気流及び主要燃料ノズル出口
に対して所定の方法で方向決め及び位置決め可能であ
る。代案として、ベント通路のピトー管と主要燃料ノズ
ル開口部を気化器ののど部ボア内の波が伝達される方向
に所定の進み又は遅れ量だけベンチュリ通路にて相互に
僅かに互い違いにすることによって該2個のベンチュリ
開口部相互間に進み又は遅れの波衝突関係を成立させる
こともできる。それによって、ピトー管と主要燃料噴射
ノズルとの間の所定の隔設変位方向及び量とに基づい
て、経済領域では比較的少い量の混合体を、又、パワー
アップ領域では比較的多量の混合体を用いるように優れ
た方法で改良するために、計測圧力降下に及ぼす圧力波
の影響で所定の移相が形成される。
の空気流に課せられる機関同調圧力波の動的及び静的成
分を感知し、圧力波がダイアフラムの両側によりよく課
せられるように該成分をダイアフラムの下側(「乾」側
部)に送るようにすることによって圧力波の悪影響を主
に除去し、ダイアフラム燃料室とベンチュリの主要ノズ
ルとの間に働く所望の圧力降下ΔPのみを残すことを特
徴とするベント通路を備えるダイアフラム気化器を提供
することにより達成される。これは、ベント通路の1端
をダイアフラム室の乾側部に連通させ、ベント通路の他
端を特殊な空気圧感知ピトー管を介して気化器ベンチュ
リと連通させることにより達成され、この場合、該ピト
ー管は、該管及び燃料ノズルが同時刻に同一の同調圧力
波を受けるように、吸込空気流及び主要燃料ノズル出口
に対して所定の方法で方向決め及び位置決め可能であ
る。代案として、ベント通路のピトー管と主要燃料ノズ
ル開口部を気化器ののど部ボア内の波が伝達される方向
に所定の進み又は遅れ量だけベンチュリ通路にて相互に
僅かに互い違いにすることによって該2個のベンチュリ
開口部相互間に進み又は遅れの波衝突関係を成立させる
こともできる。それによって、ピトー管と主要燃料噴射
ノズルとの間の所定の隔設変位方向及び量とに基づい
て、経済領域では比較的少い量の混合体を、又、パワー
アップ領域では比較的多量の混合体を用いるように優れ
た方法で改良するために、計測圧力降下に及ぼす圧力波
の影響で所定の移相が形成される。
同様にフロート室型気化器の場合も、ベント通路の前
記1端をフロート室の燃料だめ又はタンクのヘッドスペ
ースと連通させるが、この場合燃料表面と内部のフロー
トはダイアフラムと同等のものと考えられ、フロート室
のヘッドスペースは「乾側」室として処理される。
記1端をフロート室の燃料だめ又はタンクのヘッドスペ
ースと連通させるが、この場合燃料表面と内部のフロー
トはダイアフラムと同等のものと考えられ、フロート室
のヘッドスペースは「乾側」室として処理される。
本発明の他の特徴及び利点は、本発明の実施例を非制
限例として示し、記載のない限り一定の縮尺で示した添
附の図面を参照して以下に詳述する。
限例として示し、記載のない限り一定の縮尺で示した添
附の図面を参照して以下に詳述する。
添附の図を参照して更に詳述すると、第1図は、チェ
ーンソー機関で使用するように設計され、本発明の燃料
調量装置を実施するために現在既知の好適実施例を包含
するダイアフラム気化器20の実施例を示す。後述のこと
を除き、気化器20は従来の技術的特徴を有する既知の構
造のものである。気化器20の主要本体22は、それの上面
部に固定した頂部カバー又はキャップ板24と、下面部に
固定した底部カバー組立体26とを有する。第1図の側面
図には、チョーク軸28、スロットル軸30、スロットルス
トップアーム32、スロットルストップ調節ねじ34、高速
ニードル弁36、及び低速ニードル弁38とを示す。
ーンソー機関で使用するように設計され、本発明の燃料
調量装置を実施するために現在既知の好適実施例を包含
するダイアフラム気化器20の実施例を示す。後述のこと
を除き、気化器20は従来の技術的特徴を有する既知の構
造のものである。気化器20の主要本体22は、それの上面
部に固定した頂部カバー又はキャップ板24と、下面部に
固定した底部カバー組立体26とを有する。第1図の側面
図には、チョーク軸28、スロットル軸30、スロットルス
トップアーム32、スロットルストップ調節ねじ34、高速
ニードル弁36、及び低速ニードル弁38とを示す。
第2図及び第5図から最もよく判るように、気化器20
混合体用管又はボア40と、ボア40内に設けるベンチュリ
制限部42とを有する。チョーク弁44はチョーク軸28に取
付けられ、ベンチュリ42の上流のボア40に到る入口部
(チョークボア内)に位置し、ベンチュリ42の下流のボ
ア40(スロットルボア部)内に配置するようにスロット
ル軸30にはスロットル弁(図示せず)を設ける。
混合体用管又はボア40と、ボア40内に設けるベンチュリ
制限部42とを有する。チョーク弁44はチョーク軸28に取
付けられ、ベンチュリ42の上流のボア40に到る入口部
(チョークボア内)に位置し、ベンチュリ42の下流のボ
ア40(スロットルボア部)内に配置するようにスロット
ル軸30にはスロットル弁(図示せず)を設ける。
当業者には明らかなように、カバー24と本体22との間
に位置する構成部材によって形成されるポンプ(図示せ
ず)によって気化器に燃料を供給する。燃料ポンプの吐
出し部は通路50とフィルタスクリーン52を介して気化器
の燃料調量室56に到る通路54と連結する。通路54のニー
ドル弁58は計測又は「湿」室56とベント又は「乾」室62
との間にあるダイアフラム60によって制御される。ダイ
アフラム60は、弁58を閉鎖位置に移動させるような方向
にばね66によって付勢されるレバー64により弁58と連結
する。
に位置する構成部材によって形成されるポンプ(図示せ
ず)によって気化器に燃料を供給する。燃料ポンプの吐
出し部は通路50とフィルタスクリーン52を介して気化器
の燃料調量室56に到る通路54と連結する。通路54のニー
ドル弁58は計測又は「湿」室56とベント又は「乾」室62
との間にあるダイアフラム60によって制御される。ダイ
アフラム60は、弁58を閉鎖位置に移動させるような方向
にばね66によって付勢されるレバー64により弁58と連結
する。
主要燃料ノズル出口70は気化器のベンチュリ42内に開
口し、従来通りにその軸線はベンチュリ42の軸線及びボ
ア40内の機関の吸気流の方向に対して垂直に指向する。
従って基本的に空気流の静圧のみがノズル70によって感
知される。ノズル70は、調節可能な高速ニードル弁36を
有する燃料ネットワークによって燃料調量室56と主要燃
料調量装置を経由して連結し、該弁36は毛管シールスク
リーン75を介してノズル出口部70に燃料を供給する燃料
だめ74に該ネットワークを介して達する通路72を通過す
る流れを制御する。望ましくは高速ニードル弁36は温度
補償ニードル弁で主要燃料調量制御部として働き、Wood
y氏及びSwanson氏によるもので本出願人による1988年7
月26日付米国特許第4,759,883号の明細書及び請求の範
囲により構成される。
口し、従来通りにその軸線はベンチュリ42の軸線及びボ
ア40内の機関の吸気流の方向に対して垂直に指向する。
従って基本的に空気流の静圧のみがノズル70によって感
知される。ノズル70は、調節可能な高速ニードル弁36を
有する燃料ネットワークによって燃料調量室56と主要燃
料調量装置を経由して連結し、該弁36は毛管シールスク
リーン75を介してノズル出口部70に燃料を供給する燃料
だめ74に該ネットワークを介して達する通路72を通過す
る流れを制御する。望ましくは高速ニードル弁36は温度
補償ニードル弁で主要燃料調量制御部として働き、Wood
y氏及びSwanson氏によるもので本出願人による1988年7
月26日付米国特許第4,759,883号の明細書及び請求の範
囲により構成される。
本発明による気化器の主な特徴によれば、気化器20に
はニードル弁36及びそれと結合した通路72の燃料調量機
能に悪影響を及ぼすような、ベンチュリ42に伝わる同調
圧力波の効果を改良及び又は除去するように作動するベ
ント通路装置を設ける。
はニードル弁36及びそれと結合した通路72の燃料調量機
能に悪影響を及ぼすような、ベンチュリ42に伝わる同調
圧力波の効果を改良及び又は除去するように作動するベ
ント通路装置を設ける。
該ベント通路はベンチュリ42内の特別構造の圧力感知
ポートと乾燥側室62とを相互連結する。次に第5図及び
第6図において、機関の吸気により中ぐり部40を通って
引き出される空気流にベンチュリ42から突出するように
ピトー管突出部80が本体22と一体形成される。突出部80
は短い入口通路86に到る一体型フード84によって画定さ
れるフレア口部82を有する。通路86の軸線はボア40の軸
線に平行であるので、口部82はボア40を通る空気流に対
する上流に直接面する。口部82は気化器のスロートと連
通するベント通路装置の末端部を画定する。通路86は盲
端付近にて通路88と連結する盲ボアを構成し、この場合
該通路88の軸線は盲ボア部86の軸線に対して垂直に位置
する。通路88は圧入ボール91によって外端部にて閉鎖し
た同軸穴ぐり部と合併する。通路90には、第7図にて最
も明らかなように本体22の底面94へ開口する短形通路92
(第5図に点線で概略を示す)が横切っている。通路92
は底カバー26(第9,10及び11図)に形成した通路96と連
通し、通路96は通路98及び100によって乾側室62と連結
する。通路100は、ダイアフラム燃料調量室62の乾側部
と連通するベント通路装置の対向端を構成する。
ポートと乾燥側室62とを相互連結する。次に第5図及び
第6図において、機関の吸気により中ぐり部40を通って
引き出される空気流にベンチュリ42から突出するように
ピトー管突出部80が本体22と一体形成される。突出部80
は短い入口通路86に到る一体型フード84によって画定さ
れるフレア口部82を有する。通路86の軸線はボア40の軸
線に平行であるので、口部82はボア40を通る空気流に対
する上流に直接面する。口部82は気化器のスロートと連
通するベント通路装置の末端部を画定する。通路86は盲
端付近にて通路88と連結する盲ボアを構成し、この場合
該通路88の軸線は盲ボア部86の軸線に対して垂直に位置
する。通路88は圧入ボール91によって外端部にて閉鎖し
た同軸穴ぐり部と合併する。通路90には、第7図にて最
も明らかなように本体22の底面94へ開口する短形通路92
(第5図に点線で概略を示す)が横切っている。通路92
は底カバー26(第9,10及び11図)に形成した通路96と連
通し、通路96は通路98及び100によって乾側室62と連結
する。通路100は、ダイアフラム燃料調量室62の乾側部
と連通するベント通路装置の対向端を構成する。
本発明によると、ボア40と連通するベント通路の入口
82は、ベンチュリ42によって画定される円の平面で、ノ
ズル70の出口をも含む平面に位置しなければならないこ
とが判っている。同じく、この該ベント通路への該入口
は第5,6図に示す如くフレア口部82及びフード84を有す
るピトー管として形成することが望ましいと判ってい
る。更に、入口通路86の軸線は、ボア40内の及びベンチ
ュリ42を通過する空気流速度がチョーク弁44を完全開に
した機関作動状態にて最大値となるような前記ベンチュ
リ面にある帯域に望ましくは位置すべきである。
82は、ベンチュリ42によって画定される円の平面で、ノ
ズル70の出口をも含む平面に位置しなければならないこ
とが判っている。同じく、この該ベント通路への該入口
は第5,6図に示す如くフレア口部82及びフード84を有す
るピトー管として形成することが望ましいと判ってい
る。更に、入口通路86の軸線は、ボア40内の及びベンチ
ュリ42を通過する空気流速度がチョーク弁44を完全開に
した機関作動状態にて最大値となるような前記ベンチュ
リ面にある帯域に望ましくは位置すべきである。
かくて、第5図からよく判るように、気化器20にチョ
ーク軸28と協働するチョーク弁板44を設ける場合、開口
部86は全体として軸28とノズル70との間に設けるベンチ
ュリ42の一部と軸28の下縁によって画定される弦状領域
の中心に位置する。同様に軸28の他方の側に正反対に位
置する該平面上の弦状領域はピトー管突出部80を位置決
めするために選択可能であるが、チョーク板44用の取付
けスタッド102のヘッドはチョーク軸28の該側部へ僅か
に突出しているので、ノズル70により近い前記弦状領域
は本発明の特殊構造の好適例として選択される。気化器
20にチョーク軸28と協働するチョーク弁44を設けない場
合、空気流速度は閉塞されてないベンチュリの中心にて
最大であるからピトー管80の入口86の軸線はベンチュリ
42(及びボア40)の軸線と一致するようにしなければな
らない。ここに図示した動作実施例の場合、相互連結す
る通路86,88,90,92,96,98及び100の軸方向の全体の長さ
は0.336インチ(0.853センチ)で、該通路の直径はそれ
ぞれ約0.049インチ(0.124センチ)乃至約0.062インチ
(0.157センチ)で、ベンチュリ42の直径は0.546インチ
(1.387センチ)、軸28の直径は0.186インチ(0.472セ
ンチ)、通路86の軸線はベンチュリ42の表面上の最も近
い場所から0.095インチ(0.241センチ)であるのが望ま
しい。
ーク軸28と協働するチョーク弁板44を設ける場合、開口
部86は全体として軸28とノズル70との間に設けるベンチ
ュリ42の一部と軸28の下縁によって画定される弦状領域
の中心に位置する。同様に軸28の他方の側に正反対に位
置する該平面上の弦状領域はピトー管突出部80を位置決
めするために選択可能であるが、チョーク板44用の取付
けスタッド102のヘッドはチョーク軸28の該側部へ僅か
に突出しているので、ノズル70により近い前記弦状領域
は本発明の特殊構造の好適例として選択される。気化器
20にチョーク軸28と協働するチョーク弁44を設けない場
合、空気流速度は閉塞されてないベンチュリの中心にて
最大であるからピトー管80の入口86の軸線はベンチュリ
42(及びボア40)の軸線と一致するようにしなければな
らない。ここに図示した動作実施例の場合、相互連結す
る通路86,88,90,92,96,98及び100の軸方向の全体の長さ
は0.336インチ(0.853センチ)で、該通路の直径はそれ
ぞれ約0.049インチ(0.124センチ)乃至約0.062インチ
(0.157センチ)で、ベンチュリ42の直径は0.546インチ
(1.387センチ)、軸28の直径は0.186インチ(0.472セ
ンチ)、通路86の軸線はベンチュリ42の表面上の最も近
い場所から0.095インチ(0.241センチ)であるのが望ま
しい。
気化器20にはチョーク弁44を設け、ピトー管80は弁44
のすぐ下流に位置するので、本発明の別の特徴によれ
ば、チョーク弁を閉鎖しはじめる時、すなわち第5図の
完全開口位置からチョーク軸28を最初に5°回転させた
後で、ベント通路82−100の効果の「締切」を逃がすた
めに分岐通路装置を設ける。この「締切」分岐通路は、
軸28(第4図)に形成するスロット又はフラット104を
包合し、これの一端は気化器のボア40に連続して開口
し、軸28の軸方向に延長して軸28の回転に応答して本体
22に形成した通路106と選択式に整合するのに充分な距
離だけボア40から本体22内へ延長する。チョーク軸28を
受けるボア108と通路106との交点は、チョーク弁44が完
全開口位置にある時にはスロット104と整合せず、完全
開口位置から閉鎖位置まで軸28が最初の5°回転した後
ではスロット104と整合しはじめるように位置決めされ
る。
のすぐ下流に位置するので、本発明の別の特徴によれ
ば、チョーク弁を閉鎖しはじめる時、すなわち第5図の
完全開口位置からチョーク軸28を最初に5°回転させた
後で、ベント通路82−100の効果の「締切」を逃がすた
めに分岐通路装置を設ける。この「締切」分岐通路は、
軸28(第4図)に形成するスロット又はフラット104を
包合し、これの一端は気化器のボア40に連続して開口
し、軸28の軸方向に延長して軸28の回転に応答して本体
22に形成した通路106と選択式に整合するのに充分な距
離だけボア40から本体22内へ延長する。チョーク軸28を
受けるボア108と通路106との交点は、チョーク弁44が完
全開口位置にある時にはスロット104と整合せず、完全
開口位置から閉鎖位置まで軸28が最初の5°回転した後
ではスロット104と整合しはじめるように位置決めされ
る。
通路106は本体22の底面94にて開口し(第4,7及び8
図)、ダイアフラム60と一体成形可能な密閉ガスケット
112(第4図及び11図)内及び底カバー26に形成したク
ロス通路110によって通路96と連結する。カバー26には
隆起リブ114(第10図)を設けてガスケット112をカバー
組立体26の上面116に押圧する時に該クロス通路110の密
閉を補助するようにする。更に、クロス通路110を密閉
連結するためにリブ114と協働するようにガスケット112
内に凹み又はリセス付たな部118を設けてもよい。同様
に、チョーク軸28内のスロット104は、チョーク軸28が
閉状態にある時にボア40内の空気流に対して上流に面す
ることに留意されたい。
図)、ダイアフラム60と一体成形可能な密閉ガスケット
112(第4図及び11図)内及び底カバー26に形成したク
ロス通路110によって通路96と連結する。カバー26には
隆起リブ114(第10図)を設けてガスケット112をカバー
組立体26の上面116に押圧する時に該クロス通路110の密
閉を補助するようにする。更に、クロス通路110を密閉
連結するためにリブ114と協働するようにガスケット112
内に凹み又はリセス付たな部118を設けてもよい。同様
に、チョーク軸28内のスロット104は、チョーク軸28が
閉状態にある時にボア40内の空気流に対して上流に面す
ることに留意されたい。
本発明の装置及び方法は、以下に説明する気化器20の
操作により明らかとなる。機関起動時においてチョーク
弁板44が軸28によって完全閉位置から回転してチョーク
板下流のボア40内が高真空になることによってノズル70
を介して適切な起動燃料流量率になると、分岐通路104
−110は完全開となり、従ってベント通路82−100は閉鎖
チョーク板(通常は図示しない気化器のエアフィルタの
すぐ後方)の上流の大気圧と連通する。従ってベント通
路82−100の圧力波伝達能力は実施不可能となり、ピト
ー管80付近のチョーク板のすぐ後方の高真空状態は分岐
通路104−100の分岐効果の故に乾側室62とは連通不能と
なる。
操作により明らかとなる。機関起動時においてチョーク
弁板44が軸28によって完全閉位置から回転してチョーク
板下流のボア40内が高真空になることによってノズル70
を介して適切な起動燃料流量率になると、分岐通路104
−110は完全開となり、従ってベント通路82−100は閉鎖
チョーク板(通常は図示しない気化器のエアフィルタの
すぐ後方)の上流の大気圧と連通する。従ってベント通
路82−100の圧力波伝達能力は実施不可能となり、ピト
ー管80付近のチョーク板のすぐ後方の高真空状態は分岐
通路104−100の分岐効果の故に乾側室62とは連通不能と
なる。
機関がそれ自体の力で走行しはじめ、チョーク44が開
位置の方へ回転すると、分岐通路104−110はボア108内
で軸28が相応して回転することによりスロット104と通
路106とが不整合であることによって徐々に閉鎖され
る。チョーク44が完全開となり機関がチョーキングの補
助なしに走行していると、分岐通路104−100は完全閉と
なり、従ってベント通路82−100は完全作動となり圧力
波効果を乾側室62に伝達する。
位置の方へ回転すると、分岐通路104−110はボア108内
で軸28が相応して回転することによりスロット104と通
路106とが不整合であることによって徐々に閉鎖され
る。チョーク44が完全開となり機関がチョーキングの補
助なしに走行していると、分岐通路104−100は完全閉と
なり、従ってベント通路82−100は完全作動となり圧力
波効果を乾側室62に伝達する。
チョーク44が開口した状態の起動中の機関において、
気化器のボア40の吸気流によって連通する移動圧力液が
マニホルド内に形成されるので、気化器を通る空気流は
安定しない。該波は機関の吸気弁(単数又は複数)又は
ポート(単数又は複数)の開閉によって形成され、その
音速走行及び作用は周知である。気化器のノズル70の出
口からの燃料に及ぼす該波の効果は長い間の問題点とな
っている。該波効果はベンチュリ42を通る空気流の速度
によって生じる通常真空に重なり合ってベンチュリ42内
に望ましからざる圧力変化の変調が生じる。かくて、従
来このことによりノズル70は空気流によって生じる真空
に応じた適切な構造における場合と異なるように燃料を
送り出す。
気化器のボア40の吸気流によって連通する移動圧力液が
マニホルド内に形成されるので、気化器を通る空気流は
安定しない。該波は機関の吸気弁(単数又は複数)又は
ポート(単数又は複数)の開閉によって形成され、その
音速走行及び作用は周知である。気化器のノズル70の出
口からの燃料に及ぼす該波の効果は長い間の問題点とな
っている。該波効果はベンチュリ42を通る空気流の速度
によって生じる通常真空に重なり合ってベンチュリ42内
に望ましからざる圧力変化の変調が生じる。かくて、従
来このことによりノズル70は空気流によって生じる真空
に応じた適切な構造における場合と異なるように燃料を
送り出す。
かかる移動圧力波が存在しない場合、ベンチュリ42内
のノズル70の出口から少し距離を置いて位置する弁36
(第5図)によって通路72に形成される主要制御制限部
を越える静圧降下ΔPが、空気流の速度の2乗と濃度と
に比例する時、すなわちΔP=ρV2/2の式が成立する時
気化器は正常に機能することを理解されたい。しかしな
がら、空気同調圧力波が気化器20内に存在するとそれが
圧力降下ΔPに重なって燃料計測に悪影響を与えるベン
ト通路82−100はつぎのようにして同調圧力波を気化室
の乾側室62に伝えるように動作可能であることが判って
いる。すなわち、圧力波をダイアフラム60の両側に印加
することによって、ノルズ70を介して気化器の湿側室56
に通じる圧力波の悪影響を逆に直すか叉は無くして、そ
れによって特別な気化器及び機関に適合すべく考案され
た所定の設計パラメータによって設定された所望の静圧
降下ΔPのみを残すようにする。
のノズル70の出口から少し距離を置いて位置する弁36
(第5図)によって通路72に形成される主要制御制限部
を越える静圧降下ΔPが、空気流の速度の2乗と濃度と
に比例する時、すなわちΔP=ρV2/2の式が成立する時
気化器は正常に機能することを理解されたい。しかしな
がら、空気同調圧力波が気化器20内に存在するとそれが
圧力降下ΔPに重なって燃料計測に悪影響を与えるベン
ト通路82−100はつぎのようにして同調圧力波を気化室
の乾側室62に伝えるように動作可能であることが判って
いる。すなわち、圧力波をダイアフラム60の両側に印加
することによって、ノルズ70を介して気化器の湿側室56
に通じる圧力波の悪影響を逆に直すか叉は無くして、そ
れによって特別な気化器及び機関に適合すべく考案され
た所定の設計パラメータによって設定された所望の静圧
降下ΔPのみを残すようにする。
前述の如く、これを実施するためには、ノズル70と同
一平面にあってチョーク弁44が開の時に空気流の速度が
最大である帯域に位置することが望ましいベンチュリ42
の平面にベント通路82−100のベンチュリ連通開口部82
を配置するのが重要であることが判っている。
一平面にあってチョーク弁44が開の時に空気流の速度が
最大である帯域に位置することが望ましいベンチュリ42
の平面にベント通路82−100のベンチュリ連通開口部82
を配置するのが重要であることが判っている。
作動原理はまだ完全には理解されていないが、前記関
係により、開口部82及びノズル70が同一時刻に同一圧力
波を確実に受けることが判っている。いずれにしろ、こ
の方向決定及び位置関係並びに突出部80のピトー管形状
は、同調波を改良又は無くするか、さもなければ気化器
に望ましい所定の燃料調量パラメータに及ぼすかかる同
調波の悪影響を少なくとも除去または実質的に減少させ
るためのベント通路82−100の能力を決定するのに重要
なことが判っている。
係により、開口部82及びノズル70が同一時刻に同一圧力
波を確実に受けることが判っている。いずれにしろ、こ
の方向決定及び位置関係並びに突出部80のピトー管形状
は、同調波を改良又は無くするか、さもなければ気化器
に望ましい所定の燃料調量パラメータに及ぼすかかる同
調波の悪影響を少なくとも除去または実質的に減少させ
るためのベント通路82−100の能力を決定するのに重要
なことが判っている。
幸いなことに、ベント通路82−100は第2の機能をも
果すことが判っている。すなわち気化器ボアへの入口の
上流に位置するエアフィルタが汚粒子でつまった時に燃
料空気混合体があふれないようにする機能である。かく
て本発明のベント通路82−100はBrown氏の米国特許第3,
174,732号に記載されているようなフルインサイドベル
トの利点をも有するが、該特許のものよりも更に改良さ
れているのでエアフィルタの詰まりにもかかわらず所定
の空気/燃料比を維持可能なことが判っている。
果すことが判っている。すなわち気化器ボアへの入口の
上流に位置するエアフィルタが汚粒子でつまった時に燃
料空気混合体があふれないようにする機能である。かく
て本発明のベント通路82−100はBrown氏の米国特許第3,
174,732号に記載されているようなフルインサイドベル
トの利点をも有するが、該特許のものよりも更に改良さ
れているのでエアフィルタの詰まりにもかかわらず所定
の空気/燃料比を維持可能なことが判っている。
又本発明の装置は、機関の吸気パルスと同調波パルス
との間の移相から生じる望ましからざる気化器の性能特
性を減少又は除去することが判っており、本発明装置に
よらなけば機関速度が変化することになる。
との間の移相から生じる望ましからざる気化器の性能特
性を減少又は除去することが判っており、本発明装置に
よらなけば機関速度が変化することになる。
同様に本発明の原理はフロート室気化器に適用可能な
ことが理解されるべきである。かかる気化器の場合、フ
ロート室内の燃料の表面はダイアフラム60に相当するよ
うに処理され、本発明によるベント通路装置は前述のダ
イアフラム気化器20に関して記載したものと同様な方法
で作動する。
ことが理解されるべきである。かかる気化器の場合、フ
ロート室内の燃料の表面はダイアフラム60に相当するよ
うに処理され、本発明によるベント通路装置は前述のダ
イアフラム気化器20に関して記載したものと同様な方法
で作動する。
必要に応じてベンチュリ42の平面の僅か前方又は後方
(空気流に対して上流又は下流)に入口部82を配置する
ようにピトー管80の位置を僅かに変えることによって所
与の圧力波がノズル70に衝突し、入口部82における該波
の衝突を方向づけるか又は弱める。かくて前述のことか
ら当業者には理解されることであるが、経済的動力領域
では、燃料混合体を少しにしてパワーアップ動力領域で
は燃料混合体を多くするようなダイアフラム60の燃料調
量効果に対する経験により得られた所定の寸法関係に従
った移相を形成可能である。
(空気流に対して上流又は下流)に入口部82を配置する
ようにピトー管80の位置を僅かに変えることによって所
与の圧力波がノズル70に衝突し、入口部82における該波
の衝突を方向づけるか又は弱める。かくて前述のことか
ら当業者には理解されることであるが、経済的動力領域
では、燃料混合体を少しにしてパワーアップ動力領域で
は燃料混合体を多くするようなダイアフラム60の燃料調
量効果に対する経験により得られた所定の寸法関係に従
った移相を形成可能である。
かくて、前述のことから判るように、ここに図示し説
明してきた内燃機関用燃料調量システム、方法及び装置
の好適実施例は前記本発明の目的を充分に達成するもの
である。しかしながら、当業者には明らかなように、前
述のことから本発明の種々の変形も可能である。
明してきた内燃機関用燃料調量システム、方法及び装置
の好適実施例は前記本発明の目的を充分に達成するもの
である。しかしながら、当業者には明らかなように、前
述のことから本発明の種々の変形も可能である。
例えば、乾側室62を制御方法で大気に通じさせること
によって本発明のベント通路82−100の効果を改変可能
である。第2,3及び10図に示すように、底カバー組立体2
6には、フィルタ媒体132を含む縦穴部130を設けてもよ
いし、フィルタ媒体132を大気に連通させるように縦穴
部130の底部に環状列を成すスロット134を設けてもよ
い。カバー136を縦穴部130に着座させ、フィルタ媒体13
2を押し下げてカバー136の下側からそれを隔設保持させ
るように該カバーに隔設リブ137を設ける。カバー136に
は限定オリフィス138を設けてフィルタ媒体132の上方の
ヘッドスペースと連通させる。オリフィス138を拡大し
て(一定の縮尺ではない)示したが、実験により決定し
た気化器20の実施例においては直径が0.025インチ(0.0
64センチ)であるのが望ましい。かくて「乾」側室62の
大気侵出用制限オリフォス138を用いてベント通路82−1
00によって設けられる圧力波除去効果を調節することが
可能となり、これはある種の機関を用いた時や所与の用
途にて望ましいと思われる特殊な作動状態にある時に適
用するのが望ましい。
によって本発明のベント通路82−100の効果を改変可能
である。第2,3及び10図に示すように、底カバー組立体2
6には、フィルタ媒体132を含む縦穴部130を設けてもよ
いし、フィルタ媒体132を大気に連通させるように縦穴
部130の底部に環状列を成すスロット134を設けてもよ
い。カバー136を縦穴部130に着座させ、フィルタ媒体13
2を押し下げてカバー136の下側からそれを隔設保持させ
るように該カバーに隔設リブ137を設ける。カバー136に
は限定オリフィス138を設けてフィルタ媒体132の上方の
ヘッドスペースと連通させる。オリフィス138を拡大し
て(一定の縮尺ではない)示したが、実験により決定し
た気化器20の実施例においては直径が0.025インチ(0.0
64センチ)であるのが望ましい。かくて「乾」側室62の
大気侵出用制限オリフォス138を用いてベント通路82−1
00によって設けられる圧力波除去効果を調節することが
可能となり、これはある種の機関を用いた時や所与の用
途にて望ましいと思われる特殊な作動状態にある時に適
用するのが望ましい。
更に、本発明のベント通路システム82−100は、ベン
ト通路システムのベンチュリ端に設けるピトー管の構造
の故に、ボア40のベンチュリ42内の動的及び静的圧力状
態の両方の測定または検知が、前述Brown氏の特許第3,1
74,732号並びにPhillips氏の米国特許第3,065,957号、B
rown氏他による第3,181,843号及びYagi氏他による第4,4
94,504号に記載されているような基本的な静圧状態より
もむしろ優れていることが理解される(第19図及び第20
図)。
ト通路システムのベンチュリ端に設けるピトー管の構造
の故に、ボア40のベンチュリ42内の動的及び静的圧力状
態の両方の測定または検知が、前述Brown氏の特許第3,1
74,732号並びにPhillips氏の米国特許第3,065,957号、B
rown氏他による第3,181,843号及びYagi氏他による第4,4
94,504号に記載されているような基本的な静圧状態より
もむしろ優れていることが理解される(第19図及び第20
図)。
空気と液体では、そこにおける圧力波の移動時間が異
なるが、穏当な限界内にて、室側室56からノズル70まで
の液体通路の長さと、ベント通路82−100を介して乾側
室62からベンチュリ42までの空気通路の長さとの割合
は、気化器ボア内の吸込同調移動圧力波の悪影響をなく
する際にベント通路の操作に著しい影響を与えることな
く変化可能であることが判ってる。
なるが、穏当な限界内にて、室側室56からノズル70まで
の液体通路の長さと、ベント通路82−100を介して乾側
室62からベンチュリ42までの空気通路の長さとの割合
は、気化器ボア内の吸込同調移動圧力波の悪影響をなく
する際にベント通路の操作に著しい影響を与えることな
く変化可能であることが判ってる。
更に、ベント通路を介した乾側室62への感知圧力波の
連通は、協働するレバーリング装置64を介して燃料入口
弁58を制御するという主な機能を果す際にダイアフラム
に悪影響を及ぼすことなくダイアフラム60を介して湿室
56に効果的に伝達されることが判っている。
連通は、協働するレバーリング装置64を介して燃料入口
弁58を制御するという主な機能を果す際にダイアフラム
に悪影響を及ぼすことなくダイアフラム60を介して湿室
56に効果的に伝達されることが判っている。
前述の如く、第12図乃至第24図に示すように、本発明
の主要原理はフロート式気化器にも適用可能である。例
として図示するように、第12図乃至第24図に示すもの
は、Kohler C.V.12機関に使用するものとしてPart No.L
MKIという名で本発明の譲受人であるミシガン州、Coss
市のWalbro社で製造販売されている先行技術のフロート
式気化器20′であるが、本発明によるベント通路システ
ムを有するように変形され、前記ダイアフラム型気化器
20に関して説明したのと同じように作動する。簡潔にす
るために、又相応する構造及び機能の相対関係を理解し
やすくするために、第12図乃至第24図に示すフロート型
気化器20′の相応する構造及び機能を有する要素には気
化器20の番号と同じ番号をつけた。又第12図乃至第24図
から当業者が理解可能な構造に関しては同じ説明を繰り
返さない。
の主要原理はフロート式気化器にも適用可能である。例
として図示するように、第12図乃至第24図に示すもの
は、Kohler C.V.12機関に使用するものとしてPart No.L
MKIという名で本発明の譲受人であるミシガン州、Coss
市のWalbro社で製造販売されている先行技術のフロート
式気化器20′であるが、本発明によるベント通路システ
ムを有するように変形され、前記ダイアフラム型気化器
20に関して説明したのと同じように作動する。簡潔にす
るために、又相応する構造及び機能の相対関係を理解し
やすくするために、第12図乃至第24図に示すフロート型
気化器20′の相応する構造及び機能を有する要素には気
化器20の番号と同じ番号をつけた。又第12図乃至第24図
から当業者が理解可能な構造に関しては同じ説明を繰り
返さない。
第13,15及び16図からよく判るように、フロート気化
器20′には、固定高速噴射部36′縦穴部74′及び主要ノ
ズル70′の燃料調量機能に悪影響を及ぼすような同調圧
力波を通すベンチュリ42′の効果を変更又は除去するよ
うに働く本発明によるベント通路システムを設ける。こ
のベント通路によって、ベンチュリ42′内に特別に構成
した圧力感知ポートとフロート室63のヘッドスペース6
2′とを相互連結する。当業者には明らかなように、フ
ロート室63には、環状中空フロート60′の一部を沈めた
燃料だめ又は縦穴部の液体燃料を入れ、フロート部はレ
バー64′を介して作動し、燃料だめ表面のレベル変化に
応じて入口弁58′を制御する。
器20′には、固定高速噴射部36′縦穴部74′及び主要ノ
ズル70′の燃料調量機能に悪影響を及ぼすような同調圧
力波を通すベンチュリ42′の効果を変更又は除去するよ
うに働く本発明によるベント通路システムを設ける。こ
のベント通路によって、ベンチュリ42′内に特別に構成
した圧力感知ポートとフロート室63のヘッドスペース6
2′とを相互連結する。当業者には明らかなように、フ
ロート室63には、環状中空フロート60′の一部を沈めた
燃料だめ又は縦穴部の液体燃料を入れ、フロート部はレ
バー64′を介して作動し、燃料だめ表面のレベル変化に
応じて入口弁58′を制御する。
かくて、ダイアフラム型気化器20と同様に、ピトー管
80′はベンチュリ42から突出して機関の吸気によりボア
40′を通る空気流内に到るようにしてある。第12−24図
に図示した実施例のピトー管80′は気化器20として気化
器本体と一体成形してもよい。しかしながら第12−24図
に示す実施例の場合、ボア142の開口端がピトー管80′
の口部82′を形成するように内部に穿孔した盲ボア142
を有する円筒形真ちゅうプラグ140を含む別個の部分で
製造されている。管144の一端は、プラグ140に穿孔した
側開口部に挿入され、気化器の軸線に対して垂直に延長
し、プレスばめボール148によって他端が密閉されてい
る穿孔通路146にプレスばめされる。通路146は気化器2
0′に既に設けた大径の穿孔通路150と交差し、下方に延
長してより大きな直径のカウンタボア152(第13図)に
入り、必要ならば、従来通り154にて着座するウェルチ
プラグによって下端部を閉鎖してもよい。ウェルチプラ
グを使用する場合、ウェルチプラグを受けるようにした
側壁内のノッチ156により通路150とフロート室63のヘッ
ドスペース62′とが連通する。第16図から判るように、
大径通路158は気化器の軸線と平行に延長し、その口部1
60は、通常気化器の混合通路40′への入口の上流に設け
るエアフィルタ(図示せず)からちょうど下流の気化器
のチョーク端に隣接して位置する。通路158の下流端は
通路150と垂直に交差し、それと共に従来のようにフロ
ート室のヘッドスペース62′用の主要空気圧抜きシステ
ムを設ける。
80′はベンチュリ42から突出して機関の吸気によりボア
40′を通る空気流内に到るようにしてある。第12−24図
に図示した実施例のピトー管80′は気化器20として気化
器本体と一体成形してもよい。しかしながら第12−24図
に示す実施例の場合、ボア142の開口端がピトー管80′
の口部82′を形成するように内部に穿孔した盲ボア142
を有する円筒形真ちゅうプラグ140を含む別個の部分で
製造されている。管144の一端は、プラグ140に穿孔した
側開口部に挿入され、気化器の軸線に対して垂直に延長
し、プレスばめボール148によって他端が密閉されてい
る穿孔通路146にプレスばめされる。通路146は気化器2
0′に既に設けた大径の穿孔通路150と交差し、下方に延
長してより大きな直径のカウンタボア152(第13図)に
入り、必要ならば、従来通り154にて着座するウェルチ
プラグによって下端部を閉鎖してもよい。ウェルチプラ
グを使用する場合、ウェルチプラグを受けるようにした
側壁内のノッチ156により通路150とフロート室63のヘッ
ドスペース62′とが連通する。第16図から判るように、
大径通路158は気化器の軸線と平行に延長し、その口部1
60は、通常気化器の混合通路40′への入口の上流に設け
るエアフィルタ(図示せず)からちょうど下流の気化器
のチョーク端に隣接して位置する。通路158の下流端は
通路150と垂直に交差し、それと共に従来のようにフロ
ート室のヘッドスペース62′用の主要空気圧抜きシステ
ムを設ける。
ここに図示したように本発明の原理を受けて市販のフ
ロート型気化器20′を用いる場合、通路158はプラグ162
によって閉鎖され使用しない。しかしながら、本発明に
より独自に構成したフロート型気化器の場合、既に設け
てあった通路158及び150をなくして管144からヘッドス
ペース62′までの通路を簡単にすることができる。同様
に前述のように移相関係にて互い違いを望まない限り、
ピトー管80′の口部82′がベンチュリ42′の中間面とノ
ズル70′の中心線と同一平面上にあるように構成され
る。
ロート型気化器20′を用いる場合、通路158はプラグ162
によって閉鎖され使用しない。しかしながら、本発明に
より独自に構成したフロート型気化器の場合、既に設け
てあった通路158及び150をなくして管144からヘッドス
ペース62′までの通路を簡単にすることができる。同様
に前述のように移相関係にて互い違いを望まない限り、
ピトー管80′の口部82′がベンチュリ42′の中間面とノ
ズル70′の中心線と同一平面上にあるように構成され
る。
前述のことから、及び第13,15及び16図から明らかな
ように、ピトー管80′は気化器20のピトー管80と全く同
じように方位位置決めされる。ピトー管80′の入口ボア
142の口部82′は、ベンチュリ42′の少径部の平面の極
く僅か上流にあって主要ノズル70′との同一平面部から
僅かだけ上流にあり、この先行する気化器の構造の場合
に課せられる物理的制限を受ける。通路142は通路86と
同様にボア40′及びベンチュリ42′の主要軸線Aと平行
に延長する。気化器20′にはダイアフラム型気化器20と
同様にチョーク軸28′に取付けたチョーク板44′を設け
るので、ピトー管80′は軸線Aからベンチュリ42′の側
壁の方へ分岐し、軸線Aと協働するベンチュリ42′の側
壁との間のほぼ中間にある。しかしなら、第13図及び第
15図に示すように気化器を垂直方向に見た場合、ピトー
管80′は軸線Aと水平方向に整合するように中心決めす
る。いずれにしろ、ピトー管80′の入口部82′はチョー
ク板44′のすぐ下流の弦状領域にあり、この場所はチョ
ーク板44′とチョーク軸28′が存在して気化器ボア40′
及びベンチュリ42′を通る空気流に対してのそれらの閉
鎖効果を考慮すれば機関誘導空気流速度が該場所にて最
大になる。
ように、ピトー管80′は気化器20のピトー管80と全く同
じように方位位置決めされる。ピトー管80′の入口ボア
142の口部82′は、ベンチュリ42′の少径部の平面の極
く僅か上流にあって主要ノズル70′との同一平面部から
僅かだけ上流にあり、この先行する気化器の構造の場合
に課せられる物理的制限を受ける。通路142は通路86と
同様にボア40′及びベンチュリ42′の主要軸線Aと平行
に延長する。気化器20′にはダイアフラム型気化器20と
同様にチョーク軸28′に取付けたチョーク板44′を設け
るので、ピトー管80′は軸線Aからベンチュリ42′の側
壁の方へ分岐し、軸線Aと協働するベンチュリ42′の側
壁との間のほぼ中間にある。しかしなら、第13図及び第
15図に示すように気化器を垂直方向に見た場合、ピトー
管80′は軸線Aと水平方向に整合するように中心決めす
る。いずれにしろ、ピトー管80′の入口部82′はチョー
ク板44′のすぐ下流の弦状領域にあり、この場所はチョ
ーク板44′とチョーク軸28′が存在して気化器ボア40′
及びベンチュリ42′を通る空気流に対してのそれらの閉
鎖効果を考慮すれば機関誘導空気流速度が該場所にて最
大になる。
ダイアフラム型気化器20と同様にフロート型気化器2
0′にチョーク弁44′を設け、ピトー管80′はチョーク
弁44′のすぐ下流に位置し、チョーク弁の閉鎖を開始す
る時にベント通路142,144,150,156の効果を迂回して
「締切る」ように分岐通路システムを設ける。この「締
切り」分岐通路は第19−21図及び第24図から明らかなよ
うに穿孔通路170を有し、この通路は気化器20′の正面
から軸線Aと平行に延長し、チョーク板44′上方のチョ
ーク軸28′を受けるボア29(第24図)と正反対に交差す
る。該通路170の内端部は通路150の上端部と交差する有
角穿孔通路172との交差点にて終結する。通路170の外端
部はプレスばめボール17によって閉鎖され、同様に通路
172の外端部はプレスばめボール176によって密閉され
る。気化器ボア40′内に開口する別の有角穿孔通路178
をチョーク板44′の上流でそれの上縁部付近に設ける。
通路178は通路170と交差し、ここで両通路はチョーク軸
ボア29と出合う。チョーク軸28′にはチョーク軸の回転
に応じて両端部が通路170及び178と整合したり外れたり
して回転するように軸28′の正反対に延長する穿孔クロ
ス通路180を設ける。
0′にチョーク弁44′を設け、ピトー管80′はチョーク
弁44′のすぐ下流に位置し、チョーク弁の閉鎖を開始す
る時にベント通路142,144,150,156の効果を迂回して
「締切る」ように分岐通路システムを設ける。この「締
切り」分岐通路は第19−21図及び第24図から明らかなよ
うに穿孔通路170を有し、この通路は気化器20′の正面
から軸線Aと平行に延長し、チョーク板44′上方のチョ
ーク軸28′を受けるボア29(第24図)と正反対に交差す
る。該通路170の内端部は通路150の上端部と交差する有
角穿孔通路172との交差点にて終結する。通路170の外端
部はプレスばめボール17によって閉鎖され、同様に通路
172の外端部はプレスばめボール176によって密閉され
る。気化器ボア40′内に開口する別の有角穿孔通路178
をチョーク板44′の上流でそれの上縁部付近に設ける。
通路178は通路170と交差し、ここで両通路はチョーク軸
ボア29と出合う。チョーク軸28′にはチョーク軸の回転
に応じて両端部が通路170及び178と整合したり外れたり
して回転するように軸28′の正反対に延長する穿孔クロ
ス通路180を設ける。
従って添附の第19図及び第20図と比較して判るよう
に、チョーク弁44′が完全閉位置(第19図)にある時、
通路150の上端スペースは通路172,170及び178を介して
閉鎖チョーク板の上流のボア40′と連通する。チョーク
板44′が軸28′によって完全閉位置から15°だけ回転す
ると、通路180を介しての連通は締切られる。チョーク
軸の回転が閉から15°以上回転し続けると(第19−21図
に示すように時計方向)第21図に示すチョーク板44′の
完全開位置までくると、通路180と通路170とが整合しな
いので通路178と通路150とは連通しなくなる。
に、チョーク弁44′が完全閉位置(第19図)にある時、
通路150の上端スペースは通路172,170及び178を介して
閉鎖チョーク板の上流のボア40′と連通する。チョーク
板44′が軸28′によって完全閉位置から15°だけ回転す
ると、通路180を介しての連通は締切られる。チョーク
軸の回転が閉から15°以上回転し続けると(第19−21図
に示すように時計方向)第21図に示すチョーク板44′の
完全開位置までくると、通路180と通路170とが整合しな
いので通路178と通路150とは連通しなくなる。
ダイアフラム気化器及びそれのチョーク分岐通路104
−110に関して前述したように、ベント通路142,144,146
の圧力波伝達能力は、第19図に示すようにチョーク弁が
閉鎖する時に無効となるので、ピトー管80′付近にてチ
ョーク板44′のすぐ後方の高真空状態は、分岐通路178,
180,170の分岐効果の故にフロート室63′の空気圧62′
と連通不能となる。機関がそれ自体の力で始動し、チョ
ーク44′が開位置の方へ回転すると、分岐通路180は軸2
8′が相応して回転することによって通路178及び170が
通路180と不整合となるので徐々に閉鎖される。チョー
ク44′が完全開になって機関がチョーキングなしに走行
すると、分岐通路178,180,170は完全閉となるので、ベ
ント通路142,144,146は充分に作動可能となってフロー
ト室63の空気室62′に圧力波効果を伝える。
−110に関して前述したように、ベント通路142,144,146
の圧力波伝達能力は、第19図に示すようにチョーク弁が
閉鎖する時に無効となるので、ピトー管80′付近にてチ
ョーク板44′のすぐ後方の高真空状態は、分岐通路178,
180,170の分岐効果の故にフロート室63′の空気圧62′
と連通不能となる。機関がそれ自体の力で始動し、チョ
ーク44′が開位置の方へ回転すると、分岐通路180は軸2
8′が相応して回転することによって通路178及び170が
通路180と不整合となるので徐々に閉鎖される。チョー
ク44′が完全開になって機関がチョーキングなしに走行
すると、分岐通路178,180,170は完全閉となるので、ベ
ント通路142,144,146は充分に作動可能となってフロー
ト室63の空気室62′に圧力波効果を伝える。
気化器20の場合のように、ベント通路142,144,140は
フロート室のヘッドスペース62′を制御によって大気と
連通させることによって気化器20′内にて変化又は調整
可能となる。このために、気化器20に関して前述したよ
うに通路150と大気とを連通させる気化器20′の本体に
オリフィス138のような制限オリフィス138′を設ける。
フロート室のヘッドスペース62′を制御によって大気と
連通させることによって気化器20′内にて変化又は調整
可能となる。このために、気化器20に関して前述したよ
うに通路150と大気とを連通させる気化器20′の本体に
オリフィス138のような制限オリフィス138′を設ける。
かくて、前述のことから明らかであるが、ダイアフラ
ム型気化器に関して詳述したように本発明の原理はダイ
アフラム気化器20に関して説明したものと同じ方法、同
じ目的を保持しながら改変することによってフロート制
御式気化器20′にも容易に実施可能である。
ム型気化器に関して詳述したように本発明の原理はダイ
アフラム気化器20に関して説明したものと同じ方法、同
じ目的を保持しながら改変することによってフロート制
御式気化器20′にも容易に実施可能である。
前述のことから本発明は図示及び説明してきた好適実
施例のみに限定されるものではなく、添附の請求の範囲
及び適用可能な先行技術の範囲を逸脱することなく各種
別型が可能である。
施例のみに限定されるものではなく、添附の請求の範囲
及び適用可能な先行技術の範囲を逸脱することなく各種
別型が可能である。
第1図は本発明の第1実施例の改変型燃料調量システム
を備えるチェーンソー機関用として設計した小型でコン
パクトなダイアフラム型気化器の側面図で、該気化器を
通る機関の吸込空気流の目的方向を矢印A/Fで示すも
の、 第2図は第1図の線2−2における横断面図、 第3図は第1図の気化器を第1図の位置から90°回転さ
せた底面図、 第4図は第3図の線4−4における断面図で第1,2及び
5図に対する反転図、 第5図は混合通路のチョーク端を見たもので、詳細に判
るように一部に破断面図を有する立面図、 第6図は第5図の線6−6における部分横断面図、 第7図は底板を取外して気化器本体底部を示すようにし
た第5図の線7−7における図、 第8図は第7図の線8−8における部分断面図、 第9図はそれ自体を図示した気化器の底カバー組立体を
示す部分底面図、 第10図は第9図の線10−10における部分断面図、 第11図は第10図の線11−11における底部カバー組立体の
密閉ガスケットの一部を示す部分頂面図、 第12図は本発明の第2実施例の改良型燃料調量システム
を備える12馬力の芝及び庭刈り器用として設計した小型
でコンパクトなフロート型気化器の側面図で気化器を通
る機関の吸込空気流の目的方向を矢印A/Fで示したも
の、 第13図は第12図の線13−13における横断面図を2倍に拡
大したもの、 第14図は第12図の線14−14における横断面図を2倍に拡
大したもの、 第15図は混合通路のチョーク端をのぞき込んだ第12図の
気化器の端面図、 第16図は第15図の線16−16における横断面図を2倍に拡
大したもの、 第17図は第12図の側部を見るようにした第12図の気化器
の側面図、 第18図は混合通路の絞り端をのぞき込むようにした第12
図の気化器の端面図、 第19,20及び21図は第17図の線19−19における部分横断
面図を4倍に拡大したもので、それぞれチョークが完全
閉位置にある時(第19図)、チョークが完全閉鎖位置か
ら15°手前に位置決めされた時(第20図)、及びチョー
クが完全開位置にある時(第21図)のチョーク板、チョ
ーク軸、及び変更した分岐又はバイパス通路の配置をそ
れぞれ示したもの、 第22図は第17図の図から気化器の軸線を中心に90°回転
させた第12図の気化器の頂面図、 第23図は第22図の線23−23における横断面図を2倍に拡
大したもの、そして 第24図は第22図の線24−24における横断面図を2倍にし
たものである。 20……気化器、22……本体、28……チョーク軸、30……
スロットル軸、36,38,58……ニードル弁、42……ベンチ
ュリ、44……チョーク板、52……フィルタスクリーン、
56……燃料調量室、60……ダイアフラム、63……フロー
ト室、64……レバー、72……ノズル、80……ピトー管、
82−100……ベント通路、104−110……分岐通路、140…
…プラグ。
を備えるチェーンソー機関用として設計した小型でコン
パクトなダイアフラム型気化器の側面図で、該気化器を
通る機関の吸込空気流の目的方向を矢印A/Fで示すも
の、 第2図は第1図の線2−2における横断面図、 第3図は第1図の気化器を第1図の位置から90°回転さ
せた底面図、 第4図は第3図の線4−4における断面図で第1,2及び
5図に対する反転図、 第5図は混合通路のチョーク端を見たもので、詳細に判
るように一部に破断面図を有する立面図、 第6図は第5図の線6−6における部分横断面図、 第7図は底板を取外して気化器本体底部を示すようにし
た第5図の線7−7における図、 第8図は第7図の線8−8における部分断面図、 第9図はそれ自体を図示した気化器の底カバー組立体を
示す部分底面図、 第10図は第9図の線10−10における部分断面図、 第11図は第10図の線11−11における底部カバー組立体の
密閉ガスケットの一部を示す部分頂面図、 第12図は本発明の第2実施例の改良型燃料調量システム
を備える12馬力の芝及び庭刈り器用として設計した小型
でコンパクトなフロート型気化器の側面図で気化器を通
る機関の吸込空気流の目的方向を矢印A/Fで示したも
の、 第13図は第12図の線13−13における横断面図を2倍に拡
大したもの、 第14図は第12図の線14−14における横断面図を2倍に拡
大したもの、 第15図は混合通路のチョーク端をのぞき込んだ第12図の
気化器の端面図、 第16図は第15図の線16−16における横断面図を2倍に拡
大したもの、 第17図は第12図の側部を見るようにした第12図の気化器
の側面図、 第18図は混合通路の絞り端をのぞき込むようにした第12
図の気化器の端面図、 第19,20及び21図は第17図の線19−19における部分横断
面図を4倍に拡大したもので、それぞれチョークが完全
閉位置にある時(第19図)、チョークが完全閉鎖位置か
ら15°手前に位置決めされた時(第20図)、及びチョー
クが完全開位置にある時(第21図)のチョーク板、チョ
ーク軸、及び変更した分岐又はバイパス通路の配置をそ
れぞれ示したもの、 第22図は第17図の図から気化器の軸線を中心に90°回転
させた第12図の気化器の頂面図、 第23図は第22図の線23−23における横断面図を2倍に拡
大したもの、そして 第24図は第22図の線24−24における横断面図を2倍にし
たものである。 20……気化器、22……本体、28……チョーク軸、30……
スロットル軸、36,38,58……ニードル弁、42……ベンチ
ュリ、44……チョーク板、52……フィルタスクリーン、
56……燃料調量室、60……ダイアフラム、63……フロー
ト室、64……レバー、72……ノズル、80……ピトー管、
82−100……ベント通路、104−110……分岐通路、140…
…プラグ。
Claims (10)
- 【請求項1】気化器本体と、 入口、出口、および入口、出口間のベンチュリを備え
た、該気化器本体を貫通する空気燃料混合路と、 前記気化器本体によって担持された液体燃料室と、 該液体燃料室に至る燃料入口通路と、 該燃料入口通路と連通し、前記液体燃料室への液体燃料
の放出を制御するための入口弁と、 前記液体燃料室と連通し、前記入口弁を動作させるため
のダイアフラムまたはフロートと、 前記ダイアフラムまたは前記液体燃料室と連通する閉じ
た空気室と、 前記ベンチュリ内にあり、前記空気燃料混合路に開口し
前記液体燃料室の液体燃料と連絡して、その液体燃料を
前記空気燃料混合路に排出して、前記ベンチュリの静圧
を前記液体燃料室の液体燃料に印加する主燃料ノズル
と、 前記ベンチュリ内にあり、前記ベンチュリの側壁から離
隔し、直上流にて開口する入口付きのピトー管にして、
その入口は、その軸は前記液体燃料混合路の軸にほぼ平
行で、前記閉じた空気室と連絡し、前記ベンチュリの全
圧を前記空気室およびそれと連絡した液体燃料またはダ
イアフラムに印加する前記ピトー管を備え、 それによって気化器の前記空気燃料混合路におけるエン
ジン吸気圧力波の気化器の動作に対する悪影響を減少す
るようにしたことを特徴とする気化器。 - 【請求項2】前記入口弁はダイアフラムによって動作さ
れることを特徴とする請求項1に記載の気化器。 - 【請求項3】前記入り口弁はフロートによって動作され
ることを特徴とする請求項1に記載の気化器。 - 【請求項4】さらに、 前記混合路にあり、開いた絞り位置と閉じた絞り位置に
移動可能な絞り弁と、前記ピトー管と連絡し、前記絞り
弁の移動に応答して、前記絞り弁がその開位置にあると
き全圧を前記閉じた空気室に伝達し、その閉位置にある
ときその全圧の前記閉じた空気室への伝達を防止する制
御弁を備えたことを特徴とする請求項1に記載の気化
器。 - 【請求項5】さらに、 前記閉じた空気室と連絡し、その閉じた空気室に空気を
吐出して燃料室の液体燃料に対する全圧の影響を調整す
る空気吐出路を備えたことを特徴とする請求項4に記載
の気化器。 - 【請求項6】さらに、 前記閉じた空気室と連絡し、その閉じた空気室に空気を
吐出して燃料室の液体燃料に対する全圧の影響を調整す
る空気吐出路を備えたことを特徴とする請求項1に記載
の気化器。 - 【請求項7】前記主ノズルの前記ベンチュリへの開口お
よび前記ピトー管の入口は両方とも前記空気燃料混合路
の軸に実質的に垂直な共通面内に配置されていることを
特徴とする請求項1〜6に記載の気化器。 - 【請求項8】前記主ノズルの前記ベンチュリへの開口お
よび前記ピトー管の入口は前記空気燃料混合路の軸に関
してお互いにずれており、それによって前記液体燃料室
の燃料に働く全圧と静圧の所定の移相を生成することを
特徴とする請求項1〜6に記載の気化器。 - 【請求項9】シリンダおよびそのシリンダ内で往復可能
なピストンを有する内燃エンジンを組み合わされ、その
エンジンが動作しているとき、気化器の前記液体燃料混
合路が該エンジンと間欠的に連絡して燃料と空気の混合
気が前記シリンダ内の燃焼のためにエンジンに送られる
ことを特徴とする請求項1〜8に記載の気化器。 - 【請求項10】シリンダおよびそのシリンダ内で往復可
能なピストンを有する2行程内燃エンジンを組み合わさ
れ、そのエンジンが動作しているとき、気化器の前記液
体燃料混合路が該エンジンと間欠的に連絡して燃料空気
の混合気を前記シリンダ内の燃焼のためにエンジンに送
られることを特徴とする請求項1〜8に記載の気化器。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US42667289A | 1989-10-26 | 1989-10-26 | |
US594021 | 1990-10-09 | ||
US07/594,021 US5133905A (en) | 1989-10-26 | 1990-10-09 | Fuel metering method and apparatus |
US426672 | 1999-10-25 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03151557A JPH03151557A (ja) | 1991-06-27 |
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Family
ID=27027140
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2287373A Expired - Fee Related JP2549199B2 (ja) | 1989-10-26 | 1990-10-26 | 内燃機関用気化器 |
Country Status (5)
Country | Link |
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EP (1) | EP0424821B1 (ja) |
JP (1) | JP2549199B2 (ja) |
CA (1) | CA2028577C (ja) |
DE (1) | DE69004779T2 (ja) |
IE (1) | IE64317B1 (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
SE453514B (sv) * | 1982-05-14 | 1988-02-08 | Gronowitz Jan Sim0N | Sett att bestemma deoxitymidinkinas-dtk-isoenzymnivaer i kroppsvetska eller cellprov och anvendningen av forfarandet for isoenzymtypning |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US1779803A (en) * | 1921-02-28 | 1930-10-28 | Drogo Aurelien | Carburetor for internal-combustion engines |
US2212258A (en) * | 1936-01-15 | 1940-08-20 | Beck Ludwig | Carburetor |
GB459095A (en) * | 1936-03-30 | 1937-01-01 | Bernard Granville | Improvements relating to carbureters for internal combustion engines |
US3174732A (en) * | 1962-09-28 | 1965-03-23 | Acf Ind Inc | Carburetor |
US4020859A (en) * | 1972-05-29 | 1977-05-03 | Regie Nationale Des Usines Renault | System for controlling pressure by acoustic means |
JPS6427459U (ja) * | 1987-08-11 | 1989-02-16 |
-
1990
- 1990-10-16 IE IE370990A patent/IE64317B1/en not_active IP Right Cessation
- 1990-10-19 EP EP90120109A patent/EP0424821B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1990-10-19 DE DE90120109T patent/DE69004779T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1990-10-25 CA CA002028577A patent/CA2028577C/en not_active Expired - Fee Related
- 1990-10-26 JP JP2287373A patent/JP2549199B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CA2028577A1 (en) | 1991-04-27 |
CA2028577C (en) | 1997-12-30 |
DE69004779D1 (de) | 1994-01-05 |
JPH03151557A (ja) | 1991-06-27 |
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